JPH077191U - シールドケース - Google Patents
シールドケースInfo
- Publication number
- JPH077191U JPH077191U JP041393U JP4139393U JPH077191U JP H077191 U JPH077191 U JP H077191U JP 041393 U JP041393 U JP 041393U JP 4139393 U JP4139393 U JP 4139393U JP H077191 U JPH077191 U JP H077191U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- lid
- groove
- outer edge
- bent portion
- Prior art date
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- Granted
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波回路のシールド効果の向上を図ると共
に、その作業性を高める。 【構成】 シールドケース2の側面上部の外縁部に緩や
かな傾斜部5を持つ溝4を設ける。また、シールドケー
ス2の蓋8の外縁部に、前記溝4に対応した位置に折り
曲げ部10を90°に近い鋭角で設ける。蓋の閉時に、
前記折り曲げ部10の先端部14がシールドケース2の
傾斜部5に当接しかつ密着するように構成する。蓋8は
少数のねじ12によりシールドケース2に固定される。
に、その作業性を高める。 【構成】 シールドケース2の側面上部の外縁部に緩や
かな傾斜部5を持つ溝4を設ける。また、シールドケー
ス2の蓋8の外縁部に、前記溝4に対応した位置に折り
曲げ部10を90°に近い鋭角で設ける。蓋の閉時に、
前記折り曲げ部10の先端部14がシールドケース2の
傾斜部5に当接しかつ密着するように構成する。蓋8は
少数のねじ12によりシールドケース2に固定される。
Description
【0001】
本考案は、例えば一実施例として、マイクロ波を使用する送受信装置等の高周 波回路部分に使用するシールドケースに関する。
【0002】
従来用いられているこの種のシールドケースを図3に示す。同図において、2 はシールドケース、7は溝、6はプリント基板、20は中蓋、8は蓋、12はね じである。このシールドケースは、内部が仕切壁によって複数に分割されており 分割された各スペースの縁部には溝7を有し、この各スペースに高周波回路を有 するプリント基板6を装着し各スペースを中蓋20で蓋をする。さらにシールド ケース2に蓋8を装着し、ねじ12により蓋8をシールドケース2に固着するこ とによりシールドをしていた。
【0003】
しかしながら、従来のシールドケースでは、蓋8を形成加工する場合において 歪が生じやすく、この歪によって生じるシールドケース2と蓋8の隙間を無くす ために多くのねじ12を必要とした。また、ねじ12の締め付けが不均一である ために生じる歪によりシールド効果を損なう場合もあった。
【0004】 本考案は、上記問題点に鑑み、確実なシールド効果を実現した作業性を高める シールドケースを提供することを目的とする。
【0005】
このような目的を達成するために、本考案のシールドケースは、シールドケー スの外縁部に傾斜を持つ溝を設け、この溝に縁辺部を折り曲げた蓋を溝に固着す るようにしたことを特徴とする。
【0006】
以下、本考案一実施例を図面を用いて詳細に説明する。なお、従来の技術を示 す図3と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その重複した説明は省略する 。
【0007】 図1は、一実施例を示すシールドケースの分解斜視図である。図2は、図1の シールドケースの部分拡大断面図である。図1において4は溝、5は傾斜部、1 0は折り曲げ部、14は先端部である。
【0008】 シールドケース2には側面上部の外縁部に傾斜部5を有する溝4を設ける。こ の溝4の傾斜部5は、蓋8の大きさがシールドケース2の外縁部よりも大きくな るように傾斜している。
【0009】 次に、従来の技術で説明したのと同様に、シールドケース2内の各スペースに プリント基板6を装着し各スペースを中蓋20で蓋をして、蓋8を溝4に固着す る。
【0010】 ここで蓋8は縁辺部に折り曲げ部10を有し、図2に示す如く折り曲げ部10 は90°に近く鋭角に曲げているために折り曲げ部10の先端が溝4の傾斜部5 に押圧することによりシールドケース2と蓋8の間に生じる隙間を無くすことが できる。さらに折り曲げ部10の先端部14と溝4が密着してシールド効果を高 めることができる。
【0011】
以上説明したように、本考案によれば、蓋の折り曲げ部の先端が溝の傾斜部に 押圧し隙間を生じないのでシールド効果を一層高めることができ、また蓋のねじ 止め作業を減らすことができる。
【図1】本考案のシールドケースの分解斜視図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】従来のシールドケースの分解斜視図である。
2 シールドケース 4、7 溝 5 傾斜部 6 プリント基板 8 蓋 10 折り曲げ部 12 ねじ 14 先端部 20 中蓋
Claims (1)
- 【請求項1】送受信機等の高周波周波数のシールドケー
スにおいて、該シールドケース(2)の側面上部の外縁
部に傾斜部(5)を有する溝(4)を設け、かつシール
ドケース(2)の上面を被覆する蓋(8)の外縁部に、
前記溝(4)に対応して折り曲げ部(10)を90°に
近い鋭角で形成し、蓋の閉時に前記折り曲げ部(10)
の先端部(14)が前記シールドケース(2)の傾斜部
(5)に当接する構造としたことを特徴とするシールド
ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041393U JP2555631Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シールドケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041393U JP2555631Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シールドケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077191U true JPH077191U (ja) | 1995-01-31 |
JP2555631Y2 JP2555631Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12607138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993041393U Expired - Lifetime JP2555631Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シールドケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555631Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10163663A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Saitama Nippon Denki Kk | シールドケース |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190198U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | ||
JP3102794U (ja) * | 2004-01-14 | 2004-07-15 | 家邦 陳 | 電子装置アセンブリ |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993041393U patent/JP2555631Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190198U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | ||
JP3102794U (ja) * | 2004-01-14 | 2004-07-15 | 家邦 陳 | 電子装置アセンブリ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10163663A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Saitama Nippon Denki Kk | シールドケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2555631Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |