JPH077444Y2 - 交差接続構造 - Google Patents

交差接続構造

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JPH077444Y2
JPH077444Y2 JP1989010722U JP1072289U JPH077444Y2 JP H077444 Y2 JPH077444 Y2 JP H077444Y2 JP 1989010722 U JP1989010722 U JP 1989010722U JP 1072289 U JP1072289 U JP 1072289U JP H077444 Y2 JPH077444 Y2 JP H077444Y2
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繁隆 島崎
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日本建工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主枠の側面に先端を突き当て上記主枠と交
差する如く設けられる副枠を固定するための構造に関す
るものである。
[従来の技術] 従来の交差接続構造を第9図及び第10図に示す。図にお
いて、1は断面ほぼコ字状に成形された主枠であるメイ
ンチャンネル、2は断面ほぼコ字状に成形された副枠で
あるサブチャンネルであり、上記メインチャンネル1の
互いに対向する両側面1a,1bに対しサブチャンネル2,2の
先端が突き合わされた状態、すなわち十字状に交差する
如く固定される。なお、上記メインチャンネル1の側面
1b側及びサブチャンネル2の側面2b側は開口している。
4は十字状の交差接続金具であり、上記メインチャンネ
ル1の上片1nに載置するための載置片5を有し、この載
置片5はサブチャンネル2方向に延長するものであり、
その両端側にはコ字状に一体に成形された第1,第2コ字
状片6,7を有する。上記第1,第2コ字状片6,7は上記載置
片5を隔ててメインチャンネル1を跨ぐように設けら
れ、これはサブチャンネル2の一方の側面2aと、その上
片2nと下片2mとを覆うように成形されている。この第1
コ字状片6の上下片6a,6bと第2コ字状片7の上下片7a,
7bの先端からは段差6c,7cを介してボルト取付け片8a,8
b、9a,9bが設けられ、一方のボルト取付け片8b,9bには
貫通穴10a,10bが設けられ、他方のボルト取付け片8a,9a
にはタップ11a,11bが設けられている。ボルト12は一方
の貫通穴10a,10bを貫通して他方のタップ11a,11bに螺入
され、両ボルト取付け片8a,8b、9a,9b間を締め付ける。
また、第1,第2コ字状片6,7の下片6b,7bにおけるメイン
チャンネル1に対向する側からは突片13a,13bが突出
し、この突片13a,13bはメインチャンネル1の下片1mに
当接される。したがって、上記ボルト12による締め付け
に基づき突片13a,13bが下片1mに圧縮されるので、交差
接続金具4自体がメインチャンネル1に保持され、しか
も第1,第2コ字状片6,7の保持力によって上記サブチャ
ンネル2,2をメインチャンネル1の真横に直交させる。
すなわち、上記サブチャンネル2,2をメインチャンネル
1に対し十字状に交差する如く保持することができる。
[考案が解決しようとする課題] 従来の交差接続構造は以上のように構成されているの
で、交差接続金具及びサブチャンネルのメインチャンネ
ル延長方向に対する固定は、ボルトの締め付け力だけで
行なっており、上記メインチャンネル延長方向にサブチ
ャンネルがずれたり、メインチャンネルと直交方向にサ
ブチャンネルがずれてしまうなどの問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な構成により安価に、また取付作業を容
易にし、地震などによってメインチャンネルとサブチャ
ンネルの位置ずれが生じない交差接続構造を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る交差接続構造は、主枠及び副枠のそれぞ
れの上,下片に互いに対向するように設けられた固定孔
と、この固定孔に嵌合して上記主枠と副枠とを接続する
接続金具とからなり、この接続金具は、主枠の上片と副
枠の上片に両端側が対向する第1固定片と、主枠の下片
と副枠の下片に両端側が対向するとともに上記第1固定
片と平行状態を保つ第2固定片と、上記第1固定片の両
端側に設けられて主,副枠の上片の固定孔に嵌合する第
1嵌合子と、上記第2固定片の両端側に設けられて主,
副枠の下片の固定孔に嵌合する第2嵌合子と、上記第1,
第2固定片を連結状態に保持するとともに、これらを互
いに近接する方向に締付けるボルト,ナットより成る締
付手段とを備え、上記第1固定片には、上記ボルトの回
転を防止するための回り止め機能部が形成されてなるも
のである。
[作用] この考案における交差接続構造は、主枠及び副枠の上,
下片に設けられた固定孔と、上記主,副枠の上片及び下
片に両端側が対向する第1,第2固定片と、上記第1,第2
固定片の両端側に設けられて主,副枠の上片の固定孔に
嵌合する第1,第2嵌合子と、上記第1,第2固定片とを互
いに近接する方向に締付ける締付手段とからなり、上記
主枠と副枠とを接続する接続金具とにより、上記主,副
枠の固定孔に第1,第2嵌合子を嵌合させ、かつ上記締付
手段で第1,第2固定片を締付けて、上記接続金具が主枠
と副枠とのコーナー部に固定され、上記副枠を主枠に交
差する如く接続する。
[実施例] 以下、この考案の一実施例である交差接続構造を第1乃
至第3図を用いて説明する。なお、第9図及び第10図と
同じものは同一の符号を用いて説明を省略する。図にお
いて、20はメインチャンネル1の上片1n及び下片1mに互
いに対向するように設けられたメイン固定孔、21はサブ
チャンネル2の上片2n及び下片2mに互いに対向するよう
に設けられたサブ固定孔、30は上記メインチャンネル1
とサブチャンネル2とを接続する接続金具である。上記
接続金具30は、垂直片39と、メインチャンネル1の上片
1nとサブチャンネル2の上片2nに両端側が対向する第1
固定片31と、上記メインチャンネル1の下片1mとサブチ
ャンネル2の下片2mに両端側が対向するとともに上記垂
直片39により第1固定片31と平行状態を保つ第2固定片
32と、上記第1,第2固定片31,32とを互いに近接する方
向に締付ける締付手段35とからなる。上記第1固定片31
はほぼ扇状に成形され、上記メイン,サブチャンネル1,
2の側面1b,2bに当接する当接片31a,31aと、この当接片3
1a,31aから折曲されメイン,サブチャンネル1,2の上片1
n,2nに当接する舌片31b,31bと、この舌片31b,31bから下
方向に折曲されメイン,サブチャンネル1,2の上片1n,2n
のメイン,サブ固定孔20,21に嵌合する第1嵌合子33,33
と、ボルト穴とからなる。上記第2固定片32は第1固定
片31と同様にほぼ扇状に成形され、上記メイン,サブチ
ャンネル1,2の側面1b,2bに当接する当接片32a,32aと、
この当接片32a,32aから折曲されメイン,サブチャンネ
ル1,2の下片1m,2mに当接する舌片32b,32bと、この舌片3
2b,32bから上方向に折曲されメイン,サブチャンネル1,
2の下片1m,2mのメイン,サブ固定孔20,21に嵌合する第
2嵌合子34,34と、ボルト穴とからなる。上記締付手段3
5は、上記ボルト穴に挿通される六角ボルト40と、この
六角ボルト40に螺着されるナット41とからなる。また、
上記第1,第2固定孔20,21は、短形状の穴に成形され、
上記第1,第2嵌合子33,34の幅より若干長く、かつ第1,
第2嵌合子33,34の板厚より若干広い幅を有して、上記
上片1n,2n及び下片1m,2mの中央に位置する。
上記構成において、メインチャンネル1とサブチャンネ
ル2とから構成されるコーナー部Aに接続金具30を設置
する。この接続金具30は、手によって上下方向に広げ、
第1嵌合子33を上片1n,2nの固定孔20に、第2嵌合子34
を下片1m,2mの固定孔21に嵌合する。このあと締付手段3
5の六角頭40aを有する六角ボルト40をナット41により締
付けて固定して、サブチャンネル2をメインチャンネル
1に交差する如く接続できる。または、あらかじめ上下
方向に広げた接続金具30の第1,第2当接片31a,32aをメ
イン,サブチャンネル1,2の側面1a,2a又は側面1b,2bに
当接させて、締付手段35の六角頭40aを有する六角ボル
ト40をナット41により締付けて第1,第2嵌合子33,34を
固定孔20,21に嵌合して上記接続金具30を固定するとし
てもよい。
また、上記締付手段35は、第4図(a),(b)に示す
ように、六角ボルト40の六角頭40aが載る第1固定片31
のボルト穴31cの近傍に切起し部31dを成形して、上記六
角頭40aの回り止めを設けたり、また第5図(a)に示
すように、上記六角ボルト40の六角頭40aの下方を断面
トラック形状に成形して回り止め部40bを設け、かつ第
5図(b)に示すように第1固定片31のボルト穴31cを
上記回り止め部40bが嵌入するトラック形状に成形し
て、上記締付手段35の一方に回り止めを設けることで作
業性がよくなるようにしている。即ち、第1固定片31に
は上述の切起し部31dやボルト穴31c等の回り止め機能部
が形成されているので、ナット41を回して締付け作業を
行う場合、六角頭40aを上から軽く押えるようにするだ
けで、締付け作業が簡単に行え、作業性が非常に良くな
る。これは、本願のような交差接続構造が適用される天
井下地など作業空間が狭い場合、施工時において特に切
望される効果である。
なお、本実施例においては、固定孔20,21を短形状に成
形するとしたが、これに限定されず、例えば接続金具30
の第1,第2嵌合子33,34をピン形状とし、上記固定孔20,
21を丸穴に成形するとしても同様の効果を有することは
もちろんである。
また、本実施例においては、接続金具30の第1,第2固定
片31,32は垂直片39により平行状態を保つとしたが、垂
直片39を設ける必要はなく、第1,第2固定片31,32を分
離して、メイン,サブチャンネル1,2に別々に取付ける
ようにしてもよい。
また、本実施例においては、第1,第2固定片31,32をほ
ぼ扇状に成形するとしたが、これに限定されず、第6図
及び第7図に示すように第1,第2固定片310,320をほぼ
直線状に成形してもよく、この場合垂直片39がなく締付
手段35で締付けても第1,第2固定片310,320が反ったり
することはなく、また垂直片39がないので作業性がよ
い。また、第8図に示すように第1,第2固定片311,321
に折曲片311d,321dを設けてほぼ三角形状に成形しても
よい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、主枠及び副枠の上,
下片に設けられた固定孔と、上記主,副枠の上片及び下
片に両端側が対向する第1,第2固定片と、上記第1,第2
固定片の両端側に設けられて主,副枠の上片の固定孔に
嵌合する第1,第2嵌合子と、上記第1,第2固定片を連結
状態に保持するとともに、これらを互いに近接する方向
に締付けるボルト,ナットより成る締付手段とを備えて
成る、上記主枠と副枠とを接続する接続金具とを設けた
ので、簡単な構成により安価に、また取付作業を容易に
し、地震などによってメインチャンネルとサブチャンネ
ルの位置ずれや外れが生じない信頼性の高い交差接続構
造が得られる。また、上記第1固定片には、上記ボルト
の回転を防止するための回り止め機能部が形成されてい
るので、作業性が非常に良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である交差接続構造の外観
斜視図、第2図及び第3図は本実施例の交差接続構造の
平面図及び側面断面図、第4図(a),(b)は他の実
施例の締付手段の平面図及び側面断面図、第5図
(a),(b)は他の実施例の締付手段の側面断面図及
び平面断面図、第6図及び第7図は他の実施例の交差接
続構造の外観斜視図及び平面図、第8図は他の実施例の
交差接続構造の外観斜視図、第9図及び第10図は従来の
交差接続構造の外観斜視図及び平面図である。 1……メインチャンネル、2……サブチャンネル、20,2
1……固定孔、30……接続金具、31……第1固定片、32
……第2固定片、33……第1嵌合子、34……第2嵌合
子、35……締付手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面コ字状,ロ字状またはエ字状に板材を
    成形してなる主枠及び副枠とからなり、上記主枠の側面
    に副枠の先端が突き当てられ上記主枠と副枠が交差する
    如く固定される交差接続構造において、 上記主枠及び副枠のそれぞれの上,下片に互いに対向す
    るように設けられた固定孔と、この固定孔に嵌合して上
    記主枠と副枠とを接続する接続金具とからなり、 この接続金具は、主枠の上片と副枠の上片に両端側が対
    向する第1固定片と、主枠の下片と副枠の下片に両端側
    が対向するとともに上記第1固定片と平行状態を保つ第
    2固定片と、上記第1固定片の両端側に設けられて主,
    副枠の上片の固定孔に嵌合する第1嵌合子と、上記第2
    固定片の両端側に設けられて主,副枠の下片の固定孔に
    嵌合する第2嵌合子と、上記第1,第2固定片を連結状態
    に保持するとともに、これらを互いに近接する方向に締
    付けるボルト,ナットより成る締付手段とを備え、 上記第1固定片には、上記ボルトの回転を防止するため
    の回り止め機能部が形成されてなることを特徴とする交
    差接続構造。
JP1989010722U 1989-01-31 1989-01-31 交差接続構造 Expired - Lifetime JPH077444Y2 (ja)

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JPS56105046A (en) * 1980-01-16 1981-08-21 Nobuyuki Ishii Waste frame metal fitting for ceiling

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