JPS5910342Y2 - 内燃機関の二次空気供給装置 - Google Patents

内燃機関の二次空気供給装置

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JPS5910342Y2
JPS5910342Y2 JP13288178U JP13288178U JPS5910342Y2 JP S5910342 Y2 JPS5910342 Y2 JP S5910342Y2 JP 13288178 U JP13288178 U JP 13288178U JP 13288178 U JP13288178 U JP 13288178U JP S5910342 Y2 JPS5910342 Y2 JP S5910342Y2
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JP
Japan
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secondary air
pipe
branch
branch pipes
air introduction
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JP13288178U
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JPS5549052U (ja
Inventor
三樹夫 中島
幸明 安達
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、排気管内に脈動的に生ずる負圧によって開閉
する逆止弁であるリード弁を備えた吸引式の二次空気導
入システムにおいて、排気管からの熱によるシステムの
温度上昇を効果的に押えることができる構造に関する。
空気吸引(エアサクション)式の二次空気導入システム
では、二次空気導入通路にリード弁を設け、排気管内に
脈動的に生ずる負圧によってリード弁を開とさせて空気
クリーナからの空気を排気マニホルドに吸引させ、排気
管内が正圧のときはり一ド弁を閉として排気ガスが空気
クリーナ側に逆流するのを防止している。
ところで、かかるリード弁を備えたシステムでは高温の
排気ガスがリード弁に作用するためここの温度は上昇し
易い。
そして、そのリード弁の弁座の部分には密封性の向上の
ためゴム製のシール部品が使用されている。
従って、この温度上昇によって耐熱性の弱いゴム部品が
早期に劣化する欠点が避けられない。
従って本考案の目的はリード弁の温度上昇を簡単な構造
にも係わらず効果的に押えることのできる新規なシステ
ムを提供することにある。
以下添附図面によって本考案を具体的に説明する。
本考案の二次空気供給装置を示す第1図において、10
はエンジン本体で、ここからの排気ガスは排気マニホル
ド12を介して、排気パイプ14に排出される。
この実施例ではエンジン10は4気筒であるため、排気
マニホルド12は4個の枝管12a−dを備えている。
16は、二次空気を排気マニホルド12に導入するため
の空気導入パイプで、対応する排気マニホルドの枝管1
2a−dに一端が夫々接続される枝管16a−dと、共
通管17とより或る。
共通管17は一端(下流端)17′で閉じていてこれに
近接して各枝管16a−dの他端が接続される。
共通管17の他端(上流端)はリード弁18に接続され
ている。
即ち、このリード弁18は弁座20上に弾性舌片である
リード22を片持取付けて或るものであり、リード22
の側は二次空気導入通路17に、一方弁座20の側はエ
ンジンの空気クリーナ24に夫々按続されている。
排気マニホルド16内が負圧になるとリード22は弁座
20から離れて二次吸気の排気マニホルド16への導入
が可能となり、排気マニホルドが正圧のときは排気ガス
の圧力はリード22を弁座20に着座させて、排気ガス
の逆流を防止する。
以上のリード弁式のシステムでは空気導入パイプ16の
枝管16a−dと排気マニホルド12の枝管12a−d
との結合部を燃焼室に近接して設けなければならない関
係上、排気マニホルド12内か正圧のときは高温の排気
ガスがリード弁18に作用する結果、弁座20のゴム製
部品が劣化し易い。
これを防止するべく本考案にあっては、一部の気簡に接
続される二次空気導入パイプ16の枝管16 a, 1
6 b, 16 C、又は16d、コノ実施例では一番
気筒に接続される枝管16 aに絞り30を設けている
このように絞り30を設けることによって、排気マニホ
ルド内での排気脈動の影響が和らげられる。
即ち、排気管内の圧力は正圧と負圧との間を交互に変化
する脈動状態を呈している。
正圧のとき排気管内の排気ガスの、リード弁18への側
への逆流が生ずる。
絞リ36は排気脈動があっても、それを緩和して二次空
気導入パイプ16へ伝達ずる。
そのため、そのような排気ガスの逆流を可及的に抑制す
る働きを行い、そのためリード弁18内の温度が下る効
果がある。
第2A図のグラフは、二次空気導入通路17の断面積に
対する絞リ30の断面積の比Rと、リード弁18内の温
度との比の関係を示すグラフであり、これから明らかの
ように、絞り30を小さく設定することによってリード
弁内の温度Tをゴムの耐熱限界Tg以下に押えられる。
また、絞り30は第1番目の気筒、即ち一部の気簡にの
み設置しており、他の枝管16 b, 16 C,16
dには設置しないことから全体的な二次空気量が影響を
受けることはない。
第2B図は同じくRと、全体的な二次空気流量との関係
グラフであるがこれから明らかなように、絞りの比Rを
0.25程度にまで絞っても二次空気量は実質上影響さ
れない。
これは、絞り30を有した枝管16 a以外の枝管16
b−dから、絞リ30による流量低下に見合う分だけ排
気系に吸引されるからと考えられる。
絞り30の形或の仕方としては第3図のように、エンジ
ン本体10内の排気ポー} 30への二次空気供給パイ
プ16の枝管のうちの一つの枝管16 aの接続端であ
るノズル32に絞り30′を設けたり、又第4図のよう
に、一つの枝管16 aのノズル32の内径dを小さく
しても良い。
第5図に示す第二の実施例では、排気マニホルド112
が第一の部分112Aと第二の部分112Bとより或る
デュアル型である点が異る。
夫々の部分112 A, 112 Bは対応する二次空
気供給パイプ116A,116Bを介して第1及び第2
のリード弁118A,118Bに接続している。
少くとも一つの気簡に接続される二次空気パイプの枝管
、この例ではパイプ116Aの枝管116Aaに、第1
図と同様に絞り130が設けられる。
この実施例でも第2A,2B図と同様なリード弁の温度
低減効果が得られる。
以上述べたように本考案によれば一部の気簡に結合され
る二次空気導入パイプの枝管に絞りを設けるという簡単
な構成にも係わらず機関への必要2次空気流量は少くも
影響する−ことなくリード弁内の温度上昇を効果的に押
えることができその結果ゴム製部品の寿命が向上する効
果が奏せられる。
尚、第1,4図では一つの気簡にのみ絞りを設けている
が二つ以上の気簡に設けても同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の二次空気導入システムを示す図、第2
A図、及び第2B図は本考案におけるリードバルブ内温
度、二次空気流量特性を示すグラフ、第3、第4図は絞
りの形或の実施例を示す図、第5図はデュアル型の排気
マニホルドに本考案を応用した実施例を示す図。 12・・・排気マニホルド、17・・・二次空気導入通
路、18・・・リード弁、30・・・絞り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二次空気を内燃機関の排気マニホルド12に導入するた
    めの二次空気導入パイプ16を備え、そのパイプ16は
    、機関の燃焼室に近接したところで排気マニホルド12
    の各枝管12 a, 12 b, 12 C, 12d
    に一端が連結された枝管16 a, 16 b, 16
    C,16dと、枝管16 a, 16 b, 16
    C, 16 d(7)他端が接続される一端の閉じたか
    つ内径が枝管16a,16b, 16 C, 16 d
    より大きい共通管17とより威り、共通管17の他端に
    機関の排気通路内の圧力脈動によって大気に対して開閉
    される逆止弁18が設けられる吸引式の二次空気導入装
    置において、二次空気導入パイプ16の枝管16a,
    16b, 16C,16dのうちの一部16aは内径の
    狭められた絞り30を有し、残りの枝管16 b, 1
    6 C, 16 dはそのような絞りを有さす、紋り3
    0は逆止弁側の温度上昇を同逆止弁18の部品の耐熱限
    界Tg以下に押えることのできる内径寸法を持っている
    内燃機関の二次空気供給装置。
JP13288178U 1978-09-29 1978-09-29 内燃機関の二次空気供給装置 Expired JPS5910342Y2 (ja)

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JP13288178U JPS5910342Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 内燃機関の二次空気供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5549052U JPS5549052U (ja) 1980-03-31
JPS5910342Y2 true JPS5910342Y2 (ja) 1984-04-02

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