JPH0769769B2 - 表示兼入力ボード - Google Patents
表示兼入力ボードInfo
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- JPH0769769B2 JPH0769769B2 JP28584291A JP28584291A JPH0769769B2 JP H0769769 B2 JPH0769769 B2 JP H0769769B2 JP 28584291 A JP28584291 A JP 28584291A JP 28584291 A JP28584291 A JP 28584291A JP H0769769 B2 JPH0769769 B2 JP H0769769B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示兼入力ボード、特
に表示兼入力ボードの表面に、マグネット・マーカーを
付けて目視による管理を可能にすると同時に、背面の磁
気センサーによりその座標位置と属性をコンピュータ処
理の発生現場原始データとして収集する表示兼入力ボー
ドに関する。
に表示兼入力ボードの表面に、マグネット・マーカーを
付けて目視による管理を可能にすると同時に、背面の磁
気センサーによりその座標位置と属性をコンピュータ処
理の発生現場原始データとして収集する表示兼入力ボー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示ボードは、手書きで表示する
ことにより、一時的な情報管理を目的としたもの、ある
いは、記載された情報のコピーがとれる表示ボードであ
って、他の事務機器と関連を持たない単なる情報伝達用
のボードであった。
ことにより、一時的な情報管理を目的としたもの、ある
いは、記載された情報のコピーがとれる表示ボードであ
って、他の事務機器と関連を持たない単なる情報伝達用
のボードであった。
【0003】たとえば、製造業の工程の進捗管理におい
ては、作業の進捗管理をホワイト・ボードを用いて、製
造ライン番号・製造番号・商品名・数量・納期及び作業
の進捗状況を記入すると同時に、作業日報に記入してコ
ンピュータ管理用の原票を作成するような効率の悪い処
理が行われてきた。
ては、作業の進捗管理をホワイト・ボードを用いて、製
造ライン番号・製造番号・商品名・数量・納期及び作業
の進捗状況を記入すると同時に、作業日報に記入してコ
ンピュータ管理用の原票を作成するような効率の悪い処
理が行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本来、 一つ一つの進捗
管理は、作業の開始・進捗・中断・再開・終了等の状況
と作業進捗数量の把握を行い、納期期限内に納品できる
ように管理しなければならないものであるが、現在は少
量多品種の生産ニーズが多く、手書き管理では、ミスや
モレが発生して正確性及び作業効率の向上をはかりにく
いという問題点があった。
管理は、作業の開始・進捗・中断・再開・終了等の状況
と作業進捗数量の把握を行い、納期期限内に納品できる
ように管理しなければならないものであるが、現在は少
量多品種の生産ニーズが多く、手書き管理では、ミスや
モレが発生して正確性及び作業効率の向上をはかりにく
いという問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、目視による状況の把握を可能にし、
同時にその情報を収集してコンピュータによる管理用デ
ータとして利用し省力化をはかることができる表示兼入
力ボードを提供することを目的としている。
になされたもので、目視による状況の把握を可能にし、
同時にその情報を収集してコンピュータによる管理用デ
ータとして利用し省力化をはかることができる表示兼入
力ボードを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の表示兼入力ボー
ドは、表示兼入力ボードの表面に、帳票を貼る欄と情報
管理欄を有し、表示兼入力ボードの背面の帳票番号検出
用センサー部と情報管理欄の座標位置検出用センサー部
に、それぞれ3つの状態を識別するマトリックス状に配
列された磁気センサーを有し、表面に付けられたマグネ
ット・マーカーによる目視の管理を可能とし、かつマグ
ネット・マーカーの座標位置と3つの状態を識別するマ
イクロ・コンピュータ装置とを有し、ターン・アラウン
ド処理を可能にするコンピュータとの間でデータの受け
渡しを可能にしたものである。
ドは、表示兼入力ボードの表面に、帳票を貼る欄と情報
管理欄を有し、表示兼入力ボードの背面の帳票番号検出
用センサー部と情報管理欄の座標位置検出用センサー部
に、それぞれ3つの状態を識別するマトリックス状に配
列された磁気センサーを有し、表面に付けられたマグネ
ット・マーカーによる目視の管理を可能とし、かつマグ
ネット・マーカーの座標位置と3つの状態を識別するマ
イクロ・コンピュータ装置とを有し、ターン・アラウン
ド処理を可能にするコンピュータとの間でデータの受け
渡しを可能にしたものである。
【0007】また、表示兼入力ボードの情報管理欄にL
ED素子を配列し、マルチ・ポイント方式により接続さ
れた他の表示兼入力ボードとの関連情報の表示を可能に
したものである。
ED素子を配列し、マルチ・ポイント方式により接続さ
れた他の表示兼入力ボードとの関連情報の表示を可能に
したものである。
【0008】
【作用】この発明の表示兼入力ボードは、表示兼入力ボ
ードの背面に帳票番号の検出用センサー部と情報管理欄
の座標位置検出用センサー部に、それぞれ3つの状態を
識別する磁気センサーをマトリックス状に配列したこと
により、帳票欄に付けられたマグネット・マーカーから
帳票番号を検出して電気信号に変換し、コンピュータ処
理のデータを発生する。また、情報管理欄に付けられた
マグネット・マーカーから座標位置と3つの状態を検出
して電気信号に変換し、コンピュータ処理のデータを発
生する。
ードの背面に帳票番号の検出用センサー部と情報管理欄
の座標位置検出用センサー部に、それぞれ3つの状態を
識別する磁気センサーをマトリックス状に配列したこと
により、帳票欄に付けられたマグネット・マーカーから
帳票番号を検出して電気信号に変換し、コンピュータ処
理のデータを発生する。また、情報管理欄に付けられた
マグネット・マーカーから座標位置と3つの状態を検出
して電気信号に変換し、コンピュータ処理のデータを発
生する。
【0009】さらに、情報管理欄にLED素子を配列し
たことにより、マルチ・ポイント方式により接続された
他の表示兼入力ボードからの関連情報の表示を可能にす
ることができる。
たことにより、マルチ・ポイント方式により接続された
他の表示兼入力ボードからの関連情報の表示を可能にす
ることができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の一実施例の回路構成を示す図、図2は実
施例の表示兼入力ボードの外観を示す斜視図、図3は実
施例の表示兼入力ボードの横断面図、図4は実施例の表
示兼入力ボードの動作を表示するフローチャートであ
る。図5はリード・スイッチを用いた磁気センサーの構
造を示す図、図6は図5の回路図、図7は図5の動作の
説明図、図8はホール素子を用いた磁気センサーの構造
を示す図である。図9は他の実施例の表示兼入力ボード
の外観を示す図である。
図1は本発明の一実施例の回路構成を示す図、図2は実
施例の表示兼入力ボードの外観を示す斜視図、図3は実
施例の表示兼入力ボードの横断面図、図4は実施例の表
示兼入力ボードの動作を表示するフローチャートであ
る。図5はリード・スイッチを用いた磁気センサーの構
造を示す図、図6は図5の回路図、図7は図5の動作の
説明図、図8はホール素子を用いた磁気センサーの構造
を示す図である。図9は他の実施例の表示兼入力ボード
の外観を示す図である。
【0011】図1において、1は情報を表わすマグネッ
ト・マーカー(極性は後述)、2はマグネット・マーカ
ー1から座標位置及び3つの状態を検出する3値磁気セ
ンサー、(イ)は3値磁気センサー2をマトリックス状
に配列したセンサー部、3は関連情報の表示を可能にす
るLED素子、(ロ)はLED素子3のマトリックス
部、4はセンサーのスキャン駆動回路、5はLED素子
の駆動回路、6はマイクロ・コンピュータ装置8に入力
を促す入力スイッチ・ボタン、7は入力スイッチ・ボタ
ン6が押されたときの確認応答用ブザー駆動回路、8は
全体の制御を行うマイクロ・コンピュータ装置、9はコ
ンピュータであるホスト・コンピュータ13とデータの
受け渡しを行うインターフェース回路、10は磁気セン
サーで検出された座標位置及び属性を記憶する情報用R
AM、11は制御プログラム用ROM、12は日付・時
刻の付加情報用の時計素子により構成されている。
ト・マーカー(極性は後述)、2はマグネット・マーカ
ー1から座標位置及び3つの状態を検出する3値磁気セ
ンサー、(イ)は3値磁気センサー2をマトリックス状
に配列したセンサー部、3は関連情報の表示を可能にす
るLED素子、(ロ)はLED素子3のマトリックス
部、4はセンサーのスキャン駆動回路、5はLED素子
の駆動回路、6はマイクロ・コンピュータ装置8に入力
を促す入力スイッチ・ボタン、7は入力スイッチ・ボタ
ン6が押されたときの確認応答用ブザー駆動回路、8は
全体の制御を行うマイクロ・コンピュータ装置、9はコ
ンピュータであるホスト・コンピュータ13とデータの
受け渡しを行うインターフェース回路、10は磁気セン
サーで検出された座標位置及び属性を記憶する情報用R
AM、11は制御プログラム用ROM、12は日付・時
刻の付加情報用の時計素子により構成されている。
【0012】この実施例の構成を図2及び図3を用いて
説明する。表示兼入力ボード14の表面18に、帳票を
貼る欄(以下、帳票欄という)20と情報管理欄21を
設け、表示兼入力ボード14の背面19に帳票番号の検
出用センサー部16と情報管理欄の座標位置検出用セン
サー部17に座標位置及び3値属性を検出する3値磁気
センサー2a,2bをマトリックス状に配列した、前記
図1の回路構成により構成されている。
説明する。表示兼入力ボード14の表面18に、帳票を
貼る欄(以下、帳票欄という)20と情報管理欄21を
設け、表示兼入力ボード14の背面19に帳票番号の検
出用センサー部16と情報管理欄の座標位置検出用セン
サー部17に座標位置及び3値属性を検出する3値磁気
センサー2a,2bをマトリックス状に配列した、前記
図1の回路構成により構成されている。
【0013】また、表示兼入力ボード14の情報管理欄
21に併設されたLED素子3により、マルチ・ポイン
ト方式により接続された他の表示兼入力ボード14との
関連情報の表示を可能にするようになっている。
21に併設されたLED素子3により、マルチ・ポイン
ト方式により接続された他の表示兼入力ボード14との
関連情報の表示を可能にするようになっている。
【0014】さらに、実施例の表示兼入力ボード14の
動作を図2を用いて説明する。表示兼入力ボード14の
帳票欄20に帳票15を貼る。このとき、帳票番号に対
応付けて極性SNのマグネット・マーカー1a、極性N
Sのマグネット・マーカー1bを付ける。また、情報管
理欄21に管理する情報に合わせて、マグネット・マー
カー1a,1bを付けて目視による管理と同時に、入力
スイッチ・ボタン6を押してマイクロ・コンピュータ装
置8に入力を促す。そこで、マイクロ・コンピュータ装
置8により帳票欄20に貼られた帳票の番号は、帳票番
号検出用センサー部16に配列された3値磁気センサー
2aにより、表面に付けられたマグネット・マーカーの
極性を検出して帳票番号とする。情報管理欄21の情報
は、座標位置検出用センサー部17に配列された3値磁
気センサー2bにより、座標位置及び3値属性を検出す
る。さらに、日付及び時刻情報を付加して、ホスト・コ
ンピュータ13へ伝送することにより、前もって入力さ
れた情報と関連付けてターン・アラウンド処理を可能に
している。
動作を図2を用いて説明する。表示兼入力ボード14の
帳票欄20に帳票15を貼る。このとき、帳票番号に対
応付けて極性SNのマグネット・マーカー1a、極性N
Sのマグネット・マーカー1bを付ける。また、情報管
理欄21に管理する情報に合わせて、マグネット・マー
カー1a,1bを付けて目視による管理と同時に、入力
スイッチ・ボタン6を押してマイクロ・コンピュータ装
置8に入力を促す。そこで、マイクロ・コンピュータ装
置8により帳票欄20に貼られた帳票の番号は、帳票番
号検出用センサー部16に配列された3値磁気センサー
2aにより、表面に付けられたマグネット・マーカーの
極性を検出して帳票番号とする。情報管理欄21の情報
は、座標位置検出用センサー部17に配列された3値磁
気センサー2bにより、座標位置及び3値属性を検出す
る。さらに、日付及び時刻情報を付加して、ホスト・コ
ンピュータ13へ伝送することにより、前もって入力さ
れた情報と関連付けてターン・アラウンド処理を可能に
している。
【0015】ここにいうターン・アラウンド処理とは、
コンピュータから出力したキー項目 の情報を循環させ
て、おおもとの情報と対応関連付けて再利用することを
いう。
コンピュータから出力したキー項目 の情報を循環させ
て、おおもとの情報と対応関連付けて再利用することを
いう。
【0016】実施例のターン・アラウンド処理は、次の
ように行われる。すなわち、ホスト・コンピュータは帳
票番号と各行に製造品目を印刷した製造計画表を出力す
る。同時に、この情報はホスト・コンピュータ内に記憶
しておく。製造計画表は、製造開始に伴い、表示兼入力
ボードに貼られ、作業の工程進捗管理のデータがホスト
・コンピュータに伝送される。ホスト・コンピュータで
は、このデータとホスト・コンピュータ内に先に記憶し
ておいたデータとを、帳票番号と情報管理欄のマトリッ
クスの行とにより対応付け、さらにマトリックスの列に
より作業の進捗情報が付加される。実施例では、このよ
うにデータ入力の簡素化と、一旦入力したおおもとの情
報を再利用して、ターン・アラウンド処理が行われるよ
うになっている。
ように行われる。すなわち、ホスト・コンピュータは帳
票番号と各行に製造品目を印刷した製造計画表を出力す
る。同時に、この情報はホスト・コンピュータ内に記憶
しておく。製造計画表は、製造開始に伴い、表示兼入力
ボードに貼られ、作業の工程進捗管理のデータがホスト
・コンピュータに伝送される。ホスト・コンピュータで
は、このデータとホスト・コンピュータ内に先に記憶し
ておいたデータとを、帳票番号と情報管理欄のマトリッ
クスの行とにより対応付け、さらにマトリックスの列に
より作業の進捗情報が付加される。実施例では、このよ
うにデータ入力の簡素化と、一旦入力したおおもとの情
報を再利用して、ターン・アラウンド処理が行われるよ
うになっている。
【0017】帳票番号は、図7のaの状態を0、図7の
bの状態を1、図7のcの状態を2に意味付けして、3
進数の簡易コード化して表現をする。たとえば、帳票番
号の各桁は0〜2で表現し、0121は無,赤,黄,赤
と表現する。このように、帳票15に印刷または記載し
て準備しておく。そして、3進数表現にしたことによ
り、2進数表現よりは表現範囲が広がる。
bの状態を1、図7のcの状態を2に意味付けして、3
進数の簡易コード化して表現をする。たとえば、帳票番
号の各桁は0〜2で表現し、0121は無,赤,黄,赤
と表現する。このように、帳票15に印刷または記載し
て準備しておく。そして、3進数表現にしたことによ
り、2進数表現よりは表現範囲が広がる。
【0018】また、表示兼入力ボード14を用いたター
ン・アラウンド処理は、前もってホスト・コンピュータ
13に入力された情報をもとに帳票15を印刷作成して
準備する方法、または帳票15を手書きで記載して、そ
の情報をホスト・コンピュータ13に入力して準備し、
表示兼入力ボード14の帳票欄20に貼り、背面に配置
された3値磁気センサー2aにより帳票番号を検出して
ホスト・コンピュータ13に送り、前もって入力された
情報と関連付ける方法で実現されるようになっている。
ン・アラウンド処理は、前もってホスト・コンピュータ
13に入力された情報をもとに帳票15を印刷作成して
準備する方法、または帳票15を手書きで記載して、そ
の情報をホスト・コンピュータ13に入力して準備し、
表示兼入力ボード14の帳票欄20に貼り、背面に配置
された3値磁気センサー2aにより帳票番号を検出して
ホスト・コンピュータ13に送り、前もって入力された
情報と関連付ける方法で実現されるようになっている。
【0019】次に、表示兼入力ボード14の動作をフロ
ーチャートを用いて説明する。
ーチャートを用いて説明する。
【0020】図4は、実施例の表示兼入力ボード14の
動作を表わすフローチャートである。図4において、ス
テップS1は、入力スイッチ・ボタン6が押されたかを
判別し、ステップS2は、ホスト・コンピュータ13か
らコマンド受信があったかを判別し、いずれかの事象が
起きたとき対応する処理に分岐するための待機状態のル
ープである。ステップS1で、入力スイッチ・ボタン6
が押されていたならば、センサーのスキャン駆動回路4
を駆動して3値磁気センサー2a,2bより帳票番号・
座標位置・3値属性の情報と時計素子12より、その時
の日付・時刻の情報を読み取り情報用RAM10に記憶
し、ブザー駆動回路7により確認応答の音を発して、ス
テップS1に戻る。
動作を表わすフローチャートである。図4において、ス
テップS1は、入力スイッチ・ボタン6が押されたかを
判別し、ステップS2は、ホスト・コンピュータ13か
らコマンド受信があったかを判別し、いずれかの事象が
起きたとき対応する処理に分岐するための待機状態のル
ープである。ステップS1で、入力スイッチ・ボタン6
が押されていたならば、センサーのスキャン駆動回路4
を駆動して3値磁気センサー2a,2bより帳票番号・
座標位置・3値属性の情報と時計素子12より、その時
の日付・時刻の情報を読み取り情報用RAM10に記憶
し、ブザー駆動回路7により確認応答の音を発して、ス
テップS1に戻る。
【0021】また、ステップS2で、ホスト・コンピュ
ータ13からコマンド受信があった場合は、ステップS
3で、マルチ・ポイント接続されるため、固有アドレス
の照合がなされ、一致したならば、次に、ステップS4
で、初期化コマンドであるか判別し、初期化コマンドで
あれば情報用RAM10の初期化を実行して、ステップ
S1に戻る。
ータ13からコマンド受信があった場合は、ステップS
3で、マルチ・ポイント接続されるため、固有アドレス
の照合がなされ、一致したならば、次に、ステップS4
で、初期化コマンドであるか判別し、初期化コマンドで
あれば情報用RAM10の初期化を実行して、ステップ
S1に戻る。
【0022】また、ステップS5で、日付時刻設定コマ
ンドであるか判別し、日付時刻設定コマンドであればホ
スト・コンピュータ13からの日付・時刻の情報を時計
素子12に設定して、ステップS1に戻る。また、ステ
ップS6で、関連情報表示要求コマンドであるかを判別
し、関連情報表示要求コマンドであればホスト・コンピ
ュータ13からの関連情報をLED素子駆動回路5を駆
動してLED素子3により表示(点灯・消灯)して、ス
テップS1に戻る。また、ステップS7で、データ送信
要求コマンドであるかを判別し、データ送信要求コマン
ドであれば情報用RAM10に記憶されていた帳票番号
・座標位置・3値属性・日付・時刻の情報をホスト・コ
ンピュータ13へ送信して、ステップS1に戻る。
ンドであるか判別し、日付時刻設定コマンドであればホ
スト・コンピュータ13からの日付・時刻の情報を時計
素子12に設定して、ステップS1に戻る。また、ステ
ップS6で、関連情報表示要求コマンドであるかを判別
し、関連情報表示要求コマンドであればホスト・コンピ
ュータ13からの関連情報をLED素子駆動回路5を駆
動してLED素子3により表示(点灯・消灯)して、ス
テップS1に戻る。また、ステップS7で、データ送信
要求コマンドであるかを判別し、データ送信要求コマン
ドであれば情報用RAM10に記憶されていた帳票番号
・座標位置・3値属性・日付・時刻の情報をホスト・コ
ンピュータ13へ送信して、ステップS1に戻る。
【0023】図5は、リード・スイッチを用いた磁気セ
ンサーの構造を示した図である。リード・スイッチ2個
と永久磁石1個を用いて構成されている。リード・スイ
ッチ31は永久磁石30により磁気バイアスをする。リ
ード・スイッチ31とリード・スイッチ32はV字型に
配置して、リード・スイッチ32に対する永久磁石30
の影響をおさえるようにしている。
ンサーの構造を示した図である。リード・スイッチ2個
と永久磁石1個を用いて構成されている。リード・スイ
ッチ31は永久磁石30により磁気バイアスをする。リ
ード・スイッチ31とリード・スイッチ32はV字型に
配置して、リード・スイッチ32に対する永久磁石30
の影響をおさえるようにしている。
【0024】図6は、上記図5の回路図を示す。端子3
3は共通端子である。端子34,35により3値を識別
する。
3は共通端子である。端子34,35により3値を識別
する。
【0025】図7により、3値磁気センサーの動作を説
明する。図7のaは、マグネット・マーカーを付けない
状態を示し、リード・スイッチ31は導通、リードスイ
ッチ32は非導通、図7のbは、極性SNのマグネット
・マーカー1aを付けた状態を示し、リード・スイッチ
31は導通、リード・スイッチ32は導通、図7のc
は、極性NSのマグネット・マーカー1bを付けた状態
を示し、リード・スイッチ31は非導通、リード・スイ
ッチ32は導通である。
明する。図7のaは、マグネット・マーカーを付けない
状態を示し、リード・スイッチ31は導通、リードスイ
ッチ32は非導通、図7のbは、極性SNのマグネット
・マーカー1aを付けた状態を示し、リード・スイッチ
31は導通、リード・スイッチ32は導通、図7のc
は、極性NSのマグネット・マーカー1bを付けた状態
を示し、リード・スイッチ31は非導通、リード・スイ
ッチ32は導通である。
【0026】図8は、ホール素子を用いた磁気センサー
の構造を示す図である。一方向磁界で動作するホール素
子2個を用いて構成されている。一方のホール素子40
aは通常の方向、他方のホール素子40bは逆方向に組
み合わせて構成し、磁界の有無及び方向により3値を識
別する方法もある。
の構造を示す図である。一方向磁界で動作するホール素
子2個を用いて構成されている。一方のホール素子40
aは通常の方向、他方のホール素子40bは逆方向に組
み合わせて構成し、磁界の有無及び方向により3値を識
別する方法もある。
【0027】図9に示される他の実施例では、極性SN
のマグネット・マーカー1aを開始指定用、極性NSの
マグネット・マーカー1bを終了指定用に対応して付
け、情報管理欄21に対応したマグネット・マーカー1
a,1bを付けることにより、表示内容の範囲指定を行
い、状態把握と同時に、入力スイッチ・ボタン6を押し
てマイクロ・コンピュータ装置8に入力する。
のマグネット・マーカー1aを開始指定用、極性NSの
マグネット・マーカー1bを終了指定用に対応して付
け、情報管理欄21に対応したマグネット・マーカー1
a,1bを付けることにより、表示内容の範囲指定を行
い、状態把握と同時に、入力スイッチ・ボタン6を押し
てマイクロ・コンピュータ装置8に入力する。
【0028】以上説明したように、本発明の一実施例の
表示兼入力ボード14によれば、マグネット・マーカー
1を付けて、目視による状況把握ができ、同時に背面1
9に配列した3値磁気センサー3を用いることにより、
1つのポイントから3つの状態を識別することができ、
座標位置及び磁界の有無、方向を3値属性に対応付けて
電気信号として取り出すことで、コンピュータ用データ
を発生することができる。そして、3値表現は、2値表
現と比較して表現範囲が広がり、省力化をはかり、作業
能率を向上させることができる。
表示兼入力ボード14によれば、マグネット・マーカー
1を付けて、目視による状況把握ができ、同時に背面1
9に配列した3値磁気センサー3を用いることにより、
1つのポイントから3つの状態を識別することができ、
座標位置及び磁界の有無、方向を3値属性に対応付けて
電気信号として取り出すことで、コンピュータ用データ
を発生することができる。そして、3値表現は、2値表
現と比較して表現範囲が広がり、省力化をはかり、作業
能率を向上させることができる。
【0029】また、表示兼入力ボード帳票欄20を設
け、帳票番号を識別することにより、帳票番号をもとに
帳票15に記載された内容を関連付けして、ターン・ア
ラウンド処理を可能にし、さらに、表示兼入力ボード1
4にLED素子3を付けることにより、複数台の表示兼
入力ボード間の関連する情報の表示ができ、連携処理を
行うことができる。
け、帳票番号を識別することにより、帳票番号をもとに
帳票15に記載された内容を関連付けして、ターン・ア
ラウンド処理を可能にし、さらに、表示兼入力ボード1
4にLED素子3を付けることにより、複数台の表示兼
入力ボード間の関連する情報の表示ができ、連携処理を
行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】表示兼入力ボードにマグネット・マーカー
を付けて、目視による状況把握ができ、同時に背面に配
列した3値磁気センサーを用いることにより、1つのポ
イントから3つの状態を識別することができ、座標位置
及び磁界の有無、方向を3値属性に対応付けて電気信号
として取り出すことで、コンピュータ用データを発生す
ることができる。そして、3値表現は、2値表現と比較
して表現範囲が広がり、省力化をはかり、作業能率を向
上させることができる。
を付けて、目視による状況把握ができ、同時に背面に配
列した3値磁気センサーを用いることにより、1つのポ
イントから3つの状態を識別することができ、座標位置
及び磁界の有無、方向を3値属性に対応付けて電気信号
として取り出すことで、コンピュータ用データを発生す
ることができる。そして、3値表現は、2値表現と比較
して表現範囲が広がり、省力化をはかり、作業能率を向
上させることができる。
【0032】また、表示兼入力ボード帳票欄を設け、帳
票番号を識別することにより、帳票番号をもとに帳票に
記載された内容を関連付けして、ターン・アラウンド処
理を可能にし、さらに、表示兼入力ボードにLED素子
を付けることにより、複数台の表示兼入力ボード間の関
連する情報の表示ができ、連携処理を行うことができ
る。
票番号を識別することにより、帳票番号をもとに帳票に
記載された内容を関連付けして、ターン・アラウンド処
理を可能にし、さらに、表示兼入力ボードにLED素子
を付けることにより、複数台の表示兼入力ボード間の関
連する情報の表示ができ、連携処理を行うことができ
る。
【図1】 本発明の一実施例の回路構成を示す図
【図2】 実施例の表示兼入力ボードの外観を示す斜視
図
図
【図3】 実施例の表示兼入力ボードの横断面図
【図4】 実施例の表示兼入力ボードの動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図5】 リード・スイッチを用いた3値磁気センサー
の構造を示す図
の構造を示す図
【図6】 リード・スイッチを用いた3値磁気センサー
の回路図
の回路図
【図7】 リード・スイッチを用いた3値磁気センサー
の動作の説明図
の動作の説明図
【図8】 ホール素子を用いた3値磁気センサーの構造
を示す図
を示す図
【図9】 他の実施例の表示兼入力ボードの外観を示す
図
図
1 マグネット・マーカー(1a,1b) 2 3値磁気センサー(2a,2b) 3 LED素子(表示ランプ) 6 入力スイッチ・ボタン 7 ブザー駆動回路 8 マイクロ・コンピュータ装置 13 ホスト・コンピュータ 14 表示兼入力ボード 18 表面 19 背面 (イ) 3値磁気センサーをマトリックス状に配列した
センサー部 (ロ) LED素子のマトリックス部
センサー部 (ロ) LED素子のマトリックス部
Claims (2)
- 【請求項1】 表示兼入力ボードの表面に、帳票を貼る
欄と情報管理欄を有し、その背面の帳票番号検出用セン
サー部と情報管理欄の座標位置検出用センサー部に、そ
れぞれ3つの状態を識別するマトリックス状に配列され
た磁気センサーを有し、表面に付けられたマグネット・
マーカーによる目視の管理を可能にし、かつマグネット
・マーカーの座標位置と属性を識別するマイクロ・コン
ピュータ装置とを有し、ターン・アラウンド処理を可能
にするコンピュータとの間でデータの受け渡しを可能に
したことを特徴とする表示兼入力ボード。 - 【請求項2】 表示兼入力ボードの情報管理欄に、LE
D素子を配列し、マルチ・ポイント方式により接続され
た他の表示兼入力ボードとの関連情報の表示を可能にし
た請求項1記載の表示兼入力ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28584291A JPH0769769B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 表示兼入力ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28584291A JPH0769769B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 表示兼入力ボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127829A JPH05127829A (ja) | 1993-05-25 |
JPH0769769B2 true JPH0769769B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=17696789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28584291A Expired - Lifetime JPH0769769B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 表示兼入力ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769769B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3571960B2 (ja) * | 1999-05-24 | 2004-09-29 | 日本無線株式会社 | 磁石を利用した情報入力装置 |
JP5412268B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-02-12 | オリンパス株式会社 | 位置検出装置 |
US10372245B2 (en) * | 2015-04-20 | 2019-08-06 | Wacom Co., Ltd. | System and method for bidirectional communication between stylus and stylus sensor controller |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP28584291A patent/JPH0769769B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05127829A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |