JPH0778383A - トラッキング調整装置 - Google Patents

トラッキング調整装置

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JPH0778383A
JPH0778383A JP5224357A JP22435793A JPH0778383A JP H0778383 A JPH0778383 A JP H0778383A JP 5224357 A JP5224357 A JP 5224357A JP 22435793 A JP22435793 A JP 22435793A JP H0778383 A JPH0778383 A JP H0778383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
master clock
switched capacitor
tracking
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5224357A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Hashimoto
広義 橋本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0778383A publication Critical patent/JPH0778383A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 通常再生時、磁気テープ12から再生された
ディジタル信号が、スイッチドキャパシタフィルタ28
aおよび28bに入力されるとともに、マスタクロック
生成回路24に入力される。マスタクロック生成回路2
4ではマスタクロックfm が生成され、これを分周した
クロックfCKがフィルタ28aおよび28bに入力され
る。この分周クロックfCKによって抽出周波数が制御さ
れ、フィルタ28aおよび28bからパイロット信号f
1 およびf2 が抽出される。特殊再生時、再生信号の周
波数が通常再生時のα倍となれば、マスタクロックもα
m となり、分周クロックもαfCKとなる。したがっ
て、フィルタ28aおよび28bからはパイロット信号
αf1 およびαf2 が抽出される。 【効果】 再生信号の周波数が変化してもスイッチドキ
ャパシタフィルタによって抽出される信号は常にパイロ
ット信号に相関する信号であるので、特殊再生時でもト
ラッキングを自動調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラッキング調整装
置に関し、特にたとえば、磁気テープの関連する2つの
トラックから再生した第1のパイロット信号および第2
のパイロット信号のレベル差を検出することによってト
ラッキングを調整する、トラッキング調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のトラッキング調整装置の
一例が、平成4年9月10日に出願公開された特開平4
−255969号に開示されている。この従来技術は、
磁気テープに記録されたディジタル信号からパイロット
信号を抽出し、これによってトラッキングを自動調整し
ようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開平4
−255969号[G11B 20/14,H03M7
/30]においては、通常再生時のトラッキング制御に
ついては開示されているが、特殊再生時のトラッキング
制御については何ら開示されていない。それゆえに、こ
の発明の主たる目的は、特殊再生時においてもトラッキ
ング制御できる、トラッキング調整装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気テープ
上の関連する2つのトラックから再生した第1パイロッ
ト信号および第2パイロット信号のレベル差を検出する
ことによってトラッキング調整するトラッキング調整装
置において、磁気テープからの再生信号に基づいて基準
信号を生成する生成手段、および再生信号に相関する信
号を受け、基準信号に応じて変化する周波数に従って第
1および第2のパイロット信号を抽出する周波数可変フ
ィルタ手段を備えることを特徴とする、トラッキング調
整装置である。
【0005】
【作用】通常再生時、磁気テープから再生されたたとえ
ばディジタル信号が、可変周波数フィルタ手段たとえば
スイッチドキャパシタフィルタ(Switched Capacitor Fi
lter) に入力されるとともに、たとえば等化回路および
整形回路を経て、生成手段として動作するPLL回路に
入力される。PLL回路においてはたとえばマスタクロ
ックfm が生成され、これがたとえば分周器によって分
周され、分周クロックfCKが基準信号としてスイッチド
キャパシタフィルタに入力される。この分周クロックf
CKによって抽出周波数が調整され、スイッチドキャパシ
タフィルタからたとえばパイロット信号f1 およびf2
が抽出される。
【0006】たとえば特殊再生時、磁気テープとヘッド
との相対速度が変化し、再生信号の周波数が通常再生時
のα倍となれば、PLL回路で生成されるマスタクロッ
クもαfm となり、分周クロックもαfCKとなる。した
がって、スイッチドキャパシタフィルタからは信号αf
1 およびαf2 が抽出される。なお、再生信号をたとえ
ばミキサで低域周波数に変換するようにしても、スイッ
チドキャパシタフィルタから抽出される信号は特殊再生
時および通常再生時のいずれもパイロット信号に相関す
る信号である。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、再生信号の周波数が
変化しても可変周波数フィルタ手段においては常にパイ
ロット信号に相関する信号が抽出されるので、特殊再生
時においてもトラッキングを自動調整することができ
る。なお、再生信号の周波数を低域周波数に変換するよ
うにすれば、可変周波数フィルタ手段のQは低くてもよ
いので、コストを抑えることができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例のトラッキング
調整装置10は、磁気テープ12を再生するたとえばV
TRに適用される。この磁気テープ12には、図2
(A),(B)および(C)に示すような周波数スペク
トルを持つディジタル信号S1,S2 およびS3 が、た
とえば特開平4−255969号に示す技術によって図
3に示すような順序でトラックに記録される。このよう
なディジタル信号は、ヘッド14(Aチャネル)がトラ
ックをトレースすることによって再生され、プリアンプ
16を経て等化回路18に入力され、ここで波形の歪み
成分が取り除かれる。歪みを取り除かれたディジタル信
号は、その後整形回路20で波形整形され、パルス信号
としてディジタル処理系22に入力されるとともに、こ
のパルス信号の立ち上がりおよび立ち下がりを微分した
微分信号がマスタクロック生成回路24に入力される。
【0010】マスタクロック生成回路24においては、
微分信号に基づいて一定周期のマスタクロックが生成さ
れるが、これは周知のPLL回路であるため、詳しい説
明は省略する。生成されたマスタクロックは、ディジタ
ル処理系22および分周器26に入力され、分周後のク
ロックはスイッチドキャパシタフィルタ28aおよび2
8bに入力される。このクロック周波数によって、スイ
ッチドキャパシタフィルタ28aおよび28bが抽出す
る周波数が決定される。なお、この装置10に適用でき
るスイッチドキャパシタフィルタとしては、たとえばM
AXIM社製のICである“MAX263”,“MAX
264”,“MAX267”あるいは“MAX268”
などがある。
【0011】スイッチドキャパシタフィルタ28aおよ
び28bにはまた、プリアンプ16から出力されたディ
ジタル信号が入力され、ここで所定の周波数の信号が抽
出され、さらに検波器30aおよび30bにおいて信号
のレベルが検出される。検出された信号レベルは続いて
コンパレータ32で比較され、比較結果が直接または反
転回路34を経てスイッチ回路36に入力される。スイ
ッチ回路36からの出力は、その後サンプルホールド回
路38に入力され、これに含まれるコンデンサCにホー
ルドされた電圧がトラッキングエラー信号として出力さ
れる。なお、スイッチ回路36およびサンプルホールド
回路38に内蔵されたスイッチ回路40は、それぞれヘ
ッド切換信号(RFSW)に基づいてマイコン42で作
成された極性スイッチ信号およびサンプルホールド信号
によって制御される。なお、マイコン42としては、た
とえばソニー株式会社製のIC“CXP80116”を
適用することができる。
【0012】図3を参照して、通常再生時ヘッド14が
テープ12の信号S0 が記録されているトラックをトレ
ースすると、信号S0 の他隣接するトラックに記録され
た信号S1 およびS2 も再生され、スイッチドキャパシ
タフィルタ28aおよび28bに入力される。一方、マ
スタクロック生成回路24では、マスタクロックfm
生成され、この分周クロックfCKがスイッチドキャパシ
タフィルタ28aおよび28bに入力される。これによ
って再生信号のうちパイロット信号f1 がスイッチドキ
ャパシタフィルタ28aによって抽出され、パイロット
信号f2 がスイッチドキャパシタフィルタ28bによっ
て抽出される。そして、それぞれの信号レベルが検波器
30aおよび30bによって検出され、コンパレータ3
2によって比較される。比較結果は、そのままあるいは
反転回路34によって反転されてスイッチ回路36に入
力され、図4(B)に示す極性スイッチ信号がハイレベ
ルのときは反転されていない信号が、極性スイッチ信号
がローレベルのときは反転された信号がスイッチ回路3
6から出力される。このように極性スイッチ信号によっ
てスイッチ回路36を制御するのは、信号S0 とこれに
隣接する信号S1 およびS2 との位置関係が交互に反転
し、この結果コンパレータ32からの出力が交互に反転
するからである。
【0013】スイッチ回路36から出力された信号は、
サンプルホールド回路38において、図4(C)に示す
サンプルホールド信号がハイレベルの期間スイッチ回路
40が閉じられることによって、コンデンサCにサンプ
ルされる。そして、サンプルホールド信号がローレベル
の期間スイッチ回路40が開かれることによって、コン
デンサCがホールドされ、ホールドされた電圧がエラー
信号として出力される。
【0014】一方、特殊再生時は、図5に示すようにヘ
ッド14がテープ12をトレースすることによって、テ
ープ12とヘッド14との相対速度が変化する。このた
め、再生されたディジタル信号の周波数が通常再生時の
α倍となると、マスタクロック生成回路24ではマスタ
クロックαfm が生成され、分周器26から分周クロッ
クαfCKが出力される。これによって、スイッチドキャ
パシタフィルタ28aおよび28bの抽出周波数もα倍
され、スイッチドキャパシタフィルタ28aからは信号
αf1 が、スイッチドキャパシタフィルタ28bからは
信号αf2 が抽出される。すなわち、抽出される信号
は、通常再生時および特殊再生時のいずれにおいてもパ
イロット信号f1 およびf2 に相関する信号である。そ
して、それぞれの信号レベルが検波器30aおよび30
bで検出され、コンパレータ32から比較結果が出力さ
れる。特殊再生時においては図6(A)に示すRFSW
に基づいて図6(B)に示す極性スイッチ信号および図
6(C)に示すサンプルホールド信号が作成され、これ
によってスイッチ回路36および40が制御される。こ
のため、テープ12上の信号S0 が記録されたトラック
をヘッド14がトレースする時点における比較結果のみ
が、サンプルホールド回路38のコンデンサCにホール
ドされ、エラー信号が出力される。
【0015】この実施例によれば、スイッチドキャパシ
タフィルタ28aおよび28bによって抽出される信号
は常にパイロット信号f1 およびf2 に相関する信号で
あるので、特殊再生時においてもトラッキングを自動調
整できる。図7を参照して、この発明の他の実施例のト
ラッキング調整装置10は、図1に示すトラッキング調
整装置10とほぼ同様の構成であるので、異なる点につ
いてのみ説明し、同様の点についての説明は省略する。
プリアンプ16とスイッチドキャパシタフィルタ28a
および28bとの間にミキサ44が介挿され、さらにマ
スタクロック生成回路24とミキサ44との間に分周器
46が介挿される。さらに、通常再生時におけるスイッ
チドキャパシタフィルタ28aおよび28bの抽出周波
数がそれぞれf1 −fCK1 (fCK1 :通常再生時の分周
器46の出力)およびf2 −fCK1 となるように、分周
器26の分周クロックfCK2 が設定される。
【0016】したがって、通常再生時はプリアンプ16
から出力された再生信号の周波数と分周器46から出力
されたクロックfCK1 との差信号がスイッチドキャパシ
タフィルタ28aおよび28bに入力され、スイッチド
キャパシタフィルタ28aおよび28bからそれぞれ差
信号f1 −fCK1 およびf2 −fCK1 が抽出される。一
方、特殊再生時は分周器46からクロックαfCK1 が入
力され、スイッチドキャパシタフィルタ28aおよび2
8bから差信号α(f1 −fCK1 )およびα(f2 −f
CK1 )が抽出される。これより、スイッチドキャパシタ
フィルタ28aおよび28bから抽出される信号はパイ
ロット信号f1 およびf2 に相関する信号であるので、
特殊再生時においてもトラッキングを自動調整すること
ができる。また、ミキサ44を設けることによって、ス
イッチドキャパシタフィルタ28aおよび28bの抽出
周波数を下げることができるので、これらのQを低くす
ることができる。
【0017】なお、実施例においてはディジタル方式の
VTRを用いて説明したが、水平同期信号に基づいてマ
スタクロックを作成するようにすれば、アナログ方式の
VTRにも本発明を適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】(A)は信号S1 の周波数スペクトルを示す波
形図であり、(B)は信号S2の周波数スペクトルを示
す波形図であり、(C)は信号S0 の周波数スペクトル
を示す波形図である。
【図3】通常再生時におけるヘッドトレースを示す図解
図である。
【図4】(A)はヘッド切換信号を示す波形図であり、
(B)は極性スイッチ信号を示す波形図であり、(C)
はサンプルホールド信号を示す波形図である。
【図5】特殊再生時におけるヘッドトレースを示す図解
図である。
【図6】(A)はヘッド切換信号を示す波形図であり、
(B)は極性スイッチ信号を示す波形図であり、(C)
はサンプルホールド信号を示す波形図である。
【図7】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 …トラッキング調整装置 12 …磁気テープ 20 …整形回路 24 …マスタクロック生成回路 26,46 …分周器 28a,28b …スイッチドキャパシタフィルタ 38 …サンプルホールド回路 42 …マイコン 44 …ミキサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上の関連する2つのトラックか
    ら再生した第1パイロット信号および第2パイロット信
    号のレベル差を検出することによってトラッキング調整
    するトラッキング調整装置において、 前記磁気テープからの再生信号に基づいて基準信号を生
    成する生成手段、および前記再生信号に相関する信号を
    受け、前記基準信号に応じて変化する周波数に従って前
    記第1および第2のパイロット信号を抽出する周波数可
    変フィルタ手段を備えることを特徴とする、トラッキン
    グ調整装置。
  2. 【請求項2】前記周波数可変フィルタ手段は前記再生信
    号を受ける、請求項1記載のトラッキング調整装置。
  3. 【請求項3】基準周波数信号を発生する基準周波数信号
    発生手段、および前記基準周波数信号に基づいて前記再
    生信号の周波数を変換する周波数変換手段をさらに備
    え、 前記周波数変換手段の出力が前記周波数可変フィルタ手
    段に与えられる、請求項1記載のトラッキング調整装
    置。
JP5224357A 1993-09-09 1993-09-09 トラッキング調整装置 Withdrawn JPH0778383A (ja)

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Effective date: 20001128