JPH0777718A - カメラの情報設定装置 - Google Patents

カメラの情報設定装置

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JPH0777718A
JPH0777718A JP6160169A JP16016994A JPH0777718A JP H0777718 A JPH0777718 A JP H0777718A JP 6160169 A JP6160169 A JP 6160169A JP 16016994 A JP16016994 A JP 16016994A JP H0777718 A JPH0777718 A JP H0777718A
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の情報設定操作部材毎の制御情報の設定
操作の有効/無効が切換え可能で、カメラの小型化も可
能なカメラの情報設定装置を提供する。 【構成】 制御情報の設定のために操作される複数の情
報設定操作部材2、4と、情報設定操作部材2、4の操
作に応じて制御情報を設定する情報設定器10と、複数
の情報設定操作部材2、4毎の制御情報の設定操作の有
効/無効を切換えるために操作される少なくとも一つの
切換え操作部材6と、複数の情報設定操作部材2、4毎
の制御情報の設定操作の有効/無効を切換え操作部材6
の操作に応じて切換える切換え制御器10とを具備す
る。切換え操作部材には、複数の情報設定操作部材2、
4の有効/無効の切換えに対して共通して操作される共
通操作部材6を含める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ダイアル等の情報
設定操作部材の操作に応じてシャッタ速度や絞り値等の
制御情報を設定するカメラの情報設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの情報設定装置として、回転操作
量に応じたパルス信号を発生する電子ダイアル等の情報
設定操作部材(以下、電子ダイアルで代表する。)を設
け、この電子ダイアルからのパルス信号に応じてシャッ
タ速度や絞り値等の各種の制御情報を設定するものがあ
る。このような装置では、ダイアルの動作をカムやリン
ク等で機械的に伝達する構成と異なり、電子ダイアルか
らのパルス信号を制御装置側へ電気的に伝達すればよい
ので、電子ダイアルの設置場所の自由度が高い。また、
電子ダイアルの操作力を小さく設定して軽快な操作感を
実現できる。その反面、操作力が小さいために撮影者の
衣服等に触れただけで電子ダイアルが回転し、撮影者が
気付かないうちに情報の設定状態が変化するおそれがあ
る。
【0003】そこで、例えば特開平2−210424号
公報に記載されているように、電子ダイアルによる情報
設定操作の有効/無効を切換えるロックスイッチを設
け、このスイッチを無効側に切換えたときは電子ダイア
ルが動いても設定状態が変化しないようにした装置が提
案されている。図16はその一例を示すもので、電子ダ
イアル51による情報入力をロックレバー52のL位置
への操作により電気的に禁止する。なお、本明細書で
は、上述した電子ダイアルのような情報設定操作部材を
操作しても制御情報が設定できない状態を「無効」、制
御情報が設定できる状態を「有効」と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カメラの各種制御情報
を上述した装置で設定する場合、シャッタ速度や絞り値
のように撮影中に頻繁に変更される情報は、別々の電子
ダイアルで設定することが望ましい。しかしながら、複
数の電子ダイアルを設けた上で各電子ダイアル毎に上記
のロックスイッチを設けると、操作部材の数が増えてカ
メラの小型化が阻害される。全ての電子ダイアルの操作
が無効の状態から、咄嗟に無効の解除が必要となった場
合には、複数のロックスイッチをすべて操作しなければ
ならず煩雑である。
【0005】本発明の目的は、複数の情報設定操作部材
毎の制御情報の設定操作の有効/無効が切換え可能で、
カメラの小型化も可能なカメラの情報設定装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図3に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、制
御情報の設定のために操作される複数の情報設定操作部
材2、4と、情報設定操作部材2、4の操作に応じて制
御情報を設定する情報設定手段10と、複数の情報設定
操作部材2、4毎の制御情報の設定操作の有効/無効を
切換えるために操作される少なくとも一つの切換え操作
部材6と、複数の情報設定操作部材2、4毎の制御情報
の設定操作の有効/無効を切換え操作部材6の操作に応
じて切換える切換え制御手段10とを具備し、切換え操
作部材が、複数の情報設定操作部材2、4の有効/無効
の切換えに対して共通して操作される共通操作部材6を
含むことにより上述した目的を達成する。請求項2の発
明は請求項1のカメラの情報設定装置に適用される。そ
して、切換え操作部材が単一の共通操作部材6にて構成
され、切換え制御手段10が複数の情報設定操作部材
2、4毎の制御情報の設定操作の有効/無効の組合わせ
を共通操作部材6の操作量に応じて切換える。請求項3
の発明は請求項2のカメラの情報設定装置に適用され、
切換え制御手段10が上記有効/無効の組合わせを共通
操作部材6の操作量に応じて一定の順序で切換える。請
求項4の発明は請求項2のカメラの情報設定装置に適用
され、すべての情報設定操作部材2、4による制御情報
の設定操作を無効とする全無効モードが上記有効/無効
の組合わせの中に含まれる。請求項5の発明は請求項2
のカメラの情報設定装置に適用され、すべての情報設定
操作部材2、4による制御情報の設定操作を有効とする
全有効モードが上記有効/無効の組合わせの中に含まれ
る。請求項6の発明は請求項5のカメラの情報設定装置
に適用され、共通操作部材6の一回の操作の継続時間が
所定時間より短い場合には切換え制御手段10が上記有
効/無効の組合わせを共通操作部材6の操作量に応じて
切換え、共通操作部材6の一回の操作の継続時間が所定
時間以上のときには切換え制御手段10が上記有効/無
効の組合わせを全有効モードに切換える。図6および図
8に対応付けて説明すると、請求項7の発明は請求項5
のカメラの情報設定装置に適用され、共通操作部材26
が二方向に操作可能に設けられる。そして、共通操作部
材26が所定方向へ操作されたときには切換え制御手3
0が上記有効/無効の組合わせを共通操作部材26の操
作量に応じて切換える。共通操作部材26が所定方向と
異なる方向へ操作されたときには切換え制御手段30が
上記有効/無効の組合わせを全有効モードに切換える。
図12および図13に対応付けて説明すると、請求項8
の発明は請求項1のカメラの情報設定装置に適用され、
切換え操作部材が、共通操作部材6と複数の情報設定操
作部材2、4にて構成される。そして、切換え制御手段
10は、共通操作部材6と情報設定操作部材2、4との
連係操作に応答して、連係操作された情報設定操作部材
による制御情報の設定操作の有効/無効を切換える。請
求項9の発明は請求項8のカメラの情報設定装置に適用
され、共通操作部材6の操作に連係して情報設定操作部
材2、4が所定の単位量操作される毎に、連係操作され
た情報設定操作部材による制御情報の設定操作の有効/
無効を切換え制御手段10が交互に切換える。請求項1
0の発明は請求項8のカメラの情報設定装置に適用さ
れ、共通操作部材6と情報設定操作部材2、4との連係
操作は、共通操作部材6と情報設定操作部材2、4の同
時操作である。請求項11の発明は、請求項1、2また
は8のカメラの情報設定装置に適用され、複数の情報設
定操作部材2、4毎の制御情報の設定操作の有効/無効
を表示する表示手段5が設けられる。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、切換え操作部材6を操作
すると、その操作に応じて複数の情報設定操作部材2、
4毎の制御情報の設定操作の有効/無効が切換わる。切
換え操作部材が、複数の情報設定操作部材2、4の有効
/無効の切換えに対して共通して操作される共通操作部
材6を含んでいるので、情報設定操作部材2、4毎に個
別に切換え操作部材を設ける場合に比して操作部材の数
が減少する。請求項2の発明では、単一の共通操作部材
6の操作量に応じて複数の情報設定操作部材2、4毎の
制御情報の設定操作の有効/無効の組合わせが切換わ
る。請求項3の発明では、共通操作部材6の操作量に応
じて上記有効/無効の組合わせが一定の順序で切換わ
る。請求項4の発明では、共通操作部材6の操作を繰り
返すうちに全無効モードに切換わり、すべての情報設定
操作部材2、4による制御情報の設定操作が無効とな
る。請求項5の発明では、共通操作部材6の操作を繰り
返すうちに全有効モードに切換わり、すべての情報設定
操作部材2、4による制御情報の設定操作が有効とな
る。請求項6の発明では、共通操作部材6の1回の操作
を所定時間以上継続すると全有効モードに切換わる。請
求項7の発明では、共通操作部材26を所定方向へ操作
するとその操作量に応じて上記有効/無効の組合わせが
切換わる。共通操作部材26を所定方向と異なる方向へ
操作したときは全有効モードに切換わる。請求項8の発
明では、共通操作部材6と情報設定操作部材2、4とを
連係操作すると、連係操作された情報設定操作部材によ
る制御情報の設定操作の有効/無効が切換わる。請求項
9の発明では、共通操作部材6の操作に連係して情報設
定操作部材2、4が所定の単位量操作される毎に、連係
操作された情報設定操作部材による制御情報の設定操作
の有効/無効が切換わる。請求項10の発明では、共通
操作部材6と情報設定操作部材2、4が同時操作される
と、同時操作された情報設定操作部材による制御情報の
設定操作の有効/無効が切換わる。請求項11の発明で
は、複数の情報設定操作部材2、4毎の制御情報の設定
操作の有効/無効が表示手段5により表示される。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】
−第1実施例− 以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施例を説明
する。図1は本実施例の情報設定装置が組み込まれたカ
メラを示すもので、1はカメラボディ、2は回転操作可
能な第1入力ダイアル、3はレリーズ釦、4はレリーズ
釦3を中心として回転操作可能な第2入力ダイアルであ
る。第1入力ダイアル2および第2入力ダイアル4はい
ずれもパルス発生器を内蔵し、所定角度回転操作される
毎に1パルスをそれぞれ発生する。5はLCD等で構成
される表示部、6は第1入力ダイアル2および第2入力
ダイアル4による制御情報の設定操作の有効/無効を切
換えるために操作されるロック釦、7は機能選択釦であ
る。表示部5には、シャッタ速度や絞り値等の各種制御
情報の設定状態や、第1入力ダイアル2および第2入力
ダイアル4による制御情報の設定操作の有効/無効が表
示される。なお、以下の説明では、第1入力ダイアル2
および第2入力ダイアル4を区別する必要がないときに
入力ダイアル2,4と略記することもある。
【0010】第1入力ダイアル2による制御情報の設定
操作が有効なときは、第1入力ダイアル2の回転量に応
じてシャッタ速度の設定が変化する。機能選択釦7が押
された状態で第1入力ダイアル2が操作されたときは、
機能選択釦7により選択された制御情報(例えば露出補
正量)の設定が変化する。第2入力ダイアル4による制
御情報の設定操作が有効なときは、第2入力ダイアル4
の回転量に応じて絞り値の設定が変化する。第1入力ダ
イアル2による制御情報の設定操作が無効のときには表
示部5に指標8が、第2入力ダイアル4による制御情報
の設定操作が無効のときには表示部5に指標9が表示さ
れる。指標8,9は入力ダイアル2,4を差し示す三角
形状である。
【0011】本実施例では、ロック釦6の押込み操作回
数に応じて全有効モード、第1無効モード、第2無効モ
ードまたは全無効モードが選択される。全有効モードで
は、第1入力ダイアル2による制御情報の設定操作およ
び第2入力ダイアル4による制御情報の設定操作の双方
が有効となる。第1無効モードでは、第1入力ダイアル
2による設定操作が無効、第2入力ダイアル4による設
定操作が有効となる。第2無効モードでは、第1入力ダ
イアル2による設定操作が有効、第2入力ダイアル4に
よる設定操作が無効となる。全無効モードでは、第1入
力ダイアル2による制御情報の設定操作および第2入力
ダイアル4による制御情報の設定操作の双方が無効とな
る。全有効モードでは図2(a)に示すように指標8,
9がともに消去され、第1無効モードでは図2(b)に
示すように指標8のみが表示され、第2無効モードでは
図2(c)に示すように指標9のみが表示され、全無効
モードでは図2(d)に示すように指標8,9がともに
表示される。なお、図2(a)〜図2(d)では、指標
8、9以外の表示を省略した。実際には表示部5にシャ
ッタ速度や絞り値、撮影駒数等の各種撮影情報が表示さ
れる。
【0012】図3は本実施例のカメラの制御系のうち、
入力ダイアル2,4の操作の有効/無効の切換え制御に
係わる部分のブロック図である。図において10はマイ
クロコンピュータおよびその動作に必要な周辺回路から
構成され、カメラ各部の動作を制御するCPUである。
CPU10には、ロック釦6(図1参照)の押込み操作
に応答してオンとなるロックスイッチ11、第1入力ダ
イアル2からのパルス信号を計数する第1カウンタ1
2、第2入力ダイアル4からのパルス信号を計数する第
2カウンタ13、およびCPU10からの制御信号に応
じて表示部5を駆動する表示駆動部14が接続される。
また、CPU10にはシャッタ速度や絞り値等の各種撮
影条件を制御する不図示の撮影制御装置が接続される。
CPU10は第1カウンタ12または第2カウンタ13
の計数値にしたがって撮影制御装置の設定状態を変化さ
せる。さらに、CPU10には、ロックスイッチ11の
オン回数を計数するカウンタ15が接続される。カウン
タ15は2ビットのカウンタである。カメラの電源オン
でカウンタ15の計数値は”00”にリセットされ、ロ
ックスイッチ11がオンされる毎に計数値が1ずつ加算
される。計数値が”11”に達すると再び”00”から
計数が開始される。
【0013】図4および図5はCPU10による入力ダ
イアル2,4の操作の有効/無効の切換え処理を示すフ
ローチャートである。ロック釦6の押込み操作に応答し
てロックスイッチ11がオンすると、CPU10はその
時点で実行していた処理を中断して図4および図5の処
理を割込み実行する。まず、ステップS101ではロッ
クスイッチ11のオン時間(一回オンされてからオフさ
れるまでの時間)tを内蔵するタイマ100で計時し、
ロックスイッチ11のオフによりステップS102へ移
行する。ステップS102ではオン時間tが所定時間T
(例えば2〜3秒)未満か否かを判断する。所定時間T
未満であればステップS103へ、そうでなければステ
ップS114へ進む。ステップS114ではカウンタ1
5を”00”にリセットしてステップS115へ進む。
【0014】ステップS103では、一定時間内にロッ
クスイッチ11から再度オン信号が到来するか否かによ
りロック釦6が再び押込み操作されたか否かを判断す
る。再操作なしと判断したときはステップS104へ進
む。ロック釦6が再操作されたときはステップS101
へ戻る。なお、ステップS101〜ステップS104が
繰り返される間、カウンタ15の計数値はロックスイッ
チ11のオン回数に対応して増加する。
【0015】ステップS104ではカウンタ15の計数
値を読み込む。ステップS105ではカウンタ15の計
数値が”01”か否か判断し、計数値が”01”であれ
ば第1無効モードと判断してステップS106へ進む。
ステップS106では第1入力ダイアル2の操作を無
効、第2入力ダイアル4の操作を有効とする。ステップ
S106の処理後はステップS107へ進み、表示部5
に指標8を表示させ、指標9を消去する(図2(b)参
照)。この後、割込み処理を終了する。
【0016】ステップS105にて計数値が”01”で
ないと判断したときはステップS108へ進み、カウン
タ15の計数値が”10”か否か判断する。計数値が”
10”であれば第2無効モードと判断してステップS1
09へ進む。ステップS109では第1入力ダイアル2
の操作を有効、第2入力ダイアル4の操作を無効とす
る。続くステップS110では、表示部5に指標9を表
示させ、指標8を消去する(図2(c)参照)。この
後、割込み処理を終了する。
【0017】ステップS108にて計数値が”10”で
ないと判断したときはステップS111へ進み、カウン
タ15の計数値が”11”か否か判断する。計数値が”
11”であれば全無効モードと判断してステップS11
2へ進む。ステップS112では第1入力ダイアル2お
よび第2入力ダイアル4の双方の操作を無効とする。続
くステップS113では、表示部5に指標8、9をとも
に表示させる(図2(d)参照)。この後、割込み処理
を終了する。
【0018】ステップS111にて計数値が”11”で
ないときは全有効モードと判断してステップS115へ
進み、第1入力ダイアル2および第2入力ダイアル4の
双方の操作を有効とする。続くステップS116では、
表示部5から指標8、9を消去する(図2(a)参
照)。この後、割込み処理を終了する。
【0019】なお、以上の処理において第1入力ダイア
ル2の操作を無効とするには、例えばCPU10からの
信号により、第1カウンタ12の計数動作を禁止させ、
第2入力ダイアル4の操作を無効とするには第2カウン
タ13の計数動作を禁止させればよい。これらの処理に
より、入力ダイアル2,4の操作に拘らず第1カウンタ
12,第2カウンタ13の計数値が一定に保持されて各
種の制御情報の設定変更が不可能となる。
【0020】以上から明らかなように、本実施例では、
1回の押し込み継続時間が所定時間Tに満たない範囲で
ロック釦6が1回または2回以上押し込み操作された場
合、カウンタ15の計数値に応じて入力ダイアル2,4
の有効/無効の設定状態が第1無効モード、第2無効モ
ード、全無効モード、全有効モードの順に周期的に変化
する。したがって、単一のロック釦6により入力ダイア
ル2,4毎の操作の有効/無効を希望する状態に切換え
ることができる。入力ダイアル2,4毎にロック釦6を
設ける必要がないので、カメラを小型化できる。
【0021】ロック釦6が所定時間T以上継続して押し
込まれた場合には、図4に示すステップS102が否定
され、ステップS115の処理により全有効モードが強
制的に選択される。このため、全有効モードへの切換え
を極めて簡単かつ迅速に行なうことができる。咄嗟に全
有効モードへの切替えが必要なときでも撮影者が迷うお
それがない。入力ダイアル2,4毎の有効/無効が表示
部5に表示されるので、有効/無効の切換え状態が一目
で確認できる。この実施例では入力ダイアル2、4が情
報設定操作部材、ロック釦6が切換え部材および共通操
作部材、CPU10が情報設定手段および切換え制御手
段、表示部5が表示手段にそれぞれ相当する。
【0022】−第2実施例− 図6〜図11を参照して本発明の第2実施例を説明す
る。なお、上述した第1実施例との共通部分には同一符
号を付し、説明を省略する。
【0023】図6に示すように本実施例では、上述した
第1実施例のロック釦6に代えてロックレバー26が設
けられている。ロックレバー26は、図示の位置から左
右のL位置、R位置へそれぞれスライド操作可能であ
る。ロックレバー26から手を離すと、不図示の付勢部
材(例えばばね)によりL位置とR位置との中間位置に
ロックレバー26が復帰する。ロックレバー26をL位
置へ操作したときは、第1実施例と同様に入力ダイアル
2,4の操作の有効/無効が第1無効モード、第2無効
モード、全無効モード、全有効モードの順に周期的に変
化する。ロックレバー26をR位置へ操作したときは全
有効モードが強制的に選択される。全有効モードでは図
7(a)に示すように指標8,9がともに消去され、第
1無効モードでは図7(b)に示すように指標8のみが
表示され、第2無効モードでは図7(c)に示すように
指標9のみが表示され、全無効モードでは図7(d)に
示すように指標8,9がともに表示される。なお、図7
(a)〜図7(d)では、指標8、9以外の表示を省略
した。実際には表示部5にシャッタ速度や絞り値、撮影
駒数等の各種撮影情報が表示される。
【0024】図8は本実施例のカメラの制御系のうち、
入力ダイアル2,4の操作の有効/無効の切換え制御に
係わる部分のブロック図である。図において30はマイ
クロコンピュータおよびその動作に必要な周辺回路から
構成され、カメラ各部の動作を制御するCPUである。
CPU30には、上述した第1実施例と同様に、ロック
スイッチ11、第1カウンタ12、第1カウンタ13、
表示駆動部14、カウンタ15が接続されるとともに、
ロック解除スイッチ31が接続されている。ロックスイ
ッチ11はロックレバー26をL位置へ操作したときに
オンとなり、ロック解除スイッチ31はロックレバー2
6をR位置へ操作したときにオンとなる。ロックレバー
26がL位置とR位置の中間にあるときは、ロックスイ
ッチ11およびロック解除スイッチ31がともにオフと
なる。また、CPU30には不図示の撮影制御装置が接
続され、第1カウンタ12および第2カウンタ13の計
数値にしたがって不図示の撮影制御装置の設定状態が変
化する。
【0025】図9および図10はCPU30による入力
ダイアル2,4の操作の有効/無効の切換え処理を示す
フローチャートである。ロックレバー26のL位置への
操作に応答してロックスイッチ11がオンすると、CP
U30はその時点で実行していた処理を中断して図9お
よび図10の処理を割込み実行する。
【0026】まず、ステップS201では一定時間内に
ロックスイッチ11から再度オン信号が到来するか否か
によりロックレバー26がL位置へ再操作されたか否か
を判断する。再操作なしと判断したときステップS20
2へ進む。ロックレバー26がL位置へ再操作されたと
きは同じ判断を繰り返す。なお、この判断が繰り返され
る間、カウンタ15の計数値はロックレバー26のL位
置への操作回数に対応して増加する。
【0027】ステップS202ではカウンタ15の計数
値を読み込む。ステップS203ではカウンタ15の計
数値が”01”か否か判断し、計数値が”01”であれ
ば第1無効モードと判断してステップS204へ進む。
ステップS204では第1入力ダイアル2の操作を無
効、第2入力ダイアル4の操作を有効とする。ステップ
S204の処理後はステップS205へ進み、表示部5
に指標8を表示させ、指標9を消去する(図7(b)参
照)。この後、割込み処理を終了する。
【0028】ステップS203にて計数値が”01”で
ないと判断したときはステップS206へ進み、カウン
タ15の計数値が”10”か否か判断する。計数値が”
10”であれば第2無効モードと判断してステップS2
07へ進む。ステップS207では第1入力ダイアル2
の操作を有効、第2入力ダイアル4の操作を無効とす
る。続くステップS208では、表示部5に指標9を表
示させ、指標8を消去する(図7(c)参照)。この
後、割込み処理を終了する。
【0029】ステップS206にて計数値が”10”で
ないと判断したときはステップS209へ進み、カウン
タ15の計数値が”11”か否か判断する。計数値が”
11”であれば全無効モードと判断してステップS21
0へ進む。ステップS210では第1入力ダイアル2お
よび第2入力ダイアル4の双方の操作を無効とする。続
くステップS211では、表示部5に指標8、9をとも
に表示させる(図7(d)参照)。この後、割込み処理
を終了する。
【0030】ステップS209にて計数値が”11”で
ないときは全有効モードと判断してステップS212へ
進み、第1入力ダイアル2および第2入力ダイアル4の
双方の操作を有効とする。続くステップS213では、
表示部5から指標8、9をともに消去する(図7(a)
参照)。この後、割込み処理を終了する。
【0031】図11はCPU30による入力ダイアル
2,4の操作の全有効モードへの強制切換え処理を示す
フローチャートである。ロックレバー26のR位置への
操作に応答してロック解除スイッチ31がオンすると、
CPU30はその時点で実行していた処理を中断して図
11の処理を割込み実行する。
【0032】この処理では、まずステップS251でカ
ウンタ15を”00”にリセットし、続くステップS2
52にて第1入力ダイアル2および第2入力ダイアル4
の双方の操作を有効とする。そして、ステップS253
にて、表示部5から指標8、9をともに消去する(図7
(a)参照)。この後、割込み処理を終了する。
【0033】以上から明らかなように、本実施例ではロ
ックレバー26がL位置へ1回または2回以上スライド
操作された場合、図9および図10に示す処理により、
カウンタ15の計数値に応じて入力ダイアル2,4の有
効/無効の設定状態が第1無効モード、第2無効モー
ド、全無効モード、全有効モードの順に周期的に変化す
る。したがって、単一のロックレバー26により入力ダ
イアル2,4毎の操作の有効/無効を希望する状態に切
換えることができる。入力ダイアル2,4毎にロックレ
バー26を設ける必要がないので、カメラを小型化でき
る。
【0034】ロックレバー26がR位置へスライド操作
された場合には、図11に示す処理により全有効モード
が強制的に選択される。このため、全有効モードへの切
換えを極めて簡単かつ迅速に行なうことができる。咄嗟
に全有効モードへの切替えが必要なときでも撮影者が迷
うおそれがない。この実施例では入力ダイアル2、4が
情報設定操作部材、ロックレバー26が切換え部材およ
び共通操作部材、CPU30が情報設定手段および切換
え制御手段にそれぞれ相当する。
【0035】なお、ロックレバー26を一方向にのみス
ライド操作可能とし、全スライド量に満たない範囲で操
作が繰り返されるときには第1無効モード、第2無効モ
ード、全無効モードを順列的に選択し、最大スライド量
まで操作されたときには全有効モードが強制的に選択さ
れるようにしてもよい。この場合、最大スライド量と中
間スライド量とでレバーの操作力を変えると区別が容易
である。
【0036】−第3実施例− 図12〜図15により本発明の第3実施例を説明する。
なお、上述した第1実施例または第2実施例との共通部
分には同一符号を付し、説明を省略する。図12に示す
ように、本実施例ではカメラの上面に第1実施例と同じ
く押込み操作式のロック釦6が設けられる。そして、ロ
ック釦6と第1入力ダイアル2または第2入力ダイアル
4の連係操作により、入力ダイアル2、4の有効/無効
が切換えられる。表示部5はシャッタ速度を示す数値指
標38、絞り値を示す数値指標39を表示する。第1入
力ダイアル2によるシャッタ速度の設定操作が無効にな
ると、図12(b)または図12(d)に示すように数
値指標38の上部に線状の指標40が表示される。第2
入力ダイアル4による絞り値の設定操作が無効になる
と、図12(c)または図12(d)に示すように数値
指標39の上部に線状の指標41が表示される。
【0037】図13は本実施例のカメラの制御系のう
ち、入力ダイアル2、4の操作の有効/無効の切換え制
御に係わる部分のブロック図である。上述した第1実施
例と比較して、本実施例ではロックスイッチ11のオン
回数を計数するカウンタ15が省略され、それ以外は第
1実施例のものと共通している。但し、入力ダイアル
2、4による制御情報の設定操作の有効/無効の切換え
制御は第1実施例と異なる。
【0038】図14および図15は本実施例のCPU1
0による入力ダイアル2、4の操作の有効/無効の切換
え処理を示すフローチャートである。ロック釦6の押込
み操作に応答してロックスイッチ11がオンすると、C
PU10はその時点で実行していた処理を中断して図1
4および図15の処理を割込み実行する。
【0039】まず、ステップS301では、CPU10
の内蔵タイマ100を起動してロックスイッチ11のオ
ン時間(一回オンされてからオフされるまでの時間)t
の計時を開始する。ステップS302では第1入力ダイ
アル2から第1カウンタ12に1パルスが入力されたか
否かを判断する。入力があればステップS303へ進
む。ステップS303では第1入力ダイアル2による制
御情報の設定操作が現在有効か否かを判断する。有効で
あればステップS304へ進んで第1入力ダイアル2の
操作を無効とし、続くステップS305にて表示部5に
指標40を表示させる(図12(b)、12(d)参
照)。
【0040】ステップS303にて第1入力ダイアル2
が有効ではないと判断したときは、ステップS307へ
進んで第1入力ダイアル2の操作を有効とし、続くステ
ップS308にて表示部5から指標40を消去する(図
12(a)、図12(c)参照)。ステップS305ま
たはステップS308の後はステップS306へ進み、
ステップS302の判断後に第1カウンタ12へ1パル
スが入力されたか否かを判断する。入力があればステッ
プS303へ戻り、入力がなければ処理を終了する。
【0041】ステップS302で第1カウンタ12への
パルス入力がないと判断したときは、ステップS309
(図15)へ進む。ステップS309では第2入力ダイ
アル4から第2カウンタ13へ1パルスが入力されたか
否かを判断する。入力があればステップS310へ進
む。ステップS310では第2入力ダイアル4による制
御情報の設定操作が現在有効か否かを判断する。有効で
あればステップS311へ進んで第2入力ダイアル4の
操作を無効とし、続くステップS312にて表示部5に
指標41を表示させる(図12(c)、12(d)参
照)。
【0042】ステップS310にて第2入力ダイアル4
が有効ではないと判断したときは、ステップS314へ
進んで第2入力ダイアル4の操作を有効とし、続くステ
ップS315にて表示部5から指標41を消去する(図
12(a)、図12(b)参照)。ステップS312ま
たはステップS315の後はステップS313へ進み、
ステップS309の判断後に第2カウンタ13へ1パル
スが入力されたか否かを判断する。入力があればステッ
プS310へ戻り、入力がなければ処理を終了する。
【0043】ステップS309で第2カウンタ13への
パルス入力がないと判断したときはステップS316へ
進む。ステップS316ではその時点でのオン時間tが
所定時間T(例えば2〜3秒)を超えたか否かを判断す
る。所定時間T以下であればステップS302へ戻り、
所定時間Tを超えていればステップS317へ進む。ス
テップS317では第1入力ダイアル2および第2入力
ダイアル4の双方を有効とし、続くステップS318で
は表示部5から指標40、41を消去する。この後、処
理を終了する。なお、ステップS301〜ステップS3
18の処理中もロックスイッチ11のオン・オフが監視
され、ロックスイッチ11がオフされるとその時点で処
理が終了する。
【0044】以上の処理によれば、ロック釦6を押しな
がら第1入力ダイアル2を回転操作したときは、ステッ
プS303〜ステップS306の処理により第1入力ダ
イアル2の回転操作量が1パルス相当量に達する毎に第
1入力ダイアル2による制御情報の設定操作の有効/無
効が交互に切換わる。ロック釦6を押しながら第2入力
ダイアル4を回転操作したときは、ステップS310〜
ステップS313の処理により第2入力ダイアル4の回
転操作量が1パルス相当量に達する毎に第2入力ダイア
ル4による制御情報の設定操作の有効/無効が交互に切
換わる。なお、有効/無効を切換える際のダイアル2、
4の操作方向は問わない。
【0045】このように、ロック釦6と入力ダイアル
2,4との連係操作により、入力ダイアル2,4の有効
/無効を個別に切換えることができるので、第1実施例
や第2実施例のように一定の順序で有効/無効の組合せ
を変化させる場合と異なり、希望するダイアルの有効/
無効を任意に切換えできる。しかも、ロック釦6は2つ
の入力ダイアル2,4に対して共用されるので、各ダイ
アル2、4毎にロック釦6を設ける場合よりも操作部材
の数を減らすことができる。ロック釦6を単独で一定時
間押し続けることにより全有効モードが得られる点は上
述した実施例と同じである。この実施例では入力ダイア
ル2、4が情報設定操作部材、ロック釦6および入力ダ
イアル2、4が切換え操作部材、ロック釦6が共通操作
部材、CPU10が情報設定手段および切換え制御手段
にそれぞれ相当する。
【0046】なお、本発明は、情報設定操作部材を2つ
設けた例に限らず、3つ以上設けた場合でも適用でき
る。この場合、情報設定操作部材毎の有効/無効の全て
の組合わせを選択可能とする必要は必ずしもなく、使用
頻度の高い有効/無効の組合わせを抽出して選択可能と
すればよい。
【0047】第1実施例および第2実施例ではロック釦
6またはロックレバー26の操作回数に応じて入力ダイ
アル2、4の有効/無効を順に切換えたが、ロック釦6
をダイアル状に構成して、一定量操作される毎に有効/
無効の組合せを変更してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、複数
の情報設定操作部材の有効/無効の切換えに対して共通
して操作される共通操作部材を設けたので、情報設定操
作部材毎に個別に有効/無効を切換える操作部材を設け
る場合と比較して操作部材の数が減少し、カメラを小型
化できる。請求項2〜7の発明では、単一の共通操作部
材の操作によって複数の情報設定操作部材の有効/無効
を切換えることができるので、操作部材の数が最小とな
ってカメラの小型化に極めて有利である。また、複数の
操作部材を操作して有効/無効を切換える場合に比べて
操作が単純化され、切換え操作に容易に習熟できる。請
求項3の発明では有効/無効の組合せが一定順序で変る
ので、有効/無効の切換え操作に一層簡単に習熟でき
る。請求項4の発明では、共通操作部材の操作を繰り返
すと必ず全無効モードに切換わるので、すべての情報設
定操作部材の無効状態への切換えを簡単に実行できる。
請求項5の発明では、共通操作部材の共通操作部材の操
作を繰り返すと必ず全有効モードに切換わるので、咄嗟
に情報設定操作部材の無効を解除する必要が生じたとき
でも簡単に対応できる。請求項6の発明では、共通操作
部材の1回の操作を所定時間以上継続すると全有効モー
ドに切換わり、請求項7の発明では共通操作部材を所定
方向と異なる方向へ操作するだけで全有効モードに切換
わるので、咄嗟に情報設定操作部材の無効を解除する必
要が生じたときに一層容易に対応できる。請求項8〜1
0の発明では、情報設定操作部材に共通操作部材を加え
るだけなので、各情報設定操作部材毎に専用の切換え操
作部材を設ける場合と比較して操作部材の数が減少し、
カメラを小型化できる。共通操作部材の操作に連係して
操作された情報設定操作部材の有効/無効が切換わるの
で、所望の情報設定操作部材の有効/無効を直接切換え
ることができ、切換え操作の内容と有効/無効が切換え
られる情報設定操作部材との対応が明確で、操作が判り
やすい。請求項9の発明では、共通操作部材の操作に連
係して情報設定操作部材を所定の単位量操作する毎に有
効/無効が切換わるので、所望の情報設定操作部材の有
効/無効を直接かつ簡単に切換えることができる。請求
項10の発明では、共通操作部材と情報設定操作部材が
同時操作されない限り有効/無効が切換わらないので、
情報設定操作部材による制御情報の設定操作と情報設定
操作部材の操作による有効/無効の切換え操作との相違
が明確で、誤操作のおそれがない。請求項11の発明で
は、複数の情報設定操作部材毎の有効/無効を一目で確
認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る情報設定装置を組込
んだカメラを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面
図。
【図2】第1実施例での入力ダイアルの操作の有効/無
効の設定状態と表示部の表示との対応関係を示す図。
【図3】第1実施例の情報設定装置を組込んだカメラの
制御系の要部のブロック図。
【図4】第1実施例での入力ダイアルの操作の有効/無
効の切換え処理に関するフローチャートの一部。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】本発明の第2実施例に係る情報設定装置を組込
んだカメラを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面
図。
【図7】第2実施例での入力ダイアルの操作の有効/無
効の設定状態と表示部の表示との対応関係を示す図。
【図8】第2実施例の情報設定装置を組込んだカメラの
制御系の要部のブロック図。
【図9】第2実施例での入力ダイアルの操作の有効/無
効の切換え処理に関するフローチャートの一部。
【図10】図9に続くフローチャート。
【図11】第2実施例での入力ダイアルの有効状態への
強制切換え処理に関するフローチャート。
【図12】本発明の第3実施例での入力ダイアルの操作
の有効/無効の設定状態と表示部の表示との対応関係を
示す図。
【図13】第3実施例の情報設定装置を組込んだカメラ
の制御系の要部のブロック図。
【図14】第3実施例での入力ダイアルの操作の有効/
無効の切換え処理に関するフローチャートの一部。
【図15】図14に続くフローチャート。
【図16】電子ダイアルの操作無効状態の設定が可能な
従来例のカメラの背面図。
【符号の説明】
2 第1入力ダイアル 4 第2入力ダイアル 5 表示部 6 ロック釦 8 第1入力ダイアルの操作の無効を示す指標 9 第2入力ダイアルの操作の無効を示す指標 10,30 CPU 11 ロックスイッチ 12 第1入力ダイアルのパルス信号を計数する第1カ
ウンタ 13 第2入力ダイアルのパルス信号を計数する第2カ
ウンタ 15 ロックスイッチのオン回数を計数するカウンタ 26 ロックレバー 31 ロック解除スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御情報の設定のために操作される複数
    の情報設定操作部材と、 前記情報設定操作部材の操作に応じて前記制御情報を設
    定する情報設定手段と、 前記複数の情報設定操作部材毎の前記制御情報の設定操
    作の有効/無効を切換えるために操作される少なくとも
    一つの切換え操作部材と、 前記複数の情報設定操作部材毎の前記制御情報の設定操
    作の有効/無効を前記切換え操作部材の操作に応じて切
    換える切換え制御手段とを具備し、 前記切換え操作部材は、複数の情報設定操作部材の前記
    有効/無効の切換えに対して共通して操作される共通操
    作部材を含むカメラの情報設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記切換え操作部材は単一の前記共通操作部材にて構成
    され、 前記切換え制御手段は、複数の情報設定操作部材毎の前
    記制御情報の設定操作の有効/無効の組合わせを前記共
    通操作部材の操作量に応じて切換えることを特徴とする
    カメラの情報設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記切換え制御手段は、前記有効/無効の組合わせを前
    記共通操作部材の操作量に応じて一定の順序で切換える
    ことを特徴とするカメラの情報設定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記有効/無効の組合わせの中には、すべての情報設定
    操作部材による前記制御情報の設定操作を無効とする全
    無効モードが含まれることを特徴とするカメラの情報設
    定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記有効/無効の組合わせの中には、すべての情報設定
    操作部材による前記制御情報の設定操作を有効とする全
    有効モードが含まれることを特徴とするカメラの情報設
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記切換え制御手段は、前記共通操作部材の一回の操作
    の継続時間が所定時間より短い場合には前記有効/無効
    の組合わせを前記共通操作部材の操作量に応じて切換
    え、前記共通操作部材の一回の操作の継続時間が前記所
    定時間以上のときには前記有効/無効の組合わせを前記
    全有効モードに切換えることを特徴とするカメラの情報
    設定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記共通操作部材が二方向に操作可能に設けられ、 前記切換え制御手段は、前記共通操作部材が所定方向へ
    操作されたときには前記有効/無効の組合わせを前記共
    通操作部材の操作量に応じて切換え、前記共通操作部材
    が前記所定方向と異なる方向へ操作されたときには前記
    有効/無効の組合わせを前記全有効モードに切換えるこ
    とを特徴とするカメラの情報設定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記切換え操作部材は、前記共通操作部材と前記複数の
    情報設定操作部材にて構成され、 前記切換え制御手段は、前記共通操作部材と前記情報設
    定操作部材との連係操作に応答して、連係操作された情
    報設定操作部材による前記制御情報の設定操作の有効/
    無効を切換えることを特徴とするカメラの情報設定装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のカメラの情報設定装置に
    おいて、 前記切換え制御手段は、前記共通操作部材の操作に連係
    して前記情報設定操作部材が所定の単位量操作される毎
    に、連係操作された情報設定操作部材による前記制御情
    報の設定操作の有効/無効を交互に切換えることを特徴
    とするカメラの情報設定装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のカメラの情報設定装置
    において、 前記共通操作部材と前記情報設定操作部材との連係操作
    は、前記共通操作部材と前記情報設定操作部材の同時操
    作であることを特徴とするカメラの情報設定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2または8記載のカメラの
    情報設定装置において、 前記複数の情報設定操作部材毎の前記制御情報の設定操
    作の有効/無効を表示する表示手段が設けられているこ
    とを特徴とするカメラの情報設定装置。
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