JPH0769524A - シート記録・綴じ装置 - Google Patents
シート記録・綴じ装置Info
- Publication number
- JPH0769524A JPH0769524A JP5159535A JP15953593A JPH0769524A JP H0769524 A JPH0769524 A JP H0769524A JP 5159535 A JP5159535 A JP 5159535A JP 15953593 A JP15953593 A JP 15953593A JP H0769524 A JPH0769524 A JP H0769524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- image
- bundle
- binding
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 指定された部数毎に原稿を読み取って記録し
たシート束を自動的に指定された数の群に仕分けること
ができるシート記録・綴じ装置を提供する。 【構成】 複写機から排出されたコピーを順次、収納ビ
ン10上に排出させ、全原稿束のコピーが排出された
時、ステープラー12が綴じ、綴じられた最初のコピー
束を移送ベルト11が下流側に移送させ、待機させた
後、次のサイクルの複写を行い、全原稿束のコピーが排
出された時、ステープラー12がコピー束を綴じ、その
後、移送ベルト11が最初のコピー束と共に2番目のコ
ピー束を上流側に搬送して後端フェンス16に突き当て
て紙揃えを行い、再度、移送ベルト11が最初のコピー
束と共に2番目のコピー束を下流側に移送させ、待機さ
せた後、3巡目の原稿搬送とその複写を行ったコピー束
を最初と2番目のコピー束の上に排出させる動作を繰り
返させる。
たシート束を自動的に指定された数の群に仕分けること
ができるシート記録・綴じ装置を提供する。 【構成】 複写機から排出されたコピーを順次、収納ビ
ン10上に排出させ、全原稿束のコピーが排出された
時、ステープラー12が綴じ、綴じられた最初のコピー
束を移送ベルト11が下流側に移送させ、待機させた
後、次のサイクルの複写を行い、全原稿束のコピーが排
出された時、ステープラー12がコピー束を綴じ、その
後、移送ベルト11が最初のコピー束と共に2番目のコ
ピー束を上流側に搬送して後端フェンス16に突き当て
て紙揃えを行い、再度、移送ベルト11が最初のコピー
束と共に2番目のコピー束を下流側に移送させ、待機さ
せた後、3巡目の原稿搬送とその複写を行ったコピー束
を最初と2番目のコピー束の上に排出させる動作を繰り
返させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿読取位置に順次、自
動的に搬送された原稿の画像を読み取って、その画像に
対応する画像をシート上に記録して排出されたシートの
束を綴じるシート綴じ手段を具え、原稿読取位置に全て
の原稿を一通り搬送して記録済みの全てのシートが排出
され終わった時に、シートの束を綴じる動作を行うシー
ト記録・綴じ装置に関する。
動的に搬送された原稿の画像を読み取って、その画像に
対応する画像をシート上に記録して排出されたシートの
束を綴じるシート綴じ手段を具え、原稿読取位置に全て
の原稿を一通り搬送して記録済みの全てのシートが排出
され終わった時に、シートの束を綴じる動作を行うシー
ト記録・綴じ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の複写機は単に多数枚の原稿のコピ
ーを排出できるだけではなく、複数原稿のコピーを多数
のビントレイ上に頁順に揃えて排出するソーターや、さ
らに、揃えられたコピー束を綴じるステープラーを具え
たものも少なくない。また、原稿束を循環搬送させて複
写し、原稿とコピーを一体一に対応させて頁順に排出さ
せ、原稿束に対応するコピー束を順次揃えて綴じて排出
するフィニッシャーと呼ばれる後処理装置も用いられる
ようになった。ところで、綴じ動作中は複写機からコピ
ーを排出させて次の揃え動作を継続させることができな
い。そこで、例えば、特開昭61−160766号公報
には複数のコンパイラトレイを具えて、一つのコンパイ
ラトレイでコピー束が綴じられている時はコピーの搬送
路を切り替えて他のコンパイラトレイに後続のコピーを
排出するようにした複写機が開示されている。
ーを排出できるだけではなく、複数原稿のコピーを多数
のビントレイ上に頁順に揃えて排出するソーターや、さ
らに、揃えられたコピー束を綴じるステープラーを具え
たものも少なくない。また、原稿束を循環搬送させて複
写し、原稿とコピーを一体一に対応させて頁順に排出さ
せ、原稿束に対応するコピー束を順次揃えて綴じて排出
するフィニッシャーと呼ばれる後処理装置も用いられる
ようになった。ところで、綴じ動作中は複写機からコピ
ーを排出させて次の揃え動作を継続させることができな
い。そこで、例えば、特開昭61−160766号公報
には複数のコンパイラトレイを具えて、一つのコンパイ
ラトレイでコピー束が綴じられている時はコピーの搬送
路を切り替えて他のコンパイラトレイに後続のコピーを
排出するようにした複写機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
綴じられたコピー束を高速で作成したいという要望の外
に、例えば、一つの原稿束を複写した複数のコピー束を
複数の学級や課に配付したいという要望もある。このよ
うな要請があった時は従来は必要なコピー束の合計部数
を計算し、当該部数を複写機のコピー部数に設定して複
写し、さらに、綴じ動作を行わせて必要な部数の綴じた
コピー束を得、このコピー束を学級や課の員数分に分割
して配付していた。配付先や員数が少数の場合はこのよ
うな方法でもさ程手間が掛からないが、配付先や員数が
多くなると上述の作業に多くの手間が掛ると共に、配分
ミスも増加する。配分ミスが生じたままコピー束が配付
されると、所定部数より少なく配付された配付先から苦
情が寄せられて、あわてて少なかった部数分のコピー束
を作成し、それを綴じなければならないという無駄な作
業が生じると共に、結果として余分なコピー束が捨てら
れるという無駄が生じる場合が少なくない。本発明は従
来技術におけるかかる問題点に鑑みて成されたものであ
り、原稿を読み取って記録したシート束を指定された部
数毎に自動的に綴じて指定された数のシート束群に仕分
けることができるシート記録・綴じ装置を提供すること
を目的とする。
綴じられたコピー束を高速で作成したいという要望の外
に、例えば、一つの原稿束を複写した複数のコピー束を
複数の学級や課に配付したいという要望もある。このよ
うな要請があった時は従来は必要なコピー束の合計部数
を計算し、当該部数を複写機のコピー部数に設定して複
写し、さらに、綴じ動作を行わせて必要な部数の綴じた
コピー束を得、このコピー束を学級や課の員数分に分割
して配付していた。配付先や員数が少数の場合はこのよ
うな方法でもさ程手間が掛からないが、配付先や員数が
多くなると上述の作業に多くの手間が掛ると共に、配分
ミスも増加する。配分ミスが生じたままコピー束が配付
されると、所定部数より少なく配付された配付先から苦
情が寄せられて、あわてて少なかった部数分のコピー束
を作成し、それを綴じなければならないという無駄な作
業が生じると共に、結果として余分なコピー束が捨てら
れるという無駄が生じる場合が少なくない。本発明は従
来技術におけるかかる問題点に鑑みて成されたものであ
り、原稿を読み取って記録したシート束を指定された部
数毎に自動的に綴じて指定された数のシート束群に仕分
けることができるシート記録・綴じ装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じ
るシートの束を複数のシート束群に仕分けるシート束群
仕分手段を有し、原稿自動搬送手段により自動的に順
次、原稿読取位置に搬送された原稿の画像を読み取っ
て、その画像に対応する画像をシート供給手段が自動的
に順次、供給したシート上に画像記録手段が記録して排
出し、シート綴じ手段が画像記録手段から排出されたシ
ートの束を綴じ、原稿自動搬送手段が原稿読取位置に全
ての原稿を一通り搬送し終わって、画像記録手段が全て
の原稿に対応するシートの束を排出し終わった時に、シ
ート綴じ手段にシートの束を綴じる綴じ動作を綴じ動作
制御手段が指示するようにしたものである。
するために、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じ
るシートの束を複数のシート束群に仕分けるシート束群
仕分手段を有し、原稿自動搬送手段により自動的に順
次、原稿読取位置に搬送された原稿の画像を読み取っ
て、その画像に対応する画像をシート供給手段が自動的
に順次、供給したシート上に画像記録手段が記録して排
出し、シート綴じ手段が画像記録手段から排出されたシ
ートの束を綴じ、原稿自動搬送手段が原稿読取位置に全
ての原稿を一通り搬送し終わって、画像記録手段が全て
の原稿に対応するシートの束を排出し終わった時に、シ
ート綴じ手段にシートの束を綴じる綴じ動作を綴じ動作
制御手段が指示するようにしたものである。
【0005】
【作用】シート束群仕分手段は、例えば、上下方向に多
段に積装された複数のシート収納棚にシートを順次、分
配したり、シート綴じ手段が綴じたシートの束を排出す
る位置をシート束群毎に異ならせたり、画像記録手段か
ら排出され、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じ
る画像記録済みのシートの束の群の前または後に画像が
記録されないシートを排出することにより、シート綴じ
手段が綴じた、もしくは、綴じるシートの束を複数のシ
ート束群に仕分ける。
段に積装された複数のシート収納棚にシートを順次、分
配したり、シート綴じ手段が綴じたシートの束を排出す
る位置をシート束群毎に異ならせたり、画像記録手段か
ら排出され、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じ
る画像記録済みのシートの束の群の前または後に画像が
記録されないシートを排出することにより、シート綴じ
手段が綴じた、もしくは、綴じるシートの束を複数のシ
ート束群に仕分ける。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は本発明の第1の実施例に係る複写機
の外観を示す正面図である。図に示すように、複写機は
複写機本体を成す原稿搬送部I、読取作像部II、および
付属設備としてのソーターIII から成っている。図4は
原稿搬送部Iの内部構成を示す構成図である。原稿搬送
部Iの構成および動作を簡単に説明する。原稿搬送部I
は原稿トレイ21上に載置された原稿を自動的に循環搬
送する原稿自動循環搬送(RADF)機能を有してい
て、RADF機能が選択された時は、原稿トレイ21か
ら給紙された原稿は第1搬送路22を通ってコンタクト
ガラス20上の画像読取位置に送られ、露光される。露
光された原稿は第1切替爪23および第2切替爪24の
切替え案内によって反転部25に送られる。原稿の後端
が第1切替爪23を通過するタイミングで第1切替爪2
3が切り替えられると共に、原稿が逆搬送されて、逆走
経路26に導かれ、そのまま中間トレイ27内に収納さ
れる。こうして、次々に原稿の搬送と露光および中間ト
レイ27への収納が繰り返され、最後の原稿が露光され
終わると、2巡目の複写動作に移り、中間トレイ27内
に収納されていた原稿が給紙され、第2搬送路28を経
てコンタクトガラス20上の画像読取位置に送られて露
光され、逆走経路26を経て中間トレイ27内に収納さ
れる。以下、同じ動作が繰り返される。
に説明する。図3は本発明の第1の実施例に係る複写機
の外観を示す正面図である。図に示すように、複写機は
複写機本体を成す原稿搬送部I、読取作像部II、および
付属設備としてのソーターIII から成っている。図4は
原稿搬送部Iの内部構成を示す構成図である。原稿搬送
部Iの構成および動作を簡単に説明する。原稿搬送部I
は原稿トレイ21上に載置された原稿を自動的に循環搬
送する原稿自動循環搬送(RADF)機能を有してい
て、RADF機能が選択された時は、原稿トレイ21か
ら給紙された原稿は第1搬送路22を通ってコンタクト
ガラス20上の画像読取位置に送られ、露光される。露
光された原稿は第1切替爪23および第2切替爪24の
切替え案内によって反転部25に送られる。原稿の後端
が第1切替爪23を通過するタイミングで第1切替爪2
3が切り替えられると共に、原稿が逆搬送されて、逆走
経路26に導かれ、そのまま中間トレイ27内に収納さ
れる。こうして、次々に原稿の搬送と露光および中間ト
レイ27への収納が繰り返され、最後の原稿が露光され
終わると、2巡目の複写動作に移り、中間トレイ27内
に収納されていた原稿が給紙され、第2搬送路28を経
てコンタクトガラス20上の画像読取位置に送られて露
光され、逆走経路26を経て中間トレイ27内に収納さ
れる。以下、同じ動作が繰り返される。
【0007】図5は読取作像部IIの概略を示す構成図で
ある。読取作像部IIの上面にはコンタクトガラス20が
嵌め込まれていて、この上部に原稿搬送部Iが搭載され
る。照明ランプ40および原稿からの反射光を導く三つ
のミラーは図示しない走査体に搭載されていて、コンタ
クトガラス20面に沿って移動する。原稿の反射光は結
像レンズ41によって光電変換器42に導かれて結像
し、主走査方向に沿った電気信号に変換される。読み取
られた電気信号はデジタル信号に変換された後、各種の
信号処理を経てレーザー発光素子に送られ、その発光を
制御する。射出されたレーザー光は回転するポリゴンモ
ーター43に駆動されるポリゴンミラーによって偏向さ
れ、fθレンズおよびミラーを経て感光体ドラム44上
に導かれる。感光体ドラム44は予め帯電チャージャー
45によって一様に帯電されていて、レーザー光に露光
された部分の電位が低下して感光体ドラム44の回転に
連れて、そこに原稿画像に対応した潜像が形成される。
潜像は現像器46によって現像され、さらに、給紙カセ
ット53a,53b等から給紙された転写紙に転写チャ
ージャー47から放電電荷が付与されることによってト
ナー像が転写される。感光体ドラム44に密着搬送され
る転写紙は分離チャージャー48によって逆極性の電荷
が付与されることによって感光体ドラム44から分離さ
れる。分離された転写紙は中間搬送ベルト51によって
定着ユニット52に搬送され、トナー定着された転写紙
が排紙ローラー54によって複写機本体から排出され
る。図6は複写機本体に付設されるソーターIII の概略
を示す構成図、図7はソーターIII の偏向動作機構を示
す模式図である。複写機本体から排紙ローラー54によ
って排出され、ソーターIII に搬入された転写紙は入口
センサー65に検知された後、搬送ローラー64等に搬
送されて、切替えガイド板63の切替え動作によって仕
分部、または、割込トレイ56側に搬送される。仕分部
は多段に積装された収容ビン10と、それぞれの収容ビ
ン10の上流端近傍に配設された排出ローラー18、偏
向爪17、排出ローラー18に連れ回る従動コロ58お
よび転写紙を垂直方向に案内する従動ガイド板62から
成っている。各々の偏向爪17は図7に示すように、対
応するソレノイド61によってそれぞれ退避位置とビン
案内位置との間を回動可能になっている。入口センサー
65が搬送される転写紙の先端を検知した時、指定され
た収容ビン10に対応する偏向爪17を駆動するソレノ
イド61が付勢され、ビンセンサー67が転写紙の後端
を検知した時、ソレノイド61の付勢が解除される。ま
た、複写機本体の排紙検知センサー6が転写紙の後端を
検知すると、ソーターIII の搬送ローラー64等が転写
紙を高速搬送するようになっている。
ある。読取作像部IIの上面にはコンタクトガラス20が
嵌め込まれていて、この上部に原稿搬送部Iが搭載され
る。照明ランプ40および原稿からの反射光を導く三つ
のミラーは図示しない走査体に搭載されていて、コンタ
クトガラス20面に沿って移動する。原稿の反射光は結
像レンズ41によって光電変換器42に導かれて結像
し、主走査方向に沿った電気信号に変換される。読み取
られた電気信号はデジタル信号に変換された後、各種の
信号処理を経てレーザー発光素子に送られ、その発光を
制御する。射出されたレーザー光は回転するポリゴンモ
ーター43に駆動されるポリゴンミラーによって偏向さ
れ、fθレンズおよびミラーを経て感光体ドラム44上
に導かれる。感光体ドラム44は予め帯電チャージャー
45によって一様に帯電されていて、レーザー光に露光
された部分の電位が低下して感光体ドラム44の回転に
連れて、そこに原稿画像に対応した潜像が形成される。
潜像は現像器46によって現像され、さらに、給紙カセ
ット53a,53b等から給紙された転写紙に転写チャ
ージャー47から放電電荷が付与されることによってト
ナー像が転写される。感光体ドラム44に密着搬送され
る転写紙は分離チャージャー48によって逆極性の電荷
が付与されることによって感光体ドラム44から分離さ
れる。分離された転写紙は中間搬送ベルト51によって
定着ユニット52に搬送され、トナー定着された転写紙
が排紙ローラー54によって複写機本体から排出され
る。図6は複写機本体に付設されるソーターIII の概略
を示す構成図、図7はソーターIII の偏向動作機構を示
す模式図である。複写機本体から排紙ローラー54によ
って排出され、ソーターIII に搬入された転写紙は入口
センサー65に検知された後、搬送ローラー64等に搬
送されて、切替えガイド板63の切替え動作によって仕
分部、または、割込トレイ56側に搬送される。仕分部
は多段に積装された収容ビン10と、それぞれの収容ビ
ン10の上流端近傍に配設された排出ローラー18、偏
向爪17、排出ローラー18に連れ回る従動コロ58お
よび転写紙を垂直方向に案内する従動ガイド板62から
成っている。各々の偏向爪17は図7に示すように、対
応するソレノイド61によってそれぞれ退避位置とビン
案内位置との間を回動可能になっている。入口センサー
65が搬送される転写紙の先端を検知した時、指定され
た収容ビン10に対応する偏向爪17を駆動するソレノ
イド61が付勢され、ビンセンサー67が転写紙の後端
を検知した時、ソレノイド61の付勢が解除される。ま
た、複写機本体の排紙検知センサー6が転写紙の後端を
検知すると、ソーターIII の搬送ローラー64等が転写
紙を高速搬送するようになっている。
【0008】図1は収容ビン10の平面図(a)および
正面図(b)を示したものである。図に示すように、収
容ビン10の中央部には一対の搬送ローラー間に架設さ
れ、収納した転写紙を下流側または上流側に移送する移
送ベルト11が設けられている。移送ベルト11を挟ん
で収容ビン10の両側端部にはサイドフェンス15およ
びジョガー14が立設され、さらに、収容ビン10の上
流端部には後端フェンス16が立設されている。ジョガ
ー14の外側には一体的にラックが形成されていて、こ
れに、後述するジョガー駆動モーターに駆動される駆動
ギヤ13が歯合することによって、ジョガー14が転写
紙の搬送方向に垂直な方向に高速で移動できるようにな
っている。また、収容ビン10の上流端部後(側)方に
は切り欠き19が形成されていて、上下移動可能に支持
されたステープラー12が後(側)方からこの中に進入
可能になっている。図8は駆動制御機構の要部を示すブ
ロック図である。制御部3は操作部2からの操作情報お
よび排紙検知センサー6の検知信号を受信して、スキャ
ナー部1、ステープラー駆動モーター4、移送ベルトモ
ーター5、ジョガー駆動モーター7の駆動を制御する。
正面図(b)を示したものである。図に示すように、収
容ビン10の中央部には一対の搬送ローラー間に架設さ
れ、収納した転写紙を下流側または上流側に移送する移
送ベルト11が設けられている。移送ベルト11を挟ん
で収容ビン10の両側端部にはサイドフェンス15およ
びジョガー14が立設され、さらに、収容ビン10の上
流端部には後端フェンス16が立設されている。ジョガ
ー14の外側には一体的にラックが形成されていて、こ
れに、後述するジョガー駆動モーターに駆動される駆動
ギヤ13が歯合することによって、ジョガー14が転写
紙の搬送方向に垂直な方向に高速で移動できるようにな
っている。また、収容ビン10の上流端部後(側)方に
は切り欠き19が形成されていて、上下移動可能に支持
されたステープラー12が後(側)方からこの中に進入
可能になっている。図8は駆動制御機構の要部を示すブ
ロック図である。制御部3は操作部2からの操作情報お
よび排紙検知センサー6の検知信号を受信して、スキャ
ナー部1、ステープラー駆動モーター4、移送ベルトモ
ーター5、ジョガー駆動モーター7の駆動を制御する。
【0009】図9は綴じ動作制御の流れ図、図2は綴じ
動作の様子を時系列的に示す模式図である。これらの図
を参照して本実施例の綴じ動作を説明する。まず、操作
者が操作部2を操作して、コピーの配付箇所数N、配付
箇所毎の複写部数Mn を入力した後、複写開始ボタンを
押下する。制御部3は操作部2から複写開始信号を受信
すると、部数カウンターm、ビン数カウンターnを1に
セットする(S−1)。そして、原稿搬送部Iおよび読
取作像部IIを駆動して複写処理動作を実行させる(S−
2)。この際、原稿は最終原稿から給紙される。これに
よって複写機本体から排出された最初のコピーはn=1
番目、即ち、最初の収容ビン10に画像面が上面となる
ように排紙される(S−3)。コピーが最初の収容ビン
10に排紙された後、ジョガー駆動モーター7が付勢さ
れ、ジョガー14がコピーをサイドフェンス15に突き
当てて側方向の紙揃えを行う。次に、全原稿の複写処理
が終了したか否かを判断し(S−4)、その判断結果が
Noなので、ステップS−2に戻り、最上位原稿が給紙
されて複写動作を全原稿の複写処理が終了するまで繰り
返す(図2(a)参照)。ステップS−4の判断結果が
Yesになると、つまり、全原稿の複写処理が終了する
と、n=1番目、即ち、最初の収容ビン10にステープ
ラー12を移動させ、全原稿分の最初のコピー束S1 を
綴じさせる(S−5)(図2(b)参照)。そして、部
数カウンターmの値が複写部数Mn 、即ち、最初の配付
箇所に対応する複写部数M1 に等しくなったか否かを判
断し(S−6)、この場合はその結果がNoなので、ス
テップS−7に移って、部数カウンターmの値が1か否
かを判断する。この場合は判断結果がYesなので、移
送ベルトモーター5を駆動し、移送ベルト11を周回さ
せて最初のコピー束S1を矢印Aで示す下流側に移動さ
せ、退避させる(図2(c)参照)(S−9)。そし
て、部数カウンターmの値を歩進させた後(S−1
0)、ステップS−2に戻り、一巡した原稿の再搬送
と、その複写動作を繰り返して2番目のコピー束S2 の
コピーを、退避させた最初のコピー束S1 の上に堆積さ
せる(図2(d)参照)。全原稿分のコピーが堆積する
と、2番目のコピー束S2 の一端を綴じ(図2(e)参
照)、ステップS−6を経てステップS−7の判断結果
がNoなので、ステップS−8に移り、移送ベルトモー
ター5を逆駆動し、移送ベルト11を逆方向に周回させ
て最初のコピー束S1 を矢印Bで示す上流側に移動さ
せ、最初のコピー束S1 を2番目のコピー束S2 と共に
後端フェンス16に突き当てて、二つのコピー束S1 ,
S2 の後端を揃える(図2(f)参照)。その後、移送
ベルトモーター5を反転させて移送ベルト11を周回さ
せ、二つのコピー束S1,S2 を矢印Aで示す下流側に
移動させ、退避させる(図2(g)参照)(S−9)。
こうして、複写部数M1 分のコピー束が第1の収容ビン
10上に作成され、ステップS−6で部数カウンターm
の値が複写部数Mn に等しくなったと判断された時、ス
テップS−11に移る。ただし、最後のコピー束を作成
する時は、原稿束に対する全てのコピーが第1の収納ビ
ン10に排出された後、原稿搬送部Iの原稿搬送動作お
よびスキャナー部1の露光走査を停止させた状態で、図
示しない露光素子により、当該配付箇所の複写部数M1
の数字画像を感光体ドラム44に露光させた後、給紙カ
セット(53aまたは53b)から給紙された転写紙に
記録させて、最初の収容ビン10に排紙されているコピ
ー束上に排紙させる。ステップS−11では、ビン数カ
ウンターnの値が(N+1)に等しくなったか否かを判
断し、その判断結果がNoならば、ビン数カウンターn
の値を歩進させた後(S−12)、ステップS−2に戻
り、第2の収容ビン10に移って、上述の複写・綴じ動
作を繰り返す。複写部数M2 分の綴じられたコピー束を
第2の収容ビン10上に作成し、以下、ステップS−1
1の判断結果がYes、即ち、n=(N+1)となっ
て、第Nの収納ビン10に複写部数MN の綴じられたコ
ピー束が作成されるまで上述の動作を繰り返す。図11
は収容ビン10に排出された最上位のコピー束を示す斜
視図である。
動作の様子を時系列的に示す模式図である。これらの図
を参照して本実施例の綴じ動作を説明する。まず、操作
者が操作部2を操作して、コピーの配付箇所数N、配付
箇所毎の複写部数Mn を入力した後、複写開始ボタンを
押下する。制御部3は操作部2から複写開始信号を受信
すると、部数カウンターm、ビン数カウンターnを1に
セットする(S−1)。そして、原稿搬送部Iおよび読
取作像部IIを駆動して複写処理動作を実行させる(S−
2)。この際、原稿は最終原稿から給紙される。これに
よって複写機本体から排出された最初のコピーはn=1
番目、即ち、最初の収容ビン10に画像面が上面となる
ように排紙される(S−3)。コピーが最初の収容ビン
10に排紙された後、ジョガー駆動モーター7が付勢さ
れ、ジョガー14がコピーをサイドフェンス15に突き
当てて側方向の紙揃えを行う。次に、全原稿の複写処理
が終了したか否かを判断し(S−4)、その判断結果が
Noなので、ステップS−2に戻り、最上位原稿が給紙
されて複写動作を全原稿の複写処理が終了するまで繰り
返す(図2(a)参照)。ステップS−4の判断結果が
Yesになると、つまり、全原稿の複写処理が終了する
と、n=1番目、即ち、最初の収容ビン10にステープ
ラー12を移動させ、全原稿分の最初のコピー束S1 を
綴じさせる(S−5)(図2(b)参照)。そして、部
数カウンターmの値が複写部数Mn 、即ち、最初の配付
箇所に対応する複写部数M1 に等しくなったか否かを判
断し(S−6)、この場合はその結果がNoなので、ス
テップS−7に移って、部数カウンターmの値が1か否
かを判断する。この場合は判断結果がYesなので、移
送ベルトモーター5を駆動し、移送ベルト11を周回さ
せて最初のコピー束S1を矢印Aで示す下流側に移動さ
せ、退避させる(図2(c)参照)(S−9)。そし
て、部数カウンターmの値を歩進させた後(S−1
0)、ステップS−2に戻り、一巡した原稿の再搬送
と、その複写動作を繰り返して2番目のコピー束S2 の
コピーを、退避させた最初のコピー束S1 の上に堆積さ
せる(図2(d)参照)。全原稿分のコピーが堆積する
と、2番目のコピー束S2 の一端を綴じ(図2(e)参
照)、ステップS−6を経てステップS−7の判断結果
がNoなので、ステップS−8に移り、移送ベルトモー
ター5を逆駆動し、移送ベルト11を逆方向に周回させ
て最初のコピー束S1 を矢印Bで示す上流側に移動さ
せ、最初のコピー束S1 を2番目のコピー束S2 と共に
後端フェンス16に突き当てて、二つのコピー束S1 ,
S2 の後端を揃える(図2(f)参照)。その後、移送
ベルトモーター5を反転させて移送ベルト11を周回さ
せ、二つのコピー束S1,S2 を矢印Aで示す下流側に
移動させ、退避させる(図2(g)参照)(S−9)。
こうして、複写部数M1 分のコピー束が第1の収容ビン
10上に作成され、ステップS−6で部数カウンターm
の値が複写部数Mn に等しくなったと判断された時、ス
テップS−11に移る。ただし、最後のコピー束を作成
する時は、原稿束に対する全てのコピーが第1の収納ビ
ン10に排出された後、原稿搬送部Iの原稿搬送動作お
よびスキャナー部1の露光走査を停止させた状態で、図
示しない露光素子により、当該配付箇所の複写部数M1
の数字画像を感光体ドラム44に露光させた後、給紙カ
セット(53aまたは53b)から給紙された転写紙に
記録させて、最初の収容ビン10に排紙されているコピ
ー束上に排紙させる。ステップS−11では、ビン数カ
ウンターnの値が(N+1)に等しくなったか否かを判
断し、その判断結果がNoならば、ビン数カウンターn
の値を歩進させた後(S−12)、ステップS−2に戻
り、第2の収容ビン10に移って、上述の複写・綴じ動
作を繰り返す。複写部数M2 分の綴じられたコピー束を
第2の収容ビン10上に作成し、以下、ステップS−1
1の判断結果がYes、即ち、n=(N+1)となっ
て、第Nの収納ビン10に複写部数MN の綴じられたコ
ピー束が作成されるまで上述の動作を繰り返す。図11
は収容ビン10に排出された最上位のコピー束を示す斜
視図である。
【0010】上述のように、本実施例では原稿搬送部I
の原稿自動循環搬送機能を選択して原稿を循環させなが
ら複写し、排出されたコピーの束を順次、綴じるように
しているので、全コピー束の綴じ処理に要する時間が長
くなってしまう。そこで、原稿を通常の原稿自動搬送機
能により給送して、給送された原稿に対して必要になる
コピーを連続複写して、それらを収納する収容ビン10
に分配することにより、より短い時間で必要部数の製本
化が可能な本発明の第2の実施例を説明する。図10は
本発明の第2の実施例に係る綴じ動作制御の流れ図であ
る。装置の構成は第1の実施例のものと変わらないので
説明を省略する。まず、部数カウンターmの値の初期化
を行った後(S−20)、配付箇所毎の複写部数Mn を
調べて、Mn ≧m(=1)を満たす配付箇所数Fm を算
出し、算出したFm に対し、Fm =0か否かを判断する
(S−21)。判断結果がNoならば、即ち、コピーを
配付すべき箇所が未だ残っていれば、Fm 回複写処理を
行ってFm 枚のコピーを作成する(S−22)。次に、
Mn ≧m(=1)を満たす配付箇所に対応する収納ビン
10に、作成したFm 枚のコピーを順次分配する(S−
23)。そして、全原稿に対する複写処理が終了したか
否かを判断する(S−24)。複数原稿の場合は判断結
果がNoなので、ステップS−22に戻って、原稿を次
のものに入れ替えて複写処理および収納ビン10への分
配処理を繰り返す。ステップS−24で全原稿に対する
複写処理が終了したと判断された時は、ステープラー1
2を垂直方向に移動させて、収納ビン10に収納され、
堆積しているコピー束を次々に綴じていく(S−2
5)。次のステップS−26では部数カウンターmの値
が1か否かを判断し、この場合はその結果がYesなの
で、ステップS−28に移って、コピー束を搭載してい
る全ての収納ビン10の移送ベルトモーター5を駆動
し、移送ベルト11を周回させてその上に乗っているコ
ピー束を下流側に移動させ、退避させる(S−28)。
そして、部数カウンターmの値を歩進させた後(S−2
9)、ステップS−21に戻り、部数カウンターm=2
に対する上述の処理を繰り返す。ただし、ステップS−
26では部数カウンターmの値が1か否かの判断はNo
なので、移送ベルトモーター5を逆駆動し、移送ベルト
11を逆方向に周回させて最初のコピー束を上流側に移
動させ、最初のコピー束を2番目のコピー束と共に後端
フェンス16に突き当てて、二つのコピー束の後端を揃
える(S−27)。その後、移送ベルトモーター5を反
転させて移送ベルト11を周回させ、二つのコピー束を
下流側に移動させ、退避させる(S−28)。以下、上
述の綴じ動作を繰り返し、ステップS−21でFm =
0、即ち、コピーを配付すべき箇所が最早、残っていな
いと判断されるまで上述の動作を繰り返す。
の原稿自動循環搬送機能を選択して原稿を循環させなが
ら複写し、排出されたコピーの束を順次、綴じるように
しているので、全コピー束の綴じ処理に要する時間が長
くなってしまう。そこで、原稿を通常の原稿自動搬送機
能により給送して、給送された原稿に対して必要になる
コピーを連続複写して、それらを収納する収容ビン10
に分配することにより、より短い時間で必要部数の製本
化が可能な本発明の第2の実施例を説明する。図10は
本発明の第2の実施例に係る綴じ動作制御の流れ図であ
る。装置の構成は第1の実施例のものと変わらないので
説明を省略する。まず、部数カウンターmの値の初期化
を行った後(S−20)、配付箇所毎の複写部数Mn を
調べて、Mn ≧m(=1)を満たす配付箇所数Fm を算
出し、算出したFm に対し、Fm =0か否かを判断する
(S−21)。判断結果がNoならば、即ち、コピーを
配付すべき箇所が未だ残っていれば、Fm 回複写処理を
行ってFm 枚のコピーを作成する(S−22)。次に、
Mn ≧m(=1)を満たす配付箇所に対応する収納ビン
10に、作成したFm 枚のコピーを順次分配する(S−
23)。そして、全原稿に対する複写処理が終了したか
否かを判断する(S−24)。複数原稿の場合は判断結
果がNoなので、ステップS−22に戻って、原稿を次
のものに入れ替えて複写処理および収納ビン10への分
配処理を繰り返す。ステップS−24で全原稿に対する
複写処理が終了したと判断された時は、ステープラー1
2を垂直方向に移動させて、収納ビン10に収納され、
堆積しているコピー束を次々に綴じていく(S−2
5)。次のステップS−26では部数カウンターmの値
が1か否かを判断し、この場合はその結果がYesなの
で、ステップS−28に移って、コピー束を搭載してい
る全ての収納ビン10の移送ベルトモーター5を駆動
し、移送ベルト11を周回させてその上に乗っているコ
ピー束を下流側に移動させ、退避させる(S−28)。
そして、部数カウンターmの値を歩進させた後(S−2
9)、ステップS−21に戻り、部数カウンターm=2
に対する上述の処理を繰り返す。ただし、ステップS−
26では部数カウンターmの値が1か否かの判断はNo
なので、移送ベルトモーター5を逆駆動し、移送ベルト
11を逆方向に周回させて最初のコピー束を上流側に移
動させ、最初のコピー束を2番目のコピー束と共に後端
フェンス16に突き当てて、二つのコピー束の後端を揃
える(S−27)。その後、移送ベルトモーター5を反
転させて移送ベルト11を周回させ、二つのコピー束を
下流側に移動させ、退避させる(S−28)。以下、上
述の綴じ動作を繰り返し、ステップS−21でFm =
0、即ち、コピーを配付すべき箇所が最早、残っていな
いと判断されるまで上述の動作を繰り返す。
【0011】次に、原稿自動搬送装置を有しない複写機
に本発明を適用した第3の実施例を説明する。図12お
よび図13はそれぞれ複写機の排紙部の平面図および縦
断面の模式図である。図13に示すように、排紙ローラ
ー54の直下流にステープラー12が配置されており、
その下側に配置されたコピー束搬送ベルト92上に排紙
ローラー54から送り出され、堆積したコピーまたは合
紙を含むコピーの束をその隅部で綴じることができるよ
うになっている。コピー束が綴じられると、コピー束搬
送ベルト92が周回移動してコピー束を排紙口に搬送
し、排紙トレイ90上に排出する。図12に示すよう
に、排紙トレイ90には一体的に水平方向に延設された
ラック90aに、図示しない排紙トレイ駆動モーターに
駆動される駆動ギヤ91が歯合していて、排紙トレイ9
0上に排出されるコピー束の部数が所定の配付先で必要
な部数に達すると、排紙トレイ駆動モーターが付勢され
て、排紙トレイ90を水平方向に所定距離だけ移動させ
る。これによって、排紙トレイ90上に排出されるコピ
ー束の排紙位置が所定距離だけずれるため、配付先毎の
コピー束の仕分けが可能になる。図14は排紙トレイ9
0上に排出されたコピー束の状態を示す模式図である。
上述のように、本実施例では排紙トレイ90を水平方向
に所定距離だけ移動させることによって配付先毎のコピ
ー束の仕分けを可能にする、所謂、ドギーテル機構を採
用したが、かかる機構を有しなくても、コピー束の前後
に所定の用紙を排出する、所謂、合紙機構を有する複写
機により同様の仕分け動作を行わせることができる。即
ち、本実施例で排紙トレイ90を水平方向に所定距離だ
け移動させる替わりに、配付先が変わることを示す合紙
を挿入するような制御を行わせれば良い。図15はかか
る合紙機構を有して、配付先毎に必要部数のコピー束を
仕分けできる本実施例の変形例によって排紙トレイ90
上に排出されたコピー束の状態を示す模式図である。図
において、IPは合紙を表す。合紙排紙の制御は第2の
実施例における仕分け制御と大差無いので説明を省略す
る。
に本発明を適用した第3の実施例を説明する。図12お
よび図13はそれぞれ複写機の排紙部の平面図および縦
断面の模式図である。図13に示すように、排紙ローラ
ー54の直下流にステープラー12が配置されており、
その下側に配置されたコピー束搬送ベルト92上に排紙
ローラー54から送り出され、堆積したコピーまたは合
紙を含むコピーの束をその隅部で綴じることができるよ
うになっている。コピー束が綴じられると、コピー束搬
送ベルト92が周回移動してコピー束を排紙口に搬送
し、排紙トレイ90上に排出する。図12に示すよう
に、排紙トレイ90には一体的に水平方向に延設された
ラック90aに、図示しない排紙トレイ駆動モーターに
駆動される駆動ギヤ91が歯合していて、排紙トレイ9
0上に排出されるコピー束の部数が所定の配付先で必要
な部数に達すると、排紙トレイ駆動モーターが付勢され
て、排紙トレイ90を水平方向に所定距離だけ移動させ
る。これによって、排紙トレイ90上に排出されるコピ
ー束の排紙位置が所定距離だけずれるため、配付先毎の
コピー束の仕分けが可能になる。図14は排紙トレイ9
0上に排出されたコピー束の状態を示す模式図である。
上述のように、本実施例では排紙トレイ90を水平方向
に所定距離だけ移動させることによって配付先毎のコピ
ー束の仕分けを可能にする、所謂、ドギーテル機構を採
用したが、かかる機構を有しなくても、コピー束の前後
に所定の用紙を排出する、所謂、合紙機構を有する複写
機により同様の仕分け動作を行わせることができる。即
ち、本実施例で排紙トレイ90を水平方向に所定距離だ
け移動させる替わりに、配付先が変わることを示す合紙
を挿入するような制御を行わせれば良い。図15はかか
る合紙機構を有して、配付先毎に必要部数のコピー束を
仕分けできる本実施例の変形例によって排紙トレイ90
上に排出されたコピー束の状態を示す模式図である。図
において、IPは合紙を表す。合紙排紙の制御は第2の
実施例における仕分け制御と大差無いので説明を省略す
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、画像記録手段から排出され、シート綴じ手段
が綴じた、もしくは、綴じるシートの束を複数のシート
束群に仕分けるようにしたので、指定された部数毎に原
稿を読み取って記録したシート束を自動的に指定された
数の群に分割することができる。請求項2記載の発明に
よれば、シート束群仕分手段を上下方向に多段に積装さ
れた複数のシート収納棚にシートを順次、分配するもの
としたので、一般的な仕分け装置であるソーターをシー
ト束群仕分手段として使用することができる。請求項3
記載の発明によれば、シート束群仕分手段をシート綴じ
手段が綴じたシートの束を排出する位置をシート束群毎
に異ならせるものとしたので、比較的に簡単な機構でシ
ート束群仕分手段を構成することができる。請求項4記
載の発明によれば、シート束群仕分手段を画像記録手段
から排出され、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴
じる画像記録済みのシートの束の群の前または後に画像
が記録されないシートを排出するものとしたので、所
謂、合紙機構をシート束群仕分手段とすることができ
る。請求項5記載の発明によれば、原稿自動搬送手段を
原稿読取位置に搬送し終わった原稿を再度原稿読取位置
に搬送し得る原稿自動循環搬送手段とし、シート束群仕
分手段を原稿自動循環搬送手段が全ての原稿を一通り原
稿読取位置に搬送し、画像記録手段が原稿読取位置に搬
送された原稿の画像を読み取って、その画像に対応する
画像を記録して排出したシートを順次、同一のシート収
納棚に収納するものとしたので、一般的な原稿自動循環
搬送装置を用いて簡単な制御動作でシート束を複数のシ
ート束群に仕分けることができる。請求項6記載の発明
によれば、シート束群仕分手段を画像記録手段が原稿読
取位置に搬送された同一の原稿の画像を読み取って、そ
の画像に対応する画像を記録して排出したシートを順
次、記録済みシートが分配されるべきシート収納棚に分
配するものとしたので、より一般的な原稿自動搬送装置
を用いて簡単な制御動作でシート束を複数のシート束群
に仕分けることができる。
によれば、画像記録手段から排出され、シート綴じ手段
が綴じた、もしくは、綴じるシートの束を複数のシート
束群に仕分けるようにしたので、指定された部数毎に原
稿を読み取って記録したシート束を自動的に指定された
数の群に分割することができる。請求項2記載の発明に
よれば、シート束群仕分手段を上下方向に多段に積装さ
れた複数のシート収納棚にシートを順次、分配するもの
としたので、一般的な仕分け装置であるソーターをシー
ト束群仕分手段として使用することができる。請求項3
記載の発明によれば、シート束群仕分手段をシート綴じ
手段が綴じたシートの束を排出する位置をシート束群毎
に異ならせるものとしたので、比較的に簡単な機構でシ
ート束群仕分手段を構成することができる。請求項4記
載の発明によれば、シート束群仕分手段を画像記録手段
から排出され、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴
じる画像記録済みのシートの束の群の前または後に画像
が記録されないシートを排出するものとしたので、所
謂、合紙機構をシート束群仕分手段とすることができ
る。請求項5記載の発明によれば、原稿自動搬送手段を
原稿読取位置に搬送し終わった原稿を再度原稿読取位置
に搬送し得る原稿自動循環搬送手段とし、シート束群仕
分手段を原稿自動循環搬送手段が全ての原稿を一通り原
稿読取位置に搬送し、画像記録手段が原稿読取位置に搬
送された原稿の画像を読み取って、その画像に対応する
画像を記録して排出したシートを順次、同一のシート収
納棚に収納するものとしたので、一般的な原稿自動循環
搬送装置を用いて簡単な制御動作でシート束を複数のシ
ート束群に仕分けることができる。請求項6記載の発明
によれば、シート束群仕分手段を画像記録手段が原稿読
取位置に搬送された同一の原稿の画像を読み取って、そ
の画像に対応する画像を記録して排出したシートを順
次、記録済みシートが分配されるべきシート収納棚に分
配するものとしたので、より一般的な原稿自動搬送装置
を用いて簡単な制御動作でシート束を複数のシート束群
に仕分けることができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る複写機のソーター
の収容ビンの平面図および正面図
の収容ビンの平面図および正面図
【図2】綴じ動作の様子を時系列的に示す模式図
【図3】本発明の第1の実施例に係る複写機の外観を示
す正面図
す正面図
【図4】原稿搬送部の内部構成を示す構成図
【図5】読取作像部の概略を示す構成図
【図6】複写機本体に付設されるソーターの概略を示す
構成図
構成図
【図7】ソーターの偏向動作機構を示す模式図
【図8】駆動制御機構の要部を示すブロック図
【図9】綴じ動作制御の流れ図
【図10】本発明の第2の実施例に係る綴じ動作制御の
流れ図
流れ図
【図11】収容ビンに排出された最上位のコピー束を示
す斜視図
す斜視図
【図12】本発明の第3の実施例に係る複写機の排紙部
の平面図
の平面図
【図13】本発明の第3の実施例に係る複写機の排紙部
の縦断面の模式図
の縦断面の模式図
【図14】排紙トレイ上に排出されたコピー束の状態を
示す模式図
示す模式図
【図15】合紙機構を有する本発明の第3の実施例の変
形例に係る複写機の排紙トレイ上に排出されたコピー束
の状態を示す模式図
形例に係る複写機の排紙トレイ上に排出されたコピー束
の状態を示す模式図
1 スキャナー部 2 操作部 3 制御部 4 ステープラー駆動モーター 5 移送ベルト駆動モーター 10 収納ビン 11 移送ベルト 12 ステープラー 14 ジョガー 15 サイドフェンス 16 後端フェンス 17 偏向爪 18 排出ローラー 20 コンタクトガラス 21 原稿トレイ 42 光電変換器 44 感光体ベルト 46 現像器 52 定着器 53(a,b) 給紙カセット 61 ソレノイド I 原稿搬送部 II 読取作像部 III ソーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/58 Z 9147−3F G03G 15/00 H04N 1/00 108 Q
Claims (6)
- 【請求項1】 原稿を順次、自動的に原稿読取位置に搬
送する原稿自動搬送手段と、該原稿自動搬送手段により
前記原稿読取位置に搬送された原稿の画像を読み取っ
て、その画像に対応する画像をシート上に記録して排出
する画像記録手段と、該画像記録手段に順次、シートを
自動的に供給するシート供給手段と、前記画像記録手段
から排出されたシートの束を綴じるシート綴じ手段と、
前記原稿自動搬送手段が前記原稿読取位置に全ての原稿
を一通り搬送し終わって、前記画像記録手段が全ての原
稿に対応するシートの束を排出し終わった時に、前記シ
ート綴じ手段にシートの束を綴じる綴じ動作を指示する
綴じ動作制御手段を具えたシート記録・綴じ装置におい
て、前記シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じるシ
ートの束を複数のシート束群に仕分けるシート束群仕分
手段を有したことを特徴とするシート記録・綴じ装置。 - 【請求項2】 シート束群仕分手段は上下方向に多段に
積装された複数のシート収納棚にシートを順次、分配す
るものであることを特徴とする請求項1記載のシート記
録・綴じ装置。 - 【請求項3】 シート束群仕分手段はシート綴じ手段が
綴じたシートの束を排出する位置をシート束群毎に異な
らせるものであることを特徴とする請求項1記載のシー
ト記録・綴じ装置。 - 【請求項4】 シート束群仕分手段は画像記録手段から
排出され、シート綴じ手段が綴じた、もしくは、綴じる
画像記録済みのシートの束の群の前または後に画像が記
録されないシートを排出するものであることを特徴とす
る請求項1記載のシート記録・綴じ装置。 - 【請求項5】 原稿自動搬送手段は原稿読取位置に搬送
し終わった原稿を再度前記原稿読取位置に搬送し得る原
稿自動循環搬送手段であり、シート束群仕分手段は前記
原稿自動循環搬送手段が全ての原稿を一通り原稿読取位
置に搬送し、画像記録手段が前記原稿読取位置に搬送さ
れた原稿の画像を読み取って、その画像に対応する画像
を記録して排出したシートを順次、同一のシート収納棚
に収納するものであることを特徴とする請求項2記載の
シート記録・綴じ装置。 - 【請求項6】 シート束群仕分手段は画像記録手段が原
稿読取位置に搬送された同一の原稿の画像を読み取っ
て、その画像に対応する画像を記録して排出したシート
を順次、記録済みシートが分配されるべきシート収納棚
に分配するものであることを特徴とする請求項2記載の
シート記録・綴じ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159535A JPH0769524A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シート記録・綴じ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159535A JPH0769524A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シート記録・綴じ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0769524A true JPH0769524A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=15695896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159535A Pending JPH0769524A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シート記録・綴じ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392683B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-05-21 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Method for making marks in a transparent material by using a laser |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159535A patent/JPH0769524A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392683B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-05-21 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Method for making marks in a transparent material by using a laser |
US6417879B2 (en) | 1997-09-26 | 2002-07-09 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Method for making marks in a transparent material by using a laser |
US6501499B2 (en) | 1997-09-26 | 2002-12-31 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Method for making marks in a transparent material by using a laser |
US6587136B2 (en) | 1997-09-26 | 2003-07-01 | Sumitomo Heavy Industries Ltd. | Method for making marks in a transparent material by using a laser |
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