JPH08527Y2 - 内燃機関の吸気消音装置 - Google Patents

内燃機関の吸気消音装置

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JPH08527Y2
JPH08527Y2 JP748990U JP748990U JPH08527Y2 JP H08527 Y2 JPH08527 Y2 JP H08527Y2 JP 748990 U JP748990 U JP 748990U JP 748990 U JP748990 U JP 748990U JP H08527 Y2 JPH08527 Y2 JP H08527Y2
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JP
Japan
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pipe
intake
bypass
internal combustion
combustion engine
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JP748990U
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English (en)
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JPH0399855U (ja
Inventor
謙一 松永
達也 河北
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関の吸気音を低減するための所謂サ
イドブランチ型の消音装置に関する。
〔従来の技術〕
内燃機関の吸気管ではその中を通る空気は圧力脈動を
持っており、吸気管の固有振動数と共鳴する脈動の周波
数において騒音はピークを呈する。
所謂サイドブランチ型の吸気消音装置は内燃機関の吸
気管に外端が閉鎖した側枝管を設けたものであり、例え
ば実開昭50-11104号にその一例が開示されている。サイ
ドブランチ型の消音装置により吸気管の固有振動数での
ピーク騒音のレベルを抑制することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
内燃機関は車両用の場合エンジン室内の限定された空
間に設置する必要がある。最近の内燃機関では排気ガス
浄化の要求等により種々のデバイス類が吸気管に設置さ
れており、利用可能な空間はますます狭くなっている。
特に、サイドブランチ型の吸気消音装置では側枝管は吸
気管より脇の方に延びるように設けられるため、エンジ
ン室内に設置する余地がない場合がある。
この考案はエンジン室内の空間が限定されている場合
にあっても搭載可能な吸気消音装置の構造を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案によれば、内燃機関のスロットル弁を迂回す
るように吸気管に接続されるバイパス通路と、該バイパ
ス空気通路に設けられ、バイパス空気流量を制御する制
御弁とを有した内燃機関の吸気装置において、特徴とす
るのは側枝管がバイパス空気通路の上流側端部の外側に
これを包囲するように設けられ、該側枝管の一端は吸気
管に開口され、他端は閉鎖されることにある。
〔作用〕
バイパス通路と側枝管との管に形成される環状の一端
が吸気管に開口し、他端が閉じた空間はサイドブランチ
型の消音装置として機能し、吸気騒音を低減する。
〔実施例〕
第1図はこの発明を電子制御燃料噴射内燃機関に応用
した実施例を示す。第1図において、10は電子制御内燃
機関の本体、12はサージタンク、14はスロットルボデ
ー、16はスロットル弁、18はエアフローメータである。
エアフローメータ18とスロットルボデー14とは可撓性材
料(ゴム等)により構成される蛇腹状の連結ホース20に
よって相互に連結される。サージタンク12は分岐管22に
よって各気筒の吸気ポートに接続される。26は各気筒の
分岐管22に設置された燃料インジェクタである。
スロットル弁16を迂回するバイパス通路28が具備さ
れ、このバイパス通路は樹脂製バイパス管29と、ゴム製
のバイパスホース30とから構成される。バイパス通路28
はその上流端で連結ホース20の箇所でスロットル弁16の
上流に開口し、下流端はアイドルスピード制御弁(ISC
弁)31を介してサージタンク12に接続される。スロット
ル弁16が全閉となるアイドル運転時において、ISC弁31
はスロットル弁16を迂回するバイパス管28内のバイパス
通路32を流れる空気量を制御する。即ち、設定のアイド
ル回転数が得られるようにISC弁31の開度が図示しない
周知の電子制御回路によって制御される。
この考案によれば、バイパス管28の上流端の周囲に同
軸に樹脂製の側枝管34が設けられ、二重管を構成してい
る。即ち、側枝管34とバイパス管29とは一端で二本のス
テー37によって一体成形され、他端は閉じた壁部341に
よって一体成形され、二重管アッセンブリを構成してい
る。このアッセンブリの一端に、ゴム製の連結ホース20
の側部に形成されるリップ部20-1が挿入され、図示しな
いクリップにより抜け止めされる。一端が閉鎖した環状
の空間36がバイパス管28と、側枝管34との管に形成さ
れ、この空間36の他端は吸気管内に開口し、この空間36
によって所謂サイドブランチ型の消音器が構成される。
即ち、吸気管内を流れる吸入空気の圧力は脈動するが、
吸気管の固有振動数と一致する脈動の周波数(エンジン
回転数)において吸気騒音のピークが出現する。空間36
はこの吸気騒音のピークを抑制する機能を持っている。
そのため、騒音の低減効果が発揮される。
樹脂製の二重管アッセンブリの他端からバイパス管29
が突出しており、バイパスホース30の一端が挿入され、
バイパスホース30の他端はISC弁31の入口ポート31-1に
挿入される。
実施例ではバイパス管29及び側枝管34により構成され
る二重管アッセンブリは連結ホース20のところで吸気管
に接続されている。連結ホース20以外の吸気管に接続し
たとすると、吸気管の全長が限定されるエンジン室の場
合は、その分蛇腹状の連結ホースの長さが短縮され、エ
ンジンのローリングを吸収するという蛇腹状の連結ホー
スの機能が不十分となり、吸気管が耐久性が悪化する恐
れがある。この実施例では連結ホース20の部分に接続さ
れているため、連結ホースの長さは従来と同一に維持さ
れ、必要な耐久性を確保することができる。
〔効果〕
この考案によれば、既存の部品である吸気バイパス通
路と二重管を構成する側枝管を設け、その間に形成され
る空間によってサイドブランチ型の消音装置を構成して
いる。そのため、エンジン室内の限定された空間の有効
利用を図った上で所期の消音効果を発揮することができ
る。
二重管として構成することで、吸気管構成物の総合的
な強度を高めることができる。
ISCのバイパス通路28を空気が流れる場合上流よりの
空気中に含まれる水分や、サージタンク12より逆流され
るオイル分が壁面を伝わってバイパス通路28に流入する
場合、バイパス通路28の開口端が側枝管34より離間して
いるため、バイパス通路への水、オイルの流入が防止さ
れ、ISC弁の詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の吸気装置を概略図。 第2図は第1図のII-II線に沿って示される二重管の端
面図。 10……エンジン本体、12……サージタンク、14……スロ
ットルボデー、16……スロットル弁、18……エアフロー
メータ、20……連結ホース、26……インジェクタ、28…
…バイパス通路、29……バイパス管、30……バイパスホ
ース、31……ISC弁、34……側枝管、36……環状空間、3
7……ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のスロットル弁を迂回するように
    吸気管に接続されるバイパス空気通路と、該バイパス空
    気通路に設けられ、バイパス空気流量を制御する制御弁
    とを有した内燃機関の吸気装置において、側枝管がバイ
    パス空気通路の上流側端部の外側にこれを包囲するよう
    に設けられ、該側枝管の一端は吸気管に開口され、他端
    は閉鎖されることを特徴とする内燃機関の吸気消音装
    置。
JP748990U 1990-01-31 1990-01-31 内燃機関の吸気消音装置 Expired - Lifetime JPH08527Y2 (ja)

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JPH0399855U JPH0399855U (ja) 1991-10-18
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JP2003097371A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気装置

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