JP2509918Y2 - 内燃機関のエアクリ―ナ - Google Patents
内燃機関のエアクリ―ナInfo
- Publication number
- JP2509918Y2 JP2509918Y2 JP1989111413U JP11141389U JP2509918Y2 JP 2509918 Y2 JP2509918 Y2 JP 2509918Y2 JP 1989111413 U JP1989111413 U JP 1989111413U JP 11141389 U JP11141389 U JP 11141389U JP 2509918 Y2 JP2509918 Y2 JP 2509918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- internal combustion
- combustion engine
- upstream
- intake passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内燃機関のエアクリーナに関するものであ
る。
る。
(従来の技術) エアクリーナは内燃機関に接続される吸気通路の先端
部に取付けられ、その本体には外気を導入するインレッ
トパイプと上記吸気通路に連結するアウトレットパイプ
とを突設している。(例えば実開昭60-162265号公報) (考案が解決しようとする問題点) 内燃機関のトルクチューニングは中・低速用の場合で
は吸気通路の上流側すなわちスロットルボディからエア
クリーナまでの間の吸気通路の長さを変えることにより
調整できることが判明している。
部に取付けられ、その本体には外気を導入するインレッ
トパイプと上記吸気通路に連結するアウトレットパイプ
とを突設している。(例えば実開昭60-162265号公報) (考案が解決しようとする問題点) 内燃機関のトルクチューニングは中・低速用の場合で
は吸気通路の上流側すなわちスロットルボディからエア
クリーナまでの間の吸気通路の長さを変えることにより
調整できることが判明している。
従って、低速用のトルクアップを目指すためには、上
記吸気通路を所定長さに延長する必要がある。
記吸気通路を所定長さに延長する必要がある。
しかしながら、エンジンルーム内でのレイアウトの制
約からエアクリーナの位置を変えずに上記吸気通路の延
長を図ることは困難であり、従って従来のようにエアク
リーナ本体からアウトレットパイプが突出した構造では
上記吸気通路の延長は望めないという問題がある。
約からエアクリーナの位置を変えずに上記吸気通路の延
長を図ることは困難であり、従って従来のようにエアク
リーナ本体からアウトレットパイプが突出した構造では
上記吸気通路の延長は望めないという問題がある。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、エアクリーナの位置を変えるこ
となく吸気通路を所定長さだけ延長できるようにした内
燃機関のエアクリーナを提供することにある。
の目的とするところは、エアクリーナの位置を変えるこ
となく吸気通路を所定長さだけ延長できるようにした内
燃機関のエアクリーナを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、実施例図面第1〜3図に示すように、サー
ジタンク8と上流側のエアクリーナ2を連結する吸気通
路5にエアフローセンサ4を設けた内燃機関において、
このエアフローセンサ4に所定長さの上流側通路部4aを
突設し、この上流側通路部4aを挿入する凹部3を上記エ
アクリーナ2に設けるとともに、この凹部3に上流側通
路部4aの挿入長さを規制するフランジ3bを形成した内燃
機関のエアクリーナである。
ジタンク8と上流側のエアクリーナ2を連結する吸気通
路5にエアフローセンサ4を設けた内燃機関において、
このエアフローセンサ4に所定長さの上流側通路部4aを
突設し、この上流側通路部4aを挿入する凹部3を上記エ
アクリーナ2に設けるとともに、この凹部3に上流側通
路部4aの挿入長さを規制するフランジ3bを形成した内燃
機関のエアクリーナである。
(作用) スロットルボディ6からエアクリーナ2に至る吸気通
路5の上流側端部に接続するエアフローセンサ4の上流
側通路部4aの所定長さlを、エアクリーナ2に形成した
凹部3に挿入するため、吸気通路5はこの所定長さlだ
け延長される。
路5の上流側端部に接続するエアフローセンサ4の上流
側通路部4aの所定長さlを、エアクリーナ2に形成した
凹部3に挿入するため、吸気通路5はこの所定長さlだ
け延長される。
すなわち、エアクリーナ2の設置位置を変更すること
なく上記吸気通路5がトルクアップに必要な所定長さl
だけ実質的に延長されたことになる。
なく上記吸気通路5がトルクアップに必要な所定長さl
だけ実質的に延長されたことになる。
また、エアクリーナ2の凹部3にフランジ3bが設けら
れているためエアフローセンサ4の取付け工程が容易と
なる。
れているためエアフローセンサ4の取付け工程が容易と
なる。
(実施例) 図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
1はエンジン本体、2はエアクリーナで、3個のボル
トによりトランスミッション(図示省略)の上部に固設
されている。
トによりトランスミッション(図示省略)の上部に固設
されている。
また、エアクリーナ2はその吸気流出側開口部に凹部
3を形成し、この凹部3の筒状体3aの上流側端部にフラ
ンジ3bを形成している。
3を形成し、この凹部3の筒状体3aの上流側端部にフラ
ンジ3bを形成している。
そして凹部3には着脱自在にエアフローセンサ4の上
流側通路部4aの所定長さlだけ嵌装されている。
流側通路部4aの所定長さlだけ嵌装されている。
5は上流側吸気通路で、上流端にエアフローセンサ4
を接続し、下流端にスロットルボディ6を接続してい
る。
を接続し、下流端にスロットルボディ6を接続してい
る。
7はサージタンク取付けフランジ、8はサージタン
ク、9はインティクマニホールドである。
ク、9はインティクマニホールドである。
エアクリーナ2の吸気流入側端部には、インレットパ
イプ10及び吸入音用マフラー11の取付けパイプ11aを設
けている。
イプ10及び吸入音用マフラー11の取付けパイプ11aを設
けている。
インレットパイプ10は先端に外気吸入口12a有し、エ
ンジン本体1に固設されたエアダクト12に接続してい
る。
ンジン本体1に固設されたエアダクト12に接続してい
る。
従って、低速用のトルクアップに必要な上流側吸気通
路5の長さは、エアクリーナ2の凹部3内に挿入された
エアフローセンサ4の上流側通路部4aの所定長さlだけ
従来のアウトレットパイプがエアクリーナから突出した
場合に比べて延長されたことになり、それだけトルクア
ップにつながる。
路5の長さは、エアクリーナ2の凹部3内に挿入された
エアフローセンサ4の上流側通路部4aの所定長さlだけ
従来のアウトレットパイプがエアクリーナから突出した
場合に比べて延長されたことになり、それだけトルクア
ップにつながる。
なお、エアクリーナ2に形成された凹部3はエアクリ
ーナ2内のエレメント(図示省略)の有効濾過面積を損
なわないように形成されている。
ーナ2内のエレメント(図示省略)の有効濾過面積を損
なわないように形成されている。
(考案の効果) 本考案によれば、内燃機関のの中・低速用のトルクチ
ューニングに必要な上流側吸気通路の延長が、エアクリ
ーナの位置を変更することなく、すなわちエンジンルー
ム内のレイアウトを損なわないで可能となる。
ューニングに必要な上流側吸気通路の延長が、エアクリ
ーナの位置を変更することなく、すなわちエンジンルー
ム内のレイアウトを損なわないで可能となる。
また、エアクリーナに形成した凹部にフランジを設け
ているため、エアフローセンサを挿入するだけで位置決
めと取付けが同時に可能となり、作業工程の簡素化を図
れる。
ているため、エアフローセンサを挿入するだけで位置決
めと取付けが同時に可能となり、作業工程の簡素化を図
れる。
第1図は、本考案のエアクリーナを設置した内燃機関の
全体構成図である。 第2図は、本考案のエアクリーナの平面図である。 第3図は、第2図のIII-III線矢視図である。 2……エアクリーナ 3……凹部 3a……筒状体 3b……フランジ 4……エアフローセンサ 4a……上流側吸気通路 5……吸気通路 8……サージタンク
全体構成図である。 第2図は、本考案のエアクリーナの平面図である。 第3図は、第2図のIII-III線矢視図である。 2……エアクリーナ 3……凹部 3a……筒状体 3b……フランジ 4……エアフローセンサ 4a……上流側吸気通路 5……吸気通路 8……サージタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大橋 陽子 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−156961(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】サージタンクと上流側のエアクリーナを連
結する吸気通路にエアフローセンサを設けた内燃機関に
おいて、該エアフローセンサに所定長さの上流側通路部
を突設し、該上流側通路部を挿入する凹部を上記エアク
リーナに設けるとともに、該凹部に上流側通路部の挿入
長さを規制するフランジを形成したことを特徴とする内
燃機関のエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111413U JP2509918Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 内燃機関のエアクリ―ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111413U JP2509918Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 内燃機関のエアクリ―ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0349362U JPH0349362U (ja) | 1991-05-14 |
JP2509918Y2 true JP2509918Y2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=31659892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989111413U Expired - Lifetime JP2509918Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 内燃機関のエアクリ―ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509918Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012925Y2 (ja) * | 1980-04-23 | 1985-04-25 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関の吸気装置 |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP1989111413U patent/JP2509918Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0349362U (ja) | 1991-05-14 |
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