JP2662394B2 - タイプライター装置 - Google Patents

タイプライター装置

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JP2662394B2
JP2662394B2 JP62017929A JP1792987A JP2662394B2 JP 2662394 B2 JP2662394 B2 JP 2662394B2 JP 62017929 A JP62017929 A JP 62017929A JP 1792987 A JP1792987 A JP 1792987A JP 2662394 B2 JP2662394 B2 JP 2662394B2
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淳一 吉川
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイプライター装置に係り、更にはパルスモ
ータにてキヤリアを駆動するタイプライター装置に関す
るものである。 〔従来の技術〕 従来、一般的なタイプライターにおいて印字時のキヤ
リア駆動のパルスモータの制御パルスレートは、一般に
使用頻度の高い文字(a,b,c…,A,B,C…等)と使用頻度
は高くないが印字位置精度の必要とされる文字、換言す
れば印字精度が悪いと欠点が目立つ(ずれ,段差,きれ
が目立つ)文字(|,_,…)等があるにもかかわらず、同
一にしてあり、特に印字文字によって区別をするという
ことはされていなかった。 〔発明が解決しようとしている問題点〕 そのため、従来例においては印字精度を前述の|,_等
の文字印字にも欠点が出ない様な駆動系及び駆動パルス
レートに設定する必要があった。一方、近年、装置の駆
動機構系のコストダウンを図るためキヤリア駆動系の軸
受部材等に玉軸受を用いなくなる場合が多く、その代わ
りに滑り軸受を用いるため、その場合、キャリア駆動系
に位置決めのヒステリシスやバツクラツシユが増大して
しまい、印字精度が大きく低下してしまうということが
あり、その対応として、キヤリア駆動モータのキヤリア
停止時のパルスレートを工夫してヒステリシス,バツク
ラツシユ等の影響が出にくい様に制御するという方法が
考えられている。しかしながらこの方法だとバツクラツ
シユ等による機構のガタ,遊び分を一方に寄せる様に制
御する等の手段をとるが、この時はどうしても停止時の
ダンピングをおさえるため及び目的地へゆっくり接近す
る様にするため等により制御に時間がかかる様になって
しまう。この制御方法をすべての文字印字時に適用する
と印字精度は高いものの、印字速度が著しく低下してし
まうという欠点があった。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明によれば、一般に使用頻度の高い文字で、印字
位置精度は比較的悪くても目立たない文字(a,b,c…,A,
B,C…等)と使用頻度は比較的低い文字で、印字位置精
度を必要とする文字(|,_,…等)とを分けて、キヤリア
の駆動制御パルスレートを有し、前者には普通の制御を
行い印字速度を低下させない様にし、後者には印字精度
を保つ様な制御を施す様にすることにより見かけの印字
速度を速め、かつ印字精度を要する文字印字は印字精度
を高く印字可能にしたものである。 〔実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。 第1図は本発明の実施例に係るタイプライター装置の
プリンター部の構造図である。プラテン1に沿って左右
方向に走行するキヤリア3に搭載された印字ハンマー6
の打撃により、この前方先端に活字を円周方向に配列し
た活字ホイール5、リボンカセツト7に収納された印字
リボン4を介してプラテン1に巻きつけられた印字用紙
2上に印字がなされる様になっている。キヤリア3内部
には活字ホイール5を制御するホイールモータ(図示せ
ず),リボンカセツト7のリボン送りを制御するリボン
モータ(図示せず)等が搭載されており、キヤリア全体
はシヤフト8にガイドされて、パルスモータ11のピニオ
ン12によって減速されるギア13と一体のベルトプーリ13
aにより駆動されるベルト10に直結され、駆動制御され
ている。ギア13はシヤフト14に嵌合しており、このシヤ
フト14を回転中心に回動自由に支持されている。 ここで、ピニオン12とギア13の噛み合い部及びベルト
プーリ13aとベルト10の噛み合い部にはバツクラツシユ
が存在する。又、ギア13とシヤフト14の嵌合部にはコス
ト削減のため玉軸受は使用しておらず、樹脂製のギア13
にて直接滑り軸受として使用しているためベルト10の張
力を高くすると摺動負荷,摩耗等の増大につながる高く
できず、このためベルトのたわみ分が生じ、上述のバツ
クラツシユと相まってキヤリア3の位置決めに左右のヒ
ステリシス,ガタが生じ、高精度の位置決めが得られに
くい構造になっている。この様なキヤリア駆動系におけ
るキヤリアの実際の動きの例を示したものが第2−1図
である。2−1図において横軸に時刻、縦軸にキヤリア
の位置をとり、キヤリアをパルスモータにて一定距離駆
動後停止させた時の動きを示したものが線図15である。 前述の様にキヤリア駆動系にガタが存在するとキヤリ
アの停止曲線は15a,b,cと目標停止位置近傍にてガタ分
の幅をもってバラツキ、この幅によりバラツキが印字位
置精度を低下させるものになっている。しかしながら同
じキヤリア駆動系にてパルスモーター11のパルスレート
を工夫し第2−2図の如く、キヤリアを目標停止位置近
傍にて階段状に駆動することにより上述のガタが実用上
ほぼ問題とならないレベルに収束できることが実験的に
確かめられた。ここでは目標停止位置に対しキヤリア駆
動パルスモータ2ステツプ分だけ手前の位置x18に一旦
停止させて1ステツプずつx19,x20と漸進させているも
ので、lがパルスモータ1ステツプ回転させた時のキヤ
リアの送り分に相当している。この方法により前述のキ
ヤリア駆動系のガタが片側に寄り、キヤリアの位置決め
精度が向上しているのである。しかしながら所定距離送
るのに要する時間は普通の送りT16に対しT17と多くかか
ることになる。 又、タイプライター装置の印字シーケンスにはキヤリ
アが目標位置に移動,停止してダンピングがおさまった
直後にハンマーリングして印字する場合と、あらかじめ
印字目標位置にキヤリアが停止していて、印字指令の待
機中である状態から印字指令によりハンマーリングする
場合と大きく分けて2通りあり、前者の場合、キヤリア
のアプローチは第2−1図,第2−2図に示した方法に
て印字位置精度を必要とする文字と、印字位置精度を必
要としない文字の両文字群を制御できるが、後者の場
合、例えばあらかじめ第2−1図に示した方法にて駆動
停止後、印字精度を必要とする文字印字の指令がくる場
合があるので、この時は第2−3図の様に制御する。目
標位置近傍に停止している状態から数ステツプ逆方向に
戻し、その後同スチツプ数分だけ順方向に進ませるがそ
のパルスレートは第2−2図と同様に目標停止位置近傍
にて段階状に駆動してガタを寄せる様にすることによ
り、あらかじめキヤリアが普通のパルスレートで移動し
てしまっている状態からの高位置精度印字を実現するこ
とが可能である。 第3図に本発明のタイプライター装置のブロツク構成
図を示す。 制御論理回路28はMPU(マイクロ・プロセツシング・
ユニツト)23,ROM(Read Only Memory)24,RAM(Random
Access Memory)25,タイマー回路26及び入出力拡張回
路27から構成された各々はMPUバスにより接続されてい
る。このような回路構成によりMPU23はROM24にあらかじ
め収納されているマイクロインストラクシヨンに従って
演算制御を実行し、入力制御回路22との入出力制御を行
う。タイマー回路26はMPU23からの制御により基準時間
情報の発生,経過時間の測定又はタイマー制御条件に従
った割り込み要求(INT)を発生し、制御論理回路28の
実時間制御を行う。なおROM24には後述の第4図に示す
制御フローチヤートで表わされるプログラムが格納され
ている。 入力制御回路22は例えばキーボード入力装置でも良
く、キーボード操作を認識しマイクロ・コード化したキ
ーボード操作情報を制御論理回路28に提供する。制御論
理回路28はこの入力情報により、あらかじめ設定された
制御シーケンスに従い、印字制御回路29内の各ドライバ
ー30,31を介して、キヤリア駆動パルスモータ32、その
他のセンサー・モータ33を駆動して全体として印字動作
を行わせる。なお、RAM25は前述の第2−1図,第2−
2図に対応する駆動パルスレート、及び各パルスレート
を使用する文字群等が格納されている。 次に以上詳述したタイプライター装置の動作制御を、
上記構成によって制御するプログラムについて第4図の
フローチヤート図を用いて説明する。ここであらかじめ
説明を簡単にするために次のように定めておく。前述の
使用頻度の高い、印字位置精度が比較的悪くても目立た
ない文字群(a,b,c…)を文字群1、使用頻度は比較的
低い文字で高い印字位置精度を必要とする文字群(|,_,
…)を文字群2、そして第2−1図の如くキヤリアを停
止させるパルスレートをパルスレート1、第2−2図の
如くキヤリアを停止させるパルスレートをパルスレート
2、第2−3図の如くキヤリアを微動,停止させるパル
スレートをパルスレート3とする。 又、印字モード別にも普通の印字,高位値精度印字の
使い分けが可能で、例えば、同一文字をキヤリア位置を
微小位置ずらして複数回ハンマーリングすることにより
成るボールド印字(肉太印字)モードにおいては、文字
の太さはキヤリアのずれ量により決まるためキヤリアの
位置精度が高いことが必要であり、このような印字モー
ド時には全ての文字に対してパルスレート2を使用する
ことになる。 まず、第4図ステツプS1にてキー入力されると、S2に
てその指令キーが文字キーかあるいは他の、例えば機能
キー等であるか判別し、文字キーでなければS12のその
他の処理へ進み、文字キーであればS3でキヤリアは目的
印字位置へ到達済か、未移動か判別し、未移動であれば
S4に進む。S4にて印字モードを判別し、ボールド印字モ
ードであればS5にてパルスレート2でキヤリアを駆動停
止しS6のボールド印字処理へ進む。 ボルド印字モードでなければS7にて印字指令文字は文
字群2かどうか判別し、文字群2であればS8にてキヤリ
アをパルスレート2で、文字群1であればパルスレート
1で駆動停止させ、S10にて印字処理を行いS11の終了へ
進むことになる。 S3にてキヤリアが未移動でなければS13にてキヤリア
が直前に移動した際に使用したパルスレートはパルスレ
ート1か2を判別し、パルスレート1であればS14にて
ボールド印字モードかどうかを判別する。ボールド印字
モードでなければS15へ進み文字群2かどうか判別し、
文字群2であればS16にてキヤリアをパルスレート3に
て移動,停止させてS10の印字処理へ進む。S15にて文字
群2でなければそのままS10へ進む。 S14にてボールド印字モードであればS18にてパルスレ
ート3にてキヤリアを微動,停止させてS19のボールド
印字処理へ進む。S13にてパルスレート2と判別される
とS17にてボールド印字モードかどうか判別し、ボール
ド印字モードであれば、そのままS19へ進み、ボールド
印字でなければS10に進み普通の印字処理へ進む様にな
っている。 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明は、パルスモータにてキヤ
リアを駆動するタイプライタ装置において通常の印字精
度の為の第1のモータ駆動制御と、高精度印字の第2の
モータ駆動制御とを切り替える制御手段と、前記高精度
印字を必要とする印字時に前記キャリアが前記第2のモ
ータ駆動制御で駆動制御されて停止しているかどうかを
判別する判別手段と、前記判別手段で前記印字精度を必
要とする印字時に前記第2のモータ駆動制御で駆動され
ていないと判断されたとき、印字前に一定距離キャリア
を戻した後再度印字目的の位置に到達させる第3のモー
タ駆動制御を実行させる駆動制御手段とを設ける事によ
り次に高い印字精度の印字を行う場合、現在のキャリア
の位置が印字を開始する位置として、適切な位置なのか
否かが問題となるが、現在の位置が高精度印字の制御の
結果により到来したのか、通常印字の制御により位値づ
けられた位置なのかを判断するので、次の印字が高精度
の開始位置に位置づける事ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例に係るタイプライター装置のプ
リンター部構造図、 第2−1図〜第2−3図はキヤリアの動きを説明するた
めの図、 第3図は本発明の実施例に係るタイプライター装置のブ
ロック構成図、 第4図は本発明の実施例に係るタイプライター装置の印
字処理フローチヤート図である。 1……プラテン 3……キヤリア 10……ベルト 11……キヤリアパルスモータ 12……ピニオン 13……ギア 13a……プーリ 14……シヤフト 22……入力制御回路 28……制御論理回路 29……印字制御回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.パルスモータにてキャリヤを駆動するタイプライタ
    装置において 通常の印字精度の為の第1のモータ駆動制御と、高精度
    印字の第2のモータ駆動制御とを切り替える制御手段
    と、 前記高精度印字を必要とする印字時に前記キャリヤが前
    記第2のモータ駆動制御で駆動制御されて停止している
    かどうかを判別する判別手段と、 前記判別手段で前記印字精度を必要とする印字時に前記
    第2のモータ駆動制御で駆動されていないと判断された
    とき、印字前に一定距離キャリヤを戻した後再度印字目
    的の位置に到達させる第3のモータ駆動制御を実行させ
    る駆動制御手段とを有するタイプライタ
JP62017929A 1987-01-28 1987-01-28 タイプライター装置 Expired - Lifetime JP2662394B2 (ja)

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JPS61262159A (ja) * 1985-05-17 1986-11-20 Canon Inc 印字装置

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