JPH0771584A - 車両用油圧作動式変速機の制御装置 - Google Patents

車両用油圧作動式変速機の制御装置

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JPH0771584A
JPH0771584A JP5214397A JP21439793A JPH0771584A JP H0771584 A JPH0771584 A JP H0771584A JP 5214397 A JP5214397 A JP 5214397A JP 21439793 A JP21439793 A JP 21439793A JP H0771584 A JPH0771584 A JP H0771584A
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隆文 酒井
Hideki Wakamatsu
英樹 若松
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賢一 原口
Naoto Ono
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 「N」レンジから「D」レンジへの切換えに
よるインギア時、1速クラッチC1と共に2速クラッチ
C2に給油して一旦2速段を確立し、その後2速クラッ
チC2から排油して1速段を確立する、というスクォー
ト制御を行う。1速クラッチC1に並列接続したアキュ
ムレータ21の背圧室に連なる油路L20を、2速時に
シフト弁14と油路L21とを介してシフト弁13で大
気開放する。インギア当初の2速時にアキュムレータ2
1の背圧が低圧になり、1速クラッチC1の昇圧が該ク
ラッチの実質的な係合を生じない低圧域で緩衝され、1
速クラッチが2速クラッチよりも早く係合することが阻
止される。 【効果】 インギア時に確実に2速を経て1速にダウン
シフトでき、スクォート制御の信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチやブレーキ等
の複数の油圧係合要素を有する車両用油圧作動式変速機
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御装置として、特開昭
59−175657号公報に見られるように、中立レン
ジから走行レンジへの操作によるインギア時、急激な駆
動トルクの伝達によるショックを緩和するために、先ず
高速段を確立してから低速段にダウンシフトして徐々に
トルクを伝達する、所謂スクォート制御を行うものが知
られている。また、このような制御装置においては、各
変速段を確立する各油圧係合要素の給排油時の急激な油
圧変化を緩衝するため、油圧係合要素と並列にアキュム
レータを接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、高速
段から低速段へのダウンシフト時の低速段用油圧係合要
素の係合遅れを防止するため、インギア時点から高速段
用油圧係合要素と共に低速段用油圧係合要素に給油する
必要があるが、通常、高速段用油圧係合要素は低速段用
油圧係合要素よりも下流側に接続されること等から、低
速段用油圧係合要素の油圧が高速段用油圧係合要素の油
圧よりも早く昇圧し、高速段によるトルク伝達より先に
低速段によるトルク伝達が行われてスクォート制御が不
調になる虞れがあり、油圧制御回路の設計が困難になっ
ている。本発明は、以上の点に鑑み、油圧制御回路の設
計上の困難性を伴うことなく、インギア時に確実なスク
ォート制御を行い得られるようにした制御装置を提供す
ることをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、複数の油圧係合要素を有する車両用油圧作動
式変速機の制御装置であって、低速段用の油圧係合要素
に並列に接続したアキュムレータを備えると共に、中立
レンジから走行レンジへの操作によるインギア時に低速
段用の油圧係合要素と共に高速段用の油圧係合要素に給
油して変速段を先ず高速段に切換え、その後低速段に切
換えるものにおいて、インギア時に高速段に切換えられ
ている所定期間前記アキュムレータの背圧を低圧にする
制御手段を備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】インギア時の前記所定期間はアキュムレータの
背圧が低圧に維持されるため、アキュムレータによる油
圧変化の緩衝作用でこれに並列の低速段用油圧係合要素
の昇圧が該要素の実質的な係合を生ずる油圧より低い油
圧域で緩衝され、その間に高速段用油圧係合要素の油圧
が該要素の係合を生ずる値に昇圧して、高速段によるト
ルク伝達が先に行われる。前記所定期間はインギア時点
からの時間に基いて決定しても良いが、高速段によるト
ルク伝達が行われたときに変化する変速機の出力軸トル
クやエンジン回転数や変速機の入力軸回転数をパラメー
タとし、或いは高速段用油圧係合要素の油圧やその入力
側と出力側の回転速度の関係から該要素の係合状態を検
出して、所定期間を決定しても良い。
【0006】
【実施例】図1を参照して、1は前進4段後進1段の変
速を行う変速機であり、エンジン2にクラッチ3a付き
の流体トルクコンバータ3を介して連結される入力軸1
aと、車両の駆動輪4にデフギア5を介して連結される
出力軸1bとの間に、前進用の1速乃至4速の変速段G
1、G2、G3、G4と後進段GRとが並設されてお
り、前進用の各変速段に油圧係合要素たる1速乃至4速
の油圧クラッチC1、C2、C3、C4を介入して、該
各油圧クラッチの係合により前進用の各変速段を選択的
に確立するようにし、また、後進段GRは4速段G4と
4速油圧クラッチC4を共用するものとし、4速段G4
と後進段GRとを出力軸1b上に設けたセレクタギア6
の図面で左方の前進位置と右方の後進位置とへの切換で
選択的に確立するようにした。
【0007】また、1速段G1に出力側のオーバー回転
を許容するワンウェイクラッチ7を介設して、1速油圧
クラッチC1を係合したままでも2速乃至4速の各油圧
クラッチC2、C3、C4の係合で2速乃至4速の各変
速段G2、G3、G4が確立されるようにし、更に、ワ
ンウェイクラッチ7をバイパスする1速ホールド油圧ク
ラッチCHを設け、該油圧クラッチCHの係合により出
力側のオーバー回転を許容しない状態、即ちエンジンブ
レーキを効かせられる状態で1速段G1が確立されるよ
うにした。
【0008】そして、エンジン2のスロットル開度、回
転速度、冷却水温等を検出するエンジンセンサ81や、
デフギア5の回転速度に基いて車速を検出する車速セン
サ82や、変速機1の入力軸1aと出力軸1bとの夫々
の回転速度を検出する回転センサ83、84や、後記する
マニアル弁のポジションセンサ85からの信号を入力す
るマイクロコンピュータから成る電子制御回路9と、前
記複数の油圧クラッチ用の油圧制御回路10とを設け、
油圧制御回路10の後記する複数の電磁弁を電子制御回
路9により制御して、変速を行うようにした。
【0009】油圧制御回路10は、図2及び図3に示す
如く、油圧源11と、パーキング用の「P」、後進用の
「R」、ニュートラル用の「N」、自動変速用の「D」
と「S」、2速保持用の「2」、1速保持用の「L」の
7位置に切換自在なマニアル弁12と、第1乃至第3の
3個のシフト弁13、14、15と、セレクタギア6の
シフトフォーク6aを連結した前後進切換用のサーボ弁
16とを備えている。
【0010】そして、マニアル弁12の「D」位置で
は、油圧源11に連なる第1油路L1が該弁12の環状
溝12aを介して1速油圧クラッチC1に連なる第2油
路L2に接続され、レギュレータ弁17で一定のライン
圧に調圧された圧油が第1油路L1から第2油路L2を
介して1速油圧クラッチC1に常時給油され、更に、第
2油路L2から分岐した第3油路L3と前記シフト弁1
3、14、15とを介して2速乃至4速の油圧クラッチ
C2、C3、C4に選択的に給油されるようにした。
【0011】ここで、第1シフト弁13はばね13aで
左方に付勢され、第2シフト弁14及び第3シフト弁1
5は夫々ばね14a、15aで右方に付勢されており、
第1油路L1に接続したモジュレータ弁18からのモジ
ュレータ圧(ライン圧より低い一定圧)を、該弁18の
出力側の第4油路L4にオリフィス191を介して連な
る第5油路L5を介して第1シフト弁13の左端の油室
13bと第3シフト弁15の右端側の油室15bとに入
力すると共に、第4油路L4にオリフィス192を介し
て連なる第6油路L6を介して第1シフト弁13の右端
の油室13cと第2シフト弁14の右端の油室14bと
に入力するようにし、更に、第5油路L5にこれを大気
開放する常閉型の第1電磁弁201と、第6油路L6に
これを大気開放する常閉型の第2電磁弁202とを配設
し、該両電磁弁201、202の開閉によりこれらシフト
弁13、14、15を各変速段に対応して以下の如く切
換えるようにした。
【0012】即ち、1速時には、第1電磁弁201
閉、第2電磁弁202を開とするもので、これによれば
第1シフト弁13の左端の油室13bと第3シフト弁1
5の右端側の油室15bとにモジュレータ圧が入力され
ると共に、第1シフト弁13の右端の油室13cと第2
シフト弁14の右端の油室14bとが大気開放され、第
1シフト弁13と第2シフト弁14とが右方位置、第3
シフト弁15が左方位置に切換わる。この状態では、2
速油圧クラッチC2に連なる第7油路L7が第2シフト
弁14の環状溝14cを介して第1シフト弁13に至る
第8油路L8に接続されると共に、第8油路L8がマニ
アル弁12の「D」位置で該弁12の大気開放溝12b
に接続される第9油路L9に第1シフト弁13の環状溝
13dを介して接続されて、2速油圧クラッチC2から
の排油が行われ、また、3速油圧クラッチC3に連なる
第10油路L10が第3シフト弁15の環状溝15cを
介して排油路LDに接続されて、3速油圧クラッチC3
からの排油が行われ、更に、4速油圧クラッチC4に連
なる第11油路L11が第3シフト弁15の環状溝15
dを介して第2シフト弁14に至る第12油路L12に
接続されると共に、該第12油路L12が第2シフト弁
14の環状溝14dを介して第3シフト弁15に至る第
13油路L13に接続され、該第13油路L13が第3
シフト弁15の環状溝15eを介して該弁15の排油ポ
ート15gに接続されて、4速油圧クラッチC4からの
排油が行われる。かくて、給油されるのは1速油圧クラ
ッチC1のみになり、1速段G1が確立される。
【0013】2速時には、第1電磁弁201と第2電磁
弁202とを共に開とするもので、これによれば第1シ
フト弁13が左方位置、第2シフト弁14と第3シフト
弁15とが右方位置に切換わる。この状態では、第3油
路L3が第1シフト弁13の環状溝13dを介して第8
油路L8に接続されると共に、該第8油路L8が第2シ
フト弁14の環状溝14cを介して第7油路L7に接続
されて、2速油圧クラッチC2に給油され、一方、3速
油圧クラッチC3に連なる第10油路L10が第3シフ
ト弁15の環状溝15c、第12油路L12、第2シフ
ト弁14の環状溝14d、第13油路L13、第3シフ
ト弁15の環状溝15eの経路で排油路LDに接続され
て、3速油圧クラッチC3からの排油が行われ、更に、
4速油圧クラッチC4に連なる第11油路L11が第3
シフト弁15の環状溝15dを介して該弁15の排油ポ
ート15hに接続されて、4速油圧クラッチC4からの
排油が行われ、2速段G2が確立される。
【0014】3速時には、第1電磁弁201を開、第2
電磁弁202を閉とするもので、これによれば第1シフ
ト弁13が左方位置、第3シフト弁15が右方位置に保
持され、第2シフト弁14がその右端の油室14bへの
モジュレータ圧の入力で左方位置に切換わる。この状態
では、2速時と同様に第1シフト弁13の環状溝13d
を介して第3油路L3に接続される第8油路L8が第2
シフト弁14の環状溝14dを介して第12油路L12
に接続され、ここで該第12油路L12は2速時と同様
に第3シフト弁15の環状溝15cを介して第10油路
L10に接続されているため3速油圧クラッチC3に給
油され、一方、2速油圧クラッチC2に連なる第7油路
L7が第2シフト弁14の環状溝14c、第13油路L
13、第3シフト弁15の環状溝15eの経路で排油路
LDに接続されて、2速油圧クラッチC2からの排油が
行われ、更に、4速油圧クラッチC4に連なる第11油
路L11が2速時と同様に第3シフト弁15の環状溝1
5dを介して該弁15の排油ポート15hに接続され
て、4速油圧クラッチC4からの排油が行われ、3速段
G3が確立される。
【0015】4速時には、第1電磁弁201と第2電磁
弁202とを共に閉とするもので、これによれば第1シ
フト弁13の左端の油室13bにモジュレータ圧が入力
されるが、これによる右方への押圧力は右端の油室13
cに入力されるモジュレータ圧とバランスして、第1シ
フト弁13はばね13aの力で左方位置に保持され、第
2シフト弁14も3速時と同様に左方位置に保持され、
一方、第3シフト弁15が右側の油室15bへのモジュ
レータ圧の入力で左方位置に切換わる。この状態では、
第3油路L3に第8油路L8を介して接続される第12
油路L12が第3シフト弁15の環状溝15dを介して
第11油路L11に接続されて、4速油圧クラッチC4
に給油され、一方、3速油圧クラッチC3に連なる第1
0油路L10が第3シフト弁15の環状溝15cを介し
て排油路LDに接続されて、3速油圧クラッチC3から
の排油が行われ、更に、2速油圧クラッチC2に連なる
第7油路L7に3速時と同様に第2シフト弁14の環状
溝14cを介して接続される第13油路L13が第3シ
フト弁15の環状溝15eを介して該弁15の排油ポー
ト15gに接続されて、2速油圧クラッチC2からの排
油が行われ、4速段G4が確立される。
【0016】上記した各変速段における第1と第2の両
電磁弁201、202の開閉と第1乃至第3シフト弁1
3、14、15の切換位置をまとめると下表の通りにな
り、マニアル弁12の「D」位置において電子制御回路
9により車速やスロットル開度に基いて設定される所定
の変速特性に従って両電磁弁201、202を開閉制御
し、1速乃至4速の自動変速を行う。
【0017】
【表1】
【0018】ところで、1速油圧クラッチC1に連なる
第2油路L2にはこれから分岐した第14油路L14を
介してアキュムレータ21が接続されており、該第14
油路L14に、その上流部と下流部とを連通する左方位
置とこの連通を遮断する右方位置とに切換自在な制御弁
22を配設し、該制御弁22に前記排油路LDに連なる
ポートを設けて、該制御弁22の右方位置でアキュムレ
ータ21に連なる第14油路L14の下流部が排油路L
Dに接続され、また、該制御弁22の左方位置で排油路
LDが該弁22の排油ポート22aに接続されるように
した。
【0019】制御弁22はばね22bで左方に付勢され
ており、更に、該制御弁22に、上記したモジュレータ
弁18からのモジュレータ圧を第4油路L4にオリフィ
ス193を介して連なる第15油路L15を介して入力
する左端の油室22cと、第4油路L4にオリフィス1
4を介して連なる第16油路L16を介して入力する
右端の油室22dとを設け、第15油路L15にこれを
大気開放する常閉型の第3電磁弁203と、第16油路
L16にこれを大気開放する常閉型の第4電磁弁204
とを配設し、第3電磁弁203を閉じたとき、左端の油
室22cへのモジュレータ圧の入力で制御弁22が右方
位置に切換わり、また、第3電磁弁203を閉じたまま
でも第4電磁弁204を閉じれば、右端の油室22dに
モジュレータ圧が入力され、左右の油圧22c、22d
のモジュレータ圧による押圧力がバランスして、制御弁
22がばね22bの力で左方位置に切換えられるように
した。
【0020】ここで、変速時に解放側の油圧クラッチか
らの排油を排油路LDを介して行うのは、2速から3速
へのアップシフト時と、3速から4速へのアップシフト
時と、3速から2速へのダウンシフト時と、3速から1
速へのダウンシフト時であり、ワンウェイクラッチ7が
働く3速から1速へのダウンシフト時を除く、これら変
速に際し、変速過渡期の所定時期まで制御弁22を右方
位置に切換えてアキュムレータ21を排油路LDに接続
し、アキュムレータ21の蓄圧油を排油路LDに供給し
て、解放側の油圧クラッチの降圧を緩衝し、その後制御
弁22を左方位置に切換えて排油路LDを排油ポート2
2aに接続し、解放側の油圧クラッチからの油を排油路
LDのオリフィス付排油ポートLDaに加えて排油ポー
ト22aからも排出し得るようにし、解放側の油圧クラ
ッチの降圧特性に緩急を付けて、係合側の油圧クラツチ
との適切な共噛みが得られるようにした。
【0021】尚、係合側の油圧クラッチへの給油圧は第
3油路L3に介設した調圧弁23によって調圧可能にな
っており、該調圧弁23に電子制御回路9によって制御
されるリニアソレノイドバルブから成る油圧制御弁24
からの出力油圧を第17油路L17を介して入力し、変
速時に該油圧制御弁24により調圧弁23を介して係合
側の油圧クラッチの昇圧特性を制御する。
【0022】また、マニアル弁12の「D」位置では該
弁12の環状溝12aを介して第1油路L1に第18油
路L18が接続され、該第18油路L18に後記詳述す
るサーボ制御弁25を介して接続される第19油路L1
9が3速時及び4速時に左方位置に存する第2シフト弁
14の環状溝14eを介してアキュムレータ21の背圧
室に連なる第20油路L20に接続され、アキュムレー
タ21の背圧室の内圧がライン圧になる。一方、2速時
は、第2シフト弁14の右方位置への切換えで第20油
路L20が該弁14の環状溝14eを介して第1シフト
弁13に至る第21油路L21に接続され、該第21油
路L21が左方位置に存する第1シフト弁13の環状溝
13eを介して該弁13の排油ポート13fに接続され
て、アキュムレータ21の背圧室の内圧は大気圧にな
る。
【0023】かくて、2速から3速へのアップシフト時
に排油路LDに接続される解放側の2速油圧クラッチC
2の降圧や、3速から4速へのアップシフト時に排油路
LDに接続される解放側の3速油圧クラッチC3の降圧
は、アキュムレータ21の背圧が高いため、比較的高い
油圧領域で緩衝され、係合側の油圧クラッチの油圧上昇
により解放側と係合側の両油圧クラッチの共噛み状態を
生ずる。
【0024】3速から2速へのダウンシフト時は、アキ
ュムレータ21の背圧が低圧になるため、解放側の3速
油圧クラッチC3の降圧が比較的低い油圧領域で緩衝さ
れ、その結果エンジンが適度に吹き上がり円滑な変速が
行われる。そして、変速指令出力時点から所定時間経過
したところで制御弁22を左方位置に切換える。
【0025】制御弁22の右方位置への切換指令は、第
3電磁弁203を閉弁する指令信号と第4電磁弁204
開弁する指令信号とを出力することによって行われる。
ここで、第3電磁弁203は、レギュレータ弁17から
第22油路L22を介して供給される油を作動油として
流体トルクコンバータ3用のクラッチ3aを制御する、
従来公知のクラッチ用油圧制御回路26に備えるシフト
弁27の切換えを行う電磁弁に兼用されており、第3電
磁弁203の閉弁によればシフト弁27が左方のクラッ
チ解放位置に切換えられる。そのため、制御弁22を右
方位置に切換える上記した変速時にはクラッチ3aが解
放されて流体トルクコンバータ3での滑りにより変速シ
ョックの発生が一層効果的に抑制される。この場合、変
速終了時までクラッチ3aを解放しておいた方が良く、
そこで本実施例では、上記したように第3電磁弁203
を閉弁したままでも第4電磁弁204の閉弁で制御弁2
2を左方位置に切換えられるようにしている。尚、第4
電磁弁204はクラッチ用油圧制御回路26に備えるク
ラッチ3aの係合力調整用のコントロール弁28とタイ
ミング弁29とを制御する電磁弁に兼用されている。
【0026】また、シフト弁27のクラッチ解放位置で
は上記した第19油路L19の分岐路L19aが制御弁
22に至る第23油路L23に接続され、制御弁22の
左方位置への切換えで第23油路L23から第24油路
L24を介して調圧弁23にライン圧が入力されて、該
調圧弁23の出力油圧、即ち、係合側油圧クラッチの油
圧が解放側油圧クラッチの油圧の低下に合わせて昇圧さ
れるように構成されている。
【0027】また、インギアショックを軽減するため、
マニアル弁12を「P」「N」位置から「D」位置に切
換えて発進するインギア時は、第1シフト弁13を左方
位置、第2シフト弁14を右方位置として一旦2速段G
2を確立してから第1シフト弁13を右方位置に切換え
て1速段G1を確立するスクォート制御を行うが、この
際1速油圧クラッチC1の油圧が第2速油圧クラッチC
2の油圧より早く立上ることを防止する必要があり、そ
のため第2油路L2には第3油路L3の分岐部下流側に
位置させて小口径のオリフィス30が介設されている。
更に、第2油路L2に、オリフィス30をバイパスする
1対の側路L2a、L2bを設け、一方の第1側路L2
aに上流側から下流側への給油を許容するチェック弁3
1と、第2側路L2bに下流側から上流側への排油を許
容するチェック弁32とを介設すると共に、該両側路L
2a、L2bを第1シフト弁13の切換えで該弁13の
環状溝13gを介して選択的に開通させるようにした。
そして、スクォート制御により第1シフト弁13を左方
位置から右方位置に切換えて2速から1速にダウンシフ
トするまではオリフィス30のみを介して1速油圧クラ
ッチC1に緩やかに給油し、ダウンシフトしたとき、第
1側路L2aが開通され、該側路L2aを介しての給油
により1速油圧クラッチC1の油圧が速やかに立上げら
れるようにした。
【0028】また、2速時はアキュムレータ21の背圧
が上記の如く低圧になっているため、インギア当初の2
速時に1速油圧クラッチC1の油圧(1速圧)の上昇が
該クラッチC1の実質的な係合を生じない低圧域で図4
に示す如く緩衝され、その間に2速油圧クラッチC2の
油圧(2速圧)が充分に上昇し、1速段G1によるトル
ク伝達に先行して確実に2速段G2によるトルク伝達が
行われる。そして、インギア時点t0の後の所定のダウ
ンシフト時点t1で2速から1速にダウンシフトする
と、1速圧の昇圧と2速圧の降圧とで1速段G1により
トルク伝達を行う状態に切換わる。前記ダウンシフト時
点t1は、インギア時点t0からの時間に基いて決定し
ても良いが、2速段G2のトルク伝達によって変化する
変速機の出力軸トルクやエンジン回転数や変速機の入力
軸回転数といったパラメータに基いて決定しても良く、
更には、2速油圧クラッチC2の係合状態を2速圧や2
速油圧クラッチC2の入力軸と出力側の回転速度の関係
から求められるスリップ率により検出し、この係合状態
に基いてダウンシフト時点t1を決定しても良い。
【0029】1速時は、アキュムレータ21の背圧室に
連なる第20油路L20に右方位置に存する第2シフト
弁14の環状溝14eを介して接続される第21油路L
21が右方位置に存する第1シフト弁13の環状溝13
eを介して第3油路L3に接続されるため、アキュムレ
ータ21の背圧を油圧制御弁24により調圧弁23を介
して制御し得る状態になり、2速から1速へのダウンシ
フト後の1速油圧クラッチC1の昇圧特性をインギアシ
ョックを生じないよう適切に制御できる。
【0030】尚、前記第2側路L2bは「D」位置から
「N」位置に切換えたときの1速油圧クラッチC1の降
圧特性を制御する機能を有するもので、その詳細は後述
する。
【0031】以上、マニアル弁12の「D」位置におけ
る油路構成について説明したが、「S」位置でも「D」
位置と同様の油路構成となり、「D」位置での変速特性
とは異なる変速特性に従って1速乃至4速の自動変速を
行う。
【0032】マニアル弁12の「2」位置では、第1油
路L1が該弁12の環状溝12aを介して第2油路L2
に接続されると共に、環状溝12aと連通路12cと環
状溝12dとを介して第9油路L9に接続され、第1シ
フト弁13に、第9油路L9を介してライン圧が入力さ
れると共に、第3油路L3を介して調圧弁23の出力油
圧が入力される。そして、第2シフト弁14に至る第8
油路L8に第1シフト弁13の環状溝13dを介して該
弁13の右方位置で第9油路L9と、左方位置で第3油
路L3とが接続され、第2シフト弁14を右方位置にし
て第8油路L8を該弁14の環状溝14cを介して第7
油路L7に接続することにより、第1シフト弁13が左
右何れの位置に存しても2速油圧クラッチC2に給油さ
れて、2速段G2が確立される。尚、高速走行中に
「2」位置に切換えて2速に急激にダウンシフトする
と、エンジンのオーバーランや大きな変速ショックを生
ずることがあり、そこで所定車速以上で「2」位置に切
換えたときは、第2シフト弁14を左方位置に切換え、
第8油路L8を該弁14の環状溝14dを介して第12
油路L12に接続し、第3シフト弁15を介して3速油
圧クラッチC3に給油して3速段G3を確立し、所定車
速以下に減速されたところで第2シフト弁14を右方位
置に切換えて2速にダウンシフトする。尚、第3シフト
弁15にはサーボ制御弁25からのびる第25油路L2
5を接続する左端の油室15iが設けられており、第2
5油路L25にシャトル弁33を介して第9油路L9を
接続し、「2」位置では第9油路L9から第25油路L
25を介して該油室15iにライン圧が入力されて、第
3シフト弁15が3速油圧クラッチC3に連なる第10
油路L10と第12油路L12とを該弁15の環状溝1
5cを介して接続する右方の3速位置に拘束され、第1
電磁弁201が閉弁しても第3シフト弁15は左方の4
速位置には切換わらない。
【0033】マニアル弁12の「L」位置では、第1油
路L1が該弁12の環状溝12aを介して第2油路L2
に接続されると共に、環状溝12aと連通路12cと環
状溝12dとを介して第2シフト弁14の左端の油室1
4fに連なる第26油路L26に接続されて、第2シフ
ト弁14が右方の2速位置に拘束され、更に、第1シフ
ト弁13からのびる第27油路L27がマニアル弁12
の環状溝12eを介して1速ホールド油圧クラッチCH
に連なる第28油路L28に接続される。そして、第1
シフト弁13を右方位置に切換えると、第3油路L3が
該弁13の環状溝13eを介して第27油路L27に接
続され、1速ホールド油圧クラッチCHに給油されて、
エンジンブレーキを効かせられる状態で1速段G1が確
立される。尚、所定車速以上で「L」に切換えたとき
は、第1シフト弁13を左方位置に切換えて、第3油路
L3を第8油路L8に接続し、右方の2速位置に拘束さ
れる第2シフト弁14を介して2速油圧クラッチC2に
給油して2速段G2を確立し、所定車速以下に減速され
たところで第1シフト弁13を右方位置に切換えて1速
にダウンシフトする。
【0034】マニアル弁12の「R」位置では、第1油
路L1が該弁12の環状溝12aを介して第1シフト弁
13に至る第29油路L29に接続され、更に、4速油
圧クラッチC4に連なる第11油路L11からシャトル
弁34を介して分岐した分岐路L11aが第2シフト弁
14からのびる第30油路L30にマニアル弁12の環
状溝12eを介して接続される。そして、「R」位置で
は第1シフト弁13を左方位置に切換えるもので、これ
によれば第29油路L29が該弁13の環状溝13hを
介してサーボ弁16の左端の油室16aに連なる第31
油路L31に接続され、該油路L21を介して入力され
るライン圧によりサーボ弁16が右動してセレクタギア
6が右方の後進位置に切換えられると共に、後進位置で
第31油路L31が前記油室16aに開口するサーボ弁
16の軸孔16bを介して第2シフト弁14に至る第3
2油路L32に接続され、該油路32が第2シフト弁1
4を介して前記第30油路L30に接続されて、分岐路
L11aを介して4速油圧クラッチC4に給油され、後
進段GRが確立される。尚、第32油路L32は下流側
が2つの分岐路L32a、L32bに分岐されており、
分岐路L32bの油圧を前記調圧弁23により調圧し得
るようにし、第30油路L30を第2シフト弁14の環
状溝14gを介してその左方位置で分岐路L32aと、
右方位置で分岐路L32bとに選択的に接続し、4速油
圧クラッチC4の作動圧としてライン圧と調圧弁23の
出力圧とを選択し得るようにした。
【0035】マニアル弁9を「R」位置から「D」
「S」「2」「L」の前進走行位置に切換えたときは、
ライン圧を第18油路L18とサーボ制御弁25と第1
9油路19とを介してサーボ弁16の右側の油室16c
に入力し、サーボ弁16を左動させてセレクタギア6を
左方の前進位置に切換える。この場合、駆動輪がスリッ
プしている状態で「R」位置から前進走行位置に切換え
ると、出力軸1cが逆転方向に慣性回転しているうちに
セレクタギア6が後進位置から左動して前進位置への切
換がスムーズに行われなくなることがある。そこで、サ
ーボ制御弁25の右端に第2油路L2の分岐路L2cを
介して1速油圧クラッチC1の油圧を作用させ、1速油
圧クラッチC1の油圧が或る程度上昇して該クラッチC
1の係合力により出力軸1cの逆転が制動されたとき
に、サーボ制御弁25がばね25aに抗して左動して第
18油路L18が第19油路L19に接続され、サーボ
弁16が左動されるようにした。また、サーボ制御弁2
5の左端に第31油路L31の油圧を作用させて、後進
時にサーボ制御弁25が確実に右方位置に復帰されるよ
うにした。更に、サーボ弁16の後進位置において該弁
16の右側の油室16cに該弁16の切欠溝16dを介
して連通する第33油路L33を設け、第3シフト弁1
5の左端の油室15iに連なる前記第25油路L25を
サーボ制御弁25の右方位置で第18油路L18と、該
弁25の左方位置で第33油路L33とに切換接続する
ようにした。これによれば、「R」位置から「D」
「S」位置に切換えたときに、サーボ制御弁25が右方
位置に拘束され、或いはサーボ制御弁25が左方位置に
切換わってもサーボ弁16が後進位置に拘束されて、セ
レクタギア6が前進位置に切換わらない場合、第18油
路L18或いは第33油路L33から第25油路L25
を介して第3シフト弁15の左端の油室15iにライン
圧が入力され、第3シフト弁15が右方の3速位置に拘
束されて4速油圧クラッチC4に給油不能となり、
「D」「S」位置での後進段GRの確立が阻止される。
【0036】マニアル弁12の「N」位置では、第1油
路L1と他の油路との連通が断たれる。ところで、
「D」位置にした状態で車両を停止すると、1速段G1
を介しての動力伝達による駆動反力でエンジン及び変速
機から成る駆動ユニットはエンジンマウントを弾性変形
させつつ姿勢変位し、このときにマニアル弁12を
「N」位置に切換えてニュートラル状態にすると、変位
していた駆動ユニットが定常位置に復帰して、このとき
のショック(オフギアショック)が問題になる。「N」
位置では、第2油路L2がマニアル弁12の環状溝12
dと連通路12cとを介して大気開放されて、1速油圧
クラッチC1からの排油が行われ、この際、第2油路L
2のオリフィス30により排油を規制して1速油圧クラ
ッチC1の油圧を緩やかに降下させれば、急激な駆動力
の解放による上記したオフギアショックを防止できる。
然し、低温時で油の粘性が高いと、オリフィス30で排
油を規制したのでは1速油圧クラッチC1の解放が遅く
なり過ぎ、該クラッチC1の引き摺りを招いて耐久性上
悪影響を生ずる。この場合、第1シフト弁13を左方位
置に切換えれば、上記した第2側路L2bが開通され
て、オリフィス30をバイパスして排油され、1速油圧
クラッチC1の過度の解放遅れといった不具合を生じな
い。
【0037】尚、「N」位置では節電のため通常は電磁
弁への通電を停止しており、この場合常閉型の第1第2
電磁弁201、202の閉弁で第1シフト弁13は左方位
置に切換わるが、オフギアショックが問題になるときは
「D」から「N」への切換時点から所定時間、第1シフ
ト弁13を右方位置に保持して第2側路L2bを遮断
し、オリフィス30による排油規制を行う。
【0038】マニアル弁12の「P」位置では、第1油
路L1を「R」位置と同様に第29油路L29に接続
し、第31油路L31を介してのライン圧の入力でサー
ボ弁16を後進位置に切換えるが、「P」位置において
第30油路L30は分岐路L11aに接続されておら
ず、後進段GRが確立されることはない。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、インギア当初の低速段用油圧係合要素の昇圧
をアキュムレータにより低圧域で緩衝して、その間に高
速段用油圧係合要素の油圧を充分に昇圧できるようにな
り、低速段によるトルク伝達に先行して確実に高速段に
よるトルク伝達を行うことができ、スクォート制御の信
頼性が向上して油圧制御回路の設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を適用する変速機とその制御系を
示すシステム図
【図2】 その油圧制御回路を示す回路図
【図3】 図2の回路のマニアル弁とシフト弁の部分の
拡大図
【図4】 インギア時の1速油圧クラッチと2速油圧ク
ラッチの油圧変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 変速機 C1 1速油圧クラッチ(低速段用油圧係合要素) C2 2速油圧クラッチ(高速段用油圧係合要素) G1 1速段(低速段) G2 2速段(高速
段) 9 電子制御回路 10 油圧制御回路 21 アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 直人 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧係合要素を有する車両用油圧
    作動式変速機の制御装置であって、低速段用の油圧係合
    要素に並列に接続したアキュムレータを備えると共に、
    中立レンジから走行レンジへの操作によるインギア時に
    低速段用の油圧係合要素と共に高速段用の油圧係合要素
    に給油して変速段を先ず高速段に切換え、その後低速段
    に切換えるものにおいて、インギア時に高速段に切換え
    られている所定期間前記アキュムレータの背圧を低圧に
    する制御手段を備えることを特徴とする車両用油圧作動
    式変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定期間が、インギア時点からの時
    間、変速機の出力軸トルク、エンジン回転数、変速機の
    入力軸回転数、高速段用の油圧係合要素の係合状態の何
    れか1つ以上に基いて決定されることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用油圧作動式変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 高速段用の油圧係合要素の係合状態を該
    油圧係合要素の油圧または該油圧係合要素の入力側と出
    力側の回転速度の関係から検出することを特徴とする請
    求項2に記載の車両用油圧作動式変速機の制御装置。
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