JPH0771333A - 車両用エアクリーナ - Google Patents

車両用エアクリーナ

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Publication number
JPH0771333A
JPH0771333A JP23747893A JP23747893A JPH0771333A JP H0771333 A JPH0771333 A JP H0771333A JP 23747893 A JP23747893 A JP 23747893A JP 23747893 A JP23747893 A JP 23747893A JP H0771333 A JPH0771333 A JP H0771333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
intake
air
cleaner
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP23747893A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyasu Yamamoto
通泰 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP23747893A priority Critical patent/JPH0771333A/ja
Publication of JPH0771333A publication Critical patent/JPH0771333A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアクリーナに伝達してくるエンジン側から
の発生音を減衰させて、車内騒音を減少させる。 【構成】 エンジンの吸気系に取付けられた車両用エア
クリーナにおいて、このエアクリーナ1のクリーナケー
ス4の吸気取入部6にスロットルボア13と同径の絞り部
16を設けた。この構成により、エンジン9からエアーア
ウトレットホース10を通ってエアクリーナ1に伝達した
音が、さらにエアクリーナ1の上流側に伝わっても、音
は吸気取入口6に設けた絞り部16によって減衰される。
これによって、エアクリーナ1の上流側に伝わる音を押
えることができ、車内に聞こえる騒音を減少させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車およびオートバ
イ、特にターボ機構を装着した車両に使用して好適な、
車両用エアクリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に用いられるエン
ジンのエアクリーナは、空気中のほこり等を取除いて吸
気を清浄にするものである。図10はこのエアクリーナ1
を模式的に示したものであり、図11はエアクリーナ1か
ら入った空気Aの流れを示すシステム図である。
【0003】図10において、符号2はエアクリーナ1の
キャップ部であり、符号3はケース部である。このキャ
ップ部2とケース部3の開口面を突き合わせて組付ける
ことによって、クリーナケース4が形成される。符号5
で示すものはクリーナケース4の内部に装着したフィル
タ用のエレメントである。
【0004】また、クリーナケース4のケース部3の吸
気取入部6には吸気管であるエアインテークホース7が
接続され、キャップ部2の吸気排出口8にはエンジン9
等に連結された同じく吸気管であるエアアウトレットホ
ース10が接続されている。
【0005】これによりエアクリーナ1の吸気取入部6
を通った空気Aは、エレメント5により浄化されてキャ
ップ部2からエンジン9に送られることになる(図11参
照)。図において、符号Dはケース部3の吸気取入部6
の径である。
【0006】なお、図11において、符号11で示すものは
ターボ機構部であり、符号12で示すものはスロットルバ
ルブ、符号13で示すものはスロットルボアである。ま
た、符号14で示すものはISC(アイドルスピードバル
ブ)であり、符号15で示すものはABV(エアバイパス
バルブ)である。
【0007】なお、車両用エアクリーナとして、実開平
1-173460号公報に開示されているものがある。この公報
に開示されているものは、クリーナケースの空気取入口
部に通路断面積が空気の流れ方向に向かって漸次減少す
る取入空気通路を設けたものである。
【0008】さらに、自動車エンジンのエアクリーナと
して、実開昭58-33766号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、エアクリーナの
空気吸入室側に接続する空気吸入通路の取付位置を改良
したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、エアークリーナの下流側、すなわちエンジ
ン側で発生した音、たとえば、ISC(アイドルスピー
ドバルブ)のバルブ音や、ターボ車の場合はABV(エ
アバイパスバルブ)の気流音がエアーアウトレットホー
ス等の吸気管を通してエアークリーナに伝わり、さら
に、エアークリーナの上流側に伝わっていく。このよう
に音が伝達していくと、その音が、さらに、車内に聞こ
え車内騒音の原因となる問題があった。
【0010】なお、実開平1-173460号公報に開示されて
いる車両用エアクリーナは、エアクリーナケースの空気
取入口部に通路断面積が漸次減少する通路設けたもので
あるので、空気が流れに従がい、通気抵抗が若干増える
ことが考えられる。
【0011】また、実開昭58-33766号公報に開示されて
いる自動車エンジンのエアクリーナは、エアクリーナの
空気吸入室側に接続する空気吸入通路の取付位置を改良
したものであるが、このようにするとエアクリーナが大
きくなって設計上の自由度が制約される虞がある。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、エアクリーナの吸気入口部分にスロ
ットボアの径に近い絞り部を設けることによって、エア
クリーナに伝達してくるエンジン側からの発生音を減衰
させ、車内騒音を減少させた車両用エアクリーナを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、エンジンの吸気系に取付けら
れた車両用エアクリーナにおいて、該エアクリーナのク
リーナケースの吸気取入部にスロットルボアと同径の絞
り部を設けたことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は、エンジンの吸気系に取付
けられた車両用エアクリーナにおいて、該エアクリーナ
のクリーナケースの吸気取入部に、スロットルボアと略
同面積の開口部を形成したインナパイプを接続したこと
を特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明は、以上説明したように、エアクリーナ
のクリーナケースの吸気取入部にスロットルボアと同径
の絞り部を設けたので、エンジンからエアーアウトレッ
トホースを通ってエアクリ−ナに伝達した音が、さら
に、エアクリ−ナの上流側に伝わっても、音は吸気取入
口に設けた絞り部によって減衰される。これによって、
エアクリ−ナの上流側に伝わる音を押えることが可能に
なる。
【0016】また、エアクリーナケースの吸気入口部分
にスロットルボアと同径の絞り部を設けたことによっ
て、吸気抵抗の増加を押えることが可能になる。
【0017】また、本発明は、以上説明したように、エ
アクリーナのクリーナケースの吸気取入部にスロットル
ボアと略同面積の開口部を形成したインナパイプを接続
したので、エンジンからエアーアウトレットホースを通
ってエアクリーナに伝達した音が、さらに、インナパイ
プを通ってエアクリーナの上流側に伝わっても、吸気取
入口に設けたインナパイプの開口部が絞りの働きをして
音が減衰される。これによって、エアクリ−ナの上流側
に伝わる音を押さえることができる。
【0018】また、エアクリーナケースの吸気取入部に
スロットルボアと略同面積の開口部を有するインナパイ
プを取付けたので、これによっても、吸気抵抗の増加を
押えることが可能になる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1につき図10お
よび図11と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図において、符号1で示すものは車両用のエアクリ
ーナである。エアクリーナ1はキャップ部2とケース部
3とを突き合わせて形成したクリーナケース4の内部に
フィルタであるエレメント5を装着したものである。
【0020】クリーナケース4のキャップ部2には吸気
排出口8が設けられ、この吸気排出口8とエンジン9と
はエアアウトレットホース10等によって接続されてい
る。また、ケース部3の吸気取入部6にはエアインテー
クホース7が接続されている。
【0021】さらに、ケース部3の吸気取入部6の内部
にはスロットルボア11(図11参照)と同径(本実施例で
は35mm)の孔部、すなわち、絞り部16を設けた板部材17
が取付けられている(図2参照)。これにより本実施例
のケース部3の吸気取入部6の絞り径D′は、従来のケ
ース部3の吸気取入部6の径Dより細くなっている。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。エンジ
ン9を始動したとき、エアインテークホース7より入っ
た空気Aは、絞り部16よりエアクリーナ1に入り、エア
クリーナ1のエレメント5で濾過され、エアアウトレッ
トホース10よりエンジン9へと流れていく。
【0023】そして、エンジン9の作動中に、エアクリ
ーナ1の下流側、すなわち、エンジン側で発生した音、
たとえば、ISCのバルブ音やターボ車のABVの吸気
音がエアアウトレットホース8等を通ってエアクリーナ
1に伝わって、さらに、エアクリーナ1より上流側に伝
達しても、音は吸気取入部6に設けた絞り部16によって
減衰される。これによって、エアクリーナ1の上流側に
伝達する音を押さえることが可能になる。
【0024】このようにクリーナケース4の吸気取入部
6にスロットルボア13と同径の絞り部16を設けたことに
よって、吸気抵抗の増加を押えることが可能になる(図
3参照)。
【0025】図4に示すものは本発明の他の実施例であ
る。この図において、図1の部材と同一のものには同一
の符号を付して説明する。本実施例の特徴とするところ
は、クリーナケース4のケース部3の吸気取入部6にス
ロットルボア13と略同面積の開口部18(図5参照)を有
するインナパイプ19を接続したことである。
【0026】インナパイプ19の開口部18はスロットルボ
ア13の長手方向の断面に相当する面積のものであり、形
状は長方形である。また、面積が同じなら開口部18の形
状を長孔状のものとしてもよい。
【0027】そして、このインナパイプ19をクリーナケ
ース4に取付ける際は、開口部18を下側に向けて(図7
および図8参照)、インナパイプ19の外部に設けた鍔部
20をケース部3の内壁に当接させて固定させている(図
1参照)。
【0028】この実施例では上記のように構成したの
で、エンジン9を始動させた場合、空気Aはインナパイ
プ19を通ってクリーナケース4のケース部3の下側に回
り込み、エアクリーナ1の下流のエンジン9へと流れて
いく。
【0029】エンジン9の作動中に、エアクリーナ1の
下流側、すなわち、エンジン9で発生した音、たとえ
ば、ISCのバルブ音やターボ車のABVの吸気音がエ
アーアウトレットホース10を通って、エアクリーナ1に
入った場合には、この音はクリーナケース4の下側に回
り込んでインナパイプ19の開口部18に入り、インナパイ
プ19よりエアクリ−ナ1の上流側へと伝わっていく。
【0030】しかしながら、インナパイプ19の開口部18
はスロットルボア13に略相当する面積としてあるため
(スロットボア13の径は35mm)、この開口部18が絞りの
働きをして(図9参照)音が減衰される。これによっ
て、エンジン9側よりエアクリーナ1の上流側に伝わっ
ていく音を減少させることが可能になる。
【0031】このようにクリーナケース4の吸気取入部
6にスロットルボア13と略同面積の開口部18を有するイ
ンナパイプ19を取付けたので、これによっても、吸気抵
抗の増加を押えることが可能になる(図9参照)。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、エアク
リーナのクリーナケースの吸気取入部にスロットルボア
と同径の絞り部を設けたので、エンジンからエアーアウ
トレットホースを通って、エアクリーナ内に入った音
が、さらに、エアクリ−ナの上流側に伝わっても、音は
吸気取入口に設けた絞り部によって減衰される。これに
よって、エアクリーナの上流側に伝わる音を押さえるこ
とができる。
【0033】このように、エンジン側からエアクリーナ
に伝わってくる音をエアクリーナで押えることができる
ので、エアクリ−ナの下流側よりエアクリ−ナの上流側
に伝わり、車内に聞こえてくる騒音を減少させることが
できる。
【0034】さらに、エアクリーナケースの吸気取入部
にスロットルボアと同径の絞り部を設けたことによっ
て、吸気抵抗の増加を押えることができる。
【0035】また、本発明は、以上説明したように、エ
アクリーナのクリーナケースの吸気取入部にスロットル
ボアと略同面積の開口部を形成したインナパイプを接続
したので、エンジンからエアーアウトレットホースを通
って、エアクリーナに伝達した音が、さらに、インナパ
イプを通ってエアクリ−ナの上流側に伝わっても、吸気
取入口に設けたインナパイプの開口部が絞りの働きをし
て音が減衰される。これによって、エアクリーナの上流
側に伝わる音をエアクリーナで押えることができ、車内
に聞こえてくる騒音を減少させることができる。
【0036】また、エアクリーナケースの吸気取入部に
スロットルボアと略同面積の開口部を有するインナパイ
プを取付けたので、これによっても、吸気抵抗の増加を
押えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】図1のB部の拡大断面図である
【図3】図1のエアクリーナの絞り部の径と吸気抵抗と
の関係を示した特性図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面正面図である。
【図5】図4のインナパイプの拡大底面図である。
【図6】図4のインナパイプの拡大上面図である。
【図7】図6のもののC−C線に沿う断面図である。
【図8】図4のケース部に装着したインナパイプの断面
側面図である。
【図9】図4のインナパイプに設けた開口部の面積と吸
気抵抗との関係を示した特性図である。
【図10】従来のエアクリーナの断面図である。
【図11】吸気系の空気の流れを示すシステム図であ
る。
【符号の説明】
1 エアクリーナ 4 クリーナケース 9 エンジン 12 スロットルバルブ 16 絞り部 18 開口部 19 インナパイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気系に取付けられた車両用
    エアクリーナにおいて、該エアクリーナのクリーナケー
    スの吸気取入部にスロットルボアと同径の絞り部を設け
    たことを特徴とする車両用エアクリーナ。
  2. 【請求項2】 エンジンの吸気系に取付けられた車両用
    エアクリーナにおいて、該エアクリーナのクリーナケー
    スの吸気取入部に、スロットルボアと略同面積の開口部
    を設けたインナパイプを接続したことを特徴とする車両
    用エアクリーナ。
JP23747893A 1993-08-30 1993-08-30 車両用エアクリーナ Pending JPH0771333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23747893A JPH0771333A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 車両用エアクリーナ

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JP23747893A JPH0771333A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 車両用エアクリーナ

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Publication Number Publication Date
JPH0771333A true JPH0771333A (ja) 1995-03-14

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ID=17015926

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JP23747893A Pending JPH0771333A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 車両用エアクリーナ

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JP (1) JPH0771333A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045233A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 トヨタ紡織株式会社 エアクリーナ
JP2018081921A (ja) * 2017-12-20 2018-05-24 スズキ株式会社 燃料電池ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045233A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 トヨタ紡織株式会社 エアクリーナ
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