JPH077926B2 - ダイバーシティtv受信装置 - Google Patents

ダイバーシティtv受信装置

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JPH077926B2
JPH077926B2 JP1312119A JP31211989A JPH077926B2 JP H077926 B2 JPH077926 B2 JP H077926B2 JP 1312119 A JP1312119 A JP 1312119A JP 31211989 A JP31211989 A JP 31211989A JP H077926 B2 JPH077926 B2 JP H077926B2
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antenna
circuit
signal
switching
pulse
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徳夫 永島
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はダイバーシティTV受信装置に係り、とくに映
像検波信号の垂直帰線消去期間中に複数のアンテナを一
時的に順に切り換えさせながら各アンテナでの受信レベ
ルを比較し、最大受信レベルのアンテナを選択するよう
にしたダイバーシティTV受信装置に関する。
〔従来の技術〕
車載用TV受信装置には、車両の移動による受信環境の変
化に関わらず常に最良の受信状態が得られるようにする
ためダイバーシティTV受信装置が用いられる。
このダイバーシティTV受信装置は、車両各部に複数のア
ンテナを設置しておき、定期的に各アンテナでの受信レ
ベルを比較し、最大レベルのアンテナに自動切り換えす
るようにしている。
従来のダイバーシティTV受信装置は、垂直帰線消去期間
中にアンテナを順に切り換えて画面にアンテナ切り換え
の影響が出ないようにしている。
即ち、特開昭57-127339号公報に開示されている如く、
垂直同期信号に続く各水平等価パルスで一時的に他のア
ンテナに順に切り換え、映像検波信号中のアンテナ切り
換え時の水平等価パルスの先頭値を比較するようにして
いた。
例えば、第1乃至第4アンテナの4本のアンテナを有す
る場合、第3図に示すように予め第1アンテナで受信し
ていたとき、まず垂直同期信号後の最初の水平等価パル
スの前後にわたる期間で一時的に第1アンテナに切り換
え(今の場合、実際にはアンテナは切り換わらない)映
像検波回路から出力された映像検波信号中の水平等価パ
ルスの先頭値をサンプルホールドし、第1アンテナに係
る受信レベルを求める。
次に、垂直同期信号後の2番目の水平等価パルスの前後
にわたる期間で一時的に第2アンテナに切り換え、この
とき映像検波回路から出力された水平等価パルスの先頭
値をサンプルホールドし、第2アンテナに係る受信レベ
ルを求める。
同様にして、垂直同期信号後の3番目と4番目の水平等
価パルスに関し、前後にわたる期間で各々一時的に第3
アンテナ,第4アンテナに切り換えるとともに、このと
き映像検波回路から出力された各水平等価パルスの先頭
値を順にサンプルホールドして第3,第4アンテナに係る
受信レベルを求める。
ここで、テレビ放送では映像信号が負変調されているの
で、映像検波信号が正極性の場合、受信レベルが大きい
ほど映像検波信号中の水平等価パルスの先頭値が低くな
る。
よって、各サンプルホールド値を比較し、先頭値が一番
低いアンテナを捜し、最大受信レベルのアンテナとして
アンテナの切り換えを行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記した従来の技術では、例えば第2アン
テナの受信レベルが他のアンテナに較べて極端に小さか
ったとき、第3図に示すように映像中間波信号の搬送波
の振幅が小さくなり、映像検波信号では水平等価パルス
が欠落したのと同じ状態となって、モニタ側の水平同期
信号分離回路に誤動作を生じさせてしまい、映像が乱れ
るという問題があった。
この発明は上記した従来の問題に鑑みなされたもので、
水平同期動作を乱さないダイバーシティTV受信装置を提
供することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のダイバーシティTV受信装置は、複数のアンテ
ナと、複数のアンテナの中から択一的に1つを選択しチ
ューナと接続する高周波スイッチング回路と、高周波ス
イッチング回路を制御し映像信号の垂直帰線期間中に複
数のアンテナを一時的に順に切り換えさせながら各アン
テナでの受信レベルを比較し,比較結果に基づき最大受
信レベルのアンテナを選択させるアンテナ切り換え制御
回路と、を有するダイバーシティTV受信装置において、
アンテナ切り換え制御回路は、垂直同期信号内の1つの
切り込みパルスの立ち下がり後の所定の時点から次の切
り込みパルスの立ち上がり時点乃至立ち下がり直前の所
定の時点までの期間を1つの期間とし、複数の切り込み
パルスにわたる複数の期間で、複数のアンテナを一時的
に順次に切り換え制御するようにしたこと、を特徴とし
ている。
〔実施例〕
次にこの発明の1つの実施例を第1図を参照して説明す
る。
第1図は、この発明に係るダイバーシティTV受信装置の
ブロック図である。
第1〜第4アンテナ10〜16が高周波スイッチング回路18
を介してチューナ20と接続されている。
高周波スイッチング回路18は後述するアンテナ切り換え
制御回路22から入力した切り換え信号に基づき1つのア
ンテナを選択し、チューナ20と接続するようになってい
る。
チューナ20の出力側には映像検波回路24を介してモニタ
26が接続されており、映像検波回路24から出力された映
像検波信号に基づき画像再生がなされる。
映像検波回路24の出力側及び高周波スイッチング回路18
の切り換え信号の入力側にはアンテナ切り換え制御回路
22が接続されている。
このアンテナ切り換え制御回路22では、まず映像検波回
路24の出力側にサンプルホールド部30及び同期分離回路
40が接続されている。
サンプルホールド部30は、互いに並列接続された4つの
サンプルホールド回路32〜38を有しており、各々外部か
ら個別に入力されるサンプリングクロックSC1〜SC4に従
い映像検波信号のサンプルホールドを行う。
各サプルホールド回路32〜38は各々第1〜第4アンテナ
10〜16と対応している。
同期分離回路40は、映像検波信号から水平同期信号Hsと
垂直同期信号Vsを分離する機能を有している。
同期分離回路40の出力側には、サンプリングクロック発
生回路42、ラッチストローブ信号発生回路44、順次アン
テナ切り換え信号発生回路46、切り換えタイミング信号
発生回路48が並列に接続されており、各々、所定のタイ
ミングでクロックまたは信号を発生する。
サンプリングクロック発生回路42は、同期分離回路40か
ら入力した水平同期信号Hsと垂直同期信号Vsに基づき、
垂直同期信号中の2番目〜5番目の各切り込みパルスの
立ち上がりの直前の所定時点でサンプリングクロックSC
1〜SC4を発生し、個別にサンプルホールド部30のサンプ
ルホールド回路32〜38へ出力する。
サンプルホールド部30のサンプルホールド回路32〜38
は、各々「H」レベルのサンプリングクロックSC1〜SC4
を入力している間、映像検波回路24から出力された映像
検波信号のサンプリングを行い、サンプリングクロック
SC1〜SC4が「L」になったあと、次にサンプリングクロ
ックSC1〜SC4が「H」になるまでホールドする。
サンプルホールド部30の出力側には、比較部50が接続さ
れている。この比較部50は比較回路52とラッチ回路54か
ら構成されている。
比較回路52は、常時、各サンプルホールド回路32〜38の
ホールド値を比較して一番小さいホールド値に係るアン
テナ位置データを4ビットで出力する。
例えば、第1アンテナ10に係るホールド値が一番小さい
とき、第1アンテナ10での受信レベルが最大であり、こ
のとき(1000)を出力する。同様に、第2アンテナ12に
係るホールド値が一番小さいとき(0100)、第3アンテ
ナ14に係るホールド値が一番小さいとき(0010)、第4
アンテナ16に係るホールド値が一番小さいとき(0001)
を出力する。
ラッチストローブ信号発生回路44は、同期分離回路40か
ら入力した水平同期信号Hsと垂直同期信号Vsに基づき、
垂直同期信号中の6番目の切り込みパルスの立ち上がり
の直前の所定の時点でラッチストローブ信号RSを発生
し、ラッチ回路54へ出力する。
ラッチ回路54は、ラッチストローブ信号RSを入力する
と、比較回路52から出力されたアンテナ位置データをラ
ッチし、4ビットのアンテナ位置データ(R1R2R3R4)を
出力する。
また、順次アンテナ切り換え信号発生回路46は、同期分
離回路40から入力した水平同期信号Hsと垂直同期信号Vs
に基づき、垂直同期信号中の1番目〜4番目の各切り込
みパルスの立ち上がり時点で、4ビットの内、1つを順
に1とする順次アンテナ切り換え信号(S1S2S3S4)を発
生する。
例えば、垂直同期信号中の1番目の切り込みパルスの立
ち上がり時点で(1000)を出力し、2番目の切り込みパ
ルスの立ち上がり時点で(0100)を出力し、3番目の切
り込みパルスの立ち上がり時点で(0010)を出力し、4
番目の切り込みパルスの立ち上がり時点で(0001)を出
力する。
比較部50と順次アンテナ切り換え信号発生回路46の出力
側には切り換え回路56が接続されている。
切り換えタイミング信号発生回路48は、同期分離回路40
から入力した水平同期信号Hsと垂直同期信号Vsに基づ
き、垂直同期信号中の1番目〜4番目の各切り込みパル
スの立ち下がり後の所定の時点から2番目〜5番目の切
り込みパルスの立ち上がり時点までの各期間、「H」レ
ベルとなる切り換えタイミング信号CTを発生し、切り換
え回路56へ出力する。
比較部50と順次アンテナ切り換え信号発生回路46の出力
側は各々4ビットパラレルに切り換え回路56と接続され
ており、また、切り換え回路56の出力側が高周波スイッ
チング回路18と4ビットパラレルに接続されている。
切り換え回路56は、切り換えタイミング信号CTが「L」
の間、比較部50から入力したアンテナ位置データを4ビ
ットの切り換え信号(C1C2C3C4)として高周波スイッチ
ング回路18へ出力し、切り換えタイミング信号CTが
「H」の間、順次アンテナ切り換え信号発生回路46から
入力した順次アンテナ切り換え信号を切り換え信号とし
て高周波スイッチング回路18へ出力する。
高周波スイッチング回路18は、切り換え信号として(10
00)を入力すると第1アンテナ10を選択してチューナ20
と接続し、(0100)を入力すると第2アンテナ12を選択
してチューナ20と接続し、(0010)を入力すると第3ア
ンテナ14を選択してチューナ20と接続し、(0001)を入
力すると第4アンテナ16を選択してチューナ20と接続す
る。
次にこの実施例の動作を第2図を参照して説明する。
なお、予め前回、各アンテナの受信レベルを比較したと
き第1アンテナ1が最大受信レベルであり、比較部50か
らアンテナ位置データとして(1000)が出力されている
ものとする。
垂直帰線消去期間に入る前は、切り換えタイミング信号
発生回路48から出力される切り換えタイミング信号CTが
「L」となっているので、切り換え回路56は比較部50か
ら入力したアンテナ位置データ(1000)をそのまま切り
換え信号として高周波スイッチング回路18へ出力し、第
1アンテナ10をチューナ20と接続させる。
チューナ20は第1アンテナ10の受波信号から希望局の信
号を選択し、映像中間周波信号に変換する。
テレビ放送では映像信号が負変調されているので、映像
中間周波信号は第2図の如くなる。
チューナ20から出力された映像中間周波信号は映像検波
回路26で映像検波されて映像検波信号が形成される。
映像検波信号はモニタ26へ出力されて映像再生される。
このとき第1アンテナ10での受信レベルが最大なので、
良好な画面が得られる。
映像検波回路24から出力された映像検波信号はアンテナ
切り換え制御回路22のサンプルホールド部30にも入力さ
れる。
映像検波信号の垂直帰線消去期間に入ると、垂直同期信
号の1番目の切り込みパルスが立ち下がった時点で、順
次アンテナ切り換え信号発生回路46は(1000)の順次ア
ンテナ切り換え信号を発生する。
続いて、1番目の切り込みパルスの立ち下がり後の所定
の時点で切り換えタイミング信号発生回路48から出力さ
れる切り換えタイミング信号CTが「H」となり、切り換
え回路56は一時的に順次アンテナ切り換え信号発生回路
48から入力した信号を切り換え信号として高周波スイッ
チング回路18へ出力する。
但し、予め第1アンテナ10に切り換えられているので、
このときはアンテナは切り換わらず、映像検波回路24か
らは第1アンテナ10に係る映像検波信号が出力され続け
る。
続いて、サンプリングパルス発生回路42がサンプリング
パルスSC1を発生し、サンプルホールド部30のサンプル
ホールド回路32へ出力する。
このサンプリングパルスSC1が入力されている間にサン
プルホールド回路32は映像検波信号の垂直同期信号の先
端のサンプリングを行い、サンプリングパルスSC1
「L」になったところでホールドする。
ホールド値は、第1アンテナ10での受信レベルを示す。
サンプルホールド回路32が第アンテナ10に係る受信レベ
ルをホールドしたあと、2番目の切り込みパルスの立ち
上がり時点で切り換えタイミング信号発生回路48から出
力された切り換えタイミング信号CTが「L」となり、切
り換え回路56は比較部50から出力されている(1000)の
アンテナ位置データを切り換え信号として高周波スイッ
チング回路18へ出力する。
但し、予め第1アンテナ10に切り換えられているので、
このときはアンテナは切り換わらず、映像検波回路24か
らは第1アンテナ10に係る映像検波信号が出力され続け
る。
2番目の切り込みパルスの立ち上がり時点で順次アンテ
ナ切り換え信号発生回路46から出力される順次アンテナ
切り換え信号は(0100)に変化する。
そして、2番目の切り込みパルスの立ち下がり後所定の
時点で切り換えタイミング信号発生回路48から出力され
る切り換えタイミング信号CTが再び「H」となり、切り
換え回路56は一時的に順次アンテナ切り換え信号を切り
換え信号として高周波スイッチング回路18へ出力し、第
2アンテナ12をチューナ20と接続させる。
これにより第2アンテナ12に係る映像検波信号が映像検
波回路26から出力される。
次に、サンプリングパルス発生回路42がサンプリングパ
ルスSC2を発生し、サンプルホールド部30のサンプルホ
ールド回路34へ出力する。
このサンプリングパルスSC2が入力されている間にサン
プルホールド回路34は映像検波信号のサンプリングを行
い、サンプリングパルスSC2が「L」となったところで
ホールドする。
ホールド値は、第2アンテナ12での受信レベルを示す。
3番目の切り込みパルスの立ち上がり時点で切り換えタ
イミング信号CTが「L」となり、切り換え回路56は比較
部50から出力されている(1000)のアンテナ位置データ
を切り換え信号として高周波スイッチング回路18へ出力
し、元の第1アンテナ10での受信状態に戻す。
3番目の切り込みパルスの立ち上がり時点で順次アンテ
ナ切り換え信号発生回路46から出力される順次アンテナ
切り換え信号は(0010)に変化する。
以下、同様にして、3番目の切り込みパルスの立ち下が
り後第3アンテナ14への切り換えがなされ、続いて入力
されるサンプリングパルスSC3に従いサンプルホールド
回路36で第3アンテナ14に係る受信レベルがホールドさ
れ、更に、4番目の切り込みパルスの立ち下がり後第4
アンテナ16への切り換えがなされ、続いて入力されるサ
ンプリングパルスSC4に従いサンプルホールド回路38で
第4アンテナ16に係る受信レベルがホールドされる。
比較部50の比較回路52は、常時、各サンプルホールド回
路32〜38のホールド値を比較し、一番小さい値となって
いるアンテナ位置データを出力する。
サンプルホールド回路38がホールド動作に入ったあと、
比較回路52からは最大受信レベルとなっている正しいア
ンテナ位置データが出力されることになる。
このアンテナ位置データは、垂直同期信号中の6番目の
切り込みパルスの直前でラッチ回路54によりラッチされ
て切り換え回路56へ出力される。
例えば、第1アンテナ10に係るホールド値が一番小さい
とき、第1アンテナ10での受信レベルが最大なので、比
較部50は(1000)のアンテナ位置データを出力する。
一方、切り換えタイミング信号CTは、5番目の切り込み
パルスの立ち上がり時点で「L」となっており、ラッチ
回路54がラッチ動作をしたあとは、切り換え回路56は比
較部50から新たに出力されたアンテナ位置データを切り
換え信号として出力する。
これにより、高周波スイッチング回路18では受信レベル
が最大となるアンテナが選択される。
但し、今の場合は第1アンテナ10での受信状態が継続す
る。
ここで、第2アンテナ12での受信レベルが極端に小さか
った場合、映像信号が負変調されていることから、映像
検波回路24から出力される映像検波信号は第2図の如く
なり、垂直同期信号中の2番目の切り込みパルスの前側
が3tの間レベルが高くなるだけで、切り込みパルス自体
が消去されてしまうことはない。
このため、切り込みパルスの立ち下がりエッジの乱れは
なく、また垂直同期信号のあとの水平等価パルスは全く
乱れない。
モニタ26側の同期分離回路は切り込みパルスや水平等価
パルスの立ち下がりエッジで水平同期検出動作を行って
いるので、各アンテナが順に切り換えられることによる
モニタ26側の同期分離動作の誤りは生じず、安定した画
像再生がなされる。
この実施例によれば、垂直同期信号中の2番目〜5番目
の切り込みパルスの前側の3tの各期間を用いて、第1〜
第4アンテナ10〜16を一時的に順に切り換えるようにし
たことにより、極端に受信レベルの小さいアンテナに切
り換えられた場合でも、切り込みパルスの立ち下がりエ
ッジが乱れず、モニタ26側での同期動作が安定して行わ
るため画面に乱れが生じない。
なお、上記した実施例では、垂直同期信号中の切り込み
パルスの立ち下がり後の所定時点から次の切り込みパル
スの立ち上がり時点までの期間で、アンテナを一時的に
他のアンテナに切ら換えるようにしたが、切り込みパル
スの立ち下がり後の所定時点から次の切り込みパルスの
立ち下がりの直前までの期間で他のアンテナに切り換え
るようにしてもよく、要は、切り込みパルスの立ち下が
り後の所定時点から次の切り込みパルスの立ち上がり時
点乃至立ち下がりの直前の所定の時点までの期間を1つ
の期間とし、複数の切り込みパルスにわたる複数の期間
で、複数のアンテナを一時的に順に切り換え制御するよ
うにすればよい。
〔発明の効果〕
この発明のダイバーシティTV受信装置によれば、アンテ
ナ切り換え制御回路は、垂直同期信号内の1つの切り込
みパルスの立ち下がり後の所定時点から次の切り込みパ
ルスの立ち上がり時点乃至立ち下がりの直前の所定の時
点までの期間を1つの期間とし、複数の切り込みパルス
にわたる複数の期間で、複数のアンテナを一時的に順に
切り換え制御するようにしたことにより、切り込みパル
スの乱れを抑えて、安定した画像再生を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1つの実施例に係るダイバーシティ
TV受信装置のブロック図、第2図は第1図の動作を示す
タイムチャート、第3図は従来のダイバーシティTV受信
装置の動作を示すタイムチャートである。 主な符号の説明 10:第1アンテナ、12:第2アンテナ、 14:第3アンテナ、16:第4アンテナ、 18:高周波スイッチング回路、 20:チューナ、 22:アンテナ切り換え制御回路、 24:映像検波回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナと、複数のアンテナの中か
    ら択一的に1つを選択しチューナと接続する高周波スイ
    ッチング回路と、高周波スイッチング回路を制御し映像
    信号の垂直帰線消去期間中に,複数のアンテナを一時的
    に順に切り換えさせながら各アンテナでの受信レベルを
    比較し,比較結果に基づき最大受信レベルのアンテナを
    選択させるアンテナ切り換え制御回路と、を有するダイ
    バーシティTV受信装置において、 アンテナ切り換え制御回路は、垂直同期信号内の1つの
    切り込みパルスの立ち下がり後の所定の時点から次の切
    り込みパルスの立ち上がり時点乃至立ち下がりの直前の
    所定の時点までの期間を1つの期間とし、複数の切り込
    みパルスにわたる複数の期間を用いて、複数のアンテナ
    を一時的に順に切り換え制御するようにしたこと、 を特徴とするダイバーシティTV受信装置。
JP1312119A 1989-11-30 1989-11-30 ダイバーシティtv受信装置 Expired - Lifetime JPH077926B2 (ja)

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