JPH0768021A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

遊技機の制御装置

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JPH0768021A
JPH0768021A JP21877993A JP21877993A JPH0768021A JP H0768021 A JPH0768021 A JP H0768021A JP 21877993 A JP21877993 A JP 21877993A JP 21877993 A JP21877993 A JP 21877993A JP H0768021 A JPH0768021 A JP H0768021A
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JP
Japan
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noise
game
signal
control device
reset signal
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Application number
JP21877993A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0768021A publication Critical patent/JPH0768021A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズによる悪影響を防止する。 【構成】 一定周期のリセット信号を基準にプログラム
制御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイ
ズを検出するノイズ検出手段Aと、ノイズ検出手段Aか
らの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化する
リセット信号不能化手段Bとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機等、遊技の興趣を高める
ために、遊技部に開閉部材を持つ変動入賞装置ならびに
複数の図柄を変動表示する表示装置等を設け、特定の入
賞条件あるいは表示装置の図柄の組合わせ等に基づき、
変動入賞装置を遊技者に有利な状態に変換する等、入賞
率の大きい特別遊技を行わせる遊技機がある。
【0003】この種の遊技機は、制御装置が変動入賞装
置のアクチュエータの駆動、表示装置の図柄の変動等を
行うようになっており、この制御装置に、ノイズ等によ
る誤動作を防止するために、一定周期でリセット信号を
発生するリセット信号発信回路を設け、このリセット信
号の入力毎にプログラムの始めから制御を実行するもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような制
御装置にあっても、遊技球が遊技機の島設備(遊技店内
の多数の遊技機を配置した箇所)を流動する間に帯電す
る静電気等のノイズ、あるいは遊技機外部からの電磁波
等のノイズが、悪影響を及ぼすことがある。
【0005】これらのノイズによっては、制御装置内の
遊技データに影響し、プログラムの暴走を招いたり、デ
ータが破壊しかねないのである。また、特に大当たり等
の特別遊技中に、ノイズによって大当たり遊技が消滅す
る事態になったのでは、遊技者に多大の損害を与えるこ
とにもなり、問題である。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図7に示
すように一定周期のリセット信号を基準にプログラム制
御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイズ
を検出するノイズ検出手段Aと、ノイズ検出手段Aから
の信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化するリ
セット信号不能化手段Bとを設ける。
【0008】第2の発明は、図7に示すように第1の発
明において、ノイズ検出手段Aからの信号に基づき遊技
機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器Cへの出力
信号を停止する出力信号停止手段Dを設ける。
【0009】
【作用】第1の発明では、ノイズ検出手段によってノイ
ズが検出されると、リセット信号不能化手段によってリ
セット信号の発信が停止され、制御装置の命令実行が停
止される。これにより、ノイズに起因するプログラムの
暴走、データの破壊が防止される。
【0010】第2の発明では、この際、遊技機のアクチ
ュエータ、ランプ等の各電気機器への出力信号が停止さ
れるので、変動入賞装置、飾り照明等が初期態様に維持
され、不正な入賞およびランプ類の故障等が避けられ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は遊技機(パチンコ機)の遊技盤1を
示すもので、そのガイドレール2で囲われる遊技領域の
ほぼ中央に複数の図柄を表示可能な可変表示装置3が、
可変表示装置3の下方に大入賞口を有する変動入賞装置
4が配設される。
【0013】変動入賞装置4の直上方に始動口5が、変
動入賞装置4の左右に始動口6が配設され、それぞれ始
動口5,6に入賞球を検出する始動スイッチ7が設けら
れる。
【0014】始動口5,6への打球の入賞に基づき、可
変表示装置3の複数の図柄の変動表示が開始され、所定
時間が経過するとその変動表示が停止される。この複数
の図柄が当たりの組合わせ(同一図柄の組合わせ)で停
止すると、特別の遊技が発生される。
【0015】特別の遊技が発生すれば、変動入賞装置4
の大入賞口の開閉扉8がアクチュエータとしてのソレノ
イド9によって、所定の期間球を受け入れない閉状態
(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやすい開状態
(遊技者に有利な状態)に変換駆動される。
【0016】変動入賞装置4内には、内部の継続入賞口
への入賞によって特別の遊技のサイクル継続を可とする
継続スイッチ10ならびに入賞数を計数するカウントス
イッチ11が配設される。
【0017】始動口5,6の入賞記憶は、可変表示装置
3の上部の特図記憶表示器12に表示され、変動入賞装
置4の入賞数等は可変表示装置3に表示される。13〜
15は天入賞口を含む一般入賞口、16は遊技球の転動
誘導部材としての風車、17,18は遊技状態に応じて
作動する装飾用のランプ、LED、19はアウト口であ
る。
【0018】図2は遊技機の裏側を示すもので、20は
球貯留タンク、21は球貯留タンク20のパチンコ球を
球排出装置(図示しない)に誘導する誘導樋、22は遊
技盤1から送られた入賞球の排出ユニット、球排出装置
の排出ユニットを制御する排出制御装置である。排出制
御装置22により、各排出ユニットが駆動され、入賞球
に基づく賞球の排出が行われる。
【0019】23は打球発射装置で、遊技機の前面側の
ハンドル操作によって発射レバー24が駆動され、パチ
ンコ球が遊技領域に打ち出される。25は遊技盤1の各
入賞装置、表示装置、ランプ等を制御する遊技制御装置
である。
【0020】図3は遊技制御系のブロック構成を示すも
ので、遊技制御装置25はCPU27、ROM28、R
AM29、バッファゲート30、出力ポート31等から
なり、CPU27にはアンドゲート32を介してリセッ
ト回路33から一定の周期(数ms)で発信するリセッ
ト信号を入力する。このリセット信号を基準に、CPU
27はROM28に定めたプログラムを始めから実行す
る。
【0021】即ち、遊技制御装置25は、ROM28に
定めたプログラム、始動口5,6の始動スイッチ7、変
動入賞装置4内の継続スイッチ10、カウントスイッチ
11からの信号に基づいて、特図記憶表示器12、可変
表示装置3、変動入賞装置4の開閉扉8のソレノイド
9、各ランプ、LED等を制御するが、リセット回路3
3からのリセット信号の入力毎に、それぞれメモリチェ
ック、スイッチ入力処理、遊技動作処理、出力処理等の
処理プログラムを実行していく。
【0022】この遊技制御装置25にノイズ検出装置3
5が備えられる。これは、図4のようにAC(交流)を
DC(直流)に変換してDC電源回路36に送る整流回
路37のACの各入力側に、サージプロテクタ38が接
続され、サージプロテクタ38の接地側にバリスタ39
が設けられる。サージプロテクタ38の回りには光セン
サ40が配置され、光センサ40の信号はリセット回路
33からのリセット信号をCPU27に送るアンドゲー
ト32に入力される。
【0023】一定以上のノイズ信号がくれば、サージプ
ロテクタ38を流れて、マイクロギャップの作用によっ
てサージプロテクタ38が発光する。不要な電流、続流
はバリスタ39によってカットされる。サージプロテク
タ38が発光すると、光センサ40がオンして光センサ
40の信号がローレベルに切換えられる。
【0024】したがって、ノイズ検出装置35によって
一定以上のノイズが検出されると、アンドゲート32
(リセット信号不能化手段)が閉じられ、リセット回路
33からCPU27へのリセット信号がカットされる。
【0025】また、光センサ40の信号は、インバータ
41を介して出力ポート31とドライバ42との間に設
けられたスイッチ43(出力信号停止手段)に入力さ
れ、光センサ40の信号がローレベルのときは、ドライ
バ42を介しての各ソレノイド、ランプ、LED等への
出力がオフにされる。
【0026】44は制御動作タイミングを定める分周回
路、45は各種音声を発生するためのサウンドジェネレ
ータ、46はスピーカである。
【0027】遊技制御装置25による制御内容(プログ
ラム)は、図5に示すように電源投入時の初期化処理、
RAMのチェック、スイッチの入力処理、遊技動作処
理、各機器の出力処理、音声出力処理等からなる(S1
〜S12)。
【0028】電源を投入すると、まずRAM29の初期
化を行う。RAM29のチェックは、プログラムの実行
毎に、所定のRAM領域に検査データをセットし、これ
をチェックして異常があれば、RAM29の初期化を行
う。
【0029】スイッチの入力処理は、始動スイッチ7、
継続スイッチ10、カウントスイッチ11の信号の2度
読み等を行い、チャタリングを除去して、的確に入力を
判定する。
【0030】遊技動作処理は、処理条件にしたがって通
常動作、図柄変動動作、当たり動作、外れ動作を行う。
【0031】打球が始動口5,6に入賞し、始動スイッ
チ7がオンすると、その入賞記憶を基に可変表示装置3
の図柄の変動表示を開始する。入賞記憶は特図記憶表示
器12に表示する。
【0032】所定時間が経過すると可変表示装置3の変
動表示を停止し、その停止時の図柄が当たりの組合わせ
かどうかを判定する。
【0033】外れの組合わせのときは、外れ表示等を行
い、通常動作に戻す。
【0034】当たりの組合わせであれば、特別の遊技を
発生する。特別の遊技が発生すると変動入賞装置4の開
閉扉8を所定の期間、球を受け入れやすい開状態に変
換、つまり打球が所定数入賞または所定時間経過するま
で開閉扉8を開く。これを継続スイッチ10のオンを条
件に繰り返し、規定サイクル数行うと、特別の遊技を終
了する。
【0035】出力処理は、遊技動作処理に合わせて、可
変表示装置3、開閉扉8のソレノイド9、特図記憶表示
器12、各ランプ、LEDに動作信号を出力する。
【0036】このプログラムは、リセット回路33から
一定周期で入力するリセット信号を基準に、そのリセッ
ト信号を制御周期に1回の処理を実行していく。
【0037】即ち、リセット信号の入力がないと、遊技
制御装置25は、命令実行を停止(HALT)する。
【0038】このように、遊技制御装置25にノイズ検
出装置35を設け、ノイズを検出するとリセット回路3
3からのリセット信号の発信を停止し、遊技制御装置2
5の命令実行を停止するので、ノイズの影響を防止でき
る。
【0039】この場合、ノイズ検出装置35のサージプ
ロテクタ38をAC電源側に設けたので、ノイズはサー
ジプロテクタ38を流れ、遊技制御装置25のIC部品
周辺でのノイズの発生を抑えられる。
【0040】このため、遊技球に帯電した静電気等のノ
イズ、あるいは遊技機外部からの電磁波等のノイズによ
る影響を排除でき、遊技制御装置25のプログラムの暴
走やデータの破壊を確実に防止できる。
【0041】また、ノイズを検出すると遊技制御装置2
5の命令実行を停止するため、大当たり等の特別遊技中
に大当たり遊技が消滅することがなく、かつノイズがな
くなるとリセット信号が復帰してプログラムを始めから
再実行するので、元の大当たり遊技を続いて行うことが
できる。
【0042】これにより、遊技者とのトラブルを防止で
き、遊技機の高い信頼性を確保できる。
【0043】一方、ノイズの検出により遊技制御装置2
5の命令実行を停止すると、同時にソレノイド9、ラン
プ、LED等への出力がオフされる。
【0044】したがって、変動入賞装置4の開閉扉8が
開いたままとなって、その間に打球が変動入賞装置4に
不正に入賞するようなことはなく、またランプ等が初期
状態に戻され、破損等を防止できる。
【0045】なお、ノイズの検出時に、遊技制御装置2
5の命令実行を停止するだけでなく、賞球の排出制御装
置22、ならびに打球発射装置23も停止するようにし
ても良い。排出制御装置22を停止して誤動作を回避す
れば、不正な賞球を避けられる。
【0046】また、ノイズの検出信号を遊技店の管理装
置に送るようにすれば、ノイズ発生状態についてのデー
タ収集が可能になる。
【0047】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
遊技機の前面枠50に取付けられ遊技盤1の前面を覆う
カバーガラス51に、ノイズ検出装置として透明のアン
テナ線52を埋設したものである。
【0048】このアンテナ線52がノイズを検知する
と、ハイレベルからローレベルに切換えられた信号が、
前記実施例のアンドゲート32ならびにスイッチ43に
送られるようになっている。
【0049】このようなアンテナ線52を設ければ、ト
ランシーバ等からの不正な電磁波をより的確に検出で
き、プログラムの暴走、データの破壊ならびに不正行為
を確実に防止できる。
【0050】もちろん、前記ノイズ検出装置35にこの
アンテナ線52の検出装置を併用することができる。
【0051】なお、各実施例は、電子制御の制御装置を
有する種々の遊技機に適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように第1の発明は、一定周期の
リセット信号を基準にプログラム制御を実行する遊技機
の制御装置において、回路にノイズを検出するノイズ検
出手段と、ノイズ検出手段からの信号に基づき前記リセ
ット信号の発生を不能化するリセット信号不能化手段と
を設けたので、ノイズによるプログラムの暴走やデータ
の破壊を確実に防止でき、高い信頼性を確保できる。
【0053】第2の発明は、第1の発明において、ノイ
ズ検出手段からの信号に基づき遊技機のアクチュエー
タ、ランプ等の各電気機器への出力信号を停止する出力
信号停止手段を設けたので、不正な入賞、ランプ等の破
壊を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の正面図である。
【図2】遊技機全体の背面図である。
【図3】制御系のブロック構成図である。
【図4】ノイズ検出装置の回路図である。
【図5】制御内容を示すフローチャートである。
【図6】他の実施例の遊技機の斜視図である。
【図7】発明の構成図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 可変表示装置 4 変動入賞装置 5,6 始動口 7 始動スイッチ 8 開閉扉 9 ソレノイド 10 継続スイッチ 11 カウントスイッチ 12 特図記憶表示器 22 排出制御装置 23 打球発射装置 25 遊技制御装置 27 CPU 28 ROM 29 RAM 32 アンドゲート 33 リセット回路 35 ノイズ検出装置 38 サージプロテクタ 40 光センサ 41 インバータ 43 スイッチ 51 カバーガラス 52 アンテナ線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期のリセット信号を基準にプログ
    ラム制御を実行する遊技機の制御装置において、回路に
    ノイズを検出するノイズ検出手段と、ノイズ検出手段か
    らの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化する
    リセット信号不能化手段とを設けたことを特徴とする遊
    技機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ検出手段からの信号に基づき
    遊技機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器への出
    力信号を停止する出力信号停止手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の遊技機の制御装置。
JP21877993A 1993-09-02 1993-09-02 遊技機の制御装置 Pending JPH0768021A (ja)

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JP21877993A JPH0768021A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 遊技機の制御装置

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JPH0768021A true JPH0768021A (ja) 1995-03-14

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ID=16725250

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JP21877993A Pending JPH0768021A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 遊技機の制御装置

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Cited By (6)

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