JPH0779082A - Ic実装用筐体 - Google Patents

Ic実装用筐体

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JPH0779082A
JPH0779082A JP24882793A JP24882793A JPH0779082A JP H0779082 A JPH0779082 A JP H0779082A JP 24882793 A JP24882793 A JP 24882793A JP 24882793 A JP24882793 A JP 24882793A JP H0779082 A JPH0779082 A JP H0779082A
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JP
Japan
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resin
conductor pattern
sealed
mounting
recess
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JP24882793A
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English (en)
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Satoru Shinozaki
了 篠▲崎▼
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産性に優れ、製造コストの安い樹脂封止I
Cを、高周波で消費電力が大きい場合や、動作環境温度
が高い状態で使用可能なIC実装用筐体を提供する。 【構成】 プリント基板1にスルーホール6を介してプ
リント基板1の表と裏の表面上に互いに導通する導体パ
ターン3を設け、表の導体パターン上に樹脂封止IC2
を実装する。プリント基板1の表に実装された樹脂封止
IC2とプリント基板1の裏の導体パターン3とを圧接
する窪み5を有する筐体カバー4,7が上下から樹脂封
止IC2の熱を吸収し、樹脂封止IC2の放熱効果を促
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC実装用筐体に関
し、特に無線通信装置等に使用される高周波で、かつ性
能や信頼性、品質上の制約で温度上昇を抑制されなけれ
ばならない樹脂封止ICのIC実装用筐体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止ICは金属やセラミックを素材
としたパッケージのICに比較し、量産性に優れ、製造
コストも安価であるが、樹脂素材の熱伝導率が金属より
低く、放熱はICのリード線を介して、これを搭載する
プリント配線回路基板の導体パターンへ熱伝導させるこ
とで行っている。
【0003】このため、信頼性やIC自体の性能を保証
するには、使用可能な環境温度の上限が制約される。特
に無線通信等に使用されるVHF〜SHFの高周波数帯
域においては、電磁波が空中を伝播し易いことから、金
属製の電磁波遮蔽用筐体の中にICを含む高周波回路部
を設置する必要がある。
【0004】一方、ICでは小型化のために表面実装の
方法が広く用いられているが、表面実装用ICや、他の
小型部品は作業性,品質上からそのほとんどが自動搭載
方式により実装される。従って、組立工程の省力化によ
り、人件費が削減され、小型化と共にコストダウンが図
れている。
【0005】従来、表面実装型の樹脂封止ICは、放熱
の問題から一般的に消費電力の大きい高周波での環境動
作の高い用途への使用は困難であったが、特開平3−1
32059号公報でICの樹脂封止面に放熱用の金属板
を取付け、回路基板の導体パターン及び金属製カバー等
の筐体構成要素への熱伝導により、放熱する方法が開示
されている。
【0006】この方法は、図2に示す通り、ICリード
端子10から回路基板1の導体パターン3への放熱経路
に加え、IC2の樹脂封止面に金属板12を圧接し、こ
の金属板を回路基板の接地導体に半田付けすると共に、
筐体カバー14にも接触させることにより放熱を改善し
ている。
【0007】この金属板を接地導体に接続することによ
って高周波電磁波放射を防止するようになっている。ま
た筐体カバー14への接触によってIC自体の発熱によ
る温度上昇を外気環境温度に近づけることで抑制してい
る。従って、筐体温度はICより環境温度に近いことが
前提となる。またカバー等の筐体は電磁遮蔽機能のため
に当然高周波接地とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−13205
9号公報で開示されたICの実装方法では、IC樹脂封
止面に圧接した金属板を回路基板の接地導体に半田付け
することから、金属板の形状、構造が複雑で高価とな
る。
【0009】また回路基板への半田付け作業も自動搭載
が極めて困難であることから、手作業となり、同様のI
Cが複数個搭載される場合、表面実装の自動搭載の省力
効果は著しく損なわれる。
【0010】さらに、カバーの開閉を可能にすることを
前提とした場合、接触熱抵抗を下げることは困難であ
り、カバーへの放熱効果は制限される。また通常ICの
接地リード数はICの入出力端子数全体からみれば限ら
れており、接地導体パターンを高周波用幅広パターンを
用いて熱伝導率を改善することはできても、接地導体の
みを用いた伝導放熱は、ICリードからの放熱量全体か
らの改善効果は小さい。
【0011】またIC周囲に金属板半田付け用のランド
を設けたり、接地導体パターンを引き回すことによる伝
導放熱は、ICに供給される電源パターンや入出力進路
線パターンが多い場合、回路基板のパターン設計に少な
からず制約を与えるという問題点がある。
【0012】特にICの接地直流電位が筐体のそれと独
立している場合は、接地導体による放熱効果はほとんど
期待できず、この方法は使用できない。
【0013】本発明の目的は、ICの表面実装の自動搭
載の省力効果を損なわず、容易にIC樹脂封止面に金属
板を圧接することが可能であり、筐体カバーの取りはず
し可能で樹脂封止ICから、筐体構成要素への熱伝導放
熱効果の高いIC実装用筐体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のIC実装用筐体
は、プリント配線基板と、この基板の両主表面上に設け
られ互いに電気的に接続された表裏導体パターンと、前
記表導体パターン上に取付けられたICパッケージとを
含む電子装置のIC実装用筐体であって、前記ICパッ
ケージと裏導体パターンとを挟み込み圧接する窪みを有
することを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の筐体断面図で
ある。
【0017】プリント配線基板1には樹脂封止IC2が
導体パターン3を挟んで取付けられており、上カバー4
に設けられた窪み5により樹脂封止IC2の上面が圧接
されている。
【0018】一方、樹脂封止IC2に挟まれたプリント
配線基板1上の導体パターン3は、プリント配線基板1
に設けられたスルーホール6を介してプリント配線基板
1の裏面で下カバー7に設けられた窪み5により圧接さ
れている。
【0019】上カバー4と下カバー7は、プリント配線
基板1に取付けられた、金属シャーシ8の外周縁部に形
成されている突起部9に係止され、筐体を形成してい
る。
【0020】樹脂封止IC2が発生する熱は、上カバー
4の窪み5に伝導し、上カバー全体に伝播している。ま
た、樹脂封止IC2下部の熱は、樹脂封止IC2とプリ
ント配線基板1間の導体パターン3から、プリント配線
基板1に設けられたスルーホール6を介してプリント配
線基板1の裏面上の導体パターン3へ伝播し、さらに、
下カバー7の窪み部5に達し、下カバー7全体に伝播す
る。
【0021】上下カバーは金属素材を成形し、熱処理す
ることで、樹脂封止IC2の上部とプリント配線基板1
裏面の導体パターン3を圧接する時にバネ性(弾性)を
持たせるよう成形する。
【0022】上下カバーの窪み5は、外周金属シャーシ
8の突起部9に固定される折返し部15と、同様に金型
を用いたプレス成形によって作ることができる。また上
下カバーは取りはずし可能であり、搭載ICの数量が多
くとも、一体成形による製作が可能なため、窪みの数が
増えることによるコスト増はほとんど無い。
【0023】なお、ICリード端子10に接続している
信号導体パターン11のうち筐体接地電位と同一電位の
ものは、スルーホール6によって下カバー7に圧接する
導体パターン3に接続するようにして放熱効果を更に持
たせても良いが、通常は筐体接地電位と同一電位のIC
リード本数は少ないので、放熱効果があまり期待できな
い。
【0024】また、上下夫々の圧接部にシリコンコンパ
ウンドを塗布したり、熱伝導率の高い可撓シートを挟み
込んでも良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、高周波で消費電力の大
きい樹脂封止ICを使用し、動作環境温度を高くするこ
とが可能で、ICの表面実装の特徴である小型化及び自
動実装による省力化も達成することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】従来のIC実装例の断面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板 2 樹脂封止IC 3 導体パターン 4 上カバー 5 窪み 6 スルーホール 7 下カバー 8 金属シャーシ 9 突起部 10 ICリード端子 11 信号導体パターン 15 折返し部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 9/00 U

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板と、この基板の両主表
    面上に設けられ互いに電気的に接続された表裏導体パタ
    ーンと、前記表導体パターン上に取付けられたICパッ
    ケージとを含む電子装置のIC実装用筐体であって、前
    記ICパッケージと裏導体パターンとを挟み込み圧接す
    る窪みを有することを特徴とするIC実装用筐体。
  2. 【請求項2】 前記配線基板に取付けられ外周縁部に突
    起を有するシャーシ枠体と、前記突起に係止するカバー
    とを有することを特徴とする請求項1記載のIC実装用
    筐体。
  3. 【請求項3】 前記カバーは前記ICパッケージの表面
    を圧接する第1の窪みを有する第1のカバー部材と、前
    記裏面導体パターンを圧接する第2の窪みを有する第2
    のカバー部材とからなることを特徴とする請求項2記載
    のIC実装用筐体。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は弾性材からなることを
    特徴とする請求項3記載のIC実装用筐体。
JP24882793A 1993-09-08 1993-09-08 Ic実装用筐体 Pending JPH0779082A (ja)

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