JPH0778433A - サーボトラックライタ - Google Patents
サーボトラックライタInfo
- Publication number
- JPH0778433A JPH0778433A JP22485693A JP22485693A JPH0778433A JP H0778433 A JPH0778433 A JP H0778433A JP 22485693 A JP22485693 A JP 22485693A JP 22485693 A JP22485693 A JP 22485693A JP H0778433 A JPH0778433 A JP H0778433A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- pin
- adjusting mechanism
- track
- position adjusting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポジショナ部のストッパを取り外すことなく
サーボ信号を書き込み可能とし、書き込み作業能率の向
上をはかる。 【構成】 ヘッド2をポジショナ部7にあるヘッド駆動
モータ8によりディスク外周,内周ストッパ9,10に
当接し、この状態で媒体11にダミー信号を書き込む。
次に、ヘッド位置調整ピン3によりヘッド2をディスク
外周,内周ストッパ9,10に当接する位置からヘッド
位置調整機構12により微少変位させ、ヘッド2が読み
出した信号の出力値が減少するのを出力値変動検出部6
により確認する。そして、確認した位置をヘッド2の外
周,内周のストッパ位置とし、このときの位置検出器1
3の出力を位置読取り部4が読み取り、トラック位置算
出部14により各トラック位置を算出し、ヘッド2をヘ
ッド位置調整ピン3により位置決めしサーボ信号を書き
込む。
サーボ信号を書き込み可能とし、書き込み作業能率の向
上をはかる。 【構成】 ヘッド2をポジショナ部7にあるヘッド駆動
モータ8によりディスク外周,内周ストッパ9,10に
当接し、この状態で媒体11にダミー信号を書き込む。
次に、ヘッド位置調整ピン3によりヘッド2をディスク
外周,内周ストッパ9,10に当接する位置からヘッド
位置調整機構12により微少変位させ、ヘッド2が読み
出した信号の出力値が減少するのを出力値変動検出部6
により確認する。そして、確認した位置をヘッド2の外
周,内周のストッパ位置とし、このときの位置検出器1
3の出力を位置読取り部4が読み取り、トラック位置算
出部14により各トラック位置を算出し、ヘッド2をヘ
ッド位置調整ピン3により位置決めしサーボ信号を書き
込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーボトラックライタに
関し、特に磁気ディスク媒体に位置決め制御のためのサ
ーボ信号を書き込むサーボトラックライタに関する。
関し、特に磁気ディスク媒体に位置決め制御のためのサ
ーボ信号を書き込むサーボトラックライタに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、磁気ディスク装置においては、磁
気ヘッド(以下、ヘッドという)に当接してヘッドの振
れ角(移動量)を限定するためのストッパが、ヘッドの
駆動機構であるポジショナ部の内周側と外周側とにそれ
ぞれ設けられている。
気ヘッド(以下、ヘッドという)に当接してヘッドの振
れ角(移動量)を限定するためのストッパが、ヘッドの
駆動機構であるポジショナ部の内周側と外周側とにそれ
ぞれ設けられている。
【0003】一方、磁気ディスク装置の構成部材の寸法
精度および組立精度の“ばらつき”により、磁気ディス
ク装置ごとにストッパの位置が僅かに異っている。この
ため、磁気ディスク装置に対して、ヘッドによりそのま
まの状態で磁気ディスク媒体(以下、媒体という)にサ
ーボ信号を書き込むと、サーボトラックライタによる書
き込み位置と、媒体に対するヘッドの振れの範囲とが必
ずしも一致せず、ヘッドの振れ角範囲内にサーボ信号が
書き込まれないという問題があった。
精度および組立精度の“ばらつき”により、磁気ディス
ク装置ごとにストッパの位置が僅かに異っている。この
ため、磁気ディスク装置に対して、ヘッドによりそのま
まの状態で磁気ディスク媒体(以下、媒体という)にサ
ーボ信号を書き込むと、サーボトラックライタによる書
き込み位置と、媒体に対するヘッドの振れの範囲とが必
ずしも一致せず、ヘッドの振れ角範囲内にサーボ信号が
書き込まれないという問題があった。
【0004】このため、この種のサーボトラックライタ
では、この問題を回避するためにサーボ信号を書き込む
磁気ディスクに対して、予め、内周側および外周側に設
けたストッパを取り外し、媒体上のストッパによって限
定されるヘッドの振れ角範囲以上の領域にもサーボ信号
を書き込んだ後、これに合わせて内周側ストッパおよび
外周側ストッパの位置調整を行っていた。
では、この問題を回避するためにサーボ信号を書き込む
磁気ディスクに対して、予め、内周側および外周側に設
けたストッパを取り外し、媒体上のストッパによって限
定されるヘッドの振れ角範囲以上の領域にもサーボ信号
を書き込んだ後、これに合わせて内周側ストッパおよび
外周側ストッパの位置調整を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーボ
トラックライタでは、媒体のヘッドの振れ角範囲内にサ
ーボ信号を書き込むことは可能であるが、媒体上の本来
ならば不必要な領域にまでサーボ信号を書き込み、さら
に、その後も書き込んだサーボ信号に合わせて2つのス
トッパの位置調整を行い、その都度、ストッパの着脱お
よび微調整を行うという作業工程があるため、サーボ信
号を書き込むための作業効率が悪いという欠点がある。
トラックライタでは、媒体のヘッドの振れ角範囲内にサ
ーボ信号を書き込むことは可能であるが、媒体上の本来
ならば不必要な領域にまでサーボ信号を書き込み、さら
に、その後も書き込んだサーボ信号に合わせて2つのス
トッパの位置調整を行い、その都度、ストッパの着脱お
よび微調整を行うという作業工程があるため、サーボ信
号を書き込むための作業効率が悪いという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、磁気ディ
スク媒体にサーボ信号を書き込む磁気ヘッドと、アーム
の先端に固着するピンを有しこのピンを前記磁気ヘッド
に係合して前記磁気ヘッドの位置を変位させるヘッド位
置調整機構と、このヘッド位置調整機構の駆動を制御す
る調整機構制御部と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピ
ンの位置を検出し前記磁気ディスク媒体のトラック位置
を算出するトラック位置算出手段と、前記磁気ヘッドに
対し信号の書き込みおよび読み出しを行う書込み・読出
し制御部と、前記磁気ヘッドの変位により前記書込み・
読出し制御部から出力する前記ヘッドの出力変動を検出
する出力変動検出部とを備えている。
スク媒体にサーボ信号を書き込む磁気ヘッドと、アーム
の先端に固着するピンを有しこのピンを前記磁気ヘッド
に係合して前記磁気ヘッドの位置を変位させるヘッド位
置調整機構と、このヘッド位置調整機構の駆動を制御す
る調整機構制御部と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピ
ンの位置を検出し前記磁気ディスク媒体のトラック位置
を算出するトラック位置算出手段と、前記磁気ヘッドに
対し信号の書き込みおよび読み出しを行う書込み・読出
し制御部と、前記磁気ヘッドの変位により前記書込み・
読出し制御部から出力する前記ヘッドの出力変動を検出
する出力変動検出部とを備えている。
【0007】第2の発明は、磁気ディスク媒体にサーボ
信号を書き込む磁気ヘッドと、アームの先端に固着する
ピンを有しこのピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁
気ヘッドの位置を変位させるヘッド位置調整機構と、こ
のヘッド位置調整機構の駆動を制御する調整機構制御部
と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し
前記磁気ディスク媒体のトラック位置を算出するトラッ
ク位置算出手段と、前記調整機構制御部から出力する前
記ヘッド位置調整機構を制御するための制御電流の変動
を検出する電流変動検出部とを備えている。
信号を書き込む磁気ヘッドと、アームの先端に固着する
ピンを有しこのピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁
気ヘッドの位置を変位させるヘッド位置調整機構と、こ
のヘッド位置調整機構の駆動を制御する調整機構制御部
と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し
前記磁気ディスク媒体のトラック位置を算出するトラッ
ク位置算出手段と、前記調整機構制御部から出力する前
記ヘッド位置調整機構を制御するための制御電流の変動
を検出する電流変動検出部とを備えている。
【0008】第3の発明は、磁気ディスク媒体にサーボ
信号を書き込む磁気ヘッドと、アームの先端に固着する
ピンを有しこのピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁
気ヘッドの位置を変位させるヘッド位置調整機構と、こ
のヘッド位置調整機構を駆動を制御する調整機構制御部
と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し
前記磁気ディスク媒体のトラック位置を算出するトラッ
ク位置算出手段と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピン
に固着し前記ピンが前記磁気ヘッドに当接したときの接
触圧力を検出するピン接触圧力検出器と、このピン接触
圧力検出器の出力の変動を検出するピン接触圧力変動検
出部とを備えている。
信号を書き込む磁気ヘッドと、アームの先端に固着する
ピンを有しこのピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁
気ヘッドの位置を変位させるヘッド位置調整機構と、こ
のヘッド位置調整機構を駆動を制御する調整機構制御部
と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し
前記磁気ディスク媒体のトラック位置を算出するトラッ
ク位置算出手段と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピン
に固着し前記ピンが前記磁気ヘッドに当接したときの接
触圧力を検出するピン接触圧力検出器と、このピン接触
圧力検出器の出力の変動を検出するピン接触圧力変動検
出部とを備えている。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、第1の発明の一実施例を示す構成図であ
る。本実施例のサーボトラックライタは、磁気ディスク
装置1に搭載された媒体11にサーボ信号を書き込むた
めのヘッド2と、アームの先端に固着しヘッド2に係合
して磁気ディスク装置1に搭載された媒体11上の所定
の位置にヘッド2を位置決めするヘッド位置調整ピン3
と、このアームを駆動してヘッド位置調整ピン3を移動
させるヘッド位置調整機構12と、ヘッド位置調整機構
12の動作を制御する調整機構制御部15と、位置検出
器13を介してヘッド位置調整ピン3の位置を検出しヘ
ッド2の位置を読み取る位置読取り部4と、ヘッド2の
書き込み・読み出しを制御する書き込み・読み出し制御
部(以下、Read/Write:R/W制御部とい
う)5と、ヘッド2の変位によりヘッド読み取り出力が
変動したことを検出する出力値変動検出部6とを備えて
構成される。
る。図1は、第1の発明の一実施例を示す構成図であ
る。本実施例のサーボトラックライタは、磁気ディスク
装置1に搭載された媒体11にサーボ信号を書き込むた
めのヘッド2と、アームの先端に固着しヘッド2に係合
して磁気ディスク装置1に搭載された媒体11上の所定
の位置にヘッド2を位置決めするヘッド位置調整ピン3
と、このアームを駆動してヘッド位置調整ピン3を移動
させるヘッド位置調整機構12と、ヘッド位置調整機構
12の動作を制御する調整機構制御部15と、位置検出
器13を介してヘッド位置調整ピン3の位置を検出しヘ
ッド2の位置を読み取る位置読取り部4と、ヘッド2の
書き込み・読み出しを制御する書き込み・読み出し制御
部(以下、Read/Write:R/W制御部とい
う)5と、ヘッド2の変位によりヘッド読み取り出力が
変動したことを検出する出力値変動検出部6とを備えて
構成される。
【0010】次に、このように構成された本実施例の動
作について詳細に説明する。通常、サーボトラックライ
タによる媒体へのサーボ信号書き込みは、前述したよう
に、磁気ディスク装置ごとに、その位置に“ばらつき”
のある内周側および外周側に設けたストッパにより限定
されるヘッドの振れ角(移動量)の範囲内に、サーボ信
号を書き込むという条件を満たすため、予め、ポジショ
ナ部に設けられている2つのストッパを外し、ヘッドの
振れ角範囲(移動範囲)以上の部分にサーボ信号を書き
込んだ後、これに合わせてストッパ位置の微調整を行う
が、本発明のサーボトラックライタでは、これらストッ
パを外すことなく、磁気ディスク装置ごとにその位置に
“ばらつき”のあるストッパの位置を、サーボトラック
ライタにより測定し、各々の磁気ディスク装置に合った
サーボ信号の書き込みを行う。
作について詳細に説明する。通常、サーボトラックライ
タによる媒体へのサーボ信号書き込みは、前述したよう
に、磁気ディスク装置ごとに、その位置に“ばらつき”
のある内周側および外周側に設けたストッパにより限定
されるヘッドの振れ角(移動量)の範囲内に、サーボ信
号を書き込むという条件を満たすため、予め、ポジショ
ナ部に設けられている2つのストッパを外し、ヘッドの
振れ角範囲(移動範囲)以上の部分にサーボ信号を書き
込んだ後、これに合わせてストッパ位置の微調整を行う
が、本発明のサーボトラックライタでは、これらストッ
パを外すことなく、磁気ディスク装置ごとにその位置に
“ばらつき”のあるストッパの位置を、サーボトラック
ライタにより測定し、各々の磁気ディスク装置に合った
サーボ信号の書き込みを行う。
【0011】すなわち、本実施例においては、ヘッド2
を駆動手段であるポジショナ部7のヘッド駆動モータ8
により媒体11に対する外周側ストッパ9および内周側
ストッパ10にそれぞれ押し当てる。そして、この状態
でヘッド2はダミー信号発生回路(図示せず)から送出
されたダミー信号を媒体11の外周側および内周側に書
き込む。その後、調整機構制御部15はヘッド位置調整
機構12を制御してヘッド位置調整ピン3を移動させ、
ヘッド2をディスク外周側ストッパ9および内周側スト
ッパ10に当接する位置からヘッド位置調整機構12に
より微小量変位させる。
を駆動手段であるポジショナ部7のヘッド駆動モータ8
により媒体11に対する外周側ストッパ9および内周側
ストッパ10にそれぞれ押し当てる。そして、この状態
でヘッド2はダミー信号発生回路(図示せず)から送出
されたダミー信号を媒体11の外周側および内周側に書
き込む。その後、調整機構制御部15はヘッド位置調整
機構12を制御してヘッド位置調整ピン3を移動させ、
ヘッド2をディスク外周側ストッパ9および内周側スト
ッパ10に当接する位置からヘッド位置調整機構12に
より微小量変位させる。
【0012】この変位によってヘッド2の位置は、ダミ
ー信号を書き込んだトラックから位置ずれを生じ、ヘッ
ド2が媒体11から読み出すダミー信号の出力値が減少
するが、出力値変動検出部6はダミー信号の出力値の減
少を検出し、このときのヘッド2の位置を外周側もしく
は内周側のストッパ位置とする。さらに、このときのヘ
ッド2の位置をヘッド位置調整ピン3を介して位置検出
器13が検出し、その出力を位置読取り部4が読み取
り、トラック位置算出部14はその値を基に媒体11の
各トラック位置を算出する。
ー信号を書き込んだトラックから位置ずれを生じ、ヘッ
ド2が媒体11から読み出すダミー信号の出力値が減少
するが、出力値変動検出部6はダミー信号の出力値の減
少を検出し、このときのヘッド2の位置を外周側もしく
は内周側のストッパ位置とする。さらに、このときのヘ
ッド2の位置をヘッド位置調整ピン3を介して位置検出
器13が検出し、その出力を位置読取り部4が読み取
り、トラック位置算出部14はその値を基に媒体11の
各トラック位置を算出する。
【0013】これにより、媒体11にサーボ信号を書き
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
14が算出した値を基に、調整機構制御部15の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
14が算出した値を基に、調整機構制御部15の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
【0014】次に、第2の発明について図面を参照して
説明する。図2は、第2の発明の一実施例を示す構成図
である。本実施例のサーボトラックライタは、上述した
第1の発明による実施例とは異り、ダミー信号の書き込
みを行わずにストッパ位置を確認する方式であって、図
2において、磁気ディスク装置1上へのサーボ信号を書
き込むためのヘッド2と、このヘッド2のアームに係合
して位置を微少変位させるヘッド位置調整ピン3と、位
置検出器13を介してヘッド位置調整ピン3の位置を検
出しヘッド2の位置を読み取る位置読取り部16と、こ
の位置読み取部16による読み取り結果から媒体11の
各トラック位置を算出するトラック位置算出部17と、
ヘッド位置調整ピン3を駆動するヘッド位置調整機構1
2と、ヘッド位置調整機構12の動作を制御する調整機
構制御部18と、調整機構制御部18の駆動電流が変動
を検出する制御電流変動検出部19とを備えて構成され
る。
説明する。図2は、第2の発明の一実施例を示す構成図
である。本実施例のサーボトラックライタは、上述した
第1の発明による実施例とは異り、ダミー信号の書き込
みを行わずにストッパ位置を確認する方式であって、図
2において、磁気ディスク装置1上へのサーボ信号を書
き込むためのヘッド2と、このヘッド2のアームに係合
して位置を微少変位させるヘッド位置調整ピン3と、位
置検出器13を介してヘッド位置調整ピン3の位置を検
出しヘッド2の位置を読み取る位置読取り部16と、こ
の位置読み取部16による読み取り結果から媒体11の
各トラック位置を算出するトラック位置算出部17と、
ヘッド位置調整ピン3を駆動するヘッド位置調整機構1
2と、ヘッド位置調整機構12の動作を制御する調整機
構制御部18と、調整機構制御部18の駆動電流が変動
を検出する制御電流変動検出部19とを備えて構成され
る。
【0015】また、本実施例のヘッド位置調整ピン3
は、ヘッド2のアームを挟むように把持し、この状態で
サーボトラックライタの位置決めピン3により、ヘッド
2を媒体11の外周側ストッパ9および内周側ストッパ
10の方向へ移動させる構成となっている。これによ
り、ヘッド2が外周側ストッパ9もしくは内周側ストッ
パ10に当接する位置からさらにストッパに抗して進も
うとすると、ストッパからの反力によってヘッド位置調
整機構12に加わる負荷が増大し、ヘッド位置調整機構
12を駆動するために調整機構制御部18から送出され
る制御電流が増大する。
は、ヘッド2のアームを挟むように把持し、この状態で
サーボトラックライタの位置決めピン3により、ヘッド
2を媒体11の外周側ストッパ9および内周側ストッパ
10の方向へ移動させる構成となっている。これによ
り、ヘッド2が外周側ストッパ9もしくは内周側ストッ
パ10に当接する位置からさらにストッパに抗して進も
うとすると、ストッパからの反力によってヘッド位置調
整機構12に加わる負荷が増大し、ヘッド位置調整機構
12を駆動するために調整機構制御部18から送出され
る制御電流が増大する。
【0016】このとき、制御電流変動検出部19は、調
整機構制御部18の制御電流が変化したものと確認する
とともに、ヘッド2が外周側ストッパ9もしくは内周側
ストッパ10の位置にあるものとし、さらに、このとき
のヘッド2の位置をヘッド位置調整ピン3を介して位置
検出器13が検出し、その出力を位置読取り部16が読
み取り、トラック位置算出部17はその値を基に媒体1
1の各トラック位置を算出する。
整機構制御部18の制御電流が変化したものと確認する
とともに、ヘッド2が外周側ストッパ9もしくは内周側
ストッパ10の位置にあるものとし、さらに、このとき
のヘッド2の位置をヘッド位置調整ピン3を介して位置
検出器13が検出し、その出力を位置読取り部16が読
み取り、トラック位置算出部17はその値を基に媒体1
1の各トラック位置を算出する。
【0017】これにより、媒体11にサーボ信号を書き
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
17が算出した値を基に、調整機構制御部18の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
17が算出した値を基に、調整機構制御部18の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
【0018】次に、第3の本発明について図面を参照し
て説明する。図3は、第3の発明の一実施例を示す構成
図である。本実施例のサーボトラックライタは、上述し
た第1および第2の発明による実施例とは異り、ヘッド
位置調整ピンに固着するピン接触圧力検出器により磁気
ディスク装置のストッパ位置を確認する方式であって、
図3において、磁気ディスク1上への信号書き込みのた
めに磁気ディスク装置1に搭載されたヘッド2と、ヘッ
ド2の位置を微少変位させるヘッド位置調整ピン3と、
ヘッド位置調整ピン3を駆動するヘッド位置調整機構1
2と、ヘッド位置調整機構12を制御する調整機構制御
部24と、ヘッド位置調整ピン3の位置を読み取る位置
読取り部20と、ヘッド位置調整ピン3に取り付けられ
ヘッド位置調整ピン3がヘッド2を押す際の接触圧力を
検出するピン接触圧力検出器21と、ヘッド2が外周側
ストッパ9もしくは内周側ストッパ10に押し当てられ
たことにより、ピン接触圧力検出器21の出力が変動し
たことを検出するピン接触圧力変動検出部22とを備え
ている。
て説明する。図3は、第3の発明の一実施例を示す構成
図である。本実施例のサーボトラックライタは、上述し
た第1および第2の発明による実施例とは異り、ヘッド
位置調整ピンに固着するピン接触圧力検出器により磁気
ディスク装置のストッパ位置を確認する方式であって、
図3において、磁気ディスク1上への信号書き込みのた
めに磁気ディスク装置1に搭載されたヘッド2と、ヘッ
ド2の位置を微少変位させるヘッド位置調整ピン3と、
ヘッド位置調整ピン3を駆動するヘッド位置調整機構1
2と、ヘッド位置調整機構12を制御する調整機構制御
部24と、ヘッド位置調整ピン3の位置を読み取る位置
読取り部20と、ヘッド位置調整ピン3に取り付けられ
ヘッド位置調整ピン3がヘッド2を押す際の接触圧力を
検出するピン接触圧力検出器21と、ヘッド2が外周側
ストッパ9もしくは内周側ストッパ10に押し当てられ
たことにより、ピン接触圧力検出器21の出力が変動し
たことを検出するピン接触圧力変動検出部22とを備え
ている。
【0019】次に、このように構成された本実施例の動
作について詳細に説明する。ヘッド駆動モータ制御部2
5の制御により磁気ディスク装置1に搭載したポジショ
ナ部7のヘッド駆動モータ8を作動させ、ヘッド2を媒
体11の外周側ストッパ9もしくは内周側ストッパ10
に押し当てる。そして、この状態でヘッド位置調整ピン
3により、例えば、ヘッド2が外周側ストッパ9に当接
しているときは、ヘッド2が当接した位置からさらに外
周側ストッパ9に抗して進もうとすると、ストッパ9か
らの反力によりヘッド位置調整ピン3にかかる圧力が増
大し、ピン接触圧力器5の出力が増大する。
作について詳細に説明する。ヘッド駆動モータ制御部2
5の制御により磁気ディスク装置1に搭載したポジショ
ナ部7のヘッド駆動モータ8を作動させ、ヘッド2を媒
体11の外周側ストッパ9もしくは内周側ストッパ10
に押し当てる。そして、この状態でヘッド位置調整ピン
3により、例えば、ヘッド2が外周側ストッパ9に当接
しているときは、ヘッド2が当接した位置からさらに外
周側ストッパ9に抗して進もうとすると、ストッパ9か
らの反力によりヘッド位置調整ピン3にかかる圧力が増
大し、ピン接触圧力器5の出力が増大する。
【0020】次に、ヘッド駆動モータ制御部25の制御
によりヘッド駆動モータ8の動作方向を逆にし、ヘッド
2(ヘッド位置調整ピン3)を外周側ストッパ9に当接
する位置からさらに内側へ進ませると、ヘッド2からの
反力が弱まり、ヘッド位置調整ピン3にかかる圧力が減
少し、ピン接触圧力検出器21の出力が減少する。これ
により、ピン接触圧力変動検出部22は、ピン接触圧力
検出器21からの出力値が変化したことを確認し、この
ときのヘッド2が外周側ストッパ9の位置あるものと
し、位置読み取り部20は、このときの位置検出器13
の出力値を読み取る。同様にして、内周側ストッパ10
についても位置を確認し、位置読取り部20は位置検出
器13の出力値を読み取る。そして、トラック位置算出
部23において各トラック位置の算出を行なう。
によりヘッド駆動モータ8の動作方向を逆にし、ヘッド
2(ヘッド位置調整ピン3)を外周側ストッパ9に当接
する位置からさらに内側へ進ませると、ヘッド2からの
反力が弱まり、ヘッド位置調整ピン3にかかる圧力が減
少し、ピン接触圧力検出器21の出力が減少する。これ
により、ピン接触圧力変動検出部22は、ピン接触圧力
検出器21からの出力値が変化したことを確認し、この
ときのヘッド2が外周側ストッパ9の位置あるものと
し、位置読み取り部20は、このときの位置検出器13
の出力値を読み取る。同様にして、内周側ストッパ10
についても位置を確認し、位置読取り部20は位置検出
器13の出力値を読み取る。そして、トラック位置算出
部23において各トラック位置の算出を行なう。
【0021】これにより、媒体11にサーボ信号を書き
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
23が算出した値を基に、調整機構制御部24の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
込む際の各トラックの位置決めは、トラック位置算出部
23が算出した値を基に、調整機構制御部24の制御に
よりヘッド位置調整機構12を駆動してヘッド位置調整
ピン3を変位させ、ヘッド2を媒体11の各トラックに
位置決めするとともに、サーボ信号発生回路(図示せ
ず)から送出したサーボ信号を媒体11上に書き込む。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーボトラ
ックライタは、ヘッドの移動範囲を限定するストッパの
位置に“ばらつき”が生じるため、それに伴って信号書
き込み範囲が装置ごとに異なる磁気ディスクに対して
も、その各々に合わせてサーボ信号の書き込み作業が可
能となり、しかも、作業時におけるストッパの取り外
し、および微調整の作業工程が省略でき、サーボ信号を
書き込むための作業効率が向上するという効果がある。
ックライタは、ヘッドの移動範囲を限定するストッパの
位置に“ばらつき”が生じるため、それに伴って信号書
き込み範囲が装置ごとに異なる磁気ディスクに対して
も、その各々に合わせてサーボ信号の書き込み作業が可
能となり、しかも、作業時におけるストッパの取り外
し、および微調整の作業工程が省略でき、サーボ信号を
書き込むための作業効率が向上するという効果がある。
【図1】第1の発明の実施例を示す構成図である。
【図2】第2の発明の実施例を示す構成図である。
【図3】第3の発明の実施例を示す構成図である。
1 磁気ディスク装置 2 ヘッド 3 ヘッド位置調整ピン 4,16,20 位置読取り部 5 R/W制御部 6 出力値変動検出部 7 ポジショナ部 8 ヘッド駆動モータ 9 外周側ストッパ 10 内周側ストッパ 11 媒体 12 ヘッド位置調整機構 13 位置検出器 14,17,23 トラック位置算出部 15,18,24 調整機構制御部 19 制御電流変動検出部 21 ピン接触圧力検出器 22 ピン接触圧力変動検出部 25 ヘッド駆動モータ制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ディスク媒体にサーボ信号を書き込
む磁気ヘッドと、アームの先端に固着するピンを有しこ
のピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁気ヘッドの位
置を変位させるヘッド位置調整機構と、このヘッド位置
調整機構の駆動を制御する調整機構制御部と、前記ヘッ
ド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し前記磁気ディ
スク媒体のトラック位置を算出するトラック位置算出手
段と、前記磁気ヘッドに対し信号の書き込みおよび読み
出しを行う書込み・読出し制御部と、前記磁気ヘッドの
変位により前記書込み・読出し制御部から出力する前記
ヘッドの出力変動を検出する出力変動検出部とを備える
ことを特徴とするサーボトラックライタ。 - 【請求項2】 磁気ディスク媒体にサーボ信号を書き込
む磁気ヘッドと、アームの先端に固着するピンを有しこ
のピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁気ヘッドの位
置を変位させるヘッド位置調整機構と、このヘッド位置
調整機構の駆動を制御する調整機構制御部と、前記ヘッ
ド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し前記磁気ディ
スク媒体のトラック位置を算出するトラック位置算出手
段と、前記調整機構制御部から出力する前記ヘッド位置
調整機構を制御するための制御電流の変動を検出する電
流変動検出部とを備えることを特徴とするサーボトラッ
クライタ。 - 【請求項3】 磁気ディスク媒体にサーボ信号を書き込
む磁気ヘッドと、アームの先端に固着するピンを有しこ
のピンを前記磁気ヘッドに係合して前記磁気ヘッドの位
置を変位させるヘッド位置調整機構と、このヘッド位置
調整機構を駆動を制御する調整機構制御部と、前記ヘッ
ド位置調整機構の前記ピンの位置を検出し前記磁気ディ
スク媒体のトラック位置を算出するトラック位置算出手
段と、前記ヘッド位置調整機構の前記ピンに固着し前記
ピンが前記磁気ヘッドに当接したときの接触圧力を検出
するピン接触圧力検出器と、このピン接触圧力検出器の
出力の変動を検出するピン接触圧力変動検出部とを備え
ることを特徴とするサーボトラックライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224856A JP2646968B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | サーボトラックライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224856A JP2646968B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | サーボトラックライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778433A true JPH0778433A (ja) | 1995-03-20 |
JP2646968B2 JP2646968B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16820244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224856A Expired - Lifetime JP2646968B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | サーボトラックライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646968B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505591B1 (ko) * | 1998-01-15 | 2005-09-26 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크 드라이브에서의 서보패턴 라이트방법 및 그 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288380A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-18 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | サーボ信号書込装置 |
JPH05128766A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-25 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | 磁気デイスクのサーボ信号設定方式 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5224856A patent/JP2646968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288380A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-18 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | サーボ信号書込装置 |
JPH05128766A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-25 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | 磁気デイスクのサーボ信号設定方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505591B1 (ko) * | 1998-01-15 | 2005-09-26 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크 드라이브에서의 서보패턴 라이트방법 및 그 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2646968B2 (ja) | 1997-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970408 |