JPH077414Y2 - 便器の洗浄給水装置 - Google Patents

便器の洗浄給水装置

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JPH077414Y2
JPH077414Y2 JP380789U JP380789U JPH077414Y2 JP H077414 Y2 JPH077414 Y2 JP H077414Y2 JP 380789 U JP380789 U JP 380789U JP 380789 U JP380789 U JP 380789U JP H077414 Y2 JPH077414 Y2 JP H077414Y2
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JP
Japan
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water supply
toilet
remote control
flush water
input means
Prior art date
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JP380789U
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JPH0297463U (ja
Inventor
博志 小林
巳喜夫 澤井
透 鶴田
幹夫 堀本
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、便器の洗浄給水装置に関する。
(従来の技術) 第4図に示すように、大洗浄用のスイッチ100と小洗浄
用のスイッチ101を設け、洗浄水の供給量を選択するよ
うにしたものは知られている。
各スイッチ100,101と、電磁弁等の弁機構を駆動する制
御部(図示しない)との間は、接続線等で電気的に接続
する必要がある。このため、各スイッチは、第4図に示
すように、便器102の後方壁面103に設けられた給水弁機
構を点検するための扉104等に取り付けて、扉104等の奥
に設置されている制御部と配線接続を行なっている。あ
るいは、弁座の後方側部にスイッチを設け、接続線を給
水接続管に沿わせる形で制御部や弁機構との配線接続を
行なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、特に不特定の人が利用するトイレでは、
衛生的な面から、接触型のスイッチ操作が好まれない場
合がある。
そこで、光・電波・超音波等を発射し、手等で反射され
た光・電波・超音波等を検出することで作動する非接触
型の近接スイッチを使用することが考えられるが、この
場合、大と小用の2つの近接スイッチを充分に離間させ
て配置しないと検出の誤動作を生ずるため操作部を小形
にできないという問題がある。
本考案は、このような事情をふまえてなされたもので、
その目的は小形で誤動作を生じにくい操作部を有する便
器の洗浄給水装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案に係る便器の洗浄給水装
置は、洗浄給水量を選択する選択入力手段の入力に基づ
いて便器への洗浄給水量を制御する給水制御部を備えた
ものにおいて、選択入力手段は、赤外線を含む光、電
波、超音波等を発信する手段と受信する手段を備え、手
等の接近を検出する反射型の近接スイッチを複数備える
とともに、反射型の近接スイッチの検出方向を互いに相
離れる方向としたことを特徴とする。
(作用) 反射型の近接スイッチに手等を近づけると洗浄給水が行
なわれる。反射型の近接スイッチの検出方向は、互いに
相離れる方向であるので、誤検出が発生しにくい。
よって、複数の反射型近接スイッチを隣接させて配置し
ても誤検出がなく、操作部分を小形にできる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る洗浄給水装置を適用したトイレの
要部の外観斜視図である。
トイレは床面1に大便器2を固定し、この大便器2の後
部は後壁3に当接され、図示しない給水管等との接続が
なされている。
後壁3の便器2の上方には、点検用の開閉自在な扉4が
設けられ、この扉4の奥に給水制御部5が設けられてい
る。便器2の側方の側壁6には、リモコン送信器7がト
イレの使用者の手の届きやすい位置に取り付けられてい
る。
このリモコン送信器7は、大洗浄用と小洗浄用の選択入
力手段を構成する近接スイッチ71,72を備えている。近
接スイッチ71,72はその前方へ手等をかざすだけで作動
する非接触型のスイッチである。
また、このリモコン送信器7は、近接スイッチ71,72が
作動すると、そのスイッチの機能に対応するリモートコ
ントロール信号を発信するものである。
リモコン送信器7およびリモコン信号を受信して、受信
したリモコン信号に基づいて便器2に洗浄水を供給する
給水制御部5のブロック構成を第2図に示す。
リモコン送信器7および給水制御部5はいずれも電池を
電源70,50として動作するもので、リモコン送信器7は
赤外線発光ダイオード73aを備えた赤外線リモコン信号
(リモコン信号と記す)の送信部73を、給水制御部5は
PINフォトダイオード51a等を備えたリモコン信号の受信
部51を備えている。
リモコン送信器7は、近接スイッチ71,72と、比較器75,
76と基準電圧回路77とで構成された選択入力手段79と、
近接スイッチ71,72の検出動作を所定の時間間隔で行な
わせるためのクロック回路74と、リモコン信号発生回路
78と送信部73、電源70で構成される。
近接スイッチ71,72は、所定の波長の赤外線をクロック
回路74のクロック出力に基づいて所定の時間間隔で投光
する投光部71a,72aと、反射されてきた赤外線を検出す
る受光部71b,72bとからなる。
受光部71b,72bの出力は、比較器75,76へそれぞれ入力さ
れる。比較器75,76は、受光部71b,72bの出力信号を増幅
する増幅回路と、この出力を積分して直流成分を取り出
す積分回路と、積分回路の出力(直流成分)電圧が基準
電圧回路77から与えられる基準電圧以上であるかを判定
する比較回路から構成されている。
比較器75,76の出力は、リモコン信号発生回路78へ入力
される。リモコン信号発生回路78は、各比較器75,76の
出力に対応する指令データと、送信器毎に予め設定され
ている識別データとを所定の時間間隔でシリアル(直
列)に送信部73へ出力し、送信部73より赤外線を利用し
たリモコン信号を送信する構成である。
給水制御部5は、受信部51で受信したリモコン信号を増
幅する増幅器52と、増幅器52の出力に基づいて特定のリ
モコン送信器7からの指令データに対応する出力を発生
するリモコン信号判定回路53とでリモコン信号の受信器
54を構成し、弁用電源56、電荷管理回路55、駆動回路57
で電磁弁開閉制御部58を構成している。
なお、リモコン信号の混信が発生しない場合等では、指
令データのみを送・受信する構成でもよい。
電磁弁59は大便器2への洗浄水の供給・停止を行なうた
めのもので、電磁弁59の一端は給水管(図示しない)
へ、他端は給水接続管を介して大便器2の給水口へ接続
される。
この電磁弁59は、ラッチングソレノイドを備え、このソ
レノイドにパルス電流を通電することで弁が開から閉も
しくは閉から開に作動する自己保持弁である。弁の開閉
駆動時には大きなパルス電流が必要である。そこで、弁
用電源56内に大容量のコンデンサを設け、この電荷を駆
動回路57を介して電磁弁59に放電する構成としている。
このため、弁用電源56内の大容量のコンデンサが所定の
電荷量まで充電されない状態で電磁弁59の駆動を行なわ
ないよう、電荷管理回路56を設けている。
以上の構成であるから、トイレの使用者が例えば大用の
近接スイッチ71の前方へ手をかざすことで、下記の動作
が行なわれ大洗浄に対応する洗浄水量が便器2へ供給さ
れる。
投光部71aから投光された赤外線は手等で反射され受光
部71bに戻る。受光部71bの出力は比較器75内で増幅・積
分され、基準電圧と比較される。よって、手等が所定の
検出距離内にあれば比較器75は出力を発生する。よっ
て、大用の洗浄の指令データが送信部73から発信され
る。
送信された指令データは受信器54で受信され、指令デー
タに基づいて電磁弁開閉制御部58は電磁弁59を駆動す
る。
なお、リモコン送信器7は、大洗浄、小洗浄に対応する
指令データを送信し、給水制御部5側で電磁弁59の開時
間を制御してもよいし、リモコン送信器7から直接電磁
弁59の開・閉を指令してもよい。
第3図はリモコン送信器の外観斜視図である。
リモコン送信器7は、正面の高さ方向略中央部に、横方
向に延設した山形の凸部18を形成し、その上側の傾斜面
18aに略垂直な斜め上方が検出指向性となるように小用
の近接スイッチ72を内設し、同様に大用の近接スイッチ
71を、その検出方向が下側の傾斜面18bに略垂直な斜め
下方となるようリモコン送信器7内に設けたものであ
る。
このように、各近接スイッチ71,72の検出方向を互いに
相離れる方向にしているので、複数の反射型近接スイッ
チを隣接させて配置しても誤検出することがなく、リモ
コン送信器7を小形にできる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る便器の洗浄給水装置
は、反射型の近接スイッチを用いて選択入力手段を構成
したので、近接スイッチの前方へ手をかざすだけで洗浄
給水を行なわせることができ、極めて衛生的である。
また、各近接スイッチの検出方向を互いに相離れる方向
としているので、複数の反射型近接スイッチを隣接させ
て配置しても誤検出することがなく、選択入力手段を小
形にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗浄給水装置を適用した便所の要
部の外観斜視図、第2図はリモコン送信器および給水制
御部のブロック構成図、第3図は近接スイッチの検出方
向を異なえたリモコン送信器の外観斜視図、第4図は従
来の洗浄給水装置を備えた便所の要部の外観斜視図であ
る。 尚、図面中2は大便器、5は給水制御部、7はリモコン
送信器(選択入力手段)、54は受信器、58は電磁弁開閉
制御部、59は電磁弁、71,72は近接スイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀本 幹夫 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 昭63−81980(JP,U) 実開 昭62−154070(JP,U) 実開 昭50−147231(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器に給水する洗浄水量を選択する選択入
    力手段を備え、この選択入力手段の入力に基づいて便器
    へ供給する洗浄水量を制御する給水制御部を備えた便器
    の洗浄給水装置において、前記選択入力手段は、赤外線
    を含む光、電波、超音波等を発信する手段と受信する手
    段を備え、手等の接近を検出する反射型の近接スイッチ
    を複数備えるとともに、前記反射型の近接スイッチの検
    出方向を互いに相離れる方向としたことを特徴とする便
    器の洗浄給水装置。
JP380789U 1989-01-17 1989-01-17 便器の洗浄給水装置 Expired - Lifetime JPH077414Y2 (ja)

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JP380789U JPH077414Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 便器の洗浄給水装置

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JPH0297463U JPH0297463U (ja) 1990-08-02
JPH077414Y2 true JPH077414Y2 (ja) 1995-02-22

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