JP2660648B2 - カップ状商品の自動集積装置 - Google Patents
カップ状商品の自動集積装置Info
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- JP2660648B2 JP2660648B2 JP36154292A JP36154292A JP2660648B2 JP 2660648 B2 JP2660648 B2 JP 2660648B2 JP 36154292 A JP36154292 A JP 36154292A JP 36154292 A JP36154292 A JP 36154292A JP 2660648 B2 JP2660648 B2 JP 2660648B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カップ状、あるいは碗
状の商品（例えば、カップ状、あるいは碗状の容器内に
乾燥麺等が内蔵され、お湯を注ぐだけで食することがで
きる商品等・・以下「カップ状商品」と言う。）の自動
集積装置に関し、箱詰め時に無駄な空間が生ぜず、その
結果として箱材料の節約、さらに格納、運送時のスペ−
ス効率が高められ、経済的効果が得られることを特徴と
する。
状の商品（例えば、カップ状、あるいは碗状の容器内に
乾燥麺等が内蔵され、お湯を注ぐだけで食することがで
きる商品等・・以下「カップ状商品」と言う。）の自動
集積装置に関し、箱詰め時に無駄な空間が生ぜず、その
結果として箱材料の節約、さらに格納、運送時のスペ−
ス効率が高められ、経済的効果が得られることを特徴と
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、前記のごときカップ状商品は、安
定性を有しない略円錐状であるため、箱詰めに際しては
別に薄いプラスチックからなるトレ−が使用されてい
た。すなわち、あらかじめカップ状商品の下半分が挿入
される凹所を構成したトレ−を準備し、その凹所にカッ
プ状商品の下半分を挿入して安定させ、ダンボ−ル等の
箱内に適数段に積重ねて箱詰めしていた。
定性を有しない略円錐状であるため、箱詰めに際しては
別に薄いプラスチックからなるトレ−が使用されてい
た。すなわち、あらかじめカップ状商品の下半分が挿入
される凹所を構成したトレ−を準備し、その凹所にカッ
プ状商品の下半分を挿入して安定させ、ダンボ−ル等の
箱内に適数段に積重ねて箱詰めしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、トレ−
を使用してカップ状商品を箱詰めした場合には、その集
積面積、すなわち、必要とする箱の大きさは少なくとも
カップ状商品の大径部の広さの総合計となる。
を使用してカップ状商品を箱詰めした場合には、その集
積面積、すなわち、必要とする箱の大きさは少なくとも
カップ状商品の大径部の広さの総合計となる。
【０００４】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、従来のごとくカップ状商品の全てを起立させること
なく、それらの間に交互に反転倒立させたカップ状商品
を配列して無駄な空間を省き、集積面積を小さくして包
装箱の小型化、該小型化に伴う格納、運送時のスペ−ス
効率の向上、さらにスペ−サを不要とした経済的効果が
得られる自動集積装置を提供することを目的とする。
で、従来のごとくカップ状商品の全てを起立させること
なく、それらの間に交互に反転倒立させたカップ状商品
を配列して無駄な空間を省き、集積面積を小さくして包
装箱の小型化、該小型化に伴う格納、運送時のスペ−ス
効率の向上、さらにスペ−サを不要とした経済的効果が
得られる自動集積装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【問題を解決しようとする手段】本発明は、前記目的を
達成するため、カップ状商品を適数列に移送するコンベ
ア上方に、順次移送されたカップ状商品の横一列分を間
欠的に前方へ移送すストッパ−、移送された横一列分の
カップ状商品の交互列のカップ状商品の先端上部に適時
に係止して交互列のカップ状商品を反転倒立させる係止
及び解除自在の反転ア−ム、一部反転倒立させられて移
送された横一列分のカップ状商品を横適数列にして間欠
的に前方へ移送するストッパ−及び該移送された横適数
列のカップ状商品を適時に一括して昇降させる積重ね装
置からなる構成としたものであり、さらには前記反転ア
−ム部のコンベアを独立させ、摩擦係数の高いベルトコ
ンベアとしたものである。
達成するため、カップ状商品を適数列に移送するコンベ
ア上方に、順次移送されたカップ状商品の横一列分を間
欠的に前方へ移送すストッパ−、移送された横一列分の
カップ状商品の交互列のカップ状商品の先端上部に適時
に係止して交互列のカップ状商品を反転倒立させる係止
及び解除自在の反転ア−ム、一部反転倒立させられて移
送された横一列分のカップ状商品を横適数列にして間欠
的に前方へ移送するストッパ−及び該移送された横適数
列のカップ状商品を適時に一括して昇降させる積重ね装
置からなる構成としたものであり、さらには前記反転ア
−ム部のコンベアを独立させ、摩擦係数の高いベルトコ
ンベアとしたものである。
【０００６】
【作用】本発明の装置によれば、起立状態のカップ状商
品の隣には反転倒立させたカップ状商品を位置させて自
動集積することができる。すなわち、カップ状商品の大
径部に隣接して小径部を位置させて集積することがで
き、無駄な空間が生じない。したがって、従来のごとく
カップ状商品の大径部同士が隣接させられている場合に
くらべて集積面積が小さくなり、箱詰め時の包装箱も小
さいもので足り、さらに格納、運搬時のスペ−ス効率も
向上させられ、しかも箱内におけるガタツキも押さえら
れ、スペ−サが不要となる等、経済的効果が得られる。
品の隣には反転倒立させたカップ状商品を位置させて自
動集積することができる。すなわち、カップ状商品の大
径部に隣接して小径部を位置させて集積することがで
き、無駄な空間が生じない。したがって、従来のごとく
カップ状商品の大径部同士が隣接させられている場合に
くらべて集積面積が小さくなり、箱詰め時の包装箱も小
さいもので足り、さらに格納、運搬時のスペ−ス効率も
向上させられ、しかも箱内におけるガタツキも押さえら
れ、スペ−サが不要となる等、経済的効果が得られる。
【０００７】本発明では、適数列で移送されたカップ状
商品ａが、ストッパ−６、７の働きで横一列で間欠的に
前方へ送られる。そしてそれぞれの移送列に設けられた
反転ア−ム１０により交互列のカップ状商品ａが反転倒
立させられる。つぎにストッパ−１３、１４の働きで一
括箱詰めに適した状態、すなわち、横適数列に制御さ
れ、しかも間欠的に前方の積重ね装置１７に移送され
る。
商品ａが、ストッパ−６、７の働きで横一列で間欠的に
前方へ送られる。そしてそれぞれの移送列に設けられた
反転ア−ム１０により交互列のカップ状商品ａが反転倒
立させられる。つぎにストッパ−１３、１４の働きで一
括箱詰めに適した状態、すなわち、横適数列に制御さ
れ、しかも間欠的に前方の積重ね装置１７に移送され
る。
【０００８】該積重ね装置１７は、移送されてきた横適
数列のカップ状商品ａを適時に一括して昇降させる構成
となっており、最初に送り込まれた横適数列のカップ状
商品ａを一時的に持ち上げ、その下方に送り込まれたカ
ップ状商品ａの上に下降させて適数段に積重ねるように
作用する。
数列のカップ状商品ａを適時に一括して昇降させる構成
となっており、最初に送り込まれた横適数列のカップ状
商品ａを一時的に持ち上げ、その下方に送り込まれたカ
ップ状商品ａの上に下降させて適数段に積重ねるように
作用する。
【０００９】前記本発明は、前記反転ア−ム１０によ
り、カップ状商品ａを交互列に反転倒立させるととも
に、積重ねた場合には同面（蓋部と蓋部。底部と底部）
が突き合わされるように予め反転ア−ム１０を制御して
カップ状商品ａの反転倒立を制御すればよいものであ
る。
り、カップ状商品ａを交互列に反転倒立させるととも
に、積重ねた場合には同面（蓋部と蓋部。底部と底部）
が突き合わされるように予め反転ア−ム１０を制御して
カップ状商品ａの反転倒立を制御すればよいものであ
る。
【００１０】
【実施例】本発明では、カップ状商品ａが図６に示され
た状態に自動集積される。すなわち、平面的に見た場合
には、それぞれ隣接するカップ状商品ａが交互に起立、
倒立を繰り返す状態とされ、積重ねに際してはそれぞれ
同一面が突き合わされる状態とされる。
た状態に自動集積される。すなわち、平面的に見た場合
には、それぞれ隣接するカップ状商品ａが交互に起立、
倒立を繰り返す状態とされ、積重ねに際してはそれぞれ
同一面が突き合わされる状態とされる。
【００１１】まず、前記カップ状商品ａを適数列に移送
するコンベア１が構成される。図面実施例では、該コン
ベア１は適数に分割されて設けられ、さらにカップ状商
品ａを三列に移送する構成となっている。すなわち、コ
ンベア１が、ベルトコンベア１ａ、ベルトコンベア１
ｂ、ベルトコンベア１ｃ、ベルトコンベア１ｄ及びロ−
ラコンベア１ｅで構成されている。
するコンベア１が構成される。図面実施例では、該コン
ベア１は適数に分割されて設けられ、さらにカップ状商
品ａを三列に移送する構成となっている。すなわち、コ
ンベア１が、ベルトコンベア１ａ、ベルトコンベア１
ｂ、ベルトコンベア１ｃ、ベルトコンベア１ｄ及びロ−
ラコンベア１ｅで構成されている。
【００１２】そして前記各ベルトコンベア１ａ乃至１ｄ
はそれぞれ三列のカップ状商品ａを移送する幅に構成さ
れ、その上面を移送されるカップ状商品ａの列間及び両
外側には横ガイド２が設けられ、さらに移送されるカッ
プ状商品ａの上方には該カップ状商品ａと小間隔をあけ
て上方ガイド３が設けられる。
はそれぞれ三列のカップ状商品ａを移送する幅に構成さ
れ、その上面を移送されるカップ状商品ａの列間及び両
外側には横ガイド２が設けられ、さらに移送されるカッ
プ状商品ａの上方には該カップ状商品ａと小間隔をあけ
て上方ガイド３が設けられる。
【００１３】なお、前記コンベア１へのカップ状商品ａ
の三列送り込みの一例を示せば、カップ状商品ａの製造
工程の送り出し移送路４から一列に送り出されたカップ
状商品ａを、図２に示すごとく、送り出し移送路４の出
口の両側に設けた空気噴射ノズル５から交互に圧縮空気
を噴射させて左右の移送路ｂ、ｃに振り分け、中央の移
送路ｄにカップ状商品ａを供給する際には両側の空気噴
射ノズル５からの圧縮空気の噴射を止めることにより行
われる。
の三列送り込みの一例を示せば、カップ状商品ａの製造
工程の送り出し移送路４から一列に送り出されたカップ
状商品ａを、図２に示すごとく、送り出し移送路４の出
口の両側に設けた空気噴射ノズル５から交互に圧縮空気
を噴射させて左右の移送路ｂ、ｃに振り分け、中央の移
送路ｄにカップ状商品ａを供給する際には両側の空気噴
射ノズル５からの圧縮空気の噴射を止めることにより行
われる。
【００１４】つぎに、前記コンベア１の上方に、まず、
移送されたカップ状商品ａの横一列分を間欠的に前方へ
移送するストッパ−６、７が設けられる。図面実施例で
は該ストッパ−６、７はベルトコンベア１ａの先端部に
設けられている。該ストッパ−６、７はカップ状商品ａ
の略一個分の前後幅をあけて各移送路ｂ、ｃ、ｄに設け
られ、それぞれエア−シリンダ８、９等のアクチュエ−
タによって適時に上下動させられる。
移送されたカップ状商品ａの横一列分を間欠的に前方へ
移送するストッパ−６、７が設けられる。図面実施例で
は該ストッパ−６、７はベルトコンベア１ａの先端部に
設けられている。該ストッパ−６、７はカップ状商品ａ
の略一個分の前後幅をあけて各移送路ｂ、ｃ、ｄに設け
られ、それぞれエア−シリンダ８、９等のアクチュエ−
タによって適時に上下動させられる。
【００１５】具体的には図３に示されているように、ス
トッパ−６、７は前記横ガイド２及び上方ガイド３の邪
魔にならず、しかも下降時に移送されたカップ状商品ａ
を押し潰したりすることがないようにカップ状商品ａの
前端両側に係止する二本の棒で構成されている。
トッパ−６、７は前記横ガイド２及び上方ガイド３の邪
魔にならず、しかも下降時に移送されたカップ状商品ａ
を押し潰したりすることがないようにカップ状商品ａの
前端両側に係止する二本の棒で構成されている。
【００１６】前記構成において、ストッパ−６を下降状
態としたまま、ストッパ−７を上昇させれば、該ストッ
パ−７に係止していたカップ状商品ａの横一列分が前方
へ移送され、移送後にストッパ−７を下降させ、ストッ
パ−６を上昇させれば、つぎの横一列分がストッパ−７
に係止する。その後ストッパ６を下降させれば両ストッ
パ−６、７にカップ状商品ａが係止した状態となり、順
次前記同様操作により横一列分のカップ状商品ａを間欠
的に前方へ移送することができる。
態としたまま、ストッパ−７を上昇させれば、該ストッ
パ−７に係止していたカップ状商品ａの横一列分が前方
へ移送され、移送後にストッパ−７を下降させ、ストッ
パ−６を上昇させれば、つぎの横一列分がストッパ−７
に係止する。その後ストッパ６を下降させれば両ストッ
パ−６、７にカップ状商品ａが係止した状態となり、順
次前記同様操作により横一列分のカップ状商品ａを間欠
的に前方へ移送することができる。
【００１７】なお、この過程においては、ストッパ−
６、７で止められたカップ状商品ａはベルトコンベア１
ａの上面をスリップしている状態となるため、ベルトコ
ンベア１ａは摩擦係数が適度に低いものがよい。すなわ
ち、カップ状商品ａが比較的軽い場合にはさほど問題と
ならないが、重量がある場合には前記スリップに無理が
生じるため、ベルトコンベア１ａの素材をカップ状商品
ａに合わせて選定する必要がある。
６、７で止められたカップ状商品ａはベルトコンベア１
ａの上面をスリップしている状態となるため、ベルトコ
ンベア１ａは摩擦係数が適度に低いものがよい。すなわ
ち、カップ状商品ａが比較的軽い場合にはさほど問題と
ならないが、重量がある場合には前記スリップに無理が
生じるため、ベルトコンベア１ａの素材をカップ状商品
ａに合わせて選定する必要がある。
【００１８】つぎに、前記のごとくして前方へ移送され
た横一列分のカップ状商品ａの交互列のカップ状商品ａ
の先端上部に適時に係止して交互列のカップ状商品ａを
反転起立させる係止及び解除自在の反転ア−ム１０が設
けられる。
た横一列分のカップ状商品ａの交互列のカップ状商品ａ
の先端上部に適時に係止して交互列のカップ状商品ａを
反転起立させる係止及び解除自在の反転ア−ム１０が設
けられる。
【００１９】図面実施例では、該反転ア−ム１０はベル
トコンベア１ｂの上方に設けられている。すなわち、図
４に示されているようにベルトコンベア１ｂと交叉する
方向に支持杆１１を設け、該支持杆１１の各移送路ａ、
ｂ、ｃ位置にそれぞれの反転ア−ム１０の略中間部を揺
動自在に支持している。
トコンベア１ｂの上方に設けられている。すなわち、図
４に示されているようにベルトコンベア１ｂと交叉する
方向に支持杆１１を設け、該支持杆１１の各移送路ａ、
ｂ、ｃ位置にそれぞれの反転ア−ム１０の略中間部を揺
動自在に支持している。
【００２０】該反転ア−ム１０は、その先端が適当角度
下方に折り曲げられ、必要時に移送されたカップ状商品
ａの先端上部に係止する係止部１０ａが構成され、後端
には押圧片１０ｂが構成され、さらに係止部１０ａ側が
重く構成されている。
下方に折り曲げられ、必要時に移送されたカップ状商品
ａの先端上部に係止する係止部１０ａが構成され、後端
には押圧片１０ｂが構成され、さらに係止部１０ａ側が
重く構成されている。
【００２１】さらに、前記押圧片１０ｂの上面にはエア
−シリンダ１２等のアクチュエ−タの押圧杆１３が当接
させられる。そして常時はエア−シリンダ１２等のアク
チュエ−タが作用させられ、その押圧杆１２ａにより押
圧片１０ｂが押されて下降させられ、したがって先端の
係止部１０ａが上方に持ち上げられ、該係止部１０ａが
移送されたカップ状商品ａに係止することがないように
制御されている。
−シリンダ１２等のアクチュエ−タの押圧杆１３が当接
させられる。そして常時はエア−シリンダ１２等のアク
チュエ−タが作用させられ、その押圧杆１２ａにより押
圧片１０ｂが押されて下降させられ、したがって先端の
係止部１０ａが上方に持ち上げられ、該係止部１０ａが
移送されたカップ状商品ａに係止することがないように
制御されている。
【００２２】そして移送された交互列のカップ状商品ａ
を反転倒立させる場合には、エア−シリンダ１２等のア
クチュエ−タの押圧杆１２ａを上方に所定ストロ−ク復
帰させると、自重により反転ア−ム１０の係止部１０ａ
がカップ状商品ａの先端上部に係止する位置まで下降さ
せられ、しかも上方への逃げが自在となる。
を反転倒立させる場合には、エア−シリンダ１２等のア
クチュエ−タの押圧杆１２ａを上方に所定ストロ−ク復
帰させると、自重により反転ア−ム１０の係止部１０ａ
がカップ状商品ａの先端上部に係止する位置まで下降さ
せられ、しかも上方への逃げが自在となる。
【００２３】したがって、反転ア−ム１０の係止部１０
ａが下降させられた状態で、該係止部１０ａに移送され
てきたカップ状商品ａの先端上部が係止すると、ベルト
コンベア１ａの前方移送力により、カップ状商品の前部
が持ち上げられ、同時に反転ア−ム１０の係止部１０ａ
も上方に移動させられ、最終的にカップ状商品ａが横ガ
イド２間で反転倒立させられるものである。
ａが下降させられた状態で、該係止部１０ａに移送され
てきたカップ状商品ａの先端上部が係止すると、ベルト
コンベア１ａの前方移送力により、カップ状商品の前部
が持ち上げられ、同時に反転ア−ム１０の係止部１０ａ
も上方に移動させられ、最終的にカップ状商品ａが横ガ
イド２間で反転倒立させられるものである。
【００２４】なお、この反転ア−ム１０部分のベルトコ
ンベア１ｂは、摩擦係数の高いベルトコンベアとするこ
とが望ましい。すなわち、カップ状商品ａが反転ア−ム
１０の係止部１０ａに係止した後、カップ状商品ａがベ
ルトコンベア１ｂ上をスリップすると、反転倒立がスム
−スに行われないことがあるためてある。
ンベア１ｂは、摩擦係数の高いベルトコンベアとするこ
とが望ましい。すなわち、カップ状商品ａが反転ア−ム
１０の係止部１０ａに係止した後、カップ状商品ａがベ
ルトコンベア１ｂ上をスリップすると、反転倒立がスム
−スに行われないことがあるためてある。
【００２５】前記反転倒立は、カップ状商品ａのそれぞ
れの移送路ａ、ｂ、ｃにある反転ア−ム１０を適宜制御
して自由に行うことができ、実際には前記それぞれの反
転ア−ム１０のエア−シリンダ１２等のアクチュエ−タ
をマイコン制御してカップ状商品ａが交互列、すなわ
ち、最終的に図６の状態になるように反転起立が制御さ
せられる。なお、ここで交互列とは横一列方向のみなら
ず、移送列方向（前後方向）をも含む趣旨である。
れの移送路ａ、ｂ、ｃにある反転ア−ム１０を適宜制御
して自由に行うことができ、実際には前記それぞれの反
転ア−ム１０のエア−シリンダ１２等のアクチュエ−タ
をマイコン制御してカップ状商品ａが交互列、すなわ
ち、最終的に図６の状態になるように反転起立が制御さ
せられる。なお、ここで交互列とは横一列方向のみなら
ず、移送列方向（前後方向）をも含む趣旨である。
【００２６】さらに前記のごとくして、交互列が反転起
立させられて移送された横一列分のカップ状商品ａが一
括箱詰めに適した状態、すなわち、横適数列、図面実施
例では横二列（計６個）にされ、しかも間欠的に前方へ
移送される。そのためのストッパ−１３、１４がベルト
コンベア１ｄの上方に設けられている。もっとも、図面
実施例ではストッパ１４は下方から設けられている。
立させられて移送された横一列分のカップ状商品ａが一
括箱詰めに適した状態、すなわち、横適数列、図面実施
例では横二列（計６個）にされ、しかも間欠的に前方へ
移送される。そのためのストッパ−１３、１４がベルト
コンベア１ｄの上方に設けられている。もっとも、図面
実施例ではストッパ１４は下方から設けられている。
【００２７】このストッパ−１３、１４は前記したスト
ッパ−６、７と同様に各移送路ａ、ｂ、ｃに設けられ、
同様の作用をするものであり、相違するところは、カッ
プ状商品ａを横二列にして間欠的に前方へ移送する点で
あり、それぞれエア−シリンダ１５、１６等のアクチュ
エ−タによって適時に上下動させられる。
ッパ−６、７と同様に各移送路ａ、ｂ、ｃに設けられ、
同様の作用をするものであり、相違するところは、カッ
プ状商品ａを横二列にして間欠的に前方へ移送する点で
あり、それぞれエア−シリンダ１５、１６等のアクチュ
エ−タによって適時に上下動させられる。
【００２８】つぎに前記ベルトコンベア１ｄの前方に、
横適数列、図面実施例では横二列で移送されてきたカッ
プ状商品ａを一括して昇降させる積重ね装置１７が設け
られる。図面実施例では、前記ベルトコンベア１ｄにつ
づけてロ−ラコンベア１８を設け、該ロ−ラコンベア１
８の上方に積重ね装置１７を設けている。
横適数列、図面実施例では横二列で移送されてきたカッ
プ状商品ａを一括して昇降させる積重ね装置１７が設け
られる。図面実施例では、前記ベルトコンベア１ｄにつ
づけてロ−ラコンベア１８を設け、該ロ−ラコンベア１
８の上方に積重ね装置１７を設けている。
【００２９】このロ−ラコンベア１８の構成は、積重ね
た後に横方向に設けた箱詰め装置（図示せず）に滑りよ
く積重ね状態を崩さずに移送するためであり、必ずしも
ロ−ラコンベアとする必要はない。
た後に横方向に設けた箱詰め装置（図示せず）に滑りよ
く積重ね状態を崩さずに移送するためであり、必ずしも
ロ−ラコンベアとする必要はない。
【００３０】前記積重ね装置１７は、具体的には横二列
で送られてきたカップ状商品ａの個数分の昇降自在の吸
着パッド１７ａで構成され、ストッパ−１４を解除して
ロ−ラコンベア１８上に供給された横二列（計６個）の
カップ状商品ａのそれぞれに吸着し、一時的に上昇して
その全部を持ち上げ、さらに下降して吸着を解除できる
構成となっている。
で送られてきたカップ状商品ａの個数分の昇降自在の吸
着パッド１７ａで構成され、ストッパ−１４を解除して
ロ−ラコンベア１８上に供給された横二列（計６個）の
カップ状商品ａのそれぞれに吸着し、一時的に上昇して
その全部を持ち上げ、さらに下降して吸着を解除できる
構成となっている。
【００３１】すなわち、ストッパ−１４を解除してロ−
ラコンベア１８上に横二列（計６個）のカップ状商品ａ
が供給されると、それを検知して積重ね装置１７が下降
してその吸着パッド１７ａが供給されたカップ状商品ａ
の全部に吸着し、上昇してその全部を持ち上げる。
ラコンベア１８上に横二列（計６個）のカップ状商品ａ
が供給されると、それを検知して積重ね装置１７が下降
してその吸着パッド１７ａが供給されたカップ状商品ａ
の全部に吸着し、上昇してその全部を持ち上げる。
【００３２】その間にストッパ−１４の上昇（上方から
設けた場合には下降）及びストッパ−１３の上昇が行わ
れ、ストッパ−１４につぎの横二列（計６個）が係止さ
せられている。そしてストッパ−１３が下降させられて
後続のカップ状商品ａの移送を押え、ストッパ−１４を
解除すると、ロ−ラコンベア１８上につぎの横二列（計
６個）のカップ状商品ａが送り込まれる。
設けた場合には下降）及びストッパ−１３の上昇が行わ
れ、ストッパ−１４につぎの横二列（計６個）が係止さ
せられている。そしてストッパ−１３が下降させられて
後続のカップ状商品ａの移送を押え、ストッパ−１４を
解除すると、ロ−ラコンベア１８上につぎの横二列（計
６個）のカップ状商品ａが送り込まれる。
【００３３】この送り込みを検知して、積重ね装置１７
が下降させられ、その吸着パッド１７ａの吸着が解除さ
れ、カップ状商品ａが二段に積重ねられる。その後二段
積みとなったカップ状商品ａが一括してプッシャ−１９
等で箱詰め装置に送られ、詳述しない自動包装装置によ
り箱詰めされるものである。
が下降させられ、その吸着パッド１７ａの吸着が解除さ
れ、カップ状商品ａが二段に積重ねられる。その後二段
積みとなったカップ状商品ａが一括してプッシャ−１９
等で箱詰め装置に送られ、詳述しない自動包装装置によ
り箱詰めされるものである。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、起立状態のカップ状商
品の隣には反転起立させたカップ状商品を位置させて集
積できるため、無駄な空間が省かれ、集積面積を小さく
することができる。したがって、包装箱の小型化、該小
型化に伴う格納、運搬時のスペ−ス効率化が図られ、し
がもガタツキが押さえられるためスペ−サが不要となる
等の経済的効果が得られる。
品の隣には反転起立させたカップ状商品を位置させて集
積できるため、無駄な空間が省かれ、集積面積を小さく
することができる。したがって、包装箱の小型化、該小
型化に伴う格納、運搬時のスペ−ス効率化が図られ、し
がもガタツキが押さえられるためスペ−サが不要となる
等の経済的効果が得られる。
【図１】本発明の集積装置の概略側面図である。
【図２】本発明の集積装置の概略平面図である。
【図３】間欠移送ストッパ−部の斜視図である。
【図４】反転ア−ム部の斜視図である。
【図５】積重ね装置部の斜視図である。
【図６】カップ状商品の集積状態を示す斜視図である。
１ コンベア ６ ストッパ− ７ ストッパ− １０ 反転ア−ム １３ ストッパ− １４ ストッパ− １７ 積重ね装置
Claims (2)
- 【請求項１】 カップ状商品を適数列に移送するコンベ
ア上方に、順次移送されたカップ状商品の横一列分を間
欠的に前方へ移送するストッパ−、移送された横一列分
のカップ状商品の交互列のカップ状商品の先端上部に適
時に係止して交互列のカップ状商品を反転倒立させる係
止及び解除自在の反転ア−ム、一部反転倒立させられて
移送された横一列分のカップ状商品を横適数列にして間
欠的に前方へ移送するストッパ−及び該移送された横適
数列のカップ状商品を適時に一括して昇降させる積重ね
装置が設けられてなることを特徴とするカップ状商品の
自動集積装置。 - 【請求項２】反転ア−ム部のコンベアを独立させ、摩擦
係数の高いベルトコンベアとした請求項１記載のカップ
状商品の自動集積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36154292A JP2660648B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | カップ状商品の自動集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36154292A JP2660648B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | カップ状商品の自動集積装置 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH06199313A JPH06199313A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2660648B2 true JP2660648B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18474001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36154292A Expired - Fee Related JP2660648B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | カップ状商品の自動集積装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2660648B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015227222A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社フジキカイ | 物品移載方法およびその装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0683389A1 (en) * | 1994-05-12 | 1995-11-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Laminograph and inspection and repair device using the same |
| JP4639393B2 (ja) * | 1999-06-28 | 2011-02-23 | 株式会社インターパック | カップ状商品の倒立方法及びその装置 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP36154292A patent/JP2660648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH06199313A (ja) | 1994-07-19 |
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