JPS63302456A - 回転ヘッド方式ディジタルオ−ディオテ−プレコ−ダの同期信号検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転ヘッド方式ディジタルオーディオテープレ
コーダの同期信号検出回路に係り、特にオートマチイッ
ク、トランク、ファイディング（以下ＡＴＦと記載する
）における同期信号検出回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、オーディオ信号の記録、再生する方法として、ヘ
リカルスキャン型回転ヘッド方式のテープレコーダを用
いて磁気テープ上にパルスコード変調（以下ＰＣＭと記
載する）方式によりＰＣＭ信号化されたオーディオ信号
を記録、再生する回転ヘッド方式ディジタルオーディオ
チーブレコーダ（以下Ｒ−ＤＡＴと記載する）がある。

ここで、ＰＣＭ信号は離散値であり時間軸の圧縮・伸長
が可能であり、したがってアナログ信号の様に常に時間
的に連続性を保ちながら記録再生する必要はない。よっ
て前記Ｒ−ＤＡＴを用いＰＣＭ信号を時間軸圧縮して複
数個の回転ヘッドによりトラックをガードハンドを形成
しない状態で磁気テープ上に斜めに形成して記録するこ
とができる。しかし再生にあってはトラッキング制御を
行なう必要がある。この方法としては、各トラックの長
手方向にＰＣＭ信号とは独立にパイロット信号ｆ１と、
隣接トラックで周波数が異なり隣々接トラ・７りで記録
長の異なるタイミング信号ｆ２、ｆ、と、その他の部分
に消去信号ｆ４を所定のトラック毎に繰り返し記録し、
再生時回転ヘッドが上記トラックを走査する際にタイミ
ング信号ｆ２、ｒ３の始端を基準に隣接トラックのパイ
ロット信号ｆＩをサンプリングするためのパルスを形成
し、そのパルスの期間中隣接トラックからのパイロット
信号ｆ、を検出し、その検出出力によりキャプスタンサ
ーボの位相制御を行いｌ・ラッキング制御を行うもので
ある。

従来例のトラッキング制＜Ｉｆに関する部分を第２図に
示すが、ここでＰＣＭ信号の記録、再生系は省略する。

１ａ、１ｂは回転ヘッド、２は磁気テープ、３は回転ヘ
ッド１ａ、１ｂ及び磁気ドラム（図示せず）を回転させ
るためのドラムモータ、４はキャプスタン、５はピンチ
ローラ、６はキャプスタンモータであり、ドラム用モー
タ３は位相サーボ回路７によって制御され、キャプスタ
ンモータ６は位相サーボ回路８によって制御される。

９は記録、再生切換回路、１０はヘッド位置検出用のピ
ックアップ、１）はピックアップ１０の出力信号によっ
てヘッド切換信号Ｓ１を発生するヘッド切換信号発生回
路、１２は記録用アンプ、１３は再生用アンプである。

記録時には、ＰＣＭ信号は省略されているがヘッド切換
信号発生回路１）の信号に基づきｆ１記録タイミング発
生回路１４１、ｆＺ記録タイミング発生回路１４□、ｆ
３記録タイミング発生回路１４３、ｆ４記録タイミング
発生回路１４４より順にタイミングパルスＰ、−Ｐ、が
発生し、ｆ、信号発生回路１５、ｆ２信号発生回路１５
□、ｆ３信号発生回路１５３、ｒ４信号発生回路１５４
が作動され前記パイロト信号ｆｌ、タイミング信号ｆ２
、ｆｌ、消去信号ｆ、を発生ずる。そしてこれら信号は
オア回路１６を介して記録アンプ１２に供給され、回転
ヘッドｌａ、ｉｂにより磁気テープ２に記録する。ここ
で、パイロット信号ｆ、はＡＴＦに用いられ、タイミン
グ信号ｆ２、ｆ３はこのＡＴＦのための同期信号である
。

再生にあっては、第３図Ａで示すようにヘッド切換信号
Ｓ、が得られる。この切換信号Ｓｌに基つき第３図Ｂ、
Ｃで示すように夫々のヘッドｌａ、１ｂに対応したウィ
ンドパルスＰ、、いＰｗｂがウィンドパルス発生回路１
７から得られる。まずパイロット信号ｆ、が再生される
がこれはローパスフィルタ１８を介して得られエンベロ
ープ検波回路１９によってエンベロープ検波される。こ
れは第３図りで示すようにホームトラックのパイロット
信号ｆ１の再生レベルＬ、に対し、磁気テープ２上の進
行方向の隣接トラックからのパイロット信号ｆ、のクロ
ストークによるレベルＬｚ、Ｔｆｆｆｆ−プ２上の遅れ
方向のトラックからのパイロット信号ｆＩのクロストー
クによるレベルＬ３とが得られる。

これは、後述するようにレベルＬｚ、Ｌｉが等しくなる
ようにキャプスタンモータ８を制御しトラッキング制御
を行なうＡＴＦである。一方、タイミンク信号ｆ　２　
、ｆ　３はバンドパスフィルタ２０．２１によって得ら
れるが、その出力はヘッド切換信号Ｓ１に同期して作動
する切換スイッチ回路２２を介し、コンパレータ２３で
波形整形される。このコンパレータ２３の出力はウィン
ドパルス発生回路１７からのウィンドパルスｐ　、ｍ、
　ｐ　、ｌ、とアンド回路２４で論理積がとられ、第３
図Ｅ、Ｆで示すようにタイミング信号ｆ２、ｆ３が得ら
れる。２５．１６はサンプリングパルス発生回路であり
、２７．２８はサンプルアンドパルスボールド回路、２
９は差動増幅器であり、前記タイミング信号ｆ２、ｆ３
の始端を基準にして第３図ＧＳＨで示すようにサンプリ
ングパルスＰ。　ｐ　、ｂを得、前述したように隣接ト
ラックからのパイロット信号ｆ、のクロストークレベル
を比較し、キャプスタンモータ８を制御しトラッキング
制御を行なっている。ここでサンプリングパルスｐｓｂ
はサンプリングパルスｐ　ｓａより約２ブロツク遅れて
いる。

前記ウィンドパルスＰ−２Ｐ　ｗｂはドラムの回転位置
を基準にするだけでなく、前のＡＴＦのタイミング信号
を基準にして発生させる方法もとられている。このウィ
ンドパルスＰ□、ｐｗｂによ、ってパイロット信号ｆＩ
、タイミング信号ｆ２、ｆ３がノイズの影響を最少限受
けないものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来のトラッキング制御回路では同
期信号としてのタイミング信号ｆ２、ｆ３を選択するた
めにはバンドパスフィルタが２個必要であり、大きさ・
コストの面で不利であり又バンドパスフィルタはコイル
、コンデンサを用いた共振回路であり、その定数のバラ
ツキによりＱ又は帯域が変化し検出されるタイミング信
号ｆ２、ｆ、の位置にバラツキが生じる問題がある。

さらに、コイル、コンデンサからなるバンドパスフィル
タを多用する回路はＩＣ化しにくく、デジタル信号処理
の利点を生かせない不利があり、解決策が求められてい
た。

本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、バンドパ
スフィルタを使用しないでもすむ構成からなる回転ヘッ
ド方式ディジタルオーディオテープレコーダの同期信号
検出回路を提供することを目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

本発明における上記目的を達成するための手段は回転ヘ
ッド方式ディジタルオーディオテープレコーダにおいて
、再生された再生信号を等化するイコライザと、該イコ
ライザで等化された信号を波形整形するリミッタと、該
リミッタの出力信号を２分周して一方のレベルの期間だ
けカウントするカウンタと、該カウンタの内容と一定値
とを比較し同期信号を得る比較回路とから構成してなる
ことを特徴とする回転ヘッド方式ディジタルオーディオ
テープレコーダの同期信号検出回路に係るものである。

〔作用〕

上記構成において、再生された信号は２分周回路とフェ
ーズ、ロックド、ループ型クロック再生回路とに供給さ
れ、カウンタがこれら回路によってカウンタ動作が制御
されて、このカウンタの内容と予め設定された一定値と
の比較がなされて同期信号が検出される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

３０はヘッドｌａ（又はＩｂ）から得られた再生信号を
増幅するためのアンプ、３１はイコライザ、３２はリミ
ッタであり、記録、再生による位相、振幅の変化をイコ
ライザ３１によって補正して符号量干渉を除いた後にリ
ミッタ３２で波形整形するようになっている。３３はリ
ミッタ３２の出力信号を２分周するための２分周回路、
３４はカウンタ、３５はフェーズ、ロックド、ループ型
クロック再生回路（以下ＰＬＬ型クロック再生回路と記
載する）である。

このＰＬＬ型クロック再生回路３５で再生されるクロッ
クは例えば９．４０８ＭＩＩｚである。カウンタ３４は
２分周回路３３の出力信号がハイ、レベル（Ｈ’）のと
きカウント動作をし、ＰＬＬ型クロック再生回路３５の
クロック周期でカウントアツプし、分周回路３３のロー
、レベル（Ｌ）で、クリヤされるようになっている。３
６．３７は比較回路、３８．３９は周期信号５ＹＮＣＩ
、５ＹＮＣ２に相当する一定値ＢＩ％Ｂ２が予め記憶さ
れたメモリであり、前記比較回路３６．３７よって前記
カウンタ３４の出力データと一定値Ｂ＋、Ｂ２との比較
がなされるものである。

４０は比較回路３６．３７の出力側に接続されたアンド
回路、４１．４２はＤフリップフロップ、４３．４４は
ウィンドパルスＰ、、、、Ｐｂａを一方の入力とするア
ンド回路である。

以上のように構成された本発明の一実施例の動作を述べ
る。再生され波型整形された再生出力は２分周回路３３
で２分周されると共にＰＬＬ型クロック再生回路３５に
供給されクロックを再生する。

カウンタ３５はＨレベルでカウント動作をしクロックで
カウントアツプし、Ｌレベルでクリヤする。

例えば４ビツト構成のカウンタ３４のデータＡは比較回
路３６．３７によって一定値Ｂ＋　、Ｂ２の大小関係が
比較検出され、検出出力がＤクリソプフロップ４１．４
２でランチされ、アンド回路４３．４４でウィンドパル
スＰ、いＰ。論理積がとられ同期信号５ＹＮＣ１，２が
得られる。

上記の動作により本実施例における同期信号５ＹＮＣＩ
、５ＹＮＣ２が検出され磁気テープのＡＴＦによるトラ
ッキング制御を可能にした。

なお、本発明の実施にあたっては上記実施例に限定され
るものでなく、その他種々の態様をとり得ることは当然
である。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば同期信号を検出する
に当りバンドパスフィルタが不要となるので、小型化及
びコストダウンが可能となり又バンドパスフィルタの帯
域の狭さによって同期信号の位置があいまいにならない
利点がある。

又、本発明の検出回路はデジタル回路なので他のデジタ
ル信号処理回路との整合性が良い。さらにＩＣ化が実施
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来例を示すブロック図、第３図はオートマチック、ト
ラック、ファインデングを示す波形図である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・ヘッド ２・・・・・・・・・・・・・・・・・・磁気テープ３
１・・・・・・・・・・・・・・・・・・イコライザ３
２・・・・・・・・・・・・・・・・・・リミッタ３３
・・・・・・・・・・・・・・・・・・２分周回路３４
・・・・・・・・・・・・・・・・・・カウンタ３５・
・・・・・・・・・・・・・・・・・フェーズ、ロック
ド、ループ型クロック再生回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ヘッド方式ディジタルオーディオテープレコ
   ーダにおいて、再生された再生信号を等化するイコライ
   ザと、該イコライザで等化された信号を波形整形するリ
   ミッタと、該リミッタの出力信号を２分周して一方のレ
   ベルの期間だけカウントするカウンタと、該カウンタの
   内容と一定値とを比較し同期信号を得る比較回路とから
   構成してなることを特徴とする回転ヘッド方式ディジタ
   ルオーディオテープレコーダの同期信号検出回路。
2. （２）前記カウンタは、前記一方のレベルがハイレベル
   のときにカウントし、ローレベルでクリヤされることを
   特徴とする前記第１項記載の回転ヘッド方式ディジタル
   オーディオテープレコーダの同期信号検出回路。