JP3096536B2 - 混成集積回路 - Google Patents

混成集積回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混成集積回路に関し、
特にインバータ回路等のパワー回路を実装した大電流用
の混成集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、混成集積回路としては、セラミッ
クス基板をベースにしたものが多く使用されてきたが、
セラミックス基板上に形成される回路パターンは貴金属
ペーストによって形成されるためにそのシート抵抗が大
きいことおよびセラミックス基板の熱伝導性の悪いこと
から大電流タイプの混成集積回路としては不向きとなっ
ており、近年の大電流タイプの混成集積回路は金属基
板、例えばアルミニウム、銅ベースの基板上に絶縁樹脂
層を介して形成された銅箔パターン上にパワー回路を構
成する部品が実装されている。すなわち、パワー回路部
品は銅等の金属片(ヒートシンク)上に実装されて基板
上に実装され、外部回路と接続するための複数のパワー
用の外部リード端子は基板上の所定位置に半田付けされ
る構造となっている。かかる、大電流用の混成集積回路
としては特開昭63−302530号公報、特開昭64
−25554号公報および特開昭64−5092号公報
に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来構造の大電流用混
成集積回路では上記したように外部回路と接続するため
の各リード端子が半田層を介して基板上に固着される構
造であるため、以下の不具合がある。すなわち、 半田層自体の電気抵抗値が大きいために電流損失を起
し発熱量が増加する。
【0004】電流出力径路の導電路上に半田層を介し
て外部リード端子が固着される場合、半田層表面が酸化
したとき経時変化に伴って半田層が劣化し、信頼性面で
著しく低下するという問題があった。 基板上に各リード端子を半田固着するための専用のラ
ンド(パッド)を形成しなければならず基板サイズを小
型化する場合の弊害となり、大電流用の混成集積回路自
体のサイズを小型化にすることができない。
【0005】また、金属基板上にインバータ回路を形成
し、そのインバータ回路の各スイッチング手段を図3に
示す如く、パラレルに接続し、電流量を例えば100A
以上のハイパワーインバータ用の混成集積回路では、各
スイッチング素子と導電路とを接続するワイヤ配線がパ
ターン設計上どうしても長くなるものが生じる。そのた
め、 ワイヤ配線が長くなったものは、ワイヤ配線自体の抵
抗およびインダクタンス成分が増加し、スイッチング素
子のスイッチングノイズを増加させてスイッチング素子
を誤動作させる問題があった。
【0006】ワイヤ配線の長さが異なることにより、
パラレルに接続された各スイッチング素子に流れる電流
量が異なるため、ワイヤ配線が短いスイッチング素子に
はスイッチング素子の定格以上の過電流が流れ、スイッ
チング素子が破壊するおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、第1の発明に係わる混成集積回路
は、金属基板上に絶縁層を介してインバータ回路が形成
され、インバータ回路を構成する第1電源ラインは第1
の銅板、第2電源ラインは第2の銅板、負荷に接続され
且つ電流を供給する出力ラインは第3の銅板で形成さ
れ、第1の銅板上にはソース側のスイッチング素子が、
第3の銅板上にはシンク側のスイッチング素子が固着さ
れ、第1の銅板および第3の銅板の一部を基板上に固着
し、且つスイッチング素子が固着された領域上で第3の
銅板の一部を第1の銅板表面と第2の銅板を第3の銅板
表面とそれぞれ離間して交差するように配置したことを
特徴としている。
【0008】また、第2の発明に係わる混成集積回路
は、金属基板上に絶縁層を介してインバータ回路が形成
され、インバータ回路を構成する第1電源ラインは第1
の銅板、第2電源ラインは第2の銅板、負荷に接続され
且つ電流を供給する出力ラインは第3の銅板で形成さ
れ、第1の銅板上には並列接続された複数のソース側の
スイッチング素子が、第3の銅板上には並列接続された
複数のシンク側のスイッチング素子が固着され、少なく
とも第3の銅板の一部を折曲げて外部リード端子として
兼用した混成集積回路であって、第1の銅板および第3
の銅板の一部を基板上に固着し、且つスイッチング素子
が固着された領域上で第3の銅板の一部を第1の銅板表
面と第2の銅板を第3の銅板表面とそれぞれ離間して交
差するように配置したことを特徴としている。
【0009】
【作用】以上のように構成される混成集積回路において
は、スイッチング素子が固着された第1および第3の銅
板の一部または全部を基板上に固着し、且つ、スイッチ
ング素子が固着された領域上で第3の銅板の一部を第1
の銅板表面と第2の銅板を第3の銅板表面とそれぞれ離
間して交差させることにより、スイッチング素子と第2
および第3の銅板を接続する各ワイヤ配線の長さを均一
にしかも最短で接続することができる。
【0010】また、シンク側のスイッチング素子が固着
された第3の銅板の一部分を折曲げて外部リード端子と
して兼用することにより、外部リード端子のみの半田固
着を不要とすることができる。その結果、リード端子の
半田層による電流損失を抑制することができる。また、
リード端子を固着する専用のランド(パッド)を基板上
に形成する必要がないことおよび第3の銅板が中空に位
置するために基板サイズを小型化にすることができる。
【0011】また、半田接続点数が減り、信頼性を向上
させることができる。
【0012】
【実施例】以下図1および図2に示した実施例に基づい
て本発明の混成集積回路を詳細に説明する。図1は本発
明の混成集積回路の断面図、図2は本発明の混成集積回
路の平面図である。
【0013】図1および図2に示す如く、本発明の混成
集積回路は、金属基板(1)と、その基板(1)上に絶
縁層(2)を介して形成された導電路(3)と、その導
電路(3)の所定位置に固着された第1の銅板(4)、
第2の銅板(5)および第3の銅板(6)と、第1およ
び第3の銅板(4)(6)上に固着されたスイッチング
素子(7)(8)、ケース材(10)とから構成され
る。
【0014】金属基板(1)は、放熱特性および加工性
を考慮して約2〜5mm厚のアルミニウム基板あるいは
銅基板が使用される。その金属基板(1)は所定サイズ
で矩形状に形成され、混成集積回路が完成する前あるい
は後に所望サイズに分割プレスされる。アルミニウム基
板を用いる場合には、そのアルミニウム基板の表面を薄
膜の酸化アルミニウムで被覆してもよい。また、銅基板
を用いる場合には、その銅基板の表面はニッケルあるい
はクロムメッキが行われ表面保護が行われている。
【0015】金属基板(1)の一主面上には、エポキシ
あるいはポリイミド樹脂等の接着性を有する熱硬化性絶
縁樹脂と約35〜105μm厚の銅箔とのクラッド材が
温度150〜180℃、1平方センチメートル当り50
〜100Kgの圧力でホットプレスされる。前記クラッ
ド材を基板(1)上にホットプレスすることにより前記
熱硬化性絶縁樹脂が絶縁層(2)となり、その絶縁層
(2)上の銅箔をホトエッチング等して所望形状の導電
路(3)が形成される。
【0016】金属基板(1)上に形成される導電路
(3)は、図3に示したインバータ回路を構成するよう
に、例えば図1および図2に示す如く、第1および第3
の銅板(4)(6)を固着するための導電路(3A)と
複数本の信号用の導電路(3B)が形成される。尚、本
発明では外部リード端子を固着するための専用のランド
(パッド)は形成されていない。導電路(3A)上には
スクリーン印刷により印刷したソルダーペーストが付着
されて半田層(9)が形成される。その半田層(9)上
に第1および第3の銅板(4)(6)が載置されて半田
リフロー工程によりソルダーペーストを溶解し導電路
(3A)と各銅板(4)(6)を固着接続する。
【0017】図3に示したインバータ回路の第1電源ラ
イン(例えばVCCライン)は第1の銅板(4)、第2電
源ライン(例えばアースライン)は第2の銅板(5)お
よび電流を供給する出力ラインは第3の銅板(6)によ
り形成されている。第1〜第3の銅板(4)(5)
(6)は約50〜300Aの大電流に対応できるように
する必要からその厚みは約1〜5mm程度の肉厚を有し
ている。
【0018】第1の銅板(4)上にはインバータ回路の
ソース側のスイッチング素子(7A)(7B)(7C)
が半田層(11)によって固着されている。本発明の混
成集積回路では約100A以上の電流に対応できるもの
とするために各スイッチング素子は例えば図3に示す如
く、4並列接続されている。並列接続されたスイッチン
グ素子は3つのブロック毎にそれぞれ隣接するように固
着される。それらソース側のスイッチング素子(7A)
(7B)(7C)は第1の電源ラインにより共通接続さ
れるために本実施例では第1の銅板(4)を共通とし、
スイッチング素子(7A)(7B)(7C)を固着した
が、第1の銅板(4)を3つに分割し、分割された第1
の銅板上にそれぞれ並列接続されたスイッチング素子を
固着することも可能である。
【0019】金属基板(1)を銅基板とした場合には、
第1の銅板(4)を共通使用し、アルミニウム基板とし
た場合には、第1の銅板(4)を共通使用するとアルミ
ニウムと銅との熱膨張係数の差が大きいためにアルミニ
ウム基板に反りが生じるおそれがあるために第1の銅板
(4)を各スイッチング素子の数だけ分割するのが好ま
しい。
【0020】一方、第3の銅板(6)上には、インバー
タ回路のシンク側のスイッチング素子(8A)(8B)
(8C)が半田層(11)を介して固着されている。シ
ンク側のスイッチング素子もソース側のスイッチング素
子と同様に第3の銅板(6)上に隣接して固着されてい
る。第3の銅板(6)は出力ラインの数に対応して個別
に分割されている。
【0021】第1および第3の銅板(4)(6)上に半
田層(11)(11)を介して固着されたスイッチング
素子(7A)〜(7C),(8A)〜(8C)はパワー
トランジスタ、パワーMOSFET、あるいはIGBT
等の大電流タイプの半導体スイッチング素子が用いられ
ている。本発明の特徴とするところは、スイッチング素
子が固着される第1の銅板(4)および第3の銅板
(6)の一部分を基板(1)上に固着し、且つ、ソース
側スイッチング素子(7A)〜(7C)が固着された固
着領域上で第3の銅板(6)の一部分と第1の銅板
(4)を、シンク側のスイッチング素子(8A)〜(8
C)が固着された固着領域上で第2の銅板(5)と第3
の銅板(6)をそれぞれ離間させて交差配置するところ
にある。すなわち、シンク側のスイッチング素子(8
A)〜(8C)が固着された第3の銅板(6)の固着領
域を基板(1)上に固着し、その延在される先端部を第
1の銅板(4)上に固着されたソース側のスイッチング
素子(7A)〜(7C)の一部分と重畳するように配置
し、第2の銅板(5)をシンク側のスイッチング素子
(8A)〜(8C)と重畳するように空間に配置するこ
とである。
【0022】第3の銅板(6)はシンク側のスイッチン
グ素子(8A)〜(8C)が固着される固着領域が基板
(1)上に固着され、その固着領域より延在される先端
部が第1の銅板(4)と重畳離間するようにその中間部
分で折曲げ加工されている。さらに、その先端部は第1
の銅板(4)上に固着された全てのソース側のスイッチ
ング素子(7A)〜(7C)の一部と重畳するように配
置されている。具体的には、各スイッチング素子のエミ
ッタあるいはソース電極と第3の銅板(6)とがワイヤ
で接続した際、各ワイヤ配線の長さが均一にしかも最短
の長さとなるように重畳設計されている。すなわち、第
3の銅板(6)の先端部はソースあるいはエミッタ電極
とは重畳せず、並列接続されたスイッチング素子固着領
域の略中心線で線対象となる構造とされている。
【0023】また、第3の銅板(6)上に固着されたシ
ンク側のスイッチング素子(8A)〜(8C)と接続さ
れる第2の銅板(5)は第3の銅板(6)と重畳するよ
うに離間配置される。具体的には、第2の銅板(5)は
後述するケース材(10)によって支持されており、基
板(1)とケース材(10)とを一体化した際第3の銅
板(6)と離間重畳するように配置される。第2の銅板
(5)はシンク側のスイッチング素子(8A)〜(8
C)とワイヤで接続されるためにスイッチング素子(8
A)〜(8C)のエミッタあるいはソース電極を残した
領域と重畳するように配置される。
【0024】スイッチング素子の固着領域上で離間され
た第1の銅板(4)と第3の銅板(6)および第3の銅
板(6)と第2の銅板(5)との離間距離は、図面上で
は比較的にあるように見えるが、実際には約2〜5mm
程度の距離で離間配置される。ところで、第3の銅板
(6)の一部分は外部回路と接続するための外部リード
端子(6A)として兼用されている。すなわち、第3の
銅板(6)の一部分を上面方向に略90°の角度で折曲
げ加工し、折曲げ加工された先端部を外部リード端子
(6A)として用い、ヒートシンクとなる銅板(6)と
外部リード(6A)とを兼用させることである。第3の
銅板(6)の外部リード端子(6A)は後述するケース
材の上面部よりも突出するように延在され、本実施例で
は上述したように略90°の角度で折曲げ加工される
が、外部回路との接続状態に応じてその角度は任意に調
整することができる。
【0025】第3の銅板(6)の一部分を折曲げ加工し
その先端部を外部リード端子(6A)として兼用するこ
とにより、外部リード端子専用の固着パッドを基板
(1)上に形成する必要がないため基板(1)のサイズ
を小型化にすることができる。また、外部リード端子専
用の固着パッドが無くなるのに伴いリード端子を固着す
るための専用の半田層が無くなるために半田層による出
力電流の損失を抑制することができ信頼性の向上に寄与
することができる。
【0026】金属基板(1)上にソース側のスイッチン
グ素子が固着された第1の銅板(4)を固着し、その第
1の銅板(4)と交差するようにシンク側のスイッチン
グ素子が固着された第3の銅板(6)を隣接配置して基
板(1)上に固着し、小信号用の導電路(3B)上に抵
抗体等の回路素子を実装した後、基板(1)はケース材
(10)と一体化される。
【0027】ケース材(10)はファイバグラス・レイ
ンホースPET(FRPET)等の絶縁樹脂で射出成形
により略枠状に形成される。ケース材(10)の射出成
形時に第2の銅板(5)がインサート成形されるように
なっており、具体的にはケース材(10)内に設けられ
た各バー(10A)によって第2の銅板(5)が固定支
持される構造となっている。すなわち、インサート成形
時に第2の銅板(5)は各バー(10A)に埋没するよ
うに形成されるため第2の銅板(5)は各バー(10
A)によって固定されると共に支持されることになる。
【0028】ケース材(10)は基板(1)の周端辺と
略一致するようにエポキシ系あるいはシリコン系の接着
剤によって固着一体化される。金属基板(1)とケース
材(10)を一体化した後、図3に示したインバータ回
路に基づいてワイヤで各銅板およびスイッチング素子が
接続される。具体的には、ソース側のスイッチング素子
(7A)(7B)(7C)のベースあるいはゲート電極
は小信号用の導電路(3B)とAlワイヤで接続され、
そのスイッチング素子(7A)(7B)(7C)のエミ
ッタあるいはソース電極は第3の銅板(6)とAlワイ
ヤで接続されている。また、シンク側のスイッチング素
子(8A)(8B)(8C)のベースあるいはゲート電
極は小信号用の導電路(3B)とAlワイヤで接続さ
れ、そのスイッチング素子(8A)(8B)(8C)の
エミッタあるいはソース電極は第3の銅板(6)と重畳
された第2の銅板(5)と接続される。
【0029】並列接続された各シンク側のスイッチング
素子(7A)(7B)(7C)のエミッタあるいはソー
ス電極と第2の銅板(5)および並列接続されたソース
側の各スイッチング素子(8A)〜(8C)のエミッタ
あるいはソース電極と第3の銅板(6)をワイヤでボン
ディング接続する際、第2および第3の銅板(5)
(6)とスイッチング素子(7A)〜(7C)(8A)
〜(8C)との離間距離が約2〜5mm程度であるこ
と、および第2および3の銅板(5)(6)が線対象と
なるように重畳配置されていることにより、ボンディン
グ時のワイヤを最短の長さで、しかも各ワイヤ配線の長
さを均一にできることになる。一方、ボンディング時に
おける応力も第2の銅板(5)はケース材(10)のバ
ー(10A)によって固定支持されているために超音波
ボンディング装置を用いても何んら支障はない。
【0030】各銅板(4)〜(6)と各スイッチング素
子(7A)〜(7C)(8A)〜(8C)をワイヤで相
互接続した後、ケース材(10)内に囲まれた空間領域
内にシリコンゲル(12)およびエポキシ樹脂(13)
を順次充填しインバータ回路に必要な各部品および素子
を保護する。本実施例ではインバータ回路の出力端子は
上部方向に導出形成されているが、VCCラインおよびア
ースラインの第1および第2の銅板(4)(5)は基板
(1)の一周端辺に延在され折曲げ加工されネジ止め出
来るように設計されている。
【0031】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に依れば、
並列接続された複数のスイッチング素子が固着された第
1および第3の銅板の一部または全部を基板上に固着
し、且つ、スイッチング素子が固着された領域上で第3
の銅板の一部を第1の銅板表面と第2の銅板を第3の銅
板表面とそれぞれ離間して交差させることにより、スイ
ッチング素子と第2および第3の銅板を接続する各ワイ
ヤ配線の長さを均一にしかも最短で接続することができ
る。その結果、ワイヤ配線の抵抗およびインダクタンス
成分を最小限にすることができスイッチングノイズによ
るスイッチング素子の誤動作のない信頼性の優れた混成
集積回路を提供することができる。また、ワイヤ配線が
各スイッチング素子において均一であるため安定した電
流を流すことができる。
【0032】また、シンク側のスイッチング素子が固着
された第3の銅板の一部分を折曲げて外部リード端子と
して兼用することにより、外部リード端子のみの半田固
着を不要とすることができる。その結果、リード端子の
半田層による電流損失を抑制することができ、発熱量を
低減できる。また、リード端子を固着する専用のランド
(パッド)を基板上に形成する必要がないことおよび第
3の銅板が中空に位置するために基板サイズを小型化に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混成集積回路の断面図である。
【図2】本発明の混成集積回路の平面図である。
【図3】インバータ回路図である。
【符号の説明】
(1) 金属基板 (2) 絶縁層 (3) 導電路 (4) 第1の銅板 (5) 第2の銅板 (6) 第3の銅板 (7)(8) スイッチング素子 (9)(11)半田層 (10) ケース材 (10A) バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属基板上に絶縁層を介してインバータ
    回路が形成され、前記インバータ回路を構成する第1電
    源ラインは第1の銅板、第2電源ラインは第2の銅板、
    負荷に接続され且つ電流を供給する出力ラインは第3の
    銅板で形成され、前記第1の銅板上にはソース側のスイ
    ッチング素子が、前記第3の銅板上にはシンク側のスイ
    ッチング素子が固着され、前記第1の銅板および前記第
    3の銅板の一部を前記基板上に固着し、且つスイッチン
    グ素子が固着された領域上で第3の銅板の一部を前記第
    1の銅板表面と前記第2の銅板を前記第3の銅板表面と
    それぞれ離間して交差するように配置したことを特徴と
    する混成集積回路。
  2. 【請求項2】 金属基板上に絶縁層を介してインバータ
    回路が形成され、前記インバータ回路を構成する第1電
    源ラインは第1の銅板、第2電源ラインは第2の銅板、
    負荷に接続され且つ電流を供給する出力ラインは第3の
    銅板で形成され、前記第1の銅板上には並列接続された
    複数のソース側のスイッチング素子が、前記第3の銅板
    上には並列接続された複数のシンク側のスイッチング素
    子が固着され、少なくとも前記第3の銅板の一部を折曲
    げて外部リード端子として兼用した混成集積回路であっ
    て、前記第1の銅板および前記第3の銅板の一部を前記
    基板上に固着し、且つスイッチング素子が固着された領
    域上で第3の銅板の一部を前記第1の銅板表面と前記第
    2の銅板を前記第3の銅板表面とそれぞれ離間して交差
    するように配置したことを特徴とする混成集積回路。
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