JPH077587Y2 - 可変吐出ポンプの油圧制御回路 - Google Patents
可変吐出ポンプの油圧制御回路Info
- Publication number
- JPH077587Y2 JPH077587Y2 JP1988052013U JP5201388U JPH077587Y2 JP H077587 Y2 JPH077587 Y2 JP H077587Y2 JP 1988052013 U JP1988052013 U JP 1988052013U JP 5201388 U JP5201388 U JP 5201388U JP H077587 Y2 JPH077587 Y2 JP H077587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- circuit
- pressure
- discharge
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は可変吐出ポンプの油圧制御回路に係るもので、
特に可変吐出ポンプの低負荷時の制御性の向上と、省エ
ネルギーの向上に関するものである。
特に可変吐出ポンプの低負荷時の制御性の向上と、省エ
ネルギーの向上に関するものである。
（従来の技術） 従来の可変吐出ポンプの吐出量の制御を第２図に於て説
明すると11は電動モータで可変吐出ポンプ12を駆動して
いる。13は可変吐出ポンプ12の斜板であり、14は前記斜
板13の角度を制御して吐出量を制御する制御部で、前記
可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧が導かれており、
その負荷圧により前記斜板13の角度を制御していた。
明すると11は電動モータで可変吐出ポンプ12を駆動して
いる。13は可変吐出ポンプ12の斜板であり、14は前記斜
板13の角度を制御して吐出量を制御する制御部で、前記
可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧が導かれており、
その負荷圧により前記斜板13の角度を制御していた。
（考案が解決しようとする課題） しかし、前記制御部14内のスプリング力により最低制御
可能圧力が決まっており、前述の如く制御部14に導かれ
ている可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧が最低制御
圧力以下に低下すると安定した斜板13の制御が不可能で
あった。
可能圧力が決まっており、前述の如く制御部14に導かれ
ている可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧が最低制御
圧力以下に低下すると安定した斜板13の制御が不可能で
あった。
本考案の目的は可変吐出ポンプの負荷圧が所定の圧力以
下に低下しても安定した斜板角度が制御可能で、負荷圧
が所定の圧力以上に上昇しても外部パイロット圧力源の
省エネルギー化を計ることのできる可変吐出ポンプの油
圧制御回路を提供する。
下に低下しても安定した斜板角度が制御可能で、負荷圧
が所定の圧力以上に上昇しても外部パイロット圧力源の
省エネルギー化を計ることのできる可変吐出ポンプの油
圧制御回路を提供する。
［考案の構成］ （課題が解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案に於ては、外部の圧
力源から可変吐出ポンプの吐出側回路に通じる回路と、
前記ポンプの吐出量増大制御部から前記回路に通じるそ
の回路の交点に高圧を選択する弁を設けて、外部の圧力
源からポンプの吐出量増大制御部に通じる回路とポンプ
の吐出側回路からポンプの吐出量増大制御部に通じる回
路を通るどちらか高い方の圧油を前記ポンプの吐出量増
大制御部に導入するようにした外部パイロットポートを
有する可変吐出ポンプの油圧制御回路において、 前記外部の圧力源からポンプの吐出量増大制御部に通じ
る回路には、前記ポンプの吐出側圧力が前記回路の所定
圧力より高い時、前記回路の圧油をタンクにアンロード
する弁を設けていることを特徴とする可変吐出ポンプの
油圧制御回路を提供する。
力源から可変吐出ポンプの吐出側回路に通じる回路と、
前記ポンプの吐出量増大制御部から前記回路に通じるそ
の回路の交点に高圧を選択する弁を設けて、外部の圧力
源からポンプの吐出量増大制御部に通じる回路とポンプ
の吐出側回路からポンプの吐出量増大制御部に通じる回
路を通るどちらか高い方の圧油を前記ポンプの吐出量増
大制御部に導入するようにした外部パイロットポートを
有する可変吐出ポンプの油圧制御回路において、 前記外部の圧力源からポンプの吐出量増大制御部に通じ
る回路には、前記ポンプの吐出側圧力が前記回路の所定
圧力より高い時、前記回路の圧油をタンクにアンロード
する弁を設けていることを特徴とする可変吐出ポンプの
油圧制御回路を提供する。
（作用） このように構成することにより可変吐出ポンプの負荷圧
が所定圧力以下に低下したとしても制御部に導入されて
いる外部パイロット圧力によって吐出量を増大させて安
定した制御が可能となる一方可変吐出ポンプの負荷圧が
所定の圧力以上であれば、外部パイロットの作動油をタ
ンクに逃がすようにしているので省エネルギー化にも役
立つように作用している。
が所定圧力以下に低下したとしても制御部に導入されて
いる外部パイロット圧力によって吐出量を増大させて安
定した制御が可能となる一方可変吐出ポンプの負荷圧が
所定の圧力以上であれば、外部パイロットの作動油をタ
ンクに逃がすようにしているので省エネルギー化にも役
立つように作用している。
（実施例） 以下本考案の実施例を第１図によって説明する。説明に
際し、従来例第２図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
際し、従来例第２図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
第１図に於て３は外部圧力源で、２は高圧を選択するシ
ャトル弁である。可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧
と前記外部圧力源３の圧力の内、高い方の圧力油が前記
シャトル弁２によって選択され、常に高い方の圧力油が
制御部14に導かれ斜板13を制御してポンプの吐出量を増
大させる。また、４は圧力調整付のアンロード弁であ
り、圧力調整は斜板13の角度を制御する制御部14の最低
制御圧力以上に調整してある。
ャトル弁である。可変吐出ポンプ12の吐出側15の負荷圧
と前記外部圧力源３の圧力の内、高い方の圧力油が前記
シャトル弁２によって選択され、常に高い方の圧力油が
制御部14に導かれ斜板13を制御してポンプの吐出量を増
大させる。また、４は圧力調整付のアンロード弁であ
り、圧力調整は斜板13の角度を制御する制御部14の最低
制御圧力以上に調整してある。
ここで動作について説明すると、可変吐出ポンプ12の吐
出側15の吐出油と外部圧力源３の吐出油がシャトル弁２
に流れる。前記シャトル弁２では圧力が高い方の油を流
すので、仮に可変吐出ポンプ12の吐出側15に接続されて
いる図示しないアクチュエータの負荷圧が外部圧力源の
圧力により減少した場合には、前記可変吐出ポンプ12の
吐出圧は低下し、シャトル弁２には圧力の高い外部圧力
源３からの吐出油がアンロード弁４の回路Ａを通って吐
出量増大制御部14に導かれ、安定した斜板13の制御が行
なわれる。
出側15の吐出油と外部圧力源３の吐出油がシャトル弁２
に流れる。前記シャトル弁２では圧力が高い方の油を流
すので、仮に可変吐出ポンプ12の吐出側15に接続されて
いる図示しないアクチュエータの負荷圧が外部圧力源の
圧力により減少した場合には、前記可変吐出ポンプ12の
吐出圧は低下し、シャトル弁２には圧力の高い外部圧力
源３からの吐出油がアンロード弁４の回路Ａを通って吐
出量増大制御部14に導かれ、安定した斜板13の制御が行
なわれる。
反対に前記アクチュエータの負荷圧が外部圧力源の圧力
により増加した場合には前記可変吐出ポンプ12の吐出圧
は上昇し、シャトル弁２では可変吐出ポンプ12の吐出油
を増大制御部14に導くことになる。一方前記外部圧力源
３からの吐出油は前記シャトル弁２からのパイロット圧
によりアンロード弁４が回路Ｂに切換りタンク５へ流れ
るようになる。このようにして外部圧力源３を駆動する
図示しないモータのエネルギーの省力化を計っている。
により増加した場合には前記可変吐出ポンプ12の吐出圧
は上昇し、シャトル弁２では可変吐出ポンプ12の吐出油
を増大制御部14に導くことになる。一方前記外部圧力源
３からの吐出油は前記シャトル弁２からのパイロット圧
によりアンロード弁４が回路Ｂに切換りタンク５へ流れ
るようになる。このようにして外部圧力源３を駆動する
図示しないモータのエネルギーの省力化を計っている。
［考案の効果］ 本考案によれば可変吐出ポンプの斜板の制御を常に高い
圧力の吐出油で制御しているので安定した斜板の制御が
可能である。
圧力の吐出油で制御しているので安定した斜板の制御が
可能である。
また可変吐出ポンプの負荷圧が外部圧力源の吐出油より
高い時には外部圧力源の吐出油はタンクにもどしている
ので省エネルギー化となる。
高い時には外部圧力源の吐出油はタンクにもどしている
ので省エネルギー化となる。
第１図は本案の実施例を示す図、第２図は従来例を示す
構成図である。 ２……シャトル弁 ３……外部圧力源、４……アンロード弁 12……可変吐出ポンプ、13……斜板 14……制御部、15……吐出側。
構成図である。 ２……シャトル弁 ３……外部圧力源、４……アンロード弁 12……可変吐出ポンプ、13……斜板 14……制御部、15……吐出側。
Claims (1)
- 【請求項１】外部の圧力源から可変吐出ポンプの吐出側
回路に通じる回路と、前記ポンプの吐出量増大制御部か
ら前記回路に通じるその回路の交点に高圧を選択する弁
を設けて、外部の圧力源からポンプの吐出量増大制御部
に通じる回路とポンプの吐出側回路からポンプの吐出量
増大制御部に通じる回路を通るどちらか高い方の圧油を
前記ポンプの吐出量増大制御部に導入するようにした外
部パイロットポートを有する可変吐出ポンプの油圧制御
回路において、 前記外部の圧力源からポンプの吐出量増大制御部に通じ
る回路には、前記ポンプの吐出側圧力が前記回路の所定
圧力より高い時、前記回路の圧油をタンクにアンロード
する弁を設けていることを特徴とする可変吐出ポンプの
油圧制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988052013U JPH077587Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 可変吐出ポンプの油圧制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988052013U JPH077587Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 可変吐出ポンプの油圧制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01158578U JPH01158578U (ja) | 1989-11-01 |
| JPH077587Y2 true JPH077587Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31278026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988052013U Expired - Lifetime JPH077587Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 可変吐出ポンプの油圧制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077587Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008038382A1 (de) * | 2008-08-19 | 2010-02-25 | Linde Material Handling Gmbh | Hydrostatisches Antriebssystem |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028284U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-26 | 住友重機械工業株式会社 | 油圧ポンプの制御装置 |
| JPS61103584U (ja) * | 1984-12-12 | 1986-07-01 |
-
1988
- 1988-04-18 JP JP1988052013U patent/JPH077587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01158578U (ja) | 1989-11-01 |
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