JPH0771477A - クラッチ冷却装置 - Google Patents
クラッチ冷却装置Info
- Publication number
- JPH0771477A JPH0771477A JP15547894A JP15547894A JPH0771477A JP H0771477 A JPH0771477 A JP H0771477A JP 15547894 A JP15547894 A JP 15547894A JP 15547894 A JP15547894 A JP 15547894A JP H0771477 A JPH0771477 A JP H0771477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flywheel
- clutch
- housing
- exhaust port
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、車輌の停車中及び走行中において、
フライホイールハウジング内の空冷効率を向上すると共
に、クラッチフェーシングの摩耗粉を排出してフライホ
イールハウジングやクラッチハウジング内面にクラッチ
フェーシングの摩耗粉の付着を防止し、かつハウジング
内に洗車水や雨水,ホコリの侵入を防止したクラッチ冷
却装置を提供する。 【構成】円周上に一定の間隔で切欠凹部1aを有するフ
ライホイール1と対面するフライホイールハウジング5
又はクラッチハウジング6の下部に排気口8を開口し、
この排気口8の上面に前後方向から空気を流入する開口
部9a,9bを有する第1カバー9を設け、前記排気口
8の下面に空気を流通して排気口8を負圧状態とする空
気流通路10aを形成した第2カバー10を設けた構成
を特徴とする。
フライホイールハウジング内の空冷効率を向上すると共
に、クラッチフェーシングの摩耗粉を排出してフライホ
イールハウジングやクラッチハウジング内面にクラッチ
フェーシングの摩耗粉の付着を防止し、かつハウジング
内に洗車水や雨水,ホコリの侵入を防止したクラッチ冷
却装置を提供する。 【構成】円周上に一定の間隔で切欠凹部1aを有するフ
ライホイール1と対面するフライホイールハウジング5
又はクラッチハウジング6の下部に排気口8を開口し、
この排気口8の上面に前後方向から空気を流入する開口
部9a,9bを有する第1カバー9を設け、前記排気口
8の下面に空気を流通して排気口8を負圧状態とする空
気流通路10aを形成した第2カバー10を設けた構成
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、効率よく空冷し、かつ
クラッチフェーシングの摩耗粉を効率的に排出可能にし
たクラッチ冷却装置に関するものである。
クラッチフェーシングの摩耗粉を効率的に排出可能にし
たクラッチ冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンと変速機との間に設け
られているクラッチは、そのハウジングの上部に吸気口
を設け、下部に排気口が設けられ、ハウジング内に空気
を流通させて空冷している。
られているクラッチは、そのハウジングの上部に吸気口
を設け、下部に排気口が設けられ、ハウジング内に空気
を流通させて空冷している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気口
の位置や大きさが最適でないため、十分な放熱冷却が得
られていない問題があった。また、クラッチフェーシン
グの摩耗粉はフライホイールハウジングやクラッチハウ
ジング内面に付着し、場合によってはスタータ部に溜ま
り、スタータの作動不良を起こすおそれがあった。
の位置や大きさが最適でないため、十分な放熱冷却が得
られていない問題があった。また、クラッチフェーシン
グの摩耗粉はフライホイールハウジングやクラッチハウ
ジング内面に付着し、場合によってはスタータ部に溜ま
り、スタータの作動不良を起こすおそれがあった。
【0004】本発明の目的は、このような従来の問題を
解消したクラッチ冷却装置を提供することである。
解消したクラッチ冷却装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、円周上に一定の間隔で
切欠凹部を有するフライホイールと、このフライホイー
ルに面接するクラッチディスクと、このクラッチディス
クをフライホイールに圧接するプレッシャプレート等の
クラッチ機構をフライホイールハウジングとクラッチハ
ウジングで囲み、前記クラッチハウジングの上部に吸気
口を開口したクラッチにおいて、前記フライホイールと
対面するフライホイールハウジング又はクラッチハウジ
ングの下部に排気口を開口し、この排気口の上面に前後
方向から空気を流入する開口部を有する第1カバーを設
け、前記排気口の下面に空気を流通して排気口を負圧状
態とする空気流通路を形成した第2カバーを設けたもの
である。
めの本発明の特徴とする構成は、円周上に一定の間隔で
切欠凹部を有するフライホイールと、このフライホイー
ルに面接するクラッチディスクと、このクラッチディス
クをフライホイールに圧接するプレッシャプレート等の
クラッチ機構をフライホイールハウジングとクラッチハ
ウジングで囲み、前記クラッチハウジングの上部に吸気
口を開口したクラッチにおいて、前記フライホイールと
対面するフライホイールハウジング又はクラッチハウジ
ングの下部に排気口を開口し、この排気口の上面に前後
方向から空気を流入する開口部を有する第1カバーを設
け、前記排気口の下面に空気を流通して排気口を負圧状
態とする空気流通路を形成した第2カバーを設けたもの
である。
【0006】また、前記フライホイールハウジングの側
面に排気口を開口し、この排気口の周辺のフライホイー
ルハウジングに前後方向から空気を流通して排気口を負
圧状態とする空気流通路を形成するカバープレートを設
けたものであってもよい。
面に排気口を開口し、この排気口の周辺のフライホイー
ルハウジングに前後方向から空気を流通して排気口を負
圧状態とする空気流通路を形成するカバープレートを設
けたものであってもよい。
【0007】さらにまた、前記フライホイールハウジン
グ排気口を開口し、この排気口にエルボを固設したもの
であってもよい。
グ排気口を開口し、この排気口にエルボを固設したもの
であってもよい。
【0008】
【作用】上記の構成により、フライホイールの円周上に
設けられている切欠凹部がフライホイールの回転によっ
てフインの作用を行い、クラッチハウジングの上部に開
口している吸気口から導入する空気をフライホイールハ
ウジング内で下方に向かう一方向の流れを作り、車輌の
停車中では、このフライホイールが作り出した空気の流
れによって第1カバー,排気口及び第2カバーから、あ
るいは排気口及びカバープレートから、あるいはまたエ
ルボを通じてフライホイールハウジングの外部に排気さ
れ、車輌の走行中では、走行風が第2カバーあるいはカ
バープレートで形成する空気流通路を流れ、この空気流
によって排気口を負圧状態とし、吸気口からフライホイ
ールハウジング内への空気の導入と排気口からの排気を
促進し、フライホイールハウジング内の空冷効率を向上
すると共に、クラッチフェーシングの摩耗粉を排出して
フライホイールハウジングやクラッチハウジング内面に
クラッチフェーシングの摩耗粉の付着を防止し、また、
第1カバー及び第2カバー,カバープレートや、あるい
はエルボは洗車水や雨水,ホコリの侵入を防止する。
設けられている切欠凹部がフライホイールの回転によっ
てフインの作用を行い、クラッチハウジングの上部に開
口している吸気口から導入する空気をフライホイールハ
ウジング内で下方に向かう一方向の流れを作り、車輌の
停車中では、このフライホイールが作り出した空気の流
れによって第1カバー,排気口及び第2カバーから、あ
るいは排気口及びカバープレートから、あるいはまたエ
ルボを通じてフライホイールハウジングの外部に排気さ
れ、車輌の走行中では、走行風が第2カバーあるいはカ
バープレートで形成する空気流通路を流れ、この空気流
によって排気口を負圧状態とし、吸気口からフライホイ
ールハウジング内への空気の導入と排気口からの排気を
促進し、フライホイールハウジング内の空冷効率を向上
すると共に、クラッチフェーシングの摩耗粉を排出して
フライホイールハウジングやクラッチハウジング内面に
クラッチフェーシングの摩耗粉の付着を防止し、また、
第1カバー及び第2カバー,カバープレートや、あるい
はエルボは洗車水や雨水,ホコリの侵入を防止する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1乃至図3は本発明の第1実施例であり、図1に
おいて、1はエンジンの出力軸2に固定されているフラ
イホイールであり、図4で示すように円周上に一定の間
隔で切欠凹部1aを有している。3は前記フライホイー
ル1に面接するクラッチディスクであり、4はクラッチ
ディスク3をフライホイール1に圧接するプレッシャプ
レートである。これらのフライホイール1,クラッチデ
ィスク3,プレッシャプレート4及びプレッシャプレー
ト4を作動する機構はシリンダブロックに固定されたフ
ライホイールハウジング5と、このフライホイールハウ
ジング5に結合されたクラッチハウジング6で囲まれて
いる。また、クラッチハウジング6の上部には吸気口7
が開口している。
る。図1乃至図3は本発明の第1実施例であり、図1に
おいて、1はエンジンの出力軸2に固定されているフラ
イホイールであり、図4で示すように円周上に一定の間
隔で切欠凹部1aを有している。3は前記フライホイー
ル1に面接するクラッチディスクであり、4はクラッチ
ディスク3をフライホイール1に圧接するプレッシャプ
レートである。これらのフライホイール1,クラッチデ
ィスク3,プレッシャプレート4及びプレッシャプレー
ト4を作動する機構はシリンダブロックに固定されたフ
ライホイールハウジング5と、このフライホイールハウ
ジング5に結合されたクラッチハウジング6で囲まれて
いる。また、クラッチハウジング6の上部には吸気口7
が開口している。
【0010】本発明は上記の構成において、図2にも示
すように、前記フライホイール1が対面するフライホイ
ールハウジング5又はクラッチハウジング6の下部に排
気口8を開口し、この排気口8の上面に前後方向から空
気を流入する開口部9a,9bを有する第1カバーを設
け、前記排気口8の下面に空気を前後方向に流通する空
気流通路10aを形成した第2カバー10を設けたもの
である。
すように、前記フライホイール1が対面するフライホイ
ールハウジング5又はクラッチハウジング6の下部に排
気口8を開口し、この排気口8の上面に前後方向から空
気を流入する開口部9a,9bを有する第1カバーを設
け、前記排気口8の下面に空気を前後方向に流通する空
気流通路10aを形成した第2カバー10を設けたもの
である。
【0011】本発明は上記の通りの構造であるから、フ
ライホイール1の回転によってフライホイール1の円周
上に設けられている切欠凹部1aがフインの作用を行
い、クラッチハウジング6の上部に開口している吸気口
7から外気をフライホイールハウジング5内に吸引し、
フライホイールハウジング5内で下方に向かう一方向の
流れを作る。
ライホイール1の回転によってフライホイール1の円周
上に設けられている切欠凹部1aがフインの作用を行
い、クラッチハウジング6の上部に開口している吸気口
7から外気をフライホイールハウジング5内に吸引し、
フライホイールハウジング5内で下方に向かう一方向の
流れを作る。
【0012】そこで、車輌の停車中では、このフライホ
イール1の切欠凹部1aが作り出した空気の流れによっ
て第1カバー9,排気口8及び第2カバー10を通じて
フライホイールハウジング5の外部に排気され、車輌の
停車中であってもフライホイールハウジング5内の換気
を行い、フライホイールハウジング5内の熱気の停滞に
よる温度上昇を防止する。
イール1の切欠凹部1aが作り出した空気の流れによっ
て第1カバー9,排気口8及び第2カバー10を通じて
フライホイールハウジング5の外部に排気され、車輌の
停車中であってもフライホイールハウジング5内の換気
を行い、フライホイールハウジング5内の熱気の停滞に
よる温度上昇を防止する。
【0013】車輌の走行中では、図3で示すように、走
行風が第2カバー10の空気流通路10aを流れ、この
空気流によってに排気口8を負圧状態とし、吸気口7か
らフライホイールハウジング5内への空気の導入と排気
口8からの排気を促進し、フライホイールハウジング5
内の空冷効率を向上する。
行風が第2カバー10の空気流通路10aを流れ、この
空気流によってに排気口8を負圧状態とし、吸気口7か
らフライホイールハウジング5内への空気の導入と排気
口8からの排気を促進し、フライホイールハウジング5
内の空冷効率を向上する。
【0014】これにより、車輌の走行中ではエンジンと
トランスミッションの発熱が車輌の停車中よりも高くな
り、このエンジンとトランスミッションの発熱の影響を
受けて高温化するフライホイールハウジング5内の空気
を効率よく換気し、フライホイールハウジング5内は十
分な冷却が得られ過熱を抑制する共に、クラッチフェー
シングの摩耗粉を排出してフライホイールハウジングや
クラッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩耗
粉の付着を防止する。
トランスミッションの発熱が車輌の停車中よりも高くな
り、このエンジンとトランスミッションの発熱の影響を
受けて高温化するフライホイールハウジング5内の空気
を効率よく換気し、フライホイールハウジング5内は十
分な冷却が得られ過熱を抑制する共に、クラッチフェー
シングの摩耗粉を排出してフライホイールハウジングや
クラッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩耗
粉の付着を防止する。
【0015】また、第1カバー9及び第2カバー10は
フライホイールハウジング5とクラッチハウジング6で
囲まれたハウジング内に洗車水や雨水ホコリの侵入を防
止する作用も有している。
フライホイールハウジング5とクラッチハウジング6で
囲まれたハウジング内に洗車水や雨水ホコリの侵入を防
止する作用も有している。
【0016】さらに、本発明の第2実施例は図5乃至図
7で示すように、前記フライホイールハウジング5の側
面に排気口11を開口し、この排気口11の周辺のフラ
イホイールハウジング5に前後方向から空気を流通する
空気流通路12aを形成してカバープレート12を設け
たものである。
7で示すように、前記フライホイールハウジング5の側
面に排気口11を開口し、この排気口11の周辺のフラ
イホイールハウジング5に前後方向から空気を流通する
空気流通路12aを形成してカバープレート12を設け
たものである。
【0017】この第2実施例においても前記第1実施例
と同様に、車輌の停車中では、このフライホイール1の
切欠凹部1aが作り出した空気の流れによって排気口1
1及びカバープレート12を通じてフライホイールハウ
ジング5の外部に排気され、車輌の停車中であってもフ
ライホイールハウジング5内の換気を行い、フライホイ
ールハウジング5内の熱気の停滞による温度上昇を防止
する。
と同様に、車輌の停車中では、このフライホイール1の
切欠凹部1aが作り出した空気の流れによって排気口1
1及びカバープレート12を通じてフライホイールハウ
ジング5の外部に排気され、車輌の停車中であってもフ
ライホイールハウジング5内の換気を行い、フライホイ
ールハウジング5内の熱気の停滞による温度上昇を防止
する。
【0018】また、車輌の走行中では、走行風がカバー
プレート12の空気流通路12aを流れ、この空気流に
よって排気口11を負圧状態とし、吸気口7からフライ
ホイールハウジング5内への空気の導入と排気口11か
らの排気を促進し、フライホイールハウジング5内の空
冷効率を向上すると共に、クラッチフェーシングの摩耗
粉を排出してフライホイールハウジングやクラッチハウ
ジング内面にクラッチフェーシングの摩耗粉の付着を防
止する。そして、カバープレート12はフライホイール
ハウジング5とクラッチハウジング6で囲まれたハウジ
ング内に洗車水や雨水ホコリの侵入を防止する作用も有
している。
プレート12の空気流通路12aを流れ、この空気流に
よって排気口11を負圧状態とし、吸気口7からフライ
ホイールハウジング5内への空気の導入と排気口11か
らの排気を促進し、フライホイールハウジング5内の空
冷効率を向上すると共に、クラッチフェーシングの摩耗
粉を排出してフライホイールハウジングやクラッチハウ
ジング内面にクラッチフェーシングの摩耗粉の付着を防
止する。そして、カバープレート12はフライホイール
ハウジング5とクラッチハウジング6で囲まれたハウジ
ング内に洗車水や雨水ホコリの侵入を防止する作用も有
している。
【0019】図8及び図9は本発明の第3実施例であ
る。この第3実施例は前記フライホイールハウジング5
の側面に排気口13を開口し、この排気口13に出口を
下向きにしたエルボ14を固設した構成である。尚、こ
のエルボ14の固設位置は、フライホイールハウジング
5のマウンティングリブで囲まれた部分が好ましい。
る。この第3実施例は前記フライホイールハウジング5
の側面に排気口13を開口し、この排気口13に出口を
下向きにしたエルボ14を固設した構成である。尚、こ
のエルボ14の固設位置は、フライホイールハウジング
5のマウンティングリブで囲まれた部分が好ましい。
【0020】前記第3実施例の構成では、クラッチハウ
ジング6の上部に開口している吸気口7からフライホイ
ールハウジング5内に吸引した外気をエルボ14から排
出し,フライホイールハウジング5内の換気を良好に行
い、フライホイールハウジング5内の熱気の停滞による
温度上昇を防止すると共に、フライホイールハウジング
やクラッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩
耗粉の付着を防止し、また、フライホイールハウジング
5とクラッチハウジング6で囲まれたハウジング内に洗
車水や雨水ホコリの侵入を防止する。
ジング6の上部に開口している吸気口7からフライホイ
ールハウジング5内に吸引した外気をエルボ14から排
出し,フライホイールハウジング5内の換気を良好に行
い、フライホイールハウジング5内の熱気の停滞による
温度上昇を防止すると共に、フライホイールハウジング
やクラッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩
耗粉の付着を防止し、また、フライホイールハウジング
5とクラッチハウジング6で囲まれたハウジング内に洗
車水や雨水ホコリの侵入を防止する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によると、車輌の停
車中においては、クラッチハウジングの吸気口よりフラ
イホイールハンジング内に取り入れられる外気を排出口
から排出して換気を十分に行い、フライホイールハウジ
ング内の空気が高温化を抑制し、車輌の走行中では、排
気口の負圧吸引作用によりフライホイールハウジング内
の空気の換気を積極的に行い、フライホイールハウジン
グ内の空冷効率を向上すると共に、クラッチフェーシン
グの摩耗粉を排出してフライホイールハウジングやクラ
ッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩耗粉の
付着を防止し、また、ハウジング内に洗車水や雨水,ホ
コリの侵入を防止する利点がある。
車中においては、クラッチハウジングの吸気口よりフラ
イホイールハンジング内に取り入れられる外気を排出口
から排出して換気を十分に行い、フライホイールハウジ
ング内の空気が高温化を抑制し、車輌の走行中では、排
気口の負圧吸引作用によりフライホイールハウジング内
の空気の換気を積極的に行い、フライホイールハウジン
グ内の空冷効率を向上すると共に、クラッチフェーシン
グの摩耗粉を排出してフライホイールハウジングやクラ
ッチハウジング内面にクラッチフェーシングの摩耗粉の
付着を防止し、また、ハウジング内に洗車水や雨水,ホ
コリの侵入を防止する利点がある。
【図1】本発明装置の第1実施例の断面図
【図2】本発明装置の第1実施例の要部拡大断面図
【図3】本発明装置の第1実施例の作用説明図
【図4】フライホイールの斜視図
【図5】本発明装置の第2実施例の側面図
【図6】本発明装置の第2実施例の要部拡大正面図
【図7】図6のA−A線の断面図
【図8】本発明装置の第3実施例の側面図
【図9】本発明装置の第3実施例の要部断面図
1 フライホイール 1a 切欠凹部 5 フライホイールハウジング 6 クラッチハウジング 7 吸気口 8 排気口 9 第1カバー 10 第2カバー 11 排気口 12 カバープレート 13 排気口 14 エルボ
Claims (3)
- 【請求項1】 円周上に一定の間隔で切欠凹部を有する
フライホイールと、このフライホイールに面接するクラ
ッチディスクと、このクラッチディスクをフライホイー
ルに圧接するプレッシャプレート等のクラッチ機構をフ
ライホイールハウジングとクラッチハウジングで囲み、
前記クラッチハウジングの上部に吸気口を開口したクラ
ッチにおいて、前記フライホイールと対面するフライホ
イールハウジング又はクラッチハウジングの下部に排気
口を開口し、この排気口の上面に前後方向から空気を流
入する開口部を有する第1カバーを設け、前記排気口の
下面に空気を流通して排気口を負圧状態とする空気流通
路を形成した第2カバーを設けたことを特徴とするクラ
ッチ冷却装置。 - 【請求項2】 円周上に一定の間隔で切欠凹部を有する
フライホイールと、このフライホイールに面接するクラ
ッチディスクと、このクラッチディスクをフライホイー
ルに圧接するプレッシャプレート等のクラッチ機構をフ
ライホイールハウジングとクラッチハウジングで囲み、
前記クラッチハウジングの上部に吸気口を開口したクラ
ッチにおいて、前記フライホイールハウジングの側面に
排気口を開口し、この排気口の周辺のフライホイールハ
ウジングに前後方向から空気を流通して排気口を負圧状
態とする空気流通路を形成するカバープレートを設けた
ことを特徴とするクラッチ冷却装置。 - 【請求項3】 円周上に一定の間隔で切欠凹部を有する
フライホイールと、このフライホイールに面接するクラ
ッチディスクと、このクラッチディスクをフライホイー
ルに圧接するプレッシャプレート等のクラッチ機構をフ
ライホイールハウジングとクラッチハウジングで囲み、
前記クラッチハウジングの上部に吸気口を開口したクラ
ッチにおいて、前記フライホイールハウジングに排気口
を開口し、この排気口にエルボを固設したことを特徴と
するクラッチ冷却装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15547894A JPH0771477A (ja) | 1993-06-29 | 1994-06-15 | クラッチ冷却装置 |
CN 95105637 CN1119710A (zh) | 1994-06-15 | 1995-05-30 | 离合器冷却装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-40315 | 1993-06-29 | ||
JP4031593 | 1993-06-29 | ||
JP15547894A JPH0771477A (ja) | 1993-06-29 | 1994-06-15 | クラッチ冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0771477A true JPH0771477A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=26379762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15547894A Pending JPH0771477A (ja) | 1993-06-29 | 1994-06-15 | クラッチ冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771477A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040022327A (ko) * | 2002-09-05 | 2004-03-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 클러치 하우징 어셈블리 |
KR100422725B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2004-03-12 | 현대자동차주식회사 | 수동 트랜스 밋션용 클러치 디스크로부터 발생된 분진 및유해열 제거 장치 |
JP2006275085A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hino Motors Ltd | クラッチ摩耗粉強制排出構造 |
CN103857937A (zh) * | 2011-10-12 | 2014-06-11 | 日产自动车株式会社 | 驱动力传递装置 |
CN113700765A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-26 | 东风柳州汽车有限公司 | 一种具备位置偏差补偿的卡车离合器装置 |
CN114263686A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-04-01 | 东风商用车有限公司 | 变速箱离合器壳体及变速箱离合器检修保养方法 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP15547894A patent/JPH0771477A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006275085A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hino Motors Ltd | クラッチ摩耗粉強制排出構造 |
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JPWO2013054827A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2015-03-30 | 日産自動車株式会社 | 駆動力伝達装置 |
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