JPH0778951B2 - フロントローディングディスクプレーヤ - Google Patents

フロントローディングディスクプレーヤ

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JPH0778951B2
JPH0778951B2 JP63051192A JP5119288A JPH0778951B2 JP H0778951 B2 JPH0778951 B2 JP H0778951B2 JP 63051192 A JP63051192 A JP 63051192A JP 5119288 A JP5119288 A JP 5119288A JP H0778951 B2 JPH0778951 B2 JP H0778951B2
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hanging
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rack
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克己 澤田
均 上野
康幸 田代
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はフロントローディングディスクプレーヤに関す
る。
背景技術 フロントローディングディスクプレーヤにおいては演奏
さるべきディスクをターンテーブル上に位置決めする
際、通常、ターンテーブルのディスク担持面に平行な第
1方向と該ディスク担持面に対して直角な2第方向の2
方向に搬送することが行なわれる。第35図に示すよう
に、従来のフロントローディングディスクプレーヤにお
いてはこの搬送をなすために、プレーヤハウジング201
に対して上記第1方向(矢印Y方向及びその反対方向)
において突出位置及び収納位置の間で移動自在なキャリ
ア202と、該キャリア上に上記第2方向において移動自
在に設けられてディスク203を担持し得るトレイ204と、
該キャリアをプレーヤハウジング201に対して移動させ
るキャリア駆動手段(図示せず)と、トレイ204をキャ
リア202に対して移動せしめるトレイ駆動手段(図示せ
ず)とを有している。
即ち、キャリア202をプレーヤハウジング201外に突出さ
せた状態にて該キャリア上のトレイ204に対してディス
ク203を載置し、この後キャリア202をプレーヤハウジン
グ201内に収納させると共にトレイ204をターンテーブル
205に向けて移動せしめることによって該ディスクがタ
ーンテーブル205上に載置されるのである。また、演奏
を終えたディスクを回収する場合はこの逆の動作がなさ
れる。
上述したフロントローディングディスクプレーヤは1枚
のディスクの演奏を行なうものであり、数枚のディスク
のディスクの演奏を行なう場合、ディスクの交換のため
にイジェクト動作及びローディング動作を繰り返さねば
ならず、聴取者に煩わしい感じを与えていた。
この問題を解決するものとして、第36図に示すように、
ディスクを担持して搬送するためのトレイを同一平面に
沿って2つの移動自在に並設してこれらのトレイ210,21
1を個別に駆動する構成とした、ターンテーブル及び光
学式ピックアップを含む演奏手段212を該両トレイに対
応すべく移動せしめるフロントローディングディスクプ
レーヤが開発されている。かかるフロントローディング
ディスクプレーヤを用いることにより、イジェクト動作
を行なうことなく2枚のディスクの演奏を連続してなす
ことが出来る。また、一方のトレイ210によりターンテ
ーブル上に搬送されたディスクの演奏中に他方のトレイ
211上のディスクを交換できるため、このディスク交換
を各々のトレイに対して交互に繰り返すことによって多
数のディスクの演奏を間断なく連続して行なうことが出
来る。
ところが、光学式ピックアップを含む演奏手段212が2
つのトレイ210及び211の間において往復動をなす構成の
故、該光学式ピックアップとターンテーブルとの相対的
位置関係が変動し易いという問題がある。
発明の概要 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは光学式ピックアップを固定にして
且つディスク交換を容易にしたフロントローディングデ
ィスクプレーヤを提供することである。
本発明によるフロントローディングディスクプレーヤの
第1の特徴は、ディスクをターンテーブル上に搬送する
ディスク搬送機構が、ターンテーブルのディスク担持面
に略垂直な方向において並置され且つプレーヤハウジン
グに対して突出収納自在で夫々ディスクを担持し得る2
つのトレイと、該トレイの各々を演奏位置、収納位置及
び突出位置に案内し且つ移動せしめる案内駆動手段とを
有し、該案内駆動手段は1のトレイが演奏位置にあると
きに他のトレイを収納位置と突出位置のいずれかに位置
せしめる点にある。
本発明によるフロントローディングディスクプレーヤの
第2特徴は、ディスクをターンテーブル上に搬送するデ
ィスク搬送機構が、ターンテーブルの回転中心軸方向に
略平行な面内において該回転中心軸と交叉す面に沿って
伸びる上方及び下方ガイドを有する少なくとも1つの案
内部材と、該上方及び下方ガイドの各々に係合し且つプ
レーヤハウジングに対して突出収納自在若しくはプレー
ヤハウジング内において移動自在な上方及び下方トレイ
と、該上方及び下方トレイを該各ガイドに沿って移動せ
しめる駆動手段とから成り、該上方及び下方ガイドは最
深部近傍においてターンテーブルのディスク担持面に交
叉する面に沿って下方に伸びる垂下部を各々有し、上記
駆動手段は上方及び下方トレイを上方及び下方ガイドの
該垂下部の下端に択一的に移動せしめる点にある。
実 施 例 以下、本発明の実施例としてのフロントローディングデ
ィスクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第3図に示すように、プレーヤハウジング
2の前面部すなわちフロントパネル3には、演奏される
べきディスク5及び6を担持する上方トレイ8及び下方
トレイ9が該プレーヤハウジング外に突出し得るよう
に、左右方向に伸長する長方形のディスク供給口3aが設
けられている。但し、矢印Y方向が前方であり、矢印X
方向が左方である。また、矢印Zは上方を示す。なお、
ディスク5は例えば、直径が約12cmのコンパクトディス
クであり、ディスク6は直径が約8cmのものである。両
トレイ8及び9は後述するターンテーブルのディスク担
持面に対して垂直な方向、すなわち上下方向(矢印Z方
向及びその反対方向)において並置されており、各ディ
スク5及び6が嵌挿さるべき大小2つずつの円形凹部8
a,8b,9a,9bが同心的に形成されている。ディスク供給口
3aの近傍には該ディスク供給口を閉塞するための上下一
対のドア10及び11が揺動自在に設けられており、各トレ
イ8及び9の突出収納動作に同期して開閉する。また、
フロントパネル3上には当該フロントローディングディ
スクプレーヤの操作をなすためのスイッチ群13が設けら
れている。
第4図及び第5図にも示す如く、プレーヤハウジング2
内には例えば鋼板からなる案内部材としての縦シャーシ
15が設けられている。また、第4図に示すように、この
縦シャーシ15は横シャーシ16上に固定されている。
第2図及び第4図に示すように、横シャーシ16上にはタ
ーンテーブル17が設けられている。また、第2図に示す
ように、横シャーシ16上には対物レンズ19を含む光学式
ピックアップを担持したキャリッジ20がターンテーブル
17上に載置されたディスクの記録面に沿うべく移動自在
に設けられており、更に、該キャリッジを移動せしめる
キャリッジ駆動手段(図示せず)が設けられている。
次いで、上方トレイ8及び下方トレイ9をプレーヤハウ
ジング2に対する突出位置及び収納位置並びに演奏位置
に案内し且つ移動せめる案内駆動手段について説明す
る。なお、上方トレイ8及び下方トレイ9は夫々略同形
状に形成され、その詳細を第6図(a)及び(b)に示
す。
第2図ないし第4図に示すように、縦シャーシ15の左側
面には上方プレート23及び下方プレート24が設けられて
おり、上方トレイ8及び下方トレイ9は夫々右側端部に
て該両プレートの一方ずつによりターンテーブル17のデ
ィスク担持面17a(第4図)と平行な方向、この場合、
前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において移動
自在に支えられている。上方プレート23及び下方プレー
ト24の詳細は第7図(a),(b)及び第8図(a),
(b)に示す。詳しくは、上方プレート23及び下方プレ
ート24にはその伸長方向に沿って長孔23a,24aが形成さ
れており、上方トレイ8及び下方トレイ9の右側端部に
一対ずつ突設されたピン8d,9dが該各長孔に摺動自在に
係合しているのである。
第2図ないし第4図、並びに第7図,第8図に示すよう
に、上方プレート23及び下方プレート24の右側面には前
後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において離間す
る一対ずつのピ23b,24bが突設されており、該各ピンは
縦シャーシ15に形成されたクランク形状の前後一対ずつ
の上方ガイド孔26及び下方ガイド孔27に摺動自在に嵌挿
せしめられている。即ち、夫々、該上方ガイド孔26及び
下方ガイド孔27に沿って上方プレート23及び下方プレー
ト24が移動するようになされているのである。上方ガイ
ド孔26及び下方ガイド孔27は全体として、ターンテーブ
ル17(第4図に図示)の回転中心軸方向に平行な面内に
おいて該回転中心軸と直交する面に沿って、すなわちこ
の場合、前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に伸
長している。詳しくは、上方ガイド孔26及び下方ガイド
孔27は、最深部すなわちその後端部において、ターンテ
ーブル17(第4図)のディスク担持面に直交する面に沿
って下方に伸びる第1垂下部26a,27aを各々有し、ま
た、該最深部よりも浅い位置において該第1垂下部と平
行に伸びる第2垂下部26b,27bを有している。これら第
1垂下部26a,27aと第2垂下部26b,27bとの間は前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)において伸長する第1
平坦部26c,27cとなっている。また、第2垂下部26b,27b
に連続してディスク供給口3aに近づく方向すなわち前方
に伸びるトレイ突出用第2平坦部26d,27dを有してい
る。
第2図ないし第4図に示す如く、上記した上方プレート
23及び下方プレート24と共に縦シャーシ15を挾むように
矩形板状の被駆動歯車としての上方ラック29及び下方ラ
ック30が配置されている。なお、第9図(a)ないし
(c)に上方ラック29の詳細を示し、第10図(a)ない
し(c)に下方ラック30の詳細を示す。上方ラック29及
び下方ラック30は夫々、前後方向(矢印Y方向及びその
反対方向)において往復動自在に縦シャーシ15の受け部
15aに取り付けられている。前述した上方プレート23及
び下方プレート24の外側面に突設されたピ23b,24bは、
縦シャーシ15に形成された上方ガイド孔26及び下方ガイ
ド孔27を通じて、上方ラック29及び下方ラック30の左側
面に形成された山形状カム溝29a,30aに摺動自在に係合
している、第9図(c),第10図(c),第11図及び第
12図に示す如く、山形状カム溝29a,30aは互いに連続し
た一対の斜状部29b,29c,30b,30cからなる。該各斜状部
は、縦シャーシ15に形成された上方ガイド孔26及び下方
ガイド孔27の各第1垂下部26a,27a,第2垂下部26b,27b
に対して所定角度傾斜している。即ち、上方ラック29及
び下方ラック30が前後(矢印Y方向及びその反対方向)
に移動することにより前述の上方プレート23及び下方プ
レート24が上方ガイド孔26、下方ガイド孔27に夫々沿っ
て移動するように各山形状カム溝29a,30aが形成されて
いるのである。
第11図及び第12図に示す如く、下方ラック30には、山形
状カム溝30aを形成する両斜状部30b,30cの連続部近傍
に、揺動部材32が仮想中心軸32aを中心として揺動自在
に取り付けられている。揺動部材32の自由端部に尖頭部
32bが形成されており、上記の両斜状部30b,30cの連続部
内に該尖頭部32bが突出し得る。また、揺動部材32に復
元力を付与するばね部材32cが設けられている。縦シャ
ーシ15にはこの揺動部材32が摺接する直線状のカム部材
33が上方ラック30の移動方向に沿ってすなわち前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に伸長して設けられて
いる。第12図に示す如く、この直線状カム部材33は切欠
部33aを有し、上方ラック30の移動に応じて揺動部材32
を揺動せしめる揺動部材駆動手段として作用する。この
直線状カム部材33と、ばね部材32cを含む揺動部材32と
によって、下方プレート24のピン24bを下方ラック30の
移動に伴って山形状カム溝30aの一対の斜状部30b,30cの
いずれか一方に択一的に案内する案内手段が構成されて
いる。すなわち、かかる案内手段を設けずに山形状カム
溝30aのみにてピ24bを下方ガイド孔27に沿って移動させ
ようとすると、例えば下方ラック30の前方(矢印Y方
向)への移動時に、山形状カム溝30aの一方の斜状部30b
の作用によって下方ガイド孔27の第1垂下部27a内を上
昇せしめられたピン24bが、これに続いて第1平坦部27c
に移行せずに他方の斜状部30cの作用によって再び第1
垂下部27aに沿って逆に下降してしまう。上記の案内手
段は、下方ラック30の移動に伴ってピン24bのかかる逆
行を防止するものであり、これにより、例えば下方ラッ
ク30の前方への移動時には、ピン24bは山形状カム溝30
の一方の斜状部30bの作用によって下方ガイド孔27の第
1垂下部27aに沿って上昇せられ、上昇完了時に揺動部
材32により逆行を阻止される。この状態でピ24bは下方
ガイド孔27の第1平坦部27cに沿って前方に水平移動
し、次いで、山形状カム溝30の他方の斜状部30cの作用
により第2垂下部27b内を下降する。この後、ピ24bはト
レイ突出用第2平坦部27d内を水平移動する。揺動部材3
2を含むかかる案内手段は下方ラック30にだけでなく、
上方ラック29にも同様に設けられている。第3図に示す
如く、上方ラック29及び下方ラック30は駆動歯車として
の単一のピニオン35に差動的に噛合し得る。ピニオン35
は複数の歯車などを組み合せてなる減速機構36を介して
モータ37により回転せしめられる。第9図(a)及び第
10図(a)に示す如く、上方ラック29及び下方ラック30
の各前端部には欠歯部29e,30eが形成されている。第9
図(a),(b)、第10図(a),(b)に示すよう
に、上方ラック29及び下方ラック30の右側面には該各ラ
ックの略全長に亘ってカム溝29f及び30fが形成されてい
る。第3図に示すように、これら両カム溝29f及び30fに
常時係合するカムフォロワ40が設けられており、且つ、
縦シャーシ15に対して固設されたサブシャーシ41に上下
方向(矢印Z方向及びその反対方向)において移動自在
に取り付けられる。第13図(a)及び(b)にこのカム
フォロア40の詳細を示す。カムフォロア40は上下一対の
ピ40a,40bを有し、該各ピンが各カム溝29f,30fに摺接し
ている。こののカムフォロア40とこれが摺接した上記各
カム溝29f,30fとにより、上方ラック29及び下方ラック3
0のいずれか一方が所定位置に達したときに他方をピニ
オン35との噛合位置に起動せしめる起動手段が構成され
ている。すなわち、例えば下方ラック30がその欠歯部に
よりピニオン35に対して噛合状態にないとき、ピニオン
35と噛合状態にある上方ラック29が所定距離だけ移動す
ると、上記のカム溝29f,30fとカムフォロア40との作用
によって下方ラック30が所定距離前進(矢印Y方向)せ
しめられ、これによって下方ラック30がピニオン35と噛
合した下方ラック30の移動が上方ラック29と共に且つ差
動的に開始されるのである。なお、上方ラック29が欠歯
部29eによってピニオン35と噛合状態にないときにも同
様であり、また、逆に、上方ラック29あるいは下方ラッ
ク30のいずれか一方を他方の移動に応じてピニオン35と
非噛合状態とすることを行なう。
かかる構成の故、一対設けられた被駆動歯車としての上
方ラック29及び下方ラック30を、該両ラックに対して夫
々個別の駆動源を設けることなく単一のモータ37によっ
て差動的かつ選択的に駆動することができるのである。
第2図及び第4図に示すように、上方トレイ8及び下方
トレイ9の各右側端部を前後方向(矢印Y方向及びその
反対方向)において移動自在に支持した上方プレート23
及び下方プレート24の各下面には各々、歯車43及び44が
設けられている。第2図及び第5図に示すように、縦シ
ャーシ5の左側面にラック部45,46及び47が設けられて
おり、歯車43,44は夫々上方プレート23及び下方プレー
ト24の上下動に応じてこの各ラック部のいずれかに噛合
する。また、上方プレート23及び下方プレート24の上下
動時に各歯車43,44をして該各ラック部間を移行せしめ
るめの移行ラック部49,50が形成されている。第2図,
第4図及び第6図(b)に示すように、上方トレイ8及
び下方トレイ9の下面にはプレーヤハウジング2に対す
る突出収納方向すなわち前後方向(矢印Y方向及びその
反対方向)において伸長するラック部8f及び9fが夫々形
成されており、上記の各歯車43,44はこれらのラック部8
f,9fにも噛合している。
上記した歯車43,44と、ラック部45,46,47,8f,9fと、移
行ラック部49及び50とによって、上方プレート23及び下
方プレート24の移動に応じて上方トレイ8及び下方トレ
イ9を該各プレートに対して該各プレートの移動速度の
2倍の速度にて移動せしめる倍速機構が構成されてい
る。
上記した倍速機構と、ピニオン35と、モータ37及び減速
機構36を含み該ピニオンを回転せしめる駆動源と、上方
ラック29及び下方ラック30と、上方プレート23及び下方
プレート24と、これらに関連する周辺小部材とによっ
て、上方トレイ8及び下方トレイ9を夫々縦シャーシ15
の上方ガイド孔26及び下方ガイド孔27に沿って移動せし
める駆動手段が構成されている。
上述のように、上方トレイ8及び下方トレイ9はその各
右側端部を上方プレート23、下方プレート24を介して支
えられて案内される。一方、第2図及び第4図に示す如
く、これら上方トレイ8及び下方トレイ9の各左側端部
は可動担持部材53によって前後方向(矢印Y方向及びそ
の反対方向)において移動自在に支えられている。この
可動担持部材53は横シャーシ16上に固設された案内部材
54によって上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
おいて移動自在に取り付けられている。第14図(a)な
いし(c)に可動担持部材53の詳細を示し、第15図
(a)及び(b)に案内部材54の詳細を示す。第4図、
第14図(a)ないし(c)に示す如く、可動担持部材53
の右画面には上方トレイ8及び下方トレイ9の各左側端
部が摺動自在に嵌合する直線状ガイド溝53a,53bが形成
されている。また、可動担持部材53の左側面には3つの
ピン53cが突設され、案内部材54に上下方向(矢印Z方
向及びその反対方向)において伸長して形成された3本
のガイド孔54a,54b,54cに該各ピンが各々摺動自在に嵌
合することにより、可動担持部材53が上下動し得る。
第2図及び第3図に示すように、縦シャーシ15と上記の
案内部材54との間に連動部材56が配置されており、且
つ、支持ピン56aによってターンテーブル17のディスク
担持面に対して直角な面内のおいて揺動自在に縦シャー
シ15及び案内部材54に取り付けられている。第16図
(a)及び(b)に連動部材56の詳細を示す。連動部材
56の自由端部左右にはピン56b,56cが突設されており、
右側のピン56bが下方プレート24に前後方向(矢印Y方
向及びその反対方向)に伸長して形成された長孔24dに
摺動自在に嵌合している。また、左側のピン56cは上述
した可動担持部材53に形成された長孔53dに嵌挿せしめ
られている。すなわち、下方プレート24がその支持した
下方トレイ9と共に上下動するのに伴って、連動手段た
る連動部材56を介して可動担持部材53がこれに摺動する
ピン56cと共に上下動するようになされているのであ
る。なお、当該実施例においては、上方トレイ8及び下
方トレイ9の各左側端部を移動自在に担持する担持部材
が可能担持部材53とピン56cとから成る。また、可動担
持部材53を省きピン56cを上方トレイ8及び下方トレイ
9用に一対設けてこの両ピン56cにより該各トレイの夫
々を直接担持してもよい。また、更に、ピン56cを上記
の連動部材56に一体に形成してもよい。かかる構成とす
れば、可動担持部材53の案内をなす案内部材54は不要と
なりこれを削減し得る。
この連動手段と、可動担持部材53及びピン56cあら成る
担持部材と、案内部材53と、他の案内部材たる縦シャー
シ15と、該縦シャーシの上方ガイド孔26及び下方ガイド
孔27に沿って上方トレイ8及び下方トレイ9を夫々移動
せしめる前述の駆動手段とによって、上方トレイ8及び
下方トレイ9の各々をプレーヤハウジング2に対する突
出位置及び収納位置並びに演奏位置に案内し且つ移動せ
しめる案内駆動手段が構成されている。この案内駆動手
段は、上方トレイ8及び下方トレイ9のうちいずれか一
方が該演奏位置にあるときに他のトレイを該収納位置と
突出位置のいずれかに位置せしめる。また、該案内駆動
手段と、上方トレイ8及び下方トレイ9とにより、演奏
さるべきディスクを担持してこれをプレーヤハウジング
2内のターンテーブル17上に搬送するディスク搬送機構
が構成されている。
ここで、縦シャーシ15に形成された上方ガイド孔26及び
下方ガイド孔27について詳述する。
前述した如く、上方ガイド孔26及び下方ガイド孔27は、
第1垂下部26a,27aと第2垂下部26b,27bの2つずつの垂
下部を有している。すなわち、例えば、上方ガイド8が
上方ガイド孔26の第1垂下部26a、該第1垂下部に連続
する第1平坦部26c及び第2垂下部26bに順次沿うことに
よりターンテーブル17を回避しつつ移動するとき、他方
の下方トレイ9がこれに連動して下方ガイド孔27の第2
垂下部27b、該第2垂下部に連続する第1平坦部27c及び
第1垂下部27aに順次沿ってターンテーブル17を回避し
ながら移動する構成となっているのである。このよう
に、2枚設けられたトレイ8及び9の一方の上下動に伴
って他方も上下動す構成の故、両トレイの少なくとも一
部どうしをターンテーブル17のディスク担持面に平行な
面内において互いにオーバラップさせても両者は移動時
に互いに干渉することはなく、両者をオーバラップせし
めることにより該面内におけるプレーヤの大型化が最小
限に抑えられているのである。
また、第5図から明らかな如く、上方ガイド孔26の第1
垂下部26aの下端は第2垂下部26bの下端よりも下方にあ
り、下方ガイド孔27の第1垂下部27aの下端は第2垂下
部27bの下端よりも上方にある。かかる構成とすること
により、2つのトレイ8及び9のディスク供給口3a(第
1図、第2図及び第5図に図示)近傍における上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)の位置調節がなされ、
該両トレイは適当な離間距離を以てプレーヤハウジング
2に対して夫々突出及び収納される。
次いで、上記したディスク搬送機構により搬送されてタ
ーンテーブル17上に載置されたディスクをクランプする
ディスククランプ機構について説明する。
第2図及び第3図に示すように、前述した連動部材56の
上方には平板状の支持部材58が配置されており、連動部
材56と同様に支持ピン58aを介してターンテーブル17の
ディスク担持面に対して直角な面内において揺動自在に
縦シャーシ15及び案内部材54に取り付けられている。第
17図(a)及び(b)にこの支持部材58の詳細を示す。
第4図及び第17図(a),(b)に示す如く、支持部材
58の自由端部には、ターンテーブル17上に載置されたデ
ィスクを該ターンテーブルに向けて押圧するための円盤
状の押圧部材59が回転自在に取り付けられている。ディ
スク押圧力は、この押圧部材59に設けられたマグネット
59aとターンテーブル17に固設された磁性部材(図示せ
ず)とが吸着することにより得られる。支持部材58の自
由端部の左側には一対のローラ58b,58cが設けられてお
り、これら両ローラは前述した上方プレート23(第2
図,第3図,第4図及び第7図に図示)の上縁に形成さ
れた係合面23a,23f(第7図(b)に図示)に係合し得
る。すなわち、この上方プレート23がその担持した上方
トレイ8と共に上下動するときに一対のローラ58b,58c
を適宜押すことによって支持部材58が揺動するのであ
る。後述するが、支持部材58との係合部材としての上方
プレート23は、その上下移動経路のうちの第1区間内に
て、支持部材58の先端近傍のローラ58bに係合し、該第
1区間とは異なる第2区間にてこのローラ58bと揺動中
心軸である支持ピン58aとの間の他のローラ58cに係合す
る。
第3図に示す如く、縦シャーシ15の側方に配置されたサ
ブシャーシ41上には上方ラック29及び下方ラック30の位
置を検知し以て上方トレイ8及び下方トレイ9の位置検
出をなすための3つの検知スイッチ61,62及び63が前後
方向において並設されている。中央の検知スイッチ62
は、上方ラック29及び下方ラック30間に設けられたカム
フォロア40の下端部がこれに当接することにより作動す
る。また、このカムフォロア40の前後に他の2つのカム
フォロア65及び66が配置されており、カムフォロア40と
共に上下方向において往復動自在にサブシャーシ41に取
り付けられている。第18図(a)及び(b)にカムフォ
ロア65の詳細を示し、第19図(a)及び(b)に他のカ
ムフォロア66の詳細を示す。検知スイッチ62を前後に挾
む2つの検知スイッチ61及び63はこれらカムフォロア6
5,66の下端部が夫々当接することによって作動する。な
お、第18図及び第19図に示す如く、カムフォロア65,66
の左側にはピン65a,66aが夫々突設されており、上方ラ
ック29及び下方ラック30に夫々形成されたカム溝29g,30
gに各々摺動自在に係合している。これにより、各カム
フォロア65,66は上方ラック29及び下方ラック30の移動
に応じて適宜上下動する。
次に、上記した構成のフロントローディングディスクプ
レーヤの動作を第20図ないし第33図をも参照しつつ簡単
に説明する。
第1図ないし第3図に示す如く、上方トレイ8をプレー
ヤハウジング2外に突出させ、該上方トレイ上に例えば
コンパクトディスク5(第1図及び第4に図示)を載置
する。なお、上方トレイ8の突出動作は以下に述べる収
納動作の全く逆の過程を辿ってなされるので詳述はしな
い。
コンパクトディスク5を上方トレイ8上に載置したら、
スイッチ群13(第1図に図示)に含まれるローディング
ボタンを押す。すると、モータ37(第3図参照)が回転
し、これによりピニオン35が回転せられ、上方ラック29
が第20図及び第21図に示す如く後方(矢印Y方向の反対
方向)に移動せられる。これによって下方トレイ8は第
22図及び第23図に示す如く前述の倍速機構の作用によっ
て上方ラック29の移動速度の2倍の速度にてプレーヤハ
ウジング2内の収納せしめられる。第20図に示す状態の
とき、下方ラック30はその欠歯部29eによりピニオン35
と非噛合状態にあり、従って下方トレイ9は演奏位置に
静止している。また、上方ラック29が第21図に示す位置
に至ると、カムフォロア40が作動し、これにより下方ラ
ック30が所定距離だけ前方(矢印Y方向)に移動せられ
てピニオン35と噛合する。
この後、ピニオン35は更に回転を続け、上方ラック29及
び下方ラック30は第24図ないし第27図に示す如く移動す
る。この各ラックの移動により第28図ないし第32図に示
す如く上方プレート23及び下方プレート24は夫々上方ガ
イド孔26及び下方ガイド孔27の各垂下部及び平坦部に順
次沿ってターンテーブル17などを回避しつつ移動し、第
32図及び第33図に示すように上方トレイ8は演奏位置
に、また下方トレイ9は収納位置に位置決めされる。ま
た、上方トレイ8上のコンパクトディスク5はターンテ
ーブル17上に載置され、且つクランプされ演奏に供され
る。但し、第28図及び第29図には上方トレイ8及び下方
トレイ9の位置は示していない。
ディスクランプ動作について説明する。
上記の如き上方ラック29の移動に伴い、該上方ラックに
ピン23bにて係合した上方プレート23が上方ガイド孔26
に沿って移動する。第23図に示す如く、上方プレート23
の上方への移動の初動時に係合部材たる該上方プレート
はディスククランプ機構の主要部材である支持部材58の
先端部近傍に配置されたローラ58bに係合してこれを上
方に押す。これにより充分なるクランプ解除力が得ら
れ、マグネット59a(第17図(b)に図示)の磁力によ
りターンテーブル17に吸着していた押圧部材59は容易に
ターンテーブルから離脱する。この後、第28図ないし第
30図に示す如く、上方プレート23は上記のローラ58bの
前方すなわち支持部材28の揺動中心軸に近い部分に配置
されたローラ58cに係合してこれを上方に押す。従っ
て、支持部材58は急速に上方に揺動する。かくして、タ
ーンテーブル17上に既に載置されていたディスクのクラ
ンプは解除され、該ディスクは前述の上方トレイ8及び
下方トレイ9の動きに伴って該下方トレイ上に担持され
て返送される。
第32図及び第33図に示すように、上記までの動作により
上方トレイ8が演奏位置に、また、下方トレイ9が収納
位置に至ったのであるが、この後は、下方トレイ9をイ
ジェクトせしめるためのイジェクトボタンを押すことに
より下方トレイ9はプレーヤハウジング2外に突出し、
該下方トレイ上のディスクを新たなものと交換すること
が出来る。なお、このとき、上方トレイ8は演奏位置に
静止しており、該上方トレイによりターンテーブル17上
に搬送されたコンパクトディスクの演奏をそのまま続け
ることができる。
第23図及び第32に示すように、夫々上記収納位置に位置
する上方トレイ8及び下方トレイ9上のディスクを検知
する検知手段としてのフォトセンサ71が設けられてい
る。上方トレイ8及び下方トレイ9が演奏位置にある場
合には光学式ピックアップによるフォーカシングがなさ
れることにより該演奏位置にある該各トレイ上のディス
クの有無を知ることが出来、また、該各トレイがプレー
ヤハウジング2外に突出しているときには該各トレイ上
のディスクの有無は目視により確認される。従って、上
記のフォトセンサ71を1つ設けるだけで演奏位置、収納
位置及び突出位置にある各トレイ上のディスクの有無を
全て確認することが出来る。
尚当該実施例においては、上方プレート23及び下方プレ
ート24にピン23b,2bを突設して上方ラック29、下方ラッ
ク30の各山形状カム溝29a,30aの作用により該各ピンを
上方ガイド孔26及び下方ガイド孔27に沿って移動せしめ
る構成とし、更に、該各ガイド孔が含む各垂下部におけ
る該ピンの逆行防止を揺動部材32(第11図及び第12図参
照)によりなしている。かかる構成に限らず、第34図に
示す構成とすることによってもピン23b,24bの逆行を防
ぐことが出来る。
即ち、上方ガイド孔26が含む第1及び第2垂下部26a,26
bとこれらに連続する第1平坦部26cとの間に該各垂下部
及び第1平坦部に対して傾斜した傾斜部26fを形成し、
また、下方ガイド孔27が含む第1及び第2垂下部27a,27
bとこれらに連続する第1平坦部27cとの間に該各垂下部
及び第1平坦部に対して傾斜した傾斜部27fを形成す
る。かかる傾斜部26f及び27fを設けたことによって、ピ
ン23b,24bは上記の垂下部を逆応することなく平坦部に
円滑に移行する。また、更に、同図に示す如く、各ピン
23b,24bに夫々摺動自在に外嵌する又部を有する一対の
揺動部材72及び73を設けてこれを前述した揺動部材32の
代わりに用いてもよい。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるフロントローディング
ディスクプレーヤの第1の特徴によれば、ディスクをタ
ーンテーブル上に搬送するディスク搬送機構が、ターン
テーブルのディスク担持面に略垂直な方向において並置
され且つプレーヤハウジングに対して突出収納自在で夫
々ディスクを担持し得る2つのトレイと、該トレイの各
々を演奏位置、収納位置及突出位置に案内し且つ移動せ
しめる案内駆動手段とを有し、該案内駆動手段は1のト
レイが演奏位置にあるときに他のトレイを収納位置と突
出位置のいずれかに位置せしめる。
このように2つのトレイをターンテーブルのディスク担
持面に対して略垂直な方向において並設して演奏位置と
それ以外の位置との間で交互に相対的に移動せしめる構
成の故、一方のトレイによりターンテーブル上に搬送さ
れたディスクの演奏中に他方のトレイ上のディスクを交
換でき且つこのディスク交換を各々のトレイに対して交
互に繰り返すことによって多数のディスクの演奏を間断
なく連続して行なうことが出来ると共に、ターンテーブ
ル及び光学式ピックアップを含む演奏手段を2つのトレ
イの演奏位置に対応する定位置に固設することが出来る
のである。演奏手段を固定することによって、光学式ピ
ックアップとターンテーブルとの相対的位置関係を損な
うことがないのである。
また、本発明によるフロントローディングディスクプレ
ーヤの第2の特徴によれば、ディスクをターンテーブル
上に搬送するディスク搬送機構が、ターンテーブルの回
転中心軸方向に略平行な面内において該回転中心軸と交
叉する面に沿って伸びる上方及び下方ガイド(26,27)
を有する少なくとも1つの案内部材と、該上方及び下方
ガイドの各々に係合し且つプレーヤハウジングに対して
突出収納自在若しくはプレーヤハウジング内において移
動自在な上方及び下方トレイと、該上方及び下方トレイ
を該各ガイドに沿って移動せしめる駆動手段とから成
り、該上方及び下方ガイドは最深部近傍においてターン
テーブルのディスク担持面に交叉する面に沿って下方に
伸びる垂下部を各々有し、上記駆動手段は上方及び下方
トレイを上方及び下方ガイドの該垂下部の下端に択一的
に移動せしめる。
即ち、前述の第1の特徴が各トレイがプレーヤハウジン
グに対して突出収納自在ないわゆるトレイ突出形式のフ
ロントローディングディスクプレーヤに関するものであ
るのに対し、当該第2の特徴はかかるトレイ突出形式の
みならずプレーヤハウジングのフロントパネルに形成さ
れたスロットを通じて挿入されたディスクをプレーヤハ
ウジング内のみにて移動自在なトレイが担持して搬送せ
しめるスロットイン形式のプレーヤにも適用され得るも
のであり、かかる構成とすることによって上記した第1
の特徴による効果と同様の効果を奏する。これに加え、
ガイドにより各トレイを案内する極めて簡単な構成であ
る故、コストの低減が図り易くなっているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロントローディングディスクプ
レーヤの全体斜視図、第2図は第1図に示したフロント
ローディングディスクプレーヤの内部構造の平面図、第
3図ないし第5図は第2図に関する各々III−III矢視
図、IV−IV矢視図及びV−V矢視図、第6図(a)及び
(b)は各々トレイの平面図及び底面図、第7図ないし
第19図は第2図ないし第5図に示した内部構造の構成部
品の詳細図、第20図ないし第33図は第1図ないし第19図
に示したフロントローディングディスクプレーヤの動作
を説明するための図、第34図は該フロントローディング
ディスクプレーヤの一部の変形例を示す図、第35図及び
第36図は従来例を示す図である。 主要部分の符号の説明 2……プレーヤハウジング 3a……ディスク供給口 5,6……ディスク 8……上方トレイ、9……下方トレイ 15……縦シャーシ(案内部材) 17……ターンテーブル 20……キャリッジ、23……上方プレート 24……下方プレート 26……上方ガイド 26a,27a……第1垂下部 26b,27b……第2垂下部 26c,27c……第1平坦部 26d,27d……トレイ突出用第2平坦部 27……下方ガイド(被駆動歯車) 29……上方ラック 29a,30a……山形状カム溝 29b,29c,30b,30c……斜状部 29e,30e……欠歯部 30……下方ラック(被駆動歯車) 32……揺動部材、33……カム部材 35……ピニオン(駆動歯車) 37……モータ 40,65,66……カムフォロワ 53……可動担持部材 54……案内部材、56……連動部材 58……支持部材、59……押圧部材 59a……マグネット 61,62,63……検知スイッチ 71……フォトセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 康幸 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 高木 敬一 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを担持しこれをプレーヤハウジン
    グ内のターンテーブル上に搬送するディスク搬送機構を
    有するフロントローディングディスクプレーヤであっ
    て、前記ディスク搬送機構はディスクを担持し得且つ前
    記ターンテーブルのディスク担持面に略垂直な方向にお
    いて並置された2つのトレイと、前記トレイの各々を演
    奏位置、収納位置及び突出位置に案内し且つ移動せしめ
    る案内駆動手段とを有し、前記案内駆動手段は1のトレ
    イが前記演奏位置にあるときに他のトレイを前記収納位
    置と突出位置のいずれかに位置せしめることを特徴とす
    るフロントローディングディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】前記収納位置に夫々位置した前記一対のト
    レイ上のディスクを検知する検知手段を有することを特
    徴とする請求項1記載のフロントローディングディスク
    プレーヤ。
  3. 【請求項3】ディスク供給口を経て供給されるディスク
    を担持しこれをプレーヤハウジング内のターンテーブル
    上に搬送するディスク搬送機構を有するフロントローデ
    ィングディスクプレーヤであって、前記ディスク搬送機
    構は前記ターンテーブルの回転中心軸方向に略平行な面
    内において前記回転中心軸と交叉する面に沿って伸びる
    上方及び下方ガイドを有する少なくとも1つの案内部材
    と、前記上方及び下方ガイドの各々に係合する上方及び
    下方トレイと、前記上方及び下方トレイを前記ガイドに
    沿って移動せしめる駆動手段とからなり、前記上方及び
    下方ガイドは最深部近傍において前記ターンテーブルの
    ディスク担持面に交叉する面に沿って下方に伸びる垂下
    部を各々有し、前記駆動手段は前記上方及び下方トレイ
    を前記上方及び下方ガイドの前記垂下部の下端に択一的
    に移動せしめることを特徴とするフロントローディング
    ディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】前記上方及び下方ガイドは前記最深部より
    も浅い位置において前記垂下部と平行に伸びる他の垂下
    部を有することを特徴とする請求項3記載のフロントロ
    ーディングディスクプレーヤ。
  5. 【請求項5】前記上方ガイドの前記垂下部の下端は前記
    他の垂下部の下端よりも下方にあり、前記下方ガイドの
    前記垂下部の下端は前記他の垂下部の下端よりも上方に
    あることを特徴とする請求項4記載のフロントローディ
    ングディスクプレーヤ。
  6. 【請求項6】前記上方及び下方ガイドが前記他の垂下部
    の下端から前記ディスク供給口に近づく方向に伸長する
    トレイ突出用平坦部を有することを特徴とする請求項4
    又は5記載のフロントローディングディスクプレーヤ。
  7. 【請求項7】前記上方及び下方ガイドは前記最深部より
    も浅い位置において前記垂下部と平行に伸びる他の垂下
    部を有することに代えて、前記駆動手段は単一のピニオ
    ンと、前記ピニオンを回転せしめる駆動源と、互いに所
    定方向において移動自在に設けられて前記ピニオンに差
    動的に噛合し得かつ夫々欠歯部が設けられ前記トレイの
    各々にカム手段を介して係合した一対のラックと、前記
    ラックの一方が所定位置に達したときに他方を前記ピニ
    オンと噛合位置に起動せしめる起動手段とから成り、前
    記カム手段は前記ラックの移動に応じて前記トレイを移
    動せしめることを特徴とする請求項4記載のフロントロ
    ーディングディスクプレーヤ。
  8. 【請求項8】前記駆動手段は単一のピニオンと、前記ピ
    ニオンを回転せしめる駆動源と、互いに所定方向におい
    て移動自在に設けられて前記ピニオンに差動的に噛合し
    得かつ夫々欠歯部が設けられ前記トレイの各々にカム手
    段を介して係合した一対のラックと、前記ラックの一方
    が所定位置に達したときに他方を前記ピニオンとの噛合
    位置に起動せしめる起動手段とから成り、前記カム手段
    は前記ラックの移動に応じて前記トレイを移動せしめ、
    前記カム手段は前記ラックに形成されて各々前記垂下部
    及び他の垂下部に対して傾斜し且つ互いに連続した一対
    の斜状部からなり前記トレイと摺動自在に係合する山形
    状カム部であり、前記トレイの前記山形状カム部との係
    合部を前記一対の斜状部のいずれか一方に択一的に案内
    する案内手段を有することを特徴とする請求項4,5又は
    6記載のフロントローディングディスクプレーヤ。
  9. 【請求項9】前記案内手段は前記一対の斜状部の連続部
    近傍に揺動自在に設けられて自由端部が前記連続部内に
    突出し得る揺動部材と、前記揺動部材を揺動せしめる揺
    動部材駆動手段とから成ることを特徴とする請求項8記
    載のフロントローディングディスクプレーヤ。
  10. 【請求項10】前記揺動部材駆動手段は前記ラックの移
    動方向に沿って設けられ且つ前記揺動部材と摺接して前
    記ラックの移動に応じて前記揺動部材を揺動せしめるカ
    ム部材を有することを特徴とする請求項9記載のフロン
    トローディングディスクプレーヤ。
  11. 【請求項11】前記案内手段は前記垂下部及び他の垂下
    部とこれらに連続する平坦部との連続部に介装されて前
    記垂下部、他の垂下部及び平坦部に対して傾斜した傾斜
    部から成ることを特徴とする請求項8記載のフロントロ
    ーディングディスクプレーヤ。
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