JPH0781086B2 - 水溶性トリフエンジオキサジン−化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法 - Google Patents
水溶性トリフエンジオキサジン−化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法Info
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- JPH0781086B2 JPH0781086B2 JP61218254A JP21825486A JPH0781086B2 JP H0781086 B2 JPH0781086 B2 JP H0781086B2 JP 61218254 A JP61218254 A JP 61218254A JP 21825486 A JP21825486 A JP 21825486A JP H0781086 B2 JPH0781086 B2 JP H0781086B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D498/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D498/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D498/04—Ortho-condensed systems
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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- C09B62/44—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
- C09B62/503—Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group
- C09B62/5033—Dioxazine dyes
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は繊維反応性染料の分野にある。
欧州特許出願公開第0141996号A公報から既に対称的に
合成された繊維反応性トリフエンジンオキサジン−染料
が公知であるが、併しこれらはなお改善の必要な性質を
有する。
合成された繊維反応性トリフエンジンオキサジン−染料
が公知であるが、併しこれらはなお改善の必要な性質を
有する。
本発明者は、価値の高い繊維反応性染料特性を有する、
一般式(1) に相当する新規な水溶性トリフエンジオキサジン−化合
物を見出した。
一般式(1) に相当する新規な水溶性トリフエンジオキサジン−化合
物を見出した。
この一般式(1)に於て各記号は次の意味を有する: Tは1乃至6個のC−原子殊に1乃至4個のC−原子を
有する場合により置換されたアルキル基(アルアルキル
を包含する)であり―下記基Yの残基を除いて―、その
際アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−及び−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により中断さ
れていることができるか又は場合により置換されたアリ
ール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中 R′は置換されていることができる1乃至6個殊に1乃
至4個のC−原子を有するアルキル基例えば特にメチル
−又はエチル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5−C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5−C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
に於ける脂肪族残基は−O−、−S−、−SO2−、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−及びN(RO)−(式中RO
はR′の意味を有するか又は2乃至5個のC−原子を有
するアルカノイル基例えばアセチル基である)なる群か
ら選択されるヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により
中断されていることができ、そして/又はその際脂肪族
及びアリール残基はこの様なヘテロ基相互により結合し
ていることができ、 W1はWに就て記載した意味を有し、Wと同一であるか又
はWとは異なつており、 Rは水素原子又は1乃至6個のC−原子殊に1乃至4個
のC−原子を有するアルキル例えばこのうち特にメチル
及びエチル、1乃至5個のC−原子殊に1乃至4個のC
−原子を有するアルコキシ例えばこのうち特にメトキシ
及びエチキシ、ハロゲン例えば弗素及び臭素及び特に塩
素、カルボキシ又はスルホであり、X1は水素原子又はハ
ロゲン原子例えば弗素及び特に塩素−又は臭素原子、5
乃至8個のC−原子を有するシクロアルキル基例えばシ
クロヘキシル基、アルアルキルオキシ基、1乃至4個の
C−原子を有するアルコキシ基例えばメトキシ基、アリ
ールオキシ基、1乃至4個のC−原子を有するアルキル
基例えばメチル基、アリール基、アルアルキル基、シア
ノ基、カルボキシ基、2乃至5個のC−原子を有するカ
ルボアルコキシ基例えばカルボメトキシ基又はカルボメ
トキシ基、アリールアミノ基、カルバモイル基、N−ア
ルキル−カルバモイル基、又はN,N−ジアルキル−カル
バモイル−基―夫々1乃至4個のC−原子を有するアル
キル残基を有する―、N−アリール−カルバモイル基、
2乃至5個のC−原子を有するアルカノイルアミノ基例
えばアセチルアミノ基又はアロイルアミノ基例えばベン
ゾイルアミノ基であり、その際これら上記置換分に於け
るアリール残基は殊にフエニル残基であり、該残基はな
おハロゲン例えば塩素、ニトロ、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアル
コキシ、カルボキシ及びスルホなる群からなる1又は2
個の置換分により置換れていることができそしてその際
X1は殊に水素原子、2乃至5個のC−原子を有するアル
カノイルアミノ基、置換されていることができるフエノ
キシ基、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ基、
1乃至4個のC−原子を有するアルキル基及び殊に塩素
原子又は臭素原子であり、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なつており、X1に就
て記載した意味を有し、 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト−位に於て結合しており、 nは1又は2の数であるが、併し殊に1であり、Yはビ
ニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ−位に
含有するエチル基であり、分子(1)は、その中にスル
ホ−及びスルフアト基のうちの少なくとも1個殊に少な
くとも2個を必然的に含有することができる。
有する場合により置換されたアルキル基(アルアルキル
を包含する)であり―下記基Yの残基を除いて―、その
際アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−及び−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により中断さ
れていることができるか又は場合により置換されたアリ
ール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中 R′は置換されていることができる1乃至6個殊に1乃
至4個のC−原子を有するアルキル基例えば特にメチル
−又はエチル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5−C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5−C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
に於ける脂肪族残基は−O−、−S−、−SO2−、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−及びN(RO)−(式中RO
はR′の意味を有するか又は2乃至5個のC−原子を有
するアルカノイル基例えばアセチル基である)なる群か
ら選択されるヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により
中断されていることができ、そして/又はその際脂肪族
及びアリール残基はこの様なヘテロ基相互により結合し
ていることができ、 W1はWに就て記載した意味を有し、Wと同一であるか又
はWとは異なつており、 Rは水素原子又は1乃至6個のC−原子殊に1乃至4個
のC−原子を有するアルキル例えばこのうち特にメチル
及びエチル、1乃至5個のC−原子殊に1乃至4個のC
−原子を有するアルコキシ例えばこのうち特にメトキシ
及びエチキシ、ハロゲン例えば弗素及び臭素及び特に塩
素、カルボキシ又はスルホであり、X1は水素原子又はハ
ロゲン原子例えば弗素及び特に塩素−又は臭素原子、5
乃至8個のC−原子を有するシクロアルキル基例えばシ
クロヘキシル基、アルアルキルオキシ基、1乃至4個の
C−原子を有するアルコキシ基例えばメトキシ基、アリ
ールオキシ基、1乃至4個のC−原子を有するアルキル
基例えばメチル基、アリール基、アルアルキル基、シア
ノ基、カルボキシ基、2乃至5個のC−原子を有するカ
ルボアルコキシ基例えばカルボメトキシ基又はカルボメ
トキシ基、アリールアミノ基、カルバモイル基、N−ア
ルキル−カルバモイル基、又はN,N−ジアルキル−カル
バモイル−基―夫々1乃至4個のC−原子を有するアル
キル残基を有する―、N−アリール−カルバモイル基、
2乃至5個のC−原子を有するアルカノイルアミノ基例
えばアセチルアミノ基又はアロイルアミノ基例えばベン
ゾイルアミノ基であり、その際これら上記置換分に於け
るアリール残基は殊にフエニル残基であり、該残基はな
おハロゲン例えば塩素、ニトロ、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアル
コキシ、カルボキシ及びスルホなる群からなる1又は2
個の置換分により置換れていることができそしてその際
X1は殊に水素原子、2乃至5個のC−原子を有するアル
カノイルアミノ基、置換されていることができるフエノ
キシ基、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ基、
1乃至4個のC−原子を有するアルキル基及び殊に塩素
原子又は臭素原子であり、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なつており、X1に就
て記載した意味を有し、 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト−位に於て結合しており、 nは1又は2の数であるが、併し殊に1であり、Yはビ
ニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ−位に
含有するエチル基であり、分子(1)は、その中にスル
ホ−及びスルフアト基のうちの少なくとも1個殊に少な
くとも2個を必然的に含有することができる。
単独の又2回現われる式員は相互に同一又は相互に異な
る意味を有することができる。
る意味を有することができる。
W1に就て挙げた脂肪族又は芳香族残基と組み合わせたベ
ンゾトリアゾール残基は例えば一般式(2A) で示される残基、対応してWに就て挙げた脂肪族又は芳
香族残基と組み合わされたベンゾトリアゾール残基は、
例えば一般式(2B) で示される残基であり、これら上記式中WX及びW*は夫々
二価の、場合により置換された脂肪族、場合によりアル
キルにより置換された(C5−C10)−脂環式、場合によ
りアルキルにより置換された脂肪族−(C5−C8)−脂環
式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合により置
換された芳香族−炭素環状残基を意味し、その際W*又は
WXに於ける脂肪族残基は式−O−、−S−、−SO2−、
−CO−、1,4−ピペリジノ、−NH−及び−N(RO)−
(式中ROは上記の意味を有する。)なる群から選択され
るヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により中断されて
いることができ、そして/又はその際脂肪族及びアリー
ル残基はこの様なヘテロ基相互により結合していること
ができ そして 上記式中R*は夫々水素原子、1乃至4個のC−原子を有
するアルキル基例えばメチル−又はエチル基、1乃至4
個のC−原子を有するアルコキシ基例えばメトキシ−又
はエトキシ基、ハロゲン原子例えば塩素原子、カルボキ
シ−又はスルホ基を意味する。
ンゾトリアゾール残基は例えば一般式(2A) で示される残基、対応してWに就て挙げた脂肪族又は芳
香族残基と組み合わされたベンゾトリアゾール残基は、
例えば一般式(2B) で示される残基であり、これら上記式中WX及びW*は夫々
二価の、場合により置換された脂肪族、場合によりアル
キルにより置換された(C5−C10)−脂環式、場合によ
りアルキルにより置換された脂肪族−(C5−C8)−脂環
式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合により置
換された芳香族−炭素環状残基を意味し、その際W*又は
WXに於ける脂肪族残基は式−O−、−S−、−SO2−、
−CO−、1,4−ピペリジノ、−NH−及び−N(RO)−
(式中ROは上記の意味を有する。)なる群から選択され
るヘテロ基殊に1又は2個のヘテロ基により中断されて
いることができ、そして/又はその際脂肪族及びアリー
ル残基はこの様なヘテロ基相互により結合していること
ができ そして 上記式中R*は夫々水素原子、1乃至4個のC−原子を有
するアルキル基例えばメチル−又はエチル基、1乃至4
個のC−原子を有するアルコキシ基例えばメトキシ−又
はエトキシ基、ハロゲン原子例えば塩素原子、カルボキ
シ−又はスルホ基を意味する。
上記又は下記の基に於けるアリール残基は、特にフエニ
ル−及びナフチル残基であり、これらは例えば1乃至4
個のC−原子を有するアルキル例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ例えばメ
トキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば塩素及び臭素、ス
ルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイル、フ
エニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル、1乃
至4個のC−原子を有するアルキル残基を有するフエニ
ルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を有するシ
クロアルキルにより単置換又は二置換されたカルバモイ
ル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を
有するシクロアルキルにより単置換又は二置換されたス
ルフアモイル、トリフルオルメチル、ベンゾイルアミ
ノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を
有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミノ及び場合に
より単置換−又は二置換されたアミノ―その際その置換
分は場合により置換された脂肪族(芳香脂肪族を包含す
る)の場合により置換されたアリール−及び(C5−C8)
−シクロアルキル−残基である―なる群からなる置換分
により置換されていることができる。
ル−及びナフチル残基であり、これらは例えば1乃至4
個のC−原子を有するアルキル例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ例えばメ
トキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば塩素及び臭素、ス
ルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイル、フ
エニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル、1乃
至4個のC−原子を有するアルキル残基を有するフエニ
ルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を有するシ
クロアルキルにより単置換又は二置換されたカルバモイ
ル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を
有するシクロアルキルにより単置換又は二置換されたス
ルフアモイル、トリフルオルメチル、ベンゾイルアミ
ノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を
有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミノ及び場合に
より単置換−又は二置換されたアミノ―その際その置換
分は場合により置換された脂肪族(芳香脂肪族を包含す
る)の場合により置換されたアリール−及び(C5−C8)
−シクロアルキル−残基である―なる群からなる置換分
により置換されていることができる。
芳香脂肪族残基に於けるアリール残基は、特にフエニレ
ン−及びナフチレン残基であり、これらは例えば1乃至
4個のC−原子を有するアルキル例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ例えばメ
トキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば塩素及び臭素、ス
ルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイル、フ
エニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル、1乃
至4個のC−原子を有するアルキル残基を有するフエニ
ルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を有するシ
クロアルキルにより単置換又は二置換されたカルバモイ
ル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を
有するシクロアルキルにより単置換又は二置換されたス
ルフアモイル、トリフルオルメチル、ベンゾイルアミ
ノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を
有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミノ及び場合に
より単置換−又は二置換されたアミノ―その際その置換
分は場合により置換された脂肪族(芳香脂肪族を包含す
る)の場合により置換されたアリール−及び(C5−C8)
−シクロアルキル−残基である―なる群からなる置換分
により置換されていることができる。
ン−及びナフチレン残基であり、これらは例えば1乃至
4個のC−原子を有するアルキル例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ例えばメ
トキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば塩素及び臭素、ス
ルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイル、フ
エニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル、1乃
至4個のC−原子を有するアルキル残基を有するフエニ
ルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を有するシ
クロアルキルにより単置換又は二置換されたカルバモイ
ル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC−原子を
有するシクロアルキルにより単置換又は二置換されたス
ルフアモイル、トリフルオルメチル、ベンゾイルアミ
ノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を
有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミノ及び場合に
より単置換−又は二置換されたアミノ―その際その置換
分は場合により置換された脂肪族(芳香脂肪族を包含す
る)の場合により置換されたアリール−及び(C5−C8)
−シクロアルキル−残基である―なる群からなる置換分
により置換されていることができる。
芳香族−炭素環状残基は、例えばフエニレン−及びナフ
チレン−又はフエニル−及びナフチル残基であり、これ
らは例えば1乃至4個のC−原子を有するアルキル例え
ばメチル及びエチル、1乃至4個のC−原子を有するア
ルコキシ例えばメトキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば
塩素及び臭素、スルホ、カルボキシ、スルフアモイル、
カルバモイル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有す
るアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残
基を有するフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC
−原子を有するシクロアルキルにより単置換又は二置換
されたカルバモイル、フエニル、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアル
キル残基を有するフエニルアルキル及び/又は5乃至8
個のC−原子を有するシクロアルキルにより単置換又は
二置換されたスルフアモイル、トリフルオルメチル、ベ
ンゾイルアミノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個
のC−原子を有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミ
ノ及び場合により単置換−又は二置換されたアミノ―そ
の際その置換分は場合により置換された脂肪族(芳香脂
肪族を包含する)の場合により置換されたアリール−及
び(C5−C8)−シクロアルキル−残基である―なる群か
らなる置換分により置換されていることができる。
チレン−又はフエニル−及びナフチル残基であり、これ
らは例えば1乃至4個のC−原子を有するアルキル例え
ばメチル及びエチル、1乃至4個のC−原子を有するア
ルコキシ例えばメトキシ及びエトキシ、ハロゲン例えば
塩素及び臭素、スルホ、カルボキシ、スルフアモイル、
カルバモイル、フエニル、1乃至4個のC−原子を有す
るアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残
基を有するフエニルアルキル及び/又は5乃至8個のC
−原子を有するシクロアルキルにより単置換又は二置換
されたカルバモイル、フエニル、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアル
キル残基を有するフエニルアルキル及び/又は5乃至8
個のC−原子を有するシクロアルキルにより単置換又は
二置換されたスルフアモイル、トリフルオルメチル、ベ
ンゾイルアミノ、スルホベンゾイルアミノ、2乃至5個
のC−原子を有するアルカノイルアミノ、ニトロ、アミ
ノ及び場合により単置換−又は二置換されたアミノ―そ
の際その置換分は場合により置換された脂肪族(芳香脂
肪族を包含する)の場合により置換されたアリール−及
び(C5−C8)−シクロアルキル−残基である―なる群か
らなる置換分により置換されていることができる。
このうち特に1乃至4個のC−原子を有するアルキル、
1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ及びスルホ及
び/又は場合により単置換又は二置換されたアミノ基な
る群からなる置換分により置換されていることができる
様なフエニレン−又はフエニル残基が好ましい。
1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ及びスルホ及
び/又は場合により単置換又は二置換されたアミノ基な
る群からなる置換分により置換されていることができる
様なフエニレン−又はフエニル残基が好ましい。
脂肪族残基は、例えば置換されていることができる、夫
々1乃至6個のC−原子殊に1乃至4個のC−原子を有
するアルキル基又はアルキレン基である。置換されたア
ルキル−及びアルキレン基は、例えば塩素、1乃至4個
のC−原子を有するアルコキシ、ベンゾイルアミノ、ス
ルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を有する
アルカノイルアミノ、ヒドロキシ、スルフアト、ホスフ
アト、アセチルオキシ、スルホ、カルボキシ又は場合に
より置換されたアリールなる群からなる1又は2個の置
換分により置換されていることができる該基である。こ
のうち好ましい置換分はカルボキシ−及びスルホ基及び
スルフアト基である。
々1乃至6個のC−原子殊に1乃至4個のC−原子を有
するアルキル基又はアルキレン基である。置換されたア
ルキル−及びアルキレン基は、例えば塩素、1乃至4個
のC−原子を有するアルコキシ、ベンゾイルアミノ、ス
ルホベンゾイルアミノ、2乃至5個のC−原子を有する
アルカノイルアミノ、ヒドロキシ、スルフアト、ホスフ
アト、アセチルオキシ、スルホ、カルボキシ又は場合に
より置換されたアリールなる群からなる1又は2個の置
換分により置換されていることができる該基である。こ
のうち好ましい置換分はカルボキシ−及びスルホ基及び
スルフアト基である。
式員W及びW1及びW*又はWXは、例えば1乃至6個のC−
原子特に2乃至4個のC−原子を有するアルキレン基−
その際アルキレン鎖は1又は2個のヘテロ基〔これは殊
に−O−,−NH−及び−N(R′)−(式中R′は上記
の意味を有する)なる群から選択される〕により中断さ
れていることができる―又はアルキレン−フエニレン
−、フエニレン−アルキレン−、フエニレン−アルキレ
ン−フエニレン−又はアルキレン−フエニレン−アルキ
レン−残基―その際これら芳香脂肪族残基に於てアルキ
レン残基は1乃至6殊に1乃至4個のC−原子を有する
該残基でありそして場合により記載された置換分により
置換されそして/又は1又は2個の上記ヘテロ基により
中断されていることができそしてベンゼン核は夫々な
お、スルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイ
ル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ニトロ、塩
素、アミノ及び場合により置換された脂肪族及び/又は
場合により置換されたアリール残基により置換されたア
ミノよりなる置換分の群から選択される1又は2個の置
換分により置換されていることができ、その際アルキレ
ン基がヘテロ基により中断されている場合にはその中の
そのアルキレン分は殊に2又は3個のC−原子を有する
ものでありそしてその際脂肪族及びアリール残基はなお
酸素原子又は基−NH−介して結合していることができ
る。更に式W及びW1又はW*及びWXは、例えばフエニレン
残基特にメタ−又はパラ−フエニレン残基であり、該残
基はなおスルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバ
モイル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、
アミノ及び場合により置換された脂肪族及び/又は場合
により置換されたアリール残基により置換されたアミノ
なる群からなる1又は2個の置換分併し殊にスルホによ
り置換されていることができるか又は場合によりスルホ
により置換されたナフチレン残基である。
原子特に2乃至4個のC−原子を有するアルキレン基−
その際アルキレン鎖は1又は2個のヘテロ基〔これは殊
に−O−,−NH−及び−N(R′)−(式中R′は上記
の意味を有する)なる群から選択される〕により中断さ
れていることができる―又はアルキレン−フエニレン
−、フエニレン−アルキレン−、フエニレン−アルキレ
ン−フエニレン−又はアルキレン−フエニレン−アルキ
レン−残基―その際これら芳香脂肪族残基に於てアルキ
レン残基は1乃至6殊に1乃至4個のC−原子を有する
該残基でありそして場合により記載された置換分により
置換されそして/又は1又は2個の上記ヘテロ基により
中断されていることができそしてベンゼン核は夫々な
お、スルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバモイ
ル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ニトロ、塩
素、アミノ及び場合により置換された脂肪族及び/又は
場合により置換されたアリール残基により置換されたア
ミノよりなる置換分の群から選択される1又は2個の置
換分により置換されていることができ、その際アルキレ
ン基がヘテロ基により中断されている場合にはその中の
そのアルキレン分は殊に2又は3個のC−原子を有する
ものでありそしてその際脂肪族及びアリール残基はなお
酸素原子又は基−NH−介して結合していることができ
る。更に式W及びW1又はW*及びWXは、例えばフエニレン
残基特にメタ−又はパラ−フエニレン残基であり、該残
基はなおスルホ、カルボキシ、スルフアモイル、カルバ
モイル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、
アミノ及び場合により置換された脂肪族及び/又は場合
により置換されたアリール残基により置換されたアミノ
なる群からなる1又は2個の置換分併し殊にスルホによ
り置換されていることができるか又は場合によりスルホ
により置換されたナフチレン残基である。
殊にW又はW1、W*及びWXは、2乃至4個のC−原子を有
するアルキレン残基であり、該残基はスルホ、スルフア
ト、カルボキシ、フエニル及びスルホフエニルなる群か
らなる1又は2個の置換分殊に1個の置換分により置換
されていることができるか又はW又はW1はフエニレン残
基であり、該残基はスルホ、カルボキシ、メチル、メト
キシ、エトキシ及び塩素なる群からなる1又は2個の置
換分殊に1個の置換分により置換されていることができ
るか又はW又はW1、W*及びWXは殊にこれら残基からなる
アルキレンフエニレン−残基であり、その際これらは酸
素原子又は基−NH−を各して結合していることができ
る。
するアルキレン残基であり、該残基はスルホ、スルフア
ト、カルボキシ、フエニル及びスルホフエニルなる群か
らなる1又は2個の置換分殊に1個の置換分により置換
されていることができるか又はW又はW1はフエニレン残
基であり、該残基はスルホ、カルボキシ、メチル、メト
キシ、エトキシ及び塩素なる群からなる1又は2個の置
換分殊に1個の置換分により置換されていることができ
るか又はW又はW1、W*及びWXは殊にこれら残基からなる
アルキレンフエニレン−残基であり、その際これらは酸
素原子又は基−NH−を各して結合していることができ
る。
式−SO2−Yの繊維反応性基はW又はW1の脂肪族及び/
又は芳香族C−原子殊に芳香族C−原子に結合してい
る。
又は芳香族C−原子殊に芳香族C−原子に結合してい
る。
残基W*は、例えばメタ−又はパラ−フエニレン残基、1,
2−エチレン−、1,3−プロピレン−、1,4−ブチレン
−、1,5−ペンチレン−、1,6−ヘキシレン−、2−メチ
ル−1,3−プロピレン−、2−スルホフエニル−1,3−プ
ロピレン−及び2−スルフアト−1,3−プロピレン−残
基、更に例えばスルホ置換1,4−フエニレン残基、1,4−
及び1,3−シクロヘキシレン残基、下記式(a*)乃至(z*)
の二価残基、このうち殊に1,2−エチレン−、1,3−プロ
ピレン−及び1,4−ブチレン−残基、式(a*)の残基、2
−スルホフエニル、1,3−プロピレン−及び2−スルフ
アト−1,3−プロピレン−残基及びスルホ置換1,4−フエ
ニレン残基である: (上記式中Mは後記の意味を有し、R8は水素又はスルホ
を示す)。
2−エチレン−、1,3−プロピレン−、1,4−ブチレン
−、1,5−ペンチレン−、1,6−ヘキシレン−、2−メチ
ル−1,3−プロピレン−、2−スルホフエニル−1,3−プ
ロピレン−及び2−スルフアト−1,3−プロピレン−残
基、更に例えばスルホ置換1,4−フエニレン残基、1,4−
及び1,3−シクロヘキシレン残基、下記式(a*)乃至(z*)
の二価残基、このうち殊に1,2−エチレン−、1,3−プロ
ピレン−及び1,4−ブチレン−残基、式(a*)の残基、2
−スルホフエニル、1,3−プロピレン−及び2−スルフ
アト−1,3−プロピレン−残基及びスルホ置換1,4−フエ
ニレン残基である: (上記式中Mは後記の意味を有し、R8は水素又はスルホ
を示す)。
残基WXは、例えば同様にW*に就て挙げた基であるが、併
し「鏡像的に」に配列した基である。
し「鏡像的に」に配列した基である。
残基W1は、例えばメタ−又はパラ−フエニレン残基、1,
2−エチレン−及び1,3−プロピレン残基又は下記式
(a)乃至(z)の二価残基であり、その際W1は殊に式
(b),(g),(m),(g),(x),(y)又は
(z)の残基である: (上記式中Mは後記の意味を有し、R2はβ−スルフアト
エチル−基であり、R3は水素であるか又は1乃至4個の
C−原子を有するアルキルであり、これは例えばスル
ホ、カルボキシ、スルフアト、フエニル又はスルホフエ
ニル殊にスルホ又はカルボキシにより置換されているこ
とができそしてR4は1乃至4個のC−原子を有するアル
キルを意味し、これは例えばスルホカルボキシ、スルフ
アト、フエニル及びスルホフエニル殊にスルホ又はカル
ボキシにより置換されていることができるか又は場合に
より置換された例えばスルホ又はカルボキシにより置換
されたフエニルであり、その際例えば一般式-NR3R4のア
ミノ基はエチルアミノ−、ジエチルアミノ−、β−スル
フアトエチルアミノ−、β−スルホエチルアミノ、N−
メチル−N−β−スルホエチルアミノ−又はN−メチル
−N−β−スルフアトエチルアミノ−基である。) 残基Wは、例えば同様にW1に就て挙げた基であるが、併
し「鏡像的に」配列した基である。
2−エチレン−及び1,3−プロピレン残基又は下記式
(a)乃至(z)の二価残基であり、その際W1は殊に式
(b),(g),(m),(g),(x),(y)又は
(z)の残基である: (上記式中Mは後記の意味を有し、R2はβ−スルフアト
エチル−基であり、R3は水素であるか又は1乃至4個の
C−原子を有するアルキルであり、これは例えばスル
ホ、カルボキシ、スルフアト、フエニル又はスルホフエ
ニル殊にスルホ又はカルボキシにより置換されているこ
とができそしてR4は1乃至4個のC−原子を有するアル
キルを意味し、これは例えばスルホカルボキシ、スルフ
アト、フエニル及びスルホフエニル殊にスルホ又はカル
ボキシにより置換されていることができるか又は場合に
より置換された例えばスルホ又はカルボキシにより置換
されたフエニルであり、その際例えば一般式-NR3R4のア
ミノ基はエチルアミノ−、ジエチルアミノ−、β−スル
フアトエチルアミノ−、β−スルホエチルアミノ、N−
メチル−N−β−スルホエチルアミノ−又はN−メチル
−N−β−スルフアトエチルアミノ−基である。) 残基Wは、例えば同様にW1に就て挙げた基であるが、併
し「鏡像的に」配列した基である。
式残基Tは、殊に2乃至6個のC−原子殊に2又は3個
のC−原子を有するアルキル残基であり、これはスルホ
−又はカルボキシ基により置換されている。
のC−原子を有するアルキル残基であり、これはスルホ
−又はカルボキシ基により置換されている。
式員Yがエチル基のβ−位に於て結合しておりそしてア
ルカリによりビニル基の生成下脱離することができる置
換分は、例えば2乃至5個のC−原子を有するアルカノ
イルオキシ基例えばアセチルオキシ、基、アロイルオキ
シ基例えばベンゾイルオキシ−、スルホベンゾイルオキ
シ−又はカルボキシベンゾイルオキシ−基、1乃至4個
のC−原子を有するアルキル残基を有するジアルキルア
ミノ基例えば特にジメチルアミノ−及びジエチルアミノ
基、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るトリアルキルアンモニウム基例えばトリメチルアンモ
ニウム基、塩素原子、臭素原子、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル残基を有するアルキルスルホニルオキ
シ基、ホスフアト基、チオスルフアト基又はスルフアト
基である。式員Yに相当する基のうちβ−クロルエチル
−、β−ホスフアトエチル−、β−アセチルオキシエチ
ル−及びβ−チオスルフアトエチル−基及び特にビニル
基が好ましく、β−スルフアトエチル−基が全く殊に好
ましい。
ルカリによりビニル基の生成下脱離することができる置
換分は、例えば2乃至5個のC−原子を有するアルカノ
イルオキシ基例えばアセチルオキシ、基、アロイルオキ
シ基例えばベンゾイルオキシ−、スルホベンゾイルオキ
シ−又はカルボキシベンゾイルオキシ−基、1乃至4個
のC−原子を有するアルキル残基を有するジアルキルア
ミノ基例えば特にジメチルアミノ−及びジエチルアミノ
基、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有す
るトリアルキルアンモニウム基例えばトリメチルアンモ
ニウム基、塩素原子、臭素原子、1乃至4個のC−原子
を有するアルキル残基を有するアルキルスルホニルオキ
シ基、ホスフアト基、チオスルフアト基又はスルフアト
基である。式員Yに相当する基のうちβ−クロルエチル
−、β−ホスフアトエチル−、β−アセチルオキシエチ
ル−及びβ−チオスルフアトエチル−基及び特にビニル
基が好ましく、β−スルフアトエチル−基が全く殊に好
ましい。
一般式(1)に於ける両式残基Yは、互いに同一の又は
互いに異なる意味を有することができ、これらは殊に同
一の意味を有することができる。同様に式残基(Y-SO2)n
−W−B−及び−B−W1−(SO2-Y)nは互いに同一の又は
互いに異なる意味を有することができ、これらは殊に同
一の意味を有する。同様に式残基-SO2-−Tは、互いに
同一の又は互いに異なる意味を有することができ、これ
らは殊に同一の意味を有する。
互いに異なる意味を有することができ、これらは殊に同
一の意味を有することができる。同様に式残基(Y-SO2)n
−W−B−及び−B−W1−(SO2-Y)nは互いに同一の又は
互いに異なる意味を有することができ、これらは殊に同
一の意味を有する。同様に式残基-SO2-−Tは、互いに
同一の又は互いに異なる意味を有することができ、これ
らは殊に同一の意味を有する。
スルホ基は一般式-SO3Mに相当する基であり、カルボキ
シ基は一般式−COOMに相当する基であり、スルフアト基
は一般式-OSO3Mに相当する基であり、チオスルフアト基
は一般式-S-SO3Mに相当する基でありそしてホスフアト
基は一般式-OPO3M2に相当する基であり、その際Mはこ
こで及び後で次の意味を有する: Mは水素原子又はアルカリ金属例えばナトリウム、カリ
ウム及びリチウム又はアルカリ土類金属例えばカルシウ
ムの当量であるが、併し特にアルカリ金属である。
シ基は一般式−COOMに相当する基であり、スルフアト基
は一般式-OSO3Mに相当する基であり、チオスルフアト基
は一般式-S-SO3Mに相当する基でありそしてホスフアト
基は一般式-OPO3M2に相当する基であり、その際Mはこ
こで及び後で次の意味を有する: Mは水素原子又はアルカリ金属例えばナトリウム、カリ
ウム及びリチウム又はアルカリ土類金属例えばカルシウ
ムの当量であるが、併し特にアルカリ金属である。
一般式(1)に於て、Rが殊に水素原子であり更にβが
殊にアミノ基−NH−であり、更に残基W1が殊に上記式
(b),(m),(y)又は(z)の残基でありそして
Wが殊に「鏡像的」構造を有する対応する残基であり、
殊に更に式残基Tがβ−スルホエチル−基である。
殊にアミノ基−NH−であり、更に残基W1が殊に上記式
(b),(m),(y)又は(z)の残基でありそして
Wが殊に「鏡像的」構造を有する対応する残基であり、
殊に更に式残基Tがβ−スルホエチル−基である。
本発明によるトリフエンジオキサジン−化合物のうち一
般式(1a) 〔式中 Xは臭素原子又は殊に塩素原子を示し、 Mは水素原子又は殊にアルカリ金属原子例えば特にナト
リウムであり、 pは2又は3殊に2の数を示し、 R″はスルホ−、スルフアト−又はカルボキシ殊にスル
ホ基を意味するが、併しP=2の場合にはスルフアト基
を意味せず、 W1がメチル、エチル、塩素、メトキシ又はエトキシによ
り置換されていることができ、殊にメトキシ基により置
換されているフエニレン残基殊にメタ−フエニレン残基
例えば式(m)の残基であるか又は式(2a),(2b)又
は(2c) (上記式中Mは上記の意味を有し、その際式(2b)及び
(2c)に於てフエニレン残基は殊にメタ−フエニレン残
基であり、アミノ基は式残基Bに相当する他のアミノ基
に対しパラ−位に結合している) で示される基であり、そしてWがW1に就て挙げられてい
るが、併し「鏡像的に」配列されたこの様な残基を意味
する〕 に相当する該化合物が殊に強調されるべきである。
般式(1a) 〔式中 Xは臭素原子又は殊に塩素原子を示し、 Mは水素原子又は殊にアルカリ金属原子例えば特にナト
リウムであり、 pは2又は3殊に2の数を示し、 R″はスルホ−、スルフアト−又はカルボキシ殊にスル
ホ基を意味するが、併しP=2の場合にはスルフアト基
を意味せず、 W1がメチル、エチル、塩素、メトキシ又はエトキシによ
り置換されていることができ、殊にメトキシ基により置
換されているフエニレン残基殊にメタ−フエニレン残基
例えば式(m)の残基であるか又は式(2a),(2b)又
は(2c) (上記式中Mは上記の意味を有し、その際式(2b)及び
(2c)に於てフエニレン残基は殊にメタ−フエニレン残
基であり、アミノ基は式残基Bに相当する他のアミノ基
に対しパラ−位に結合している) で示される基であり、そしてWがW1に就て挙げられてい
るが、併し「鏡像的に」配列されたこの様な残基を意味
する〕 に相当する該化合物が殊に強調されるべきである。
新規なジオキサジン化合物は酸の形でもその塩の形でも
存在することができる。殊にこれらは塩特にアルカリ金
属塩の形であり、又殊にこれら塩の形でヒドロキシ−及
び/又はカルボンアミド基含有材料特に繊維材料の染色
(ここで及び以下で一般的意味で捺染を含めて)に使用
される。
存在することができる。殊にこれらは塩特にアルカリ金
属塩の形であり、又殊にこれら塩の形でヒドロキシ−及
び/又はカルボンアミド基含有材料特に繊維材料の染色
(ここで及び以下で一般的意味で捺染を含めて)に使用
される。
更に本発明は一般式(1)の上記化合物を製造する方法
に関する。これは一般式(3) (式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル−基又は
エチル基―これはβ位に於てアルカリにより脱離可能な
置換分例えばYに就て挙げた置換分を含有する―殊にβ
−ヒドロキシエチル−基であり、n,R,B,W,W1,T,X1及びX
2は前記の意味を有し、その際これら残基に於ける置換
されたアルキル基は又はヒドロキシ置換アルキル基であ
ることができ、基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-
Y′)n又は−B−W1−(SO2-Y′)nに対しオルト−位に結
合しており、ベンゼン核は記載したアミノ基−NH−に対
するオルト−位の一つに於て置換されていてはならぬ) で示される化合物を酸性媒体中で好ましくは酸化剤の存
在下トリフエンジオキサジンに環化することを特徴とし
ている。
に関する。これは一般式(3) (式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル−基又は
エチル基―これはβ位に於てアルカリにより脱離可能な
置換分例えばYに就て挙げた置換分を含有する―殊にβ
−ヒドロキシエチル−基であり、n,R,B,W,W1,T,X1及びX
2は前記の意味を有し、その際これら残基に於ける置換
されたアルキル基は又はヒドロキシ置換アルキル基であ
ることができ、基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-
Y′)n又は−B−W1−(SO2-Y′)nに対しオルト−位に結
合しており、ベンゼン核は記載したアミノ基−NH−に対
するオルト−位の一つに於て置換されていてはならぬ) で示される化合物を酸性媒体中で好ましくは酸化剤の存
在下トリフエンジオキサジンに環化することを特徴とし
ている。
本反応はそれ自体公知の方法で例えば反応媒体としての
硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸中で行われ、その際
酸化剤として三酸化硫黄、過酸化アンモニウム又は−ア
ルカリ、沃素又は無機沃素化合物がオレウム、硼酸ナト
リウムの存在下、併し好ましくはペルオキシ二硫酸ナト
リウム又は−カリウム(式Na2S2O8又はK2S2O8に相当す
る)が使用される。この様な方法は例えば英国特許第1,
589,915号明細書及び欧州特許出願公開第0141359A号公
報から公知である。
硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸中で行われ、その際
酸化剤として三酸化硫黄、過酸化アンモニウム又は−ア
ルカリ、沃素又は無機沃素化合物がオレウム、硼酸ナト
リウムの存在下、併し好ましくはペルオキシ二硫酸ナト
リウム又は−カリウム(式Na2S2O8又はK2S2O8に相当す
る)が使用される。この様な方法は例えば英国特許第1,
589,915号明細書及び欧州特許出願公開第0141359A号公
報から公知である。
好ましくは本反応は濃硫酸例えば96−乃至殊に100%硫
酸中特に三酸化硫黄を含有する硫酸(オレウム)例えば
50重量%までのオレウム中で実施する。反応温度は0乃
至80℃で選択される。反応媒体及び薬剤として使用され
るオレウムは通例5乃至30重量%殊に10乃至20重量%の
三酸化硫黄の含有率を有する。酸化剤としてペルオキシ
二硫酸塩を添加する場合環化を0乃至40℃殊に15乃至25
℃で実施する。オレウム/ペルオキシ二硫酸塩を使用す
る場合反応温度は30℃を超えてはならない。殊に化合物
(3)に対し当量なペルオキシ二硫酸塩の使用下10乃至
20%オレウムである。
酸中特に三酸化硫黄を含有する硫酸(オレウム)例えば
50重量%までのオレウム中で実施する。反応温度は0乃
至80℃で選択される。反応媒体及び薬剤として使用され
るオレウムは通例5乃至30重量%殊に10乃至20重量%の
三酸化硫黄の含有率を有する。酸化剤としてペルオキシ
二硫酸塩を添加する場合環化を0乃至40℃殊に15乃至25
℃で実施する。オレウム/ペルオキシ二硫酸塩を使用す
る場合反応温度は30℃を超えてはならない。殊に化合物
(3)に対し当量なペルオキシ二硫酸塩の使用下10乃至
20%オレウムである。
酸化剤としての沃素の場合これは10乃至50%オレウム中
で触媒量で使用され、ここでは反応温度は通例0乃至40
℃である。
で触媒量で使用され、ここでは反応温度は通例0乃至40
℃である。
場合により環化前又は環化と同時に又は環化反応後はじ
めて場合により存在するヒドロキシアルキル基例えば式
残基Y′のβ−ヒドロキシエチル−基を硫酸化剤又は燐
酸化剤例えば硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸又はポ
リ燐酸により対応するβ−スルフアトアルキル−又はβ
−ホスフアトアルキル−基にエステル化することができ
る。要するに閉環を反応媒体としての硫酸又はオレウム
中で実施すれば、分子のアルキル残基に結合しているヒ
ドロキシアルキル基例えば上で既に挙げた式残基Y′の
β−ヒドロキシエチル基又は式残基W又はW1及びTのヒ
ドロキシアルキル−基を対応するスルフアトアルキル基
に変える。
めて場合により存在するヒドロキシアルキル基例えば式
残基Y′のβ−ヒドロキシエチル−基を硫酸化剤又は燐
酸化剤例えば硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸又はポ
リ燐酸により対応するβ−スルフアトアルキル−又はβ
−ホスフアトアルキル−基にエステル化することができ
る。要するに閉環を反応媒体としての硫酸又はオレウム
中で実施すれば、分子のアルキル残基に結合しているヒ
ドロキシアルキル基例えば上で既に挙げた式残基Y′の
β−ヒドロキシエチル基又は式残基W又はW1及びTのヒ
ドロキシアルキル−基を対応するスルフアトアルキル基
に変える。
約35°以上の温度例えば40乃至60℃の温度に於て本発明
により又スルホ基をトリフエンジオキサジンの芳香族環
(W,W1,T,X1及びX2の対応するアリール残基を包含す
る)に導入することができる。
により又スルホ基をトリフエンジオキサジンの芳香族環
(W,W1,T,X1及びX2の対応するアリール残基を包含す
る)に導入することができる。
Yがβ−スルフアトエチル−基に等しい一般式(1)の
化合物は引き続いて公知方法により一般式(1)――式
中Yがビニル基又はβ−位に存在するアルカリ脱離性な
他の置換分を有するエチル基を示す――他の本発明によ
る化合物に変えることができる。
化合物は引き続いて公知方法により一般式(1)――式
中Yがビニル基又はβ−位に存在するアルカリ脱離性な
他の置換分を有するエチル基を示す――他の本発明によ
る化合物に変えることができる。
一般式(3)の化合物は、公知の方法に類似して 一般式(4) (式中Y′は上記の意味を有し、殊にβ−ヒドロキシエ
チル−基であり、n,R,B,W,W1及びTは上記の意味を有
し、その際これら残基に於ける置換されたアルキル基は
又ヒドロキシ置換アルキル基であることができ、基−SO
2−Tは殊に基(Y′-SO2)n−W−B−又は−B−W1−(SO
2-Y′)nに対しオルトー位に結合している)で示される
化合物(又はWの代りにW1を有する化合物)を 一般式(5) (式中X1及びX2は上記の意味を有し、X3及びX4は互いに
同一であるか又は互いに異なつており、夫々水素原子、
1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ基例えば特に
メトキシ基又はフエノキシ基を示すか又は殊にハロゲン
原子例えば弗素原子殊に臭素原子及び特に塩素原子であ
り、その際X3及びX4は又X1及びX2と同じ意味を有するこ
とができる) で示される1,4−ベンゾキノン−化合物と反応させて製
造することができる。
チル−基であり、n,R,B,W,W1及びTは上記の意味を有
し、その際これら残基に於ける置換されたアルキル基は
又ヒドロキシ置換アルキル基であることができ、基−SO
2−Tは殊に基(Y′-SO2)n−W−B−又は−B−W1−(SO
2-Y′)nに対しオルトー位に結合している)で示される
化合物(又はWの代りにW1を有する化合物)を 一般式(5) (式中X1及びX2は上記の意味を有し、X3及びX4は互いに
同一であるか又は互いに異なつており、夫々水素原子、
1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ基例えば特に
メトキシ基又はフエノキシ基を示すか又は殊にハロゲン
原子例えば弗素原子殊に臭素原子及び特に塩素原子であ
り、その際X3及びX4は又X1及びX2と同じ意味を有するこ
とができる) で示される1,4−ベンゾキノン−化合物と反応させて製
造することができる。
一般式(4)の1種の化合物又は一般式(4)の異なる
2種のアミノ化合物――夫々合計して2−倍当量で――
を当量の一般式(5)の化合物と反応させて一般式
(3)の化合物とすることは公知方法に類似して行わ
れ、該方法は例えばK.Venkataraman著、「The Chemistr
y of Synthetic Dyes」、第V巻、第419−427頁(197
1)及びUllmanns Encyklopdie der technischen Chem
ie、第4.版、第8巻、第240+241頁(1974)が英国特許
出願公開第2019872号公報、ドイツ特許出願公開第28238
28号公報及び欧州特許出願公開第0141996A号公報に記載
されている。例えば該反応は水性媒体又は水性有機媒体
又は純有機媒体中で行うことができ、その際有機溶剤は
極性非プロトン性及びプロトン性溶剤例えば低級アルカ
ノール例えばメタノール及びエタノール及びハロゲン化
ベンゼン例えばロージクロルベンゼンである。併し殊に
一般式(5)のキノンは多かれ少かれ大廻剰で使用さ
れ、これは通例2−20%であるが併し又選択されたキノ
ン次第で100%又はそれ以上であることができる。一般
式(4)と一般式(5)との反応は20乃至100℃好まし
くは50乃至70℃の温度で酸結合剤例えばアリカル−又は
アルカリ土類炭酸塩又は−酢酸塩例えば酢酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム又は重炭酸ナトリウム又はアルカリ
−又はアルカリ土類水酸化合物例えば水酸化ナトリウム
又はアルカリ土類金属の酸化物例えば酸化マグネシウム
の存在下実施することができる。水性又は水性有機媒体
中で実施する場合、pH−範囲を4乃至7好ましくは5.5
乃至6.5にする。
2種のアミノ化合物――夫々合計して2−倍当量で――
を当量の一般式(5)の化合物と反応させて一般式
(3)の化合物とすることは公知方法に類似して行わ
れ、該方法は例えばK.Venkataraman著、「The Chemistr
y of Synthetic Dyes」、第V巻、第419−427頁(197
1)及びUllmanns Encyklopdie der technischen Chem
ie、第4.版、第8巻、第240+241頁(1974)が英国特許
出願公開第2019872号公報、ドイツ特許出願公開第28238
28号公報及び欧州特許出願公開第0141996A号公報に記載
されている。例えば該反応は水性媒体又は水性有機媒体
又は純有機媒体中で行うことができ、その際有機溶剤は
極性非プロトン性及びプロトン性溶剤例えば低級アルカ
ノール例えばメタノール及びエタノール及びハロゲン化
ベンゼン例えばロージクロルベンゼンである。併し殊に
一般式(5)のキノンは多かれ少かれ大廻剰で使用さ
れ、これは通例2−20%であるが併し又選択されたキノ
ン次第で100%又はそれ以上であることができる。一般
式(4)と一般式(5)との反応は20乃至100℃好まし
くは50乃至70℃の温度で酸結合剤例えばアリカル−又は
アルカリ土類炭酸塩又は−酢酸塩例えば酢酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム又は重炭酸ナトリウム又はアルカリ
−又はアルカリ土類水酸化合物例えば水酸化ナトリウム
又はアルカリ土類金属の酸化物例えば酸化マグネシウム
の存在下実施することができる。水性又は水性有機媒体
中で実施する場合、pH−範囲を4乃至7好ましくは5.5
乃至6.5にする。
一般式(4)のアニリン−出発化合物は従来まだ知られ
ていない。それ故本発明はこれら化合物、その製法及び
該化合物を染料の合成のために使用する方法に関する。
これら化合物はニトロクロルベンゼンとアミンとの反応
の公知方法に類似して製造することができ、例えば一般
式(6) (式中R及びTは上記の意味を有する) で示されるクロルニトロベンゼンを一般式(7) H−B−W−(SO2-Y′)n (7) (式中B,W,Y′及びnは上記の意味を有する) で示されるアミンと水又は有機媒体例えばアルカノール
例えばメタノール、ジオキサン及びトルエン又は水及び
水混和性有機溶剤よりなる混合物中で塩基性酸結合剤例
えば炭酸カリウム、酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム
又は水酸化ナトリウム、トリエチンアミン又はトリエタ
ノールアミンの添加下50乃至120℃の温度で場合により
加圧下好ましくは70乃至120℃の温度で反応させて製造
することができる。水性媒体中ではpH−値は6乃至12殊
に8乃至10に保たれる。
ていない。それ故本発明はこれら化合物、その製法及び
該化合物を染料の合成のために使用する方法に関する。
これら化合物はニトロクロルベンゼンとアミンとの反応
の公知方法に類似して製造することができ、例えば一般
式(6) (式中R及びTは上記の意味を有する) で示されるクロルニトロベンゼンを一般式(7) H−B−W−(SO2-Y′)n (7) (式中B,W,Y′及びnは上記の意味を有する) で示されるアミンと水又は有機媒体例えばアルカノール
例えばメタノール、ジオキサン及びトルエン又は水及び
水混和性有機溶剤よりなる混合物中で塩基性酸結合剤例
えば炭酸カリウム、酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム
又は水酸化ナトリウム、トリエチンアミン又はトリエタ
ノールアミンの添加下50乃至120℃の温度で場合により
加圧下好ましくは70乃至120℃の温度で反応させて製造
することができる。水性媒体中ではpH−値は6乃至12殊
に8乃至10に保たれる。
この様に得られそして同様に新規な、一般式(8) (式中R,T,B,W,Y′及びnは上記の意味を有する) で示される本発明によるニトロ−アニリン−化合物は、
次にそれ自体として通常な、オートクレーブ中での加圧
下の水素及び金属触媒例えばパラジウム−、白金−又は
ラネ−ニツケル触媒による又は鉄屑の使用下でのベシヤ
ン法による芳香族ニトロ基の還元により一般式(4)―
―式中Y′は殊にβ−ヒドロキシ−エチル−基を示す―
―に相当する化合物に合成することができる。一般式
(4)のβ−ヒドロキシ−エチルスルホニル−化合物か
ら対応する繊維反応性出発化合物(4)―この場合Y′
はビニル基又はエチル基(これはβ−位に於てアルカリ
により脱離可能な置換分を含有する)を示す−を、β−
ヒドロキシエチルスルホニル−基をこの様な基に変える
一般的な公知な方法で製造することができる。β−ヒド
ロキシ−エチルスルホニル−基をβ−スルフアトエチル
スルホニル−基に変えるのが好ましい。
次にそれ自体として通常な、オートクレーブ中での加圧
下の水素及び金属触媒例えばパラジウム−、白金−又は
ラネ−ニツケル触媒による又は鉄屑の使用下でのベシヤ
ン法による芳香族ニトロ基の還元により一般式(4)―
―式中Y′は殊にβ−ヒドロキシ−エチル−基を示す―
―に相当する化合物に合成することができる。一般式
(4)のβ−ヒドロキシ−エチルスルホニル−化合物か
ら対応する繊維反応性出発化合物(4)―この場合Y′
はビニル基又はエチル基(これはβ−位に於てアルカリ
により脱離可能な置換分を含有する)を示す−を、β−
ヒドロキシエチルスルホニル−基をこの様な基に変える
一般的な公知な方法で製造することができる。β−ヒド
ロキシ−エチルスルホニル−基をβ−スルフアトエチル
スルホニル−基に変えるのが好ましい。
般式(6)のクロルニトロベンゼン化合物は、例えばス
ルホンを製造する合成可能性に類似して―例えばHouben
−Weyl,Methoden der Organischen Chemie 第IX巻、第2
31頁以下(1955)及び第E11巻、第1132頁以下(1985)
に記載の如き―、例えばスルフイン酸−誘導体を介し
て、それ自体としては公知の方法で対応する1−クロル
−4−ニトロ−ベンゼンスルホクロリド−化合物を亜硫
酸ナトリウムにより対応するスルフイン酸に還元し、引
き続いてスルフイン酸をオキシアルキル化してβ−ヒド
ロキシエチルスルホニル−化合物とし、これを引き続い
て硫酸化することができる。次にスルフアト基は常法に
より亜硫酸ナトリウムによりスルホ基に変えることがで
きる。例えば2−(β−スルフアトエチルスルホニル)
−4−ニトロ−クロルベンゼン―これは上記の方法によ
り1−クロル−4−ニトロ−ベンゼンスルホクロリドか
ら得られる―を水性亜硫酸ナトリウム溶液と30乃至50℃
の温度及び6乃至9.5のpH−値で反応させて2−(β−
スルホエチルスルホニル)−4−ニトロ−クロルベンゼ
ンを製造することができる。
ルホンを製造する合成可能性に類似して―例えばHouben
−Weyl,Methoden der Organischen Chemie 第IX巻、第2
31頁以下(1955)及び第E11巻、第1132頁以下(1985)
に記載の如き―、例えばスルフイン酸−誘導体を介し
て、それ自体としては公知の方法で対応する1−クロル
−4−ニトロ−ベンゼンスルホクロリド−化合物を亜硫
酸ナトリウムにより対応するスルフイン酸に還元し、引
き続いてスルフイン酸をオキシアルキル化してβ−ヒド
ロキシエチルスルホニル−化合物とし、これを引き続い
て硫酸化することができる。次にスルフアト基は常法に
より亜硫酸ナトリウムによりスルホ基に変えることがで
きる。例えば2−(β−スルフアトエチルスルホニル)
−4−ニトロ−クロルベンゼン―これは上記の方法によ
り1−クロル−4−ニトロ−ベンゼンスルホクロリドか
ら得られる―を水性亜硫酸ナトリウム溶液と30乃至50℃
の温度及び6乃至9.5のpH−値で反応させて2−(β−
スルホエチルスルホニル)−4−ニトロ−クロルベンゼ
ンを製造することができる。
スルフイン酸−化合物からは又カルボキシ置換アルキル
スルホン−化合物を例えばクロル酢酸、アクリル酸又は
クロトン酸との反応により製造することができる。
スルホン−化合物を例えばクロル酢酸、アクリル酸又は
クロトン酸との反応により製造することができる。
一般式(6)の若干の化合物は又対応するアルキルスル
ホニル−又はアリールスルホニル−クロルベンゼン−化
合物をそれ自体としては通常な方法で−例えばドイツ特
許第859462号明細書の例5の記載に類似して―ニトロ化
して得ることができる。
ホニル−又はアリールスルホニル−クロルベンゼン−化
合物をそれ自体としては通常な方法で−例えばドイツ特
許第859462号明細書の例5の記載に類似して―ニトロ化
して得ることができる。
一般式(4)のアニリン−出発化合物は、例えば3−
(β−カルボキシエチルスルホニル)−4−β−〔4′
−(β′−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニル〕
−エチルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルス
ルホニル)−4−β−〔5′−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−エ
チルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−β−〔5′−β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−エチルア
ミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)
−4−γ−〔5′−β−ヒドロキシエチルスルホニル)
−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−プロピルアミノ
−アニリン、3−(β−スルホ−プロピルスルホニル)
−4−β−〔4′−(β′−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−フエニル〕−エチルアミノ−アニリン、3−(β
−スルホエチルスルホニル)−4−〔3′−β−ヒドロ
キシ−エチルスルホニル−4−(N−メチル−N−β−
スルホエチル)−アミノ−フエニルアミノ〕−アニリ
ン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔3′
−β−ヒドロキシエチルスルホニル−4′−エチルアミ
ノ〕−フエニルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエ
チルスルホニル)−4−〔β−(β′−ヒドロキシエチ
ルスルホニル)−エチルアミノ〕−アニリン、3−(β
−スルホエチルスルホニル)−4−〔γ−(β′−ヒド
ロキシエチルスルホニル)−プロピルアミノ〕−アニリ
ン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔(4′−β−ヒドロキシエチルスルホニル−フエニ
ル)−メチルアミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエ
チルスルホニル)−4−〔β−(4′−β′−ヒドロキ
シエチルスルホニル−フエノキシ)−エチルアミノ〕−
アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔γ−(2′−アミノ−4′−β′−ヒドロキシエチル
スルホニル−フエニルアミノ〕−プロピルアミノ−アニ
リン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニ
ルアミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−4−メチル−フエニルアミノ〕−アニリン、3−
(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔6′−(β−
ヒドロキシエチルスルホニル)−8′−スルホ−ナフチ
−2′−イル−アミノ〕−アニリン、3−(β−スルホ
エチルスルホニル)−4−〔8′−(β−ヒドロキシエ
チルスルホニル)−6′−スルホ−ナフチ−2′−イル
−アミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−〔6′,8′−ジ−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ナフチ−2′−イル−アミノ〕−アニリ
ン及び特に3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔β−(4′−β′−ヒドロキシエチルスルホニル−フ
エニル)−エチルアミノ〕−アニリン、3−(β−スル
ホエチルスルホニル)−4−〔3′−(β−ヒドロキシ
エチルスルホニル)−4−メトキシ−フエニルアミノ〕
−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4
−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4′
−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−フエニルアミノ〕
−アニリン及び3−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−
4′−(β−スルホエチルアミノ)−フエニルアミノ〕
−アニリンである。
(β−カルボキシエチルスルホニル)−4−β−〔4′
−(β′−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニル〕
−エチルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルス
ルホニル)−4−β−〔5′−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−エ
チルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−β−〔5′−β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−エチルア
ミノ−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)
−4−γ−〔5′−β−ヒドロキシエチルスルホニル)
−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−プロピルアミノ
−アニリン、3−(β−スルホ−プロピルスルホニル)
−4−β−〔4′−(β′−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−フエニル〕−エチルアミノ−アニリン、3−(β
−スルホエチルスルホニル)−4−〔3′−β−ヒドロ
キシ−エチルスルホニル−4−(N−メチル−N−β−
スルホエチル)−アミノ−フエニルアミノ〕−アニリ
ン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔3′
−β−ヒドロキシエチルスルホニル−4′−エチルアミ
ノ〕−フエニルアミノ−アニリン、3−(β−スルホエ
チルスルホニル)−4−〔β−(β′−ヒドロキシエチ
ルスルホニル)−エチルアミノ〕−アニリン、3−(β
−スルホエチルスルホニル)−4−〔γ−(β′−ヒド
ロキシエチルスルホニル)−プロピルアミノ〕−アニリ
ン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔(4′−β−ヒドロキシエチルスルホニル−フエニ
ル)−メチルアミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエ
チルスルホニル)−4−〔β−(4′−β′−ヒドロキ
シエチルスルホニル−フエノキシ)−エチルアミノ〕−
アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔γ−(2′−アミノ−4′−β′−ヒドロキシエチル
スルホニル−フエニルアミノ〕−プロピルアミノ−アニ
リン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニ
ルアミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−4−メチル−フエニルアミノ〕−アニリン、3−
(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔6′−(β−
ヒドロキシエチルスルホニル)−8′−スルホ−ナフチ
−2′−イル−アミノ〕−アニリン、3−(β−スルホ
エチルスルホニル)−4−〔8′−(β−ヒドロキシエ
チルスルホニル)−6′−スルホ−ナフチ−2′−イル
−アミノ〕−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホ
ニル)−4−〔6′,8′−ジ−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ナフチ−2′−イル−アミノ〕−アニリ
ン及び特に3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔β−(4′−β′−ヒドロキシエチルスルホニル−フ
エニル)−エチルアミノ〕−アニリン、3−(β−スル
ホエチルスルホニル)−4−〔3′−(β−ヒドロキシ
エチルスルホニル)−4−メトキシ−フエニルアミノ〕
−アニリン、3−(β−スルホエチルスルホニル)−4
−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4′
−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−フエニルアミノ〕
−アニリン及び3−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−〔3′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−
4′−(β−スルホエチルアミノ)−フエニルアミノ〕
−アニリンである。
出発化合物として使用される一般式(5)のベンゾキノ
ンは文献に多数記載されている。この種類の化合物は、
例えば1,4−ベンゾキノン、2−メチル−1,4−ベンゾキ
ノン、2−エチル−1,4−ベンゾキノン、2−n−プロ
ピル−1,4−ベンゾキノン、2−イソプロピル−1,4−ベ
ンゾキノン、2−(β−エトキシエチル)−1,4−ベン
ゾキノン、2−フエニル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メチルフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メトキシフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2
−(3′−クロルフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2
−(4′−ニトロフエニル)−1,4−ベンゾキノン,2,5
−ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−エ
チル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3−クロル−
1,4−ベンゾキノン、2−メチル−6−1,4−ベンゾキノ
ン、2−メチル−3,5−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、
2−メチル−3,5,6−トリブロム−1,4−ベンゾキノン、
2−(4′−メチルフエノキシ)−3.6−ジブロム−1,4
−ベンゾキノン、2−(3′−メチルフエノキシ)−3.
6−ジブロム−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,5,6
−トリクロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3−
クロル−5−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−メチル
−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,
6−ジクロル−5−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−フ
エニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メトキシフエニル)−3,6−ジクロル−1,4−ベ
ンゾキノン、2−(4′−クロルフエニル)−3,6−ジ
クロル−1,4−ベンゾキノン、2−(4′−ニトロフエ
ニル)−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−ニトロフエニル)−3,5,6−トリクロル−1,4−
ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジブロム−1,4−
ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3−クロル−1,4−ベン
ゾキノン、2−メチル−5−n−プロピル−6−ブロム
−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−イソプロピル
−3−クロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−
イソプロピル−6−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−
(2′−クロルフエニル)−3,5,7−トリブロム−1,4−
ベンゾキノン、2−メチル−3−メトキシ−1,4−ベン
ゾキノン、2,3,5,6−テトラメトキシ−1,4−ベンゾキノ
ン、2,3,5,6−テトラフエノキシ−1,4−ベンゾキノン、
2,3,5,6−テトラ−(4′−メチルフエノキシ)−1,4−
ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−(4′−メトキシフ
エノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−
(4′−クロルフエノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2,
3,5,6−テトラ−4−(3′−メチル−4′−クロルフ
エノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2−エチル−3,6−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−クロル−3,6−ジメ
トキシ−1,4−ベンゾキノン、2,3,5−トリメトキシ−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジメトキシ
−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,6−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5,6−ジメトキシ−1,
4−ベンゾキノン、2−エチル−3,6−ジメトキシ−1,4
−ベンゾキノン、2−クロル−3−n−プロピル−5−
メトキシ−1,4−ベンゾキノン及び2−クロル−3,5−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラフルオ
ル−1,4−ベンゾキノン及び殊に2,3,5,6−テトラブロム
−1,4−ベンゾキノン及び特に2,3,5,6−テトラクロル−
1,4−ベンゾキノンである。
ンは文献に多数記載されている。この種類の化合物は、
例えば1,4−ベンゾキノン、2−メチル−1,4−ベンゾキ
ノン、2−エチル−1,4−ベンゾキノン、2−n−プロ
ピル−1,4−ベンゾキノン、2−イソプロピル−1,4−ベ
ンゾキノン、2−(β−エトキシエチル)−1,4−ベン
ゾキノン、2−フエニル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メチルフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メトキシフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2
−(3′−クロルフエニル)−1,4−ベンゾキノン、2
−(4′−ニトロフエニル)−1,4−ベンゾキノン,2,5
−ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−エ
チル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3−クロル−
1,4−ベンゾキノン、2−メチル−6−1,4−ベンゾキノ
ン、2−メチル−3,5−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、
2−メチル−3,5,6−トリブロム−1,4−ベンゾキノン、
2−(4′−メチルフエノキシ)−3.6−ジブロム−1,4
−ベンゾキノン、2−(3′−メチルフエノキシ)−3.
6−ジブロム−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,5,6
−トリクロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3−
クロル−5−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−メチル
−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,
6−ジクロル−5−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−フ
エニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−メトキシフエニル)−3,6−ジクロル−1,4−ベ
ンゾキノン、2−(4′−クロルフエニル)−3,6−ジ
クロル−1,4−ベンゾキノン、2−(4′−ニトロフエ
ニル)−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−ニトロフエニル)−3,5,6−トリクロル−1,4−
ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジブロム−1,4−
ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3−クロル−1,4−ベン
ゾキノン、2−メチル−5−n−プロピル−6−ブロム
−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−イソプロピル
−3−クロル−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5−
イソプロピル−6−ブロム−1,4−ベンゾキノン、2−
(2′−クロルフエニル)−3,5,7−トリブロム−1,4−
ベンゾキノン、2−メチル−3−メトキシ−1,4−ベン
ゾキノン、2,3,5,6−テトラメトキシ−1,4−ベンゾキノ
ン、2,3,5,6−テトラフエノキシ−1,4−ベンゾキノン、
2,3,5,6−テトラ−(4′−メチルフエノキシ)−1,4−
ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−(4′−メトキシフ
エノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−
(4′−クロルフエノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2,
3,5,6−テトラ−4−(3′−メチル−4′−クロルフ
エノキシ)−1,4−ベンゾキノン、2−エチル−3,6−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−クロル−3,6−ジメ
トキシ−1,4−ベンゾキノン、2,3,5−トリメトキシ−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン、2,5−ジメチル−3,6−ジメトキシ
−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−3,6−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン、2−メチル−5,6−ジメトキシ−1,
4−ベンゾキノン、2−エチル−3,6−ジメトキシ−1,4
−ベンゾキノン、2−クロル−3−n−プロピル−5−
メトキシ−1,4−ベンゾキノン及び2−クロル−3,5−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラフルオ
ル−1,4−ベンゾキノン及び殊に2,3,5,6−テトラブロム
−1,4−ベンゾキノン及び特に2,3,5,6−テトラクロル−
1,4−ベンゾキノンである。
ビニルスルホン−系の繊維反応性残基を含有する上記一
般式(7)の出発化合物又はそのβ−ヒドロキシエチル
スルホン−誘導体は同様に文献上公知であるか又は文献
に記載の方法に類似して製造することができる。この様
な化合物は、殊にβ−(4−β′−ヒドロキシエチルス
ルホニル−フエニル)0エチルアミン、3−(β−ヒド
ロキシエチルスルホニル)−4−メトキシ−アニリン、
3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−(β−
ヒドロキシエチルアミノ)−アニリン及び3−(β−ヒ
ドロキシエチルスルホニル)−4−(β−スルホエチル
アミノ)−アニリン、更にβ−〔5−β−ヒドロキシエ
チルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−
エチルアミン、γ−〔5−β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−n−プロピ
ル−アミン、ω−〔5−(β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−C4−C6−n
−アルキルアミン、β−〔5−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−エタ
ノール、ω−〔5−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−C3−C6−n−
アルカノール、β−〔5−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−n−プロ
ピルアミン、4−〔5′−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−シクロ
ヘキシルアミン、β−{4−〔5′−(β−ヒドロキシ
エチルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イ
ル〕−フエニルアミノ}−エチルアミン、β−{4−
〔5′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−ベンゾ
トリアゾール−1′−イル〕−フエニルアミノ}−エタ
ノール、4−〔5′−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−フエネチル
アミン、β−(4−β′−ヒドロキシエチルスルホニル
フエニル)−エチルアミン、β−(4−β′−ヒドロキ
シエチルスルホニル)−ヘンジルアミン、β−(2−ス
ルホ−4−β′−ヒドロキシエチルスルホニル−フエニ
ル)−エチルアミン及び例から多数明白な他のアミン化
合物はそれらのβ−ヒドロキシエチルスルホニル−誘導
体である。
般式(7)の出発化合物又はそのβ−ヒドロキシエチル
スルホン−誘導体は同様に文献上公知であるか又は文献
に記載の方法に類似して製造することができる。この様
な化合物は、殊にβ−(4−β′−ヒドロキシエチルス
ルホニル−フエニル)0エチルアミン、3−(β−ヒド
ロキシエチルスルホニル)−4−メトキシ−アニリン、
3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−(β−
ヒドロキシエチルアミノ)−アニリン及び3−(β−ヒ
ドロキシエチルスルホニル)−4−(β−スルホエチル
アミノ)−アニリン、更にβ−〔5−β−ヒドロキシエ
チルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−
エチルアミン、γ−〔5−β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−n−プロピ
ル−アミン、ω−〔5−(β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−C4−C6−n
−アルキルアミン、β−〔5−(β−ヒドロキシエチル
スルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−エタ
ノール、ω−〔5−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−C3−C6−n−
アルカノール、β−〔5−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イル〕−n−プロ
ピルアミン、4−〔5′−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−シクロ
ヘキシルアミン、β−{4−〔5′−(β−ヒドロキシ
エチルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1′−イ
ル〕−フエニルアミノ}−エチルアミン、β−{4−
〔5′−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−ベンゾ
トリアゾール−1′−イル〕−フエニルアミノ}−エタ
ノール、4−〔5′−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−ベンゾトリアゾール−1′−イル〕−フエネチル
アミン、β−(4−β′−ヒドロキシエチルスルホニル
フエニル)−エチルアミン、β−(4−β′−ヒドロキ
シエチルスルホニル)−ヘンジルアミン、β−(2−ス
ルホ−4−β′−ヒドロキシエチルスルホニル−フエニ
ル)−エチルアミン及び例から多数明白な他のアミン化
合物はそれらのβ−ヒドロキシエチルスルホニル−誘導
体である。
ベンゾトリアゾール残基を含有する一般式(7)の出発
化合物、要するに一般式(7a) (式中B,W*,Y′及びnは上記の意味を有する) で示される化合物はまだ(文献に)記載されていない。
これら化合物は、公知方法に類似して一般式(9) (式中R*,Y′及びnは上記の意味を有し、Halは弗素−
又は臭素原子を示す) で示される化合物を一般式A−B−W*−NH2(式中Aが
水素原子又はアシル残基例えばアセチル−又はベンゾイ
ル残基であり、B及びW*は上記の意味を有し、Bが殊に
基NHである)の化合物とこれら反応成分に適する溶剤中
で酸結合剤の存在下30乃至120℃好ましくは70乃至90℃
の温度に於て反応させることによつて製造することがで
きる。
化合物、要するに一般式(7a) (式中B,W*,Y′及びnは上記の意味を有する) で示される化合物はまだ(文献に)記載されていない。
これら化合物は、公知方法に類似して一般式(9) (式中R*,Y′及びnは上記の意味を有し、Halは弗素−
又は臭素原子を示す) で示される化合物を一般式A−B−W*−NH2(式中Aが
水素原子又はアシル残基例えばアセチル−又はベンゾイ
ル残基であり、B及びW*は上記の意味を有し、Bが殊に
基NHである)の化合物とこれら反応成分に適する溶剤中
で酸結合剤の存在下30乃至120℃好ましくは70乃至90℃
の温度に於て反応させることによつて製造することがで
きる。
一般式A−B−W*−NH2に相当する出発化合物は、例え
ば1,2−ジアミノ−エタン、1,3−ジアミノ−プロパン、
1,4−ジアミノ−ブタン、1,5−ジアミノ−ペンタン、1,
6−ジアミノ−ヘキサン、1,2−ジアミノ−プロパン、12
−ジアミノ−ブタン、1,3−ジアミノ−ブタン、1−ア
ミノ−3−メチルアミノ−プロパンのN−アシル−例え
ばN−アセチル−及びN−ベンゾイル−化合物、1,3−
ジアミノ−2−メチル−プロパン、1,3−ジアミノ−2
−ヒドロキシ−プロパン、1,5−ジアミノ−2−カルボ
キシ−ペンタン、1,3−ジアミノ−2−フエニル−プロ
パン又はベンゼン残基に於てスルホ置換されたその誘導
体、1,3−又は1,4−シクロヘキシレン−ジアミン、ビス
−(4−アミノ−シクロヘキシ−1−イル)−メタン、
1,8−ジ−(アミノメチル)−ナフタリン、1,4−ジ−
(アミノメチル)−ベンゼン、1,3−ジ−(アミノメチ
ル)−ベンゼン、N,N′−ビス−(β−アミノメチル)
−1,4−ピペリジン、1,4−又は1,3−フエニレンジアミ
ン、4−アミノベンジルアミン、4−アミノ−フエネチ
ルアミン及びその様な化合物の対応するN−モノアシル
−誘導体、更に一般式(α),(β),(γ)及び
(δ) H2N-(CH2)2G-(CH2)2-NH2 (α) H2N-(CH2)2G-(CH3)2-NH2 (β) H2N-(CH2-CH2-NH)v-CH2-CH2-NH2 (δ) (式中 Gは酸素原子、硫黄原子、スルホニル基又は式−NH−,
−N(CH3)−又は−N(COCH3)−を意味し、 Rβは水素原子又はスルホ基を示し、 Aは上記の意味を有し、 Vは2,3又は4の数を有し、 G1は基−NH−又は酸素原子でありそして yは2又は3の数を意味する) に相当する化合物である。
ば1,2−ジアミノ−エタン、1,3−ジアミノ−プロパン、
1,4−ジアミノ−ブタン、1,5−ジアミノ−ペンタン、1,
6−ジアミノ−ヘキサン、1,2−ジアミノ−プロパン、12
−ジアミノ−ブタン、1,3−ジアミノ−ブタン、1−ア
ミノ−3−メチルアミノ−プロパンのN−アシル−例え
ばN−アセチル−及びN−ベンゾイル−化合物、1,3−
ジアミノ−2−メチル−プロパン、1,3−ジアミノ−2
−ヒドロキシ−プロパン、1,5−ジアミノ−2−カルボ
キシ−ペンタン、1,3−ジアミノ−2−フエニル−プロ
パン又はベンゼン残基に於てスルホ置換されたその誘導
体、1,3−又は1,4−シクロヘキシレン−ジアミン、ビス
−(4−アミノ−シクロヘキシ−1−イル)−メタン、
1,8−ジ−(アミノメチル)−ナフタリン、1,4−ジ−
(アミノメチル)−ベンゼン、1,3−ジ−(アミノメチ
ル)−ベンゼン、N,N′−ビス−(β−アミノメチル)
−1,4−ピペリジン、1,4−又は1,3−フエニレンジアミ
ン、4−アミノベンジルアミン、4−アミノ−フエネチ
ルアミン及びその様な化合物の対応するN−モノアシル
−誘導体、更に一般式(α),(β),(γ)及び
(δ) H2N-(CH2)2G-(CH2)2-NH2 (α) H2N-(CH2)2G-(CH3)2-NH2 (β) H2N-(CH2-CH2-NH)v-CH2-CH2-NH2 (δ) (式中 Gは酸素原子、硫黄原子、スルホニル基又は式−NH−,
−N(CH3)−又は−N(COCH3)−を意味し、 Rβは水素原子又はスルホ基を示し、 Aは上記の意味を有し、 Vは2,3又は4の数を有し、 G1は基−NH−又は酸素原子でありそして yは2又は3の数を意味する) に相当する化合物である。
このうち特に1,2−ジアミノ−エタン、1,3−ジアミノ−
プロパン、1,4−ジアミノ−ブタン及び1,2−ジアミノ−
プロパンが好ましい。
プロパン、1,4−ジアミノ−ブタン及び1,2−ジアミノ−
プロパンが好ましい。
ハロゲンニトロベンゼン及びアミノ化合物の反応に適す
る溶剤は、例えば水、1乃至4個のC−原子を有するア
ルカノール、ジオキサン、トルエン、キシレン、クロル
ベンゼン、o−ジクロルベンゼン、m−ジクロルベンゼ
ン、ジメチルホルムアミド及びN−メチル−ピロリドン
である。溶剤として又アミンそれ自体を過剰に使用する
ことができる。
る溶剤は、例えば水、1乃至4個のC−原子を有するア
ルカノール、ジオキサン、トルエン、キシレン、クロル
ベンゼン、o−ジクロルベンゼン、m−ジクロルベンゼ
ン、ジメチルホルムアミド及びN−メチル−ピロリドン
である。溶剤として又アミンそれ自体を過剰に使用する
ことができる。
得られる、一般式(10) (式中A,B,R*,W*,Y′及びnは上記の意味を有する) で示されるニトロ化合物を常法で例えばこの反応混合物
からの結晶により又は溶剤又は過剰のアミンの留出によ
り又は酸性化及びろ過により単離することができる。引
き続いての、ニトロ化合物(10)中のニトロ基のアミン
基への還元はそれ自体としては公知の方法に於て行わ
れ、例えばパラジウム、白金又はラネ−ニツケルの存在
下での50乃至110℃の温度及び高圧に於ける水素による
接触水素添加により又は酸性媒体中での鉄による例えば
エタノール/酢酸中での鉄によるベシヤン法による還元
により実施される。該還元はこれに適する溶剤例えば
水、メタノール又はエタノール又はそれらの混合物中で
行うことができる。
からの結晶により又は溶剤又は過剰のアミンの留出によ
り又は酸性化及びろ過により単離することができる。引
き続いての、ニトロ化合物(10)中のニトロ基のアミン
基への還元はそれ自体としては公知の方法に於て行わ
れ、例えばパラジウム、白金又はラネ−ニツケルの存在
下での50乃至110℃の温度及び高圧に於ける水素による
接触水素添加により又は酸性媒体中での鉄による例えば
エタノール/酢酸中での鉄によるベシヤン法による還元
により実施される。該還元はこれに適する溶剤例えば
水、メタノール又はエタノール又はそれらの混合物中で
行うことができる。
水素添加混合物中で含まれるアミノ化合物は―触媒又は
金属還元剤の予分離後―直ちに、中間単離なしに、トリ
アゾールへの同時的閉環下ジアゾ化することができる。
シアゾ化はそれ自体として通常な方法に於て例えば塩酸
媒体中で−5℃乃至+15℃の温度に於て亜硝酸ナトリウ
ムを用いて行われる。得られるベンゾトリアゾール化合
物中に場合により存在するアシルアミノ基を常法で例え
ば水性媒体中で12より大なるpH−値及び90乃至100℃の
温度に於てアミノ基に、それ故一般式(7)の化合物に
加水分解することができる。
金属還元剤の予分離後―直ちに、中間単離なしに、トリ
アゾールへの同時的閉環下ジアゾ化することができる。
シアゾ化はそれ自体として通常な方法に於て例えば塩酸
媒体中で−5℃乃至+15℃の温度に於て亜硝酸ナトリウ
ムを用いて行われる。得られるベンゾトリアゾール化合
物中に場合により存在するアシルアミノ基を常法で例え
ば水性媒体中で12より大なるpH−値及び90乃至100℃の
温度に於てアミノ基に、それ故一般式(7)の化合物に
加水分解することができる。
本発明により製造した一般式(1)の化合物を合成溶液
から分離及び単離することは、一般的に公知な方法によ
り例えば電解質例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウム
に上る反応媒体からの沈殿により又は反応溶液の蒸発に
よる濃縮例えば噴霧乾燥により行うことができ、その場
合この反応溶液に緩衝物質を添加することができる。
から分離及び単離することは、一般的に公知な方法によ
り例えば電解質例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウム
に上る反応媒体からの沈殿により又は反応溶液の蒸発に
よる濃縮例えば噴霧乾燥により行うことができ、その場
合この反応溶液に緩衝物質を添加することができる。
一般式(1)の本発明による化合物は繊維反応性を有し
そして価値の高い染料特性を有する。それ故本化合物は
天然、再生又は合成ヒドロキシ基含有及び/又はカルボ
ンアミド基含有材料―例えば平成形体例えば紙及び皮革
の形で又は原液で―、ポリアミド又はポリウレタン併し
特に繊維形のこの様な材料例えばセルロース繊維材料、
絹、羊毛及び合成ポリアミド−及びポリウレタン繊維の
染色(捺染を含めて)に使用することができる。又本発
明による化合物の合成の際得られる溶液も場合により緩
衝物質の添加後場合により濃縮後直ちに液体配合物とし
て着色使用に供給することができる。
そして価値の高い染料特性を有する。それ故本化合物は
天然、再生又は合成ヒドロキシ基含有及び/又はカルボ
ンアミド基含有材料―例えば平成形体例えば紙及び皮革
の形で又は原液で―、ポリアミド又はポリウレタン併し
特に繊維形のこの様な材料例えばセルロース繊維材料、
絹、羊毛及び合成ポリアミド−及びポリウレタン繊維の
染色(捺染を含めて)に使用することができる。又本発
明による化合物の合成の際得られる溶液も場合により緩
衝物質の添加後場合により濃縮後直ちに液体配合物とし
て着色使用に供給することができる。
一般式(1)の本発明による化合物は、本発明による使
用法により上記基体特に上記繊維材料上に水溶性特に繊
維反応性染料にとつて公知な使用技術により、例えば一
般式(1)のジオキサジン化合物を溶解した形で基体上
に適用するがこれを基体中に導入し、これを基体上で又
は基体中で場合により加熱作用により及び/又はアルカ
リ作用性剤の作用により固着することによつて適用し、
固着することができる。この様な染色−及び固着法は文
献に多数記載されている。
用法により上記基体特に上記繊維材料上に水溶性特に繊
維反応性染料にとつて公知な使用技術により、例えば一
般式(1)のジオキサジン化合物を溶解した形で基体上
に適用するがこれを基体中に導入し、これを基体上で又
は基体中で場合により加熱作用により及び/又はアルカ
リ作用性剤の作用により固着することによつて適用し、
固着することができる。この様な染色−及び固着法は文
献に多数記載されている。
それ故本発明の対象は、又ヒドロキシ−及び/又はカル
ボンアミド基含有材料を染色(捺染を包含する)するた
めに一般式(1)の本発明による化合物を使用すること
又はこれら基体上でのその使用法である、殊に該材料は
繊維材料特に紡繊繊維例えば糸、巻体及び織物の形で使
用される。この場合繊維反応性染料の適用及び固着の公
知方法に類似して実施することができる。
ボンアミド基含有材料を染色(捺染を包含する)するた
めに一般式(1)の本発明による化合物を使用すること
又はこれら基体上でのその使用法である、殊に該材料は
繊維材料特に紡繊繊維例えば糸、巻体及び織物の形で使
用される。この場合繊維反応性染料の適用及び固着の公
知方法に類似して実施することができる。
一般式(1)の本発明による化合物により形成された染
色及び捺染は澄んだ主として青色の色調で優れている。
特にセルロース繊維上での染色及び捺染は非常に高い着
色力及び同様に非常に良好な日光堅牢性―良好な湿潤日
光−及び汗日光堅牢性を含めて―、同様に次亜塩素塩漂
白−及び塩素浴水堅牢性、更に優れた湿潤滑堅牢性例え
ば60乃至95℃に於ける良好乃至非常に良好な洗たく堅牢
性―過硼酸塩の存在下でも―、酸性及びアルカリ性縮絨
−、クロス染め−及び汗堅牢性、アルカリ−、酸−、水
−及び海水堅牢性、更に良好なひだ付け堅牢性、アイロ
ン掛け堅牢性及び摩擦堅牢性を有する。同様にこれらは
湿潤した、なお酢酸を含有する染色材料の貯蔵の際、非
常に良好な酸貯蔵酸による色あせ安定性を有する。更に
染色は通常の合成樹脂仕上げに安定である。本発明によ
る化合物(染料)の一部は色調の単一性及び重要な堅牢
性に於て繊維反応性アントラキノン染料と比較できる。
色及び捺染は澄んだ主として青色の色調で優れている。
特にセルロース繊維上での染色及び捺染は非常に高い着
色力及び同様に非常に良好な日光堅牢性―良好な湿潤日
光−及び汗日光堅牢性を含めて―、同様に次亜塩素塩漂
白−及び塩素浴水堅牢性、更に優れた湿潤滑堅牢性例え
ば60乃至95℃に於ける良好乃至非常に良好な洗たく堅牢
性―過硼酸塩の存在下でも―、酸性及びアルカリ性縮絨
−、クロス染め−及び汗堅牢性、アルカリ−、酸−、水
−及び海水堅牢性、更に良好なひだ付け堅牢性、アイロ
ン掛け堅牢性及び摩擦堅牢性を有する。同様にこれらは
湿潤した、なお酢酸を含有する染色材料の貯蔵の際、非
常に良好な酸貯蔵酸による色あせ安定性を有する。更に
染色は通常の合成樹脂仕上げに安定である。本発明によ
る化合物(染料)の一部は色調の単一性及び重要な堅牢
性に於て繊維反応性アントラキノン染料と比較できる。
以下の例は本発明を説明するためのものである。特記し
ない限り、部は重量部であり、百分率の記載は重量%で
ある。重量部対容量部はキログラム対リツトルと同じで
ある。
ない限り、部は重量部であり、百分率の記載は重量%で
ある。重量部対容量部はキログラム対リツトルと同じで
ある。
例1 (a)3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−
〔4′−β−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−フエ
ニル)−エチルアミノ〕−アニリン492部を水2000部に6
0℃で澄明に溶解する。クロルアニル124部を導入し、反
応中重炭酸ナトリウム約90部で6乃至6.5のpH−値を約6
5℃の反応温度に於て保つ。混合物をなお1時間攪拌
し、反応生成物を約30℃で吸引ろ過し、水400部で洗浄
し、減圧下70℃で乾燥する。
〔4′−β−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−フエ
ニル)−エチルアミノ〕−アニリン492部を水2000部に6
0℃で澄明に溶解する。クロルアニル124部を導入し、反
応中重炭酸ナトリウム約90部で6乃至6.5のpH−値を約6
5℃の反応温度に於て保つ。混合物をなお1時間攪拌
し、反応生成物を約30℃で吸引ろ過し、水400部で洗浄
し、減圧下70℃で乾燥する。
(b)(a)で得られる生成物116部を20乃至25℃の温
度で15%オレウム600部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約3時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを再び水1000部に溶
解し、炭酸ナトリウムで5のpH−値にし、これを場合に
より溶液の通常の予清澄化後塩化ナトリウムで塩析す
る。
度で15%オレウム600部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約3時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを再び水1000部に溶
解し、炭酸ナトリウムで5のpH−値にし、これを場合に
より溶液の通常の予清澄化後塩化ナトリウムで塩析す
る。
本発明によるトリフエンジオキサジン−化合物は又一緒
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又(β−ス
ルフアトエチルスルホニル)−フエニルエチルアミノ−
基に対する別のオルト−位に於て結合していることがで
きるが、併し一層大なる確率を以つて上記式に記載の位
置に在る)を有する。
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又(β−ス
ルフアトエチルスルホニル)−フエニルエチルアミノ−
基に対する別のオルト−位に於て結合していることがで
きるが、併し一層大なる確率を以つて上記式に記載の位
置に在る)を有する。
この本発明による化合物は非常に良好な繊維反応性染料
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルリ性汗
堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿潤
貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄ん
だ帯赤青色色調(カラー・インデツクス色相表示チヤー
トの色指標13に相当する)で染色する。
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルリ性汗
堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿潤
貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄ん
だ帯赤青色色調(カラー・インデツクス色相表示チヤー
トの色指標13に相当する)で染色する。
本化合物は水性溶液中に於て可視範囲で吸収極大を610n
mに於て示す。
mに於て示す。
(c)(a)で使用せるアニリン化合物は例えば次の如
く製造することができる: 3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−クロル−ニ
トロベンゼン330部を水酸化ナトリウム48部及び水2600
部からなる水性苛性ソーダ液中で懸濁させる:2−〔4′
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニル〕−
エチルアミン−ヒドロクロリド320部を直ちに攪拌下導
入し、反応温度を70℃に高める。反応中pH−値を水性苛
性ソーダ液により10に保つ。反応終了後混合物を加熱下
清澄化し、稀釈塩酸で6乃至7のpH−値にする。水性媒
体から冷却の際2−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−ニトロ−1−〔4′−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−フエニル〕−エチルアミノ−ベンゼンが高純
度で晶出する。これは1H−NMR−分析(内部標準として
テトラメチルシランを用いてD6−ジメチルスルホキシド
中で)に於て次のデータを示す: δ=2.61ppm(t,2H);3.05ppm(t,2H); 3.43ppm(t,2H);3.46ppm(t,2H); 3.63ppm(m,2H);3.70ppm(m,2H); 4.82ppm(t,OH);7.11ppm(d,1H); 7.27ppm(t,NH);7.68ppm(d,2H); 7.84ppm(d,2H);8.24ppm(dd,1H); 8.36ppm(d,1H)。
く製造することができる: 3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−クロル−ニ
トロベンゼン330部を水酸化ナトリウム48部及び水2600
部からなる水性苛性ソーダ液中で懸濁させる:2−〔4′
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−フエニル〕−
エチルアミン−ヒドロクロリド320部を直ちに攪拌下導
入し、反応温度を70℃に高める。反応中pH−値を水性苛
性ソーダ液により10に保つ。反応終了後混合物を加熱下
清澄化し、稀釈塩酸で6乃至7のpH−値にする。水性媒
体から冷却の際2−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−ニトロ−1−〔4′−(β−ヒドロキシエチルスル
ホニル)−フエニル〕−エチルアミノ−ベンゼンが高純
度で晶出する。これは1H−NMR−分析(内部標準として
テトラメチルシランを用いてD6−ジメチルスルホキシド
中で)に於て次のデータを示す: δ=2.61ppm(t,2H);3.05ppm(t,2H); 3.43ppm(t,2H);3.46ppm(t,2H); 3.63ppm(m,2H);3.70ppm(m,2H); 4.82ppm(t,OH);7.11ppm(d,1H); 7.27ppm(t,NH);7.68ppm(d,2H); 7.84ppm(d,2H);8.24ppm(dd,1H); 8.36ppm(d,1H)。
このニトロ化合物を次の様にして接触水素添加によりア
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物261部
を水1000部に溶解し、Pd/C−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別し、ろ液を
酸性化し、冷却する。これからアニリン化合物が良好な
収率及び高純度で晶出する。
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物261部
を水1000部に溶解し、Pd/C−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別し、ろ液を
酸性化し、冷却する。これからアニリン化合物が良好な
収率及び高純度で晶出する。
例2 (a)3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔β
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−4−メトキシ−
フエニルアミノ〕−アニリン145部を水600部に60℃で澄
明に溶解する。クロルアニル37部を導入し、反応中重炭
酸ナトリウム約30部で6乃至6.5のpH−値を約65℃の反
応温度に於て保つ。混合物をなお1時間攪拌し、反応生
成物を約20℃で吸引ろ過し、エタノール50部で洗浄し、
減圧下60℃で乾燥する。
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−4−メトキシ−
フエニルアミノ〕−アニリン145部を水600部に60℃で澄
明に溶解する。クロルアニル37部を導入し、反応中重炭
酸ナトリウム約30部で6乃至6.5のpH−値を約65℃の反
応温度に於て保つ。混合物をなお1時間攪拌し、反応生
成物を約20℃で吸引ろ過し、エタノール50部で洗浄し、
減圧下60℃で乾燥する。
(b)(a)で得られる生成物117部を20乃至25℃の温
度で10%オレウム1000部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約3時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム47部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、これを炭
酸カルシウムで1乃至1.5のpH−値に、次に炭酸ナトリ
ウムで5.5のpH−値にし、沈殿した硫酸カルシウムをろ
別し、これを水で洗浄し、ろ液を一緒にする。
度で10%オレウム1000部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約3時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム47部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、これを炭
酸カルシウムで1乃至1.5のpH−値に、次に炭酸ナトリ
ウムで5.5のpH−値にし、沈殿した硫酸カルシウムをろ
別し、これを水で洗浄し、ろ液を一緒にする。
本発明によるトリフエンジオキサジン−化合物は又一緒
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又フエニル
アミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合している
ことができるが、併し一層大なる確率を以て上記式に記
載の位置に在る)を有する。
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又フエニル
アミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合している
ことができるが、併し一層大なる確率を以て上記式に記
載の位置に在る)を有する。
この本発明による化合物は非常に良好な繊維反応性染料
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性
汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿
潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄
んだ帯赤青色色調(色指標13)で染色する。
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性
汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿
潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄
んだ帯赤青色色調(色指標13)で染色する。
本化合物は水性溶液中に於て可視範囲で吸収極大を583n
mに於て示す。
mに於て示す。
(c)(a)で使用せるアニリン化合物は例えば次の如
く製造することができる: 3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−クロル−ニ
トロベンゼン165部及び3−(β−ヒドロキシエチルス
ルホニル)−4−メトキシ−アニリン116部を水1000部
中及び酸化マグネシウム14部の存在下15時間100℃で加
熱する。混合物を冷却後清澄化し、濃塩酸で酸性化し、
引き続いて合成3−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−〔3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−
メトキシ−フエニルアミノ〕−ニトロベンゼンを塩化ナ
トリウム150部により高純度で塩析し、単離する。1 H-NMR-分析(D2O中): δ=3.15−3.42ppm(m.2H);3.55−4.15ppm(m.9H); 6.88ppm(d,1H);7.33ppm(d,1H);7.68ppm(dd,1H); 7.8ppm(d,1H);8.08ppm(dd,1H);8.55ppm(d,1H); ヒドロキシ−、アミノ−及びスルホのプロトンは明かで
なかつた。
く製造することができる: 3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−クロル−ニ
トロベンゼン165部及び3−(β−ヒドロキシエチルス
ルホニル)−4−メトキシ−アニリン116部を水1000部
中及び酸化マグネシウム14部の存在下15時間100℃で加
熱する。混合物を冷却後清澄化し、濃塩酸で酸性化し、
引き続いて合成3−(β−スルホエチルスルホニル)−
4−〔3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−
メトキシ−フエニルアミノ〕−ニトロベンゼンを塩化ナ
トリウム150部により高純度で塩析し、単離する。1 H-NMR-分析(D2O中): δ=3.15−3.42ppm(m.2H);3.55−4.15ppm(m.9H); 6.88ppm(d,1H);7.33ppm(d,1H);7.68ppm(dd,1H); 7.8ppm(d,1H);8.08ppm(dd,1H);8.55ppm(d,1H); ヒドロキシ−、アミノ−及びスルホのプロトンは明かで
なかつた。
引き続いてこのニトロ化合物をニツケル触媒の存在下例
えばメタノール中で約100℃の温度及び水素50バールの
圧力下水素添加して対応するアニリン化合物に変えるこ
とができる。
えばメタノール中で約100℃の温度及び水素50バールの
圧力下水素添加して対応するアニリン化合物に変えるこ
とができる。
例3 (a)3−(β−スルホエチルスルホニル)−4−〔3
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−4−(β−ヒド
ロキシエチルアミノ)−フエニルアミノ〕−アニリン52
3部を水2000部に60℃で澄明に溶解する。クロルアニル1
24部を導入し、反応中重炭酸ナトリウム約80部で6乃至
6.5のpH−値を約65℃の反応温度に於て保つ。混合物を
なお3時間攪拌し、反応生成物を冷却後で引ろ過し、水
200部で洗浄し、減圧下70℃で乾燥する。
−(β−ヒドロキシエチルスルホニル−4−(β−ヒド
ロキシエチルアミノ)−フエニルアミノ〕−アニリン52
3部を水2000部に60℃で澄明に溶解する。クロルアニル1
24部を導入し、反応中重炭酸ナトリウム約80部で6乃至
6.5のpH−値を約65℃の反応温度に於て保つ。混合物を
なお3時間攪拌し、反応生成物を冷却後で引ろ過し、水
200部で洗浄し、減圧下70℃で乾燥する。
(b)(a)で得られる生成物122部を20乃至25℃の温
度で20%オレウム500部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約15時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを炭酸カルシウムで
1乃至1.5のpH−値に、次に炭酸ナトリウムで6のpH−
値にし、沈殿した硫酸カルシウムをろ別し、これを水で
洗浄し、ろ液を一緒にする。なお溶液中に存在するカル
シウムイオンは蓚酸で沈殿させることができる。
度で20%オレウム500部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約15時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを炭酸カルシウムで
1乃至1.5のpH−値に、次に炭酸ナトリウムで6のpH−
値にし、沈殿した硫酸カルシウムをろ別し、これを水で
洗浄し、ろ液を一緒にする。なお溶液中に存在するカル
シウムイオンは蓚酸で沈殿させることができる。
本発明によるトリフエンジオキサジン−化合物はそのナ
トリウム塩の形で又一緒にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧
乾燥により得ることができるか又は電解質塩例えば塩化
ナトリウム及び−カリウムによる塩析により単離するこ
とができる。本化合物は、遊離酸の形で記載して、推定
式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又フエニル
アミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合している
ことができるが、併し一層大なる確率を以つて上記式に
記載の位置に在る) を有する。
トリウム塩の形で又一緒にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧
乾燥により得ることができるか又は電解質塩例えば塩化
ナトリウム及び−カリウムによる塩析により単離するこ
とができる。本化合物は、遊離酸の形で記載して、推定
式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又フエニル
アミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合している
ことができるが、併し一層大なる確率を以つて上記式に
記載の位置に在る) を有する。
本発明による化合物は非常に良好な繊維反応性染料特性
を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセルロ
ース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用及び
固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅牢性
例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の特に
良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢性、塩
素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性、アル
リ性汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも
―、湿潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良
い、澄んだ帯緑青色色調(色指標14)で染色する。
を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセルロ
ース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用及び
固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅牢性
例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の特に
良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢性、塩
素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性、アル
リ性汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも
―、湿潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良
い、澄んだ帯緑青色色調(色指標14)で染色する。
本化合物は水性溶液中に於て可視範囲で吸収極大を620n
mに於て示す。
mに於て示す。
(c)(a)で使用せるアニリン化合物は例2(c)に
類似して製造することができ、その際アニリン化合物と
して3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−
(β−ヒドロキシエチルアミノ)−アニリン131部を使
用する。pH−値6に於ける、反応が行われた後及び混合
物の清澄化後水素添加が直接溶液中で行われる。
類似して製造することができ、その際アニリン化合物と
して3−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−
(β−ヒドロキシエチルアミノ)−アニリン131部を使
用する。pH−値6に於ける、反応が行われた後及び混合
物の清澄化後水素添加が直接溶液中で行われる。
例4乃至30 次の表例中では一般式に相当する別の本発明によるトリ
フエンジオキサジン化合物がそれらの式残基(その際W
はW1と同一であり、Rが水素原子を示す)により記載さ
れている。これら化合物は本発明による方法で例えば夫
々の表例から明かな一般式(5)に相当する1,4−ベン
ゾキノン−化合物と一般式(4)―式中Rが水素原子を
示し、B、W、n、T、X1及びX2は夫々の表例から明か
な意味を有し、その際表の記載に於てYを示しているβ
−スルフアトエチル−基はこの場合式残基Y′に関する
β−ヒドロキシエチル−基を意味する―の化合物との反
応、後からの硫酸化及び環化により製造することができ
る。これらの本発明によるトリフエンジオキサジン−化
合物は同様に非常に良好な繊維反応性染料特性を有し、
明細書中に挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料上
で夫々の表例中で木綿に就て記載された色調(かつこ中
で記載した、カラー・インデツクス色相表示チヤートの
色指標を用いた)を有する着色力の良い堅牢な染色を与
える。
フエンジオキサジン化合物がそれらの式残基(その際W
はW1と同一であり、Rが水素原子を示す)により記載さ
れている。これら化合物は本発明による方法で例えば夫
々の表例から明かな一般式(5)に相当する1,4−ベン
ゾキノン−化合物と一般式(4)―式中Rが水素原子を
示し、B、W、n、T、X1及びX2は夫々の表例から明か
な意味を有し、その際表の記載に於てYを示しているβ
−スルフアトエチル−基はこの場合式残基Y′に関する
β−ヒドロキシエチル−基を意味する―の化合物との反
応、後からの硫酸化及び環化により製造することができ
る。これらの本発明によるトリフエンジオキサジン−化
合物は同様に非常に良好な繊維反応性染料特性を有し、
明細書中に挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料上
で夫々の表例中で木綿に就て記載された色調(かつこ中
で記載した、カラー・インデツクス色相表示チヤートの
色指標を用いた)を有する着色力の良い堅牢な染色を与
える。
例31 (a)式 で示される化合物547部を水2000部にpH6及び60℃に於て
溶解する。
溶解する。
クロルアニル124部を導入し、反応中重炭酸ナトリウム
約90部で6乃至6.5のpH−値を約65℃の反応温度に於て
保つ。混合物をなお4時間攪拌し、反応生成物を約30℃
で吸引ろ過し、水1000部で洗浄し、減圧下70℃で乾燥す
る。
約90部で6乃至6.5のpH−値を約65℃の反応温度に於て
保つ。混合物をなお4時間攪拌し、反応生成物を約30℃
で吸引ろ過し、水1000部で洗浄し、減圧下70℃で乾燥す
る。
(b)(a)で得られる生成物116部を20乃至25℃の温
度で13%オレウム650部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約12時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを再び水1000部に溶
解し、炭酸ナトリウムで5のpH−値にし、これを場合に
より溶液の通常の予清澄化後塩化ナトリウムで塩析す
る。
度で13%オレウム650部に導入する。引き続いて反応混
合物をなお約12時間この温度で攪拌し、次にペルオキシ
二硫酸ナトリウム48部を導入するがしかも反応温度が20
乃至25℃で保つことができる様に導入する。なお10時間
この温度で攪拌し、次に混合物を氷上に流し、沈殿した
本発明による化合物をろ別し、これを再び水1000部に溶
解し、炭酸ナトリウムで5のpH−値にし、これを場合に
より溶液の通常の予清澄化後塩化ナトリウムで塩析す
る。
本発明によるトリフエンジオキサジン−化合物は又一緒
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又(β−ス
ルフアトエチルスルホニル)−ベンゾトリアゾリル−プ
ロピルアミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合し
ていることができるが、併し一層大なる確率を以て上記
式に記載の位置に在る) を有する。
にしたろ液の蒸発濃縮又は噴霧乾燥によりそのナトリウ
ム塩の形で得ることができる。本化合物は、遊離酸の形
で記載して、推定式 (夫々のβ−スルホエチルスルホニル−基は又(β−ス
ルフアトエチルスルホニル)−ベンゾトリアゾリル−プ
ロピルアミノ−基に対する別のオルト−位に於て結合し
ていることができるが、併し一層大なる確率を以て上記
式に記載の位置に在る) を有する。
この本発明による化合物は非常に良好な繊維反応性染料
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性
汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿
潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄
んだ帯赤青色色調(カラー・インデツクス色相表示チヤ
ートの色指標13に相当する)で染色する。
特性を有する。本化合物は明細書中で挙げた材料特にセ
ルロース繊維材料例えば木綿を、繊維反応性染料の適用
及び固着の工業的に通常及び公知な方法により良好な堅
牢性例えば乾燥又は湿潤例えば飲料水で湿潤した染色の
特に良好な日光堅牢性、良好なアルカリ性汗日光堅牢
性、塩素浴水堅牢性、次亜塩素酸塩堅牢性、アルカリ性
汗堅牢性、洗たく堅牢性―過硼酸塩の存在下でも―、湿
潤貯蔵堅牢性及び酸貯蔵安定性を以て着色力の良い、澄
んだ帯赤青色色調(カラー・インデツクス色相表示チヤ
ートの色指標13に相当する)で染色する。
本化合物は水性溶液中に於て可視範囲で吸収極大を617n
mに於て示す。
mに於て示す。
(c)(a)で使用せるアニリン化合物は例えば次の如
く製造することができる: 2−(β−スルホエチルスルホニル)−4−ニトロ−ク
ロルベンゼンのナトリウムム塩352部を水1000部及びト
リエタノールアミン550部中γ−〔5−(β−ヒドロキ
シエチルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イ
ル〕−n−プロピルアミン270部の混合物(40℃に予熱
した)に加える。3時間以内に混合物を100乃至110℃に
加熱し、その際水が一部留出する。更に5時間115乃至1
00℃に於て定量的に反応するまで攪拌し、100℃に於て
水2000部を加え、溶液を80乃至90℃に於て清澄化する。
水性媒体から冷却及びNaClの添加後式 で示される化合物のナトリウム塩が高い収率及び純度で
晶析する。
く製造することができる: 2−(β−スルホエチルスルホニル)−4−ニトロ−ク
ロルベンゼンのナトリウムム塩352部を水1000部及びト
リエタノールアミン550部中γ−〔5−(β−ヒドロキ
シエチルスルホニル)−ベンゾトリアゾール−1−イ
ル〕−n−プロピルアミン270部の混合物(40℃に予熱
した)に加える。3時間以内に混合物を100乃至110℃に
加熱し、その際水が一部留出する。更に5時間115乃至1
00℃に於て定量的に反応するまで攪拌し、100℃に於て
水2000部を加え、溶液を80乃至90℃に於て清澄化する。
水性媒体から冷却及びNaClの添加後式 で示される化合物のナトリウム塩が高い収率及び純度で
晶析する。
これは1H−NMR−分析(内部標準としてTMSを用いてD6−
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.3ppm(m,2H);2.7ppm(m,2H);3.5ppm(m,2H); 3.6ppm(m,4H);3.7ppm(m,2H);4.9ppm(t,2H); 4.95ppm(t,OH),7.1ppm(d,1H);7.37ppm(t,NH); 8.03ppm(dd,1H);8.22ppm(d,1H);8.25ppm(dd,1
H); 8.38ppm(d,1H)8.62ppm(s,1H)。
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.3ppm(m,2H);2.7ppm(m,2H);3.5ppm(m,2H); 3.6ppm(m,4H);3.7ppm(m,2H);4.9ppm(t,2H); 4.95ppm(t,OH),7.1ppm(d,1H);7.37ppm(t,NH); 8.03ppm(dd,1H);8.22ppm(d,1H);8.25ppm(dd,1
H); 8.38ppm(d,1H)8.62ppm(s,1H)。
このニトロ化合物を次の様にして接触水素添加によりア
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物289部
を水1000部に溶解し、Pd/c−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別する。
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物289部
を水1000部に溶解し、Pd/c−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別する。
水素添加生成物を直ちに(a)による反応に使用するこ
とができる。
とができる。
(d)(c)で使用した5−(β−ヒドロキシエチルス
ルホニル)−ベンゾトリアゾリル−プロピルアミノ−化
合物は例えば次の様に製造することができる: γ−〔4−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2−
アミノ−フエニルアミノ)〕−n−プロピルアミン260
部を水性塩酸溶液約1800部中で0乃至5℃に於て水性亜
硝酸ナトリウム溶液により常法でジアゾ化する。閉環が
直ちにそして定量的に行われる。溶液は直接(c)に於
て使用することができる。
ルホニル)−ベンゾトリアゾリル−プロピルアミノ−化
合物は例えば次の様に製造することができる: γ−〔4−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2−
アミノ−フエニルアミノ)〕−n−プロピルアミン260
部を水性塩酸溶液約1800部中で0乃至5℃に於て水性亜
硝酸ナトリウム溶液により常法でジアゾ化する。閉環が
直ちにそして定量的に行われる。溶液は直接(c)に於
て使用することができる。
単離した試料は1H−NMR−分析(内部標準としてTMSを用
いてD6−DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.24ppm(m,2H);2.85ppm(m,2H);3.6ppm(m,4
H); 4.92ppm(t,2H);8.04ppm(dd,1H);8.27ppm(d,1H); 8.6ppm(s,1H);移動プロトン(OH,NH2)。
いてD6−DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.24ppm(m,2H);2.85ppm(m,2H);3.6ppm(m,4
H); 4.92ppm(t,2H);8.04ppm(dd,1H);8.27ppm(d,1H); 8.6ppm(s,1H);移動プロトン(OH,NH2)。
(e)(d)で使用した4−(β−ヒドロキシエチルス
ルホニル)−2−アミノ−フエニルアミノプロピルアミ
ン−化合物は例えば次の様に得ることができる: 4−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2−ニトロ
−クロルベンゼン530部を70乃至80℃に於て徐々にn−
プロピレンジアミン750部に導入する。定量的反応後混
合物を必要な場合に水にかきまぜ、生成物を吸引ろ過す
る。ニトロ化合物は融点110乃至112℃を以つて良好な収
率及び高い純度で得られる。これは1H−NMR−分析(内
部標準としてTMSを用いてD6−DMSO中で)に於て次のデ
ータを示す: δ=1.7ppm(m,2H);2.66ppm(t,2H);3.5ppm(m,4
H); 3.68ppm(m,2H);7.25ppm(d,1H);7.9ppm(dd,1H); 8.5ppm(d,1H);移動プロトン(NH2,OH)。
ルホニル)−2−アミノ−フエニルアミノプロピルアミ
ン−化合物は例えば次の様に得ることができる: 4−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2−ニトロ
−クロルベンゼン530部を70乃至80℃に於て徐々にn−
プロピレンジアミン750部に導入する。定量的反応後混
合物を必要な場合に水にかきまぜ、生成物を吸引ろ過す
る。ニトロ化合物は融点110乃至112℃を以つて良好な収
率及び高い純度で得られる。これは1H−NMR−分析(内
部標準としてTMSを用いてD6−DMSO中で)に於て次のデ
ータを示す: δ=1.7ppm(m,2H);2.66ppm(t,2H);3.5ppm(m,4
H); 3.68ppm(m,2H);7.25ppm(d,1H);7.9ppm(dd,1H); 8.5ppm(d,1H);移動プロトン(NH2,OH)。
このニトロ化合物を次の様にして接触水素添加によりア
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物303部
を水1000部に溶解し、Pd/c−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別し、ろ液を
直接(d)に於て更に処理することができる。単離した
試料は1H−NMR−分析(内部標準としてTMSを用いてD6−
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=1.9ppm(m,2H);2.88ppm(t,2H);3.2ppm(m,4
H); 3.58ppm(m,2H);6.51ppm(dd,1H);6.92ppm(dd,1
H); 6.96ppm(dd,1H);移動プロトン4.9ppm(OH). 5.2ppm(NH2);5.74ppm(NH)及び8.2ppm(NH2)。
ニリン化合物に水素添加する。即ちニトロ化合物303部
を水1000部に溶解し、Pd/c−触媒の存在下オートクレー
ブ中で100℃までの温度及び50バールの水素圧に於て水
素添加するのである。引き続いて触媒をろ別し、ろ液を
直接(d)に於て更に処理することができる。単離した
試料は1H−NMR−分析(内部標準としてTMSを用いてD6−
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=1.9ppm(m,2H);2.88ppm(t,2H);3.2ppm(m,4
H); 3.58ppm(m,2H);6.51ppm(dd,1H);6.92ppm(dd,1
H); 6.96ppm(dd,1H);移動プロトン4.9ppm(OH). 5.2ppm(NH2);5.74ppm(NH)及び8.2ppm(NH2)。
(f)(c)で使用したクロルニトロ化合物は例えば次
の様に得ることができる: 2−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−ニトロ
−クロルベンゼン260部を100%硫酸800部及び20%オレ
ウム400部中で定量的に硫酸エステルに変え、次にこれ
を氷/食塩へのかきまぜにより沈殿させ、即座に吸引ろ
過し、20%水性NaCl−溶液で洗浄して酸を除き(収率は
殆ど定量的)、引き続いて水1500部中に50℃で溶解す
る。水400部中Na2SO3125部の溶液を急速に添加する。短
い混合時間後沈殿が自然に起る。50℃で1時間攪拌後pH
が約4に低下する。10℃以内に吸引ろ過し、生成物を場
合により80℃に於て減圧下乾燥する。
の様に得ることができる: 2−(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−4−ニトロ
−クロルベンゼン260部を100%硫酸800部及び20%オレ
ウム400部中で定量的に硫酸エステルに変え、次にこれ
を氷/食塩へのかきまぜにより沈殿させ、即座に吸引ろ
過し、20%水性NaCl−溶液で洗浄して酸を除き(収率は
殆ど定量的)、引き続いて水1500部中に50℃で溶解す
る。水400部中Na2SO3125部の溶液を急速に添加する。短
い混合時間後沈殿が自然に起る。50℃で1時間攪拌後pH
が約4に低下する。10℃以内に吸引ろ過し、生成物を場
合により80℃に於て減圧下乾燥する。
これは1H−NMR−分析(内部標準としてTMSを用いてD6−
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.7ppm(m,2H);3.8ppm(m,2H);8.06ppm(dd,1
H); 8.55ppm(dd,1H);8.64ppm(d,1H)。
DMSO中で)に於て次のデータを示す: δ=2.7ppm(m,2H);3.8ppm(m,2H);8.06ppm(dd,1
H); 8.55ppm(dd,1H);8.64ppm(d,1H)。
例32乃至70 次の表例に於て一般式(1A) (式中Mは明細書中に記載の意味を有する) に相当する別の本発明によるトリフエンジオキサジン化
合物がその式残基により(ここで残基WXは夫々示された
残基W*の「鏡像的」基である)記載されている。これら
化合物は上記の実施例に類似して夫々の表例から明かな
一般式(5)に相当する1,4−ベンゾキノン−化合物と
一般式(4A) で示される化合物との反応及び後からの硫酸化及び環化
により製造することができる。これらの本発明によるト
リフエンジオキサジン−化合物は同様に非常に良好な繊
維反応性染料特性を有し、明細書中に挙げた材料例えば
特にセルロース繊維材料上で夫々の表例中で木綿に就て
記載された色調(かつこ中で記載した、カラー・インデ
ツクス色相表示チヤートの色指標を用いた)を有する着
色力の良い堅牢な染色を与える。
合物がその式残基により(ここで残基WXは夫々示された
残基W*の「鏡像的」基である)記載されている。これら
化合物は上記の実施例に類似して夫々の表例から明かな
一般式(5)に相当する1,4−ベンゾキノン−化合物と
一般式(4A) で示される化合物との反応及び後からの硫酸化及び環化
により製造することができる。これらの本発明によるト
リフエンジオキサジン−化合物は同様に非常に良好な繊
維反応性染料特性を有し、明細書中に挙げた材料例えば
特にセルロース繊維材料上で夫々の表例中で木綿に就て
記載された色調(かつこ中で記載した、カラー・インデ
ツクス色相表示チヤートの色指標を用いた)を有する着
色力の良い堅牢な染色を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−221268(JP,A)
Claims (20)
- 【請求項1】一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、−SO2−、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基―おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物。 - 【請求項2】Rが水素原子である特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 - 【請求項3】Bがアミノ基−NH−である特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の化合物。 - 【請求項4】W又はW1がβ−(p−フェニレン)−エチ
レン基又は4−メトキシ−1,3−フェニレン−又は4−
(β−スルファトエチルアミノ)−1,3−(フェニレン
−又は4−(β−スルホエチルアミノ)−1,3−フェニ
レン基である特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項
記載の化合物。 - 【請求項5】Wが一般式(2B) で示される二価残基であり、 W1が一般式(2A) 〔上記式中2個の残基R*は互いに同一であるか又は互い
に異なっていておのおの水素原子、1〜4個の炭素原子
を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するアル
コキシ基、ハロゲン原子、カルボキシ基又はスルホ基を
意味し、WXおよびW*は互いに同一であるか又は互いに異
なっていておのおの二価の、場合により置換された脂肪
族、場合によりアルキルにより置換された(C5〜C10)
−脂環式、場合によりアルキルにより置換された脂肪族
−(C5〜C8)−脂環式、場合により置換された芳香脂肪
族又は場合により置換された芳香族−炭素環状残基を意
味し、その際W*またはWXにおける脂肪族残基は式−O
−、−S−、−SO2−、−CO−、1,4−ピペリジノ、−NH
−及び−N(RO)−(式中ROは置換されていることがで
きる1〜6個の炭素原子を有するアルキル基又は2〜5
個の炭素原子を有するアルカノイル基である)からなる
群から選択されるヘテロ基により中断されていることが
でき、そして/又はその際脂肪族及びアリール残基はこ
のようなヘテロ基相互により結合していることができ
る。〕 で示される二価残基である特許請求の範囲第1項、第2
項又は第3項記載の化合物。 - 【請求項6】W*またはWXの両方が1,2−エチレン−又は
1,3−プロピレン残基を意味する特許請求の範囲第5項
記載の化合物。 - 【請求項7】Tがβ−スルホエチル基である特許請求の
範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項8】Tがスルホ−又はカルボキシ基により置換
されている2〜3個の炭素原子を有するアルキル基であ
る特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載
の化合物。 - 【請求項9】X1およびX2の両方が塩素−又は臭素原子を
示す特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記
載の化合物。 - 【請求項10】X1およびX2の両方が塩素原子を示す特許
請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の化合
物。 - 【請求項11】Yがβ−スルファトエチル基を意味する
特許請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の
化合物。 - 【請求項12】一般式(1a) 〔式中 Xは臭素原子又は殊に塩素原子を示し、 Mは水素原子又は殊にアルカリ金属原子例えば特にナト
リウムであり、 pは2または3殊に2の数を示し R″はスルホ−、スルファト−又はカルボキシ殊にスル
ホ基を意味するが、しかし、p=2の場合にはスルファ
ト基を意味せず、 W1はメチル、エチル、塩素、メトキシ又はエトキシによ
り置換されていることができるフェニレン残基殊にメタ
−フェニレン残基であるか又は式(2a)、(2b)又は
(2c) (上記式中Mは上記の意味を有し、その際式(2b)及び
(2c)においてフェニレン残基殊にメタ−フェニレン残
基であり、アミノ基は式残基Bに相当する他のアミノ基
に対しパラ位に結合している) で示される基であり、そしてWはW1について挙げられて
いるが、しかし「鏡像的に」配列されたこのような残基
を意味する。〕 に相当する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項13】一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、-SO2-、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基―おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又はB−W1−
(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物を製造
する方法において、一般式(3) 〔式中、Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル基又は
エチル基―これはアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有する―であり、n、R、B、W、W1、T、X1お
よびX2は前記の意味を有し、その際これら残基における
置換されたアルキル基は又ヒドロキシ置換アルキル基で
あることができ、基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-
Y′)n又は−B−W1−(SO2-Y′)nに対するオルト位に結
合しており、ベンゼン核は前記アミノ基−NH−に対する
オルト位の1つにおいて置換されていてはならない。〕 で示される化合物を酸性媒体中で好ましくは酸化剤の存
在下に環化してトリフェンジオキサジンとし、その際場
合により環化前又は環化と同時に又は環化反応後はじめ
て、場合により存在するヒドロキシアルキル基を硫酸化
−又は燐酸化剤によりエステル化して、対応するβ−ス
ルファト−アルキル−又はβ−ホスファト−アルキル−
基とし、そして、場合により同時にスルホ基をアリール
残基に導入することを特徴とする上記製造方法。 - 【請求項14】閉環をペルオキソ二硫酸塩の存在下に実
施する特許請求の範囲第13項に記載の方法。 - 【請求項15】一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、-SO2-、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基―おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物を製造
する方法において、一般式(4) 〔式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル基又はエ
チル基―これはアルカリにより脱離可能な置換分をβ位
に含有する―であり、n、R、B、WおよびTは前記の
意味を有し、そして基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO
2-Y′)nに対するオルト位において結合している。〕 で示される化合物を、一般式(5) 〔式中X1及びX2は上記の意味を有し、X3及びX4は互いに
同一であるか又は互いに異なっており、おのおの水素原
子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基例えば特
にメトキシ基又はフェノキシ基を示すか又は殊にハロゲ
ン原子例えばフッ素原子殊に臭素原子及び特に塩素原子
であり、その際X3及びX4は又X1及びX2と同じ意味を有す
ることができる。〕 で示される1,4−ベンゾキノン化合物と反応させて一般
式(3) 〔式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル基又はエ
チル基―これはアルカリにより置換可能な置換分をβ位
に含有する―であり、n、R、B、W、W1、T、X1およ
びX2は前記の意味を有し、その際これら残基における置
換されたアルキル基は又ヒドロキシ置換アルキル基であ
ることができ、基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-
Y′)n又は−B−W1−(SO2-Y′)nに対するオルト位に結
合しており、ベンゼン核は前記アミノ基−NH−に対する
オルト位の1つにおいて置換されていてはならない。〕 で示される化合物とし、一般式(3)で示される化合物
を酸性媒体中で好ましくは酸化剤の存在下に環化してト
リフェンジオキサジンとし、その際場合により環化前又
は環化と同時に又は環化反応後はじめて、場合により存
在するヒドロキシアルキル基を硫酸化−又は燐酸化剤に
よりエステル化して、対応するβ−スルファト−アルキ
ル−又はβ−ホスファト−アルキル−基とし、そして、
場合により同時にスルホ基をアリール残基に導入するこ
とを特徴とする上記製造方法。 - 【請求項16】閉環をペルオキソ二硫酸塩の存在下に実
施する特許請求の範囲第15項に記載の方法。 - 【請求項17】一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、-SO2-、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基−おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物を製造
する方法において、一般式(8) 〔式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル基又はエ
チル基―これはアルカリにより脱離可能な置換分をβ位
に含有する―であり、n、R、B、WおよびTは前記の
意味を有し、そして基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO
2-Y′)nに対するオルト位において結合している。〕 で示される化合物を還元して一般式(4) 〔式中Y′、n、R、B、WおよびTは上記の意味を有
し、そして基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y′)n
に対するオルト位において結合している。〕 で示される化合物とし、一般式(4)で表される化合物
を、一般式(5) 〔式中X1及びX2は上記の意味を有し、X3及びX4は互いに
同一であるか又は互いに異なっており、おのおの水素原
子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基例えば特
にメトキシ基又はフェノキシ基を示すか又は殊にハロゲ
ン原子例えばフッ素原子殊に臭素原子及び特に塩素原子
であり、その際X3及びX4は又X1およびX2と同じ意味を有
することができる。〕 で示される1,4−ベンゾキノン化合物と反応させて一般
式(3) 〔式中Y′はビニル基、β−ヒドロキシエチル基又はエ
チル基―これはアルカリにより脱離可能な置換分をβ位
に含有する―であり、n、R、B、W、W1、T、X1およ
びX2は前記の意味を有し、その際これら残基における置
換されたアルキル基は又ヒドロキシ置換アルキル基であ
ることができ、基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-
Y′)n又は−B−W1−(SO2-Y′)nに対するオルト位に結
合しており、ベンゼン核は前記アミノ基−NH−に対する
オルト位の1つにおいて置換されていてはならない。〕 で示される化合物とし、一般式(3)で示される化合物
を酸性媒体中で好ましくは酸化剤の存在下に環化してト
リフェンジオキサジンとし、その際場合により環化前又
は環化と同時に又は環化反応後はじめて、場合により存
在するヒドロキシアルキル基を硫酸化−又は燐酸化剤に
よりエステル化して、対応するβ−スルファト−アルキ
ル−又はβ−ホスファト−アルキル−基とし、そして、
場合により同時にスルホ基をアリール残基に導入するこ
とを特徴とする上記製造方法。 - 【請求項18】閉環をペルオキソ二硫酸塩の存在下に実
施する特許請求の範囲第17項に記載の方法。 - 【請求項19】一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、-SO2-、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基―おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物を用い
てヒドロキシ−及び/又はカルボンアミド基含有材料特
に繊維材料を染色(捺染を包含する)する方法。 - 【請求項20】染料をヒドロキシ−及び/又はカルボン
アミド基含有材料特に繊維材料上に適用するか又は該材
料に導入し、これを加温及び/又は酸結合剤により固着
して該材料を染色(捺染を包含する)する方法におい
て、染料として一般式(1) 〔式中 Tは1〜6個の炭素原子を有する場合により置換された
アルキル基であり―下記基Yの残基を除いて―、その際
アルキル基はなお式−O−、−S−、−NH−および−N
(R′)−(R′は下記の意味を有する)の群から選択
されるヘテロ基により中断されていることができるか又
は場合により置換されたアリール基であり、 Bは酸素−又は硫黄原子又は式−NH−又は−N(R′)
− (式中R′は置換されていることができる1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である) で示されるアミノ基であり、 Wは二価の、場合により置換された脂肪族、場合により
アルキルにより置換された(C5〜C10)−脂環式、場合
によりアルキルにより置換された脂肪族−(C5〜C8)−
脂環式、場合により置換された芳香脂肪族又は場合によ
り置換された芳香族−炭素環状残基又はこれら残基と組
み合わされたベンゾトリアゾール残基であり、その際W
における脂肪族残基は−O−、−S−、-SO2-、−CO
−、1,4−ピペリジノ、−NH−および−N(RO)−(式
中ROはR′の意味を有するかまたは2〜5個の炭素原子
を有するアルカノイル基である)からなる群から選択さ
れるヘテロ基により中断されていることができ、そして
/又は脂肪族及びアリール残基はこのようなヘテロ基相
互により結合していることができ、 W1はWについて記載した意味を有し、Wと同一であるか
又はWとは異なっており、 Rは水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲ
ン、カルボキシ又はスルホであり、 X1は水素原子又はハロゲン原子、5〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、アルアルキルオキシ基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アリールオキシ
基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、シアノ基、カルボキシ基、2〜5
個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、アリールア
ミノ基、カルバモイル基、N−アルキル−カルバモイル
基又はN,N−ジアルキルカルバモイル基―おのおの1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基を有する―、N−
アリール−カルバモイル基、2〜5個の炭素原子を有す
るアルカノイルアミノ基又はアロイルアミノ基であり、
その際これら上記置換分におけるアリール残基は殊にフ
ェニル残基であり、該残基はなおハロゲン、ニトロ、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原
子を有するアルコキシ、カルボキシ及びスルホからなる
群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
いることができ、 X2はX1と同一であるか又はX1とは異なっていて、X1につ
いて記載した意味を有し 基−SO2−Tは殊に基−B−W−(SO2-Y)n又は−B−W1
−(SO2-Y)nに対するオルト位において結合しており nは1又は2の数であり、 Yはビニル基又はアルカリにより脱離可能な置換分をβ
位に含有するエチル基であり、そして 分子(1)は、その中にスルホ−及びスルファト基のう
ちの少なくとも1個殊に少なくとも2個を必然的に含有
することができる。〕 に相当する水溶性トリフェンジオキサジン化合物を使用
することを特徴とする上記方法。
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