JPH077174A - フォトダイオードおよびその製造方法 - Google Patents

フォトダイオードおよびその製造方法

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JPH077174A
JPH077174A JP6026198A JP2619894A JPH077174A JP H077174 A JPH077174 A JP H077174A JP 6026198 A JP6026198 A JP 6026198A JP 2619894 A JP2619894 A JP 2619894A JP H077174 A JPH077174 A JP H077174A
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film
photodiode
amorphous silicon
transparent conductive
chromium
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JP6026198A
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Chang U Huh
チャン・ウ・ホ
Sung Kang-Hyun
カン・ヒョン・ソン
Young-Ho Park
ヨン・ホ・パク
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Goldstar Electron Co Ltd
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    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/08Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
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    • H01L31/102Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by only one potential barrier
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 順バイアス状態および逆バイアス状態の双方
において十分な明電流/暗電流の比が得られるフォトダ
イオードおよびその製造方法を提供する。 【構成】 フォトダイオードは、ガラス基板と、前記基
板上に下部電極として形成されたアルミニウム膜と、こ
のアルミニウム膜上にショットキ・バリアとして形成さ
れたアルミナ膜と、このアルミナ膜の一部分上に光導電
層として形成された水素化アモルファス・シリコン膜
と、この水素化アモルファス・シリコン膜上に上部電極
として形成された透明導電膜とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォトダイオードに関す
る。さらに詳細にはON/OFF電流の比率を増大させ
たフォトダイオード及びそれを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトダイオードは接触画像センサ、バ
ーコードリーダ、ファクシミリその他に用いられてい
る。図1は上部電極としてクロム・シリサイドを用いた
従来のフォトダイオードの断面図である。図1に示され
たフォトダイオードを製造するには、真空中でクロム膜
12をガラス基板11上に蒸着する。下部電極を形成す
るために湿式エッチングでそのクロム膜12をパターニ
ングする。
【0003】その後、水素化(hydrogenated)アモルフ
ァス・シリコン(a−Si:H)膜13をその上全体に
1μmの厚さに蒸着する。そのa−Si:H膜13の上
に他のクロム膜(図示せず)を蒸着する。引き続きその
クロム膜を部分的にエッチングする。そのエッチングさ
れた膜をマスクとして反応性イオンエッチングでa−S
i:H膜13をパターニングする。
【0004】上記で得られたものをN2 雰囲気中で25
0℃の温度で1時間熱処理する。この熱処理でクロム・
シリサイド14が図示しないクロム膜とa−Si:H膜
13との間の境界に形成され、上部電極となる。(NH
4 )2 Ce(N03 )6 酸を用いて、シリサイドを形成
しないで残ったクロム膜を除去する。
【0005】「−」バイアスが上記構造を持ったフォト
ダイオードのクロム・シリサイド14に加えられている
ときに、「+」バイアスがクロム膜12に加えらえっる
と、その加えられた「+」バイアスと「−」バイアスと
によって電位差が発生する。その結果、下部電極として
のクロム12から上部電極としてのクロム・シリサイド
14へ電流が流れる。a−Si:H膜13とクロム・シ
リサイド14との境界にショットキ効果が発生する。そ
のショットキ効果によって暗電流を数十ピコアンペアに
制限するショットキ・バリアが発生する。
【0006】光を受けると、ショットキ・バリアが光電
荷に対するバリアとして働かずにa−Si:H13が多
くの光電荷を発生する。その結果a−Si:H膜13と
クロム・シリサイド14との間の境界を通して多くの電
流が流れる。しかしながら、上記した従来のフォトダイ
オードの製造方法は、a−Si:H膜13の上にクロム
・シリサイド14を形成するためにクロム膜を蒸着し、
クロム・シリサイド14の形成の後にそれを除去しなけ
ればならないので極めて複雑となる。
【0007】図2は上部電極として透明導電膜を用いた
他の従来のフォトダイオードの断面図である。図2に示
されたフォトダイオードを製造するには、まずクロム膜
22をガラス基板21の上に蒸着して下部電極を形成す
る。その後、その表面全体に水素化アモルファス・シリ
コン(a−Si:H)膜23をプラズマ増速CVDを用
いて蒸着する。そのa−Si:H膜23の上にインジウ
ムの薄い酸化物で形成された透明導電膜24をスパッタ
リングで形成させる。その後透明導電膜24とa−S
i:H膜23をRIE処理でエッチングし、それぞれ上
部電極と光導電層とを形成する。
【0008】図3A〜3Cは図2に示されるフォトダイ
オードの電極へ加えられ電圧によるエネルギバンドを示
す図である。電圧がフォトダイオードに加えられないと
きは図3Aに示すように電流は流れない。フォトダイオ
ードに順方向電圧が加えられたとき、すなわち、「−」
電圧が下部電極としてのクロム膜22に、「+」電圧が
透明導電膜24に加えられたとき、大きな暗電流が透明
導電膜24から下部電極22へ流れる。なぜなら、図3
Bに示されるように、光導電層23と透明導電膜24と
の間の境界にショットキ・バリアが形成されるからであ
る。その結果、ショットキ・バリアの効果がないので大
きな光電流が流れる。したがって、順方向バイアス状態
では、光電流/暗電流の高い比を得ることはできない。
【0009】他方、フォトダイオードに逆電圧が加えら
得たとき、すなわち、「+」電圧が下部電極としてのク
ロム膜22に加えられ、「−」電圧が透明電極に加えら
れたとき、光導電層23と透明導電膜24との間に、図
3Cに示すように、高電位バリアが形成されるので電流
が流れない。その結果暗電流がほとんど流れない。フォ
トダイオードに逆電圧が加えられる逆バイアスのもとで
フォトダイオードが光に曝されると、多くの光電荷、す
なわちエレクトロンとホールが光導電層23に発生す
る。発生したエレクトロンが下部電極22へ、発生した
ホールが透明導電膜24へ流れる。その結果光電流が下
部電極から透明導電膜24へ流れる。
【0010】上記のようにフォトダイオードに逆電圧が
加えられると、フォトダイオードを流れる電流はフォト
ダイオードに加えられる光の強さによって決められる。
透明導電膜24とa−Si:H膜23が逆バイアス状態
で暗電流が流れるのを禁止するショットキ・バリアが形
成されるので、図2に示される従来のフォトダイオード
は、高いON/OFF電流比率が得られる。しかしなが
ら、透明導電膜24の成分が上部電極としての透明導電
膜24の蒸着プロセスによって簡単に変わり、透明導電
膜24とa−Si:H膜23との間の境界が不安定であ
るので、満足できるショットキ・バリアを形成すること
が困難である。したがって、従来のフォトダイオードは
光導電層23と透明導電膜との間の暗電流が不安定にな
るという問題を持っていた。
【0011】図4は従来のPIN構造のフォトダイオー
ドの断面図である。図5は図4のフォトダイオードのエ
ネルギバンドを表す図である。このフォトダイオードは
下部電極31、下部電極の上に形成された透明導電膜3
2およびその透明導電膜の上に形成された金属電極から
構成されている。この構造では「+」電圧が下部電極3
1に加えられ、「−」電圧が上部電極としての透明導電
膜33に金属電極34を介して加えられる。
【0012】光導電層32は、高濃度n+ a−Si:H
膜32−1、真性a−Si:H膜32−2および高濃度
p+ a−Si:H膜32−3を含むPIN構造である。
上部電極33としてクロム・シリサイド膜を透明導電膜
の位置に使用することができる。光を通過させる上部電
極33は高い透明度を有し、かつ高い導電性を有するこ
とが望ましい。ITO膜で構成される透明導電膜33
は、ITO膜の導電度が低いので、単一ラインを構成す
るために高導電性の金属電極34と結合される。
【0013】上記した構造の従来のフォトダイオード
は、逆バイアス状態で、すなわち、「+」電圧を下部電
極31に、「−」電圧を上部電極33に加えた状態で光
に曝されたときの電流と、光に曝されないときの電流と
の電流の差から信号検出機能を果たすことができる。
【0014】フォトダイオードが光に曝されたときに発
生する電流をON電流、Iphoto と呼び、光に曝されな
いとき生成される電流をOFF電流または暗電流、Ida
rkと呼ぶ。図5に示されるように、導電バンドEc とバ
レンシー・エレクトロン・バンドEv との間の差であ
るエネルギバンド・ギャップEg より高いエネルギを持
つ光にフォトダイオードが曝されると、フォトキャリア
が生成される。フォトキャリアの移動で電流が生じる。
この電流が光電流Iphoto である。
【0015】エネルギバンド・ギャップEg が小さい場
合、フォトダイオードがエネルギバンド・ギャップEg
より低いエネルギを持つ光に曝された場合でもフォトキ
ャリアを生成する。暗電流から光電流を正確に区別する
ために光を100%遮蔽することが要求される。しかし
ながら、完全に光を遮蔽することは困難である。そのた
め暗電流が生成される。
【0016】書類やその他のものから反射した光を検出
し、絵や文字を認識するファクシミリに用いられるフォ
トダイオードは、グレイ・スケール・レベルを指示する
ために暗電流を正確に制御することが非常に大切であ
る。暗電流のレベルが不正確に決定されると、検出動作
が不正確に行われる。ある部分が白く他の部分が黒いと
いう大きな書類用に複数のフォトダイオードを用いる場
合は、各フォトダイオードの特性は均一でなければなら
ない。
【0017】検出動作を正確にし、デヴァイス特性を均
一にするために、適切なエネルギバンド・ギャップを備
えた物質を用いなければならない。その上、その適切な
エネルギバンド・ギャップを備えた物質はデヴァイス特
性および暗電流の制御の均一性を維持できなければなら
ない。
【0018】エネルギバンド・ギャップが大きすぎる
と、発生した全ての信号が暗電流として検出されるの
で、検出機能を果たすことは不可能である。したがっ
て、暗電流が制御できて多くの光電流を流すことがで
き、それによってIphoto /Idarkの高い比率が得られ
れば良い特性のフォトダイオードを得ることができる。
【0019】真性a−Si:H膜32−2は約1eVの
エネルギバンド・ギャップEg を示す。上記したよう
に、トラップがあればエネルギバンド・ギャップEg よ
り低い光エネルギによってもフォトキャリアは生成され
る。もちろん、真性a−Si:H膜が良品質であればそ
のような問題は起こらない。フォトキャリアがエネルギ
バンド・ギャップEg より低い光エネルギで生成される
と暗電流が増加し、それによってIphoto /Idarkの比
率が低下する。その結果フォトダイオードは信号/雑音
(S/N)比が減少する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術における前述した問題点を解決して、高シ
ョットキ・バリアが得られ、光吸収の容易化が達成で
き、それにより光電流/暗電流の比が増大したフォトダ
イオード、および、その製造方法を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの面によれ
ば、ガラス基板と、前記基板上に下部電極として形成さ
れたアルミニウム膜と、このアルミニウム膜上にショッ
トキ・バリアとして形成されたアルミナ膜と、このアル
ミナ膜の一部分上に光導電層として形成された水素化ア
モルファス・シリコン膜と、この水素化アモルファス・
シリコン膜上に上部電極として形成された透明導電膜と
を含む。
【0022】本発明の他の面によれば、フォトダイオー
ドの製造方法は、ガラス基板上にアルミニウム膜を蒸着
して下部電極を形成する蒸着工程と、このアルミニウム
膜上にアルミナ膜を形成する工程と、このアルミナ膜上
に水素化アモルファス・シリコン膜を蒸着する工程と、
この水素化アモルファス・シリコン膜上に透明導電膜を
蒸着する工程と、反応性イオンエッチング・プロセスを
用いて前記透明導電膜をエッチングして前記アルミナ膜
の一部分上に上部電極を形成する、エッチング工程と、
前記上部電極の透明導電膜をマスクとして使用する条件
下で前記水素化アモルファス・シリコン膜をエッチング
し、それにより光導電層を形成する工程とを備える。
【0023】
【実施例】図6は本発明の第1の実施例を示すフォトダ
イオードの断面図を示している。図6に示すように、フ
ォトダイオードは、ガラス基板51と、ガラス基板上5
1上に下部電極として形成されたクロム膜52と、クロ
ム膜52上に光導電層として形成された水素化アモルフ
ァス・シリコン(a−Si:H)膜54と、クロム膜5
2とa−Si:H膜54との間の境界に形成されたクロ
ム・シリサイド層53と、a−Si:H膜54上に形成
された透明導電膜55とによって構成されている。
【0024】この本発明の第1の実施例によれば、クロ
ム膜52は、ガラス基板51上に真空蒸着されている。
クロム膜52は、下部電極を形成するためにエッチング
される。PECVDプロセスを使用して下部電極の形成
後、できた構造体の露出した全表面に、厚さ1μmのa
−Si:H膜53を付着する。そしてこのような構造体
は、N2 雰囲気中で250゜Cの温度で30分から1時
間熱処理される。この熱処理によって、クロム・シリサ
イド53がクロム膜52とa−Si:H膜54との間の
境界に形成される。
【0025】そして、この構造体の露出した全表面に、
透明導電膜55がスパッタリング・プロセスを使って、
真空中で1,000Åの厚さに付着される。ついで、透
明導電膜55は、RIEプロセスを使ってエッチングさ
れ、上部電極を形成する。つぎに、透明導電膜55をマ
スクとして使用し、RIEプロセスを使ったエッチング
処理によりa−Si:H膜54がクロム膜52を十分に
覆うようにパターン化される。これにより、上述した構
造を持ったフォトダイオードが得られる。
【0026】フォトダイオードに逆バイアス電圧が供給
されると、すなわち、「−」バイアスが下部電極である
クロムフィルム52に供給され、「+」電圧が上部電極
である透明導電膜55に供給されると、暗電流が透明導
電膜55からクロム膜52に流れる。しかしながら、こ
の暗電流の大きさは、極めて小さく、たとえば、1012
A程度の大きさである。その理由は、クロム膜52とa
−Si:H膜54との間の境界に形成されるクロム・シ
リサイド層53によりショットキ・バリアが形成される
ためである。
【0027】フォトダイオードが逆バイアス状態で光に
曝されると、大きな光電荷がa−Si:H膜54に発生
される。この光電荷が移動すると、かなり大きな電流が
流れる。換言すれば、フォトダイオードを流れる電流量
は、フォトダイオードに供給される光の強度によって左
右される。
【0028】本発明の第1の実施例によれば、下部電極
であるクロム膜52とa−Si:H膜54との間に形成
されるクロム・シリサイド層53によって安定したショ
ットキ・バリアが形成される。その結果、フォトダイオ
ードの光電流と暗電流の比が増加される。
【0029】上述したように、従来の構造は、クロム・
シリサイド層53に対応するクロム・シリサイド層を形
成し、このクロム・シリサイド層を形成した後クロムフ
ィルムを除去するために、下部電極としてのクロム膜に
加えて別のクロム膜を形成するステップを必要とする。
しかしながら、本発明の第1の実施例によれば、クロム
・シリサイド層が、下部電極として用いられるクロム膜
とa−Si:H膜との間の境界に形成されている。した
がって、本発明の構造体は、従来の構造体に必要な付加
的なステップを必要としない。
【0030】図7は本発明の第2の実施例であるフォト
ダイオードの断面図を示している。図7に示されるフォ
トダイオードを製造するために、真空蒸着装置を使って
ガラス基板61上に、下部電極を形成するように数千オ
ングストロームの厚さで、アルミニュウム膜が付着され
ている。そして、Al下部電極62は、アルミナ(Al
2O3)膜63を形成するために陽極酸化(anodization
)される。換言すれば、アルミナ膜63は、12〜2
5wtパーセントのホウ酸あるいは希釈した硫酸(H2
SO4)を含む電解液を使用し、約20℃の温度、電流
密度130〜260A/m2 、12〜22Vの電圧の条
件下で、電界処理することによって、Al下部電極62
上に形成される。
【0031】その後、a−Si:H膜64が、PECV
Dプロセスを使ってアルミナ膜63上に、800Å〜1
μmの厚さで付着される。ついで、スパッタリングプロ
セスを使って、a−Si:H膜64上に1,000Åの
厚さの透明導電膜65が形成される。透明電極膜65と
a−Si:H膜64はRIEプロセスを使ってエッチン
グされ、上部電極および光導電層がそれぞれ形成され
る。
【0032】図8aないし8cは、図7に示されるフォ
トダイオードの電極に供給される電圧に依存したエネル
ギーバンドをそれぞれ示している。フォトダイオードに
電圧が印加されないときには、図8aに示されるよう
に、フォトダイオードを介して電流は流れない。順バイ
アスがフォトダイオードに与えられると、すなわち、
「−」電圧がAl下部電極62に供給され、「+」電圧
が上部電極である透明導電膜65に供給されるときに
は、アルミナ膜63が、図8bに示されるように、ポテ
ンシャルバリヤとして作用するために、最大でも暗電流
の発生が防がれる。この暗電流の大きさは、10-12 A
あるいはそれ以下である。
【0033】フォトダイオードを介して流れる光電流の
量は、アルミナ膜63の厚さに依存して変化する。アル
ミナ膜63の厚さが薄くなればなるほど、光電流の量が
増加する。また逆に、アルミナ膜63の厚さが厚くなる
ほど減少する。この理由は、アルミナ膜63が所定の厚
さを越えないときのみトンネル現象が生じるように、光
電荷のホールがAl下部電極62に移動し、そしてアル
ミナ膜63によって与えられるバリアによって影響を受
けている間、光電荷のエレクトロンが透明導電膜65に
移動するからである。
【0034】その結果、ホールの流れが禁止されている
間、エレクトロンが十分に移動できるように、透明電極
膜65とa−Si:H膜64との間に形成されるポテン
シャルバリアが下げられる。この結果、ホールは累積さ
れる。このようなホール累積を補償するために、エレク
トロンはAl下部電極62に注入されるべきである。ま
た、エレクトロンは、透明電極膜65とa−Si:H膜
64の両方をトンネルするので、注入されたエレクトロ
ンの量は、アルミナ膜63の膜が薄くなればなるほど大
きくなる。したがって、光電流は、順バイアス状態でア
ルミナ膜63の厚さに敏感に反応する。
【0035】一方、逆バイアスがフォトダイオードに供
給されると、すなわち、「+」電圧がAl下部電極62
に加えられ、「−」電圧が導電膜65に供給されている
とき、アルミナ電極63と透明導電膜65とによって形
成されるショットキ・バリアが電荷の流れを防ぐように
作用するため、暗電流は流れない。フォトダイオード
は、逆バイアスが加えられている条件下で、光に曝され
ると、大きな光電荷がa−Si:H膜65に発生する。
この発生した光電荷は、アルミナ膜63をトンネルし、
これにより、光電流を発生する。
【0036】図9および10は、図7に示されるフォト
ダイオードの異なるバイアス状態で発生される光電流お
よび暗電流をそれぞれ示している。「−」電圧が導電膜
65に供給されている逆バイアス状態では、光電流は、
アルミナ膜63の厚みに関係なく5x10-9Aのほぼ一
定の値となる。一方、光電流と暗電流の比はアルミナ膜
63の厚さが薄くなればなるほど大きくなる。
【0037】したがって、アルミナ膜がショットキ・バ
リア層として用いられる場合には、透明導電膜付近にシ
ョットキ・バリア層を形成するというこれまでの考えを
覆すことができる。これに対して、ITO膜に対向する
下部電極の近くにショットキ・バリアが形成される構造
では、改善された光電流と暗電流の比が得られるため、
ITO膜の構成と組み合わされる境界問題を解決するこ
とができる。
【0038】図9は、アルミナ膜63の厚さが800Å
であるときに、電気分解がこはく酸の電解液で、かつ6
0Vの電圧Vlimit および30mAの電流を使用した条
件下で行われるケースに対応する。一方、図10は、ア
ルミナ膜63が1、800Åの厚さであるときに、電気
分解がこはく酸の電解液で、かつ120Vの電圧Vlimi
t および60mAの電流を使用した条件下で行われるケ
ースに対応する。
【0039】図11は、本発明の第3実施例に係るフォ
トダイオードの断面図である。第3実施例のフォトダイ
オードは、a−Si:H層64と透明導電膜65との間
の暗電流禁止層を形成する絶縁膜66を除いて第2実施
例と同一構成である。この実施例において、絶縁膜66
はSiN膜またはSiO2 膜から構成され、かつ数百Å
の厚さを持つ。
【0040】第3実施例によるa−Si:H膜64と透
明導電膜65との間に形成された絶縁膜66によって、
第2実施例で得られる特性を得るだけでなく絶縁特性お
よびブレークダウン特性の改良も得ることができる。
【0041】第2および第3実施例によれば、次の効果
が得られる。第1に、S/N比の改良は、充分な光電流
/暗電流比が順バイアス状態および逆バイアス状態の双
方で得られることで達成される。第2に、わずかなピン
ホールを持つアルミナ層がAl下部電極上にショットキ
・バリアダイオードを形成することができる。したがっ
て、歩留まりの改善を達成できるとともに、安定した暗
電流を発生でき、かつリーク電流の発生を防止できる。
また、ブレークダウン電圧の増加が得られることによ
り、フォトダイオードは瞬間的なショックに耐えること
ができる。これにより、フォトダイオードは改良された
特性を持つことができる。
【0042】図12は、本発明の第4実施例に係る断面
図である。図13は、図12のフォトダイオードのエネ
ルギーバンドを示す図である。図12に示すように、フ
ォトダイオードは下部電極71と、下部電極71上に形
成されかつn+ a−Si:H膜72−1と、真性a−S
i:H膜72ー2とからなる光導電層72と、光導電層
72上に形成されかつ暗電流を制御するように適合され
たダイヤモンド薄膜73とから構成される。この構成に
おいて、「−」電圧が上部電極74上に形成された金属
電極75を介して上部電極74に印加さている間、
「+」電圧が下部電極71に印加される。
【0043】ダイヤモンド薄膜73は絶縁膜のエネルギ
ーバンドにほぼ近い3.75〜4eVのエネルギーバン
ドを持つ(一般に絶縁膜のエネルギーバンドは9eVよ
り高く、半導体のエネルギーバンドは2eVより低い)
ので、厚さが大きいときは絶縁膜となる。このケースで
は、フォトダイオードを作ることはできない。好ましく
は、ダイヤモンド薄膜73は暗電流だけを制御するよう
に約200〜300Åの厚さを持つ。
【0044】ダイヤモンド薄膜73はスパッタ法または
CVD法で、かつ磁界が生じている容器内には主ガスと
してC12H24ガスとキャリアガスとしてCF4 およびA
rガスを使用することにより形成される。ダイヤモンド
薄膜73は0.35μmより波長が長い光に反応せずそ
の通過を許容しないので、0.35μmより波長が短い
紫外線の光に反応する。これはダイヤモンド薄膜73が
透明であり、3.75〜4eVのエネルギーバンドを持
つからである。この結果、ダイヤモンド薄膜73はフォ
トキャリアの発生を禁止し、これにより低レベルで暗電
流の発生を制御するように機能する。
【0045】電子に印加されるエネルギーは式:E=h
ν(h:プランクの定数、ν:光周波数)によって示す
ことができる。光周波数νは逆に波長λに比例するの
で、エネルギーEは短い波長で高く、長い波長で低い。
したがって、ダイヤモンド薄膜73は3.35〜4eV
のエネルギーバンドギャップを持つので、2.8eVよ
り大きいエネルギーバンドを示す可視光線波長バンドで
光の通過を許容する。
【0046】ダイヤモンド薄膜73から現れる光はダイ
ヤモンド薄膜73の下に配置された真性光導電層72−
2とだけ反応し、それによってフォトキャリアを発生す
る。したがって、暗電流は可視光線波長バンド内で効果
的に制御される。紫外線波長バンドではフォトキャリア
はダイヤモンド薄膜73内で発生される。このケースで
はフォトキャリアは真性導電層72−2内でも発生され
る。したがって、より広いバンドでのフォトキャリアの
感知が可能となる。
【0047】一方、可視光線バンドではより細かく分割
されたグレイレベルを提供することができる。白レベル
と黒レベルとの間のグレイレベルは、文書に薄く描かれ
た絵さらには写真の状態を明確に識別するように決めら
れている。白が少しの光を吸収してほとんどの光を反射
するため、種々のグレイレベルが光電流のレベルによっ
て供給される。
【0048】ダイヤモンド薄膜は高いエネルギーバンド
・ギャップを持つので、光電流は複数のレベルに細分す
ることができる。この光電流の細分が高いグレイスケー
ルレベルの特徴である。上述から明らかなように、本発
明は分解能の増加と特性の改善を可能としたフォトダイ
オードを提供する。本発明は説明の目的のために開示し
た実施例にかかわらず、添付した各請求項に記載された
発明の範囲および精神を逸脱することなく、当業者にお
いて種々の変更、追加、置換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部電極にクロム・シリサイド層を用いた従来
のフォトダイオードの断面図である。
【図2】上部電極に透明導電膜と用いた従来の他のフォ
トダイオードの断面図である。
【図3】図2に示されるフォトダイオードの電極に印加
される電圧に依存するエネルギバンドを、それぞれ示す
図である。
【図4】従来のPIN構造を有するフォトダイオードの
断面図である。
【図5】図4に示されるフォトダイオードにおけるエネ
ルギバンドを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例によるフォトダイオード
の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例によるフォトダイオード
の断面図である。
【図8】図7に示されるフォトダイオードの電極に印加
される電圧に依存するエネルギバンドを、それぞれ示す
図である。
【図9】図7に示されるフォトダイオードについて、種
々のバイアス条件での光電流を示す図である。
【図10】図7に示されるフォトダイオードについて、
種々のバイアス条件での光電流を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるフォトダイオー
ドの断面図である。
【図12】本発明の第4の実施例によるフォトダイオー
ドの断面図である。
【図13】図12に示されるフォトダイオードにおける
エネルギバンドを示す図である。
【符号の説明】
52 クロム膜 53 クロム・シリサイド膜 54 a−Si:H 55 透明導電膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カン・ヒョン・ソン 大韓民国・ソウル−シ・ガンソ−グ・ハゴ ク6−ドン・1102−15 (72)発明者 ヨン・ホ・パク 大韓民国・ソウル−シ・マポ−グ・マンオ ン2−ドン・470−6

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板と;このガラス基板の中央部上
    に下部電極として形成されたクロム膜と;前記ガラス基
    板上に、前記クロム膜を十分に覆うよう、光導電層とし
    て形成された水素化アモルファス・シリコン膜と;前記
    クロム膜と前記水素化アモルファス・シリコン膜との間
    の境界に、ショットキ・バリア用に形成されたクロム・
    シリサイド膜と;水素化アモルファス・シリコン膜上に
    形成された透明導電膜とを備えたフォトダイオード。
  2. 【請求項2】ガラス基板上にクロム膜を蒸着し、このク
    ロム膜をパターンニングして下部電極を前記ガラス基板
    の中央部に形成する工程と;得られたものの露出させら
    れた全表面上に、プラズマ増速CVDを用いて、水素化
    アモルファス・シリコン膜を蒸着する工程と;得られた
    ものを熱処理して、前記クロム膜と前記水素化アモルフ
    ァス・シリコン膜との間の境界にクロム・シリサイド膜
    を形成する熱処理工程と;このクロム・シリサイド膜上
    に透明導電膜を蒸着する工程と;反応性イオンエッチン
    グ・プロセスを用いて前記透明導電膜をエッチングして
    上部電極を形成するエッチング工程と;前記透明導電膜
    をマスクとして使用する条件下で前記水素化アモルファ
    ス・シリコン膜をエッチングし、それにより前記クロム
    膜を十分に覆う光導電層を形成する工程とを備えるフォ
    トダイオードの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の方法において、前記熱処理
    工程は、ほぼ250℃の温度において、N2 雰囲気中
    で、30分〜1時間実行されることを特徴とするフォト
    ダイオードの製造方法。
  4. 【請求項4】ガラス基板と;このガラス基板上に下部電
    極として形成されたアルミニウム膜と;このアルミニウ
    ム膜上にショットキ・バリアとして形成されたアルミナ
    膜と;このアルミナ膜の一部分上に光導電層として形成
    された水素化アモルファス・シリコン膜と;この水素化
    アモルファス・シリコン膜上に上部電極として形成され
    た透明導電膜と備えたフォトダイオード。
  5. 【請求項5】請求項4記載のフォトダイオードにおい
    て、前記水素化アモルファス・シリコン膜と前記透明導
    電膜との間に、暗電流禁止層が形成されていることを特
    徴とするフォトダイオード。
  6. 【請求項6】請求項5記載のフォトダイオードにおい
    て、前記暗電流禁止層は、絶縁膜で構成されることを特
    徴とするフォトダイオード。
  7. 【請求項7】請求項6記載のフォトダイオードにおい
    て、前記絶縁膜は SiN膜とSi2膜の1つで構成され
    ることを特徴とするフォトダイオード。
  8. 【請求項8】ガラス基板上にアルミニウム膜を蒸着して
    下部電極を形成する蒸着工程と;このアルミニウム膜上
    にアルミナ膜を形成する工程と;このアルミナ膜上に水
    素化アモルファス・シリコン膜を蒸着する工程と;この
    水素化アモルファス・シリコン膜上に透明導電膜を蒸着
    する工程と;反応性イオンエッチング・プロセスを用い
    て前記透明導電膜をエッチングして前記アルミナ膜の一
    部分上に上部電極を形成するエッチング工程と;前記上
    部電極の透明導電膜をマスクとして使用する条件下で前
    記水素化アモルファス・シリコン膜をエッチングし、そ
    れにより光導電層を形成する工程とを備えるフォトダイ
    オードの製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の方法において、プラズマ増
    速CVDプロセスの使用により、前記水素化アモルファ
    ス・シリコン膜と前記透明導電膜との間に暗電流禁止層
    を形成する工程をさらに備えているフォトダイオードの
    製造方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の方法において、前記絶縁
    膜は SiN膜とSi2膜の1つで構成されることを特徴
    とするフォトダイオードの製造方法。
  11. 【請求項11】請求項8記載の方法において、前記アル
    ミナ膜を形成する工程は、陽極処理により行われること
    を特徴とするフォトダイオードの製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法において、前記陽
    極処理は、ホウ酸電解液または硫酸電解液を用いて、ほ
    ぼ20℃の温度、130〜260A/m2の電流密度、1
    2〜22Vの電圧の条件下で行われることを特徴とする
    フォトダイオードの製造方法。
  13. 【請求項13】ガラス基板と;このガラス基板上に形成
    された下部電極と;この下部電極上に形成された、高濃
    度n形の水素化アモルファス・シリコン膜と;前記高濃
    度n形の水素化アモルファス・シリコン膜上に形成され
    た真性水素化アモルファス・シリコン膜により形成の光
    導電層と;この光導電層上に形成された、暗電流制御用
    の薄いダイアモンド膜と;このダイアモンド膜上に上部
    電極として形成された透明電極とを備えたフォトダイオ
    ード。
  14. 【請求項14】請求項13記載のフォトダイオードにお
    いて、前記薄いダイアモンド層の厚さが200〜300
    Åであることを特徴とするフォトダイオード。
JP6026198A 1993-01-28 1994-01-28 フォトダイオードおよびその製造方法 Pending JPH077174A (ja)

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