JPH077707Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

Info

Publication number
JPH077707Y2
JPH077707Y2 JP1989152239U JP15223989U JPH077707Y2 JP H077707 Y2 JPH077707 Y2 JP H077707Y2 JP 1989152239 U JP1989152239 U JP 1989152239U JP 15223989 U JP15223989 U JP 15223989U JP H077707 Y2 JPH077707 Y2 JP H077707Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide member
opening
crawler belt
lid
combine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989152239U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0391727U (ja
Inventor
宗之 河瀬
美樹雄 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1989152239U priority Critical patent/JPH077707Y2/ja
Publication of JPH0391727U publication Critical patent/JPH0391727U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH077707Y2 publication Critical patent/JPH077707Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクローラ走行装置を備えた機体に脱穀装置を搭
載するとともに、前記脱穀装置の下部に備えた唐箕に排
風調節用の開口を形成し、上端支点を中心に揺動固定自
在な蓋体で前記開口の開度を調節して、唐箕の選別風量
を調節可能に構成してあるコンバインに関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば実開平1-66830号公報に示されるもののよ
うに、脱穀中の穀稈量を検出し、その情報に従って唐箕
に設けた蓋体の開度を自動的に調節して唐箕の選別風量
を調節できるようにした脱穀装置があり、この脱穀装置
をコンバインに実装すると、前記蓋体がクローラ走行装
置の上方に重複して位置することになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記構成によると、クローラベルトの撓みに影
響を与える機体の走行振動、走行速度の変化、地面の状
態等の各要素に悪条件が重なってクローラベルトが上下
に大きく振動したり、傾斜した際に、クローラベルトが
上記蓋体と接触し、唐箕の風量調節作用を損傷するおそ
れがあった。
本考案は、クローラベルトの上方揺動を規制する機構を
設けることにより、上記蓋体をクローラベルトによる損
傷から確実に保護するとともに、クローラベルトと上記
蓋体との間隔を狭めることを可能にして、コンパクトな
構造のコンバインを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、前記唐箕と前記クローラ走行装置
との間にクローラベルトの上方移動を受止め規制するガ
イド部材を着脱自在に設けてある点にある。
〔作用〕
上記構成によると、クローラベルトの上方移動は前記ガ
イド部材により規制されるため、クローラベルトと前記
蓋体とは接触しない。そして、前記ガイド部材は着脱自
在であるため、前記ガイド部材はクローラベルトの交換
時には取り外すことができる。
〔考案の効果〕
従って、前記蓋体がクローラベルトにより損傷を受ける
怖れは解消され、唐箕の選別風量の調節は支障なく行わ
れる。そして、前記蓋体とクローラベルトとの間隔を狭
めることが可能となり、脱穀装置を低く搭載して機体の
コンパクトを図る上に有効である。また、前記ガイド部
材によりクローラベルトの着脱を妨げることはない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第5図に示すように、クローラ走行装置(1)を備えた
機体(2)の上部に脱穀装置(3)が備えられ、かつ、
刈取部(5)が機体(2)の前部に連結されてコンバイ
ンが構成されている。
第4図に示すように脱穀装置(3)は、扱胴(6)を収
納する扱室(7)、排塵用の横断流ファン(8)、選別
用の唐箕(9)及び揺動選別ケース(10)とかなる選別
部(11)、精粒回収用の1番口(12)、及び、再処理の
必要な2番物を回収する2番口(13)をそれぞれ備えて
いる。
第1図に示すように、前記唐箕(9)には排風用の開口
(14)が形成されるとともに、この開口(14)の開度を
調節して選別部(11)への選別風量を調節する蓋体(1
5)が上端支点(16)を中心に揺動可能に取付けられて
いる。
前記蓋体(15)は、脱穀フィールドチェーン(17)に対
向する挾持レール(18)の上下変位、つまり挾持搬送さ
れる穀稈量に応じて自動的に開度調節されるように、変
位検出機構(19)にワイヤ連係されている。
つまり、変位検出機構(19)は挾持レール支持ロッド
(20)の上下変位をレール台(21)に枢支した検出アー
ム(22)の揺動に変換し、この検出アーム(22)の揺動
変位をレリーズワイヤ(23)を介して、蓋体(16)の操
作アーム(24)に伝達し、穀稈量が多いほど開口(14)
の開度を小さく調節して、選別風量を多くするように構
成してある。尚、第1図中の(25)は蓋体(16)を開き
付勢するバネ、(26)はストローク吸収用のバネであ
る。
以上の構成において、前記唐箕(9)の下方に近接して
平板材からなるガイド部材(27)が配備されている。
前記ガイド部材(27)は車体フレーム(28)に横架され
た前後一対の横フレーム(29),(29)の外方張出し部
にわたって架設されたものであり、クローラ走行装置
(1)のクローラベルト(30)が大きく上下に振動した
際に、ベルト外周面のラグ(30a)が前記蓋体(15)の
下端に接触するのを防止している。そして、このガイド
部材(27)の外側端には上方に屈曲したフランジ(27
a)が形成され、ガイド部材(27)の剛性が高められる
とともに、ガイド部材(27)の外側端にクローラベルト
(30)が触れた場合のクローラベルト(30)自体の損傷
を防止している。
〔別実施例〕
ガイド部材(27)の形状は、第6図及び第7図に示すよ
うに凹凸を設けてもよい。この場合、クローラベルト
(30)が上方に移動してガイド部材(27)と接当する
と、ガイド部材(27)の凹凸により前記ラグ(30a)間
に溜った泥が除去できる利点もある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示し、第1図
は選別風供給部の縦断側面図、第2図はガイド部材取付
け部の縦断正面図、第3図はガイド部材の外観斜視図、
第4図は脱穀装置の縦断側面図、第5図はコンバインの
全体側面図、第6図はガイド部材の別実施例の外観斜視
図、第7図はこのガイド部材の取付け部の縦断側面図で
ある。 (1)……クローラ走行装置、(2)……機体、(3)
……脱穀装置、(9)……唐箕、(14)……開口、(1
5)……蓋体、(16)……支点、(27)……ガイド部
材、(30)……クローラベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラ走行装置(1)を備えた機体
    (2)に脱穀装置(3)を搭載するとともに、前記脱穀
    装置(3)の下部に備えた唐箕(9)に排風調節用の開
    口(14)を形成し、上端支点(16)を中心に揺動固定自
    在な蓋体(15)で前記開口(14)の開度を調節して、唐
    箕(9)の選別風量を調節可能に構成してあるコンバイ
    ンであって、前記唐箕(9)と前記クローラ走行装置
    (1)との間にクローラベルト(30)の上方移動を受止
    め規制するガイド部材(27)を着脱自在に設けてあるコ
    ンバイン。
JP1989152239U 1989-12-26 1989-12-26 コンバイン Expired - Lifetime JPH077707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152239U JPH077707Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152239U JPH077707Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0391727U JPH0391727U (ja) 1991-09-18
JPH077707Y2 true JPH077707Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31698511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989152239U Expired - Lifetime JPH077707Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077707Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127648U (ja) * 1981-02-02 1982-08-09
JPS58132948U (ja) * 1982-03-02 1983-09-07 井関農機株式会社 脱穀機
JPH0312625Y2 (ja) * 1986-02-20 1991-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0391727U (ja) 1991-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH077707Y2 (ja) コンバイン
JPH03104789A (ja) サイドトランクの取付け構造
JPH05272420A (ja) エアクリーナ
JPH0137404Y2 (ja)
JP3423589B2 (ja) 脱穀装置のシーブケース構造
JPH11168944A (ja) コンバインの防塵構造
JPH0715389Y2 (ja) コンバインにおける補助籾受台の取付構造
JP2502126Y2 (ja) フィルタプレスの濾布吊り装置
JPS6126590Y2 (ja)
JPH0414982Y2 (ja)
JP3434875B2 (ja) コンバインの座席台開閉機構
JP3297300B2 (ja) 脱穀機の受網固定構造
JP2521279B2 (ja) 自動二輪車のエンジン取付構造
JPS638187Y2 (ja)
JPH0628998Y2 (ja) 脱穀装置
JPH09308367A (ja) コンバインの籾センサ取り付け構造
JP3189457B2 (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JPH0580231U (ja) コンバインの脱穀装置
JPS62122878A (ja) 自動二輪車のバツテリ取付構造
JPS5817384Y2 (ja) 脱穀装置への排ワラカッタ−取付構造
JPH0620371Y2 (ja) コンバインの補助籾受台取付部構造
JP2505724Y2 (ja) 清掃機
JPS60143192A (ja) 自動二輪車のチェーンカバー装置
JPH063042U (ja) 脱穀装置のチャフシーブ
JPH04124042U (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term