JP2008043384A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の遊技動作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段を介して、検知され、検知手段と制御手段、及び検知手段と制御手段の接続を外部と遮断し、不正基板等の接続を排除する遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】 所定の遊技動作を検知して電気信号を出力する検知手段4SW,5SWと、電気信号に基づき遊技機を制御する制御手段10aと、を備える遊技機1であって、検知手段4SW,5SWが、制御手段に電気的な接続手段をもって接続されるとともに、検知手段4SW,5SWと制御手段10a、及び接続手段が、検知手段に形成した検出部を除いて外部から遮断された状態で収容される収容手段10bと、所定の遊技動作に連動して作動し、遠隔に所定の遊技動作を伝達する電気信号を伝達媒体としない伝達手段A,Bと、を備え、所定の遊技動作が、伝達手段A,Bを介して、検知手段4SW,5SWで検知される構成としてある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技者の操作等の所定の遊技動作が伝達されることにより遊技が開始・停止する遊技機に関し、特に、作為的な電気信号を、操作等に係るスイッチなどに入力する不正行為から遊技機を保護する遊技動作の伝達機構の改良に関する。
一般に、スロットマシンやぱちんこ機などの遊技機は、1回で完結する遊技を繰り返して行い、遊技を進行させる方式を採用している。例えば、スロットマシンであれば、遊技者が遊技媒体となるメダルを投入して、スタートレバーを押下することで、リールが回転を開始し、遊技者の停止ボタンの押下により、リールが停止し、停止図柄の組合せによりはずれ又は当たりを判定して、所定の組合せの場合は、メダルの払い出しが行われ、これを1単位として、繰り返すことで、遊技が進行する。同様にぱちんこ機においても、遊技者の操作により遊技盤面上に発射された遊技球が、所定の始動口に入賞することで、TV等に表示された図柄が変動を開始し、所定の時間で図柄が変動を停止し、停止図柄の組合せによりはずれ又は当たりを判定して、所定の組合せの場合は、大入賞口が開放することで、遊技球の獲得が容易となる。そして、遊技者により行われるスタートレバーを押下や停止ボタンの押下、または遊技球の始動口への入賞などの遊技動作は、対応して設けられたスイッチなどの検知手段により検知され、この検知された信号が遊技機を制御する制御手段に伝達されることで一連の遊技が進行するようになっている。
図10は、従来のスロットマシンの遊技動作の伝達経路の一例を示す概略の構成を示した図である。
この図に示すように、スタートレバーや停止ボタンなどの操作部の近傍には、操作部が、遊技者の操作により作動したことを検知するスイッチ等の検知手段を備えており、この検知手段は操作部の作動を検知し、電気信号に変換し、電気ケーブルや所定の中継基板等を介して、CPUやROM,RAM等の所定のIC部品を搭載した遊技機全体を制御する制御手段である主基板に入力される。そして、主基板は、この入力信号に基づき、リールの回転開始、停止等、種々の動作を、主基板に搭載されたROMに記憶されたプログラムの記述に準じて、CPUが実行し、スロットマシンに装着された種々の装置を制御することで実現している。
ところで、近年、このような遊技機の構成を巧妙に利用した、以下のような不正行為が多発している。
具体的には、遊技場が不正に行う、所謂モーニングサービスと呼ばれる不正行為がある。
この行為は、スロットマシンのみならず、ぱちんこ機においても行われており、所謂「打ち込み機」と呼ばれる装置を用いて行われることが多い。「打ち込み機」とは、例えば、スロットマシンの場合、メダルの投入、スタートレバーの作動、停止ボタンの作動の一連の操作に係る信号を擬似的に作り出し、この擬似的な信号を、これらの作動に係るスイッチが接続されている図10に示すような、電気ケーブルや中継基板のコネクタ又は主基板のコネクタ等に、直接、入力することでこれら一連の動作が無人で自動的に行われるようにする装置である。
そして、モーニングサービスとは、この「打ち込み機」を用いて、遊技場が開店する前に、擬似的な遊技を自動で試行することで、電源投入時から多くの試行回数を確保し、大当たりが早く来るような錯覚を遊技者に与えたり、「打ち込み機」による試行で、大当たりフラグを事前に成立させた状態で放置しておき、また、RT(リプレイタイム)機能やAT(アシストタイム)機能を有するスロットマシンでは、このような特別な状態になるまで、「打ち込み機」で試行し、遊技場の開店時に、このような状態の遊技機を遊技者に、くじなどによる抽せんで提供する行為をいう。
これらの行為は、結果として遊技者の射幸心を悪戯に煽ることとなり、過剰なサービスとなっているため、違法行為として取締りの対象となっている。
また、大当たりとなる乱数を直撃する、所謂「ぶら下がり基板」を使用した不正行為がある。
図11は、従来のぱちんこ機の遊技動作の伝達経路の一例を示す概略の構成を示した図であり、数字などの図柄をTVなどの可変表示装置に変動表示させ、その停止表示された図柄の組合せが大当たりの場合に、所定の役物を作動させ、大量の遊技媒体の獲得が容易となる、広く普及しているタイプのぱちんこ機である。
「ぶら下がり基板」を用いた不正行為とは、図11に示すようなぱちんこ機において、変動表示の作動開始及び大当たりを決定する乱数の取得の契機となる遊技球の始動口への入賞を検知するスイッチや、その近傍の電気ケーブル等に、「ぶら下がり基板」と呼ばれるパルス信号を発生する装置を不正に装着する行為で、装着された「ぶら下がり基板」が、大当たり乱数の発生周期とパルス信号の発生周期の同期を計り、大当たりとなる乱数値に合致するタイミングで、強制的にパルス信号を主基板に入力することで、擬似的に始動口入賞を発生させ、大当たりとなる乱数を直撃し、強制的に大当たりを発生させることができる。
このような不正行為は、大当たり乱数の更新方法を改良することで、「ぶら下がり基板」対策として一定の効果があったが、依然として「打ち込み機」の不正装着の対策は見出されてはいない。
以上述べたような不正行為は、すべて、所定の遊技動作を検知するスイッチから、主基板までの間の電気ケーブル等の経路にて行われている。これは,スイッチが、人的な操作等の入力を受け、確実に伝達する役割を有するがために、遊技者の操作に係るスタートレバーや停止ボタン等の操作部の近傍に備えざるを得ないからである。すなわち、操作部とスイッチは、確実に遊技動作を伝達するために直結され、スイッチから出力された信号は、外部に露出した電気ケーブルや中継基板を介して、遊技機を制御する主基板に導かれている。このような構成からなる現在の遊技機(図10、図11参照)においては、上述したような不正行為から遊技機を確実に保護することは、非常に困難である。
また、これらの不正行為は、所定の遊技動作を、電気的な信号が容易に代替することが可能な故に横行しているものであり、スロットマシンやぱちんこ機の電気的な仕様を理解している者であれば、プログラミング等により自在に不正な信号を生成し、これを電気ケーブルや中継基板等を介して、主基板に入力することで、容易に目的とする不正を行うことができてしまうことも、不正が横行する一因にもなっている。
ここで、人的な操作に係る遊技動作を遊技機に取り込む技術として、以下のような関連する技術が開示されている。
まず、特許文献1には、スロットマシンにおいて、遊技者の脈拍数等の所定の身体情報を検知して、これに基づいて、スロットマシンに所定の演出を行わせる技術が開示されている。
また、特許文献2では、スロットマシンにおいて、遊技者が回転するリールを停止する際に押下する停止ボタンの押圧力の強弱を電気信号として検知し、この信号を、主基板に入力することで、停止ボタンの押圧力の強弱を遊技者の心理状態の変化と関連付け、これに対応するようにスロットマシンの演出制御を行う技術が開示されている。
特開2005−270128号公報 特開2006−122162号公報
しかしながら、以上のようなこれまで提案されている技術では、上述した従来の課題を解消し得るものではなかった。
まず、特許文献1の技術においては、遊技機外部の遊技用の椅子に備えた圧力センサ等から、遊技者の脈拍数を検知して、これを電気信号として、遊技機の主基板に電気ケーブルを介して入力するものであるため、結局、この電気ケーブルに擬似的な信号を外部より不正に入力することが可能であるため、不正対策として利用することはできない。
同様に特許文献2の技術においても、停止ボタンに係るスイッチ等の検知手段で、遊技者のボタンの押圧力の加減を検知して、これを電気信号に変換して、遊技機の主基板に電気ケーブルを介して入力するものであるため、このケーブルに擬似的な信号を外部より不正に入力することで、作為的に遊技機を支配することが可能となり、なんら上述の課題を解決することができるものではない。
このように、遊技者の操作を電気信号に変換して主基板に入力する従来の遊技機の構成では、上述の課題を解決することはできなかった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、所定の遊技動作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段を介して、スイッチなどの検知手段で検知されるとともに、検知手段と制御手段、及び検知手段と制御手段との電気的な接続を外部から遮断することで、作為的に生成した不正な電気信号を入力する余地をなくし、不正基板等を接続する不正行為を排除することができる遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、請求項1に記載するように、所定の遊技動作を検知して電気信号を出力する検知手段と、前記電気信号に基づき遊技機を制御する制御手段と、を備える遊技機であって、前記検知手段が、前記制御手段に電気的な接続手段をもって接続されるとともに、前記検知手段と前記制御手段、及び前記接続手段が、前記検知手段に形成した検出部を除いて外部から遮断された状態で収容される収容手段と、前記所定の遊技動作に連動して作動し、遠隔に前記所定の遊技動作を伝達する電気信号を伝達媒体としない伝達手段と、を備え、前記所定の遊技動作が、前記伝達手段を介して、前記検知手段で検知される構成としてある。
このような構成からなる本発明の遊技機によれば、所定の遊技動作が、電気信号を伝達媒体としていない伝達手段を介して、スイッチなどの検知手段で検知されるとともに、スイッチと制御手段、及びスイッチから制御手段までの電気的な接続が、外部から遮断されているため、不正な電気信号を生成する装置等を接続する余地をなくすることができる。
さらに、遊技者の操作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段で、検知手段に伝達されるため、単に不正な電気信号を生成して、入力するだけでは、伝達手段を作動することはできないため、結果として、不正な電気信号を入力して行う不正行為から遊技機を保護することができる。
また、このような伝達手段を用いることで、電気ケーブルを必要としないため、電気ノイズの侵入経路がなくなり、静電気対策としても効果がある。
特に、請求項2記載の発明では、前記制御手段が、遊技機を制御する主基板と前記主基板を外部から遮断された状態で収容する基板ケースからなり、前記接続手段は、前記検知手段と前記主基板とを接続し、前記収容手段は、前記検知手段と、前記検知手段が接続された前記主基板を、外部からの遮断された状態で収容する前記基板ケースとしてある。
このような構成とすることにより、検知手段を接続した主基板ごと、基板ケース内に外部から遮断された状態で収容されるので、単純な構造で、検知手段と主基板、及び検知手段と主基板との接続を、外部から遮断することができ、不正な電気信号を生成する装置等の接続を簡易に排除することができる。
ここで、検知手段と主基板との接続手段は、電気ケーブルを介した接続、電気ケーブルとコネクタを介した接続、コネクタ同士の接続、さらに、半田接合による接続などが該当する。コネクタを介した接続では、脱着が容易となり、保守管理に適している。また、半田接合による接続では、電気ケーブルや接続に要するコネクタが節約でき、コストの低減が図られる。
また、請求項3記載の発明では、前記伝達手段が、遊技者が操作する所定の操作部に連結され、遊技者の操作により行われる所定の遊技動作に連動して作動する構成としてある。
このような構成とすることで、例えば、スロットマシンでは、遊技者が行うスタートレバーの押下や停止ボタンの押下などの遊技結果を左右する主要な遊技動作が、電気信号によらない伝達手段によって伝達され、外部から遮断されたスイッチ等の検知手段に検知されるため、上述した、「打ち込み機」や、大当たり乱数の周期と同期させて大当たり乱数を直撃する「ぶら下がり基板」などの装置の接続が不能となり、不正な電気信号を入力して行う不正行為から遊技機を保護することができる。
また、請求項4記載の発明では、前記伝達手段が、遊技媒体が通過する所定の経路部に連結され、遊技媒体による所定の遊技動作に連動して作動する構成としてある。
このような構成とすることにより、例えば、スロットマシンであれば、遊技媒体であるメダルが投入口より投入されたこと、また、ぱちんこ機であれば、遊技媒体である遊技球が電動役物の作動に係る所定の始動口へ入賞・通過したことが、電気信号によらない伝達手段によって伝達され、外部から遮断されたスイッチ等の検知手段に検知されるため、上述した、「打ち込み機」や「ぶら下がり基板」などの装置の接続が不能となり、不正な電気信号を入力して行う不正行為から遊技機を保護することができる。
また、本発明の遊技機は、請求項5に記載するように、前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、線状体の機構的な運動により伝達する構成としてある。
このような構成とすることにより、ワイヤなどの線状体の機構的な運動で、所定の遊技動作を伝達することで、既存の安価な材料で伝達手段を作成することが可能となり、製造コストの低減が図られる。
一方、本発明の遊技機は、請求項6に記載するように、前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、管状体内の気体又は液体の圧力変動により伝達する構成としてある。
このような構成とすることにより、例えば、所定の遊技動作によって生じる力を外圧として、空気や油などを管状体のチューブに充填した伝達手段に伝えることで、所定の遊技動作を、圧力変動として伝達させることができる。そして、検知手段は、この空気圧や油圧の変動を検知することで、所定の遊技動作を判別することができる。このような構成は、従来より、小さな外力でも、遠隔に、確実に伝達する手法として広く利用されているため、システムとして簡易に構築でき、製造コストの低減が望める。
また、本発明の遊技機は、請求項7に記載するように、前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、光ケーブル内の光の伝播により伝達する構成としてある。
このような構成とすることにより、光を伝達媒体とすることで、機械的な接触をすることなく、非接触状態で、所定の遊技動作を伝達することができ、検知手段を含むシステムの耐久性が向上するとともに、伝播速度が速いため、所定の遊技動作の迅速な伝達が図られる。
本発明の遊技機よれば、所定の遊技動作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段を介して、スイッチなどの検知手段で検知されるとともに、検知手段と制御手段、及び検知手段と制御手段との電気的な接続を外部から遮断することで、作為的に生成した不正な電気信号を入力する余地をなくし、不正基板等を接続する不正行為を排除することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、図1〜図9を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
まず初めに、本発明の遊技機をスロットマシンに適用した一実施形態について説明する。
[スロットマシン本体]
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシン1を示す概略正面図であり、図2は、本実施形態に係るスロットマシン1の内部構成を示す概略斜視図である。
また、図3は、本実施形態に係るスロットマシン1の制御部10の構成を示す概略斜視図であり、図4は、本実施形態に係るスロットマシン1の制御部10を示すブロック図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、従来のスロットマシンと同様にスロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
そして、本実施形態のスロットマシン1では、後述するように、遊技者により行われる所定の遊技動作であるスタートレバー4の押下、停止ボタン5の押下を検知する検知手段である、スタートレバースイッチ4SWと停止ボタンスイッチ5SWa,5SWb,5SWcを、基板ケース10bにより外部より遮断された状態で収容された主基板10aに直接、半田接合により実装し、遊技者のスタートレバー4や停止ボタン5a〜5cの操作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段Aと伝達手段Bを介して、上記の各スイッチで検知される構成としてある。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された遊技機全体を制御する制御手段としての制御部10及び必要な機械、装置等を収容可能な筐体1bに配し、筐体1bの前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
なお、スロットマシン1を構成する各部・各所の機械、装置等やそれらの制御は、公知のものであり、ここではこれらの詳細な説明は省略し、発明の特徴的な構成の説明にとどめるものとする。
本実施形態のスロットマシン1の各装置について、制御部10を中心に機能別に説明する。
本実施形態のスロットマシン1は、遊技者が行う所定の遊技動作として、リール21の始動、リール21の停止に係る遊技者が操作可能なスタートレバー4や停止ボタン5a〜5cなどの操作部、その操作部の作動に基づき遊技機全体を制御する制御手段としての制御部10と、遊技としてリールの変動停止表示を行うドラムユニット20、遊技結果に基づき遊技媒体であるメダルの払い出しを行うメダル払出装置30、遊技中の演出を行う出力装置であるスピーカ9や表示器Lなどの各装置から構成されている(図4参照)。
[制御部]
最初に、制御部10について説明する。制御部10は、スロットマシン1を構成する各装置を制御する制御手段で、筐体1bの内部のドラムユニット20の上奥に配置されている(図2参照)。
制御部10は、所定のCPU11,RAM12,ROM13,クロック発生回路14,乱数発生回路15や各種周辺回路とのインターフェイス回路などを装着した主基板10aと、それを保護する上下に分離可能な基板ケース10bから構成されている(図3、図4参照)。
なお、基板ケース10bは、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品等が視認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などで形成され、さらに、不正行為から主基板10aを保護するため、基板ケース10bを開放不能にするカシメ構造が備えられ、外部から遮断された状態で、主基板10aを収容するようになっている。
なお、カシメ構造10cは、締め方向にのみ回転するネジなどで、上下に分離された基板ケース10bを螺合連結することで、基板ケース10bを開封不能に封止する不正対策構造で、一般的な遊技機において、広く普及している構造である。
ここで、本実施形態では、後述するスタートレバースイッチ4SWと停止ボタンスイッチ5SWa,5SWb,5SWcの検知手段が、主基板10aに半田接合により、実装されている(図4参照)。
[出力装置]
次に、出力装置である表示器Lとスピーカ9は、前扉1aに設けた前面パネル2の上部に備えてあり、中央には、点灯・点滅するランプや液晶表示装置等からなる表示手段である表示器Lが備えられている。また、表示器Lの左右にはスピーカ9が備えられている。
そして、表示器Lは、制御部10に備えられる表示器駆動回路17により、またスピーカ9は、サウンド回路16によって駆動制御される(図4参照)。
[ドラムユニット]
ドラムユニット20は、図2に示すように、スロットマシン1の筐体1b内部に、が備えられており、三個のリール21a〜21cを回転及び停止駆動する装置である。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図4参照)。そして、遊技者は、前扉1aの前面パネル2の中央部分に備えた表示窓3から、筐体内の各リール21a〜21cの変動・停止を外部から視認できるようになっている。
[メダル払出装置]
メダル払出装置30は、筐体1bの下部に備えられ、リール21が所定の入賞配列となった場合に、入賞配列に応じた数量の入賞メダルを払い出す装置で、ホッパー駆動回路32とメダル検出部33を備えている。メダルの払い出しは、予めポッパー31にメダルを貯留しておき、スロットマシン1の最下部に備えた遊技メダル払出口8から払い出される(図1、図2、図4参照)。
[操作部]
最後に、遊技者が、直接、操作可能な所定の遊技動作に係る操作部について説明する。
前扉1aの前面パネル2の下側のほぼ中央部分には、遊技者が操作する種々の操作部があり、遊技者が行う所定の遊技動作により作動するスタートレバー4、停止ボタン5a〜5c、メダル投入口6、精算ボタン6b、BETボタン7等のボタン類などの各操作部が備えられており(図1参照)、各々の操作部の作動を検知する検知手段19としてスタートレバースイッチ4SW、停止ボタンスイッチ5SWa,5SWb,5SWc、メダルセレクタスイッチ6SWa、精算ボタンスイッチ6SWb、MAXBETボタンスイッチ7SWa、1BETボタンスイッチ7SWbの各種スイッチが備えられている(図4参照)。
各スイッチは、一般のスロットマシンでは、各操作部の近傍に内設されているが、本実施形態のスロットマシン1では、スタートレバースイッチ4SW、停止ボタンスイッチ5SWa,5SWb,5SWcが、主基板10aに直接、半田接合により実装されており、他の各種スイッチは、一般のスロットマシンと同様にそれらの操作部の近傍に内設されている(図示しない)。
なお、メダル投入や貯留メダルの精算に係る操作部である、メダルセレクタ6a、精算ボタン6b、MAXBETボタン7a、1BETボタン7b及びその検知手段については、公知の機能につき説明は省略し、本発明の特徴である、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cの各操作部及びその検知手段について以下に詳述する。
図5は、本実施形態に係るスロットマシン1の伝達手段を示す概略断面図であり、図6は、本実施形態に係るスロットマシン1のスタートレバー4の伝達手段Aを示す概略断面図である。また、図7は、本実施形態に係るスロットマシン1の停止ボタン5の伝達手段Bを示す概略断面図である。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させる装置であり、停止ボタン5(5a,5b,5c)は、三つのリールに対応して設けられた回転するリール21を停止させる装置である。両装置とも、遊技者が行う操作により作動する仕組みとなっている。図5に示すように、スタートレバー4と停止ボタン5(5a,5b,5c)が、遊技者の操作により作動すると、その作動に連動する伝達媒体を電気信号としない伝達手段A、伝達手段Bを介して、遊技者による操作を、基板ケース10bにより外部から遮断された状態で収容された主基板10aに実装されたスタートレバースイッチ4SW、停止ボタンスイッチ5SW(5SWa,5SWb,5SWc)が検知する構成になっている。
具体的には、スタートレバー4の伝達手段Aは、図6に示す例では、スタートレバー4の先端に連結された線状体のワイヤ40が、スタートレバー4の遊技者による操作を直接、伝達する仕組みとしてある。ワイヤ40は、他の装置等との接触による影響を避けるためにチューブ等に覆われており、レバー4が遊技者の操作により上下するストローク分だけ、チューブ内で往復運動を行うようになっている。
一方、検知手段であるスタートレバースイッチ4SWは、発光素子と受光素子が一体となった、フォトインタラプタ41で構成されており、主基板10aに半田接合により、実装されている。そして、フォトインタラプタ41と主基板10aは、フォトインタラプタ41の検出部のみが、外部と導通可能となるように、基板ケース10bにより外部と遮断された状態で収容されている。
また、フォトインタラプタ41の検出部は、ワイヤ40の往復運動により、発光素子の光路が、通光状態又は遮光状態となる構成となっている。
そして、遊技者の操作によりスタートレバー4が押下されることにより、ワイヤ40が、フォトインタラプタ41の検出部に向けて押し出される。これにより、フォトインタラプタ41が、通光状態から遮光状態への変化を検知することで、遊技者による操作を検出し、制御部10のCPU11にスタート信号が入力される(図4参照)。そして、各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転を開始するとともに、このタイミングで、制御部10において乱数発生回路15において生成されたボーナス等を決定する大当たり乱数を取得し、これに基づき、当せん役を決定する、所謂内部抽せんが行われる。
次に、停止ボタン5の伝達手段Bについて説明する。
停止ボタン5の伝達手段Bは、各停止ボタン5a〜5cに対応して連結されているが、いずれも同一の構造であるため、一の説明にて代用する。図7に示す例では、遊技者による停止ボタン5の押下を、空気が伝達媒体となり密封チューブ42を介して、圧力センサ43に伝達する仕組みとしてある。停止ボタン5は、弾性に富むゴム状の材質で形成されており、遊技者が停止ボタン5を押下することで、密封チューブ42内の空気を圧し、この空気圧の変動が伝達媒体となって、遊技者の操作を伝達する。
なお、大気圧の変動に対応できるように、同図に示すように、適宜細孔を設けておくとよい。
一方、検知手段である停止ボタンスイッチ5SWは、空気圧の変動を検知する圧力センサ43で構成されており、主基板10aに半田接合により、実装されている。そして、圧力センサ43と主基板10aは、圧力センサ43の検出部のみが、外部と導通可能となるように、基板ケース10bにより外部と遮断された状態で収容されている。また、圧力センサ43の検出部は、密封チューブ42を介して、停止ボタン5と通じている。
そして、遊技者の操作により停止ボタン5が押下されることにより、密封チューブ42内の空気が押圧され、密封チューブ42を介して、圧力センサ43の検出部に押圧された空気圧が、伝達されることで、圧力センサ43が、空気圧の変動を検知する。これにより、制御部10のCPU11にストップ信号が入力され、対応する各リール21a〜21cの回転が停止されるようになっている(図4参照)。
このような構成とすることにより、遊技者が行う所定の遊技動作であるスタートレバー4の押下や停止ボタン5a〜5cの押下が、電気信号を伝達媒体としていない伝達手段A及び伝達手段Bを介して、スタートレバースイッチ4SW及び停止ボタンスイッチ5SWa〜5SWcなどの検知手段で検知されるとともに、これらのスイッチを主基板10aに実装することで、スイッチと主基板10a、及びスイッチから主基板10aまでの電気的な接続が、基板ケース10bにより、外部から遮断することができるため、不正な電気信号を生成する「打ち込み機」や、ボーナス等の内部抽せんに使用する大当たり乱数の周期と同期させてビッグボーナスとなる乱数を直撃する「ぶら下がり基板」などの不正な装置を接続する余地をなくすることができる。
さらに、遊技者の操作が、電気信号を伝達媒体としない伝達手段A及び伝達手段Bを介して、これらのスイッチで検知されるため、単に不正な電気信号を生成して、入力するだけでは、これらの伝達手段を作動することはできないため、結果として、不正な電気信号を入力して行う不正行為からスロットマシン1を保護することができる。
また、このような伝達手段を用いることで、電気ケーブルを必要としないため、電気ノイズの侵入経路がなくなり、静電気対策としても効果がある。
そのうえ、伝達手段に、ワイヤの機構的な運動や空気圧の圧力変動を用いることで、既存の安価な材料で伝達手段を作成することが可能となり、製造コストの低減が図られる。
なお、本実施形態の伝達手段Bでは、伝達媒体を空気としたが、空気などの気体に限らず、油、水などの液体とすることも可能であり、この際には、検知するセンサ等も、伝達媒体に適したものを使用することで、対応することができる。
さらに、本実施形態では、検知手段4SW,5SWa〜5SWcを主基板10aに直接、半田接合により、実装して接続し、基板ケース10bで、検知手段と主基板、及び検知手段と主基板との接続を外部より遮断したが、検知手段と主基板との接続を通常の電気ケーブルとして、検知手段と主基板、及び電気ケーブルを、適度の硬度・強度を有する合成樹脂等で一体的に、又は分割して覆い、外部と遮断することで、同様な効果を奏することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明に係る遊技機をぱちんこ機に適用した第二実施形態について、図8、図9を参照しつつ説明する。
なお、ぱちんこ機50を構成する各所・各種装置の詳細な説明は、公知なものとして省略するとともに、これらの各装置間のブロックダイヤグラムや、制御部の構成は、図3、図4に示すスロットマシン1と装置名称や機能が若干異なるが、酷似しているため、ここでは割愛し、発明の特徴的な構成の説明にとどめるものとする。
特に、図3に示す制御部の構造上の構成は、同一であるので、第一実施形態と同一の符号を付すことにする。
図8は、本実施形態に係るぱちんこ機50の伝達手段Cを示す概略断面図であり、図9は、本実施形態に係るぱちんこ機50の遊技球54の始動口52への入賞の伝達手段Cを示す概略断面図である。
本実施形態のぱちんこ機50は、遊技者が任意の位置に遊技球を発射可能な、所定の役物等が配設された遊技板51と、遊技球の発射装置、遊技球の払い出し装置、遊技機全体を制御する制御部10等から構成されている。
そして、図8に示すように、本実施形態のぱちんこ機50は、始動口52に遊技球54が入賞することにより、特別図柄を変動表示する可変表示装置57が作動を開始し、所定の変動時間の後、特別図柄が変動を停止し、停止図柄の組合せにより、特別電動役物が作動するぱちんこ機50であり、所定の遊技動作として、遊技球54の始動口52への入賞を、伝達媒体を電気信号としない伝達手段Cを介して、基板ケース10bに外部から遮断された状態で収容された主基板10aに実装されたスイッチ56が検知する構成になっている。
具体的には、遊技球54の始動口52への入賞の伝達手段Cは、図9に示す例では、光ケーブル61が、光を伝達媒体として始動口入賞を伝達する仕組みとしてある。遊技者により遊技板51上に発射された遊技球54が、始動口52に入賞すると、遊技板51の裏面に排出され、球経路55に導かれる。球経路55には、常時点灯している発光素子60と、これと対向する位置に、外部からの光を遮断するチューブで覆われた光の反射を繰り返すことで光を伝播する光ケーブル61が備えられている。
一方、検知手段であるスイッチ56は、光を検知する受光素子62で構成されており、主基板10aに半田接合により、実装されている。そして、受光素子62と主基板10aは、受光素子62の検出部のみが、外部と導通可能となるように、基板ケース10bにより外部と遮断された状態で収容されている。また、受光素子62の検出部は、球経路55と、光ケーブル61を介して、接続されている。
そして、遊技球54が、球経路55内の発光素子60と光ケーブル61の間を通過すると、発光素子60により発光された光は、遊技球54により遮られ、遮光信号として、光ケーブル61内を伝播して、伝達される。受光素子62は、この遮光信号を、光ケーブル61を介して検知することで、遊技球54の入賞口52への入賞を検出し、制御部10のCPUにスタート信号を入力し、可変表示装置57が作動を開始し、特別図柄が変動を開始するとともに、このタイミングで、制御部10において乱数発生回路15において生成された大当たり等を決定する大当たり乱数を取得し、これに基づき、大当たりを決定する、所謂内部抽せんが行われる。
このような構成とすることにより、所定の遊技動作である遊技球54の始動口52への入賞を、電気信号を伝達媒体としていない伝達手段Cを介して、スイッチ56などの検知手段で検知されるとともに、スイッチ56を主基板10aに実装し、スイッチ56と主基板10a、及びスイッチ56から主基板10aまでの電気的な接続が、基板ケース10bにより、外部から遮断することができるため、不正な電気信号を生成する「打ち込み機」や、大当たり等の内部抽せんに使用する大当たり乱数の周期と同期させて大当たりとなる乱数を直撃する「ぶら下がり基板」などの不正な装置を接続する余地をなくすることができる。
さらに、始動口52への遊技球54の入賞が、電気信号を伝達媒体としない光で、受光素子62に伝達されるため、単に不正な電気信号を生成して、入力するだけでは、伝達手段を作動することはできないため、結果として、不正な電気信号を入力して行う不正行為からぱちんこ機50を保護することができる。
また、このような伝達手段を用いることで、電気ケーブルを必要としないため、電気ノイズの侵入経路がなくなり、静電気対策としても効果がある。
そのうえ、光を伝達媒体とすることで、機械的な接触をすることなく、非接触状態で、所定の遊技動作を伝達することができ、検知手段を含むシステムの耐久性が向上するとともに、伝播速度が速いため、遊技動作の迅速な伝達が図られる。
なお、本実施形態では、特別図柄の作動に係る始動口を、対象にして所定の入賞口としたが、普通図柄を作動させる始動口や通過口、又は一般の普通入賞口等にも適用することもできる。
さらに、スロットマシンにおける遊技媒体であるメダルが、メダル投入口に投入された後の、通過経路に、本実施形態の伝達手段を適用することも可能である。
以上、本発明の遊技機について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明が適用されるのは、スロットマシン、パチンコ機に限らず、所定の遊技動作を契機として、遊技機が作動する遊技機で、所定の遊技動作を検知する検知手段を備え、検知手段により検知された信号を、遊技機を制御する制御手段に入力するような遊技機であれば、どのような遊技機であっても適用が可能である。この種の遊技機としては、スロットマシン(パチロット,パロットを含む)や、ぱちんこ機の他、例えば、アレンジボール機,雀球機等、玉やコイン等の遊技媒体を使用して遊技を行う各種の遊技機があり、いずれも本発明の適用対象とすることができる。
本発明は、所定の遊技動作を検知する検知手段を備え、検知手段により検知された信号を、遊技機を制御する制御手段に入力するような遊技機に広く利用することができる。
本発明の第一実施形態に係るスロットマシンを示す概略正面図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御部の構成を示す概略斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御部を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの伝達手段を示す概略断面図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンのスタートレバーの伝達手段を示す概略断面図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの停止ボタンの伝達手段を示す概略断面図である。 本発明の第二実施形態に係るぱちんこ機の伝達手段を示す概略断面図である。 本発明の第二実施形態に係るぱちんこ機の遊技球の始動口への入賞の伝達手段を示す概略断面図である。 従来のスロットマシンの遊技動作の伝達経路の一例を示す概略断面図である。 従来のぱちんこ機の遊技動作の伝達経路の一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5 (5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
7 BETボタン
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部(10a,10b,10c)
20 ドラムユニット
21 (21a,21b,21c) リール
30 メダル払出装置
40 ワイヤ
41 フォトインタラプタ
42 密封チューブ
43 圧力センサ
50 ぱちんこ機
60 発光素子
61 光ケーブル
62 受光素子

Claims (7)

  1. 所定の遊技動作を検知して電気信号を出力する検知手段と、前記電気信号に基づき遊技機を制御する制御手段と、を備える遊技機であって、
    前記検知手段が、前記制御手段に電気的な接続手段をもって接続されるとともに、
    前記検知手段と前記制御手段、及び前記接続手段が、前記検知手段に形成した検出部を除いて外部から遮断された状態で収容される収容手段と、
    前記所定の遊技動作に連動して作動し、遠隔に前記所定の遊技動作を伝達する電気信号を伝達媒体としない伝達手段と、を備え、
    前記所定の遊技動作が、前記伝達手段を介して、前記検知手段で検知されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御手段が、遊技機を制御する主基板と前記主基板を外部から遮断された状態で収容する基板ケースからなり、
    前記接続手段は、前記検知手段と前記主基板とを接続し、前記収容手段は、前記検知手段と、前記検知手段が接続された前記主基板を、外部からの遮断された状態で収容する前記基板ケースとした請求項1記載の遊技機。
  3. 前記伝達手段が、遊技者が操作する所定の操作部に連結され、遊技者の操作により行われる所定の遊技動作に連動して作動する請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記伝達手段が、遊技媒体が通過する所定の経路部に連結され、遊技媒体による所定の遊技動作に連動して作動する請求項1又は2記載の遊技機。
  5. 前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、線状体の機構的な運動により伝達する請求項1〜4いずれか一項記載の遊技機。
  6. 前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、管状体内の気体又は液体の圧力変動により伝達する請求項1〜4いずれか一項記載の遊技機。
  7. 前記伝達手段が、前記所定の遊技動作を、光ケーブル内の光の伝播により伝達する請求項1〜4いずれか一項記載の遊技機。
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