JPH0776660A - ジスアゾ反応性染料類 - Google Patents

ジスアゾ反応性染料類

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JPH0776660A
JPH0776660A JP6244913A JP24491394A JPH0776660A JP H0776660 A JPH0776660 A JP H0776660A JP 6244913 A JP6244913 A JP 6244913A JP 24491394 A JP24491394 A JP 24491394A JP H0776660 A JPH0776660 A JP H0776660A
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JP
Japan
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amino
difluoro
formula
triazine
acid
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Application number
JP6244913A
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English (en)
Inventor
Horst Jaeger
ホルスト・イエーガー
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH0776660A publication Critical patent/JPH0776660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system

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  • Cosmetics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 【化1】 [式中、Xは−CH=CHまたは−CH2CH2OSO
3Hを表わし、Yは染色条件下で脱離し得るフッ素原子
を少くとも1つ有するピリミジン基を表わすが、条件と
してYは 【化2】 を表わすことができないものとする]の染料。 【効果】 高い反応性と湿潤処理及び光に対する高い堅
牢性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、遊離酸の形で式(1):
【0002】
【化3】
【0003】[式中、RはHまたはC1〜C−アルキ
ルであり、 Dはベンゼンまたはナフタレン系のジアゾ成分の基であ
り、 Xは−CH=CH2、−CH2−CH2OSO3H、−CH
=CHClまたは−CH2−CH2Clであり、そしてY
は任意に別の基により置換されていてもよい繊維反応性
のフルオロ−複素環式構造の基であり、 そしてここでベンゼン基AはCH3、C25、OCH
またはOC2により置換されていてもよい]に相当
する新規なジスアゾ反応性染料類に関するものである。
【0004】Rとして好ましいC1〜Cアルキル基
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec.−ブチル及びtert−ブチ
ルである。
【0005】基Dはアゾ染料類の場合に一般的である置
換基類を含有できる。下記のものがこれに関する置換基
類の例として挙げられる:炭素数が1〜4のアルキル基
類、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル及
びブチル、炭素数が1〜4のアルコキシ基類、例えばメ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、及び
ブトキシ、炭素数が1〜6のアシルアミノ基類、例えば
アセチルアミノ、プロピオニルアミノ及びベンゾイルア
ミノ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド基、ヒ
ドロキシル基及びカルボキシル基、ハロゲン、例えば弗
素、塩素及び臭素、並びにスルホン酸基。
【0006】適当な基Yは特に1個以上の窒素原子を有
しそして任意に縮合された5員もしくは6員の炭素環式
環類及び少なくとも1個の染色条件下で分離可能な弗素
原子を有していてもよいものである。
【0007】下記の複素環式系が例として挙げられる:
ピリジン基類、ピリミジン基類、トリアジン基類、キノ
リン基類及びフエナントリジン基類。
【0008】この型の適当な基類は例えば英国特許明細
書1,526,840,1,169,254及び1,1
88,606中に記されている。
【0009】下記の基Yが個々に挙げられる:2−アミ
ノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−メチルア
ミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−エチル
アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−イソ
プロピルアミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、
2−ジメチルアミノ−4−フルオロトリアジン−6−イ
ル、2−ジエチルアミノ−4−フルオロトリアジン−6
−イル、2−β−メトキシ−エチルアミノ−4−フルオ
ロトリアジン−6−イル、2−β−ヒドロキシ−エチル
アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−ジ−
(β−ヒドロキシエチルアミノ)−4−フルオロトリア
ジン−6−イル、2−β−スルホエチルアミノ−4−フ
ルオロトリアジン−6−イル、2−β−スルホエチル−
メチルアミノ−4−フルオロ−トリアジン−6−イル、
2−β−カルボキシメチルアミノ−4−フルオロトリア
ジン−6−イル、2−β−シアノエチルアミノ−4−フ
ルオロトリアジン−6−イル、2−ベンジルアミノ−4
−フルオロトリアジン−6−イル、2−β−フェニルエ
チルアミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−
(x−スルホベンジル)−アミノ−4−フルオロトリア
ジン−6−イル、2−シクロヘキシルアミノ−4−フル
オロトリアジン−6−イル、2−(o−、m−、p−ス
ルホフェニル)−アミノ−4−フルオロトリアジン−6
−イル、2−(2′,5′−ジスルホフェニル)−アミ
ノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−(o−、
m−、p−クロロフェニル)−アミノ−4−フルオロト
リアジン−6−イル、2−(o−、m−、p−メトキシ
フェニル)−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−
(2′−メチル−4′−スルホフェニル)−アミノ−4
−フルオロトリアジン−6−イル、2−(2′−メチル
−5′−スルホフェニル)−アミノ−4−フルオロトリ
アジン−6−イル、2−(2′−クロロ−4′−スルホ
フェニル)−アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イ
ル、2−(2′−クロロ−5′−スルホフェニル)−ア
ミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−(2′
−メトキシ−4′−スルホフェニル)−アミノ−4−フ
ルオロトリアジン−6−イル、2−(o−、m−、p−
カルボキシフェニル)−アミノ−4−フルオロトリアジ
ン−6−イル、2−(2′,4′−ジスルホフェニル)
−アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−
(3′,5′−ジスルホフェニル)−アミノ−4−フル
オロトリアジン−6−イル、2−(2′−カルボキシ−
4−スルホフェニル)−アミノ−4−フルオロトリアジ
ン−6−イル、2−(6′−スルホナフト−2′−イ
ル)−アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2
−(4′,8′−ジスルホナフト−2′−イル)−アミ
ノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−(6′,
8′−ジスルホナフト−2′−イル)−アミノ−4−フ
ルオロトリアジン−6−イル、2−(N−メチルフェニ
ル)−アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イル、2
−(N−エチルフェニル)−アミノ−4−フルオロトリ
アジン−6−イル、2−(N−β−ヒドロキシエチルフ
ェニル)−アミノ−4−フルオロトリアジン−6−イ
ル、2−(N−イソ−プロピルフェニル)−アミノ−4
−フルオロ−トリアジン−6−イル、2−モルホリノ−
4−フルオロトリアジン−6−イル、2−ピペリジノ−
4−フルオロトリアジン−6−イル、2−(4′,
6′,8′−トリスルホナフト−2′−イル)フルオロ
トリアジン−6−イル、2−(3′,6′,8′−トリ
スルホナフト−2′−イル)−4−フルオロトリアジン
−6−イル、2−(3′,6′−ジスルホナフト−1′
−イル)−4−フルオロトリアジン−6−イル、2−フ
ルオロピリド−4−イル、2,6−ジフルオロピリミジ
ン−4−イル、2,6−ジフルオロ−5−クロロピリミ
ジン−4−イル、2−フルオロ−5,6−ジクロロピリ
ミジン−4−イル、2,6−ジフルオロ−5−メチルピ
リミジン−4−イル、2,5−ジフルオロ−6−メチル
ピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−メチル−6
−クロロピリミジン−4−イル、5−ブロモ−2−フル
オロ−ピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−シア
ノピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−メチルピ
リミジン−4−イル、2,5,6−トリフルオロピリミ
ジン−4−イル、5−クロロ−6−クロロメチル−2−
フルオロピリミジン−4−イル、2,6−ジフルオロ−
5−ブロモピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−
ブロモ−6−メチル−ピリミジン−4−イル、2−フル
オロ−5−ブロモ−6−クロロメチルピリミジン−4−
イル、2,6−ジフルオロ−5−クロロメチルピリミジ
ン−4−イル、2,6−ジフルオロ−5−ニトロピリミ
ジン−4−イル、2−フルオロ−6−メチルピリミジン
−4−イル、2−フルオロ−5−クロロ−6−メチルピ
リミジン−4−イル、2−フルオロ−5−クロロピリミ
ジン−4−イル、2−フルオロ−6−クロロピリミジン
−4−イル、6−トリフルオロメチル−5−クロロ−2
−フルオロピリミジン−4−イル、6−トリフルオロメ
チル−2−フルオロピリミジン−4−イル、2−フルオ
ロ−5−ニトロピリミジン−4−イル、2−フルオロ−
5−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル、2−フ
ルオロ−5−フェニルもしくは−5−メチル−スルホニ
ルピリミジン−4−イル、2−フルオロ−4−カルボキ
サミドピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−カル
ボメトキシピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−
ブロモ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イ
ル、2−フルオロ−6−カルボキサミド−ピリミジン−
4−イル、2−フルオロ−6−カルボメトキシピリミジ
ン−4−イル、2−フルオロ−6−シアノピリミジン−
4−イル、2,6−ジフルオロ−5−メチル−スルホニ
ルピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−スルホン
アミド−ピリミジン−4−イル、2−フルオロ−5−ク
ロロ−6−カルボメトキシ−ピリミジン−4−イル及び
2,6−ジフルオロ−5−トリフルオロメチル−ピリミ
ジン−4−イル。
【0010】好適な反応性染料類は、式(2)〜(6)
のものである:
【0011】
【化4】
【0012】[式中、D、X及びYは式(1)に示され
ている意味を有し、そしてu及びvはHまたはu≠vの
場合SO3Hであり、そしてここでR′はHまたはCH
である];
【0013】
【化5】
【0014】[式中、X、Y、u及びvは上記の意味を
有する];
【0015】
【化6】
【0016】[式中、Y、X、u及びvは上記の意味を
有し、そしてZはHまたはSO3Hである];
【0017】
【化7】
【0018】及び
【0019】
【化8】
【0020】[式中、Y、u、v及びXは上記の意味を
有する]。
【0021】式2〜5の他の好適な反応性染料類は、基
SO2Xがアゾ架橋のp−位置にありそしてXがCH2
2OSO3Hであるもの、及びさらにYが
【0022】
【化9】
【0023】であるものである。
【0024】適当な置換基Rの例はアミノ基、例えば
【0025】
【化10】
【0026】−ORまたは−SRであり、ここでR
及びRは互いに独立して水素、アミノ、C1〜C
−アルキル、アリール、アラルキルまたはシクロアルキ
ルを示すか、或いは一緒になって、適宜1個以上のヘテ
ロ原子、特に酸素及び/または窒素、を包含して、環
(特に5員もしくは6員環)を形成し、そしてRが水
素、C1〜C−アルキル、アリールまたはアラルキル
を表わす。
【0027】アルキル、アリール、またはアラルキル基
2、R及びRは染料化学において一般的な置換
基、例えばSO3H、OH、NH2、アルコキシ(C1
)、COOH、ハロゲンまたはCN(特にCl)を
有することができる。
【0028】アルキル基R2、R及びRの炭素数は
好適には1〜4である。アリール基R2〜R及びR
は好適にはフェニルまたはナフチルを表わし、そしてア
ラルキル基R2、R及びRは好適にはフェニルまた
はナフチルにより置換されているアルキル(C1
)を表わす。
【0029】本発明はさらに式(1)の染料類の製造方
法にも関するものである。
【0030】式(1)の化合物類は例えば下記の如くし
て製造される: 1)式
【0031】
【化11】
【0032】のアミンをジアゾ化し、生成物を酸性媒体
中で式
【0033】
【化12】
【0034】の8−アミノ−1−ヒドロキシナフタレン
・スルホン酸にカップリングさせて、式
【0035】
【化13】
【0036】の化合物を与え、そしてこのアゾ化合物
を、中性ないしアルカリ性媒体中で、式
【0037】
【化14】
【0038】のジアミンから製造されたジアゾニウム化
合物
【0039】
【化15】
【0040】にカップリングさせて、式
【0041】
【化16】
【0042】のジスアゾ化合物を与え、そしてこれを少
なくとも2個の弗素原子により置換されておりそして任
意に他の基により置換されていてもよい式 F−Y (17) (F=弗素) の複素環式化合物と縮合させ、弗化水素酸を遊離する。
【0043】ある場合には、ジアミンを式
【0044】
【化17】
【0045】のジアゾ成分として使用する中性ないしア
ルカリ性媒体でのカップリング用に、この化合物自身で
はなくその代りにアミノ−アクリルアミノ−ベンゼンス
ルホン酸、例えば5−アセチルアミノ−アニリン−スル
ホン酸、を使用することが推奨され、それからアセチル
基はカップリングの完了後に縮合をさらに行なう前に加
水分解により分解される。さらに、ニトロ−アミノ化合
物、例えば5−ニトロ−アニリン−2−スルホン酸、を
式(18)のジアゾ成分として使用することもでき、そ
して硫化ナトリウムまたはヒドロ硫化ナトリウムへのカ
ップリング後にニトロ基をアミノ基に還元することもで
きる。
【0046】2)式(15)のジアミンを、少なくとも
2個の弗素原子により置換されておりそして適宜他の基
により置換されていてもよい式(17)の複素環式化合
物と縮合させて、式
【0047】
【化18】
【0048】のアミンを与え、このアミンをジアゾ化
し、そして生成物を中性ないしアルカリ性媒体中で式
(14)のカップリング成分とカップリングさせて、式
(1)の染料を与える。
【0049】Yが
【0050】
【化19】
【0051】である場合、可能な製法1及び2に関する
別の変法があり、それは1の場合にはビスアゾ化合物
(16)をそして2の場合にはジアミノ化合物(15)
を式
【0052】
【化20】
【0053】の2,4,6−トリフルオロトリアジンと
最初に縮合させ、そして生成した主縮合生成物を式 H−R (21) の化合物と縮合させ、弗化水素酸を遊離する。
【0054】本発明に従う染料類及び染料中間生成物類
の製造は好適には水性媒体中で行なわれる。
【0055】弗素含有複素環式化合物類との反応は微酸
性ないし微アルカリ性pH値において実施される。縮合
中に遊離される弗化水素酸は希アルカリ金属水酸化物、
炭酸塩または炭酸水素塩溶液の添加により中和される。
【0056】下記のものが式(1)の反応性染料類の製
造用の出発化合物類の例として挙げられる: a) 式(13)のカップリング成分類 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジス
ルホン酸(H酸)、1−アミノ−8−ヒドロキシナフタ
レン−4,6−ジスルホン酸(K酸)、及び1−アミノ
−8−ヒドロキシナフタレン−4−スルホン酸 b) 式(12)のジアゾ成分類 4−ビニルスルホニルアニリン、3−ビニルスルホニル
アニリン、2,5−ジクロロ−4−ビニルスルホニルア
ニリン、2−メトキシ−5−ビニルスルホニルアニリ
ン、4−β−ヒドロキシエチルスルホニルアニリンの、
3−β−ヒドロキシエチルスルホニルアニリンの、そし
て2−メトキシ−5−β−ヒドロキシエチルスルホニル
アニリンの硫酸半エステル、4−β−クロロエチルスル
ホニルアニリン、及び4−β−クロロビニルスルホニリ
ン。
【0057】c) 式(15)のジアゾ成分類 1,3−及び1,4−ジアミノベンゼン、1,3−及び
1,4−ジアミノアニソール、1,3−及び1,4−ジ
アミノトルエン、1,3−ジアミノ−4−クロロベンゼ
ン、1,3−ジアミノ−4−エチルベンゼン、1,3−
ジアミノ−4−エトキシベンゼン、1,3−ジアミノベ
ンゼン−4−スルホン酸、1,4−ジアミノベンゼン−
2−スルホン酸、1,4−ジアミノベンゼン−2,5−
ジスルホン酸、1,4−ジアミノベンゼン−2,6−ジ
スルホン酸、1,3−ジアミノベンゼン−4,6−ジス
ルホン酸、2−アミノ−5−アミノメチルナフタレン−
1−スルホン酸、2−アミノ−5−アミノメチルナフタ
レン−1,7−ジスルホン酸、1−アミノ−5−N−メ
チルアミノメチルベンゼン−2−スルホン酸、1−アミ
ノ−3−アミノメチル−4−メトキシ−ベンゼン−2−
スルホン酸、1−アミノ−3−N−メチルアミノメチル
ベンゼン及び1−アミノ−4−N−メチルアミノメチル
ベンゼン。
【0058】 d) 式(17)のフルオロ−複素環式化合物類 2,4−ジフルオロ−6−(o−、m−、p−メチル−
フェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ
−6−(o−、m−、p−スルホフェニル)−アミノ−
トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−メトキシ−トリ
アジン、2,4−ジフルオロ−6−(2′,5′−ジス
ルホフェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフル
オロ−6−(6′−スルホナフト−2′−イル)−アミ
ノ−トリアジン,2,4−ジフルオロ−6−(o−、m
−、p−エチルフェニル)−アミノ−トリアジン、2,
4−ジフルオロ−6−(o−、m−、p−クロロフェニ
ル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−
(o−、m−、p−メトキシフェニル)−アミノ−トリ
アジン、2,4−ジフルオロ−6−(2′−メチル−
5′−スルホフェニル)−アミノ−トリアジン、2,4
−ジフルオロ−6−(2′−メチル−4′−スルホフェ
ニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6
−(2′−クロロ−4′−スルホフェニル)−アミノ−
トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−(2′−クロロ
−5′−スルホフェニル)−アミノ−トリアジン、2,
4−ジフルオロ−6−(2′−メトキシ−4′−スルホ
フェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ
−6−(o−、m−、p−カルボキシフェニル)−アミ
ノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−(N−メチ
ル−フェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフル
オロ−6−(N−エチル−フェニル)−アミノ−トリア
ジン、2,4−ジフルオロ−6−(N−イソプロピル−
フェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ
−6−シクロヘキシルアミノ−トリアジン、2,4−ジ
フルオロ−6−モルホリノ−トリアジン、2,4−ジフ
ルオロ−6−ピペリジノ−トリアジン、2,4−ジフル
オロ−6−ベンジルアミノ−トリアジン、2,4−ジフ
ルオロ−6−N−メチル−ベンジルアミノ−トリアジ
ン、2,4−ジフルオロ−6−β−フェニルエチル−ア
ミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−(x−ス
ルホベンジル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフル
オロ−6−(2′,4′−ジスルホフェニル)−アミノ
−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−(3′,5′
−ジスルホフェニル)−アミノ−トリアジン、2,4−
ジフルオロ−6−(2′−カルボキシ−4′−スルホフ
ェニル−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6
−(2′,5′−ジスルホ−4−メトキシフェニル)−
アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−(2′−メ
チル−4′,6′−ジスルホフェニル)−アミノ−トリ
アジン、2,4−ジフルオロ−(6′,8′−ジスルホ
ナフト−2′−イル)−アミノ−トリアジン、2,4−
ジフルオロ−(4′,8′−ジスルホナフト−2′−イ
ル)−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−
(4′,6′,8′−トリスルホナフト−2′−イル)
−アミノ−トリアジン、2,4−ジフルオロ−(3′,
6′,8′−トリスルホナフト−2′−イル)−アミノ
−トリアジン、2,4−ジフルオロ−(3′,6′−ジ
スルホナフト−1′−イル)−アミノ−トリアジン、
2,4−ジフルオロ−6−アミノ−トリアジン、2,4
−ジフルオロ−6−メチルアミノ−トリアジン、2,4
−ジフルオロ−6−エチルアミノ−トリアジン、2,4
−ジフルオロ−6−メトキシ−エトキシ−トリアジン、
2,4−ジフルオロ−6−メトキシ−エチルアミノ−ト
リアジン、2,4−ジフルオロ−6−ジメチルアミノ−
トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−ジエチルアミノ
−トリアジン、2,4−ジフルオロ−6−イソプロピル
アミノ−トリアジン、テトラハロゲノピリミジン類、例
えばテトラクロロ−、テトラブロモ−またはテトラフル
オロ−ピリミジン、2,4,6−トリハロゲノ−ピリミ
ジン類、例えば2,4,6−トリクロロ−、トリブロモ
−またはトリフルオロ−ピリミジン、ジハロゲノピリミ
ジン類、例えば2,4−ジクロロ−、−ジブロモ−また
はジフルオロピリミジン;2,4,6−トリクロロ−5
−ニトロ−または−5−メチル−または−5−カルボメ
トキシ−または−5−カルボエトキシ−または−5−カ
ルボキシメチル−または−5−モノ−、−ジ−もしくは
−トリクロロメチル−または−5−カルボキシ−または
−5−スルホ−または−5−シアノ−または−5−ビニ
ル−ピリミジン、2,4−ジフルオロ−6−メチル−ピ
リミジン、2,6−ジフルオロ−4−メチル−5−クロ
ロピリミジン、2,4−ジフルオロ−5−エチルスルホ
ニル−ピリミジン、2,6−ジフルオロ−4−クロロピ
リミジン、2,4,6−トリフルオロ−5−クロロピリ
ミジン、2,6−ジフルオロ−4−メチル−5−ブロモ
ピリミジン、2,4−ジフルオロ−5,6−ジクロロ−
または−ジブロモピリミジン、4,6−ジフルオロ−
2,5−ジクロロ−または−ジブロモピリミジン、2,
6−ジフルオロ−4−ブロモ−ピリミジン、2,4,6
−トリフルオロ−5−ブロモピリミジン、2,4,6−
トリフルオロ−5−クロロメチルピリミジン、2,4,
6−トリフルオロ−5−ニトロ−ピリミジン、2,4,
6−トリフルオロ−5−シアノピリミジン、アルキル−
2,4,6−トリフルオロピリミジン−5−カルボキシ
レート類または−5−カルボキサミド類、2,6−ジフ
ルオロ−5−メチル−4−クロロピリミジン、2,6−
ジフルオロ−5−クロロピリミジン、2,4,6−トリ
フルオロ−5−メチルピリミジン、2,4−ジフルオロ
−5−ニトロ−6−クロロピリミジン、2,4−ジフル
オロ−5−シアノピリミジン、2,4−ジフルオロ−5
−メチルピリミジン、6−トリフルオロメチル−5−ク
ロロ−2,4−ジフルオロピリミジン、6−フェニル−
2,4−ジフルオロピリミジン、6−トリフルオロメチ
ル−2,4−ジフルオロピリミジン、5−トリフルオロ
メチル−2,4,6−トリフルオロピリミジン、2,4
−ジフルオロ−5−ニトロ−ピリミジン、2,4−ジフ
ルオロ−5−トリフルオロメチルピリミジン、2,4−
ジフルオロ−5−メチルスルホニル−ピリミジン、2,
4−ジフルオロ−5−フェニル−ピリミジン、2,4−
ジフルオロ−5−カルボキサミド−ピリミジン、2,4
−ジフルオロ−5−カルボメトキシ−ピリミジン、2,
4−ジフルオロ−6−トリフルオロメチルピリミジン、
2,4−ジフルオロ−6−カルボキサミド−ピリミジ
ン、2,4−ジフルオロ−6−カルボメトキシピリミジ
ン、2,4−ジフルオロ−6−フェニル−ピリミジン、
2,4−ジフルオロ−6−シアノピリミジン、2,4,
6−トリフルオロ−5−メチルスルホニルピリミジン、
2,4−ジフルオロ−5−スルホンアミド−ピリミジ
ン、2,4−ジフルオロ−5−クロロ−6−カルボメト
キシ−ピリミジン及び5−トリフルオロメチル−2,4
−ジフルオロピリミジン。
【0059】e) 式(20)の2,4,6−トリフル
オロ−s−トリアジン f) 式(21)の化合物類 メタノール、メチルメルカプタン、チオフェノール、フ
ェノール、p−ニトロフェノール、フェノール−4−ス
ルホン酸、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、プロピルアミン、
イソプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、
イソブチルアミン、セカンダリー - ブチルアミン、ヘ
キシルアミン、メトキシエチルアミン、エトキシエチル
アミン、メトキシプロピルアミン、クロロエチルアミ
ン、ヒドロキシエチルアミン、ジヒドロキシエチルアミ
ン、ヒドロキシプロピルアミン、アミノエタンスルホン
酸、β−スルファトエチルアミン、ベンジルアミン、シ
クロヘキシルアミン、アニリン、o−、m−及びp−ト
ルイジン、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、
3,4−及び3,5−ジメチルアニリン、o−、m−及
びp−クロロアニリン、N−メチルアニリン、N−エチ
ルアニリン、3−もしくは4−アセチルアミノアニリ
ン、o−、m−及びp−ニトロアニリン、o−、m−及
びp−アミノフェノール、2−メチル−4−ニトロアニ
リン、2−メチル−5−ニトロアニリン、2,5−ジメ
トキシアニリン、3−メチル−4−ニトロアニリン、2
−ニトロ−4−メチルアニリン、3−ニトロ−4−メチ
ルアニリン、o−、m−及びp−アニシジン、o−、m
−及びp−フエネチジン、2−メトキシ−5−メチルア
ニリン、2−エトキシ−5−メトキシアニリン、4−ブ
ロモアニリン、4−アミノフェニルスルファミド、3−
トリフルオロメチルアニリン、3−及び4−アミノフェ
ニル尿素、1−ナフチルアミン、2−ナフチルアミン、
2−アミノ−1−ヒドロキシ−ナフタレン、1−アミノ
−4−ヒドロキシ−ナフタレン、1−アミノ−8−ヒド
ロキシ−ナフタレン、1−アミノ−2−ヒドロキシ−ナ
フタレン、1−アミノ−7−ヒドロキシ−ナフタレン、
オルトアニリン酸、メタアニリン酸、スルファニル酸、
アニリン−2,4−ジスルホン酸、アニリン−2,5−
ジスルホン酸、アニリン−3,5−ジスルホン酸、アン
トラニル酸、m−及びp−アミノ安息香酸、4−アミノ
フェニルメタンスルホン酸、アニリン−N−メタンスル
ホン酸、2−アミノトルエン−4−スルホン酸、2−ア
ミノトルエン−5−スルホン酸、p−アミノサリチル
酸、1−アミノ−4−カルボキシ−ベンゼン−3−スル
ホン酸、1−アミノ−2−カルボキシ−ベンゼン−5−
スルホン酸、1−アミノ−5−カルボキシ−ベンゼン−
2−スルホン酸、1−ナフチルアミノ−2−、−3−、
−4−、−5−、−6−、−7−及び−8−スルホン
酸、2−ナフチルアミノ−1−、−3−、−4−、−5
−、−6−、−7−及び−8−スルホン酸、1−ナフチ
ルアミン−2,4−、−2,5−、−2,7−、−2,
8−、−3,5−、−3,6−、−3,7−、−3,8
−、−4,6−、−4,7−、−4,8−及び−5,8
−ジスルホン酸、2−ナフチルアミン−1,5−、−
1,6−、−1,7−、−3,6−、−3,7−、−
4,7−、−4,8−、−5,7−及び−6,8−ジス
ルホン酸、1−ナフチルアミン−2,4,6−、−2,
4,7−、−2,5,7−、−3,5,7−、−3,
6,8−及び−4,6,8−トリスルホン酸、2−ナフ
チルアミン−1,3,7−、−1,5,7−、−3,
5,7−、−3,6,7−、−3,6,8−及び−4,
6,8−トリスルホン酸、2−、3−及び4−アミノピ
リジン、2−アミノベンズチアゾール、5−、6−及び
8−アミノキノリン、2−アミノピリミジン、モルホリ
ン、ピペリジン及びピペラジン。
【0060】N−β−ヒドロキシエチルアニリン、セミ
カルバジド、安息香酸ヒドラジド、4−(β−スルファ
トエチルスルホニル)−アニリン、3−(β−スルファ
トエチルスルホニル)−アニリン、4−アミノ−1−メ
トキシ−ベンゼン−2−スルホン酸、4−アミノ−1−
エトキシ−ベンゼン−2−スルホン酸、4−アミノフェ
ノール−6−スルホン酸、2−アミノフェノール−5−
スルホン酸、4−アミノトルエン−2−スルホン酸、β
−N−メチルアミノプロピオニトリル、β−アミノプロ
ピオニトリル及びアミノ酢酸。
【0061】式(1)の反応性染料を単離しそして処理
して、有用な乾燥染料調合物を与えることができる。単
離は好適にはできる限り低い温度において、塩析及び濾
過により行なわれる。濾過された染料類は、適宜増量剤
及び/または緩衝剤の添加後に、例えば等部のりん酸−
及び二ナトリウムの混合物の添加後に、乾燥することが
でき、乾燥は好適には高すぎない温度においてそして減
圧下で実施される。ある場合には、本発明に従う乾燥調
合物を、全調合物混合物を噴霧乾燥することにより、直
接すなわち染料類を単離せずに、製造できる。
【0062】式(1)の反応性染料類は高い反応性によ
り特徴づけられており、そして湿潤処理及び光に対する
良好な堅牢性を有する染色を与える。特筆すべき特徴
は、該染料類が良好な溶解度及び電解質溶解度並びに良
好な吸尽性及び高い染料固着度を兼備していることと固
着されていない部分を容易に除去できることである。こ
の染色は色抜きである。
【0063】式(1)の反応性染料類は多種の基質類、
例えば絹、皮革、羊毛、超ポリアミド繊維類及び超ポリ
アミド−ウレタン類、の染色及び捺染用に適している
が、特に繊維構造のセルロース含有物質類、例えば麻、
パルプ、再生セルロース及び特に木綿の染色及び捺染用
に適している。それらは吸尽法用及びパッド染色法によ
る染色方法用の両方に適しており、後者では織物に適宜
塩を含有していてもよい染料水溶液を含浸させそしてア
ルカリを用いるまたはアルカリの存在下での処理後に染
料類を、適宜熱の作用下で、固着させる。
【0064】それらはまた特に木綿上での捺染用にも適
しているが、窒素含有繊維類、例えば羊毛、絹または羊
毛含有混紡織物、の捺染用にも適している。
【0065】染色物及び捺染物を、適宜分散作用を有し
そして固着されていない部分の拡散を促進させる試剤が
添加されている、冷及び熱水で充分すすぐことが推奨さ
れる。示されている式は遊離酸のものである。染料類は
一般にそれらの塩類の形で使用される。適当な塩類は特
にアルカリ金属塩類(Li塩類、Na塩類及びK塩類)
またはアンモニウム塩類である。
【0066】
【実施例】実施例1 87.4gの式
【0067】
【化21】
【0068】の染料を1,000mlの水中で撹拌し
た。混合物を12〜15℃に冷却し、17gの2,4,
6−トリフルオロ−5−クロロピリミジンを30分間に
わたって滴々添加し、そして10%強度水酸化ナトリウ
ム溶液を同時に添加することによりpHを8.0〜8.
5の間に保った。縮合が完了した後に、染料を塩析し
た。濃色の粉末が得られ、それは水中に易溶性であり青
色溶液を与え、そして木綿を濃青色(39)〜黒色の色
調に染色した。染料は式
【0069】
【化22】
【0070】に相当していた。
【0071】実施例1において、2,4,6−トリフル
オロ−5−クロロピリミジンの代りに下記のフルオロ−
複素環式化合物類を使用した場合も、同様に反応性染料
類が得られ、それは木綿を濃青色(39)ないし黒色の
色調(かっこ内:カラーインデックス色調番号)に染色
した。
【0072】
【表1】
【0073】実施例1において、ジスアゾ染料を2項に
示されているジスアゾ染料類により置換し、2,4,6
−トリフルオロ−5−クロロピリミジンを3項に挙げら
れているフルオロ複素環式化合物類により置換し、そし
てその他の点は実施例1に示されている如くして染色を
行なう場合、木綿を4項に挙げられている色調(かっこ
内:カラーインデックス色調番号)に染色する反応性染
料類が得られた。
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】実施例23 61.1gの式
【0078】
【化23】
【0079】の染料を、pH6〜7において、18.8
gの1,3−ジアミノベンゼン−6−スルホン酸と17
gの2,4,6−トリフルオロ−5−クロロ−ピリミジ
ンの縮合生成物33.7gから得られたジアゾニウム化
合物にカップリングさせて、濃青色の染料を与えた。塩
析、単離、乾燥及び粉砕末後に、式
【0080】
【化24】
【0081】の染料が濃色の粉末状で得られ、それは水
中に溶けて青色の溶液を与え、そして木綿を深青色(2
8)ないし黒色の色調に染色した。
【0082】上記の工程を繰返し、そして2項中に記さ
れているジアミノベンゼンスルホン酸及び3項中に挙げ
られているフルオロ複素環式化合物から得られた縮合生
成物をジアゾニウム化合物用の出発物質として使用し、
そして4項中に記されている化合物をpH6〜7におい
てカップリングできるモノアゾ染料として使用したとき
にも、同様にして反応性染料が得られ、それは木綿を5
項に記されている色調(かっこ内:カラーインデックス
色調番号)に染色した。
【0083】
【表5】
【0084】
【表6】
【0085】実施例35 81gの式
【0086】
【化25】
【0087】の染料を1,000mlの氷水中に溶解さ
せた。13.5gのトリフルオロトリアジンを滴々添加
し、そして15%強度炭酸ナトリウム溶液を同時に添加
することによりpHを6〜6.5の間に保った。次に1
7.3gにm−スルファニル酸の中性溶液を加え、そし
てpHをさらに6〜6.5の間に保った。縮合が完了し
た後に、溶液を噴霧乾燥した。粉末が得られ、それらは
水中に易溶性であり青色の溶液を与えそして木綿を濃青
色(28)ないし黒色の色調に染色した。
【0088】染料は式
【0089】
【化26】
【0090】に相当していた。
【0091】この実施例において、m−スルファニル酸
の代りに下記のアミン類を使用した場合、木綿を深青色
(28)ないし黒色の色調の染色する染料が生成した。
【0092】アニリン、m−クロロアニリン、p−クロ
ロアニリン、o−トルイジン、p−トルイジン、o−ア
ニシジン、p−アニシジン、N−メチルアニリン、N−
エチルアニリン、4−アセチルアミノアニリン、3−ア
セチルアミノアニリン、2−アミノトルエン−4−スル
ホン酸及びp−スルファニル酸。
【0093】この実施例において、89gの式
【0094】
【化27】
【0095】の染料を使用し、そしてこの実施例の最後
に挙げられているアミン類を使用した場合も同様に価値
ある反応性染料類が得られ、それは木綿を緑色がかった
青色(40)ないし黒色の色調に染色した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、Xは−CH=CHまたは−CH2CH2OSO
    3Hを表わし、 Yは染色条件下で脱離し得るフッ素原子を少くとも1つ
    有するピリミジン基を表わすが、条件としてYは 【化2】 を表わすことができないものとする]の染料。
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