JPH077272Y2 - トラックの荷箱結合構造 - Google Patents
トラックの荷箱結合構造Info
- Publication number
- JPH077272Y2 JPH077272Y2 JP5271389U JP5271389U JPH077272Y2 JP H077272 Y2 JPH077272 Y2 JP H077272Y2 JP 5271389 U JP5271389 U JP 5271389U JP 5271389 U JP5271389 U JP 5271389U JP H077272 Y2 JPH077272 Y2 JP H077272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- gate
- brace
- support bracket
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） この考案はトラックの荷箱をキャビン側に結合するトラ
ックの荷箱結合構造に関する。
ックの荷箱結合構造に関する。
（従来の技術） 一般に、第３図に示すようにトラックのキャビン１の後
方に荷箱２が直接的に連結された構成のものが知られて
いる。この場合、キャビン１の後部両側には第４図およ
び第５図に示すようにリヤピラー３がそれぞれ配設され
ており、左右一対のリヤピラー3,3間にはブレース４が
架設されている。さらに、このブレース４の下端部には
後方に向けて略直角に屈曲された連結部が形成されてお
り、この連結部に荷箱２の床板５がボルト止め等の手段
によって固定されている。
方に荷箱２が直接的に連結された構成のものが知られて
いる。この場合、キャビン１の後部両側には第４図およ
び第５図に示すようにリヤピラー３がそれぞれ配設され
ており、左右一対のリヤピラー3,3間にはブレース４が
架設されている。さらに、このブレース４の下端部には
後方に向けて略直角に屈曲された連結部が形成されてお
り、この連結部に荷箱２の床板５がボルト止め等の手段
によって固定されている。
また、例えば三方開き式の荷箱２には両側にサイドゲー
ト6,6、背面にリヤゲートがそれぞれ配設されている。
これらのサイドゲート6,6、リヤゲートはそれぞれ下開
き状態で開閉可能に装着されている。この場合、荷箱２
の下方にはサイドゲート6,6、リヤゲートの回動位置を
規制するゲートダンパ７…が配設されている。これらの
ゲートダンパ７…は例えばゴム等の弾性部材によって形
成されており、サイドゲート6,6およびリヤゲートの開
放時にはサイドゲート6,6およびリヤゲートをこれらの
ゲートダンパ７…に当接させて回動位置を規制するよう
にしている。
ト6,6、背面にリヤゲートがそれぞれ配設されている。
これらのサイドゲート6,6、リヤゲートはそれぞれ下開
き状態で開閉可能に装着されている。この場合、荷箱２
の下方にはサイドゲート6,6、リヤゲートの回動位置を
規制するゲートダンパ７…が配設されている。これらの
ゲートダンパ７…は例えばゴム等の弾性部材によって形
成されており、サイドゲート6,6およびリヤゲートの開
放時にはサイドゲート6,6およびリヤゲートをこれらの
ゲートダンパ７…に当接させて回動位置を規制するよう
にしている。
ところで、従来構成のものにあっては車体前部に配設さ
れるゲートダンパ７の支持ブラケット８はキャビン１の
リヤピラー３に固定ボルト９…によって固定するように
していた。この場合、支持ブラケット８の上端部は荷箱
２の床板５の両側部に配設されたサイドシル10の内部側
に延設されており、この支持ブラケット８の上端部とサ
イドシル10との重合部によってキャビン１側と荷箱２側
との車幅方向および上下方向の動きを規制するようにし
ている。そのため、例えばトラック走行中のキャビン１
側と荷箱２側との相対的な動作にともないゲートダンパ
７の支持ブラケット８の上端部とサイドシル10との重合
部が比較的強く当たり、ゲートダンパ７の支持ブラケッ
ト８とキャビン１のリヤピラー３との接合部間には微小
な隙間Ａが発生し易いので、これらの隙間Ａ内に雨水や
跳ね水等が浸入し、隙間Ａ内に浸入した雨水や跳ね水等
がそのままの状態で比較的長時間滞留し易い問題があっ
た。その結果、キャビン１のリヤピラー３に錆びが発生
し易くなり、外観が低下するおそれがあった。
れるゲートダンパ７の支持ブラケット８はキャビン１の
リヤピラー３に固定ボルト９…によって固定するように
していた。この場合、支持ブラケット８の上端部は荷箱
２の床板５の両側部に配設されたサイドシル10の内部側
に延設されており、この支持ブラケット８の上端部とサ
イドシル10との重合部によってキャビン１側と荷箱２側
との車幅方向および上下方向の動きを規制するようにし
ている。そのため、例えばトラック走行中のキャビン１
側と荷箱２側との相対的な動作にともないゲートダンパ
７の支持ブラケット８の上端部とサイドシル10との重合
部が比較的強く当たり、ゲートダンパ７の支持ブラケッ
ト８とキャビン１のリヤピラー３との接合部間には微小
な隙間Ａが発生し易いので、これらの隙間Ａ内に雨水や
跳ね水等が浸入し、隙間Ａ内に浸入した雨水や跳ね水等
がそのままの状態で比較的長時間滞留し易い問題があっ
た。その結果、キャビン１のリヤピラー３に錆びが発生
し易くなり、外観が低下するおそれがあった。
（考案が解決しようとする課題） 従来構成のものにあっては例えばトラック走行中のキャ
ビン１側と荷箱２側との相対的な動作にともないゲート
ダンパ７の支持ブラケット８の上端部とサイドシル10と
の重合部が比較的強く当たり、ゲートダンパ７の支持ブ
ラケット８とキャビン１のリヤピラー３との接合部間に
は隙間Ａが発生し易いので、これらの隙間Ａ内に雨水や
跳ね水等が浸入し、キャビン１のリヤピラー３に錆びが
発生し易くなり、外観が低下するおそれがあった。
ビン１側と荷箱２側との相対的な動作にともないゲート
ダンパ７の支持ブラケット８の上端部とサイドシル10と
の重合部が比較的強く当たり、ゲートダンパ７の支持ブ
ラケット８とキャビン１のリヤピラー３との接合部間に
は隙間Ａが発生し易いので、これらの隙間Ａ内に雨水や
跳ね水等が浸入し、キャビン１のリヤピラー３に錆びが
発生し易くなり、外観が低下するおそれがあった。
この考案は上記事情に着目してなされたもので、キャビ
ンのリヤピラーの錆びの発生を低減することができ、外
観の低下を防止することができるトラックの荷箱結合構
造を提供することを目的とするものである。
ンのリヤピラーの錆びの発生を低減することができ、外
観の低下を防止することができるトラックの荷箱結合構
造を提供することを目的とするものである。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） この考案はキャビンの後部両側の一対のリヤピラー間に
架設されたブレースに固定させたブレース側ブラケット
を設け、このブレース側ブラケットを介してゲートダン
パ支持ブラケットをキャビン側に取付けたものである。
架設されたブレースに固定させたブレース側ブラケット
を設け、このブレース側ブラケットを介してゲートダン
パ支持ブラケットをキャビン側に取付けたものである。
（作用） ゲートダンパ支持ブラケットをブレース側ブラケットを
介してキャビン側に取付け、ゲートダンパ支持ブラケッ
トがキャビン側のリヤピラーに直接接触することを防止
することにより、ゲートダンパ支持ブラケットとキャビ
ン側のリヤピラーとの接合部間の隙間内に雨水や跳ね水
等が浸入し、キャビンのリヤピラーに錆びが発生し易く
なることを防止して外観の低下を防止するようにしたも
のである。
介してキャビン側に取付け、ゲートダンパ支持ブラケッ
トがキャビン側のリヤピラーに直接接触することを防止
することにより、ゲートダンパ支持ブラケットとキャビ
ン側のリヤピラーとの接合部間の隙間内に雨水や跳ね水
等が浸入し、キャビンのリヤピラーに錆びが発生し易く
なることを防止して外観の低下を防止するようにしたも
のである。
（実施例） 以下、この考案の一実施例を第１図および第２図を参照
して説明する。なお、第１図および第２図中で、第３図
乃至第５図と同一部分には同一の符号を付してその説明
を省略する。
して説明する。なお、第１図および第２図中で、第３図
乃至第５図と同一部分には同一の符号を付してその説明
を省略する。
すなわち、この実施例はキャビン１の後部両側の一対の
リヤピラー3,3間に架設されたブレース４に固定された
ブレース側ブラケット11を設け、このブレース側ブラケ
ット11を介してゲートダンパ７の支持ブラケット12をキ
ャビン１側に取付けたものである。この場合、ゲートダ
ンパ７の支持ブラケット12の内面には連結ブラケット13
の外端部13aが例えば溶接等の手段によって固定されて
いる。さらに、この連結ブラケット13の内端部13bはブ
レース側ブラケット11の支持部11aに固定ボルト14によ
ってねじ止めされている。そして、このゲートダンパ７
の支持ブラケット12とリヤピラー３との間には比較的大
きな間隙Ｓが形成されており、このゲートダンパ７の支
持ブラケット12とリヤピラー３とが直接接触することが
防止されている。
リヤピラー3,3間に架設されたブレース４に固定された
ブレース側ブラケット11を設け、このブレース側ブラケ
ット11を介してゲートダンパ７の支持ブラケット12をキ
ャビン１側に取付けたものである。この場合、ゲートダ
ンパ７の支持ブラケット12の内面には連結ブラケット13
の外端部13aが例えば溶接等の手段によって固定されて
いる。さらに、この連結ブラケット13の内端部13bはブ
レース側ブラケット11の支持部11aに固定ボルト14によ
ってねじ止めされている。そして、このゲートダンパ７
の支持ブラケット12とリヤピラー３との間には比較的大
きな間隙Ｓが形成されており、このゲートダンパ７の支
持ブラケット12とリヤピラー３とが直接接触することが
防止されている。
そこで、上記構成のものにあってはゲートダンパ７の支
持ブラケット12をブレース側ブラケット11を介してキャ
ビン１側に取付け、ゲートダンパ７の支持ブラケット12
がキャビン１側のリヤピラー３に直接接触することを防
止するようにしたので、従来のようにゲートダンパ７の
支持ブラケット12とキャビン１側のリヤピラー３との接
合部間の微小な隙間Ａ（第３図乃至第５図に示す）内に
雨水や跳ね水等が浸入し、隙間Ａ内に浸入した雨水や跳
ね水等がそのままの状態で比較的長時間滞留することを
防止することができる。そのため、従来に比べてキャビ
ン１のリヤピラー３に錆びが発生し易くなることを防止
することができ、外観の低下を防止することができる。
持ブラケット12をブレース側ブラケット11を介してキャ
ビン１側に取付け、ゲートダンパ７の支持ブラケット12
がキャビン１側のリヤピラー３に直接接触することを防
止するようにしたので、従来のようにゲートダンパ７の
支持ブラケット12とキャビン１側のリヤピラー３との接
合部間の微小な隙間Ａ（第３図乃至第５図に示す）内に
雨水や跳ね水等が浸入し、隙間Ａ内に浸入した雨水や跳
ね水等がそのままの状態で比較的長時間滞留することを
防止することができる。そのため、従来に比べてキャビ
ン１のリヤピラー３に錆びが発生し易くなることを防止
することができ、外観の低下を防止することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
く、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
［考案の効果］ この考案によればキャビンの後部両側の一対のリヤピラ
ー間に架設されたブレースに固定させたブレース側ブラ
ケットを設け、このブレース側ブラケットを介してゲー
トダンパ支持ブラケットをキャビン側に取付けたので、
キャビンのリヤピラーの錆びの発生を低減することがで
き、外観の低下を防止することができる。
ー間に架設されたブレースに固定させたブレース側ブラ
ケットを設け、このブレース側ブラケットを介してゲー
トダンパ支持ブラケットをキャビン側に取付けたので、
キャビンのリヤピラーの錆びの発生を低減することがで
き、外観の低下を防止することができる。
第１図および第２図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第１図は要部の概略構成を示す横断面図、第２図は
同斜視図、第３図乃至第５図は従来例を示すもので、第
３図トラック全体の概略構成を示す側面図、第４図は要
部の斜視図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図である。 １……キャビン、３……リヤピラー、４……ブレース、
７……ゲートダンパ、11……ブレース側ブラケット、12
……ゲートダンパ支持ブラケット。
で、第１図は要部の概略構成を示す横断面図、第２図は
同斜視図、第３図乃至第５図は従来例を示すもので、第
３図トラック全体の概略構成を示す側面図、第４図は要
部の斜視図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図である。 １……キャビン、３……リヤピラー、４……ブレース、
７……ゲートダンパ、11……ブレース側ブラケット、12
……ゲートダンパ支持ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−57480（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】トラックのキャビンの後方に連結される荷
箱のサイドゲートの開放時に前記サイドゲートの回動位
置を規制するゲートダンパの支持ブラケットが前記キャ
ビン側に固定されたトラックの荷箱結合構造において、
前記キャビンの後部両側の一対のリヤピラー間に架設さ
れたブレースに固定させたブレース側ブラケットを設
け、このブレース側ブラケットを介して前記ゲートダン
パ支持ブラケットを前記キャビン側に取付けたことを特
徴とするトラックの荷箱結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271389U JPH077272Y2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | トラックの荷箱結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271389U JPH077272Y2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | トラックの荷箱結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02143379U JPH02143379U (ja) | 1990-12-05 |
| JPH077272Y2 true JPH077272Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31573250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5271389U Expired - Lifetime JPH077272Y2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | トラックの荷箱結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077272Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP5271389U patent/JPH077272Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02143379U (ja) | 1990-12-05 |
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| JPH0535913Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |