JPH07764U - 貼り合わせ封書 - Google Patents

貼り合わせ封書

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JPH07764U
JPH07764U JP2530291U JP2530291U JPH07764U JP H07764 U JPH07764 U JP H07764U JP 2530291 U JP2530291 U JP 2530291U JP 2530291 U JP2530291 U JP 2530291U JP H07764 U JPH07764 U JP H07764U
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agent layer
hot melt
melt adhesive
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JP2530291U
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忠直 芦家
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忠直 芦家
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一方の貼り合わせ面の周縁に離形剤層を形成
し、その上にホットメルト接着剤を塗布して熱圧着によ
り貼り合わせる方法を採用しつつ、内部域でも不完全接
着部分がないようにする。 【構成】 紙片11〜14の内面11a〜14a上下端
部に、長手方向に延びる、離形剤層2並びにホットメル
ト接着剤層3を形成する。また、紙片11又は14の少
なくとも一方の内面側端部に、上下方向に延びる離形剤
層2並びにホットメルト接着剤層3を設ける。紙片14
から13、12にかけて片側から折り畳んだ後、紙片1
1を反対側方向から重ね、これを表裏方向から熱圧着す
る。ホットメルト接着剤層3により紙片11の内面11
aを紙片13の外面13bと、紙片12の内面12aを
紙片14の外面14bと、紙片13の内面13aを紙片
14の内面14aと、それぞれ接着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は隣接する複数の紙片を接着剤を介して剥離可能に貼り合わせて折り畳 む形式の封書の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第三者に知られたくない情報を郵送する時は封書が使用されるのが常であるが 、ダイレクトメールにおいては内封されるメールのデザインが外部より目視でき るのが好ましい為、透明の封筒に封入して送付する場合がある。しかしながら、 透明の封筒を使用せず、ダイレクトメール用紙をそのまま折り畳んで送付し、客 先でそれを開封できれば、ダイレクトメールの宣伝効果を向上させるだけでなく 、封筒への封入作業を要しない利点がある。
【0003】 ところで、貼り合わせた紙片を再び開封する技術としては一般に葉書において 多用されており、次のような技術がある。 秘密にすべき情報を印字し、その上に粘着剤を塗布した隠蔽シールを貼着し 、必要に応じてシールを剥がすようにしたもの、実公昭59−1833号に示 すように、接着剤を塗布した一方の貼り合わせ面の所定部分に離形紙を貼り、そ れに対応する部分に秘密情報を印字し、それ以外の部分を接着剤で貼り合わせ、 その所定部分をミシン目等の枠状の切開線にて開封できるようにしたもの、実 開昭61−28679号に示すように、離形紙の一方には粘着剤を、他方には永 久接着剤を塗布し、これを貼り合わせ面に挟み込んで、貼り合わせ面を剥離可能 としたもの、が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記〜の方法は何れも粘着剤を使用するもので、剥離シー トを介在させるなどコスト高となる欠点がある。 そのため、周辺にホットメルト接着剤を塗布して対向面に貼り合わせることが 提案されるが、ホットメルト接着剤を塗布した紙面とその対向面との接着強度の 調整が困難で、開封時に剥離紙面、またはその印刷の所々が剥離してしまう。そ こで、一方の貼り合わせ面の周縁に離形剤層を形成し、その上にホットメルト接 着剤を塗布して熱圧着により貼り合わせるようにして、シールを使用せず、コス トの安い貼り合わせ封書を提供することが提案されるが、2枚合わせの葉書態様 ではいざ知らず、何枚かを折り重ねる封書では、この熱融着方法を採用すると、 熱が伝達し易い表層域では接着剤と紙面とが熱融着可能であるものの、内部域で は不完全な接着状態となりがちである。 そこで、本考案は一方の貼り合わせ面の周縁に離形剤層を形成し、その上にホ ットメルト接着剤を塗布して熱圧着により貼り合わせる方法を採用しつつ、内部 域でも不完全接着部分のない貼り合わせ封書を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は表層域ではホットメルト接着剤と紙面とを接着するが、内部域ではホ ットメルト接着剤同士を接着させる方法を採用することにより上記目的を達成す ることができることに着目してなされたもので、 連接する複数の貼り合わせ紙片11〜14を貼り合わせる封書であって、上記 紙片11〜14が少なくともその内面11a〜14aの上下端部に長手方向に延 びる離形剤層2と、その上に塗布して形成されたホットメルト接着剤層3を有す るとともに、上記紙片11又は14の少なくとも一方の内面側端部に上下方向に 延びる離形剤層2と、その上に塗布して形成されたホットメルト接着剤層3を有 し、 上記紙片14から13、12にかけて1側方向から折り畳んだ後、上記紙片1 1を反対側方向から重ねてその重ね合わせた紙片11〜14を表裏方向から熱圧 着し、上記ホットメルト接着剤層3により上記紙片11はその内面11aを紙片 13の外面13bと、紙片12はその内面12aを紙片14の外面14bと、紙 片13はその内面13aを紙片14の内面14aと接着し、開封時には離形剤層 2を有する内面11a、12aより対向する貼り合わせ外面12b、13bに強 く接着して離形剤層2からその対向する貼り合わせ面12b、13bに転移して 剥離される構成としたことを特徴とする貼り合わせ封書にある。
【0006】
【作用】
本考案によれば、離形剤層とホットメルト接着剤層を貼り合わせ面のいずれ か一方に印刷形式で塗布できるので、作成が簡単であり、しかもホットメルト接 着剤層は開封時には離形剤層から対向紙面に転移するので、紙面およびその印刷 面を損傷することがない。
【0007】
【実施例】
図1は定型封書大の大きさの紙面11〜14が連接され、折り畳み形式で封書 を形成するダイレクトメール1で、その各表裏面11a〜14a、11b〜14 bには所定の印刷が施されている。
【0008】 このメール用紙1は紙面14から紙面13、12に渡って左向き方向に順 に折り畳み、最後に紙面11を右向き方向に折り畳んで貼り合わせる。紙面1 1は宛名が表示されるための外面11bを有し、他の紙面はダイレクトメール用 の印刷が施される。この紙面11〜14には図2に示すように、その内面11a 〜14aにはその上下端部に一定の幅をもって長手方向(折り畳み方向)に、か つ紙面11にはその側端部において上下方向に離形剤例えば、シリコン樹脂層2 (21〜24)を印刷形式で塗布形成し、そのシリコン樹脂層2の領域内でホッ トメルト形接着剤、例えばEVA系ホットメルト剤層3(31〜34)が印刷形 式で塗布形成される(図3参照)。
【0009】 いま、上記メール用紙1を図1に示す順序で折り畳み、図4に示すように上下 から熱ロール等で熱圧着すると、図5に示すように、表層域である上記紙片11 はその内面11aを上記ホットメルト接着剤層31により紙片13の外面13b と接着し、紙片12はその内面12aを紙片14の外面14bと上記ホットメル ト接着剤層32により接着し、紙片13はその内面13aを紙片14の内面14 aと上記ホットメルト接着剤層33および34同士で接着し、貼り合わせされて いるので、封書として郵送されるが、一端から図1の貼り合わせ順序とは反対に 、紙面11、12、13、14を剥離すると、接着剤層3と離形剤層2とが分離 され、離形剤層2を有する内面11a、12aより対向する貼り合わせ外面12 b、13bに強く接着して離形剤層2からその対向する貼り合わせ面12b、1 3bに転移して剥離されることになる。なお、接着剤層33、34が対向する所 では何れか接着が強い方に転移することになる。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、ホットメルト接着剤を対向す る貼り合わせ面のいずれか一方に形成した離形剤層上に塗布することにより剥離 可能な接着部を形成するので、紙面上に直接塗布する場合のように剥離不能、剥 離支障が生ずることはなく、開封時には接着剤層と離形剤層とが分離して綺麗に 開封されることになる。また、貼り合わせ面上の接着剤層に離形シールを貼る従 来の場合より製造コストが安価である。 更に、折り重ね内部域では接着剤同士により接着する方式を採用するので、熱 融着方式でも不完全接着となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る貼り合わせ封書の実施例を示す
斜視図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図2のA−A線断面図である。
【図4】 図1の折り畳み状態を示す端面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ダイレクトメール用紙 2(21〜24) 離形剤層 3(31〜34) 接着剤層 11 紙面 11a〜14a 紙面内
面 11b〜14b 紙面外面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接する複数の貼り合わせ紙片11〜1
    4を貼り合わせる封書であって、上記紙片11〜14が
    少なくともその内面11a〜14aの上下端部に長手方
    向に延びる離形剤層2と、その上に塗布して形成された
    ホットメルト接着剤層3を有するとともに、上記紙片1
    1又は14の少なくとも一方の内面側端部に上下方向に
    延びる離形剤層2と、その上に塗布して形成されたホッ
    トメルト接着剤層3を有し、 上記紙片14から13、12にかけて1側方向から折り
    畳んだ後、上記紙片11を反対側方向から重ねてその重
    ね合わせた紙片11〜14を表裏方向から熱圧着し、上
    記ホットメルト接着剤層3により上記紙片11はその内
    面11aを紙片13の外面13bと、紙片12はその内
    面12aを紙片14の外面14bと、紙片13はその内
    面13aを紙片14の内面14aと接着し、開封時には
    離形剤層2を有する内面11a、12aより対向する貼
    り合わせ外面12b、13bに強く接着して離形剤層2
    からその対向する貼り合わせ面12b、13bに転移し
    て剥離される構成としたことを特徴とする貼り合わせ封
    書。
JP1991025302U 1991-03-22 1991-03-22 貼り合わせ封書 Expired - Lifetime JP2556216Y2 (ja)

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JPH07764U true JPH07764U (ja) 1995-01-06
JP2556216Y2 JP2556216Y2 (ja) 1997-12-03

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4865953U (ja) * 1971-11-29 1973-08-21
JPS48103767U (ja) * 1972-03-11 1973-12-04
JPS5051069U (ja) * 1973-09-07 1975-05-17
JPS5329450A (en) * 1976-08-31 1978-03-18 Mitsuo Mochizuki Hinge with stopper
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426760U (ja) * 1990-06-25 1992-03-03

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