JPH0266235A - ワイヤレスリモコン操作式着座センサ付衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使用者の局部に向かって洗浄水を噴出し、ま
た温風を吐出して乾燥する等の機構を備えた衛生洗浄装
置における通信技術に係り、誤作動を解消したワイヤレ
スリモコン操作式着座センサ付衛生洗浄装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来より人体の局部洗浄用の衛生洗浄装置として、肛門
洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥を行うと共に、洗浄時に洗浄
位置を所定の範囲で揺動洗浄するもの等、各種作動を行
うものがあり、衛生洗浄装置本体に構成した操作部の外
に手許操作を可能にするリモコン操作器を備えたものが
使用されている。

一方この種の衛生洗浄装置には、上記各種の作動を行う
機構に加えて、非着座状態で洗浄水の吐出をしないよう
にするための着座センサを備える等多機能化されたもの
が多用されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の衛生洗浄装置において、着座センサが先代で
あり、またリモコン操作器が先代のワイヤレス方式であ
る場合は、上記各種の機構部を狭小な衛生洗浄装置本体
内に構成する都合上、着座センサの受光部が衛生洗浄装
置本体に設けたリモコン操作器の光信号を受光するため
の受光窓と接近しで構成され、又は各光信号が乱反射さ
れる等して着座センサの発光部からの光信号が該受光窓
に入射し、誤作動を生ずるという問題を有していた。

本発明は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、便
座の近傍に設けた光式着座センサにより使用者を検出中
に、衛生洗浄装置本体に構成した各種操作キーにより肛
門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥又は揺動洗浄等の各種作動
を行うと共に、該作動指令をワイヤレスリモコン操作器
からの光信号によって行い、使用者の局部を洗浄又は乾
燥する等の各種操作を行う衛生洗浄装置において、光式
着座センサの信号によって誤作動を生じることがない、
ワイヤレスリモコン操作式着座センサ付衛生洗浄装置を
提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係るワイヤレスリモコン操作式着座センサ付衛
生洗浄装置は、便座の近傍に設けた光式着座センサによ
る使用者の検出中に衛生洗浄装置本体に構成した各種操
作キーにより肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥又は揺動洗
浄等の各種作動を行うと共に、該作動指令をワイヤレス
リモコン操作器からの光信号によっても行うことができ
る衛生洗浄装置において、上記光式着座センサとワイヤ
レスリモコン操作器に使用する両発射光のキャリア周波
数又は信号時素が互いに異なる構造にしたことを要旨と
するものである。

〔作用〕

即ち、上記構成では、光式着座センサの発光部から発射
する光信号のキャリア周波数又は信号時素がワイヤレス
リモコン操作器から発射する光信号のキャリア周波数又
は信号時素と異なっているため、例えば使用者の着座動
作及び使用中における信号漏れから着座せンサからの光
信号が衛生洗浄装置本体に設けたワイヤレスリモコン操
作器からの光信号を受けるための受光窓に入射しても、
該着座センサからの光信号によって肛門洗浄、ビデ洗浄
、温風乾燥或は揺動洗浄等の各種作動指令を惹起するこ
とはない。

〔実施例〕

以下、本発明に係るワイヤレスリモコン操作式着座セン
サ付衛生洗浄装置の一実施例を図面に従って説明する。

第１図は、本発明に係るワイヤレスリモコン操作式の着
座センサを構成した衛生洗浄装置の外観を示す斜視図で
あり、１は便器２の上端後部に固設した衛生洗浄装置本
体である。該衛生洗浄装置本体ｌは、左右両側に油部３
及び４を具備する構造に成り、中央部には洗浄水を噴出
するための洗浄水噴射ノズル５と、温風を吐出するため
の温風吐出口６が設けられると共に、左側油部３の上面
前端に、肛門洗浄キー８、ビデ洗浄キー９、揺動洗浄キ
ー１０、局部乾燥キー１１、ノズル位置調節キー１２、
温風温度調節キーを兼ねる水勢調節キー１３及びストッ
プキー１４から成る操作部７を構成し、かつ右側油部４
に後述する先代ワイヤレスリモコン操作器１６からの光
信号を受光するための操作信号受光窓１５を設けである
。また、上記衛生洗浄装置本体１には便器２の上縁に載
設するように起伏する便座１７と、該便座１７の上面を
覆うように起伏する便Ｍ１８をそれぞれヒンジを介して
枢着すると共に、便器２の上縁に載設した便座１７に着
座した使用者を検出するため、該便座１７の上部を左右
方向に横断する光信号を発射する発光部２０を右側油部
４に配置し、また該光信号を受信検知する受光部２１を
左側油部３に配置して成る着座センサ１９　（第２図参
照）を構成しである。

一方、ワイヤレスリモコン操作器１６は、器筐２２の端
部に所定キャリア周波数（又は信号時素）を持つ光信号
を発射する発光窓２３を構成すると共に、操作面２４上
に肛門洗浄キー２５、ビデ洗浄キー２６、揺動洗浄キー
２７、局部乾燥キー２８、温風温度調節キーを兼ねる水
勢調節キー２９、ノズル位置調節キー３０及びス）７プ
キー３１から成る前記衛生洗浄装置本体１の操作部７に
対応するキー群を構成しである。

上記構成に成る衛生洗浄装置のワイヤレスリモコン操作
器１６と、衛生洗浄装置本体１の右側袖部４側に構成し
た受光窓１５に連続して該油部４内に装置する信号受光
部３２の構造は、第２図に示すように成っている。即ち
、３３は所定キャリア周波数のパルス出力（ａ）を発生
する発信回路であり、該発信信号（ａ）をスイッチング
回路３４を介して発光素子３５に入力し、スイッチング
回路３４を制御回路３６によって駆動し、肛門洗浄キー
２５、ビデ洗浄キー２６、揺動洗浄キー２７、局部乾燥
キー２８、温風温度調節キーを兼ねる水勢調節キー２９
、ノズル位置調節キー３０及びストップキー３１の各キ
ーによって予め設定したキー別作動指令信号（′ｂ）に
変換するもので、該キー別作動指令信号山）には、所定
キャリア周波数が乗った状態に成っている。信号受光部
３２は、受光素子３７からの受光信号をバンドパスフィ
ルタ３８に通過させ、その出力信号（Ｃ）を検波及び波
形成形回路３９を介し矩形波信号（ｄ）として出力し、
これを中央制御回路４０のキー別作動指令信号識別回路
によって識別し、それぞれの信号に応じて特定の機構を
駆動する駆動回路４１を制御する。

したがって、便座１７に着座した使用者を検出するため
の着座センサ１９の受光部２１に向かって発光部２０か
ら発射される光信号が、上記ワイヤレスリモコン操作器
１６と同一の発光素子によって構成しである場合、該着
座センサ１９の発光部２０から発射された光信号（ｆｌ
）はバンドパスフィルタ３８によりてカットされるよう
に成り、中央制御回路４０に対するキー別作動指令信号
と成ることはない。

尚、本発明に係るワイヤレスリモコン操作式着座センサ
付衛生洗浄装置に構成する各種機構部の種類や数、着座
センサの構造や構成部位は、上記実施例に限定されるこ
とはなく、本発明の目的の範囲内において適宜設計変様
して実施することができることは勿論である。

〔発明の効果） 本発明に係るワイヤレスリモコン操作式着座センサ付衛
生洗浄装置は、以上のように構成したから、光式着座セ
ンサとワイヤレスリモコン操作器に使用する両発射光の
周波数又は信号時素を互いに異にする構造にしたことに
より、同−又は近似した波長の信号光を使用することが
できる特徴を有するものであり、本発明実施による効果
は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るワイヤレスリモコン操作式着座セ
ンサ付衛生洗浄装置の外観を示す斜視図、第２図は信号
系の構成とその信号を示すブロック線図である。 １・・・衛生洗浄装置本体　　　２・・・便器７・・・
操作部　　　　　　　１５・・・受光窓１６・・・ワイ
ヤレスリモコン操作器 Ｉ９・・・着座センサ　　　　　２ｏ・・・発光部２１
・・・受光部　　　　　　　２３・・・発光窓２４・・
・操作面　　　　　　　３５・・・発光素子３７・・・
受光素子 特許出願人　　小糸工業株式会社 〜　　　　　東陶機器株式会社 代理人　弁理士　前　１）和　男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便座の近傍に設けた光式着座センサによる使用者の検出
   中に衛生洗浄装置本体に構成した各種操作キーにより肛
   門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥又は揺動洗浄等の各種作動
   を行うと共に、該作動指令をワイヤレスリモコン操作器
   からの光信号によっても行うことができる衛生洗浄装置
   において、上記光式着座センサとワイヤレスリモコン操
   作器に使用する両発射光のキャリア周波数又は信号時素
   が互いに異なる構造にしたことを特徴とするワイヤレス
   リモコン操作式着座センサ付衛生洗浄装置。