JPH07306468A - セルフタイマ撮影が可能なカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置上のセルフタイマ時間が即座に把握
できるようにする。 【構成】 撮影開始指令に応答して計時を開始し、予め
設定されたセルフタイマ時間が経過すると撮影を行うセ
ルフタイマ撮影が可能なカメラにおいて、回転駆動され
る指針２ｂを有し、この指針２ｂの基準位置からの回転
量に応じてセルフタイマ時間を表示する表示手段２と、
セルフタイマモード設定時、撮影開始指令に先立ってセ
ルフタイマ時間を設定すべく操作される操作部材４と、
この操作部材４の操作方向および操作量を検出する検出
手段と、この検出手段の検出出力に基づいてセルフタイ
マ時間を設定するセルフタイマ時間設定手段と、表示手
段２によりセルフタイマ時間を表示すべく検出手段の検
出出力に基づいて指針２ｂを駆動制御する駆動制御手段
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、セルフタイマ撮影が可
能なカメラ、特にセルフタイマ時間を回転指針式の表示
装置により表示するものに関する。

【０００２】

【従来の技術とその問題点】セルフタイマ撮影が可能な
カメラでは、セルフタイマモード設定時にレリーズ釦が
操作されるのに応答して計時が開始され、予め設定され
たセルフタイマ時間が経過すると撮影が行われる。上記
セルフタイマ時間を例えば液晶表示装置上にデジタル表
示するとともに、ダイアル式の操作部材の操作に応じて
セルフタイマ時間を変更可能なカメラが知られている。
この種のカメラでは、セルフタイマ時間が変更される
と、それに応じて表示装置上のセルフタイマ時間表示も
変更される。しかし、上述のようなデジタル表示では、
セルフタイマ時間の長短が感覚的に把握しづらいという
問題がある。

【０００３】本発明の目的は、表示装置上のセルフタイ
マ時間が即座に把握できるセルフタイマ撮影が可能なカ
メラを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】一実施例を示す図１およ
び図２に対応づけて説明すると、本発明は、撮影開始指
令に応答して計時を開始し、予め設定されたセルフタイ
マ時間が経過すると撮影を行うセルフタイマ撮影が可能
なカメラに適用される。そして、回転駆動される指針２
ｂを有し、この指針２ｂの基準位置からの回転量に応じ
てセルフタイマ時間を表示する表示手段２と、セルフタ
イマモード設定時、撮影開始指令に先立ってセルフタイ
マ時間を設定すべく操作される操作部材４と、この操作
部材４の操作方向および操作量を検出する検出手段２７
と、この検出手段２７の検出出力に基づいてセルフタイ
マ時間を設定するセルフタイマ時間設定手段２１と、表
示手段２によりセルフタイマ時間を表示すべく検出手段
２７の検出出力に基づいて指針２ｂを駆動制御する駆動
制御手段２１，２４Ａ，２５Ａとを具備し、これにより
上記問題点を解決する。特に請求項２の発明は、セルフ
タイマモード非設定時には、表示手段２によりフィルム
の撮影済み駒数あるいは未撮影駒数を表示すべく指針２
ｂを駆動制御するようにしたものである。また請求項３
の発明は、セルフタイマ時間設定信号、および撮影モー
ド設定信号を選択的に出力する信号出力手段２３と、検
出手段２７の検出出力に基づいて撮影モードを設定する
モード設定手段２１と、セルフタイマ時間設定信号出力
時には、セルフタイマ時間設定手段２１および駆動制御
手段２１，２４Ａ，２５Ａの作動を許容してモード設定
手段２１の作動を禁止し、撮影モード設定信号出力時に
は、セルフタイマ時間設定手段２１および駆動制御手段
２１，２４Ａ，２５Ａの作動を禁止してモード設定手段
２１の作動を許容する動作制御手段２１とを更に備えた
ものである。請求項４の発明は、操作部材４をダイアル
式とし、この操作部材４が第１の方向に回転操作される
と、検出手段２７の検出出力に基づいて指針２ｂを第１
の方向に回転駆動し、操作部材４が第１の方向とは逆方
向の第２の方向に回転操作されると、検出手段２７の検
出出力に基づいて指針２ｂを第２の方向に回転駆動する
ようにしたものである。

【０００５】

【作用】撮影開始指令に先立って操作部材４が操作され
ると、その操作量および操作方向に基づいてセルフタイ
マ時間が設定されるとともに、表示手段２によりセルフ
タイマ時間が表示される。表示手段２は、回転駆動され
る指針２ｂの基準位置からの回転量に応じてセルフタイ
マ時間を表示するものであるから、従来のようなデジタ
ル表示と比べてセルフタイマ時間を即座に把握できる

【０００６】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために実施例の図を用いたが、これにより本
発明が実施例に限定されるものではない。

【０００７】

【実施例】図１〜図４により本発明の一実施例を説明す
る。図１は本発明に係るセルフタイマ撮影可能なカメラ
の上面図であり、カメラ本体１の上面には、回転指針式
の表示器２と、モード設定釦３と、コマンドダイアル４
と、セルフタイマ表示用ランプ５と、レリーズ釦６とが
設けられている。モード設定釦３およびコマンドダイア
ル４は、後で詳述するようにセルフタイマモードやフラ
ッシュ発光モードなどの種々の撮影モードを切換えるの
に用いられる。また特にコマンドダイアル４は、セルフ
タイマモード設定時にセルフタイマ時間を設定する際に
も用いられる。

【０００８】表示器２は、目盛板２ａ上を回転する２本
の指針（長針２ｂ，短針２ｃ）を有し、長針２ｂは、基
準位置（例えば記号「Ｅ」を指示する位置）からの回転
量に応じてフィルムの撮影済み駒数（フィルムカウンタ
のカウント値）あるいはセルフタイマ時間を表示する。
すなわち、目盛板２ａ上の数値「１」，「４」，「８」
……「３６」は、セルフタイマモード設定時以外には撮
影済み駒数を示し、セルフタイマーモード設定時にはセ
ルフタイマ時間を示す。

【０００９】一方、短針２ｃは、目盛板２ａ上の記号２
ｄ，２ｅ，２ｆ，２ｇを指示することより各種撮影モー
ドを表示する。記号２ｄはセルフタイマモードを、記号
２ｅは被写体輝度に応じてフラッシュ発光の有無が自動
的に決定されるオートフラッシュモードを、記号２ｆは
フラッシュの発光を禁止する発光禁止モードを、記号２
ｇはフラッシュを強制的に発光させる強制発光モードを
それぞれ示している。セルフタイマ表示用ランプ５は、
セルフタイマ撮影中であることを被撮影者に表示するた
めのものである。

【００１０】図２はカメラの制御系の構成を示してい
る。タイマ２１ａを内蔵するマイクロコンピュータ２１
には、レリーズ釦６の操作に連動してオンするレリーズ
スイッチ２２と、モード設定釦３の操作に連動してオン
するモードスイッチ２３と、長針２ｂを回転駆動する指
針駆動モータ２４Ａの駆動回路２５Ａと、短針２ｃを回
転駆動する指針駆動モータ２４Ｂの駆動回路２５Ｂと、
セルフタイマ表示用ランプ５の駆動回路２６と、コマン
ドダイアル４の回転操作量および操作方向に応じた電気
信号を出力するダイアルエンコーダ２７と、不図示の絞
りやシャッタを駆動して撮影を行う露出制御回路２８と
が接続されている。

【００１１】ダイアルエンコーダ２７は、例えばカメラ
に固定された複数のエンコーダブラシと、コマンドダイ
アル４と一体に回転する円盤上に形成された導電パター
ンとから構成され、コマンドダイアル４の回転方向，回
転量に応じてブラシと導電パターンとの接触状況が変化
するよう構成されている。なお、例えば複数の孔が所定
角度間隔で穿設されコマンドダイアル４と一体に回転す
る円盤と、この円盤の孔を検出する２個のフォトインタ
ラプタとによりダイアルエンコーダ２７を構成してもよ
い。

【００１２】次に、実施例の動作を説明する。本実施例
では、モード設定釦３を押しながらコマンドダイアル４
を回転操作することによりモード設定およびモード表示
が行われるようになっている。例えば、図１にＡ１で示
すように短針２ｃが記号２ｄを指示しているとき（セル
フタイマモード設定時）にモード設定釦３が押される
と、モードスイッチ２３のオンによりマイクロコンピュ
ータ２１はモード設定が指令されたと判断する。ここ
で、モードスイッチ２３のオンが撮影モード設定信号の
出力に相当する。

【００１３】次に、モード設定釦３を押したままコマン
ドダイアル４を図示ＣＣＷ方向（反時計回り方向）に所
定角度だけ回転操作すると、マイクロコンピュータ２１
は、ダイアルエンコーダ２７の出力信号からオートフラ
ッシュモードが指令されたことを検知し、オートフラッ
シュモードを設定するとともに、指針駆動モータ２４Ｂ
により短針２ｃを回転駆動して記号２ｅを指示せしめ
る。以下、モード設定釦３が押された状態でコマンドダ
イアル４がＣＣＷ方向に所定角度だけ操作されるごと
に、発光禁止モード→強制発光モード→セルフタイマモ
ード……の順でモードの変更設定が行われ、その都度短
針２ｃが記号２ｆ，２ｇ，２ｄを指示する位置に駆動さ
れる。

【００１４】一方、例えば短針２ｃが記号２ｄを指示し
ているときに、モード設定釦３を押したままコマンドダ
イアル４を図示ＣＷ方向（時計回り方向）に所定角度だ
け回転操作すると、マイクロコンピュータ２１は、強制
発光モードを設定するとともに、指針駆動モータ２４Ｂ
により短針２ｃを回転駆動して記号２ｇを指示せしめ
る。以下、モード設定釦３が押された状態でコマンドダ
イアル４がＣＷ方向に所定角度だけ操作されるごとに、
発光禁止モード→オートフラッシュモード→セルフタイ
マモード……の順でモードの変更設定が行われ、その都
度短針２ｃが記号２ｆ，２ｅ，２ｄを指示する位置に駆
動される。このように本実施例では、コマンドダイアル
４の回転方向に応じて撮影モードがサイクリックに切換
わるので、モード設定における操作性の向上が図れる。

【００１５】図３はマイクロコンピュータ２１によるセ
ルフタイマモード設定時の制御手順を示すフローチャー
トである。セルフタイマモードが設定されるとこのプロ
グラムが起動され、まずステップＳ１において、指針駆
動モータ２４Ｂにより短針２ｃを駆動して記号２ｄを指
示せしめる。ステップＳ２では、セルフタイマ時間のイ
ニシャル値として１０秒を設定し、指針駆動モータ２４
Ａにより「１０秒」を指示する位置に長針２ｂを駆動す
る（図１のＡ３参照）。なお、このステップＳ２の処理
が行われる前は、長針２ｂは撮影済み駒数を指示してい
る。

【００１６】ステップＳ３では、モードスイッチ２３が
オンか否か、すなわちモード設定釦３が押されているか
否かを判定する。モードスイッチ２３がオンの場合に
は、上述したようなモード設定処理を行い、オフの場
合、すなわちモード設定釦３が押されていない場合には
ステップＳ４に進む。ここで、モードスイッチ２３のオ
フがセルフタイマ時間設定信号の出力に相当する。

【００１７】ステップＳ４では、ダイアルエンコーダ２
７の出力からコマンドダイアル４の操作方向を判定す
る。コマンドダイアル４が操作されていない場合にはス
テップＳ９に進み、ＣＷ方向に操作されている場合には
ステップＳ５に進む。ステップＳ５では、ダイアルエン
コーダ２７の出力に基づいて、例えば図１にＡ４で示す
ように、コマンドダイアル４のＣＷ方向の回転量に応じ
た量だけ長針２ｂをＣＷ方向に回転させる。ステップＳ
６では、ダイアルエンコーダ２７の出力に基づいて、コ
マンドダイアル４の回転量に応じた量だけセルフタイマ
時間を増加させる。これにより、長針２ｂにより指示さ
れたセルフタイマ時間が設定される。

【００１８】一方、コマンドダイアル４がＣＣＷ方向に
操作されている場合にはステップＳ７に進み、ダイアル
エンコーダ２７の出力に基づいて、例えば図１にＡ２で
示すように、コマンドダイアル４のＣＣＷ方向の回転量
に応じた量だけ長針２ｂをＣＣＷ方向に回転させる。ス
テップＳ６では、ダイアルエンコーダ２７の出力に基づ
いて、コマンドダイアル４の回転量に応じた量だけセル
フタイマ時間を減少させる。これにより、長針２ｂによ
り指示されたセルフタイマ時間が設定される。

【００１９】ステップＳ９では、レリーズスイッチ２２
がオンされたか否かを判定し、オフであればステップＳ
３に戻り、オンであればステップＳ１０において、駆動
回路２６を介してセルフタイマ表示用ランプ５の点滅を
開始する。ステップＳ１１では、タイマ７ａをスタート
させて計時を開始し、ステップＳ１２では、タイマスタ
ートからステップＳ３，Ｓ６，Ｓ８のいずれかで設定さ
れたセルフタイマ時間が経過するまで待ち、経過すると
ステップＳ１３に進み、セルフタイマ表示用ランプ５を
消灯させる。

【００２０】次いで図４のステップＳ１４に進み、露出
制御回路２８を介して撮影処理を行う。ステップＳ１５
では、短針２ｃを駆動してオートフラッシュモードを示
す記号２ｅを指示せしめるとともに、実際の撮影モード
もオートフラッシュモードに切換える。ステップＳ１６
では、指針駆動モータ２４Ａにより撮影済み駒数を指示
する位置に長針２ｂを駆動せしめる。その後、処理は終
了する。

【００２１】以上のように本実施例では、表示装置２の
長針２ｂの回転量に応じてセルフタイマ時間が表示され
るので、従来のデジタル表示と比べてセルフタイマ時間
が感覚的に把握し易い。例えば本実施例では、セルフタ
イマモードが設定されると、セルフタイマ時間の初期値
として１０秒が設定される。しかし、撮影者が１０秒で
は短か過ぎるのでその倍程度の時間を設定したいと考え
たとすると、従来のデジタル表示では、１０秒×２＝２
０秒の計算を行い、表示が「２０」となるようにセルフ
タイマ時間を設定することになる。これに対して本実施
例では、上述のような計算を行わなくても、「Ｅ」の位
置を基準として長針２ｂの開き角度が感覚的に現在の倍
程度になるまでコマンドダイアル４を回転させればよい
ため、セルフタイマ時間設定操作が容易に行える。特
に、コマンドダイアル４の回転方向と、その回転に応じ
た長針２ｂの回転方向とが一致しているので、より一層
使い勝手がよい。

【００２２】以上の実施例の構成において、表示装置２
が表示手段を、コマンドダイアル４が操作部材を、ダイ
アルエンコーダ２７が検出手段を、マイクロコンピュー
タ２１がセルフタイマ時間設定手段，モード設定手段お
よび動作制御手段を、マイクロコンピュータ２１，指針
駆動モータ２４Ａおよびモータ駆動回路２５Ａが駆動制
御手段を、モードスイッチ２３が信号出力手段をそれぞ
れ構成する。

【００２３】なお、セルフタイマ時間を設定する操作部
材は実施例のようなダイアル式に限定されず、例えばス
ライド式の操作部材であってもよい。また、セルフタイ
マモード以外のモードが設定されているときには、長針
２ｂにより撮影済み駒数を表示するようにしたが、撮影
済み駒数に代えて未撮影駒数を表示するようにしてもよ
い。さらに、表示装置の配置位置も実施例に限定されな
い。

【００２４】

【発明の効果】本発明によれば、指針の基準位置からの
回転量に応じてセルフタイマ時間を表示する表示手段を
備え、この表示手段により操作部材の操作に応じて設定
されたセルフタイマ時間を表示するようにしたので、従
来のようなデジタル表示と比べてセルフタイマ時間を即
座に把握でき、セルフタイマ時間変更時の操作性が向上
する。特にセルフタイマモード非設定時には、上記表示
手段によりセルフタイマ時間に代えてフィルムの撮影済
み駒数あるいは未撮影駒数を表示するようにすれば、駒
数表示専用の表示手段を設ける必要がなく、カメラの小
型化およびコストダウンが図れる。また、セルフタイマ
時間設定信号および撮影モード設定信号を選択的に出力
する信号出力手段を設け、セルフタイマ時間設定信号出
力時には、上述の如く操作部材の操作に応じてセルフタ
イマ時間の設定と表示を行い、撮影モード設定信号出力
時には、上記操作部材の操作に応じて撮影モードを設定
するよう構成すれば、撮影モード設定専用の操作部材を
設ける必要がなく、更なるカメラの小型化およびコスト
ダウンが図れる。さらに、操作部材をダイアル式とし、
この操作部材の回転操作方向と、その回転操作に応じた
指針の回転方向とを一致させるようにすれば、使い勝手
が更に向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るカメラの一実施例を示す平面図。

【図２】カメラの制御系を示すブロック図。

【図３】実施例の動作を説明するフローチャート。

【図４】図３に続くフローチャート。

【符号の説明】

１ カメラ本体 ２ 表示器 ２ａ 目盛板 ２ｂ，２ｃ 指針 ３ モード設定釦 ４ コマンドダイアル ５ セルフ表示用ランプ ６ レリーズ釦 ２１ マイクロコンピュータ ２１ａ タイマ ２２ レリーズスイッチ ２３ モードスイッチ ２４Ａ，２４Ｂ 指針駆動用モータ ２５Ａ，２５Ｂ モータ駆動回路

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 撮影開始指令に応答して計時を開始し、
   予め設定されたセルフタイマ時間が経過すると撮影を行
   うセルフタイマ撮影が可能なカメラにおいて、 回転駆動される指針を有し、この指針の基準位置からの
   回転量に応じて前記セルフタイマ時間を表示する表示手
   段と、 セルフタイマモード設定時、前記撮影開始指令に先立っ
   て前記セルフタイマ時間を設定すべく操作される操作部
   材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する検出手
   段と、 この検出手段の検出出力に基づいて前記セルフタイマ時
   間を設定するセルフタイマ時間設定手段と、 前記表示手段により前記セルフタイマ時間を表示すべく
   前記検出手段の検出出力に基づいて前記指針を駆動制御
   する駆動制御手段とを具備することを特徴とするセルフ
   タイマ撮影が可能なカメラ。
2. 【請求項２】 前記駆動制御手段は、前記セルフタイマ
   モード非設定時には、前記表示手段によりフィルムの撮
   影済み駒数あるいは未撮影駒数を表示すべく前記指針を
   駆動制御することを特徴とする請求項１に記載のセルフ
   タイマ撮影が可能なカメラ。
3. 【請求項３】 セルフタイマ時間設定信号および撮影モ
   ード設定信号を選択的に出力する信号出力手段と、 前記検出手段の検出出力に基づいて撮影モードを設定す
   るモード設定手段と、 前記セルフタイマ時間設定信号出力時には、前記セルフ
   タイマ時間設定手段および駆動制御手段の作動を許容し
   て前記モード設定手段の作動を禁止し、前記撮影モード
   設定信号出力時には、前記セルフタイマ時間設定手段お
   よび駆動制御手段の作動を禁止して前記モード設定手段
   の作動を許容する動作制御手段とを更に備えたことを特
   徴とする請求項１または２に記載のセルフタイマ撮影が
   可能なカメラ。
4. 【請求項４】 前記操作部材はダイアル式とされ、前記
   駆動制御手段は、この操作部材が第１の方向に回転操作
   されると、前記検出手段の検出出力に基づいて前記指針
   を第１の方向に回転駆動し、前記操作部材が第１の方向
   とは逆方向の第２の方向に回転操作されると、前記検出
   手段の検出出力に基づいて前記指針を第２の方向に回転
   駆動することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記
   載のセルフタイマ撮影が可能なカメラ。