JPH063042U - 脱穀装置のチャフシーブ - Google Patents

脱穀装置のチャフシーブ

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Publication number
JPH063042U
JPH063042U JP4193092U JP4193092U JPH063042U JP H063042 U JPH063042 U JP H063042U JP 4193092 U JP4193092 U JP 4193092U JP 4193092 U JP4193092 U JP 4193092U JP H063042 U JPH063042 U JP H063042U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chaff sheave
slip
straw
chaff
sorting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4193092U
Other languages
English (en)
Inventor
正美 仲谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH063042U publication Critical patent/JPH063042U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開度調節自在で、且つ、下端部に、前方に突
出するワラ屑すり抜け防止用の突片を設けてある脱穀装
置のチャフシーブにおいて、下からの選別風の吹き抜け
を良くする。 【構成】 チャフシーブ4のワラ屑すり抜け防止用の突
片4bに、左右方向に所定間隔を隔てて選別風吹き抜け
用の切欠部4cを設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱穀装置における揺動選別装置のチャフシーブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、脱穀装置における揺動選別装置のチャフシーブのチャフリップ板の下端 部には、特開平2−113823号公報に示されるように、前方に突出するワラ 屑すり抜け防止用突片としての仕切用立上部を設けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
チャフシーブのチャフリップ板の下端部に、前方に突出するワラ屑すり抜け防 止用の突片を設けてあることによって、唐箕からの選別風の通り抜けが悪く、殊 に、処理物が湿っている場合、詰まりが発生し易いと言う不都合があった。 そこで、上記欠点を解消する手段として、前記チャフシーブのチャフリップ板 の下端部のワラ屑すり抜け防止用の突片に、唐箕風吹き抜け用の多数の貫通孔を 設けることが考えられるが、斯かる場合には、貫通孔にワラ屑が突き刺さっり跨 がって詰まりを誘発する不都合がある。 本考案は、簡単な構造改良により、ワラ屑の詰まりを誘発することなく、唐箕 風の風通しをよくして、選別能率の低下を抑制することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すための本考案の特徴構成は、チャフシーブ下端部のワラ屑す り抜け防止用の突片に、左右方向に所定間隔を隔てて選別風吹き抜け用の切欠部 を設けた点にある。
【0005】
【作用】
図1及び図2に示すように、唐箕からの選別風は、チャフシーブ4の各リップ 板4a,4aの間、並びに、チャフシーブ4下端部のワラ屑すり抜け防止用の突 片4bに設けた切欠部4cを通して上方に吹き抜けることとなる。 又、ワラ屑すり抜け防止用の突片4bに形成された選別風吹き抜け用の風穴は 、前方が開放された切欠部4cであるから、切欠部に落ち込んだ小枝梗等は、揺 動選別ケースの前後動によって、前方開放の切欠部から下方に落下することとな り、ワラ屑の詰まりの誘発を防止する。
【0006】
【考案の効果】
上記構成の結果、ワラ屑の引っ掛かりによる詰まりを誘発することなく、チャ フシーブに対する選別風の風通しが良くなり、良好な選別効果が期待できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図4は、コンバインに搭載される脱穀装置の側面を示し、扱室1の受網2の下 方に、受網2から漏下した処理物を穀粒とワラ屑とに比重選別し乍ら後方に搬送 するグレンパン3、及び、前記グレンパン3によって搬送されて来た処理物の内 で穀粒を篩い落すチャフシーブ4、並びに、前記チャフシーブ4によって篩い落 された穀粒の内で単粒化された穀粒と枝付き穀粒とに篩い落すグレンシーブ5、 更に、前記受網2から漏下されずに受網2の終端側から送り出されて来た比較的 大きなワラ屑を機外に搬送するストローラック6を備えた揺動選別装置7が設け られ、その揺動選別装置7の下に、単粒化された穀粒を回収して機外に搬送する 1番物回収部8と、前記グレンシーブ5の終端から落下した枝付き穀粒を回収し て、前記扱室1に還元する2番物回収部9が設けられている。 そして、前記揺動選別装置7の始端部の下方には、前記グレンシーブ5、並び に、前記ストローラック6を通過する軽小なワラ屑を後方に吹き飛ばす唐箕10 、そして、前記揺動選別装置7の終端部の上方には、前記唐箕10により吹き飛 ばされて来たワラ屑を吸引して装置外に排出する排塵ファン11が設けられてい る。
【0008】 前記揺動選別装置7のチャフシーブ4は、図3に示すように、揺動選別ケース 12に多数の略帯板状のチャフリップ板4aが並列架設されてなり、各チャフリ ップ板4aの上部を各軸芯X周りで揺動自在に枢支連結するとともに、下部を下 部枢支部材13で枢支連結し、閉じ付勢するバネ14の付勢力に抗して操作ワイ ヤ15を引っ張ることによって開度調節自在に構成してある。 前記チャフシーブ4の開度調節は、脱穀装置のフィードチェーン16に対する 挾持レール17の穀稈の量に応じた上下動変位量をセンサ18により検出し、そ の検出結果に基づいて制御装置19及び駆動装置20により、前記操作ワイヤ1 5を引き操作して開度を調節すべく構成してある。 図1及び図2に示すように、前記チャフシーブ4の各チャフリップ板4aの下 端部には、前方に突出するワラ屑すり抜け防止用の突片4bを設けてあり、その ワラ屑すり抜け防止用の突片4bに、左右方向に所定間隔を隔てて唐箕10の選 別風吹き抜け用の切欠部4cを設けてある。
【0009】 又、図3に示すように、揺動選別装置7のグレンパン3の上部には、受網2か らの漏下処理物の層を一定にして前記チャフシーブ4に供給する仕切壁21を設 けてあり、その仕切壁21の前方には、層の厚さを感知するポテンショ式のセン サ22を設けあり、前記センサ22の検出結果に基いて前記制御装置19を介し て揺動選別装置7の駆動モータ23の回転数を制御すべく構成してある。 つまり、受網2からの漏下処理物が少ない場合には、揺動選別装置7の揺動回 数を少なくして、滞留する層を一定にして供給するようになし、受網2からの漏 下処理物が多い場合には、揺動回数を多くして、処理効率を向上して、選別性能 を安定させるべく構成してある。
【0010】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャフシーブの拡大縦断面図
【図2】同、横断平面図
【図3】制御系の概略図
【図4】脱穀装置の縦断側面図
【符号の説明】
4 チャフシーブ 4a チャフリップ板 4b 突片 4c 切欠部 12 揺動選別ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動選別ケース(12)に多数のチャフ
    リップ板(4a)を左右方向に沿って前後に並列配置す
    ると共に、その各チャフリップ板(4a)を、前記揺動
    選別ケース(12)に前後揺動自在に支持させて開度調
    節自在に構成し、更に、前記各チャフリップ板(4a)
    の下端部に、前方に突出するワラ屑すり抜け防止用の突
    片(4b)を設けてある脱穀装置のチャフシーブであっ
    て、前記チャフシーブ(4)のワラ屑すり抜け防止用の
    突片(4b)に、左右方向に所定間隔を隔てて選別風吹
    き抜け用の切欠部(4c)を設けてある脱穀装置のチャ
    フシーブ。
JP4193092U 1992-06-18 1992-06-18 脱穀装置のチャフシーブ Pending JPH063042U (ja)

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JP4193092U JPH063042U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 脱穀装置のチャフシーブ

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JPH063042U true JPH063042U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12621958

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JP (1) JPH063042U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029114A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 株式会社クボタ 脱穀装置

Cited By (1)

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