JP2860601B2 - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents

車両用エンジンの吸気装置

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用エンジンの吸気装置に関する。
(従来技術) エンジンの吸気通路と、該吸気通路の吸気上流に配設
されたエアクリーナを介して前記吸気通路に連通し該エ
アクリーナから更に吸気上流に延びる吸気ダクトとは、
吸気騒音が吸気装置の外部に漏出するのを防止する必要
上、充分な長さを要する。吸気通路と吸気ダクトの長さ
を充分に取るための方策として、従来、吸気通路をエン
ジンから車体前方に延ばし、エンジンルームの前端部に
配設されたラジエータの近傍で吸気通路をエアクリーナ
に接続し、さらにエアクリーナから吸気ダクトを延ばす
ようにした車両用エンジンの吸気装置が一般に採用され
てきた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の車両用エンジンの吸気装置にあって
は、ラジエータの近傍で吸気通路と、エアクリーナと、
吸気ダクトとの接続が行われるために、ラジエータの近
傍での吸気装置の配置が複雑になり、吸気装置とラジエ
ータファンとが干渉して、ラジエータファンからエンジ
ンに送られる冷却用空気の流れが妨げられるという問題
があった。
従って本発明の目的は、ラジエータファンとの干渉を
起こすことなく、吸気通路と吸気ダクトの長さを充分に
取ることができる、車両用エンジンの吸気装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明においては、ラジ
エータファンの車体外方側方に配設された吸気ダクト
と、該吸気ダクトの吸気下流側端の上方に且つ前記吸気
ダクトの吸気下流側端から車体後方にオフセットされ、
且つラジエータファンの車体外方側方の上方に配設さ
れ、前記吸気ダクトの吸気下流側端と連通するエアクリ
ーナと、前記吸気ダクトの吸気下流側端と前記エアクリ
ーナとの間の連通路の一部を形成し、前記吸気ダクトの
吸気下流側端から前記エアクリーナに向けて車体後方上
方に延びるデフレクタと、前記エアクリーナからラジエ
ータファンの上方を車体後方に延びる吸気通路とから成
ることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置を提供す
る。
(作用) 本発明の上記構成によれば、吸気ダクトはラジエータ
ファンの車体外方側方に配設され、エアクリーナはラジ
エータファンの車体外方側方の上方に配設され、吸気通
路はラジエータファンの上方に配設されているので、何
れも、ラジエータファンと干渉しない。また、エアクリ
ーナが吸気ダクトの吸気下流側端の上方に且つ吸気ダク
トの吸気下流側端から車体後方にオフセットされて配設
され、吸気ダクトの吸気下流側端とエアクリーナとの連
通路の一部を形成するデフレクタが吸気ダクト吸気ダク
トの吸気下流側端からエアクリーナに向けて車体後方上
方に延びているので、吸気ダクトからエアクリーナに流
入する吸気流の方向はデフレクタにより徐々に上向きか
ら車体後方向きに変えられる。従って吸気流のスムーズ
さが維持され、吸気流の方向を上向きから車体後方向き
に直角に変えることによる吸気抵抗の増大が防止され
る。
(実施例) 以下添付図に基づいて、本発明の実施例を説明する。
第1図〜第3図において、1は、本発明の実施例に係
る車両の吸気装置を構成する吸気ダクトである。吸気ダ
クト1は、エンジンルームの前端部に配設されたラジエ
ータ2、ラジエータファン3の車体外方側方に配設され
ている。吸気ダクト1は、ラジエータ2に冷却水を補給
するための、ラジエータ2の車体外方側方に配設された
サブタンク4との干渉を避けるために、サブタンク4の
車体外方側方からサブタンク4の下方を通ってラジエー
タファン3とサブタンク4との間で上方に延び、ラジエ
ータファンの頂部近傍の高さ位置で終端している。吸気
ダクト1は、サブタンク4の下方で、サブタンク4の下
部に連設されたレゾネータチャンバ5、すなわち吸気騒
音を減少させるための消音器に連通している。
吸気ダクト1の終端部、すなわち吸気下流側端1aは該
端の上方に配設されたエアクリーナ6に連通している。
エアクリーナ6は前記吸気ダクトの吸気下流側端1aから
車体後方にオフセットされ、且つラジエータファン3の
車体外方側方の上方に配設されている。吸気ダクトの吸
気下流側端1aの車体前方部分と、吸気ダクトの吸気下流
側端1aから車体後方にオフセットされたエアクリーナ6
の前端壁との間には、吸気ダクトの吸気下流側端1aとエ
アクリーナ6との間の連通路の一部を形成し、吸気ダク
トの吸気下流側端1aからエアクリーナ6の前端壁に向け
て車体後方上方に延びる壁、すなわちデフレクタ7が配
設されている。
エアクリーナ6からは吸気通路8がラジエータファン
3の上方を車体後方に延びて、図示しない車両用エンジ
ンのサージタンクに接続している。
上記の如くに構成された、本実施例に係る車両用エン
ジンの吸気装置にあっては、吸気は、吸気ダクト1を通
り、サブタンク4の車体外方側方からサブタンク4の下
方を通ってラジエータファン3とサブタンク4との間で
上方に流れ、吸気ダクトの吸気下流側端1aからエアクリ
ーナ6の前端壁に向けて車体後方上方に延びるデフレク
タ7により案内されて、徐々に上向きから車体後方向き
に流れの方向を変えつつ、エアクリーナ6に流入し、さ
らに、エアクリーナ6からラジエータファン3の上方を
車体後方に延びる吸気通路8を通って図示しない車両用
エンジンのサージタンクに流入する。
吸気ダクト1はラジエータファン3の車体外方側方に
配設され、エアクリーナ6はラジエータファン3の車体
外方側方の上方に配設され、吸気通路8はラジエータフ
ァン3の上方に配設されているので、何れも、ラジエー
タファン3と干渉しない。従ってラジエータファン3か
ら図示しないエンジンにむけて車体後方に送られる冷却
用空気の流れが妨げられことはない。また、吸気ダクト
1の吸気下流側端1aからエアクリーナ6に向けて車体後
方上方に延びるデフレクタ7により、吸気ダクト1から
エアクリーナ6に流入する吸気流の向きが徐々に上向き
から車体後方向きに変えられるので、吸気の流れのスム
ーズさが維持される。
(効果) 以上の説明した如く、本発明においては、吸気ダクト
をラジエータファンの車体外方側方に配設し、エアクリ
ーナをラジエータファンの車体外方側方の上方に配設
し、吸気通路をラジエータファンの上方に配設したの
で、何れも、ラジエータファンと干渉しない。従って本
発明により、ラジエータファンとの干渉を起こすことな
く、吸気通路と吸気ダクトの長さを充分に取ることがで
きる、車両用エンジンの吸気装置が提供される。
また、エアクリーナが吸気ダクトの吸気下流側端の上
方に且つ吸気ダクトの吸気下流側端から車体後方にオフ
セットされて配設され、吸気ダクトの吸気下流側端とエ
アクリーナとの連通路の一部を形成するデフレクタが吸
気ダクト吸気ダクトの吸気下流側端からエアクリーナに
向けて車体後方上方に延びているので、吸気ダクトから
エアクリーナに流入する吸気流の方向はデフレクタによ
り徐々に上向きから車体後方向きに変えられる。従って
吸気流のスムーズさが維持され、吸気流の方向を上向き
から車体後方向きに直角に変えることによる吸気抵抗の
増大が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る車両用エンジンの吸気
装置の平面図である。 第2図は、第1図のII−II矢視図である。 第3図は、第1図のIII−III矢視図である。 1……吸気ダクト、 2……ラジエータ、 3……ラジエータファン、 6……エアクリーナ、 7……デフレクタ、 8……吸気通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 35/16 B60K 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータファンの車体外方側方に配設さ
    れた吸気ダクトと、該吸気ダクトの吸気下流側端の上方
    に且つ前記吸気ダクトの吸気下流側端から車体後方にオ
    フセットされ、且つラジエータファンの車体外方側方の
    上方に配設され、前記吸気ダクトの吸気下流側端と連通
    するエアクリーナと、前記吸気ダクトの吸気下流側端と
    前記エアクリーナとの間の連通路の一部を形成し、前記
    吸気ダクトの吸気下流側端から前記エアクリーナに向け
    て車体後方上方に延びるデフレクタと、前記エアクリー
    ナからラジエアタファンの上方を車体後方に延びる吸気
    通路とから成ることを特徴とする車両用エンジンの吸気
    装置。
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