JPH077467Y2 - 構造物等の内外装材 - Google Patents

構造物等の内外装材

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JPH077467Y2
JPH077467Y2 JP1988094090U JP9409088U JPH077467Y2 JP H077467 Y2 JPH077467 Y2 JP H077467Y2 JP 1988094090 U JP1988094090 U JP 1988094090U JP 9409088 U JP9409088 U JP 9409088U JP H077467 Y2 JPH077467 Y2 JP H077467Y2
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友一 鎌倉
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友一 鎌倉
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の技術分野] 本考案は、複数の板状体単体を組合せてすだれ状とな
し、目的により多種類の内外装材の加工を可能とし、下
地との接着面積が広く、施工後変型する可能性が少な
く、従来の本ざね等に比較して釘打面積が割合広く、現
地施工性の向上と簡便さを図り、板状体単体の材料の厚
みに関係なく工場加工が容易で、特に隣接する板状体単
体のジョイント部の折り曲げと平板状への復原(曲げ戻
し)とが容易で、既存建造物の改装、施工にも使用でき
るようにした内外装材に関する。
[従来の技術] 従来鉄筋、鉄骨等の構造物の内装工事を行う場合、鉄
筋、鉄骨等よりなる天井面、壁面、床面等に下地を取り
付け、その上に取り付けた合板、石膏ボードなどの下地
の上に下張り、中張り、及び布、紙等よりなる仕上材を
張り付け、また、前記下地のうえに本ざね、やといざね
等を利用したフローリングブロック、パーケットブロッ
ク等を張り付けている。その例として、特開昭60-18416
3号、特開昭61-16801号、特開昭61-274031号等がある。
実開昭57-199651号公報には、パネルの一方の側端部に
凸を、他方の側端部に凹を形成し、隣り合うパネルの凸
と凹とを互いに嵌合させたものである。この床材は平ら
な床に敷き詰め固定することはできるが、床材を折り曲
げたり極端に弯曲した箇所の張り付けには分離したりほ
ぞを破損するため適切でない。
実開昭62-94235号公報には、木製単体をスリット溝を介
して並べ、裏面に可橈裏打材を接着した構造が開示され
ている。この構造では可橈裏打材に折りたたんだ際、木
製単体の外側端面が開いてしまい床材や内装材として使
用することができない欠点がある。
実開昭59-122331号公報には、一方の化粧板の四角形雄
実を他方の化粧板の雌実に嵌合した構造が開示されてい
る。この構造では化粧板を平板状に床に敷く場合はよい
が、円弧弯曲面や高低のある箇所に敷き詰めた際雄実と
雌実とがかじり合って破損してしまう欠点がある。
[考案が解決しようとする問題点] 前記した如く、下地に布、紙等の生地を張り付ける場
合、広い面積の生地を用いるために張り付けに熟練を要
し、隣合う生地との間に突合せ筋目ができる欠点があ
る。また本ざねや、やといざねを利用したフローリング
ブロック、パーケットブロック等はそれぞれの単体とな
るブロックを突合せ接続して床張り、壁張り等を行わな
ければならないため、工場加工が複雑であり、組付け作
業に時間と熟練を要する欠点がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、互いに平行な底面1及び表面2を有する細長
いほぼ矩形状の板状体Aの相対する二つの側面に底面1
の両端部3a及び4aを起点として板状体Aの幅方向に互い
に平行に約45°に傾斜した第一立上り斜辺3及び4を形
成すると共に、該第一立上り斜辺3及び4と底面1から
板状体Aの厚さTの4分の1程度の高さにおいて交叉
し、かつ第一立上り斜辺3及び4とのなす角度が約75°
の斜辺5及び6を形成し、板状体Aの一側面にく字形雌
型を、他側面にく字形雄型を形成し、板状体Aの雌型を
形成した側面7に、板状体Aの表面2を基準として板状
体Aの厚さTの4分の1程度の高さにおいて斜辺5と交
叉する前記第一立上り斜辺3とほぼ平行な第二立上り斜
辺9を形成し、板状体Aの雄型を形成した側面8に板状
体Aの表面2を基準として板状体Aの厚さTの4分の1
程度の高さにおいて斜辺6と交叉する前記板状体Aの表
面2とほぼ平行した水平辺2aと、水平辺2aと板状体Aの
表面2とを結ぶほぼ前記斜辺6と平行な斜辺2bとを形成
し、一方の板状体Aの一側面に設けたく字形雌型に他方
の板状体A′の他側面に設けたく字形雄型を突き合わ
せ、一方の板状体Aの第一立上り斜辺3に他方の板状体
A′の第一立上り斜辺4′を接合し、かつ一方の板状体
Aの斜辺5に他方の板状体A′の斜辺6′を接合し、以
下順次同様に複数の板状体を接合し、互いに接合された
各板状体の底面1に連結用可橈性帯体10を添着して一体
に連結してなる構造物等の内外装材であって、板状体A
が防音材、断熱材、木材、合成樹脂材、軽量金属材等よ
り構成された構造物等の内外装材である。
[作用] 本考案は、基本となる単一の板状体の相対する一側面と
他側面に、雄型と雌型をそれぞれ形成するための板状体
の幅方向内側と外側に向ってそれぞれ傾斜した互に平行
な短い斜辺と、これらの短い斜辺とそれぞれ交叉する長
い斜辺とにより角度約75°のく字形を形成して一側面を
雌型となし、他側面を雄型となしたことにより一の板状
体の一側面に形成した角度約75°のく字形雌型に他の板
状体の他側面に形成した角度約75°のく字形雄型を接合
して単一の板状体を複数個並べ、この並べられた板状体
の短い方の斜辺の基部につながる一面(底面)に連結用
可橈性帯体を接着して、相隣れる板状体がその一面とく
字形雄型とく字形雌型の基部を中心として板状体の底面
側に折り曲げられるように構成され、折り曲げられた複
数個の板状体を反対側に曲げ戻すことによりく字形雄型
とく字形雌型を互に接合してあたかも一枚の板かのごと
く一直線状に並べ各板状体の底面側を壁面、床面等の下
地に接着するようにしたものである。
[実施例] 図面について本考案の実施例を説明する。第1図イは板
状体単体の端面図、第1図ロは一部を切欠した同上底面
図である。
Aは板状体であって、この板状体Aは幅Wと、長さL及
び厚さtを有する細長いほぼ矩形の板状に成形されてい
る。また、この板状体Aの底面1及び表面2とは互に平
行になっている。板状体Aの相対する側面には底面1側
の両端部3a及び4aを起点として板状体Aの厚さt方向に
向い、かつ一方は幅W方向中心に向って、他方は幅W方
向外側に向ってほぼ45°傾斜した互に平行な第一立上り
斜辺3及び4を形成している。この立上り斜辺3及び4
は底面1より板状体Aの厚さtの4分の1程度の高さま
で形成し、この第一立上り斜辺3及び4に連設して、そ
の先端部基点3a及び4aの反対側3b及び4bで交叉すると共
に第一立上り斜辺3及び4との交叉角度が約75°の第一
立上り斜辺3及び4より長い斜辺5及び6を形成する。
このようにして、板状体Aの一側面7に前記斜辺3及び
5に沿って切込んだく字形雌型を形成し、他側面8に前
記斜辺4及び6に沿って切欠いたく字形雄型を形成して
いる。9は板状体Aの一側面7に、その表面2を基準と
して板状体Aの厚さtの4分の1程度の高さにおける斜
辺5の先端部より表面2に向けて立上り辺3と平行に設
けた第二立上り斜辺である。
また、板状体Aの他側面8には、板状体Aの表面2を基
準として、板状体Aの厚さTの4分の1程度の高さにお
ける斜辺6より前記板状体Aの表面2とほぼ平行した水
平辺2aを形成し、この水平辺2aと板状体Aの表面2とを
前記斜辺6とほぼ平行な斜辺2bにて接続する(第2図
ロ)。一方の板状体Aの一側端端部3aに他方の板状体
A′の他側面端部4a′を突き合わせ、かつ一方の板状体
Aの第一立上り斜辺3に他方の板状体A′の第一立上り
斜辺4′を接合し、一方の板状体Aの斜辺5に他方の板
状体A′の斜辺6′を接合し、以下順次同様に複数の板
状体A,A′・・・・を接合し、接合された各板状体A,A′
・・・・の底面1,1′・・・・に連結用可橈帯体10を添
着して連結する。
第3図イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,トは、一方の板状体A
と他方の板状体A′とを連結用可橈帯体10にて連結し、
一方の板状体Aに対して他方の板状体A′を蝶番作用で
折たたみ又は丸く巻取る状態を示すものであって、一方
の板状体Aの端部3aと他方の板状体A′の端部4a′との
接合点を中心として、他方の板状体A′が第3図イの位
置から同図トの位置まで90°回転した状態を示す。
本考案内外装材を運搬、据付、格納するには内外装材を
巻込み又はすだれ状に折畳んだ方が便利で使い易いこと
は明白である。従って本考案内外装材を折畳むには他方
の板状体A′を第3図トの位置よりもさらに左方(一方
の板状体Aの下側)に90°折り曲げることができるから
各相隣れる、又は或る駒数(板状体の数)だけ離れた位
置で折り返して、小容積の連鎖状板状体となせばよい。
又本考案は相隣れる板状体の接続部分に懐ができるため
に、その接続部分に粉末状シリコン等の減摩材を塗布充
填することにより、間仕切用として施工した際騒音防止
作用が大きい。そして長い板状体を用いても接続部分を
中心として可動部分が滑らかに摺動するため広狭大小種
々の幅の板状体を任意に選択使用することができる。
[効果] 本考案は前記の如く単一の板状体を並べて帯状接続部材
にて連結したものは折り畳み、巻取り或いはすだれ状に
広げることができるために、鉄筋、鉄骨構造物等の内外
装工事が容易である。また単一の板状体は細長い矩形状
のものでよいから木材の間伐材を使用することができる
ために廃材の利用となり、しかも防音材、吸音材、金属
材、合成樹脂材、コンクリート、セラミック等を使用目
的に応じて簡単に転換使用することができるためにマン
ション、公団住宅等の集合住宅の防音工事或いは外壁工
事等を容易かつ速やかに施工することができる等の優れ
た効果を奏する。
また、本考案は、板状体の相対する二つの側面に底面に
対して約45°の角度に第一立上り斜辺3及び4を板状体
の厚さの4分の1程度の高さ迄形成し、この第一立上り
斜辺の上端部にその斜辺に対して約75°の斜辺6及び7
を連続して設けたことにより、複数の板状対を組み合わ
せて結合して、板状体の上に負荷をかけた場合、結合部
のく字形雄型とく字形雌型に加える負荷が均一に加わる
こととなり可橈性帯体の作用によりく字形雄型とく字形
雌型の咬合部のズレを防止し、第一立上り斜辺は底面よ
り板状体の厚さの4分の1程度の高さまで45°の角度で
形成されているために、板状体Aの表面に加わる負荷
は、その両隣に結合された板状体に均等に負荷され、局
部的に加わる過大な荷重が無くなり、床材の強度を減殺
することはない。また板状体の底面に可橈性帯体を張り
付けたことにより板状体が局部的に荷重を受けても広い
面積にわたり緩衝的に受け止めることができると共に板
状体の第一立上り斜辺は水平面に対し約45°の角度を保
有するために連結された板状体を底面方向に容易に折り
曲げることができるために平面床ばかりでなく弯曲への
張り付が容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イは板状体単体の端面図、第1図ロは一部を切欠
した同上底面図、第2図イは一方の板状体と他方の板状
体の一部の分解拡大断面図、第2図ロは板状体単体の一
部の端面図、第3図イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トは相隣
れる板状体の接合部の折畳み状態の説明図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な底面1及び表面2を有する細
    長いほぼ矩形状の板状体Aの相対する二つの側面に底面
    1の両端部3a及び4aを起点として板状体Aの幅方向に互
    いに平行に約45°に傾斜した第一立上り斜辺3及び4を
    形成すると共に、該第一立上り斜辺3及び4と底面1か
    ら板状体Aの厚さTの4分の1程度の高さにおいて交叉
    し、かつ第一立上り斜辺3及び4とのなす角度が約75°
    の斜辺5及び6を形成し、板状体Aの一側面にく字形雌
    型を、他側面にく字形雄型を形成し、板状体Aの雌型を
    形成した側面7に、板状体Aの表面2を基準として板状
    体Aの厚さTの4分の1程度の高さにおいて斜辺5と交
    叉する前記第一立上り斜辺3とほぼ平行な第二立上り斜
    辺9を形成し、板状体Aの雄型を形成した側面8に板状
    体Aの表面2を基準として板状体Aの厚さTの4分の1
    程度の高さにおいて斜辺6と交叉する前記板状体Aの表
    面2とほぼ平行した水平辺2aと、水平辺2aと板状体Aの
    表面2とを結ぶほぼ前記斜辺6と平行な斜辺2bとを形成
    し、一方の板状体Aの一側面に設けたく字形雌型に他方
    の板状体A′の他側面に設けたく字形雄型を突き合わ
    せ、一方の板状体Aの第一立上り斜辺3に他方の板状体
    A′の第一立上り斜辺4′を接合し、かつ一方の板状体
    Aの斜辺5に他方の板状体A′の斜辺6′を接合し、以
    下順次同様に複数の板状体を接合し、互いに接合された
    各板状体の底面1に連結用可撓性帯体10を添着して一体
    に連結してなる構造物等の内外装材。
  2. 【請求項2】板状体Aが防音材、断熱材、木材、合成樹
    脂材、軽量金属材等より構成された請求項(1)記載の
    構造物等の内外装材。
JP1988094090U 1988-07-18 1988-07-18 構造物等の内外装材 Expired - Lifetime JPH077467Y2 (ja)

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JP1988094090U JPH077467Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 構造物等の内外装材

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JPH0220613U JPH0220613U (ja) 1990-02-09
JPH077467Y2 true JPH077467Y2 (ja) 1995-02-22

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JPS57199651U (ja) * 1981-06-15 1982-12-18
JPS59122331U (ja) * 1983-02-07 1984-08-17 日東紡績株式会社 化粧板の接合構造
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JPH0220613U (ja) 1990-02-09

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