JP2008135235A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性が向上した放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】放熱シート81を介してトランスT1をカバー62に熱的に接続するとともに、収納凹部60に充填された充填材7を介して他の発熱部品をボディ61に熱的に接続した。放熱がボディ61とカバー62とでそれぞれ行われるから、放熱がボディ61とカバー62との一方においてのみ行われる場合に比べて放熱性が向上する。また、発熱部品をプリント配線板5の上面に実装したことにより、発熱部品において高温になりやすい端子の熱がボディ61を介して放散されやすくなることでも、放熱性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置に関するものである。
従来から、放電灯点灯装置として、例えば図8に示す回路を有する放電灯点灯装置1が提供されている。
この放電灯点灯装置1は、乗用車のバッテリーEを電源として乗用車の前照灯である例えば高輝度放電灯からなるランプLaを点灯するためのものであって、アクロスザラインコンデンサCxを介してバッテリーEに接続されバッテリーEの出力する直流電力を電圧値の異なる直流電力に変換する直流電源回路2と、直流電源回路2の出力した直流電力を交流電力に変換するインバータ回路3と、直流電源回路2とインバータ回路3とをそれぞれ制御する制御回路4とを備える。
具体的に説明すると、直流電源回路2は、2個のスイッチング素子Q1,Q2の並列回路と、スイッチング素子Q1,Q2の並列回路を介して一次巻線に入力されるトランスT1とを備える。トランスT1の二次巻線の両端間には、ダイオードD1とコンデンサC1との直列回路が接続されており、コンデンサC1の両端電圧が直流電源回路2の出力電圧となる。制御回路4は、直流電源回路2の一方の出力端とインバータ回路3の一方の入力端との間にに接続された抵抗R1の両端電圧を検出することにより直流電源回路2の出力電流を検出するとともに、直流電源回路2の他方の出力端に抵抗R2,R3を介して接続されて直流電源回路2の出力電圧を検出し、検出された出力電流及び出力電圧に基づいて直流電源回路2の出力電圧を所定の値に保つように決定された周波数及びデューティ比で各スイッチング素子Q1,Q2をそれぞれオンオフ制御する。
また、インバータ回路3は、2個のスイッチング素子Q3,Q4の直列回路と2個のスイッチング素子Q5,Q6の直列回路とが互いに並列に直流電源回路2の出力端間に接続されてなり各直列回路のスイッチング回路Q3〜Q6の接続点をそれぞれ出力端とするフルブリッジ形のインバータ回路である。各スイッチング素子Q3〜Q6はそれぞれ制御回路4によってオンオフ駆動される。具体的には、互いに対角に位置する位置するスイッチング素子Q3〜Q6同士が同時に、かつ互いに直列に接続されたスイッチング素子Q3〜Q6同士が交互にオンオフされることにより、互いに直列に接続されたスイッチング素子Q3〜Q6の接続点間から低周波の交流電力が出力される。図8の例では、インバータ回路3は、ランプLaの始動時に必要な高電圧を発生させる周知のイグナイタ回路IGを介してランプLaに接続されている。
直流電源回路2、インバータ回路3、制御回路4を構成する各回路部品は、それぞれ図9に示すようにプリント配線板5に実装され、ハウジング6に収納される。ハウジング6は、収納凹部60が設けられたボディ61と、ボディ61に機械的に結合して収納凹部60を覆うカバー62とからなり、プリント配線板6は厚さ方向を収納凹部60の深さ方向に向けて収納凹部60に収納されている。さらに、収納凹部60内には、プリント配線板5を封止する充填材7が充填される(例えば、特許文献1参照)。
回路部品のうち、トランスT1は、プリント配線板5においてカバー62側に向けられる面(図9における上面)に実装され、直流電源回路2のスイッチング素子Q1,Q2やダイオードD1のようにトランスT1以外の比較的に発熱量の多い発熱部品は、プリント配線板5において収納凹部60の底面に向けられる面(図9における下面)に実装されていた。
特開2002−367413号公報
上記従来例では、プリント配線板5の図9における下面に実装された発熱部品の熱は、充填材7とボディ62とを介してハウジング6外に放熱される。
ここで、一般に発熱部品においては、パッケージが合成樹脂からなるのに対してプリント配線板5への実装用の端子が金属製であってより熱伝導率が高いことにより、パッケージよりも端子の温度が上がりやすい。しかし、上記従来例では、発熱部品の端子は発熱部品のパッケージよりもハウジング6の内面から離れていることになり、従って放熱の効率が低かった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、放熱の効率が向上した放電灯点灯装置を提供することにある。
請求項1の発明は、収納凹部が開口したボディと、収納凹部を覆う形でボディに機械的に結合するカバーと、厚さ方向を収納凹部の深さ方向に向けてボディの収納凹部に収納されたプリント配線板とを備え、プリント配線板には、トランスを含み入力された直流電力を電圧値の異なる直流電力に変換する直流電源回路と、直流電源回路の出力した直流電力を放電灯に供給される交流電力に変換するインバータ回路と、直流電源回路とインバータ回路とをそれぞれ制御する制御回路とを構成する各回路部品がそれぞれ実装されていて、前記回路部品のうち、トランスを含めた比較的に発熱量が多い発熱部品はそれぞれプリント配線板において収納凹部の開口側に向けられる面に実装され、トランスとカバーとの間には比較的に熱伝導率の高い絶縁材料からなる放熱シートが介装され、プリント配線板と収納凹部の内底面との間には充填材が充填されていることを特徴とする。
この発明によれば、トランスが放熱シートを介してカバーに熱的に接続されるとともに、他の発熱部品が充填材を介してボディに熱的に接続されていることにより、放熱がボディとカバーとの両方でそれぞれ行われるから、放熱がボディとカバーとの一方においてのみ行われる場合に比べて放熱性が向上する。また、発熱部品がプリント配線板において収納凹部の開口側に向けられる面に実装されているから、発熱部品がプリント配線板において収納凹部の底面側に向けられる面に実装される場合に比べ、発熱部品において比較的に高温になりやすい端子は比較的に高温になりにくいパッケージよりも収納凹部の底面に近いことになり、ボディを介した放熱がされやすくなるので、放熱性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御回路を構成する回路部品が、他の回路部品よりも収納凹部の内周面から離れた位置に実装されていることを特徴とする。
この発明によれば、比較的に発熱量の少ない制御回路の回路部品が収納凹部の内面よりも離れた位置に実装されることにより、比較的に発熱量の多い他の回路部品が相対的に収納凹部の内面に近い位置に実装されることになるから、ボディに熱が伝わりやすくなることにより、さらに放熱性が向上する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、トランス以外の少なくとも1個の発熱部品とカバーとの間にも比較的に熱伝導率の高い絶縁材料からなる放熱シートが介装されていることを特徴とする。
この発明によれば、トランスとカバーとの間にのみ放熱シートを設ける場合に比べ、さらに放熱性が向上する。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、プリント配線板において、面実装型の発熱部品が重なる位置には、内面に導電パターンが設けられたスルーホールがプリント配線板の厚さ方向に貫設され、収納凹部の内底面において、収納凹部の深さ方向から見て面実装型の発熱部品が重なる位置には放熱用凸部が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、一般に導電パターンはプリント配線板よりも熱伝導率が高い材料からなるから、スルーホールを設けない場合や放熱用凸部を設けない場合に比べてボディに熱が伝わりやすくなり、放熱性がさらに向上する。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、放熱用凸部とプリント配線板との間に、常温でゲル状であって充填材よりも熱伝導率が高い材料からなる放熱ゲルを介在させたことを特徴とする。
この発明によれば、放熱ゲルを設けない場合に比べ、面実装型の発熱部品とボディとの熱的な結合が強化されるから、さらに放熱性が向上する。
請求項6の発明は、請求項4の発明において、放熱用凸部とプリント配線板との間に、充填材よりも熱伝導率が高い材料からなる放熱シートを介在させたことを特徴とする。
この発明によれば、放熱シートを設けない場合に比べ、面実装型の発熱部品とボディとの熱的な結合が強化されるから、さらに放熱性が向上する。
請求項1の発明によれば、トランスが放熱シートを介してカバーに熱的に接続されるとともに、他の発熱部品が充填材を介してボディに熱的に接続されていることにより、放熱がボディとカバーとの両方でそれぞれ行われるから、放熱がボディとカバーとの一方においてのみ行われる場合に比べて放熱性が向上する。また、発熱部品がプリント配線板において収納凹部の開口側に向けられる面に実装されているから、発熱部品がプリント配線板において収納凹部の底面側に向けられる面に実装される場合に比べ、発熱部品において比較的に高温になりやすい端子は比較的に高温になりにくいパッケージよりも収納凹部の底面に近いことになり、ボディを介した放熱がされやすくなるので、放熱性が向上する。
請求項2の発明によれば、比較的に発熱量の少ない制御回路の回路部品が収納凹部の内面よりも離れた位置に実装されることにより、比較的に発熱量の多い他の回路部品が相対的に収納凹部の内面に近い位置に実装されることになるから、ボディに熱が伝わりやすくなり、さらに放熱性が向上する。
請求項3の発明によれば、トランス以外の少なくとも1個の発熱部品とカバーとの間にも放熱シートを介装することにより、カバーからより多くの熱が放散されるから、放熱性がより向上する。
請求項4の発明によれば、プリント配線板において、面実装型の発熱部品が重なる位置には、直径1mm以下であって内面に導電パターンが設けられたスルーホールがプリント配線板の厚さ方向に貫設され、収納凹部の内底面において、収納凹部の深さ方向から見て面実装型の発熱部品が重なる位置には放熱用凸部が設けられていることにより、面実装型の発熱部品とボディとの熱的な結合が強化されるから、放熱性がより向上する。
請求項5の発明によれば放熱用凸部とプリント配線板との間に放熱ゲルを介装したことにより、請求項6の発明によれば放熱用凸部とプリント配線板との間に放熱シートを介装したことにより、それぞれ面実装型の発熱部品とボディとの熱的な結合が強化されるから、放熱性がより向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する構成には同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
本実施形態は、図2に示すように、図8に示した各回路部品が表裏両面に分けて実装されたプリント配線板5と、プリント配線板5が厚さ方向を深さ方向に向けて収納される収納凹部60が上面に設けられた有底円筒形状であって軸方向に扁平な金属製のボディ61と、ボディ61に機械的に結合して収納凹部60を覆うカバー62とを備える。以下、上下方向は図2を基準として説明する。すなわち、収納凹部60の深さ方向を上下方向と呼び、特に収納凹部60の開口から底面に向かう方向を下方向と呼ぶ。
ボディ61において収納凹部60の端部には上面にはねじ穴61aが設けられたねじ止め部61bが突設され、カバー62にはねじ挿通穴62aが貫設されている。そして、カバー62は、収納凹部60に収納された状態で、カバー62のねじ挿通穴62aに挿通されてボディ61のねじ穴61aに螺合するねじ(図示せず)によってボディ61にねじ止め固定される。
ボディ61には、それぞれねじが挿通されるねじ挿通穴63aが上下に貫設された3個のねじ止め部63が、周方向に約120°ずつ位置をずらしてそれぞれ径方向に突設されており、ボディ61はねじ止め部63を用いて車体等にねじ止め固定される。
また、ボディ61の外面には、表面積を増して放熱の効率を向上させるための複数個の放熱フィン61cが突設されている。
プリント配線板5には、図8に示した各回路部品のほか、バッテリーEとの接続に用いられる入力カプラとイグナイタIGとの接続に用いられるカプラとが一体化された入出力カプラ51が実装されている。入出力カプラ51にはねじ穴51aが設けられており、プリント配線板5には入出力カプラ8のねじ穴51aに連通するねじ挿通穴(図示せず)が上下に貫設され、収納凹部60の内底面において上記ねじ穴51aに対応する位置にはねじ穴60bが設けられている。入出力カプラ51とプリント配線板5とは、入出力カプラ51のねじ穴51aとプリント配線板5のねじ穴とに挿通されてボディ61のねじ穴60bに螺合するねじ(図示せず)によってボディ61にそれぞれねじ止めされる。ここで、入出力カプラ51においてグランド側の充電部は一部がねじ穴51a内に露出し、プリント配線板5においてグランド側の導電パターンは一部が上記ねじ挿通穴内に設けられており、入出力カプラ51のグランド側の充電部及びプリント配線版5のグランド側の導電パターンは、それぞれ、ねじ穴51aに挿通されたねじを介してボディ61に電気的に接続される。また、カバー62には、それぞれ入出力カプラ51を露出させる2個の接続穴62bが上下に貫設されている。
また、図3に示すように、制御回路4を構成する各回路部品はそれぞれ上方から見てプリント配線板5の中央部に実装され、他の回路部品のうち、入出力カプラ51と、トランスT1と、スイッチング素子Q1,Q2など比較的に発熱量の多い発熱部品とは、それぞれプリント配線板5の上面において制御回路4を構成する上記各回路部品よりもプリント配線板5の外周寄りに実装されている。これにより、発熱部品を制御回路4の部品よりもプリント配線板5の中央寄りに配置する場合に比べ、発熱部品が収納凹部60の内周面に近くなるから、発熱部品の熱がボディ61を通じて放散されやすくなる。
また、収納凹部60内には充填材7が充填され、プリント配線板5は充填材7によって封止されている。充填材7としては、具体的には例えば付加反応硬化型シリコン樹脂を用いることができる。プリント配線板5に実装された部品のうち、トランスT1以外の放熱は、主に充填材7とボディ61とを介してなされる。
ここで、本実施形態において発熱部品に含まれるスイッチング素子Q1,Q2は面実装型であり、プリント配線板5においてスイッチング素子Q1,Q2が重なる範囲には図4に示すように多数のスルーホール50aが設けられている。各スルーホール50aはそれぞれスイッチング素子Q1,Q2が実装された導電パターン50bの範囲に設けられており、この導電パターン50bは、図5に示すようにスルーホール50aの内面を通じてプリント配線板5の表裏両面に跨って連続して形成されている。導電パターン50bは一般にプリント配線板5の材料(例えば合成樹脂)よりも熱伝導率が高い材料(例えば金属)からなるから、上記のようなスルーホール50aを設ければ、スイッチング素子Q1,Q2の熱がボディ61の下方に放散されやすくなり、放熱性が向上する。はんだ付けが不安定になることを防ぐために、各スルーホール50aの内径はそれぞれ0.1mm以下とすることが望ましい。
また、収納凹部60の内底面において、上下方向(すなわち、収納凹部60の深さ方向)から見てスイッチング素子Q1,Q2が重なる範囲には、それぞれ放熱用凸部60aが上方へ突設されている。これにより、放熱用凸部60aを設けない場合に比べ、収納凹部60の内面とスイッチング素子Q1,Q2との距離が小さくなっているから、スイッチング素子Q1,Q2の熱がボディ61の下方に放散されやすくなり、放熱性が向上する。なお、上ではスイッチング素子Q1,Q2を例に挙げて説明したが、スイッチング素子Q1,Q2以外であっても面実装型の発熱部品であれば上記のようなスルーホール50aや放熱用凸部60aによる放熱性の向上が可能である。
さらに、図1に示すように、トランスT1とカバー62との間には、放熱シート81が介装されている。放熱シート81としては、例えばシリコーンゴムシートを用いることができる。
上記構成によれば、トランスT1が放熱シート81を介してカバー62に熱的に接続されるとともに、発熱部品たるスイッチング素子Q1,Q2が導電パターン50bと充填材7とを介してボディ61に熱的に接続されていることにより、放熱がボディ61とカバー62とでそれぞれ行われるから、放熱がボディ61とカバー62との一方においてのみ行われる場合に比べて放熱性が向上する。また、スイッチング素子Q1,Q2などの発熱部品がプリント配線板5において収納凹部60の開口側に向けられる面(上面)に実装されているから、発熱部品がプリント配線板5において収納凹部60の底面側に向けられる面(下面)に実装される場合に比べ、発熱部品において比較的に高温になりやすい端子は比較的に高温になりにくいパッケージよりも収納凹部60の底面に近いことになり、ボディ61への放熱がされやすくなるので、放熱性が向上する。
なお、図6に示すように、放熱シート81を、トランスT1以外にも、実装高さが比較的に高い(例えば実装高さが10mm以上の)回路部品とカバー61との間にも設ければ、さらに放熱性が向上する。
さらに、図7に示すように、放熱用凸部60aとプリント配線板5との間に、充填材7よりも熱伝導率の高い材料からなる放熱シート82を介装すれば、ボディ61と発熱部品との熱的な結合がより強化されることにより、さらに放熱性が向上する。また、放熱用凸部60aとプリント配線板5との間に設ける放熱シート82は充填材7に封止されるので、放熱シート82に代え、常温(すなわち15℃)でゲル状である材料からなる放熱ゲル(図示せず)を用いてもよい。放熱ゲルとしては、例えばシリコーンコンパウンドを用いることができる。
本発明の実施形態を示す断面図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上においてカバーを取り外した状態を示す平面図である。 同上においてカバーと1個のスイッチング素子とを取り外した状態の要部を示す平面図である。 同上の要部を示す断面図である。 同上の別の形態を示す断面図である。 同上の更に別の形態の要部を示す断面図である。 放電灯点灯装置の回路の一例を示す回路図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 放電灯点灯装置
2 直流電源回路
3 インバータ回路
4 制御回路
5 プリント配線板
7 充填材
50a スルーホール
50b 導電パターン
60 収納凹部
61 ボディ
62 カバー
81,82 放熱シート
T1 トランス
Q1,Q2 スイッチング素子

Claims (6)

  1. 収納凹部が開口したボディと、
    収納凹部を覆う形でボディに機械的に結合するカバーと、
    厚さ方向を収納凹部の深さ方向に向けてボディの収納凹部に収納されたプリント配線板とを備え、
    プリント配線板には、
    トランスを含み入力された直流電力を電圧値の異なる直流電力に変換する直流電源回路と、
    直流電源回路の出力した直流電力を放電灯に供給される交流電力に変換するインバータ回路と、
    直流電源回路とインバータ回路とをそれぞれ制御する制御回路とを構成する各回路部品がそれぞれ実装されていて、
    前記回路部品のうち、トランスを含めた比較的に発熱量が多い発熱部品はそれぞれプリント配線板において収納凹部の開口側に向けられる面に実装され、
    トランスとカバーとの間には比較的に熱伝導率の高い絶縁材料からなる放熱シートが介装され、
    プリント配線板と収納凹部の内底面との間には充填材が充填されていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 制御回路を構成する回路部品が、他の回路部品よりも収納凹部の内周面から離れた位置に実装されていることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. トランス以外の少なくとも1個の発熱部品とカバーとの間にも比較的に熱伝導率の高い絶縁材料からなる放熱シートが介装されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. プリント配線板において、面実装型の発熱部品が重なる位置には、内面に導電パターンが設けられたスルーホールがプリント配線板の厚さ方向に貫設され、
    収納凹部の内底面において、収納凹部の深さ方向から見て面実装型の発熱部品が重なる位置には放熱用凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の放電灯点灯装置。
  5. 放熱用凸部とプリント配線板との間に、常温でゲル状であって充填材よりも熱伝導率が高い材料からなる放熱ゲルを介在させたことを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 放熱用凸部とプリント配線板との間に、充填材よりも熱伝導率が高い材料からなる放熱シートを介在させたことを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
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