JPH0774519B2 - 軒天井の施工方法 - Google Patents

軒天井の施工方法

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JPH0774519B2
JPH0774519B2 JP3044686A JP4468691A JPH0774519B2 JP H0774519 B2 JPH0774519 B2 JP H0774519B2 JP 3044686 A JP3044686 A JP 3044686A JP 4468691 A JP4468691 A JP 4468691A JP H0774519 B2 JPH0774519 B2 JP H0774519B2
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JP
Japan
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eaves ceiling
nose
plate
eaves
crane
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Inventor
陵二 酒田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒天井の施工方法に関
し、詳しくは施工性を高めるとともに仕上がり精度も高
めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒天井は図8に示すように、軒天
井板本体8aを施工し、軒天井板本体8aの屋外側端部
に鼻板9を施工するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、軒天井板本体8a及び鼻板9の施
工を個別におこない、その施工性が悪く、かつ仕上がり
精度も悪くなりがちとなるという問題があった。本発明
はこのような問題を解消しようとするものであり、その
目的とするところは、軒天井板本体と鼻板とを一体化し
ておくことで、軒天井の施工性を大幅に高め、かつ仕上
がり精度も高めることができ、また、このような軒天井
板を施工するのに、クレーンによる吊下げ施工にて一層
施工性を向上させることができる軒天井の施工方法を提
供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明の軒天井の施工方
法は、軒天井板本体8aの屋外側端部に鼻板9が立設さ
れて断面が略L字型の軒天井板8の鼻板9側をその吊下
げ部Hにおいてクレーンにて吊下げ保持しながら軒天井
板本体8aの屋内側端部を壁パネル1側の支持金具2に
掛止め支持させ、その後、鼻板9を屋根下地Rに釘打ち
固定し、クレーンによる吊下げ保持を解除することを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】発明の軒天井の施工方法は、軒天井板本体8
aの屋外側端部に鼻板9が立設されて断面が略L字型の
軒天井板8の鼻板9側をその吊下げ部Hにおいてクレー
ンにて吊下げ保持しながら軒天井板本体8aの屋内側端
部を壁パネル1側の支持金具2に掛止め支持させ、その
後、鼻板9を屋根下地Rに釘打ち固定することによっ
て、軒天井板本体8a及びこれに一体化されている鼻板
9の施工をクレーンを使って一挙におこなえ、軒天井板
8の施工が容易におこなえながら、軒天井板本体8aと
鼻板9とが一体化されていて、これらの接続箇所の仕上
がり精度を高めるようにしたものである。
【0006】
【実施例】図2に示すように、軒天井板8は軒天井板本
体8aの先端に鼻板9が取付けられて略L字型に構成さ
れている。この軒天井板8の屋内側端部には横片10と
垂下片7とでL字型に形成された被係止片6が取付けら
れている。具体的にはチャンネル状体11が取付桟12
を介して軒天井材5の屋内側端部に取付けられている。
一方、壁パネル1には図4に示すような支持金具2が吊
下げ支持されている。具体的には壁パネル1の上フレー
ム13に形成された係止溝14に支持金具2の上片15
の先端の舌片16を挿入支持したものである。この支持
金具2の下端には斜め上方に係止片3が延出され、ま
た、係止片3の上方に斜め下方に抜止め片4が延出され
ている。また、鼻板9には図2及び図3に示すように、
通孔31が形成され、通孔31の裏にはナット32が固
定されている。
【0007】しかして、クレーン側のワイヤー33の先
端の吊りボルト34を鼻板9の通孔31に挿通してナッ
ト32に螺合し、軒天井板8を吊下げるのである。この
ような吊下げ状態で、図1(b)に示すように、軒天井
板8を作業者等が略水平にして軒天井板本体8aの屋内
側端部の被係止片6を壁パネル1側の支持金具2に引掛
け係止し、その後、クレーンによる吊上げ作業にて鼻板
9を屋根下地Rとしての屋根パネル18の軒側端部に当
接し、鼻板9の上端の釘打ち部Nとしての小通孔35に
おいて釘打ちやボルト止めをおこなって、軒天井板8を
固定し、その後、吊りボルト34を外すのである。
【0008】このように、軒天井板本体8aの屋外側端
部に鼻板9が立設されて断面が略L字型の軒天井板8の
鼻板9側をその吊下げ部Hにおいてクレーンにて吊下げ
保持しながら軒天井板本体8aの屋内側端部を壁パネル
1側の支持金具2に掛止め支持させ、その後、鼻板9を
屋根下地Rに釘打ち固定することで、軒天井板本体8a
及びこれに一体化されている鼻板9の施工をクレーンを
使って一挙におこなえ、軒天井板8の施工が容易におこ
なえながら、軒天井板本体8aと鼻板9とが一体化され
ていて、これらの接続箇所の仕上がり精度を高めてい
て、従来のように支持材を釘打ちしたり、軒天井材5を
釘打ちするのを回避し、その施工性を大幅に高めるもの
である。そして、屋内側端部においては、抜止め片4に
て抜止めを図っていて、軒天井材5が下方からの突き上
げ力を受けても上方に係止が外れることがないものであ
る。
【0009】図6は他の実施例を示していて、軒天井板
本体8aと鼻板9との接合箇所に略L字型でかつ屋外側
の突出する見切り材21が取付けられていて、軒天井板
本体8aと鼻板9との接合箇所を隠すとともに、軒樋2
0と鼻板9間の隙間を隠している。図7の実施例におい
ては、鼻板9は見切り材21が形成された部材22にて
軒天井板本体8aに取付けられている。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、軒天井板本体の
屋外側端部に鼻板が立設されて断面が略L字型の軒天井
板の鼻板側をその吊下げ部においてクレーンにて吊下げ
保持しながら軒天井板本体の屋内側端部を壁パネル側の
支持金具に掛止め支持させ、その後、鼻板を屋根下地に
釘打ち固定するから、軒天井板本体及びこれに一体化さ
れている鼻板の施工をクレーンを使って一挙におこな
え、軒天井板の施工が容易におこなえながら、軒天井板
本体と鼻板とが一体化されていて、これらの接続箇所の
仕上がり精度を高めることができるという利点がある。
また軒天井板をクレーンの吊下げ保持により支持するこ
とによって、支持金具への軒天井板本体の屋内側端部の
掛止めは軒天井板の屋内側端部のみを持ち上げておこな
うことができて高い場所への軒天井の持ち上げを容易に
おこなうことができると共に、屋根下地への鼻板の釘打
ち固定は軒天井板の屋外側端部のみを支持しておこなう
ことができて高所での釘打ち作業を簡単におこなうこと
ができ、施工性と安全性の向上を図ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の施工後の断面図で
ある。(b)は同上の施工方法を示す説明図である。
【図2】同上の軒天井板の断面図である。
【図3】同上の軒天井板の斜視図である。
【図4】(a)は同上の支持金具の正面図である。
(b)は側面図である。(c)は平面図である。
【図5】同上の施工後の断面図である。
【図6】同上の軒天井板の他の実施例の一部省略した断
面図である。
【図7】同上の更に他の実施例の施工後の断面図であ
る。
【図8】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 支持金具 3 係止片 8 軒天井板 8a 軒天井板本体 9 鼻板 N 釘打ち部 R 屋根下地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒天井板本体の屋外側端部に鼻板が立設
    されて断面が略L字型の軒天井板の鼻板側をその吊下げ
    部においてクレーンにて吊下げ保持しながら軒天井板本
    体の屋内側端部を壁パネル側の支持金具に掛止め支持さ
    せ、その後、鼻板を屋根下地に釘打ち固定し、クレーン
    による吊下げ保持を解除することを特徴とする軒天井の
    施工方法。
JP3044686A 1991-03-11 1991-03-11 軒天井の施工方法 Expired - Fee Related JPH0774519B2 (ja)

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JPS5321718U (ja) * 1976-07-30 1978-02-23
JPS5515530Y2 (ja) * 1977-04-30 1980-04-10
JPS5622507Y2 (ja) * 1977-10-25 1981-05-27

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