JPH0773928B2 - 電子タイプライタ - Google Patents
電子タイプライタInfo
- Publication number
- JPH0773928B2 JPH0773928B2 JP61085345A JP8534586A JPH0773928B2 JP H0773928 B2 JPH0773928 B2 JP H0773928B2 JP 61085345 A JP61085345 A JP 61085345A JP 8534586 A JP8534586 A JP 8534586A JP H0773928 B2 JPH0773928 B2 JP H0773928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- unit
- carriage motor
- motor
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/30—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing with large type, e.g. on bulletins, tickets
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ステッピングモータよりなるキャリッジモー
タで駆動されるキャリッジを備える電子タイプライタに
関するものである。
タで駆動されるキャリッジを備える電子タイプライタに
関するものである。
従来の技術 従来からキャリッジの駆動にステッピングモータを使用
して構成される電子タイプライタが知られているが、こ
れらの多くはステッピングモータの駆動を1相,1−2
相,2相励磁の一般的な励磁方式によって行なっていた。
して構成される電子タイプライタが知られているが、こ
れらの多くはステッピングモータの駆動を1相,1−2
相,2相励磁の一般的な励磁方式によって行なっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のようにステッピングモータを1−
2相励磁制御する場合にキャリッジを所定ピッチ移動さ
せて停止させるとき、キャリッジモータの1相励磁の位
置で停止するか、2相励磁の位置で停止させるかによ
り、停止時のキャリッジモータの回転トルクに差が生
じ、実際のキャリッジの停止位置にばらつきが生じ、位
置精度が悪くなることがあった。例えば、第8図に示す
ように文字“A"のボールド印字を行なう場合にキャリッ
ジを1ピッチずつずらして3回印字を行なわせるように
している。この場合、キャリッジモータには第9図に示
すように通常のパルスを印加してモータを回転させる
が、印字点a,b,cではキャリッジモータの通電はそれぞ
れ1相,2相,1相となるため、第8図の印字例に示すよう
に、2相励磁のためにb点でのキャリッジの停止位置が
右へずれて均一に文字を印字することができず、文字と
文字の間にすき間が生じることもあった。
2相励磁制御する場合にキャリッジを所定ピッチ移動さ
せて停止させるとき、キャリッジモータの1相励磁の位
置で停止するか、2相励磁の位置で停止させるかによ
り、停止時のキャリッジモータの回転トルクに差が生
じ、実際のキャリッジの停止位置にばらつきが生じ、位
置精度が悪くなることがあった。例えば、第8図に示す
ように文字“A"のボールド印字を行なう場合にキャリッ
ジを1ピッチずつずらして3回印字を行なわせるように
している。この場合、キャリッジモータには第9図に示
すように通常のパルスを印加してモータを回転させる
が、印字点a,b,cではキャリッジモータの通電はそれぞ
れ1相,2相,1相となるため、第8図の印字例に示すよう
に、2相励磁のためにb点でのキャリッジの停止位置が
右へずれて均一に文字を印字することができず、文字と
文字の間にすき間が生じることもあった。
問題点を解決するための手段 本発明の電子タイプライタは、キャリッジを所定ピッチ
駆動させて停止させるときのステッピングモータの励磁
が2相励磁のときには、この2相をチョッパで駆動させ
るように構成したことを特徴とするものである。
駆動させて停止させるときのステッピングモータの励磁
が2相励磁のときには、この2相をチョッパで駆動させ
るように構成したことを特徴とするものである。
作用 本発明は、上記した構成により、キャリッジを如何なる
位置に停止させても、その停止位置が理想ピッチ上に停
止するようになり、例えばボールド文字の印字の安定化
や消去時の消去品質の向上につながるものである。
位置に停止させても、その停止位置が理想ピッチ上に停
止するようになり、例えばボールド文字の印字の安定化
や消去時の消去品質の向上につながるものである。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。第1図乃
至第7図は本発明の電子タイプライタの一実施例を示
す。本体1には第2に示すように、キーボード部2、表
示部3等が具備されている。また、内部には第3図に示
す印字部4が具備されている。この印字部4はキャリッ
ジ駆動用ステッピングモータ5a、キャリッジ5b、活字ホ
イール10a、活字ホイールを回転させるモータ10b、プラ
テン11bを回転させ用紙を送るためのモータ11a、印字リ
ボン駆動モータ12a、活字ホイール10aの活字を打って印
字させるハンマー13等を含んでいる。
至第7図は本発明の電子タイプライタの一実施例を示
す。本体1には第2に示すように、キーボード部2、表
示部3等が具備されている。また、内部には第3図に示
す印字部4が具備されている。この印字部4はキャリッ
ジ駆動用ステッピングモータ5a、キャリッジ5b、活字ホ
イール10a、活字ホイールを回転させるモータ10b、プラ
テン11bを回転させ用紙を送るためのモータ11a、印字リ
ボン駆動モータ12a、活字ホイール10aの活字を打って印
字させるハンマー13等を含んでいる。
第4図は本発明の要部の構成図であり、上記印字部4は
まとめると、キャリッジ駆動部5、ホイール駆動部10、
プラテン駆動部11、リボン駆動部12、ハンマー駆動部13
とから構成されている。また、キャリッジ駆動部5には
巻線A,,B,を具備したステッピングモータ5aが含ま
れている。一方、この印字部4はマイクロコンピュータ
から構成される制御部6によって制御される。この制御
部6にはキャリッジモータ制御部7、キャリッジモータ
の現在通電している巻線が1相か2相かを判別するキャ
リッジモータ位相判別部8、キャリッジの移動ピッチを
記憶するキャリッジ移動ピッチ記憶部9等が具備されて
いる。また、この制御部6はキーボード部2と接続され
ており、キーボード2からの入力によって所定の処理を
行ない、印字部4を駆動する機能を具備している。
まとめると、キャリッジ駆動部5、ホイール駆動部10、
プラテン駆動部11、リボン駆動部12、ハンマー駆動部13
とから構成されている。また、キャリッジ駆動部5には
巻線A,,B,を具備したステッピングモータ5aが含ま
れている。一方、この印字部4はマイクロコンピュータ
から構成される制御部6によって制御される。この制御
部6にはキャリッジモータ制御部7、キャリッジモータ
の現在通電している巻線が1相か2相かを判別するキャ
リッジモータ位相判別部8、キャリッジの移動ピッチを
記憶するキャリッジ移動ピッチ記憶部9等が具備されて
いる。また、この制御部6はキーボード部2と接続され
ており、キーボード2からの入力によって所定の処理を
行ない、印字部4を駆動する機能を具備している。
次に、制御部6の本発明に関する要部の制御についての
説明を第5図を用いて行なう。今、キーボード部2から
キャリッジ5bを移動させる指示が制御部6に入力される
と、少なくとも第5図のスタート20からステッピングモ
ータ5bの処理が開始する。ステップ21でキャリッジの総
移動ピッチ量Sが設定される。ピッチ量SがOかどうか
を判別し、Oであればステップ28に処理が進み、キャリ
ッジ移動動作を終了する。ピッチ量SがOでなければ、
処理はステップ23に進む。ステップ23ではキャリッジの
残りの移動ピッチ量が1ピッチであるかどうかを判別す
る。ピッチ量が1でなければステップ24でキャリッジを
1ピッチ移動させ、ステップ25でピッチ量Sを1減算す
る。この場合のステッピングモータ5aの巻線A,,B,
の印加パルスは第9図に示すような波形になっている。
一方、ステップ23でピッチ量が1と判断された場合に
は、処理はステップ26に進み、最後に通電するステッピ
ングモータ5aの巻線が1相か2相かを判断し、1相であ
れば、処理はステップ24に進み、通常の1相励磁を行な
う。一方ステップ26で2相であれば、ステップ27でステ
ッピングモータ5bをチョッパ駆動させる。この場合のス
テッピングモータ5aに印加される、パルスは第7図に示
すbの位置の波形になる。
説明を第5図を用いて行なう。今、キーボード部2から
キャリッジ5bを移動させる指示が制御部6に入力される
と、少なくとも第5図のスタート20からステッピングモ
ータ5bの処理が開始する。ステップ21でキャリッジの総
移動ピッチ量Sが設定される。ピッチ量SがOかどうか
を判別し、Oであればステップ28に処理が進み、キャリ
ッジ移動動作を終了する。ピッチ量SがOでなければ、
処理はステップ23に進む。ステップ23ではキャリッジの
残りの移動ピッチ量が1ピッチであるかどうかを判別す
る。ピッチ量が1でなければステップ24でキャリッジを
1ピッチ移動させ、ステップ25でピッチ量Sを1減算す
る。この場合のステッピングモータ5aの巻線A,,B,
の印加パルスは第9図に示すような波形になっている。
一方、ステップ23でピッチ量が1と判断された場合に
は、処理はステップ26に進み、最後に通電するステッピ
ングモータ5aの巻線が1相か2相かを判断し、1相であ
れば、処理はステップ24に進み、通常の1相励磁を行な
う。一方ステップ26で2相であれば、ステップ27でステ
ッピングモータ5bをチョッパ駆動させる。この場合のス
テッピングモータ5aに印加される、パルスは第7図に示
すbの位置の波形になる。
このように本実施例では、キャリッジモータが停止する
時の最後の励磁相が2相の場合に、この2相をチョッパ
駆動することによって、例えば第6図に示すように文字
“A"のボールド印字を行なう場合にキャリッジを1ピッ
チずつずらして3回印字を行なわせるも、2回目の“A"
文字の印字の際には2相のチョッパ駆動になるため、1
回目,3回目の1相励磁の時とモータのトルクがほぼ同じ
になる。このためキャリッジの停止位置が安定し、ほぼ
等間隙に“A"文字を印字することができる。従って、第
8図に示す従来のように文字の間にすき間が開くことな
く安定したボールド文字を印字することが可能となる。
また、第6図,第7図のa,b,cは文字“A"をa,b,cのタイ
ミングで印字することを示している。また、図示はして
いないが、消去等を行なう場合にキャリッジの停止位置
精度が向上するため、安定した消去動作が可能になる。
時の最後の励磁相が2相の場合に、この2相をチョッパ
駆動することによって、例えば第6図に示すように文字
“A"のボールド印字を行なう場合にキャリッジを1ピッ
チずつずらして3回印字を行なわせるも、2回目の“A"
文字の印字の際には2相のチョッパ駆動になるため、1
回目,3回目の1相励磁の時とモータのトルクがほぼ同じ
になる。このためキャリッジの停止位置が安定し、ほぼ
等間隙に“A"文字を印字することができる。従って、第
8図に示す従来のように文字の間にすき間が開くことな
く安定したボールド文字を印字することが可能となる。
また、第6図,第7図のa,b,cは文字“A"をa,b,cのタイ
ミングで印字することを示している。また、図示はして
いないが、消去等を行なう場合にキャリッジの停止位置
精度が向上するため、安定した消去動作が可能になる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、キャリッジを所定ピッチ
イで駆動させて停止させるときのステッピングモータの
相励磁の状態を判別し、2相励磁のときにはその2相を
チョッパ駆動するようにしたので、キャリッジを如何な
る位置に停止させようとも、その停止位置が理想ピッチ
上に停止されることになり、もってボールド印字の安定
化や消去時の消去品質の向上を図ることができる利点を
有する。
イで駆動させて停止させるときのステッピングモータの
相励磁の状態を判別し、2相励磁のときにはその2相を
チョッパ駆動するようにしたので、キャリッジを如何な
る位置に停止させようとも、その停止位置が理想ピッチ
上に停止されることになり、もってボールド印字の安定
化や消去時の消去品質の向上を図ることができる利点を
有する。
第1図は本発明の電子タイプライタのクレーム対応図、
第2図は本発明の電子タイプライタの一実施例を示す構
成斜視図、第3図は同タイプライタの印字部の上面図、
第4図は同タイプライタの要部ブロック図、第5図は同
タイプライタの制御部の要部フローチャート図、第6図
は同タイプライタでの印字例を示す図、第7図は同タイ
プライタのステッピングモータへの印加パルス波形図、
第8図は従来のタイプライタの印字例を示す図、第9図
は従来のタイプライタのステッピングモータへの印加パ
ルス波形図である。 1……電子タイプライタ本体、2……キーボード部、3
……表示部、4……印字部、5……キャリッジ駆動部、
5a……キャリッジステッピングモータ、5b……キャリッ
ジ、6……制御部。
第2図は本発明の電子タイプライタの一実施例を示す構
成斜視図、第3図は同タイプライタの印字部の上面図、
第4図は同タイプライタの要部ブロック図、第5図は同
タイプライタの制御部の要部フローチャート図、第6図
は同タイプライタでの印字例を示す図、第7図は同タイ
プライタのステッピングモータへの印加パルス波形図、
第8図は従来のタイプライタの印字例を示す図、第9図
は従来のタイプライタのステッピングモータへの印加パ
ルス波形図である。 1……電子タイプライタ本体、2……キーボード部、3
……表示部、4……印字部、5……キャリッジ駆動部、
5a……キャリッジステッピングモータ、5b……キャリッ
ジ、6……制御部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−155072(JP,A) 特開 昭60−113697(JP,A) 特開 昭60−96197(JP,A) 特開 昭58−43200(JP,A) 特開 昭62−48295(JP,A) 特開 昭61−10996(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ステッピングモータよりなるキャリッジモ
ータで駆動され、少なくとも活字ホイール、ハンマー、
印字リボンを有するキャリッジ部を含む印字部と、上記
キャリッジモータの電源の印加を制御するキャリッジモ
ータ制御部と、上位キャリッジモータへの電源印加巻線
を判別するキャリッジモータ位相判別部と、上記キャリ
ッジの移動ピッチを記憶するキャリッジ移動ピッチ記憶
部を具備し、前記印字部を制御する制御部およびこの制
御部に指令を入力するキーボード部を備えるも、前記キ
ャリッジ移動ピッチ記憶部がキャリッジ移動残りピッチ
が1ピッチと判断し、かつ、キャリッジモータ位相判別
部がキャリッジモータの印加巻線が2相励磁であること
を判別したときにはキャリッジモータの最後の1ピッチ
の駆動をチョッパ駆動させ、2相励磁の平均通電時間を
1相励磁の時間より減少させるように構成したことを特
徴とする電子タイプライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085345A JPH0773928B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 電子タイプライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085345A JPH0773928B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 電子タイプライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62240569A JPS62240569A (ja) | 1987-10-21 |
JPH0773928B2 true JPH0773928B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13856075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61085345A Expired - Lifetime JPH0773928B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 電子タイプライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773928B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59155072A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-04 | Canon Inc | 印字装置 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP61085345A patent/JPH0773928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62240569A (ja) | 1987-10-21 |
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