JP3002848U - 部品棚の部品取出し口指示装置 - Google Patents

部品棚の部品取出し口指示装置

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JP3002848U
JP3002848U JP1994004691U JP469194U JP3002848U JP 3002848 U JP3002848 U JP 3002848U JP 1994004691 U JP1994004691 U JP 1994004691U JP 469194 U JP469194 U JP 469194U JP 3002848 U JP3002848 U JP 3002848U
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JP
Japan
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model
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sensor
processing unit
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Application number
JP1994004691U
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Inventor
史和 上原
義信 石橋
和也 水野
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立機種に応じた部品の取出口を指示する指
示装置に、機種番号と取出し口とを対応させてキー入力
を用いずに簡易に登録する。 【構成】 部品棚1の部品取出し口指示装置は、取出し
口10、指示ランプ2、センサ3、中央演算装置4、入
力手段5を有する。センサ3は、検知対象物である作業
者の手の取出し口10への挿入を検知し、中央演算装置
4は、入力手段5による機種のコード信号入力と、セン
サ3による対象物挿入のオン信号検知に基づき、入力さ
れた機種番号と検知された取出し口10とを対応させて
登録する取出し口登録手段40を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、組立用部品を種分けして貯蔵する部品棚に関し、特に該部品棚の取 出し口を組立てるべき機種に応じて指示する部品取出し口指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、変速機の組立においては、単一の製造ラインで複数の異なる機種の組立 が行われるのが通例である。こうしたラインでは、機種ごとに組付ける部品が異 なるため、各機種に対応する部品を組立ラインに配置された部品棚に種分けして 貯蔵しておき、それぞれに異なる取出し口から取出して、搬送されてくるワーク に組付ける作業が行われる。
【0003】 こうした作業は、部品選択の誤りを生じやすいが、図2に示すような部品棚1 ’の使用により選択ミスを避けることができる。すなわち、部品棚1’の機種に 応じた取出し口10’ごとに指示ランプ2’と、部品の取出しを検知するセンサ 3’とを設けるとともに、別途機種情報の入力手段5’を設け、これらを統合し て管理する中央演算装置4’に接続しておき、ワークに付随させて搬送されてく る機種情報入力済のカードの情報を読取らせることで入力手段5’から中央演算 装置4’に機種を入力すると、各取出し口10’の指示ランプ2’を点灯して機 種ごとに対応する部品の取出し口10’を指示し、部品を取出すとセンサ3’の 検知で取出しを確認するとともに、指示ランプ2’の消灯で取出しを知らせるよ うにする。このようにすると、部品選択の際の作業者の思考を不要とし、人為的 な選択ミスの発生を防いで、作業能率の向上を図ることができ、部品の組込み忘 れも防止されるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした部品棚では、機種の変更等に伴い使用する部品を変更する 場合、新たに機種と部品取出し口の登録を行う必要がある。この作業を組立ライ ンで行う場合、中央演算装置4’にプログラムコントローラ6’を接続し、それ から機種番号と取出し口に付された間口番号7’との対応を勘案しつつ中央演算 装置4’にキー入力することでプログラム変更する操作を要し、通常、1つの機 種番号に対して複数の間口番号を割振らなければならないため、こうした作業は 困難を伴うばかりでなく、機種番号の入力ミス、目視による間口番号と取出し口 との照合ミス及び間口番号自体の入力ミス等による誤登録を生じやすい。他方、 別途中央演算装置内のプログラムを変更する再登録を行う場合、専門知識を有す る作業となるため日数を要し、生産効率を低下させる懸念がある。
【0005】 そこで、本考案は、取出し口を指示するための登録を容易且つ誤りなく行える ようにした部品棚の部品取出し口指示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案は、機種ごとに種分けして貯蔵する部品の 各々の取出し口、該取出し口ごとに設けられた指示ランプ、各前記取出し口に設 けられて部品の取出しを検知するセンサ、前記指示ランプの点灯で機種に応じた 部品の取出し口を指示し前記センサの検知で指示した取出し口からの部品の取出 しを確認する中央演算装置及び該中央演算装置に機種を入力する入力手段を有す る部品棚において、前記センサは、検知対象物の前記取出し口への挿入を検知可 能とされ、前記中央演算装置は、前記入力手段による機種の入力と、前記センサ による対象物挿入の検知に基づき、入力された機種と検知された取出し口とを対 応させて登録する取出し口登録手段を有することを構成とする。
【0007】 前記入力手段は、カードに記録された機種番号を読取るカードリーダとするこ とができる。
【0008】
【考案の作用及び効果】
このような構成を採った本考案では、カードリーダ等の入力手段で機種を入力 した後、作業者の手、部品自体等の検知対象物を取出し口へ挿入することで入力 された機種と検知された取出し口とを対応させて登録する取出し口登録手段によ り中央演算装置への登録がなされ、組立作業と実質的に同様の作業で部品取出し 口の登録を行うことができる。したがって、本考案によれば、登録に特別の技能 を要せず、しかも短時間で登録を済ませることができ、機種変更や設計変更に対 応しやすい効果が得られる。また、個々の部品を確認しながら登録することで、 機種に対する部品及び取出し口の照合ミス並びに入力ミスを略完全に排除するこ とができる。さらに、上記登録のための入力手段をカードリーダとした場合には 、機種の入力ミスも排除することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に沿い、本考案の実施例を説明する。図1は本考案の実施例を示す 。部品棚1の部品取出し口指示装置は、機種ごとに種分けして貯蔵する部品の各 々の取出し口10と、取出し口10ごとに設けられた指示ランプ2と、各取出し 口10に設けられて部品の取出しを検知するセンサ3と、指示ランプ2の点灯で 機種に応じた部品の取出し口10を指示し、センサ3の検知で指示した取出し口 10からの部品の取出しを確認して指示ランプ2を消灯させ、次の機種入力待ち 状態となる中央演算装置4と、中央演算装置4に機種を入力する入力手段5とを 有する。
【0010】 センサ3は、本例では発光器とその光電管受光器とからなる光電センサとし、 検知対象物である作業者の手の取出し口10への挿入を遮光により検知可能とし ている。中央演算装置4は、本例においてカードリーダからなる入力手段5によ る機種のコード信号入力と、センサ3による対象物挿入のオン信号検知に基づき 、入力された機種番号と検知された取出し口10の間口番号とを対応させて登録 する取出し口登録手段40、具体的には登録用のプログラムを有する。
【0011】 このように構成した装置において、登録作業は、次の手順で行う。入力手段で あるカードリーダ5のスロットに機種番号を磁気記録されているカードを通して 、機種番号を中央演算装置4にコード入力する。次に、作業者の手を先に読取ら せた機種番号のものに組付けるべき部品を貯蔵しようと意図する取出し口10へ 挿入する。このとき、光電センサ3が挿入された手による遮光を検知し、そのオ ン信号が中央演算装置4に入力されることで、中央演算装置4は、該当する取出 し口10の間口番号を先に入力された機種番号と対応させて順次登録する。
【0012】 このように登録された対照データに基づき、中央演算装置4は、事後の組付作 業時には、カードリーダ5から入力される機種番号に応じて新たに登録された取 出し口10の指示ランプ2に点灯信号を出力し、作業者に該取出し口からの部品 の取出しを促す。そして、作業者による各部品の取出しが行われると、中央演算 装置4は、光電センサ3からの取出し確認のオン信号を受けて指示ランプ2を消 灯させ、次の機種番号入力を受付けるプログラムを実行するようになる。すなわ ち、本例において、光電センサ3は、従来のものと異なり、部品取出しの確認の みならず取出し口の設定にも用いられる。
【0013】 かくして、本例によれば、機種番号の入力がカードリーダ5により自動的に行 われ、間口番号の入力が光電センサ3により自動的に行われるため、従来必要と された目視による間口番号の読取り、プログラムコントローラからのキー入力等 の中間的作業をなくし、日常の組立作業と実質的に同様の作業で部品取出し口の 登録を行うことができるので、登録作業に特別の技能を要せず、しかも短時間で 登録を済ませることができ、機種変更や設計変更に対応しやすい効果が得られる 他、個々の部品を確認しながら登録することで、機種番号に対する部品及び取出 し口の間口番号の照合ミス並びに入力ミスを略完全に排除することができる。
【0014】 以上、本考案を好適実施例に基づき詳説したが、本考案は、その構成からして 明らかなように、広く種々の装置の組立ラインに適用可能である。また、考案の 具合的構成についても実用新案登録請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々変更 することができる。例えば、入力手段としてバーコードリーダを用い、カードに 記録された光学的記録から機種の入力を行うこともできる。また、センサの検知 形式についても非接触式のものに限らず、タッチ式、プッシュ式とすることもで き、検知対象によっては、磁気センサを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を概念的にブロック化して示す
斜視図である。
【図2】従来例を概念的にブロック化して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 部品棚 2 指示ランプ 3 センサ 4 中央演算装置 5 カードリーダ(入力手段) 10 取出し口 40 取出し口登録手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機種ごとに種分けして貯蔵する部品の各
    々の取出し口、該取出し口ごとに設けられた指示ラン
    プ、各前記取出し口に設けられて部品の取出しを検知す
    るセンサ、前記指示ランプの点灯で機種に応じた部品の
    取出し口を指示し前記センサの検知で指示した取出し口
    からの部品の取出しを確認する中央演算装置及び該中央
    演算装置に機種を入力する入力手段を有する部品棚にお
    いて、 前記センサは、検知対象物の前記取出し口への挿入を検
    知可能とされ、 前記中央演算装置は、前記入力手段による機種の入力
    と、前記センサによる対象物挿入の検知に基づき、入力
    された機種と検知された取出し口とを対応させて登録す
    る取出し口登録手段を有することを特徴とする部品棚の
    部品取出し口指示装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、カードに記録された機
    種番号を読取るカードリーダである請求項1記載の部品
    棚の部品取出し口指示装置。
JP1994004691U 1994-04-07 1994-04-07 部品棚の部品取出し口指示装置 Expired - Lifetime JP3002848U (ja)

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