JPH077242A - 平滑基板及びその製造方法 - Google Patents

平滑基板及びその製造方法

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JPH077242A
JPH077242A JP17237293A JP17237293A JPH077242A JP H077242 A JPH077242 A JP H077242A JP 17237293 A JP17237293 A JP 17237293A JP 17237293 A JP17237293 A JP 17237293A JP H077242 A JPH077242 A JP H077242A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易にその表面粗さを極めて滑らかにでき、
しかもフレキシブル基板であってもその表面を容易に平
滑面とすることができる平滑基板及びその製造方法を提
供すること。 【構成】 転写基板10上に転写基板10との密着性の
悪いパターン15を印刷する工程、転写基板10の表面
全体に転写基板10との密着性が悪くパターン15との
密着性の良い絶縁塗料層20を塗布する工程、絶縁塗料
層20の表面全体に熱可塑性絶縁塗料25を介して熱可
塑性絶縁塗料30を塗布する工程、本基板40の表面に
熱可塑性絶縁塗料35を塗布する工程、転写基板10と
本基板40を両者の熱可塑性絶縁塗料30,35同士が
密着するように重ね合わせて熱圧着し、熱可塑性絶縁塗
料30,35同士を融着一体化せしめる工程、転写基板
10のみを剥がしてパターン15を露出せしめる工程と
によって製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターンの表面が絶縁
基板表面と同一面となり、しかもその表面粗さを極めて
滑らかにできる平滑基板に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、可変抵抗器用基板やスイッチ基板等
の中には、摺動子が摺接するパターン表面と絶縁基板表
面とを同一面としたいわゆる平滑基板がある。この平滑
基板はパターンと絶縁基板表面の間に何ら段差がないの
で、この上を摺接する摺動子による対摩耗性が良く長寿
命化が図れ、また摺動子の移動もきわめてスムーズにな
るという利点がある。
【0003】従来の平滑基板としては以下のようなもの
があった。 金属薄板にエッチングを施してパターンとなる部分以
外の部分を凹部とし、該パターン面を金型面に押し付け
た状態で該凹部内に絶縁性の合成樹脂を流し込んで前記
パターン面と合成樹脂表面を同一面とした平滑基板。
【0004】熱硬化性樹脂粉末を冷間圧縮して基板を
成型しておき(未硬化)、該基板上に所望のパターン形
状に打ち抜いた金属板を置き、両者を金型内に挿入し、
両者を金型の平面に押し付け加熱加圧成型することによ
って、金属板を基板内に食い込ませて両者の表面を同一
面とせしめ、これを硬化させて形成した平滑基板。
【0005】平板状の金属薄板にエンボス加工を施し
て突出部を形成し、所定の処理の後に該金属薄板をアウ
トサート成型によって絶縁性樹脂からなる基板に埋設す
るが、このとき金属薄板の突出部と絶縁性樹脂を金型表
面に押し付けておくことで両表面を略同一面とした平滑
基板。
【0006】金属板に所望の凹部を形成し、該凹部内
にレジストを埋め込んで硬化させ、金属板表面を研磨し
て不要なレジストを除去して所望のパターン(金属板の
凹部でない所)をレジスト面と同一面上に露出せしめた
平滑基板。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記乃至の方法は
いずれも金型を用いる必要があるが、金型は高価であり
特に平滑面を平滑にすればするほど高価となってしま
う。また金型を用いると、1つの製品につき1つの金型
を用意しなければならず、この点からもコスト高となっ
てしまう。また基板表面において金属板からなるパター
ンと樹脂のつなぎ目の部分にはどうしても他の部分より
も大きい凹凸が生じてしまう。
【0008】また上記の方法は平滑基板とするために
その表面を研磨しなければならず、その製造が容易でな
くコスト高になってしまう。
【0009】また従来、樹脂フイルム上にパターンを設
けたフレキシブル基板であって平滑基板としたものは、
その製造が容易でなかったため、あまり実用化されてい
なかった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、容易にその表面粗さを極めて滑らか
にでき、しかもフレキシブル基板であっても容易にその
表面を平滑面とすることができる平滑基板を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる平滑基板は、表面に導電ペーストから
なるパターンを印刷し且つ該パターンを覆うようにその
上面全体に絶縁塗料層を塗布した転写基板と、該転写基
板の絶縁塗料層の上に直接又は他の層を介して間接に接
着される基体とを具備し、前記転写基板のみを前記パタ
ーンと絶縁塗料層の表面から剥がすことで前記パターン
を絶縁塗料層の面と同一面上に露出せしめるように構成
した。
【0012】また本発明は、転写基板上に該転写基板と
の密着性の悪い導電ペーストからなるパターンを印刷す
る工程と、該転写基板の表面全体に該転写基板との密着
性が悪く前記パターンとの密着性の良い絶縁塗料層を塗
布する工程と、前記転写基板とは別の基体上に前記転写
基板の絶縁塗料層を直接又は他の層を介して間接に接着
する工程と、前記転写基板と基体を一体化したものから
転写基板のみを剥がして前記パターンを露出せしめる工
程とによって前記平滑基板の製造方法を構成した。
【0013】
【作用】転写基板を構成する合成樹脂フイルムはその表
面が非常に滑らかなので、これに密着していたパターン
及び絶縁塗料層の表面も非常に滑らかな平滑面となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる平滑基板
の製造工程を示す概略断面図であり、図2は完成した平
滑基板を示す概略断面図である。なお両図の各層の厚み
は、説明の都合上、それぞれ実際の厚みとは異なりかな
り厚く示しているが、実際はかなり薄く、図2に示す平
滑基板全体の厚さで厚くても約100μm程度である。
【0015】この平滑基板を製造するには、図1(a)
に示すように、まず合成樹脂フイルムからなる転写基板
10を用意する。
【0016】この転写基板10の材質としては安価なポ
リエチレンテレフタレート(PET)製の合成樹脂フイ
ルムを用いた。しかし他のポリエステル系フイルム又は
テフロン系フイルム又はシリコン系フイルムで構成して
もよい。これらの合成樹脂フイルムの表面は通常滑らか
であり、その表面粗さは通常0.1μm以下である。な
お場合によっては下記するパターン及び絶縁塗料層20
との離型の為に転写基板10上にシリコン系やワックス
系のコーティングを施しておいても良い。
【0017】次に同図(a)に示すように、この転写基
板10の上に導電ペーストからなるパターン15を所望
の形状となるようにスクリーン印刷する。
【0018】ここでこの導電ペーストの材質としては、
フェノール系樹脂に銀粉を混入した銀ペーストを用い
た。この導電ペーストの材質は、この導電ペーストを前
記転写基板10上に印刷したときに、該転写基板10に
くっつきにくく且つはじかれにくい性質を有するもので
ある。
【0019】次に同図(b)に示すように、該転写基板
10の表面全体にアクリル系紫外線硬化型の絶縁塗料層
20を塗布して硬化せしめる。
【0020】この絶縁塗料層20の材質は、前記パター
ン15を構成する導電ペーストとは密着性がよく、且つ
前記転写基板10を構成するPET等の樹脂フイルムと
は密着性の悪い性質を有するものである。
【0021】次に同図(c)に示すように、前記絶縁塗
料層20の上にポリエステル系の熱可塑性絶縁塗料25
を塗布して硬化させ、さらに該熱可塑性絶縁塗料25の
上に塩化ビニール系のホットメルトタイプの熱可塑性絶
縁塗料30を塗布する。この熱可塑性絶縁塗料30は、
100℃程度の温度で軟化する性質を有する。
【0022】なお絶縁塗料層20上に直接熱可塑性絶縁
塗料30を塗布しても両者は密着するが、さらに両者の
密着性を良くするために両者の間に熱可塑性絶縁塗料2
5の層を設けたのである。従ってこの熱可塑性絶縁塗料
25の層は省略してもよい。
【0023】次に同図(d)に示すように、転写基板1
0とは別の合成樹脂フイルムからなる本基板40を用意
する。
【0024】この本基板40の材質としては安価なポリ
エチレンテレフタレート(PET)製の合成樹脂フイル
ムを用いる。但し下記する熱可塑性絶縁塗料35との密
着性のよい材質であれば、他の材質の合成樹脂フイルム
を用いても良い。
【0025】そして、この本基板40上に前記熱可塑性
絶縁塗料30と同質の塩化ビニール系のホットメルトタ
イプの熱可塑性絶縁塗料35を塗布する。
【0026】そして、転写基板10と本基板40を、両
者に設けた熱可塑性絶縁塗料30,35の面が密着する
ように重ね合わせ、これらを圧接し加熱する。圧接・加
熱方法としては同図(d)に示すように本基板40の下
から(又は転写基板10の上から)加熱コテ45を押し
付けても良いし、これら本基板40と転写基板10を2
つの加熱したローラの間に挿入することによって加熱・
加圧しても良い。加熱温度と加熱時間は140℃で約5
秒程度である。これによってホットメルトタイプの熱可
塑性絶縁塗料30,35同士が融着一体化する。即ちこ
れら熱可塑性絶縁塗料30,35は両者を接着するため
に塗布したものであり、接着剤層としての機能を発揮す
る。このときの状態を同図(e)に示す。
【0027】そして転写基板10のみを剥がせば、図2
に示すように、パターン15と絶縁塗料層20が露出す
る。ここで転写基板10は、パターン15及び絶縁塗料
層20に対して、その密着性が悪く、一方パターン15
−絶縁塗料層20間,絶縁基板20−熱可塑性絶縁塗料
25間,熱可塑性絶縁塗料25−熱可塑性絶縁塗料30
間,熱可塑性絶縁塗料30−熱可塑性絶縁塗料35間,
熱可塑性絶縁塗料35−本基板40間はいずれも密着し
ているので、転写基板10を剥がしたときに他の層が剥
がれることはなく、転写基板10のみが剥がれる。
【0028】そして転写基板10を構成する合成樹脂フ
イルムはその表面が非常に滑らかなので、これに密着し
ていたパターン15及び絶縁塗料層20の表面も非常に
滑らかな平滑面となる。またパターン15を印刷した
後、これを覆うように絶縁塗料層20を印刷したので、
パターン15は絶縁塗料層20中に完全に埋まり、該パ
ターン15と絶縁塗料層20の表面のつなぎ目の部分に
隙間ができることもない。
【0029】ところで以上の説明からわかるように本発
明においては、基板と塗料を多層に重ね合わせた上で最
も上の転写基板10のみが容易に剥がせ、他の各部材間
は強固に接着された状態を維持する必要がある。このた
め本願発明者は、この条件を満足するような各部材の材
質を、各種の実験を繰り返すことによって求めた。上記
実施例中に具体的に示す各部材の材質がそれである。主
要な条件は上記実施例の説明中に示したが、以下にその
他の条件も含めて示す。
【0030】(1) 転写基板10はパターン15及び絶縁
塗料層20との密着性が弱いこと。但しパターン15を
印刷したときこれをはじかないこと。 (2) パターン15は転写基板10との密着性が弱く、絶
縁塗料層20との密着性が強固であること。またファイ
ンパターンとなり、この上を摺動子が摺接するので、耐
摺動性,耐グリス性があること。 (3) 絶縁塗料層20は転写基板10との密着性が弱く、
パターン15との密着性が強固であり、さらに熱可塑性
絶縁塗料25(熱可塑性絶縁塗料25を設けない場合は
熱可塑性絶縁塗料30)とも密着性が強固であること。
またこの上を摺動子が摺接するので、適度な硬さがあり
(摺動子のブラシ圧によってへこまない程度)、また耐
摺動性,耐グリス性,耐マイグレーション性があるこ
と。 (4) 熱可塑性絶縁塗料25は絶縁塗料層20及び熱可塑
性絶縁塗料30の両者との密着性が強固であること。 (5) 熱可塑性絶縁塗料30はホットメルト系のもので熱
可塑性絶縁塗料25及び熱可塑性絶縁塗料35との密着
性が強固であること。 (6) 熱可塑性絶縁塗料35はホットメルト系のもので熱
可塑性絶縁塗料30及び本基板40との密着性が強固で
あること。
【0031】なお上記実施例においては本基板40上に
は1層の熱可塑性絶縁塗料35のみが塗布されている
が、必要があれば、本基板40と熱可塑性絶縁塗料35
の間に両者に接着性の良い他の絶縁材料を1層以上塗布
してもよい。
【0032】この実施例にかかる平滑基板は、合成樹脂
フイルム上に各種塗料を印刷してこれを加熱コテや加熱
ロールに通すことで製造されるので、大きなフイルム上
に同時に多数個の平滑基板を形成したり、帯状のフイル
ムに連続的に多数個の平滑基板を形成して行くこともで
きる。従って大量生産に好適である。
【0033】次に図3は本発明の他の実施例にかかる平
滑基板の製造工程を示す図である。この平滑基板は成型
樹脂上に平滑面状のパターン面を形成したものである。
【0034】この平滑基板を製造するには、同図(a)
に示すように、転写基板10上にパターン15と絶縁塗
料層20を塗布したもの(これは前記実施例の図1
(a),(b)の工程で製造されたものと同一である)
を用意し、これを上下金型A,B内に挾み込む。このと
き転写基板10は上金型Aの凹部A1の面に当接し、一
方下金型Bの凹部B1には所定の空隙Dが形成される。
【0035】そして同図(a)に示すように、この空隙
D内に加熱・溶融された樹脂を充填する。この充填樹脂
としては、例えばPBT樹脂や、ABS樹脂や、PET
樹脂等を用いる。
【0036】このとき絶縁塗料層20は、充填された溶
融樹脂の熱によってこの溶融樹脂と溶着し、該溶融樹脂
が冷却したとき両者は強固に固着される。
【0037】そして同図(b)に示すように、上下金型
A,Bを取り外し、さらに同図(c)に示すように、転
写基板10を剥がせば、成型樹脂50の上にパターン1
5と絶縁塗料層20が露出する平滑基板が完成する。こ
の表面は前記実施例と同様に非常に滑らかな平滑面とな
る。
【0038】次に図4は本発明のさらに他の実施例にか
かる平滑基板の製造工程を示す図である。この平滑基板
も成型樹脂上に平滑面状のパターン面を形成したもので
ある。
【0039】この平滑基板を製造するには、同図(a)
に示すように、転写基板10上にパターン15と絶縁塗
料層20と熱可塑性絶縁塗料25とホットメルトタイプ
の熱可塑性絶縁塗料30を塗布したもの(これは前記実
施例の図1(a)乃至(c)の工程で製造されたものと
同一である)を用意し、これを上下金型A,B内に挾み
込む。
【0040】そして前記図3に示す実施例と同様に、下
金型Bの空隙D内に加熱・溶融された樹脂を充填する。
【0041】このときホットメルトタイプの熱可塑性絶
縁塗料30は、充填された溶融樹脂の熱によってこの溶
融樹脂と溶着し、該溶融樹脂が冷却したとき両者は強固
に固着される。このように絶縁塗料層20上にホットメ
ルトタイプの熱可塑性絶縁塗料30を塗布しておけば、
両者はさらに強固に固着される。
【0042】そして同図(b)に示すように、上下金型
A,Bを取り外し、さらに同図(c)に示すように、転
写基板10を剥がせば、成型樹脂50の上にパターン1
5と絶縁塗料層20が露出する平滑基板が完成する。
【0043】なおこの実施例においても、熱可塑性絶縁
塗料25の層は省略してもよい。
【0044】このように本発明によれば、成型樹脂50
上であっても容易に平滑基板を製造することができる。
特に本発明の場合は、金型自体の面を特別滑らかとしな
くても、転写基板10を構成する合成樹脂フイルムの表
面と同等の極めて滑らかな表面を容易に形成することが
できる。従って金型自体は普通のものを用いることがで
き、該金型として高価なものを使用しなくて済む。
【0045】また本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば以下のように構成しても良い。 上記図1に示す実施例において用いた熱可塑性絶縁塗
料30,35は、他の材質からなる接着剤層で構成して
も良く、例えばエポキシ系接着剤や両面接着テープ等を
用いても良い。また該接着剤層は転写基板10又は本基
板40のいずれか一方のみに設けても良い。但しこれら
の変更は、本発明を構成する他の部材の材質との整合性
を図る必要がある。
【0046】上記各実施例においては、パターンと絶
縁塗料層を印刷した転写基板10を基体となる本基板4
0又は成型樹脂50に直接又は他の層を介して間接に接
着したが、転写基板10を接着するのはこれらのものに
限定されず、樹脂製部材や金属製部材等、他のどのよう
な基体面上であってもよい。またその接着方法も他の種
々の方法が考えられる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる平滑基板及びその製造方法によれば、以下のような
優れた効果を有する。 平滑基板の表面を樹脂フイルムの表面と同じ程度に極
めて平滑にできる。
【0048】フレキシブル基板を容易に平滑基板とす
ることができる。
【0049】製造が容易で大量生産に向き、また平滑
面と同等の平滑な面を設けた高価な金型を用いることも
ないので、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる平滑基板の製造工程
を示す概略断面図である。
【図2】本発明の1実施例にかかる平滑基板を示す概略
断面図である。
【図3】本発明の他の実施例にかかる平滑基板の製造工
程を示す図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例にかかる平滑基板の
製造工程を示す図である。
【符号の説明】
10 転写基板 15 パターン 20 絶縁塗料層 25 熱可塑性絶縁塗料 30 熱可塑性絶縁塗料 35 熱可塑性絶縁塗料 40 本基板 50 成型樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 義積 神奈川県川崎市中原区苅宿335番地 帝国 通信工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に導電ペーストからなるパターンを
    印刷し且つ該パターンを覆うようにその上面全体に絶縁
    塗料層を塗布した転写基板と、該転写基板の絶縁塗料層
    の上に直接又は他の層を介して間接に接着される基体と
    を具備し、 前記転写基板のみを前記パターンと絶縁塗料層の表面か
    ら剥がすことで前記パターンを絶縁塗料層の面と同一面
    上に露出せしめたことを特徴とする平滑基板。
  2. 【請求項2】 転写基板上に該転写基板との密着性の悪
    い導電ペーストからなるパターンを印刷する工程と、 該転写基板の表面全体に該転写基板との密着性が悪く前
    記パターンとの密着性の良い絶縁塗料層を塗布する工程
    と、 前記転写基板とは別の基体上に前記転写基板の絶縁塗料
    層を直接又は他の層を介して間接に接着する工程と、 前記転写基板と基体を一体化したものから転写基板のみ
    を剥がして前記パターンを露出せしめる工程とを具備す
    ることを特徴とする平滑基板の製造方法。
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