JPH0773675A - メモリ選択回路 - Google Patents

メモリ選択回路

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JPH0773675A
JPH0773675A JP3127287A JP12728791A JPH0773675A JP H0773675 A JPH0773675 A JP H0773675A JP 3127287 A JP3127287 A JP 3127287A JP 12728791 A JP12728791 A JP 12728791A JP H0773675 A JPH0773675 A JP H0773675A
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セル選択の放電時間及び荷電時間の両方を減
少させるメモリ選択回路を提供すること。 【構成】 各ラインに対してその回路は、ラインに接続
されたラインドライバと、そのラインドライバを調整し
てそこに接続されたラインをアドレス信号に応答して活
性化するための入力段階と、前記選択ラインに放電電流
を供給してそのラインの不活性化を高速化する制御スイ
ッチングデバイスと、前記制御スイッチングデバイスを
調整して前記選択ラインの放電電流の供給をアドレス信
号内の変化に応答して開始するような入力段階の一部を
形成する手段とを含む。ある実施例ではこのラインドラ
イバはまた、アドレス信号の供給に続く限定時間の間増
加する速度でターンオンされて前記ラインの活性化を高
速なものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、高速デジタルコ
ンピュータ及びそのようなもの、更に言えば高性能集積
回路メモリにおけるセルの選定及び解除のための回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ECL(エミッタ結合ロジック)バイポ
ーラメモリチップのようなセミコンダクタメモリチップ
は一般に、ビット(列)及びワード(行)の配列に構成
されており、セルの1つ1つをデータをそこに書き込ん
だりあるいはデータをそこから読み出したりするために
アドレス指定することが可能であるような比較的多数の
メモリセルを有している。16Kビットのランダムアク
セスメモリは、例えば128列と128行のメモリセル
を有し、所定列内の全てのセルは単一のワードラインと
結合され、所定行内の全てのセルはビットライン対に接
続されていてもよい。
【0003】これらのセルはそれぞれ平行に接続されて
いるため、その結果として、メモリの性能を限定し得る
比較的大きな電気容量性ロードとなる。ラインは一般
に、それに異なる電圧レベルを印加することによって選
択されまた解除されるものであり、電圧幅の容量及び大
きさが、そのラインが異なる電圧レベル間を揺れ動くこ
とが出来るスピードを制限する。これはデータが書き込
まれたり読み出されたりすることが出来る速度を制限す
るものである。なぜなら、あるセルは、他のセルが有効
なデータを有するために選択されることが可能となる前
に、完全に解除されなければならないからである。
【0004】ECLバイポーラメモリでは、ワードライ
ンの降下遷移は常に遅延の主要な要素であるが、上昇遷
移もまた要因となる。ワードラインがより素早くその
「低い」ポテンシャル(選択されていない状態)にブル
ダウンされればされる程、より早く他のワードラインは
選択され、またより早く有効データをそこに書き込んだ
りあるいはそこから読み出したりすることが出来る。
【0005】
【発明の概要】本発明は、セル選択ラインの放電時間及
び荷電時間の両方を減少させた改善されたメモリ選択回
路を提供する。個々のラインに対して、この回路は、そ
のラインに結合されたラインドライバ、アドレス信号に
応答してそこに結合されたラインを活性化するようその
ラインドライバを調整する入力段階、放電電流をその選
択ラインに与えてラインの活性化の終了を高速化するた
めの制御スイッチング手段、及び制御スイッチング手段
を調整してアドレス信号内の荷電に応答し、選択ライン
への放電電流の適用を開始するための入力段階の部分を
形成する手段とを含む。ある実施例には、アドレス信号
の適用の後の限定時間の間増加されたレベルでラインド
ライバをターンオンしてラインの活性化を高速化すると
いう手段も含まれる。
【0006】
【実施例】図において選択回路は、上位ワードライン1
2と下位ワードライン13との間に結合された複数のメ
モリセル11を有するECLバイポーラメモリと関連し
て示されている。これらのセルはまた、図示する都合上
省略されたビットラインに接続されている。図1の実施
例において、上位ワードラインは、ワードラインに接続
されているエミッタと抵抗16によって電圧VCCに接
続されているコレクタを有するトランジスタ14によっ
て駆動される。「賦活」電流は抵抗17及び電流源18
によってドライバに与えられ、それはまた降下遷移の間
ワードライン上に付加的なプルダウン電流を与える。電
流源18は、抵抗17と同様な抵抗を通じて回路の他の
段階においてドライバトランジスタに同様の電圧を与え
る。クランピングトランジスタ19は、トランジスタ1
4のコレクタに接続されており、ドライバトランジスタ
の飽和を防ぐ。
【0007】このドライバトランジタは、入力段階22
においてアドレスデコーダとして機能する3入力ECL
NORゲート21によって制御される。このゲートはE
CL対の片一方の半分を形成するトランジスタ23〜2
5を備え、対のもう一方の半分を形成する付加的なトラ
ンジスタ26を有する。入力信号I1 〜I3 はトランジ
タ23〜25のベースに供給され、基準信号REFはト
ランジスタ26のベースに供給される。トランジスタ2
3〜25のコレクタは電圧VCCにトランジスタ27に
よって接続されており、電流はそれらのトランジスタの
エミッタに接続された抵抗28とトランジスタ29を通
じてECL対に供給される。
【0008】全ての入力信号I1 〜I3 が「低い」限
り、トランジスタ23〜25はターンオフされており、
そのため、そのドライバを「オン」に保持している(つ
まり高出力状態)VCC付近のレベルにおけるドライバ
トランジスタ14のベースでの電圧もまたターンオフさ
れており、そのため所定の状態でそのドライバに接続さ
れているワードラインもまたターンオフされている。も
し入力信号のうちのいづれか1つあるいはそれ以上が
「高い」であると、トランジスタ14のベースはプルダ
ウンされ、そのドライバをターン「オフ」し(つまり低
い出力状態)、そしてそのワードラインを解除する。
【0009】ワードラインが放電される際の速度を増加
させ、それによってワードライン間の遷移時間を減らす
ため、トランジスタ31と電流源32はラインに放電電
流を与えるようより低いワードライン13に接続されて
いる。もし望みなら、第2トランジスタ33をトランジ
スタ31に接続してECL対を形成し放電電流を運搬す
ることも出来る。
【0010】トランジスタ36は、ワードライン内の遷
移を感知するためにドライバトランジスタ14のコレク
タに接続されている。このトランジスタはエミッタフォ
ロアとして機能するものであり、そのベースはドライバ
のコレクタに接続されており、トランジスタ37と38
の付加的な対は感知トランジスタ36と放電トランジス
タ31との間に直列に接続されている。これらのトラン
ジスタは、ECLレベルシフトの3つの段階を与えるも
のであり、これらのトランジスタのための「賦活」電流
は電流源39によって与えられる。
【0011】ワードライン遷移が開始すると、ドライバ
トランジタ14のベースにおける電圧素早く立ち下がっ
てそのドライバトランジスタをターンオフしがちにな
り、抵抗16を通じて電流の遷移損失を作る。トランジ
スタ14のコレクタにおける電圧はほぼ300mVだけ
増加し、そしてこのパルスはトランジスタ36〜38に
よってトランジスタ31のベースに送信される。トラン
ジスタ31は多数のメモリセルに共通の大きな電流源を
共有するため、それはそのベースエミッタ電圧内の30
0mV上昇に強く応答してターンオンし、それによって
より低いワードラインにプルダウン、あるいは放電、電
流を与えるのである。トランジスタ14のエミッタが降
下するワードラインに応答するのに十分な程低くプルさ
れると、トランジスタ14は再び導電し始め、その30
0mVパルスは終了させられ、遷移放電電流をシャット
オフする。
【0012】この実施例はワードラインを放電するため
に必要な時間を減少させることによってアクセススピー
ドにある改善をもたらすものではあるが、ある欠点を有
している。それは、ワードラインドライバのコレクタに
おける抵抗16がドライバトランジスタ上にわずかな順
方向バイアスを引き起こしがちであり、それによってデ
バイスの応答時間が遅延するということである。ドライ
バのコレクタにおける電圧は、トランジスタが処理しな
ければならない電流レベルに必要な比較的大きなトラン
ジスタ形状の大きさに因り、むしろ遅く変化する。ドラ
イバが「低い」即ち未選択状態にある場合に電流を最小
にするためには、抵抗16は比較的大きな値を持たなけ
ればならず、その結果、ドライバのコレクタにおけるR
C時定数は不所望な大きなものとなる。トランジスタ3
1が導電し始める前にトランジスタ36〜38によって
与えられた3つのシフトレベルを通じて付加的な遅延が
信号の伝搬によって作り出される。この回路はまた、ト
ランジスタが「オフ」(つまりその低い出力状態にあ
る)の場合にドライバトランジスタのコレクタにおける
レベルが適当なものであることを確実なものとし、そし
てトランジスタ37〜39によって形成された3段階レ
ベルシスターに「賦活」電流を供給するよう別個の電流
源を必要とする。これらの付加的な電流源の結果、回路
内には望ましくない高い電力浪費が生じる。
【0013】図2の実施例は図1の実施例と多くの点に
おいて同様のものであり、これら2つの実施例内の参照
番号はお互いに対応するものである。しかしながら、図
2の実施例は、ワードライン遷移が検出される方法と、
信号が放電トランジスタに供給される方法の点において
重大な違いがある。図2の実施例において、入力段階に
おけるECL対の右側のトランジスタ26のコレクタ
は、単一のエミッタフォロア41を通じて放電トランジ
スタ31に接続されている。抵抗42は上部ワードライ
ン12とトランジスタ41のベースとの間に接続されて
おり、クラインピングトランジスタ43はトランジスタ
のコレクタに接続されて、このトランジスタが飽和する
のを防ぐものである。
【0014】図1の実施例では全ての入力回路I1 〜I
3 が「低い」限りは、トランジスタ23〜25は全てオ
フ状態のままであり、ドライバトランジスタ14のベー
スは高く、このトランジスタはオンを保持しそしてそれ
によって駆動されるワードラインを選択していた。もし
いずれかの入力信号が高くなれば、電流は抵抗27に向
かい、ドライバトランジスタ14をターン「オフ」(つ
まり低い出力状態)し、そしてそれに接続されたワード
ラインを解除する電圧降下をこのレジスタの両端に作り
出すのである。このドライバがその低い出力状態のまま
ならば、トランジスタ41のベースにおける電圧は上位
ワードライン上の電圧にほぼ等しい。このトランジスタ
は小さな賦活電流を抵抗17を通じて電流源18から受
取り、そうしてトランジスタのエミッタにおける電圧
は、放電トランジスタのベースコレクタ結合がおよぼ0
ボルトの順方向バイアスを有するようにトランジスタ3
1のベースにおける電圧にセットされる。
【0015】デコードされたアドレス信号がドライバ1
4に接続されたワードラインを選択した場合、トランジ
スタ26はその電流をECL対から抵抗42に向け、そ
れはトランジスタ41のベースにおける電圧が低いこと
を確実にすることにより、その放電回路をそのオフ状態
に保持するのである。トランジスタ41のベースは低い
ままであり、そうしてこのようにして高い放電電流がワ
ードライン31に到達したり、上昇(選択)遷移をロー
ディングダウンすることを防ぐのである。
【0016】図2の実施例の重要な特徴は、一旦ドライ
バトランジスタが解除段階の低い出力状態にシャットオ
フしたりスイッチすると、トランジスタ41における電
圧はワードライン12のレベルに向かってとても素早く
上昇するということである。この上昇する電圧によって
トランジスタ41はターンオンされ、それはその後、放
電トランジスタ31のベースをプルアップする。抵抗1
7は、電流ローディングを与え且つトランジスタ41の
エミッタにおける電圧が抵抗のより低い側の電圧を妨げ
ることなく自由に移動することが出来るようにするブリ
ーダ抵抗として機能する。トランジスタ31のベースに
おけるこの上昇するパルスにより、全ての放電電流はよ
り低いワードラインを通じてながれ、そのワードライン
をプルダウンすることが出来るようになる。トランジス
タ26のコレクタにおける電圧が、放電電流が終了させ
られるポイントであるトランジスタ43によって設定さ
れたクランプレベルに降下するまで、この大きな放電電
流は続く。
【0017】図1の実施例の場合にはその遷移はドライ
バ段階で検出されていたが、図2の実施例においてはド
ライバ段階の代わりに入力段階でその遷移を検出する。
このようにこの遷移は、前の実施例よりもより早い完全
な段階で検出される。これは完全な放電電流がそのワー
ドラインにより早く供給されることを意味し、その結
果、その降下(解除)段階における全体の遅延がより短
いものとなる。上昇(選択)遷移では、その放電電流は
そのワードラインに到達しないように妨げられため、ワ
ードラインの荷電は比較的早いものとされることにな
る。更に、安定した状態選択及び解除状態では、放電電
流の少しの部分だけがより低いワードラインに到達し、
そしてセット安定状態電圧レベルを満足する。
【0018】図2の実施例はこのように多数の重要な特
徴と利点を有している。解除プロセスは前の実施例より
もより早く開始され、そしてこの放電電流はそのワード
ラインにおよそ1つの遅延段階だけ早く到達する。回路
の自己終了オペレーションは、放電されているノードの
スピードによって決定されたパルス幅を与える。発信は
起こらない。なぜなら、その制御パルスは直接ワードラ
インに結合されているからである。トランジスタ41
は、放電トランジスタと関連したミラー効果(Miller ef
fect) を減少させる付加的なゲインを与え、そしてまた
レベルシフティングを与えての放電トランジスタの飽和
を防ぐ。ワードライントランジスタ14のコレクタは電
圧VCCに直接接続されており、その結果スピードは更
に改善される。この回路は図1の回路よりもより少ない
トランジスタしか有しておらず、電力浪費は余計な電流
源が削除されたおかげでおよそ50%減少する。
【0019】図3の実施例は多くの点で図2の実施例と
同様なものであり、またそれら2つの実施例内で対応す
る要素は同じ参照番号で示されている。ワードラインの
放電を高速化することによる解除プロセスの改善に加
え、図3の実施例は選択プロセスの間のワードラインの
荷電を高速化することによってワードライン遷移を更に
増加させるものである。
【0020】図3の実施例においてプルアップトランジ
スタ46は、そのトランジスタをそれに接続されたライ
ンがアドレス指定された場合よりもより早くターンオン
するためにドライバトランジスタ14に接続されてい
る。トランジスタ46はエミッタフォロアとして接続さ
れており、そのベースは抵抗47によって電圧VCCに
接続されており、そしてそのエミッタはそのドライバト
ランジスタのベースに接続されている。
【0021】入力段階において、トランジスタ23〜2
5は論理OR機能を実行すべく接続されており、これら
のトランジスタのコレクタは電圧VCCに直接接続され
ており、それらのエミッタは抵抗49及びトランジスタ
51によって電圧VEEによって接続されている。この
入力段階はまた、その一方の側にトランジスタ52、5
3を、他方の側にトランジスタ54、56を有するEC
L対を含む。電流は、トランジスタ58及び電圧VEE
に接続された抵抗59によってECL対に供給される。
ECL対に供給された電流レベルは、トランジスタ58
のベースに供給された制御信号VCSによって設定され
る。これと同一の信号がトランジスタ49のベースに供
給され、トランジスタ23〜25を通じて電流レベルを
制御する。OR回路の出力はトランジスタ52、53の
ベースに供給され、そして基準信号REF2はトランジ
スタ54、56のベースに供給される。
【0022】トランジスタ52のコレクタはドライバト
ランジスタ14のベースに接続されており、トランジス
タ53のコレクタはプルアップトランジスタ46のベー
スに接続されている。トランジスタ54、56のコレク
タは図2の実施例と同じように放電トランジスタ31の
動作を制御するトランジスタ41のベースに接続されて
いる。トランジスタ52、53はこのようにドライバト
ランジスタの動作とワードラインの荷電を制御し、トラ
ンジスタ54、56はワードラインの放電を制御する。
【0023】クランピングトランジスタ61はプルアッ
プトランジスタ46のエミッタに接続されてそのプルア
ップトランジスタ46をターンオンし、ドライバトラン
ジスタ14のベース上の電圧が十分なレベルに到達した
時にそのプルアップ動作を終了する。図に示した実施例
において、クランピングトランジスタのエミッタは−
1.3Vの電圧に接続されており、そのクランピング動
作はそのドライバのベースがおよそ−0.5Vのレベル
に到達した時に発生する。
【0024】入力信号I1 〜I3 が全て低くなった場
合、トランジスタ52、53はターンオフし、そしてド
ライバトランジスタ14とプルアップトアンジスタ46
のベースは両方共に電圧VCCに向かって上昇する。プ
ルアップトランジスタはこのようにしてターンオンさ
れ、VCCとドライバトランジスタのベースとの間に低
いインピーダンスパスを与え、それは電流源に対して受
動接続だけしか有していなときよりもより高速でドライ
バのベースにおける電圧を上昇させる。ベース電圧が上
昇すると、そのドライバはすぐにターンオンし、そして
この選択プロセスは前の実施例よりもより早く完成され
るのである。ドライバのベースにおける電圧が上昇し続
けると、それはクランピングトランジスタ61のベース
コレクタ接続におけるポイントが順方向バイアスされで
あろうポイントに到達し、そのプルアップトランジスタ
がターンオフする時点で、そのドライバのベースにおけ
る荷電効果は終了する。このようにこのプルアップトラ
ンジスタは、選択プロセスの最初に回路の開始遷移パル
スを与え、そうしてそれが受動抵抗のみによってプルア
ップされた場合よりもより早い速度でその上昇する遷移
を駆動するのである。一旦このプルアップ抵抗がターン
オフされると、このドライバは、新しいアドレスがOR
回路によってデコードされるまでは、抵抗27によって
それに与えられた電圧によって保持される。
【0025】入力信号I1 〜I3 のうちの1つが高くな
るとすぐに、トランジスタ52、53はターンオンさ
れ、ドライバトランジスタ14とプルアップトランジス
タ46のベースをプルダウンし、そのドライバをその低
い出力状態にスイッチしてその解除プロセスを開始す
る。それと同時に、トランジスタ54、56はターンオ
フされるため、トランジタ41のベースにおける電圧は
上部ワードラインのレベルに向かって素早く上昇するこ
とが出来、図2の実施例と同様にワードラインを放電す
るためのパルスを開始する。
【0026】図3の実施例は、解除されたワードライン
の比較的早い放電を与えるという点で、図2の実施例の
利点を有するものである。更に加えて、それはより素早
く選択プロセスを開始し、そしてより早く上昇する遷移
によって、新しく選択されたワードラインはその高い状
態により素早く到達することが出来、そうしてアクセス
タイムを更に改善するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に従ったメモリ選択回路の実施例
の回路図である。
【図2】図2は本発明に従ったメモリ選択回路の他の実
施例の回路図である。
【図3】図3は本発明に従ったメモリ選択回路の他の実
施例の回路図である。
【符号の説明】
11 メモリセル 12 上位ワードライン 13 下位ワードライン 14 ドライバトランジスタ 19 クランピングトランジスタ 21 3入力ECLNORゲート 22 入力段階 23 トランジスタ 24 トランジスタ 25 トランジスタ 31 放電トランジスタ 32 電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン コンラード サリヴァン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95008 キャンベル サン トーマス ア キーノ ロード 833ディー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択ラインに接続された複数のセルを有
    するメモリのための選択回路において、 前記ラインを活性化するために前記選択ラインのうちの
    1つに接続されたラインドライバと、 アドレス信号に応答して前記ラインを活性化するよう前
    記ラインドライバを調整するために前記ラインドライバ
    に接続されている入力段階と、 電流源と、 前記電流源から前記選択回路に放電電流を与えて前記ラ
    インの不活性化を高速にする放電電流を与えるための制
    御スイッチング手段と、 アドレス信号の変化に応答して前記選択ラインに前記放
    電電流を供給し始めるために前記制御スイッチング回路
    を調整する入力段階の一部を形成する手段とを備えるこ
    とを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 選択ラインに接続された複数のメモリを
    有する選択回路において、 前記ラインを活性化するために前記選択ラインのうちの
    1つに接続されたラインドライバと、 前記ラインドライバに接続されて、アドレス信号の存在
    下で前記ラインを活性化するために前記ラインドライバ
    をターンオンする入力段階と、 前記ラインドライバを増加したレベルでターンオンして
    前記アドレス信号の供給に続く限定時間の間前記選択ラ
    インを活性化することを高速にする手段とを備えること
    を特徴とする回路。
  3. 【請求項3】 バイポーラECLメモリのためのワード
    ライン選択回路において、 ドライバ電流がドライバに与えられた時に前記ワードラ
    インを選択するよう前記ワードラインに接続されたドラ
    イバと、 より素早く前記ワードラインを所定の状態に持っていく
    よう前記ドライバに接続されたプルアップトランジスタ
    と、 前記ラインが前記ドライバの不活性化によって解除され
    た時に前記ラインを放電するために前記ワードラインに
    放電電流を供給するための手段と、 その一方の側に第1と第2のトランジスタを有し、その
    他方の側に第3のトランジスタを有しているECL対
    と、 前記ドライバに接続されて前記ドライビング電流の供給
    を制御するための第1トランジスタと、 前記プルアップトランジスタに接続されて前記プルアッ
    プトランジスタの動作を制御するための第2トランジス
    タと、 前記手段に接続されて前記ワードラインに前記放電電流
    を供給して前記放電電流の供給を制御する第3トランジ
    スタとを備えることを特徴とする回路。
JP3127287A 1990-05-31 1991-05-30 メモリ選択回路 Expired - Lifetime JP2656676B2 (ja)

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