JPH0278298A - 電子装置 - Google Patents
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- JPH0278298A JPH0278298A JP22865988A JP22865988A JPH0278298A JP H0278298 A JPH0278298 A JP H0278298A JP 22865988 A JP22865988 A JP 22865988A JP 22865988 A JP22865988 A JP 22865988A JP H0278298 A JPH0278298 A JP H0278298A
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Landscapes
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- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、半導体装置等を含む電子装置、たとえば、金
属製基板主面に高周波整合回路を形成したセラミック基
板を配設し、かつこのセラミック基板上に受動素子や能
動素子を搭載した構造の電子装置(モジュール)に関す
る。
属製基板主面に高周波整合回路を形成したセラミック基
板を配設し、かつこのセラミック基板上に受動素子や能
動素子を搭載した構造の電子装置(モジュール)に関す
る。
半導体装置の一つとして、高周波増幅用モジュール(高
周波パワーアンプモジュール)が知られている。たとえ
ば、日本電気文化センター発行rNEC技報J 198
7年5月号、昭和62年6月5日発行、P46〜P49
には、レジンキャップで封止された1、2GH2帯ハン
ディ無線機用パワーモジエールについて記載されている
。
周波パワーアンプモジュール)が知られている。たとえ
ば、日本電気文化センター発行rNEC技報J 198
7年5月号、昭和62年6月5日発行、P46〜P49
には、レジンキャップで封止された1、2GH2帯ハン
ディ無線機用パワーモジエールについて記載されている
。
ここで、この種のモジュールについて簡単に説明する。
モジュール1は、第7図に示されるように、金属製基板
(ヘッダ)2の主面に接合材を介してストリップライン
(導体層)および印刷抵抗を有するセラミック基板3を
取り付けた構造となっている。このセラミック基板3の
主面には、接合材を介してチップコンデンサ等の受動素
子7や能動素子8が固定されている。また、セラミック
基板3の導体層と能動素子8の電極はボンディングワイ
ヤ9で接続されている。これにより、モジュール1は高
周波整合回路を形成している。また、セラミック基板3
には接合材を介してリード4が固定されている。また、
前記基板2の主面には、・第8図の断面図で示すように
、レジン(樹脂)で成形されたキャップ5が接合材6を
介して取り付けられている。前記基板2およびキャンプ
5は相互に一体となってパンケージを構成している。こ
のパッケージ内には前記セラミック基板3.受動素子7
、能動素子8が封止されている。なお、製品によっては
、同図に示されるように、セラミック基板3.受動素子
7.能動素子8を被うゲル状のオーバコートレジン10
が封入されている。
(ヘッダ)2の主面に接合材を介してストリップライン
(導体層)および印刷抵抗を有するセラミック基板3を
取り付けた構造となっている。このセラミック基板3の
主面には、接合材を介してチップコンデンサ等の受動素
子7や能動素子8が固定されている。また、セラミック
基板3の導体層と能動素子8の電極はボンディングワイ
ヤ9で接続されている。これにより、モジュール1は高
周波整合回路を形成している。また、セラミック基板3
には接合材を介してリード4が固定されている。また、
前記基板2の主面には、・第8図の断面図で示すように
、レジン(樹脂)で成形されたキャップ5が接合材6を
介して取り付けられている。前記基板2およびキャンプ
5は相互に一体となってパンケージを構成している。こ
のパッケージ内には前記セラミック基板3.受動素子7
、能動素子8が封止されている。なお、製品によっては
、同図に示されるように、セラミック基板3.受動素子
7.能動素子8を被うゲル状のオーバコートレジン10
が封入されている。
一般に、いずれの製品でも同様と思われるが、顧客要求
に対して製品の設計マージンは充分数られる。従来、高
周波パワーアンプモジュールにおいても同様で設計マー
ジンは充分に取られている。
に対して製品の設計マージンは充分数られる。従来、高
周波パワーアンプモジュールにおいても同様で設計マー
ジンは充分に取られている。
したがって、現状では製品(セント)実装時に特性劣化
に関して特に問題はないと思われる。
に関して特に問題はないと思われる。
ところで、本発明者は高周波パワーアンプモジュール(
820〜850MHz、PG=21dB。
820〜850MHz、PG=21dB。
η、≧35%)の開発における特性評価時、アルミニウ
ム板を製品表面の約1cm以内に近づけると、高周波特
性がシフトし、特性劣化が生じるということを見出した
。すなわち、従来のモジュールは、高周波整合回路の表
面がオーバコートレジンと樹脂製キャップのいずれも絶
縁物質によって被われているため、モジュールの表面に
導電性物質を隣接させた場合には、モジュールの高周波
整合回路と隣接導電性物質間で電磁結合を生じ、高周波
整合回路はその目標とする特性が得られなくなり、結果
的にモジュールの特性劣化となる。
ム板を製品表面の約1cm以内に近づけると、高周波特
性がシフトし、特性劣化が生じるということを見出した
。すなわち、従来のモジュールは、高周波整合回路の表
面がオーバコートレジンと樹脂製キャップのいずれも絶
縁物質によって被われているため、モジュールの表面に
導電性物質を隣接させた場合には、モジュールの高周波
整合回路と隣接導電性物質間で電磁結合を生じ、高周波
整合回路はその目標とする特性が得られなくなり、結果
的にモジュールの特性劣化となる。
一方、将来的にはセント全体の高性能化、小型化、軽量
化が希求されることは明白であり、かつ設31マージン
の低減も図られると推定される。
化が希求されることは明白であり、かつ設31マージン
の低減も図られると推定される。
このようなことから、前述のような金属体が高周波パワ
ーアンプモジュールに近接した状態で、特性が変動する
ことは好ましいことではない、従来でも、顧客セットで
は、モジュールからの電波の輻射や廻り込みによる発振
防止のためにモジュール表面に金属製シールド板を密着
させる例が多く、このためモジュール本来の特性が発揮
できなくなり、所定の出力が得られなくなる可能性も懸
念される。
ーアンプモジュールに近接した状態で、特性が変動する
ことは好ましいことではない、従来でも、顧客セットで
は、モジュールからの電波の輻射や廻り込みによる発振
防止のためにモジュール表面に金属製シールド板を密着
させる例が多く、このためモジュール本来の特性が発揮
できなくなり、所定の出力が得られなくなる可能性も懸
念される。
本発明の目的は電磁遮蔽効果を有し特性が安定した電子
装置を提供することにある。
装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである6 すなわち、本発明の電子装置は、メンシュ状金属体カバ
ーからなる電磁シールド体によって、セラミック基板お
よび能動素子等で構成された高周波整合回路を被ってい
る。また、この電磁シールド体は金属製基板に電気的か
つ機械的に接続され、前記高周波整合回路を電磁的に外
部と遮蔽する構造となっている。
を簡単に説明すれば、下記のとおりである6 すなわち、本発明の電子装置は、メンシュ状金属体カバ
ーからなる電磁シールド体によって、セラミック基板お
よび能動素子等で構成された高周波整合回路を被ってい
る。また、この電磁シールド体は金属製基板に電気的か
つ機械的に接続され、前記高周波整合回路を電磁的に外
部と遮蔽する構造となっている。
上記した手段によれば、本発明の電子装置は、高周波整
合回路がメツシュ状金属体カバーからなる電磁シールド
体で被われ、かつ電磁シールド体は接地電極である金属
製基板に電気的に接続されているため、高周波整合回路
は金属製基板に電磁シールド体とで囲まれ外部とは電気
的に遮蔽される。したがって、モジュールの外部に近接
して導電性物質が位置しても導電性物質とモジュール内
部との高周波整合回路との電磁結合は発生しなくなるの
で、外部の導電性物質の電位に起因するモジュールの特
性劣化は発生しなくなる。また、このモジュールから発
振される電波も前記電磁シールド体で遮蔽できることか
ら、このモジュールを組み込んだ機器も安定に動作する
。
合回路がメツシュ状金属体カバーからなる電磁シールド
体で被われ、かつ電磁シールド体は接地電極である金属
製基板に電気的に接続されているため、高周波整合回路
は金属製基板に電磁シールド体とで囲まれ外部とは電気
的に遮蔽される。したがって、モジュールの外部に近接
して導電性物質が位置しても導電性物質とモジュール内
部との高周波整合回路との電磁結合は発生しなくなるの
で、外部の導電性物質の電位に起因するモジュールの特
性劣化は発生しなくなる。また、このモジュールから発
振される電波も前記電磁シールド体で遮蔽できることか
ら、このモジュールを組み込んだ機器も安定に動作する
。
(実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例による電子装置を示す一部を
切り欠いた斜視図、第2図は同じく断面図、第3図は同
しくキャップおよび電磁シールド体を取り除いた電子装
置の平面図、第4図は同しく電子装置の組立状態を示す
平面図、第5図は電磁シールド体およびキャップを取り
付けた電子装置の平面図、第6図は同じく電磁シールド
体およびキャップ本体を示す斜視図である。
切り欠いた斜視図、第2図は同じく断面図、第3図は同
しくキャップおよび電磁シールド体を取り除いた電子装
置の平面図、第4図は同しく電子装置の組立状態を示す
平面図、第5図は電磁シールド体およびキャップを取り
付けた電子装置の平面図、第6図は同じく電磁シールド
体およびキャップ本体を示す斜視図である。
この実施例では、たとえば、高周波パワーアンプモジュ
ール(820〜850MHz、PG=21dB、 η
、≧35%)に本発明を適用した例について説明する。
ール(820〜850MHz、PG=21dB、 η
、≧35%)に本発明を適用した例について説明する。
高周波パワーアンプモジュール(モジュール)1は、第
1図〜第3図に示されるように、金属製基板2、すなわ
ち表面にニッケルめっきが施された銅製の基板(ヘッダ
)2の主面中央に、矩形板からなるセラミック基板3が
半田によって固定されている。このセラミンク基板3の
主面には導体層12や抵抗等が設けられている。また、
前記導体層12の一部には能動素子8が固定されている
。
1図〜第3図に示されるように、金属製基板2、すなわ
ち表面にニッケルめっきが施された銅製の基板(ヘッダ
)2の主面中央に、矩形板からなるセラミック基板3が
半田によって固定されている。このセラミンク基板3の
主面には導体層12や抵抗等が設けられている。また、
前記導体層12の一部には能動素子8が固定されている
。
この能動素子8の電極と、これに対応する導体層12と
は、たとえば、アルミニウムからなるボンディングワイ
ヤ9によって電気的に接続されている。この実施例では
、前記能動素子8としてMOS−FETチップが使用さ
れている。また、所定の前記導体N12間には、チンブ
コンデンサ等の受動素子7が電気的に固定されている。
は、たとえば、アルミニウムからなるボンディングワイ
ヤ9によって電気的に接続されている。この実施例では
、前記能動素子8としてMOS−FETチップが使用さ
れている。また、所定の前記導体N12間には、チンブ
コンデンサ等の受動素子7が電気的に固定されている。
さらに、前記セラミック基板3の一側に並ぶ導体層12
には、半田を介してそれぞれリード4が接続されている
。各リード4は相互に平行に延在して外部端子となって
いる。そして、前記セラミンク基板3およびこのセラミ
ンク基板3に固定された受動素子7によって、リード4
の入・出力インピーダンスと、MOS−FETO入・出
力インピーダンスのw合を取るための高周波整合回路が
形成されている。
には、半田を介してそれぞれリード4が接続されている
。各リード4は相互に平行に延在して外部端子となって
いる。そして、前記セラミンク基板3およびこのセラミ
ンク基板3に固定された受動素子7によって、リード4
の入・出力インピーダンスと、MOS−FETO入・出
力インピーダンスのw合を取るための高周波整合回路が
形成されている。
一方、前記セラミック基板3およびその主面に固定され
た受動素子7や能動素子8等の電子部品全体は、電磁シ
ールド体11によって被われている。この電磁シールド
体11は、第6図に示されるように、両端がそれぞれ階
段状に一段下方に折れ曲がった脚部13を有するメンシ
ュ状金属体カバーで構成されている。そして、この電磁
シールド体11、すなわち、メツシュ状金属体カバー1
1は、その両端の脚部13を、第1図に示されるように
、半田16で金属製基板2の主面に固定されている。メ
ツシュ状金属体カバー11は、その両側が解放された形
状となっていることから、リード4とは電気的に接触す
るようなことはない。
た受動素子7や能動素子8等の電子部品全体は、電磁シ
ールド体11によって被われている。この電磁シールド
体11は、第6図に示されるように、両端がそれぞれ階
段状に一段下方に折れ曲がった脚部13を有するメンシ
ュ状金属体カバーで構成されている。そして、この電磁
シールド体11、すなわち、メツシュ状金属体カバー1
1は、その両端の脚部13を、第1図に示されるように
、半田16で金属製基板2の主面に固定されている。メ
ツシュ状金属体カバー11は、その両側が解放された形
状となっていることから、リード4とは電気的に接触す
るようなことはない。
また、この電磁シールド体11は、レジンを成形して形
成されたキャップ5によって被われる。キャップ5は矩
形枠状のキャップ本体14と、このキャップ本体14の
上部開口部を塞ぐ板状のキャップ板15とからなってい
る。キャップ本体14は、シリコーンレジンからなる接
合材6によってセラミック基板3の主面に固定されてい
る。また、キャップ板15は後述するオーバコートレジ
ン10を注入した後、シリコーンレジン等の接着剤によ
ってキャンプ本体14に封着されている。
成されたキャップ5によって被われる。キャップ5は矩
形枠状のキャップ本体14と、このキャップ本体14の
上部開口部を塞ぐ板状のキャップ板15とからなってい
る。キャップ本体14は、シリコーンレジンからなる接
合材6によってセラミック基板3の主面に固定されてい
る。また、キャップ板15は後述するオーバコートレジ
ン10を注入した後、シリコーンレジン等の接着剤によ
ってキャンプ本体14に封着されている。
他方、前記基板2とキャップ5によって構成されたパン
ケージ内にはオーバコートレジン10が所定量注入され
る。このオーバコートレジン10は、たとえばゲル状レ
ジンをフェノールレジンに含浸させることによって形成
されている。なお、このオーバコートレジン10は、そ
の注入時、前記メンシュ状金属体カバー11の上から注
入されている。溶融状態のオーバコートレジン10は、
電磁シールド体11の網の隙間から落下してセラミック
基板3の主面全域を被うようになる。また、このオーバ
コートレジン10の注入後、キャップ本体14の上部開
口部は、キャンプ板15の接着剤による固定によって塞
がれる。さらに、前記基板2の両端側にはモジュール1
を各種機器のケース等に取り付ける際使用される取付孔
17が設けられている。
ケージ内にはオーバコートレジン10が所定量注入され
る。このオーバコートレジン10は、たとえばゲル状レ
ジンをフェノールレジンに含浸させることによって形成
されている。なお、このオーバコートレジン10は、そ
の注入時、前記メンシュ状金属体カバー11の上から注
入されている。溶融状態のオーバコートレジン10は、
電磁シールド体11の網の隙間から落下してセラミック
基板3の主面全域を被うようになる。また、このオーバ
コートレジン10の注入後、キャップ本体14の上部開
口部は、キャンプ板15の接着剤による固定によって塞
がれる。さらに、前記基板2の両端側にはモジュール1
を各種機器のケース等に取り付ける際使用される取付孔
17が設けられている。
つぎに、このような構造のモジュール1の組立方法につ
いて説明する。
いて説明する。
最初に、第4図に示されるように、表面にニンケルめっ
きが施された銅製の基板2が用意される。
きが施された銅製の基板2が用意される。
その後、前記基板2の主面には、セラミンク基板3が半
田等の接合材を介して固定される。また、セラミック基
板3の一側の導体層12にはリードフレーム18の各リ
ード4の先端が接合材を介して固定される。また、前記
リードフレーム18は、−枚の薄い金属板を精密プレス
あるいはホトエツチングによってパターニングすること
によって形成される。このリードフレーム18は、直線
状に延在する細いタイバー19と、このタイバー19の
一側から所定間隔で平行に延在するリード4とからなっ
ている。なお、前記リード4の先端がセラミンク基板3
の一縁に固定された後、リード4はタイバー19の付は
根で切断され、タイバー19は除去される。
田等の接合材を介して固定される。また、セラミック基
板3の一側の導体層12にはリードフレーム18の各リ
ード4の先端が接合材を介して固定される。また、前記
リードフレーム18は、−枚の薄い金属板を精密プレス
あるいはホトエツチングによってパターニングすること
によって形成される。このリードフレーム18は、直線
状に延在する細いタイバー19と、このタイバー19の
一側から所定間隔で平行に延在するリード4とからなっ
ている。なお、前記リード4の先端がセラミンク基板3
の一縁に固定された後、リード4はタイバー19の付は
根で切断され、タイバー19は除去される。
つぎに、前記セラミック基板3の所定部には、MOS−
FETを構成するチップ(能動素子)8やチップコンデ
ンサ等の受動素子7が半田等の接合材を介して各部品に
熱的悪影響を生しさせない所定温度下で固定される。
FETを構成するチップ(能動素子)8やチップコンデ
ンサ等の受動素子7が半田等の接合材を介して各部品に
熱的悪影響を生しさせない所定温度下で固定される。
つぎに、ワイヤボンディングの必要な個所には、ワイヤ
ボンダーによってワイヤが張られる。たとえば、ボンデ
ィングワイヤ9は能動素子8の電極と、この能動素子8
の近傍に延在する導体層12の先端部分間に張られる。
ボンダーによってワイヤが張られる。たとえば、ボンデ
ィングワイヤ9は能動素子8の電極と、この能動素子8
の近傍に延在する導体層12の先端部分間に張られる。
・つぎに、第5図に示されるように、前記基板2の主面
側に電磁シールド体11、すなわち、メツシュ状金属体
カバー11が第1図および第2図に示されるように、半
田16によって固定される。
側に電磁シールド体11、すなわち、メツシュ状金属体
カバー11が第1図および第2図に示されるように、半
田16によって固定される。
また、前記キャンプ本体14が前記電磁シールド体1」
を取り囲むようにセラミック基板3上に裁置される。そ
して、このキャップ本体14の下端はシリコーン樹脂等
の接合材6でセラミック基板3に固定される。前記電磁
シールド体11は、第6図に示されるように、長方形状
の金属体メツシュの両端部分を下方に一段階段状に折り
曲げて、一端に脚部13を有する構造となり、長方形状
の金属体メツシュをプレス等で成形することによって形
成される。そして、前記脚部13が前記セラミック基板
3の両端から外れた基板2の主面に載りかつ第1図に示
されるように、半田16で基板2に固定される。また、
キャップ本体14は、第6図に示されるように、電磁シ
ールド体11の上方から電磁シールド体11の周囲を取
り囲むようにして基板2上に取り付けられ、第1図に示
されるように、接合材6によって固定される。
を取り囲むようにセラミック基板3上に裁置される。そ
して、このキャップ本体14の下端はシリコーン樹脂等
の接合材6でセラミック基板3に固定される。前記電磁
シールド体11は、第6図に示されるように、長方形状
の金属体メツシュの両端部分を下方に一段階段状に折り
曲げて、一端に脚部13を有する構造となり、長方形状
の金属体メツシュをプレス等で成形することによって形
成される。そして、前記脚部13が前記セラミック基板
3の両端から外れた基板2の主面に載りかつ第1図に示
されるように、半田16で基板2に固定される。また、
キャップ本体14は、第6図に示されるように、電磁シ
ールド体11の上方から電磁シールド体11の周囲を取
り囲むようにして基板2上に取り付けられ、第1図に示
されるように、接合材6によって固定される。
つぎに、流動性のオーバコートレジン10をメンシュ状
の電磁シールド体11の網目を通してセラミック基板3
の全面および側面部に塗布する。
の電磁シールド体11の網目を通してセラミック基板3
の全面および側面部に塗布する。
このオーバコートレジン10はゲル状レジンをフェノー
ルレジンに含浸させることによって形成され、プレッシ
ャ・クツカー・テスト(PCT)の耐量が増大するよう
になっている。
ルレジンに含浸させることによって形成され、プレッシ
ャ・クツカー・テスト(PCT)の耐量が増大するよう
になっている。
つぎに、前記キャップ本体14の上部開口部には、板状
のキャップ板15が接着固定される。
のキャップ板15が接着固定される。
つぎに、前記キャンプ板15を所望温度で硬化素子7な
らびに能動素子8はオーバコートレジン10によって被
われ、耐湿性が向上する。
らびに能動素子8はオーバコートレジン10によって被
われ、耐湿性が向上する。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
る。
(1)本発明の高周波パワーアンプモジュールは、高周
波整合回路がメツシュ状金属体カバーからなる電磁シー
ルド体で被われ、かつ電磁シールド体は接地電極である
金属製基板に電気的に接続されているため、高周波整合
回路は金属製基板に電磁シールド体とで囲まれ外部とは
電気的に遮蔽される。したがって、モジュールの外部に
近接して導電性物質が位置しても導電性物質とモジュー
ル内部との高周波整合回路との電磁結合は発生しなくな
るので、外部の導電性物質の電位に起因するモジュール
の特性劣化は発生しなくなり、安定動作するという効果
が得られる。
波整合回路がメツシュ状金属体カバーからなる電磁シー
ルド体で被われ、かつ電磁シールド体は接地電極である
金属製基板に電気的に接続されているため、高周波整合
回路は金属製基板に電磁シールド体とで囲まれ外部とは
電気的に遮蔽される。したがって、モジュールの外部に
近接して導電性物質が位置しても導電性物質とモジュー
ル内部との高周波整合回路との電磁結合は発生しなくな
るので、外部の導電性物質の電位に起因するモジュール
の特性劣化は発生しなくなり、安定動作するという効果
が得られる。
(2)上記(1)により、本発明の高周波パワーアンプ
モジュールは、電磁シールド体で被われていることから
、従来顧客側で行う高周波パワーアンプモジュールから
の電波の輻射や廻り込みによる発振防止のためのモジュ
ール表面を金属製シールド板で被う場合でも、高周波パ
ワーアンプモジュール単体の状態と同様な特性を得るこ
とができるという効果が得られる。
モジュールは、電磁シールド体で被われていることから
、従来顧客側で行う高周波パワーアンプモジュールから
の電波の輻射や廻り込みによる発振防止のためのモジュ
ール表面を金属製シールド板で被う場合でも、高周波パ
ワーアンプモジュール単体の状態と同様な特性を得るこ
とができるという効果が得られる。
(3)本発明の高周波パワーアンプモジュールは、パッ
ケージを構成するキャンプは安価に製造できる樹脂で形
成されていることから、生産コストが安価となるという
効果が得られる。
ケージを構成するキャンプは安価に製造できる樹脂で形
成されていることから、生産コストが安価となるという
効果が得られる。
(4)発明者の高周波パワーアンプモジュールは、電磁
シールド体を内蔵した構造となっていることから、顧客
側で電磁遮蔽作業をする必要もなくなり、組み込み作業
が容易になるという効果が得られる。
シールド体を内蔵した構造となっていることから、顧客
側で電磁遮蔽作業をする必要もなくなり、組み込み作業
が容易になるという効果が得られる。
(5)上記(1)〜(4)により、本発明によれば、電
磁遮蔽された特性の安定した高周波パワーアンプモジュ
ールを安価に提供することができるという相乗効果が得
られる。
磁遮蔽された特性の安定した高周波パワーアンプモジュ
ールを安価に提供することができるという相乗効果が得
られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、前記実施例の
ように、前記キャンプ本体14をシリコーン樹脂でセラ
ミック基板3に固定することなく、キャップ本体14内
に注入したオーバコートレジン10のキャンプ本体14
の下端から食みだした部分を、オーバコートレジンlO
の硬化時に同時に硬化させてキャップ本体14をセラミ
ック基板3に固定するようにしてもよい。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、前記実施例の
ように、前記キャンプ本体14をシリコーン樹脂でセラ
ミック基板3に固定することなく、キャップ本体14内
に注入したオーバコートレジン10のキャンプ本体14
の下端から食みだした部分を、オーバコートレジンlO
の硬化時に同時に硬化させてキャップ本体14をセラミ
ック基板3に固定するようにしてもよい。
また、電も6シ一ルド体は必ずしもメ/シュ状でなくと
も良く、たとえば、オーバコートレジンを通過させるた
めの孔やスリットがあれば、金属板等でも良い。
も良く、たとえば、オーバコートレジンを通過させるた
めの孔やスリットがあれば、金属板等でも良い。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である高周波パワーアンプ
モジュールの製造技術に通用した場合について説明した
が、それに限定されるものではない。
をその背景となった利用分野である高周波パワーアンプ
モジュールの製造技術に通用した場合について説明した
が、それに限定されるものではない。
本発明は少なくともブラスチンクのパンケージからなる
同様の構造の電子装置には適用できる。
同様の構造の電子装置には適用できる。
〔発明の効果)
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の高周波パワーアンプモジュールは、高周波整合
回路部分がメソシュ状金属体カバーからなる電磁シール
ド体で被われ、外部と電磁遮蔽されていることから、モ
ジュールの外部に近接して導電性物質が位置しても導電
性物質とモジュール内部との高周波整合回路との電磁結
合は発生しなくなり、外部の導電性物質の電位に起因す
るモジュールの特性劣化は発生しなくなる。また、この
モジュールから発振される電波も前記電磁シールド体で
遮蔽できることから、このモジュールを組み込んだ機器
も安定に動作する。
回路部分がメソシュ状金属体カバーからなる電磁シール
ド体で被われ、外部と電磁遮蔽されていることから、モ
ジュールの外部に近接して導電性物質が位置しても導電
性物質とモジュール内部との高周波整合回路との電磁結
合は発生しなくなり、外部の導電性物質の電位に起因す
るモジュールの特性劣化は発生しなくなる。また、この
モジュールから発振される電波も前記電磁シールド体で
遮蔽できることから、このモジュールを組み込んだ機器
も安定に動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電子装置を示す一部を
切り欠いた斜視図、 第2図は同じく断面図、 第3図は同しくキャンプおよび電磁シールド体を取り除
いた電子装置の平面図、 第4図は同じく電子装置の組立状態を示す平面図、 第5図は電磁シールド体およびキャップを取り付けた電
子装置の平面図、 第6図は同じく電磁シールド体およびキャップ本体を示
す斜視図、 第7図は従来の電子装置を示す一部を切り欠いた平面図
、 第8図は同しく断面図である。 1・・・モジュール、2・・・基板、3・・・セラミッ
ク基板、4・・・リード、5・・・キャップ、6・・・
接合材、7・・・受動素子、8・・・能動素子、9・・
・ボンディングワイヤ、IO・・・オーバコートレジン
、11・・・電磁シールド体1(メツシュ状金属体カバ
ー)、12・・・導体層、13・・・m部、14・・・
キャップ本体、15・・・キャップ板、16・・・半田
、17・・・取付孔、18・・・リードフレーム、19
・・・タイバー。 第 1 図 第 2 図 、] 第 4 − 第 5 図 第 61!1 第 7 図 第 8 図
切り欠いた斜視図、 第2図は同じく断面図、 第3図は同しくキャンプおよび電磁シールド体を取り除
いた電子装置の平面図、 第4図は同じく電子装置の組立状態を示す平面図、 第5図は電磁シールド体およびキャップを取り付けた電
子装置の平面図、 第6図は同じく電磁シールド体およびキャップ本体を示
す斜視図、 第7図は従来の電子装置を示す一部を切り欠いた平面図
、 第8図は同しく断面図である。 1・・・モジュール、2・・・基板、3・・・セラミッ
ク基板、4・・・リード、5・・・キャップ、6・・・
接合材、7・・・受動素子、8・・・能動素子、9・・
・ボンディングワイヤ、IO・・・オーバコートレジン
、11・・・電磁シールド体1(メツシュ状金属体カバ
ー)、12・・・導体層、13・・・m部、14・・・
キャップ本体、15・・・キャップ板、16・・・半田
、17・・・取付孔、18・・・リードフレーム、19
・・・タイバー。 第 1 図 第 2 図 、] 第 4 − 第 5 図 第 61!1 第 7 図 第 8 図
Claims (3)
- 1.金属製基板と、この基板の主面に取り付けられた高
周波整合回路を形成した配線基板と、少なくとも前記配
線基板上に取り付けられた能動素子や受動素子からなる
チップと、前記基板の主面に取り付けられかつ前記配線
基板や前記チップ等を被うレジンで成形されたキャップ
とを有する電子装置であって、前記キャップ内にあって
は前記配線基板や前記チップを被いかつ前記基板に電気
的に接続された電磁シールド体が設けられていることを
特徴とする電子装置。 - 2.前記電磁シールド体はメッシュ構造となっているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子装置。 - 3.前記金属製基板とキャップによって構成されたパッ
ケージ内には、配線基板やチップを被うゲル状レジンが
封入されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22865988A JPH0278298A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22865988A JPH0278298A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278298A true JPH0278298A (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=16879799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22865988A Pending JPH0278298A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0278298A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009016841A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Robert Bosch Gmbh | 電気モジュールを備えたハウジング |
CN102655733A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 环旭电子股份有限公司 | 具有高度调整功能的电磁屏蔽结构 |
CN108134192A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-08 | 成都聚利中宇科技有限公司 | 抑制天线寄生副瓣的天线模块 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP22865988A patent/JPH0278298A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009016841A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Robert Bosch Gmbh | 電気モジュールを備えたハウジング |
CN102655733A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 环旭电子股份有限公司 | 具有高度调整功能的电磁屏蔽结构 |
CN108134192A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-08 | 成都聚利中宇科技有限公司 | 抑制天线寄生副瓣的天线模块 |
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