JPH0774Y2 - 冷凍麺の離脱装置 - Google Patents

冷凍麺の離脱装置

Info

Publication number
JPH0774Y2
JPH0774Y2 JP1992047979U JP4797992U JPH0774Y2 JP H0774 Y2 JPH0774 Y2 JP H0774Y2 JP 1992047979 U JP1992047979 U JP 1992047979U JP 4797992 U JP4797992 U JP 4797992U JP H0774 Y2 JPH0774 Y2 JP H0774Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
frozen
container
rows
frozen noodle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992047979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0692U (ja
Inventor
為市 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIDAKA SANGYO CO., LTD.
Original Assignee
HIDAKA SANGYO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIDAKA SANGYO CO., LTD. filed Critical HIDAKA SANGYO CO., LTD.
Priority to JP1992047979U priority Critical patent/JPH0774Y2/ja
Publication of JPH0692U publication Critical patent/JPH0692U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0774Y2 publication Critical patent/JPH0774Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷凍麺の離脱装置に関
し、特には冷凍麺の大量製造ラインにおいて、冷凍麺を
収納したトレイ又はパン等の搬送用容器を、搬送途中に
おいて上下左右に揺動させて振動を生じさせることによ
り、搬送用容器の内底面に付着し、かつ、所定形状に固
化している冷凍麺を搬送用容器から離脱させるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】うどんやそば等の麺類の大量需要に対処
するために、茹でた大量の麺を所定のパン又はトレイな
どの搬送用容器に所定量毎に分けて収納し搬送しながら
冷凍し、固化して方形の所定形状に冷凍賦形された冷凍
麺を搬送用容器から取り出し、包装袋に封入する作業を
自動機械的に行う装置が既に提供されている。
【0003】この自動機械的装置において、搬送用容器
から冷凍麺を取り出す工程は、搬送途上において図7に
示したように、トレイ8を反転し逆さま状態にしてベル
トコンベア10上に載せ、トレイ8の底面をハンマー1
1状のもので機械的にして、冷凍麺9をトレイ8の内底
面から剥離させて、ベルトコンベア10にそのまま落下
させるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍麺
9を収納したトレイ8を反転させて、その底部を叩打す
ると冷凍麺9が壊れたり、割れたりして商品価値が低下
することがある。しかも、このトレイ8の底面を叩打す
る装置は搬送ラインの途中に特別の構成として加えるの
で、搬送ラインの複雑化とハンマー11を駆動する特別
の駆動装置等を必要として経済性に欠ける不都合があ
る。
【0005】そこで、本考案は上記事情に鑑み、冷凍麺
の製造ラインにおいて、冷凍麺を収納したトレイをロー
ラーコンベアにより搬送する途中において上下左右に揺
動させることにより、トレイ内において所定形状に冷凍
賦形された冷凍麺を壊したり、割ったりすることなくト
レイから容易に離脱させるための離脱装置を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために上下一対のローラーを所定の間隔を有して平
行に、かつ、左右いずれかに傾斜してそれぞれ回転自在
に軸支した複数列からなる搬送路を設け、該搬送路のロ
ーラーの各列ではローラーの傾斜方向が交互に異なるよ
うに配置されている構成を提供する。また、搬送ライン
の中間部に上下一対の傾斜したローラーの複数列で形成
される搬送路を設け、かつ、前記ローラーは上下方向で
互いに所定の間隔を有するとともに、ローラーの傾斜が
各列の前後では互いに相反する方向へ向いて配置されて
いる構成を提供する。更に搬送ラインの中間部に上下一
対の傾斜したローラーの複数列を波状にウェービングし
て配置した搬送路を設け、かつ、前記ローラーは上下方
向で互いに所定の間隔を有するとともに、ローラーの傾
斜が各列の前後では互いに相反する方向へ向いて配置さ
れている構成を提供する。
【0007】
【作用】上記構成の本考案によれば、パン又はトレイな
どの搬送用容器に収納されて所定形状に冷凍賦形された
冷凍麺の搬送途上において、冷凍麺を収納した搬送用容
器はローラーにより上下左右に揺動し、その揺動により
冷凍麺を壊したり割ったりすることなくスムーズに搬送
用容器から離脱させることができる。
【0008】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本考案にかかる冷凍麺の離脱装置の一実施
例を示す側面図、図2はその平面図であり、図示のよう
に矢示方向へ搬送物が移動する搬送ライン1,2の間に
介在する基台3を床上等に固定する。基台3の上には溝
形の搬送部4が形成され、その搬送部4の内部には上下
一対で複数列のローラー5,5を搬送ライン1から搬送
ライン2に向けて橋渡しとなるように、長手方向へそれ
ぞれ回転自在に軸支して構成される搬送路6が形成され
る。
【0009】搬送路6は、図3に示したように平行で傾
斜した一対のローラー5,5が前後の列では交互に傾斜
方向を変えて軸支され、したがって前後のローラー5,
5で交叉した状態となる。ローラー5,5間の間隔は搬
送物7の高さ及び長さを考慮して適宜設定される。な
お、ローラー5,5の列は図1の仮想線矢示のように、
進行方向に対して波状にウェービングする配置で構成す
るものとしてもよい。また、ローラー5,5は進行方向
の複数本毎に傾斜方向を変えるようにしてもよい。
【0010】なお、12は配電盤、13は電動モーター
を示し、ローラー5,5は配電盤12から供給される電
力で電動モーター13を駆動し、搬送ライン1,2から
独立して別個に作動できるように構成されている。
【0011】したがって、搬送物7が搬送ライン1から
搬送路6に移動すると、図4に示したように始めのロー
ラー5,5により搬送物7は左側へ傾斜し、次いで図5
に示したように第2のローラー5,5により右に傾斜し
て揺動し、更に第3のローラー5,5で始めと同じ方向
(図4)へ傾斜させられるというように、搬送物7はロ
ーラー5,5間に挟まれて左右へ交互に揺動し、更に図
6に示したように進行方向では上下動しながら、搬送路
6を移動して搬送ライン2に搬送される。
【0012】このように搬送途中において、図4,図
5,図6に示したように、搬送物7はトレイなどの搬送
用容器8とそれに収納されて所定形状に冷凍賦形された
ブロック状の冷凍麺9であり、したがって、搬送用容器
8が搬送路6を移動する間に搬送用容器8とともに揺動
され、冷凍麺9は搬送用容器8の内底面から剥離し、搬
送ライン2に移動した段階では、搬送ライン2のベルト
上に落下し、搬送用容器8はその上を覆うだけの状態で
ベルトに載置される。
【0013】したがって、搬送ライン2に図示しない搬
送用容器8のみを抱持して取り去る工程を付加して搬送
用容器8を次回の製造工程のために洗浄工程に移送する
一方、冷凍麺9はそのまま包装工程に搬送させることが
できる。
【0014】かくして、搬送部4の幅方向では左右いず
れかに傾斜して軸支され、かつ、進行方向では交互に傾
斜方向が異なるローラー5,5及びそれが波状にウェー
ビングする搬送路6で搬送物7を上下左右に揺動させな
がら搬送するようにして、打撃を加えることなく、よっ
て打撃に起因して搬送物7が壊れたり、割れたりするこ
とがなく、揺動によって冷凍麺9を搬送用容器8から離
脱させることができる。
【0015】
【考案の効果】以上説明した本考案によれば、搬送物が
搬送途中で上下左右に揺動することにより搬送用容器か
ら収納物が離脱するようにしたので、打撃を加えて分離
させる従来例に比べ、割れたり、損傷することなく、商
品価値を低減することなく搬送用容器から冷凍麺をスム
ーズに分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる冷凍麺の離脱装置の一実施例を
示す断面側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の要部側面図。
【図4】搬送物が左右に揺動する作用説明図。
【図5】搬送物が左右に揺動する作用説明図。
【図6】搬送物が進行方向に対して上下動する作用説明
図。
【図7】従来例の断面側面図。
【符号の説明】
1,2…搬送ライン 3…基台 4…搬送部 5…ローラー 6…搬送路 7…搬送物 8…トレイ 9…冷凍麺

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対のローラーを所定の間隔を有し
    て平行に、かつ、左右いずれかに傾斜してそれぞれ回転
    自在に軸支した複数列からなる搬送路を設け、該搬送路
    のローラーの各列ではローラーの傾斜方向が交互に異な
    るように配置されていることを特徴とする冷凍麺の離脱
    装置。
  2. 【請求項2】 搬送ラインの中間部に上下一対の傾斜し
    たローラーの複数列で形成される搬送路を設け、かつ、
    前記ローラーは上下方向で互いに所定の間隔を有すると
    ともに、ローラーの傾斜が各列の前後では互いに相反す
    る方向へ向いて配置されていることを特徴とする冷凍麺
    の離脱装置。
  3. 【請求項3】 搬送ラインの中間部に上下一対の傾斜し
    たローラーの複数列を波状にウェービングして配置した
    搬送路を設け、かつ、前記ローラーは上下方向で互いに
    所定の間隔を有するとともに、ローラーの傾斜が各列の
    前後では互いに相反する方向へ向いて配置されているこ
    とを特徴とする冷凍麺の離脱装置。
JP1992047979U 1992-06-15 1992-06-15 冷凍麺の離脱装置 Expired - Lifetime JPH0774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047979U JPH0774Y2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 冷凍麺の離脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047979U JPH0774Y2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 冷凍麺の離脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0692U JPH0692U (ja) 1994-01-11
JPH0774Y2 true JPH0774Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=12790436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992047979U Expired - Lifetime JPH0774Y2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 冷凍麺の離脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0774Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5426352B2 (ja) * 2009-04-02 2014-02-26 賀夫 井上 分離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0692U (ja) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3964971B2 (ja) カップ状商品の自動集積装置
EP1183200B1 (en) Method and apparatus for stacking tortilla chips
US4030620A (en) Apparatus and method for loading containers
JPH0774Y2 (ja) 冷凍麺の離脱装置
US2880850A (en) Conveyor apparatus for foodstuffs
US3037608A (en) Article transporting means
JPS5830206B2 (ja) 複数個の物品を搬送するための装置
JP2001002023A (ja) カップ状商品の倒立方法及びその装置
JP2660648B2 (ja) カップ状商品の自動集積装置
JP3055900B1 (ja) 茹麺装置
JP4860951B2 (ja) 包装装置
JPS601842B2 (ja) デパンナにおける食型からの食パンの取り出し方法
JP2003259849A (ja) 冷凍食品の脱パン方法及び装置
JPH071995Y2 (ja) 反転搬送装置、特に冷凍麺の反転装置
JP2001019144A (ja) 洗浄機への容器搬送装置
US3643719A (en) Conveying and stacking apparatus for baked goods
JPH04197917A (ja) 菓子生地自動焼成機の搬送装置
JPS5928966Y2 (ja) 商品ストツク装置
US2952352A (en) Cup conveyor
JPH0999904A (ja) スナック菓子包装袋の立て起こし方法
JPH07230577A (ja) 自動販売機のスパイラル式商品ラック
JP2001104154A (ja) 茹麺装置及び茹麺方法
JPH07315331A (ja) 煎餅、スナック菓子、ビスケット等板状食品加工物の整列移送方法と、その整列移送装置
JPS5840465Y2 (ja) ジドウハンバイキニオケル ロ−ラガタハンソウシユ−タソウチ
JPH11103833A (ja) 袋詰め食品の搬送用バスケット及び該食品の加熱殺菌装置