JPH0777274A - 自動変速機の油圧制御回路 - Google Patents

自動変速機の油圧制御回路

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JPH0777274A
JPH0777274A JP22452393A JP22452393A JPH0777274A JP H0777274 A JPH0777274 A JP H0777274A JP 22452393 A JP22452393 A JP 22452393A JP 22452393 A JP22452393 A JP 22452393A JP H0777274 A JPH0777274 A JP H0777274A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
hydraulic
valve
clutch
automatic transmission
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JP22452393A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Fujita
憲次郎 藤田
Katsuhiro Hatta
克弘 八田
Shigeru Yoshioka
繁 吉岡
Katsutoshi Usuki
克俊 臼杵
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速開始時、自動変速機の解放側クラッチが
そのスリップに基づいて断続制御される際、解放側クラ
ッチの断続に起因する変速ショックを低減する。 【構成】 自動変速機の油圧制御回路は、クラッチ1に
対して油圧を給排する油圧給排路6と、油圧給排路6に
設けられた第1オリフィス20と、油圧給排路をライン
圧側及び下流側排出路22に選択的に接続するスプール
バルブ3と、下流側排出路22に設けられた第2オリフ
ィス22と、油圧スプールバルブ3の切換え及びクラッ
チ1への供給油圧を制御するソレノイドバルブ28とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機の複数の
摩擦係合要素に向けて油圧を供給し、その供給油圧を独
立して制御する自動変速機の油圧制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のように自動変速機は、クラッチや
ブレーキ等の複数の摩擦係合要素を備え、これら摩擦係
合要素の係合/解放を選択して所望の変速段が確立され
るようになっている。つまり、摩擦係合要素としてクラ
ッチを例にとると、1つのクラッチが解放されると同時
に他のクラッチが係合されて、いわゆるクラッチのつか
み換えが行われ、このクラッチのつかみ換えにより、自
動変速機の変速が行われる。
【0003】ここで、パワーオン・アップシフト時での
トルク相において、その解放側クラッチの断続を制御
し、これにより、自動変速機の入力軸回転数の吹き上が
りを抑えるようにしたものが米国特許第3956947
号に開示されている。この解放側クラッチの断続制御に
よれば、解放側クラッチのスリップが増加し、前記入力
軸回転数の吹き上がり量(スリップ回転速度)が大にな
ると、解放側クラッチは再度係合されて、そのスリップ
が抑え込まれ、この後、前記吹き上がりが減少した時点
で、解放側クラッチの解放が再度実施される。
【0004】従って、変速開始時、入力軸回転速度の吹
き上がりが比較的小さい場合(図1中実線のA)には、
その自動変速機の出力軸のトルク変動(実線B)を小さ
く抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た解放側クラッチの断続制御の場合には、解放側クラッ
チのスリップが大きい場合、つまり、入力軸回転速度の
吹き上がりが大となる場合(図1中破線のC)には、解
放側クラッチの再係合及び再解放に伴い、入力軸回転速
度が短時間で大きく変化してしまう。この結果、その出
力軸のトルク変動もまた大となり(図1中破線のD)、
このトルク変動が変速ショックとして感知される。
【0006】この発明は、上述した事情に基づいてなさ
れたもので、その目的とするところは、前述したクラッ
チの断続制御の実施に伴う変速ショックの発生を効果的
に低減することのできる自動変速機の油圧制御回路を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、各摩擦係合
要素への供給油圧を独立して制御する油圧制御弁を備え
た自動変速機の油圧制御回路において、この油圧制御回
路は、1つの摩擦係合要素と組をなす油圧制御弁が第1
切換え位置にあるとき、その摩擦係合要素に油圧を供給
する油圧供給路と、前記油圧制御弁が第2切換え位置に
あるとき、その摩擦係合要素から油圧を排出させる油圧
排出路と、前記油圧供給路の流路抵抗を前記油圧排出路
の流路抵抗よりも小さくする流路抵抗手段とを備えてい
る。
【0008】流路抵抗手段としては、油圧排出路内にオ
リフィスを配設するか、または、油圧排出路の流路断面
積に比べ、油圧供給経路の流路断面積を大きくすること
で実現される。
【0009】
【作用】油圧制御弁が第1切換え位置にある場合、その
摩擦係合要素には、流路抵抗の小さい油圧供給路を通じ
て油圧の供給が行われ、逆に、油圧制御弁が第2切換え
位置にある場合、その摩擦係合要素の油圧は、流路抵抗
の大きな油圧排出路を通じて排出される。
【0010】
【実施例】図2を参照すると、自動変速機の油圧制御回
路の一部、つまり、摩擦係合要素としての1つのクラッ
チ1に向けて油圧を供給する油圧回路部分が示されてい
る。この油圧回路部分は一端がクラッチ1に接続された
油圧供給路2を備えており、この油圧供給路2の他端に
は一定のライン圧が供給されるようになっている。
【0011】油圧供給路2の途中には油圧制御弁として
のスプールバルブ3が介挿されており、このスプールバ
ルブ3は油圧供給路2を上流側油路4と下流側の油圧給
排路6とに区分している。スプールバルブ3は弁スプー
ル7を有しており、この弁スプール7は段付きのシリン
ダ孔8内に配置されている。即ち、弁スプール7には、
図2中、左から第1ランド部9及び第2ランド部10が
形成されており、これら第1及び第2ランド部9,10
がシリンダ孔8に摺動自在にして嵌合されている。
【0012】シリンダ孔8の一端側には、第1ランド部
9によりスプリング室が区画されており、このスプリン
グ室には弁スプール7の軸部11を囲むようにしてバル
ブスプリング12が収容されている。このバルブスプリ
ング12は弁スプール7を図2でみて常時右方に押圧付
勢している。一方、第2ランド部10からはシリンダ孔
8の他端に向けて軸部13が突出しており、この軸部1
3の先端には第3ランド部14が形成されている。この
第3ランド部14はシリンダ孔8の他端に嵌合されたガ
イドスリーブ50内に摺動自在に挿入されている。シリ
ンダ孔8の他端は、図示しない戻り路を介して排出口に
常時接続されている。
【0013】上流側油路4は入口ポート16を介してシ
リンダ孔8に接続されており、油圧給排路6は出口ポー
ト17を介してシリンダ孔8に接続されている。弁スプ
ール7が図2に示す位置にあるとき、第1及び第2ラン
ド部9,10は、入口ポート16及び出口ポート17を
開いており、これにより、上流側油路4と油圧給排路6
とはスプールバルブ3を介して接続状態にある。
【0014】油圧給排路6には、クラッチ1側に位置し
てアキュムレータ18が分岐路19を介して接続されて
いる。そして、分岐路19の分岐点よりもスプールバル
ブ3側に位置した油圧給排路6の部位には、第1オリフ
ィス20が設けられている。更に、シリンダ孔8の排出
ポート21からは下流側排出路22が延びており、この
下流側排出路22は前記排出口に常時接続されている。
弁スプール7が図2に示す位置にあるとき、下流側排出
路22、即ち、排出ポート21は第2ランド部10によ
り閉塞された状態にある。
【0015】下流側排出路22にはシリンダ孔8側に位
置して、第2オリフィス23が設けられている。ここ
で、前記第1オリフィス20の流路抵抗は、第2オリフ
ィス23の流路抵抗よりも小に設定されている。なお、
スプールバルブ3のスプリング室は、戻り路24を介し
て第2オリフィス23の下流側で下流側排出路22に接
続されている。即ち、第1オリフィス20の内径は第2
オリフィス23の内径よりも大となっている。
【0016】一方、上流側油路4からは制御油路25が
分岐されており、この制御油路25はスプールバルブ3
の制御ポート26に接続されている。この制御ポート2
6は第2ランド部10と第3ランド部14との間で区画
される制御室27に開口している。制御油路25には、
ソレノイドバルブ28が介挿されている。それ故、ソレ
ノイドバルブ28は、その弁ハウジング29に入口ポー
ト30及び出口ポート31をそれぞれ有しており、入口
ポート30は制御油路25の上流側部分に接続され、ま
た、出口ポート31は制御油路25の下流側部分に接続
されている。
【0017】更に、弁ハウジング29は排出ポート32
を有しており、この排出ポート32は戻り路33を通
じ、第2オリフィス23よりも下流側の下流側排出路2
2の部位に接続されている。弁ハウジング29内にはバ
ルブステム34が配置されており、バルブステム34の
先端にはピン35が一体的に形成されている。また、バ
ルブステム34のピン35の側には、球形の第1弁体3
6が配置されており、この第1弁体36は弁ばね37に
より、その第1弁座38に向けて押圧付勢されている。
【0018】また、バルブステム34の先端は第2弁体
39として形成されており、この第2弁体39はその第
2弁座40と協働する。更に、バルブステム34の基端
には磁性ディスク41が取り付けられており、この磁性
ディスク41、即ち、バルブステム34はバルブスプリ
ング42の付勢力を受けて、図2中左方に向けて常時付
勢されている。なお、バルブスプリング42の付勢力
は、弁ばね37の付勢力よりも大となっている。
【0019】磁性ディスク41の外側にはソレノイド4
3が配置されており、このソレノイド43は励磁される
と、バルブスプリング42の付勢力に抗し、磁性ディス
ク41、つまり、バルブステム34を図2中右方に引き
付け可能となっている。今、ソレノイド43が非励磁の
状態にあるとき、バルブステム34はそのバルブスプリ
ング42の付勢力を受けて、図2に示す切換え位置、即
ち、開位置にある。この開位置では、第1弁体36は、
バルブステム34のピン35により、その弁ばね37の
付勢力に抗し、第1弁座38から離座しており、一方、
第2弁体39はその第2弁座40に着座している。
【0020】この場合、弁ハウジング29の入口ポート
30及び出口ポート31が連通し、出口ポート31と排
出ポート32との間の連通は遮断されている。従って、
上流側油路4から制御油路25を通じて、スプールバル
ブ3の制御室27に油圧が供給される。この油圧の供給
を受けて、スプールバルブ3の弁スプール7はそのバル
ブスプリング12の付勢力に抗し、図2中左方に移動さ
れる結果、図2に示す切換え位置に位置付けられる。
【0021】このとき、図2から明らかなようにスプー
ルバルブ3においては、その入口ポート16と出口ポー
ト17とが連通する一方、出口ポート17と排出ポート
21と間の連通は遮断された状態にある。従って、上流
側油路4と油圧給排路6とがスプールバルブ3を介して
相互に接続され、油圧供給路2が開かれることになる。
この結果、クラッチ1に油圧供給路2を通じて油圧が供
給され、クラッチ1はその係合動作を開始する。
【0022】一方、ソレノイドバルブ28のソレノイド
43が励磁されると、そのバルブステム34は図2でみ
て右方に引き付けられ、図3に示す切換え位置、即ち、
閉位置に切換えられる。この閉位置では、第1弁体36
がその第1弁座38に着座する一方、第2弁体39が第
2弁座40から離座するので、その入口ポート30と出
口ポート31の間の連通が絶たれ、出口ポート31と排
出ポート32との間が連通されることになる。
【0023】従って、この場合、スプールバルブ3の制
御室27には油圧が供給されず、その油圧は、制御油路
25の下流側部分からソレノイドバルブ28、戻り路3
3及び下流側排出路22を通じて排出されることにな
る。この結果、スプールバルブ3の弁スプール7はその
バルブスプリング12の付勢力を受け、図3に示す切換
え位置に移動する。この切換え位置では、その入口ポー
ト16が弁スプール7の小径ランド部9により閉塞さ
れ、一方、排出ポート21はその第2ランド部10から
露出して開かれ、油圧給排路6は出口ポート17及び排
出ポート32を通じて下流側排出路22のみに接続され
る。即ち、クラッチ1から延び、油圧給排路6と下流側
排出路22からなる油圧排出路が開かれる。従って、ク
ラッチ1から油圧排出路を通じて油圧が排出され、クラ
ッチ1はその解放動作を行う。
【0024】上述の説明から明らかなように、クラッチ
1への油圧の供給は、油圧給排路6に設けた第1オリフ
ィス20を通じて行われるのに対し、クラッチ1からの
油圧の排出は油圧給排路6の第1オリフィス20に加
え、下流側排出路22に設けた第2オリフィス23を通
じて行われる。従って、クラッチ1に油圧を供給する油
圧供給路2の流路抵抗はクラッチ1から油圧を排出する
油圧排出路の流路抵抗に比べて小さくなるので、図2に
示す油圧供給時にあっては、クラッチ1への作動油の供
給量を十分に確保でき、クラッチ1内の油圧の立ち上げ
を急速に行うことができる。
【0025】一方、図3に示す油圧排出時にあっては、
クラッチ1からの排出される作動油の流量が油圧供給時
に比べて絞られることから、クラッチ1内の油圧の立ち
下げを遅らせることができる。それ故、クラッチ1が解
放側クラッチとなり、このクラッチ1にパワーオン・ア
ップシフト時の断続制御が適用される場合、そのクラッ
チ1にスリップが発生しようとしても、クラッチ1を急
速に係合動作させて、そのスリップを素早く抑制するこ
とができる。この後、クラッチ1が解放動作されても、
その解放動作は緩やかに行われるので、クラッチ1のス
リップの変動を小さく抑えることができる。
【0026】従って、パワーオン・アップシフト時での
トルク相において、自動変速機における入力軸回転数の
変動、即ち、その時間変化率を図1中1点鎖線のEで示
す如く低減でき、この結果、その出力軸トルクの変動を
も図1中1点鎖線のFに示す如く抑えて、その変速ショ
ックを小さくするこことができる。なお、アップシフト
時、そのトルク相以外の領域では、クラッチ1に供給さ
れる油圧はソレノイドバルブ28のデューティ制御によ
り決定されるが、この際、クラッチ1への供給油圧の変
動はアキュムレータ18により吸収される。
【0027】この発明は、上述した第1実施例に制約さ
れるものでものではなく、種々の変形が可能である。例
えば、図4及び図5を参照すると、第2実施例の油圧制
御回路が示されている。この第2実施例の油圧制御回路
は、第1実施例のものに比べ、そのスプールバルブ3を
省略し、クランチ1への供給油圧をソレノイドバルブ2
8により直接制御するようになっている。従って、この
第2実施例にあっては、ソレノイドバルブ28が油圧制
御弁を構成しており、この場合、油圧供給路2におい
て、その上流側油路4はソレノイドバルブ28の入口ポ
ート30に直接接続され、その油圧給排路6はソレノイ
ドバルブ28の出口ポート31に直接接続されている。
また、油圧排出路に関しては、その下流側排出路22が
ソレノイドバルブ28の排出ポート32に直接に接続さ
れている。
【0028】図4及び図5に示す油圧制御回路の場合に
あっても、その油圧給排路6及び下流側排出路22に第
1及び第2オリフィス20,23がそれぞれ設けられて
いるので、第1実施例の場合と同様な効果を発揮するこ
とは言うまでもない。上述の第1及び第2実施例では、
油圧給排路6にも第1オリフィス20を設けているが、
下流側排出路22の第2オリフィス23のみで、クラッ
チ1から排出される作動油の流量を十分に絞れるなら
ば、第1オリフィス20は省略することができる。
【0029】また、第1実施例の場合、第1オリフィス
20の流路抵抗を第2オリフィス23の流路抵抗に比べ
て小さく設定しているが、これらのオリフィス20,2
3の流路抵抗を同一とし、油圧供給路2と油圧排出路の
全体でみた場合に、油圧供給路2の流路抵抗を油圧排出
路の流路抵抗に比べて小さくしてもよい。更に、第1実
施例のスプールバルブ3に代えて、図6及び図7に示す
第3実施例のスプールバルブ3’としてもよい。この場
合、クラッチ1への油圧供給時にあっては、図6に示さ
れているようにスプールバルブ3’の入口ポート16及
び出口ポート17を全開とし、そして、クラッチ1から
の油圧排出時には、図7に示されているようにスプール
バルブ3’の出口ポート17と排出ポート21とを第2
ランド部10’に形成した貫通路10’aを介して連通
させている。このとき、貫通路10’aは前述した第2
オリフィス23と同等の作用を発揮するものであって、
それ故、下流側排出路22の第2オリフィス23を省略
することができる。
【0030】油圧供給路2と油圧排出路との間の流路抵
抗に差を与える流路抵抗手段としては、オリフィスやス
プールバルブの形状に限らず、図8の第4実施例に示さ
れるように油圧供給路2の内径Gを下流側排出路22の
内径Hに比べて大きくするものであってもよい。上述の
各実施例では、クラッチに対する油圧供給路及び油圧排
出路の一部が共通の油圧給排路となっているが、これら
油圧供給路及び油圧排出路は独立して設けることもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動変
速機の油圧制御回路によれば、摩擦係合要素への油圧供
給路及び摩擦係合要素からの油圧排出路に関し、油圧供
給路の流路抵抗を油圧排出路の流路抵抗に比べて小さく
する流路抵抗手段を備えているので、摩擦係合要素には
油圧供給路を通じて油圧を急速に供給でき、一方、摩擦
係合要素からの油圧の排出に関しては、その油圧の供給
に比べて遅くすることができる。この結果、自動変速機
の変速開始時、摩擦係合要素の係合/解放動作を制御し
て、そのスリップを抑制する断続制御が実施される際、
摩擦係合要素のスリップの変動、つまり、自動変速機に
おける出力軸のトルク変動に関し、その時間的な変化率
を小さくして、自動変速機の変速ショックを抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーオン・アップシフト時、自動変速機の入
力軸回転速度及び出力軸トルクの時間変化を示したグラ
フである。
【図2】自動変速機の油圧制御回路の一部であって、ク
ラッチへの油圧供給時を示した第1実施例の油圧回路図
である。
【図3】図2のクラッチからの油圧排出時を示した油圧
回路図である。
【図4】クラッチへの油圧供給時を示した第2実施例の
油圧回路図である。
【図5】図4のクラッチからの油圧排出時を示した油圧
回路図である。
【図6】クラッチへの油圧供給時にある第3実施例のス
プールバルブを示した図である。
【図7】図6のスプールバルブのクラッチからの油圧排
出時を示した図である。
【図8】第4実施例を示した油圧回路図である。
【符号の説明】
1 クラッチ(摩擦係合要素) 2 油圧供給路 3,3’ スプールバルブ 4 油圧給排路 6 上流側油路 10’a 貫通路 20 第1オリフィス 22 下流側排出路 23 第2オリフィス 28 ソレノイドバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼杵 克俊 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の複数の摩擦係合要素に向け
    て油圧を供給する一方、各摩擦係合要素への供給油圧を
    独立して制御する油圧制御弁を備えた自動変速機の油圧
    制御回路において、 1つの摩擦係合要素と組をなす油圧制御弁が第1切換え
    位置にあるとき、その摩擦係合要素に油圧を供給する油
    圧供給路と、 前記油圧制御弁が第2切換え位置にあるとき、その摩擦
    係合要素から油圧を排出させる油圧排出路と、 前記油圧供給路の流路抵抗を前記油圧排出路の流路抵抗
    よりも小さくする流路抵抗手段とを具備したことを特徴
    とする自動変速機の油圧制御回路。
  2. 【請求項2】 前記流路抵抗手段は、油圧排出路内に配
    設されたオリフィスを備えていることを特徴とする請求
    項1の自動変速機の油圧制御回路。
  3. 【請求項3】 前記流路抵抗手段は、油圧排出路の流路
    断面積に比べ、油圧供給経路の流路断面積を大きくした
    ものであることを特徴とする請求項1の自動変速機の油
    圧制御回路。
  4. 【請求項4】 前記油圧制御弁は電磁弁の作動により前
    記第1切換え位置と第2切換え位置とに切換えられる切
    換え弁からなり、前記流路抵抗手段は上記切換え弁内に
    形成され、前記油圧供給路と前記油圧排出路とを連通さ
    せる貫通路からなることを特徴とする請求項1の自動変
    速機の油圧制御回路。
JP22452393A 1993-09-09 1993-09-09 自動変速機の油圧制御回路 Pending JPH0777274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5722459A (en) * 1995-05-31 1998-03-03 Hyundai Motor Company Pressure control valve of a hydraulic control system of an automatic transmission
US6540635B1 (en) 1999-06-29 2003-04-01 Jatco Ltd Hydraulic control system of automotive automatic transmission

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