JPH0771398A - 遠心圧縮機 - Google Patents
遠心圧縮機Info
- Publication number
- JPH0771398A JPH0771398A JP21732493A JP21732493A JPH0771398A JP H0771398 A JPH0771398 A JP H0771398A JP 21732493 A JP21732493 A JP 21732493A JP 21732493 A JP21732493 A JP 21732493A JP H0771398 A JPH0771398 A JP H0771398A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- impeller
- centrifugal compressor
- labyrinth seal
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/18—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
- B01J8/1872—Details of the fluidised bed reactor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸込側に圧縮ガスとともに戻るパウダーの溶
融，固着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まっ
た塊の堆積を防止して、インペラの安定した回転を保つ
ことを可能にした遠心圧縮機を提供する。 【構成】 ケーシング１１内に、ハブディスク１４，ブ
レード１５，カバーディスク１６からなるインペラ１３
を回転可能に収納するとともに、カバーディスク１６の
吸込側外周部１と、この外周部１に接触することなく、
この周囲を取り囲む環状部材２とによりラビリンスシー
ル部４を形成する遠心圧縮機において、ラビリンスシー
ル部４の外周部１と環状部材２との間の環状の隙間５
を、全体的にガス吸込側に向かって小径となるテーパ形
状に形成してある。
融，固着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まっ
た塊の堆積を防止して、インペラの安定した回転を保つ
ことを可能にした遠心圧縮機を提供する。 【構成】 ケーシング１１内に、ハブディスク１４，ブ
レード１５，カバーディスク１６からなるインペラ１３
を回転可能に収納するとともに、カバーディスク１６の
吸込側外周部１と、この外周部１に接触することなく、
この周囲を取り囲む環状部材２とによりラビリンスシー
ル部４を形成する遠心圧縮機において、ラビリンスシー
ル部４の外周部１と環状部材２との間の環状の隙間５
を、全体的にガス吸込側に向かって小径となるテーパ形
状に形成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポリエチレン
（以下、ＰＥという），ポリプロピレン（以下、ＰＰと
いう）を生産するプラントに好適な遠心圧縮機に関する
ものである。
（以下、ＰＥという），ポリプロピレン（以下、ＰＰと
いう）を生産するプラントに好適な遠心圧縮機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＰＥ，ＰＰを生産するプラントに
おいて、原料ガスであるエチレンガス，プロピレンガス
を循環させるために、図３に示す遠心圧縮機が用いられ
ている。この遠心圧縮機のケーシング１１内には、軸１
２に、これとともに一体回転可能に固定したインペラ１
３が収納してある。このインペラ１３は、ハブディスク
１４，ブレード１５，カバーディスク１６からなってお
り、このカバーディスク１６の吸込側外周部と、この外
周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部材
１７とによりラビリンスシール部１８を形成している。
さらに詳しくは、カバーディスク１６の吸込側外周部
は、その軸を含む平面で切った断面において、軸と平行
に延びており、環状部材１７の内周面も軸と平行に延び
ている。そして、この環状部材１７の内周面にラビリン
スシール１９が形成してある。また、図３において、カ
バーディスク１４，環状部材１７のの吸込側端部の左方
には、吸込流路２０に通じる空隙部２１が形成してあ
る。
おいて、原料ガスであるエチレンガス，プロピレンガス
を循環させるために、図３に示す遠心圧縮機が用いられ
ている。この遠心圧縮機のケーシング１１内には、軸１
２に、これとともに一体回転可能に固定したインペラ１
３が収納してある。このインペラ１３は、ハブディスク
１４，ブレード１５，カバーディスク１６からなってお
り、このカバーディスク１６の吸込側外周部と、この外
周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部材
１７とによりラビリンスシール部１８を形成している。
さらに詳しくは、カバーディスク１６の吸込側外周部
は、その軸を含む平面で切った断面において、軸と平行
に延びており、環状部材１７の内周面も軸と平行に延び
ている。そして、この環状部材１７の内周面にラビリン
スシール１９が形成してある。また、図３において、カ
バーディスク１４，環状部材１７のの吸込側端部の左方
には、吸込流路２０に通じる空隙部２１が形成してあ
る。
【０００３】そして、図３において実線の矢印で示すよ
うに、吸込流路２０より、ブレード１５間の空間部に原
料ガスであるエチレンガス，プロピレンガスを吸込み圧
縮して、インペラ１３の吐出側の外方に送り出すように
なっている。ところで、上記プラントの場合、吸込まれ
るエチレンガス，プロピレンガスに、このプラントで生
産されたＰＥ，ＰＰのパウダーが同伴して飛来し、この
吸込ガスとともに吸込まれ、吐出側に送り出される。ま
た、上記吐出側に送り出された高圧ガスは、図３におい
て破線の矢印で示すように、インペラ１３の回りの隙間
を介して低圧の吸込流路２０の方へ漏れ、戻ろうとす
る。このガスの戻りは圧縮ガスの吐出量を低下させ、圧
縮機の性能低下をもたらすので、これを防止するために
ラビリンスシール部１８を設け、戻りガスの量をできる
だけ少なくなるようにしてある。
うに、吸込流路２０より、ブレード１５間の空間部に原
料ガスであるエチレンガス，プロピレンガスを吸込み圧
縮して、インペラ１３の吐出側の外方に送り出すように
なっている。ところで、上記プラントの場合、吸込まれ
るエチレンガス，プロピレンガスに、このプラントで生
産されたＰＥ，ＰＰのパウダーが同伴して飛来し、この
吸込ガスとともに吸込まれ、吐出側に送り出される。ま
た、上記吐出側に送り出された高圧ガスは、図３におい
て破線の矢印で示すように、インペラ１３の回りの隙間
を介して低圧の吸込流路２０の方へ漏れ、戻ろうとす
る。このガスの戻りは圧縮ガスの吐出量を低下させ、圧
縮機の性能低下をもたらすので、これを防止するために
ラビリンスシール部１８を設け、戻りガスの量をできる
だけ少なくなるようにしてある。
【０００４】この戻りガスの量をさらに少なくするため
に、従来公知の図４に示す遠心圧縮機では、カバーディ
スク１４の軸に直角な吸込側の端面に対向するラビリン
スシール２２を形成した環状部材２３に、ラビリンスシ
ール部１８とは直角をなすラビリンスシール部２４を設
けてある。この場合には、ラビリンスシール部１８，２
４間に空隙部２５が生じる。なお、図４に示す遠心圧縮
機は、ラビリンスシールシール部２４を設けた点、空隙
部２１に代わる隙部２５が生じる点を除き、他は図３に
示す遠心圧縮機と実質的に同一であり、互いに共通する
箇所については同一番号を付して説明を省略する。
に、従来公知の図４に示す遠心圧縮機では、カバーディ
スク１４の軸に直角な吸込側の端面に対向するラビリン
スシール２２を形成した環状部材２３に、ラビリンスシ
ール部１８とは直角をなすラビリンスシール部２４を設
けてある。この場合には、ラビリンスシール部１８，２
４間に空隙部２５が生じる。なお、図４に示す遠心圧縮
機は、ラビリンスシールシール部２４を設けた点、空隙
部２１に代わる隙部２５が生じる点を除き、他は図３に
示す遠心圧縮機と実質的に同一であり、互いに共通する
箇所については同一番号を付して説明を省略する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した用途に用いら
れる上記従来の遠心圧縮機の場合、吸込ガス中にＰＥ，
ＰＰのパウダーが含まれており、このパウダーが上述し
た破線の矢印に沿って原料ガスであるエチレンガス，プ
ロピレンガスとともに流れる。そして、このパウダーは
ラビリンスシール部１８を通過した後、本来インペラ１
３の吸込側から再吸込されるべきであるが、カバーディ
スク１４の回転に伴ってこのパウダーも回転速度成分を
有し、これによる遠心力の作用で、或はこれに加えて重
力の作用で、上記空隙部２１，２５にパウダーが溜ま
る。さらに、この溜まったパウダーが、高速回転するイ
ンペラ１３と接触して、これによる摩擦熱で溶けた後、
固着することによりインペラ１３の回転を阻害するとい
う問題が生じている。或はパウダーが溶けた後、固まっ
た塊が、インペラ１３に堆積して、インペラ１３の各部
の重量のアンバランスを生じ、軸１２の振動が増大し、
運転不能に陥ることがあるという問題が生じている。本
発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、吸込側に圧縮ガスとともに戻るパウダーの溶融，固
着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まった塊の
堆積を防止して、インペラの安定した回転を保つことを
可能にした遠心圧縮機を提供しようとするものである。
れる上記従来の遠心圧縮機の場合、吸込ガス中にＰＥ，
ＰＰのパウダーが含まれており、このパウダーが上述し
た破線の矢印に沿って原料ガスであるエチレンガス，プ
ロピレンガスとともに流れる。そして、このパウダーは
ラビリンスシール部１８を通過した後、本来インペラ１
３の吸込側から再吸込されるべきであるが、カバーディ
スク１４の回転に伴ってこのパウダーも回転速度成分を
有し、これによる遠心力の作用で、或はこれに加えて重
力の作用で、上記空隙部２１，２５にパウダーが溜ま
る。さらに、この溜まったパウダーが、高速回転するイ
ンペラ１３と接触して、これによる摩擦熱で溶けた後、
固着することによりインペラ１３の回転を阻害するとい
う問題が生じている。或はパウダーが溶けた後、固まっ
た塊が、インペラ１３に堆積して、インペラ１３の各部
の重量のアンバランスを生じ、軸１２の振動が増大し、
運転不能に陥ることがあるという問題が生じている。本
発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、吸込側に圧縮ガスとともに戻るパウダーの溶融，固
着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まった塊の
堆積を防止して、インペラの安定した回転を保つことを
可能にした遠心圧縮機を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ケーシング内に、ハブディスク，ブレー
ド，カバーディスクからなるインペラを回転可能に収納
するとともに、上記カバーディスクの吸込側外周部と、
この外周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環
状部材とによりラビリンスシール部を形成する遠心圧縮
機において、上記ラビリンスシール部の上記外周部と環
状部材との間の環状の隙間を、全体的にガス吸込側に向
かって小径となるテーパ形状に形成した。
に、本発明は、ケーシング内に、ハブディスク，ブレー
ド，カバーディスクからなるインペラを回転可能に収納
するとともに、上記カバーディスクの吸込側外周部と、
この外周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環
状部材とによりラビリンスシール部を形成する遠心圧縮
機において、上記ラビリンスシール部の上記外周部と環
状部材との間の環状の隙間を、全体的にガス吸込側に向
かって小径となるテーパ形状に形成した。
【０００７】
【作用】上記発明のように構成することにより、戻りガ
スとともに流動するパウダーは、環状部材を設けること
により形成される空隙には向かわず、吸込流路の中心部
に向かって流動するようになる。
スとともに流動するパウダーは、環状部材を設けること
により形成される空隙には向かわず、吸込流路の中心部
に向かって流動するようになる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図１は、本発明の第１実施例に係る遠心圧縮
機を示し、図３に示す遠心圧縮機と互いに共通する部分
については、互いに同一番号を付して、説明を省略す
る。本実施例では、インペラ１３の吸込側外周部１を、
ガス吸込側に向かって小径となるテーパ形状に形成して
あり、この外周部１に接触することなく、この周囲を取
り囲む環状部材２の内面に形成したラビリンスシール３
と外周部１とによりラビリンスシール部４が形成してあ
る。即ち、外周部１と環状部材２との間の環状の隙間５
は、全体としてガス吸込側に向かって小径となるテーパ
形状を有している。
説明する。図１は、本発明の第１実施例に係る遠心圧縮
機を示し、図３に示す遠心圧縮機と互いに共通する部分
については、互いに同一番号を付して、説明を省略す
る。本実施例では、インペラ１３の吸込側外周部１を、
ガス吸込側に向かって小径となるテーパ形状に形成して
あり、この外周部１に接触することなく、この周囲を取
り囲む環状部材２の内面に形成したラビリンスシール３
と外周部１とによりラビリンスシール部４が形成してあ
る。即ち、外周部１と環状部材２との間の環状の隙間５
は、全体としてガス吸込側に向かって小径となるテーパ
形状を有している。
【０００９】また、ケーシング１１の内周部に環状の溝
６を形成するとともに、環状部材２の外周部に上記溝６
内に位置させ、かつこの溝６の底面に当接させる環状の
突部７を形成して、この溝６の内側面と、突部７の側面
との間の一方に環状部材２の軸方向の位置を調整するた
めの隙間調整板８を介在させ、他方に空隙部９を形成し
てある。そして、インペラ１３の吐出側に送り出された
後、ケーシング１１とカバーディスク１６との間の空隙
部１０に漏れた高圧の原料ガス、およびこれに同伴した
パウダーを、ラビリンスシール部４の隙間５から、その
傾斜方向に沿って、吸込流路２０の中心に向かう方向に
流出させるようにしてある。
６を形成するとともに、環状部材２の外周部に上記溝６
内に位置させ、かつこの溝６の底面に当接させる環状の
突部７を形成して、この溝６の内側面と、突部７の側面
との間の一方に環状部材２の軸方向の位置を調整するた
めの隙間調整板８を介在させ、他方に空隙部９を形成し
てある。そして、インペラ１３の吐出側に送り出された
後、ケーシング１１とカバーディスク１６との間の空隙
部１０に漏れた高圧の原料ガス、およびこれに同伴した
パウダーを、ラビリンスシール部４の隙間５から、その
傾斜方向に沿って、吸込流路２０の中心に向かう方向に
流出させるようにしてある。
【００１０】このように、吸込流路２０の中心に向かっ
て、パウダーは吸込流路２０に戻るため、吸込流路２０
に戻るパウダーがインペラ１３の回転に伴って回転速度
成分を有し、遠心力を生じても、図３での隙間２１や図
４での隙間２５の如く、パウダーが溜まるスペースがな
く、パウダーが堆積した場合のように、パウダーとイン
ペラ１３と接触して溶解した後、固まり、インペラ１３
の運動を阻害したり、インペラ１３にパウダーの溶解
後、固まった塊の堆積によるインペラ１３の軸１２の回
転時の異常振動が生じるという問題もなく、インペラ１
３の安定した回転を維持できるようになる。
て、パウダーは吸込流路２０に戻るため、吸込流路２０
に戻るパウダーがインペラ１３の回転に伴って回転速度
成分を有し、遠心力を生じても、図３での隙間２１や図
４での隙間２５の如く、パウダーが溜まるスペースがな
く、パウダーが堆積した場合のように、パウダーとイン
ペラ１３と接触して溶解した後、固まり、インペラ１３
の運動を阻害したり、インペラ１３にパウダーの溶解
後、固まった塊の堆積によるインペラ１３の軸１２の回
転時の異常振動が生じるという問題もなく、インペラ１
３の安定した回転を維持できるようになる。
【００１１】図２は、本発明の第２実施例に係る遠心圧
縮機を示し、図１に示す遠心圧縮機とはラビリンスシー
ル部４に代えてラビリンスシール部４ａを設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、互いに同一番号を付して、説明を省略する。即
ち、本実施例では、カバーディスク１６の吸込側外周部
１ａ上にラビリンスシール３を形成し、この外周部１ａ
に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部材２ａ
と外周部１ａとによりラビリンスシール部４ａを形成し
てある。そして、斯る構成により、第１実施例の場合と
同様な作用を生じる他、パウダーが遠心力によりラビリ
ンスシール３の溝内に溜まることもなく、パウダーの付
着，堆積等の面で、さらに改善可能となる。
縮機を示し、図１に示す遠心圧縮機とはラビリンスシー
ル部４に代えてラビリンスシール部４ａを設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、互いに同一番号を付して、説明を省略する。即
ち、本実施例では、カバーディスク１６の吸込側外周部
１ａ上にラビリンスシール３を形成し、この外周部１ａ
に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部材２ａ
と外周部１ａとによりラビリンスシール部４ａを形成し
てある。そして、斯る構成により、第１実施例の場合と
同様な作用を生じる他、パウダーが遠心力によりラビリ
ンスシール３の溝内に溜まることもなく、パウダーの付
着，堆積等の面で、さらに改善可能となる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ケーシング内に、ハブディスク，ブレード，
カバーディスクからなるインペラを回転可能に収納する
とともに、上記カバーディスクの吸込側外周部と、この
外周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部
材とによりラビリンスシール部を形成する遠心圧縮機に
おいて、上記ラビリンスシール部の上記外周部と環状部
材との間の環状の隙間を、全体的にガス吸込側に向かっ
て小径となるテーパ形状に形成してある。
によれば、ケーシング内に、ハブディスク，ブレード，
カバーディスクからなるインペラを回転可能に収納する
とともに、上記カバーディスクの吸込側外周部と、この
外周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環状部
材とによりラビリンスシール部を形成する遠心圧縮機に
おいて、上記ラビリンスシール部の上記外周部と環状部
材との間の環状の隙間を、全体的にガス吸込側に向かっ
て小径となるテーパ形状に形成してある。
【００１３】このため、戻りガスとともに流動するパウ
ダーは、吸込流路の中心部に向かって流動するか、或い
は、遠心力の作用によりカバーディスクとケーシングと
の間の隙間へ振り出され重力の作用によりケーシングガ
ス出口通路へ脱落していき、このためインペラカバーデ
ィスク前面部に溜まることがなく、パウダーの溶融，固
着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まった塊の
堆積を防止することができ、インペラの安定した回転を
保つことが可能になるという効果を奏する。
ダーは、吸込流路の中心部に向かって流動するか、或い
は、遠心力の作用によりカバーディスクとケーシングと
の間の隙間へ振り出され重力の作用によりケーシングガ
ス出口通路へ脱落していき、このためインペラカバーデ
ィスク前面部に溜まることがなく、パウダーの溶融，固
着、およびインペラへのパウダーの溶融後固まった塊の
堆積を防止することができ、インペラの安定した回転を
保つことが可能になるという効果を奏する。
【図１】 本発明の第１実施例に係る遠心圧縮機の断面
図である。
図である。
【図２】 本発明の第２実施例に係る遠心圧縮機の断面
図である。
図である。
【図３】 従来の遠心圧縮機の断面図である。
【図４】 従来の別の遠心圧縮機の断面図である。
１，１ａ 吸込側外周部 ２，２ａ 環状
部材 ３ ラビリンスシール ４，４ａ ラビ
リンスシール部 ５ 隙間 １３ インペラ １４ ハブディスク １５ ブレード １６ カバーディスク ２０ 吸込流路
部材 ３ ラビリンスシール ４，４ａ ラビ
リンスシール部 ５ 隙間 １３ インペラ １４ ハブディスク １５ ブレード １６ カバーディスク ２０ 吸込流路
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシング内に、ハブディスク，ブレー
ド，カバーディスクからなるインペラを回転可能に収納
するとともに、上記カバーディスクの吸込側外周部と、
この外周部に接触することなく、この周囲を取り囲む環
状部材とによりラビリンスシール部を形成する遠心圧縮
機において、上記ラビリンスシール部の上記外周部と環
状部材との間の環状の隙間を、全体的にガス吸込側に向
かって小径となるテーパ形状に形成したことを特徴とす
る遠心圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21732493A JPH0771398A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 遠心圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21732493A JPH0771398A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 遠心圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771398A true JPH0771398A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16702395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21732493A Pending JPH0771398A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 遠心圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771398A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2007500813A (ja) * | 2003-08-01 | 2007-01-18 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関用の二次空気供給装置 |
| ITCO20110029A1 (it) * | 2011-07-26 | 2013-01-27 | Nuovo Pignone Spa | Girante centrifuga e turbomacchina |
| RU2477390C2 (ru) * | 2011-06-17 | 2013-03-10 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Государственный космический научно-производственный центр имени М.В. Хруничева" | Агрегат с радиальным потоком |
| WO2015005343A1 (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-15 | 株式会社Ihi | ターボ圧縮機及びターボ冷凍機 |
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| WO2017138560A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 三菱重工業株式会社 | 遠心回転機械 |
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| WO2017138559A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 三菱重工業株式会社 | 遠心回転機械 |
| CN114483637A (zh) * | 2020-11-13 | 2022-05-13 | Lg电子株式会社 | 压缩机及包括其的冷却器 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP21732493A patent/JPH0771398A/ja active Pending
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