JPH0768884A - プリンタ用キャリッジ駆動装置 - Google Patents

プリンタ用キャリッジ駆動装置

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Publication number
JPH0768884A
JPH0768884A JP24364893A JP24364893A JPH0768884A JP H0768884 A JPH0768884 A JP H0768884A JP 24364893 A JP24364893 A JP 24364893A JP 24364893 A JP24364893 A JP 24364893A JP H0768884 A JPH0768884 A JP H0768884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
step motor
flywheel
rotating shaft
motor
printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP24364893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Koda
裕 鴻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP24364893A priority Critical patent/JPH0768884A/ja
Publication of JPH0768884A publication Critical patent/JPH0768884A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速回転時の高印字品位モードを維持しつ
つ、高速回転時のステップモータの脱調を排除したプリ
ンタ用キャリッジ駆動装置を提供すること。 【構成】 プリンタ用キャリッジに移送力を付勢するス
テップモータ1と、このステップモータ1に連結された
フライホイール3とを備えている。フライホイール3
は、クラッチ機構20を介してモータ回転軸1Aに連結
されている。クラッチ機構20は、モータ回転軸1A,
フライホイール回転軸3Aに装備されたギヤー4,5
と、この各ギヤー4,5相互間に係合離脱自在に配設さ
れた遊星ギヤー機構6と、この遊星ギヤー機構6の動作
を規制するソレノイド10および元位置復帰ばね9とを
備えている。そして、ステップモータを高速で回転させ
るときは、クラッチ機構20を作動させてステップモー
タの回転をフライホイールに伝達しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ用キャリッジ
駆動装置に係り、とくに低騒音プリンタの一部を成すプ
リンタ用キャリッジ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は、例えば特開昭6
2−255156号公報にみられるように、キャリッジ
を駆動するステップモータにはフライホイールは取り付
けられていない。
【0003】一方、高品位印字モードに対応してキャリ
ッジの送り速度も変化し、キャリッジ駆動用のステップ
モータを低速から高速まで数段階の速度で回転させる必
要が生じている。この場合、ステップモータを低速で回
転させると振動が大きくなって騒音が増大することか
ら、これを解決するため、近時にあってはステップモー
タの出力軸にフライホイールを連結し、これによって回
転の円滑化と共にステップモータの低騒音化が図られて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
プモータによりキャリッジを駆動するシリアルプリンタ
においては、前述したように高品位印字モードや高速印
字モードに対応してキャリッジ送りも速度も変化し、キ
ャリッジ駆動用のステップモータを低速から高速まで数
段階の速度で回転させる必要がある。
【0005】かかる場合、前述したように低速回転時の
振動を抑えるためステップモータのモータ軸にフライホ
イールを取り付けると、高速回転時にあってキャリッジ
の走行を加減速するために必要な駆動力が増大するばか
りでなく、ステップモータが脱調しやすくなる、という
不都合が生じていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに低速回転時の高印字品位モードを維持
しつつ、高速回転時のステップモータの脱調を確実に排
除し、これによってキャリッジの走行速度を低速から高
速まで数段階にわたって円滑に可変設定し得るプリンタ
用キャリッジ駆動装置を提供することを、その目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、プリンタ用
キャリッジに移送力を付勢するステップモータと、この
ステップモータのモータ回転軸に連結されたフライホイ
ールとを備え、このフライホイールを、クラッチ機構を
介してモータ回転軸に連結する、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0008】
【作 用】高印字品位モードに対応して、ステップモー
タ1を低速で回転させる場合、ソレノイド10をオフに
すると、元位置復帰ばね9が作用して遊星歯車6をモー
タ回転軸1Aおよびフライホイール回転軸20Aに装備
されたギヤー4,5に噛み合わせる。これにより、ステ
ップモータ1の回転が、ギヤー4,遊星歯車6およびギ
ヤー5を介して、フライホイール3に伝達される。
【0009】また、高速印字モードに対応して、ステッ
プモータ1を高速で回転させる場合、ソレノイド10を
オンにし、遊星歯車6をギヤー4,5から離す。このと
き、遊星歯車6は、図1において2点鎖線で示した位置
に移動し、ステップモータ3の回転は、フライホイール
3には伝達されない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0011】この図1に示す実施例は、プリンタ用キャ
リッジに移送力を付勢するステップモータ1と、このス
テップモータ1のモータ回転軸1Aに連結されたフライ
ホイール3とを備えている。このフライホイール3は、
クラッチ機構20を介してモータ回転軸1Aに連結され
ている。
【0012】クラッチ機構20は、モータ回転軸1Aお
よびフライホイール回転軸3Aにそれぞれ装備されたギ
ヤー4,5と、この各ギヤー4,5相互間に係合離脱自
在に配設された遊星ギヤー機構6と、この遊星ギヤー機
構6の動作を規制するソレノイド10および元位置復帰
ばね9とを備えている。
【0013】これを更に詳述すると、図1において、ス
テップモータ1は、タイミングベルト2を介して図示し
ていないキャリッジを駆動する。ギヤー4はステップモ
ータ1のモータ軸1Aに取り付けられている。フライホ
イール3とギヤー5は一体に回転可能に取り付けられて
いる。遊星歯車6Aは、支点8に支持された遊星アーム
6Bによって保持されている。
【0014】遊星アーム6Bは、ソレノイド10がオフ
(OFF)のときに元位置復帰ばね9によって遊星歯車
6がギヤー4,5と噛み合う方向に引かれるようになっ
ている。ソレノイド10は、ワイヤ11を介して遊星ア
ーム7と接続され、ソレノイド10がオン(ON)のと
き、遊星歯車6がギヤー4,5と離れる方向に遊星アー
ム7を引く方向に作動する。
【0015】次に、上記実施例の動作を説明する。
【0016】高印字品位モードに対応して、ステップモ
ータ1を低速で回転させる場合、ソレノイド10をOF
Fにすると、遊星アーム7は、元位置復帰ばね9により
矢印Aの方向に引かれ、これによって遊星歯車6がモー
タ回転軸1Aおよびフライホイール回転軸20Aにそれ
ぞれ装備されたギヤー4,5と噛合し、ステップモータ
1の回転が、ギヤー4,遊星歯車6およびギヤー5を介
して、フライホイール3に伝達される。
【0017】また、高速印字モードに対応して、ステッ
プモータ1を高速で回転させる場合、ソレノイド10を
ONにし、ワイヤ11を介して、遊星アーム7を矢印B
の方向に引き、遊星歯車6をギヤー4,5から離す。こ
のとき、遊星アーム7および遊星歯車6は、図1におい
て2点鎖線で示した位置に移動し、ステップモータ3の
回転は、フライホイール3には伝達されない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、キャリ
ッジを駆動するステップモータとフライホイールとの間
にクラッチ機構を備えたので、高印字品位モードに対応
してステップモータを低速で回転させるときは、ステッ
プモータの回転をフライホイールに伝達し、フライホイ
ールをステップモータの慣性負荷とすることによってス
テップモータの振動を有効に抑制し騒音の発生を大幅に
低減することができ、また、高速印字モードに対応して
ステップモータを高速で回転させるときには、ステップ
モータの回転をフライホイールに伝達しない用にクラッ
チ機構を作動させるようにしたので、ステップモータに
作用する負荷を減らすことができ、従ってステップモー
タの脱調を防止することができ、以上のように構成した
ので、低速回転時の高印字品位モードを維持しつつ、高
速回転時のステップモータの脱調を確実に排除し、これ
によってキャリッジの走行速度を低速から高速まで数段
階にわたって円滑に可変設定し得るという従来にない優
れたプリンタ用キャリッジ駆動装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ステップモータ 1A モータ回転軸 3 フライホイール 4,5 ギヤー 6 遊星ギヤー機構 7 遊星アーム 9 元位置復帰ばね 10 ソレノイド 20 クラッチ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ用キャリッジに移送力を付勢す
    るステップモータと、このステップモータのモータ回転
    軸に連結されたフライホイールとを備えて成るプリンタ
    用キャリッジ駆動装置において、 前記フライホイールを、クラッチ機構を介して前記モー
    タ回転軸に連結したことを特徴とするプリンタ用キャリ
    ッジ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ機構が、前記モータ回転軸
    およびフライホイール回転軸にそれぞれ装備されたギヤ
    ーと、この各ギヤー相互間に係合離脱自在に配設された
    遊星ギヤー機構と、この遊星ギヤー機構の動作を規制す
    るソレノイドおよび元位置復帰ばねとを備えた構成であ
    ることを特徴とする請求項1記載のプリンタ用キャリッ
    ジ駆動装置。
JP24364893A 1993-09-03 1993-09-03 プリンタ用キャリッジ駆動装置 Pending JPH0768884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24364893A JPH0768884A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 プリンタ用キャリッジ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24364893A JPH0768884A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 プリンタ用キャリッジ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0768884A true JPH0768884A (ja) 1995-03-14

Family

ID=17106948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24364893A Pending JPH0768884A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 プリンタ用キャリッジ駆動装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0768884A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166677A (ja) * 1984-09-11 1986-04-05 Nec Corp プリンタのキヤリツジ駆動機構
JPS61197268A (ja) * 1985-02-28 1986-09-01 Silver Seiko Ltd タイプライタ等のキヤリア駆動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166677A (ja) * 1984-09-11 1986-04-05 Nec Corp プリンタのキヤリツジ駆動機構
JPS61197268A (ja) * 1985-02-28 1986-09-01 Silver Seiko Ltd タイプライタ等のキヤリア駆動装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980106