JPH0770106A - 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法 - Google Patents

5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法

Info

Publication number
JPH0770106A
JPH0770106A JP23577493A JP23577493A JPH0770106A JP H0770106 A JPH0770106 A JP H0770106A JP 23577493 A JP23577493 A JP 23577493A JP 23577493 A JP23577493 A JP 23577493A JP H0770106 A JPH0770106 A JP H0770106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dioxolan
formula
methylene
ones
tertiary amine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23577493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2867847B2 (ja
Inventor
Masahiro Torihara
正浩 鳥原
Hironobu Tamai
洋進 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP23577493A priority Critical patent/JP2867847B2/ja
Publication of JPH0770106A publication Critical patent/JPH0770106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2867847B2 publication Critical patent/JP2867847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 医薬品をはじめとする種々の有用物質の合成
原料として利用価値の高い5−メチレン−1,3−ジオ
キソラン−4−オン類を、低コストで効率よく、且つ工
業的に簡便に製造できるようにする。 【構成】 5−ハロゲノ−5−メチル−1,3−ジオキ
ソラン−4−オン類を脱ハロゲン化水素反応させて5−
メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類に変換す
る際に、脱ハロゲン化水素剤として炭素数4〜12のア
ルキル基で置換された第3級アミンを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品をはじめとする
種々の有用物質の合成原料として利用価値の高い5−メ
チレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】5−メチレン−1,3−ジオキソラン−
4−オン類は、非常に反応性が高いために、ディールス
アルダー反応におけるジエノフィルとして、あるいはマ
イケル反応におけるアクセプターとして広く用いられて
いる。例えば、2位に光学活性中心を導入した5−メチ
レン−1,3−ジオキソラン−4−オン類とシクロペン
タジエンとをディールスアルダー反応させて得られたス
ピロノルボルネン誘導体から、種々の生理活性物質の合
成原料として有用な光学活性2−ノルボルナノンを合成
することが提案されている(J.Mattay et
al.,Chem.Ber.,122,327(198
9))。
【0003】従来、5−メチレン−1,3−ジオキソラ
ン−4−オン類を製造する方法として以下に示す3種類
の方法が提案されている。
【0004】即ち、第1の方法は、以下の反応式
【0005】
【化4】 (式中、Rはアルキル基などの置換基である)に示すよ
うに、5−ブロモ−5−メチル−1,3−ジオキソラン
−4−オン類に、四塩化炭素中で1.5当量のトリエチ
ルアミンを4時間加熱還流下に反応させることにより5
−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類を約6
0%の収率で得るものである(J.Mattay et
al.,Chem.Ber.,122,327(19
89))。
【0006】第2の方法は、以下の反応式
【0007】
【化5】 (式中、Rはアルキル基などの置換基である)に示すよ
うに、5−ブロモ−5−メチル−1,3−ジオキソラン
−4−オン類に、ベンゼン中、室温で1.05当量の
1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデク−7−
エン(DBU)を反応させることにより5−メチレン−
1,3−ジオキソラン−4−オン類を約70%の収率で
得るものである(D.Seebach et al.,
Helv.Chim.Acta.,70,1104(1
987))。
【0008】第3の方法は、以下の反応式
【0009】
【化6】 (式中、Rはアルキル基などの置換基である)に示すよ
うに、5−フェニルスルホニルメチル−1,3−ジオキ
ソラン−4−オン類に、ジクロロメタン中、0℃で1.
3当量のDBUを2時間反応させることにより5−メチ
レン−1,3−ジオキソラン−4−オン類を約76%の
収率で得るものである(W.R.Roush et a
l.,J.Org.Chem.,57,3380(19
92))。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第1の方法の場合には、収率が約60%と低く、従って
工業的に大量に5−メチレン−1,3−ジオキソラン−
4−オン類を製造するための方法としては不十分である
という問題があった。
【0011】また、第2の方法の場合には、収率が70
%であり、第1の方法に比べ多少改善されているが工業
的に大量に5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−
オン類を製造するための方法としてはいまだ不十分であ
るという問題があった。また、使用するDBUは非常に
高価な試薬であるので、5−メチレン−1,3−ジオキ
ソラン−4−オン類の製造コストが高騰するという問題
もあった。
【0012】第3の方法の場合にも、DBUを使用して
いるので5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オ
ン類の製造コストが高騰するという問題があった。ま
た、原料の5−フェニルスルホニルメチル−1,3−ジ
オキソラン−4−オン類自体を製造するコストが非常に
高いという問題もあった。
【0013】本発明は、上述したような従来技術の課題
を解決しようとするものであり、医薬品をはじめとする
種々の有用物質の合成原料として利用価値の高い5−メ
チレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類を、低コス
トで効率よく、且つ工業的に簡便に製造できるようにす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、5−ハロ
ゲノ−5−メチル−1,3−ジオキソラン−4−オン類
を脱ハロゲン化水素反応させて5−メチレン−1,3−
ジオキソラン−4−オン類に変換する際に、脱ハロゲン
化水素剤として、特定範囲の炭素数を有するアルキル基
で置換された第3級アミンを使用することにより上述の
目的が達成できることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
【0015】即ち、本発明は、式(1)
【0016】
【化7】 (式中、Rは、メチル、エチル、イソプロピル、シク
ロヘキシルなどの置換もしくは未置換のアルキル基、ま
たは、フェニル、トルイル、ナフチル、フロイルなどの
置換もしくは未置換のアリール基である)で表わされる
5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類を製
造する方法において:式(2)
【0017】
【化8】 (式中、Rは式(1)で定義した通りであり、Xはク
ロロ、ブロモなどのハロゲンである)で表わされる5−
ハロゲノ−5−メチル−1,3−ジオキソラン−4−オ
ン誘導体を、式(3)
【0018】
【化9】 (式中、R、R及びRはそれぞれ独立的に炭素数
4〜12のアルキル基である)で表される第3級アミン
と反応させることにより式(1)の化合物に変換するこ
とを特徴とする製造方法を提供する。
【0019】以下、本発明を詳細に説明する。
【0020】本発明においては、式(2)の5−ハロゲ
ノ−5−メチル−ジオキソラン−4−オン誘導体に脱ハ
ロゲン化水素剤として式(3)の第3級アミンを作用さ
せて脱ハロゲン化水素反応を行うことを特徴とする。具
体的には、式(2)の5−ハロゲノ−5−メチル−ジオ
キソラン−4−オン誘導体と式(3)の第3級アミンと
の混合物を、好ましくは室温〜150℃、より好ましく
は50〜100℃の温度範囲内で加熱撹拌することによ
り脱ハロゲン化水素反応を行うことができる。この場
合、式(2)の5−ハロゲノ−5−メチル−ジオキソラ
ン−4−オン誘導体に対して式(3)の第3級アミンを
好ましくは1.0〜10.0当量、より好ましくは1.
0〜1.5当量使用する。
【0021】なお、本発明において使用する第3級アミ
ンは、式(3)に示すように、炭素数4〜12、好まし
くは8〜10のアルキル基で置換されたものを使用する
必要がある。これは、炭素数が4未満又は12を超える
場合には脱ハロゲン化水素反応の収率が低下するからで
ある。ここで、式(3)の第3級アミン中のアルキル基
、R及びRは、鎖状でも分岐状でも環状でもよ
く、例えば、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、シ
クロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基な
どを例示することができる。また、アルキル基R、R
及びRは同一でも異なってもよい。
【0022】本発明において脱ハロゲン化水素反応時に
は溶媒を使用しなくてもよいが、必要に応じて反応に悪
影響を及ぼさないような、ベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪
族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
等のエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素、ジクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化物等を使
用してもよい。
【0023】脱ハロゲン化水素反応後、反応液から常法
に従って目的物の5−メチレン−1,3−ジオキソラン
−4−オン類を単離することができる。例えば、反応液
を水で洗浄した後、その有機層から溶媒を減圧留去し、
残渣を減圧蒸留することにより5−メチレン−1,3−
ジオキソラン−4−オン類を得ることができる。
【0024】なお、本発明の製造方法の出発原料である
式(2)の5−ハロゲノ−ジオキソラン−4−オン誘導
体は、種々の方法により製造することができる。例え
ば、J.Mattay et al.,Chem.Be
r.,122,327(1989)に開示された方法に
従って製造することができる。
【0025】
【作用】本発明においては、5−ハロゲノ−5−メチル
−1,3−ジオキソラン−4−オン類に脱ハロゲン化水
素剤を作用させて5−メチレン−1,3−ジオキソラン
−4−オン類に変換する。この脱ハロゲン化水素剤とし
て、特定範囲の炭素数を有するアルキル基で置換された
第3級アミンを使用する。これにより、収率よく脱ハロ
ゲン化水素反応を行うことが可能となる。また、このよ
うな第3級アミンは入手が容易で廉価なものであり、従
って、脱ハロゲン化水素反応を工業的にスケールアップ
することが容易であり、従って、目的物の製造コストを
抑制することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の製造方法を実施例により具体
的に説明する。
【0027】なお、実施例及び比較例の出発原料である
2−tert−ブチル−5−ブロモ−5−メチル−1,
3−ジオキソラン−4−オンは、J.Mattay e
tal.,Chem.Ber.,122,327(19
89)に開示された方法に従って製造されたものを使用
した。
【0028】実施例1 2−tert−ブチル−5−メチル−1,3−ジオキソ
ラン−4−オン2.37gをシクロヘキサン50mlに
溶解した。その溶液にn−デカン0.50g(ガスクロ
マトグラフィ分析用の内部標準物質)と、トリオクチル
アミン3.89gとを添加し、2時間、加熱還流させて
脱ハロゲン化水素反応を行った。反応液をガスクロマト
グラフィにより分析したところ、転化率100%、収率
93%で2−tert−ブチル−5−メチレン−1,3
−ジオキソラン−4−オンが生成していることが確認で
きた。
【0029】反応液を放冷した後、水、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、溶媒のシクロヘ
キサンを減圧留去し、得られた残渣を減圧蒸留すること
により目的物の2−tert−ブチル−5−メチレン−
1,3−ジオキソラン−4−オン1.33gを得た(単
離収率85%)。この化合物の物性データを以下に示
す。
【0030】沸点:59〜96〜97℃ H−NMR(300MHz,CDCl,δ):0.
97(9H,s),4.85(1H,d,J=2.7H
z),5.12(1H,d,J=2.7Hz),5.4
3(1H,s)13 C−NMR(75.5MHz,CDCl,δ):
24.4,37.5,92.6,111.1,146.
0,162.6。
【0031】実施例2 シクロヘキサンに代えて四塩化炭素を使用する以外は実
施例1と同様に脱ハロゲン化水素反応を行ったところ、
反応時間1時間で転化率100%、収率90%で2−t
ert−ブチル−5−メチレン−1,3−ジオキソラン
−4−オンが生成していることが確認できた。
【0032】実施例3 トリオクチルアミンに代えてトリブチルアミン2.04
gを使用する以外は実施例1と同様に脱ハロゲン化水素
反応を行ったところ、反応時間2時間で転化率100
%、収率77%で2−tert−ブチル−5−メチレン
−1,3−ジオキソラン−4−オンが生成していること
が確認できた。
【0033】実施例4 シクロヘキサンに代えてヘプタンを使用し、且つトリオ
クチルアミンに代えてトリブチルアミン2.04gを使
用する以外は実施例1と同様に脱ハロゲン化水素反応を
行ったところ、反応時間1時間で転化率100%、収率
78%で2−tert−ブチル−5−メチレン−1,3
−ジオキソラン−4−オンが生成していることが確認で
きた。
【0034】比較例1 トリオクチルアミンに代えてトリエチルアミン5.06
gを使用する以外は実施例1と同様に脱ハロゲン化水素
反応を行ったところ、反応時間を6時間に延長しても転
化率は92%で100%に達せず、しかも2−tert
−ブチル−5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−
オンの収率は53%と低いものであった。
【0035】比較例2 トリオクチルアミンに代えてトリプロピルアミン7.1
6gを使用する以外は実施例1と同様に脱ハロゲン化水
素反応を行ったところ、反応時間を6時間に延長しても
転化率は80%で100%に達せず、しかも2−ter
t−ブチル−5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4
−オンの収率は38%と低いものであった。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、医薬品をはじめとして
種々の有用物質の合成原料として利用価値の高い5−メ
チレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類を、低コス
トで効率よく、且つ工業的に簡便に製造できる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、Rは置換もしくは未置換のアルキル基又はア
リール基である)で表わされる5−メチレン−1,3−
ジオキソラン−4−オン類を製造する方法において:式
(2)
【化2】 (式中、Rは式(1)で定義した通りであり、Xはハ
ロゲンである)で表わされる5−ハロゲノ−5−メチル
−1,3−ジオキソラン−4−オン誘導体を、式(3)
【化3】 (式中、R、R及びRはそれぞれ独立的に炭素数
4〜12のアルキル基である)で表される第3級アミン
と反応させることにより式(1)の化合物に変換するこ
とを特徴とする製造方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【化9】 (式中、R、R及びRはそれぞれ独立的に炭素数
4〜12のアルキル基である)で表される第3級アミン
と反応させることにより式(1)の化合物に変換するこ
とを特徴とする製造方法を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例1 2−tert−ブチル−5−プロモ−5−メチル−1,
3−ジオキソラン−4−オン2.37gをシクロヘキサ
ン50mlに溶解した。その溶液にn−デカン0.50
g(ガスクロマトグラフィ分析用の内部標準物質)と、
トリオクチルアミン3.89gとを添加し、2時間、加
熱還流させて脱ハロゲン化水素反応を行った。反応液を
ガスクロマトグラフィにより分析したところ、転化率1
00%、収率93%で2−tert−ブチル−5−メチ
レン−1,3−ジオキソラン−4−オンが生成している
ことが確認できた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】沸点:59.0〜61.5℃/6Torr H−NMR(300MHz,CDCl3’δ):0.
97(9H,s),4.85(1H,d,J=2.7H
z),5.12(1H,d,J=2.7Hz),5.4
3(1H,s)13 C−NMR(75.5MHz,CDCl3’δ):
24.4,37.5,92.6,111.1,146.
0,162.6。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、Rは置換もしくは未置換のアルキル基又はア
    リール基である)で表わされる5−メチレン−1,3−
    ジオキソラン−4−オン類を製造する方法において:式
    (2) 【化2】 (式中、Rは式(1)で定義した通りであり、Xはハ
    ロゲンである)で表わされる5−ハロゲノ−5−メチル
    −1,3−ジオキソラン−4−オン誘導体を、式(3) 【化3】 (式中、R、R及びRはそれぞれ独立的に炭素数
    4〜12のアルキル基である)で表される第3級アミン
    と反応させることにより式(1)の化合物に変換するこ
    とを特徴とする製造方法。
JP23577493A 1993-08-26 1993-08-26 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法 Expired - Fee Related JP2867847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23577493A JP2867847B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23577493A JP2867847B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0770106A true JPH0770106A (ja) 1995-03-14
JP2867847B2 JP2867847B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=16991045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23577493A Expired - Fee Related JP2867847B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2867847B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005044710A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Nec Corp 二次電池用電解液およびそれを用いた二次電池
US7316884B2 (en) 2001-10-23 2008-01-08 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 5-methylene-1,3-dioxolan-4-one derivatives, process for their production, polymers of the derivatives, resist compositions, and pattern formation process
WO2010084997A1 (ja) * 2009-01-26 2010-07-29 国立大学法人徳島大学 立体規則性の高い多官能性ポリマー及びその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316884B2 (en) 2001-10-23 2008-01-08 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 5-methylene-1,3-dioxolan-4-one derivatives, process for their production, polymers of the derivatives, resist compositions, and pattern formation process
JP2005044710A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Nec Corp 二次電池用電解液およびそれを用いた二次電池
JP4525018B2 (ja) * 2003-07-25 2010-08-18 日本電気株式会社 リチウム二次電池用電解液およびそれを用いたリチウム二次電池
WO2010084997A1 (ja) * 2009-01-26 2010-07-29 国立大学法人徳島大学 立体規則性の高い多官能性ポリマー及びその製造方法
US20110282004A1 (en) * 2009-01-26 2011-11-17 The University Of Tokushima Polyfunctional polymer of high stereoregularity and method for producing the same
CN102292360A (zh) * 2009-01-26 2011-12-21 国立大学法人德岛大学 立构规整度高的多官能聚合物及其制造方法
US8703890B2 (en) 2009-01-26 2014-04-22 The University Of Tokushima Polyfunctional polymer of high stereoregularity and method for producing the same
JP5496114B2 (ja) * 2009-01-26 2014-05-21 国立大学法人徳島大学 立体規則性の高い多官能性ポリマー及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2867847B2 (ja) 1999-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2867847B2 (ja) 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法
WO1985000037A1 (en) 4-chloro-4-methyl-5-methylene-1,3-dioxolan-2-one
US3910958A (en) Process for preparing arylacetic acids and esters thereof
US7323607B2 (en) Process for preparation of (+)-p-mentha-2,8-diene-1-ol
US3595878A (en) Methoxyphenyl- and phenyl-dialkyl-alpha-pyrone nitriles
JP2685716B2 (ja) 新規なフッ素化アルキル誘導体及びその製造方法
JPS597712B2 (ja) γ−ラクトン誘導体の製造法
US4808340A (en) Process for preparing methyl 4-oxo-5-tetradecynoate
JPS6234025B2 (ja)
JP3777407B2 (ja) カルボン酸誘導体の製造法
JP2653138B2 (ja) ハロアリルフランカルビノール類およびその製法
JP3634874B2 (ja) トリフルオロメチルアセチレン誘導体、その製造方法およびその中間体の製造方法
JPH02282376A (ja) シス―7―デセン―4―オリドの製造方法
JPH0572895B2 (ja)
KR20230154214A (ko) 알킬-4-옥소테트라히드로푸란-2-카르복실레이트의 제조 방법
Łysek et al. Formation of Chiral β-Silyl-Vinyl Ethers
Nahm et al. Metallophosphite-Induced Nucleophilic Acylation of α, β-Unsaturated Amides: Facilitated Catalysis by a Diastereoselective Retro [1, 4] Brook Rearrangement
JPS6222733A (ja) ω,ω′−ジクロロアルカンの製造法
JPS58162585A (ja) α−アシルラクトン類の製造方法
JPS6247171B2 (ja)
JPS6122045A (ja) ビフエニルテトラカルボン酸の製造方法
JPH0243732B2 (ja) Shinkinaarudehidokagobutsuoyobisonoseizohoho
JPH05255297A (ja) 新規なΔ▲α,β▼−ブテノリド誘導体およびその製造方法
JPS647979B2 (ja)
JPH0155255B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees