JPH076772U - 基板検査装置用プローバー機構 - Google Patents

基板検査装置用プローバー機構

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JPH076772U
JPH076772U JP4116493U JP4116493U JPH076772U JP H076772 U JPH076772 U JP H076772U JP 4116493 U JP4116493 U JP 4116493U JP 4116493 U JP4116493 U JP 4116493U JP H076772 U JPH076772 U JP H076772U
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JP
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prober
substrate
hole
spring
mounting plate
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JP4116493U
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English (en)
Inventor
茂信 小林
清高 萩原
Original Assignee
株式会社マックエイト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に対してプローバーが必要以上の押圧力
で圧接された場合には緩衝部材によって吸収し、また、
プローバーの取付ベースに対してプローバーの位置調整
が非常に簡単に行えると共にガタつきを確実に防止でき
るものである。 【構成】 検査装置に取付けられる面とは反対の面に前
方側にスプリング4iを収納する収納孔4a4 が形成さ
れ、後方側に連続した断面三角形上の溝4a1 およびこ
の溝を貫通するネジ孔4a2 が形成された取付ベース4
aと、前記溝内に収納される断面三角形上の突条4b4
およびこの突条を貫通して押しネジ4dが挿通されるネ
ジ挿通孔、このネジ挿通孔に連通してスプリング4hが
収納されるスプリング収納孔4b5 が形成され、かつX
軸方向とY軸方向に微調整するための偏心カラー4e,
4gが挿通される孔が形成された取付プレート4bと、
該取付プレートにネジ止めされたプローバー4cとより
構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は基板、例えば、液晶基板の導通検査等を行うための基板検査装置に取 付け、該液晶基板のパターンに圧接させて電流を流す部分のプローバー機構に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の基板(液晶基板)の検査を行うためのプローバー(基板のパタ ーンに接触する治具)としては、細線を並列したものを使用していた。このプロ ーバーにあっては、パターンと接触する部分が点接触であるため接触不良が発生 し易く、そのために、パターンに対して接触圧を大きくする必要があるが、接触 圧を大きくすると基板(ガラス)に傷を着ける恐れがあると共にパターンを削り 取る可能性がある。また、このプローバーはコストが高いという問題もあった。
【0003】 そこで、本出願人会社と系列会社による出願人が前記した問題点を解決するプ ローバーを出願(平成5年実用新案登録願第30153号)した。このものは、 図9に示す如きものである。すなわち、アクリル樹脂等の絶縁材料による基台a と、該基台の端部に固定されたゴム等の弾性材料による枕部材bと、表面にエッ チング加工により多数本の導体帯cが形成されたポリイミド樹脂フィルム等の絶 縁フィルムdと、前記基台にセラミック等の耐熱性基板eに前記導体帯と同幅で 形成された導電性のリード部材fとを具備し、前記絶縁フィルムの端部近くを前 記枕部材に位置させた状態で絶縁フィルムを前記基台に固定し、かつ、前記絶縁 フィルム上の前記導体帯の端部を前記リード部材に接続したものである。
【0004】 このプローバーにあっては、適度な押圧力をもって基板のパターンに押し付け ることにより良好な接触圧が得られると共に、基板のパターンと導体帯cとは線 接触であることから、相当な接触圧を加えてもガラス面に傷を着けたりパターン を削り取ったりすることがないものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、図9に示したプローバーを使用して液晶基板等の検査を行う場合 に、従来の細線を用いたプローバーと異なり適度の圧接力が必要となるので、エ アーシリンダー等によってある程度の押圧力を加える必要が生じる。しかし、検 査基板が前記したような液晶基板であると、基板材料がガラスであるため必要以 上の押圧力を加えるとガラスが破損する恐れがある。
【0006】 また、基板に形成されているパターンはマイクロオーダの幅および間隔に形成 されており、このパターンに接触するプローバーの導体帯cの幅および間隔も同 じである。従って、複数のプローバーを上下動する機構に取付ける時には、全て のプローバーが前記パターンと対応した位置に配置されなければならいと共に、 ガタが発生してはならず、この位置決めおよびガタの発生を抑えることが非常に 困難であるといった問題が発生した。
【0007】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 基板に対してプローバーが必要以上の押圧力で圧接された場合には緩衝部材によ って吸収し、また、プローバーの取付ベースに対してプローバーの位置調整が非 常に簡単に行えると共にガタつきを確実に防止できる基板検査装置用プローバー 機構を提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の基板検査装置用プローバー機構は前記した目的を達成せんとするもの で、その手段は、液晶基板等の如く基板の端面にパターンの端部が延長され、こ の延長された端部にプローバーを接触させて導通検査等の検査を行うための基板 検査装置用プローバー機構において、検査装置に取付けられる面とは反対の面に 前方側にスプリングを収納する収納孔が形成され、後方側に連続した断面三角形 上の溝およびこの溝を貫通するネジ孔が形成された取付ベースと、前記溝内に収 納される断面三角形上の突条およびこの突条を貫通して押しネジが挿通されるネ ジ挿通孔、このネジ挿通孔に連通してスプリングが収納されるスプリング収納孔 が形成され、かつX軸方向とY軸方向に微調整するための偏心カラーが挿通され る孔が形成された取付プレートと、該取付プレートにネジ止めされたプローバー とより構成し、前記取付プレートのスプリング挿入孔にスプリングを介して押し ネジを挿通して前記取付ベースに取付プレートを取付け、かつ、前記偏心カラー を孔を介して前記取付ベースに螺合して、取付プレートをX,Y方向に微調整移 動できるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
前記した如く構成した本考案の基板検査装置用プローバー機構は、2つのスプ リングを介してプローバーを取付ベースに取付けたので、プローバーが基板に対 して必要以上に押し付けられても前記スプリングによって吸収される。また、偏 心カラーによってプローバーを微調整した基板のパターンと導体帯を一致させる ことができ、しかも、三角形状の溝と突条によってガタつきを防止できるもので ある。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る基板検査装置用プローバー機構の実施例を図面と共に説明 する。 図1〜図4は基板検査装置の全体を示し、図1は全体の側面図、図2は同上の 要部の側面図、図3は要部の上面図、図4は要部の正面図である。なお、本実施 例においては、図10に示す液晶基板の検査を行う場合であって、次に、この液 晶基板の構成について説明する。
【0011】 図10において、3は上面にパターンg1 が形成されたガラス基板gと、裏面 にパターンh1 が形成されたガラス基板hの2枚を重ね合わせたものであり、か つ、パターンg1 は両端縁に延長され、パターンh1 は一端縁に延長されている ものである。そして、検査時には一対のプローバー群をパターンg1 に対して上 面より接触させ、また、1つのプローバー群をパターンh1 に対して裏面より接 触させるものである。
【0012】 次に、基板検査装置の全体を説明する。図1において、1は内部に電源、検査 回路が装備され、かつ、エアーホース1aが引き込まれた基礎枠にして、下面に はキャスター1bおよび移動した後に固定するための上下可能な脚1cが、また 、前面にはブレーカーや検査スタートスイッチが設けられたスイッチボックス1 dが配置されている。
【0013】 この基礎枠1の上面にX−Yテーブル(以下、単にテーブルという)2が固定 されると共に、このテーブル2上に吸引状態で固定される液晶基板3における上 側基板gのパターンg1 に上面から圧接されるプローバー機構4,5および下側 基板hのパターンh1 に裏面から可動ブラケット8と共に挟持するようにして圧 接されるプローバー機構9とが取付けられている。
【0014】 さらに、詳細に説明するに、テーブル2は図4に示す如く液晶基板3をセット する位置(2点鎖線)と検査する位置(破線)との間をエアーシリンダ2aによ って左右動し、かつ、回転摘み2bを回転することによりX軸方向とY軸方向へ の微調整が行えるようになっている。また、テーブル2の液晶基板3の上下縁が 載置される縁には吸引用孔2c(図3参照)が複数個形成され、この吸引用孔2 cを負圧にすることにより液晶基板3は固定される。
【0015】 なお、液晶基板3はテーブル2に対して前記吸引用孔2cによって吸引固定さ れる以前に、テーブル2に形成された位置決め突起に、液晶基板3の上側基板g および下側基板hによって形成されるコーナー部を一致させることにより位置決 めされる。
【0016】 前記テーブル2によって移送されてくる液晶基板3の上下に位置する前記ブロ ーバー機構4,5は、図2に示す如く基礎枠1の上面上下位置に固定された支持 部材6,7に固定されたエアーシリンダ6a,7aによって上下する取付部材6 b,7bに取付けられている。各ブローバー機構4,5は図5、図6に示す如き 構成となっている。
【0017】 すなわち、本考案に係るブローバー機構4,5(ブローバー機構4,5は同じ 構成なので、ブローバー機構4についてのみ説明する)は、前記取付部材6aに 固定される取付ベース4aと、該取付ベース4aにX,Y方向に微調整可能に取 付けられる取付プレート4bと、該取付プレート4bにネジ止めされるプローバ ー4c(図9に示した)とより構成されている。
【0018】 前記取付ベース4aは取付プレート4bの複数本分の長さに形成され、取付プ レート4bはプローバー4cと同じ幅に形成されている。そして、取付ベース4 aに複数本の取付プレート4bが直列状態で取付けられる。また、取付ベース4 aには全長に渡って三角形状の溝4a1 が形成されると共に各取付プレート4b を貫通する押しネジ4dが螺合されるネジ孔4a2 が穿設されている。
【0019】 さらに、取付ベース4aには3本の偏心カラー4e〜4gが螺合されるネジ孔 4a3 が穿設されると共にスプリング収納孔4a4 が形成されている。 一方、 取付プレート4bの上面には前記溝4a1 に挿入される三角形状の突条4b1 が 形成されると共に、この突条の中央には押しネジ4dが挿入される孔4b2 が形 成されている。
【0020】 また、取付プレート4bには前記偏心カラー4e〜4gが挿入されるバカ孔4 b2 が穿設されると共にプローバー4cを取付けるためのネジ孔4b3 およびネ ジ挿通孔4b4 が穿設され、かつ、スプリング収納孔4b5 が形成されている。 なお、4h,4iは弾発スプリングである。
【0021】 このように構成したプローバー機構4は、取付ベース4aに対してスプリング 4iをスプリング収納孔4a4 に挿入し、かつ、溝4a1 に突条4b1 を挿入し た状態で、スプリング収納孔4b5 にスプリング4hを挿入しながら押しネジ4 dをネジ孔4a2 に螺合して取付プレート4bを取付ける。
【0022】 この状態において、取付プレート4bは取付ベース4aに対してスプリング4 hによって突条4b1 が溝4a1 に対して押し付けられ、かつ、スプリング4i によって両者は反発し合う状態となり、取付プレート4bは取付ベース4aに対 して弾性をもって取付けられる。また、取付プレート4bに挿通される押しネジ 4dとの間にはクリアランスがあるので、若干の動きが許容されている。
【0023】 次いで、3本の偏心カラー4e〜4gを回して図6において取付プレート4b を取付ベース4aに対して左右方向(X軸方向)と上下方向(Y軸方向)に移動 させ、全ての取付プレート4bをX軸方向とY軸方向に対して整列させる。そし て、最後にプローバー4cをネジによってネジ止めして取付けて組み立ては完了 する。
【0024】 以上が、テーブル2によって移送される液晶基板3における基板gのパターン g1 と接触させて検査を行うための手段についての説明であるが、次に、基板h の検査を行うための手段について図7と共に説明する。この基板hに形成される パターンh1 は裏面に形成されているので、プローバー機構9は裏面から基板h に圧接されるものである。
【0025】 すなわち、基礎枠1の上面に固定された支持部材10のガイドレール10aに 対して上下動自在に第1可動ブラケット8が案内され、また、該第1可動ブラケ ット8のガイドレール8aに対して上下動自在に第2可動ブラケット11が案内 され、さらに、該第2可動ブラケット11の水平部11aに取付けられた前記し た図5、図6に示したと同じ構成のプローバー機構9が取付けられている。そし て、該プローバー9aの先端と前記第1可動ブラケット8の先端折曲部8bとは 対向した状態に配置されている。
【0026】 また、前記第1可動ブラケット8にはエアーシリンダ12が取付けられ、該エ アーシリンダの吐出杆12aが前記第2可動ブラケット11の突出片11bに取 付けられている。さらに、支持部材10にはベアリング10bによって軸支され たバランスステー10cが取付けられ、一端に重り10dが他端にローラー10 eが取付けられ、該ローラー10eは前記第1可動ブラケット8の折曲片8cに 当接している。なお、10fは微調整用の重りである。
【0027】 ところで、前記した重り10d,10fの重量は、前記第1可動ブラケット8 、第2可動ブラケット11、プローバー機構9およびエアーシリンダ12の重量 とバランスがとれる重さとなっている。従って、第1ブラケット8は無重量の状 態となっている。
【0028】 そして、テーブル2によって移送される液晶基板3が所定の位置に達したこと が検出されると、エアーシリンダ12にエアーが供給されて吐出杆12cが伸長 されると第2ブラケット11aがガイドレール8aにガイドされながら上昇する 。この上昇によってプローバー9aが液晶基板3における基板hの裏面パターン h1 に当接する。
【0029】 さらに、この状態においてエアーシリンダ12にエアーが供給され続けるので 、第2可動ブラケット11が前記した如く基板hに当接して移動できないことか ら、第1可動ブラケット8はガイドレール10aにガイドされて下降を開始し、 該第1可動ブラケット8の先端折曲部8bが基板hの上面に当接する。この状態 においてエアーシリンダ12へのエアーの供給を停止すると、基板hはプローバ ー9aと先端折曲部8bによって挟持され、従って、プローバー9aは基板hの パターンh1 と圧接された状態となる。
【0030】 そして、検査が終了した後は、エアーシリンダ12内のエアーを抜くと前記し た動作とは逆の動作によって第1可動ブラケット8が上昇した後、第2可動ブラ ケット11が下降して元の状態に戻るものである。しかし、この戻りの動作にお いて、重り10d,10fによって無重量状態となっているため、第1可動ブラ ケット8が充分に上昇しきれない場合が生じる。
【0031】 そこで、図7の実施例にあっては、第2可動ブラケット11の下降に伴って第 1可動ブラケット8を強制的に上昇させる機構を設けた。すなわち、第1可動ア ーム13の一端を第2可動ブラケット11に軸支し、他端を中央部が支持部材1 0に軸支された第2可動アーム14の一端に軸支し、この第2可動アーム14の 他端を第1可動ブラケット8にスプリング15aを介して接続された第3可動ア ーム15に軸支した。
【0032】 これにより、第2可動ブラケット11がエアーシリンダ12の収縮により下降 を開始すると前記3本の可動アーム13〜15を介して第1可動ブラケット8が 強制的に上昇させられ、従って、プローバー9aと先端折曲部8bとの間は完全 に離開され、液晶基板3の移動時にこれらに当接したりすることがないものであ る。
【0033】 なお、前記スプリング15aは第1可動ブラケット8の下降時にも前記3本の 可動アーム13〜15による押し下げ力が可動ブラケット8に作用するので、余 分な可動アーム13〜15による押し下げ力を吸収するためのものである。また 、ボルト16は位置決めようのものである。
【0034】 前記した実施例においては、動作の確実性を得るために3本の可動アーム13 〜15を利用したものを示したが、他の実施例として図8に示すように電気的に 行うことも可能である。すなわち、第1可動ブラケット8の先端折曲部8bに、 該先端折曲部8bが液晶基板3の上面に当接したことを検出するセンサ17を取 付ける。
【0035】 一方、支持部材10の上端より延長した延長片10hにエアーシリンダ18を 取付け、このエアーシリンダ18の吐出杆18aをスプリング18bを介して第 1可動ブラケット8の上面に接続する。そして、エアーシリンダ18に対して前 記先端折曲部8bが液晶基板3に当接していることを検出し、かつ、検査の終了 が出力された時にエアーを吸引するようにバルブ19を制御する。
【0036】 従って、この実施例にあっても、第2可動ブラケット11の下降(検査が終了 した時に行われる)を開始した時に、エアーシリンダ18の吐出杆18aが収縮 して強制的に第1可動ブラケット8を上昇させるものである。
【0037】 このように構成した本考案の全体の動作を説明するに、テーブル2を図3、図 4において右方向に移動させた状態において、該テーブル2の上面に液晶基板3 を位置決めした状態で吸引用孔2cを負圧にして、該液晶基板3を固定する。こ の時、液晶基板3の所定位置が基礎枠1の所定位置になるように、微調整摘み2 bを操作して調整する。
【0038】 次いで、テーブル2をエアーシリンダ2aにエアーを供給して図3、図4にお いて左方向に移送する。そして、テーブル2が所定位置に固定された後に、エア ーシリンダ6a,7aおよび12にエアーを供給すると、プローバー機構4,5 が下降してプローバー4c,5cが液晶基板3における基板gの上面パターンに 圧接される。
【0039】 また、エアーシリンダ12にもエアーが供給されているので、前記した如き動 作によって第1可動ブラケット8の先端折曲部8bが液晶基板3における基板h の上面に、プローバー9aが基板hの裏面パターンh1 に圧接、かつ、挟持され る。そして、この状態において各プローバー4c,5c,9aに電流を流して液 晶基板3におけるパターンの断線や短絡等の電気的検査を行う。
【0040】 この検査が終了した後、前記エアーシリンダー7a,7a,12へのエアーを 抜くことにより、各プローバー4c,5c,9aは上昇または下降し、かつ、第 1可動ブラケット8は上昇する。また、この第1可動ブラケット8の上昇時に3 つの可動リンク13〜15あるいはセンサ17とエアーシリンダ18とによって 強制的に初期の位置まで戻らされる。
【0041】 そして、前記動作が終了した後、エアーシリンダ2aによってテーブル2は右 方向に移送されて初期の位置に戻り、検査の終了した液晶基板3を取り外して新 たな液晶基板3をセットし、前記した動作を繰り返すものである。
【0042】
【考案の効果】
本考案は前記した如く、2つのスプリングを介してプローバーを取付ベースに 取付けたので、プローバーが基板に対して必要以上に押し付けられても前記スプ リングによって吸収され、基板に対して無理な力が作用せず、従って、液晶基板 等のガラス基板であっても基板が破損することがない。
【0043】 また、偏心カラーによってプローバーを微調整できるので、基板のパターンと プローバーの導体帯とを一致させることができ、しかも、三角形状の溝と突条に よってガタつきを防止できるので、正確なる検査が行える等の効果を有するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプローバー機構を取付ける基板検
査装置の側面図である。
【図2】同上における検査部分の拡大図である。
【図3】図1における検査部分の平面図である。
【図4】図1における検査部分の正面図である。
【図5】本考案に係るプローバー機構の断面図である。
【図6】同上の底面図である。
【図7】基板を挟持する部分の第1実施例の一部断面側
面図である。
【図8】同上の第2実施例の一部断面側面図である。
【図9】本考案のプローバー機構に使用するプローバー
の斜視図である。
【図10】液晶基板の斜視図である。
【符号の説明】
3 液晶基板 4 プローバー機構 4a 取付ベース 4b 取付プレート 4c プローバー 4d 押しネジ 4e,4g 偏心カラー 4h,4i スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶基板等の如く基板の端面にパターン
    の端部が延長され、この延長された端部にプローバーを
    接触させて導通検査等の検査を行うための基板検査装置
    用プローバー機構において、検査装置に取付けられる面
    とは反対の面に前方側にスプリングを収納する収納孔が
    形成され、後方側に連続した断面三角形上の溝およびこ
    の溝を貫通するネジ孔が形成された取付ベースと、前記
    溝内に収納される断面三角形上の突条およびこの突条を
    貫通して押しネジが挿通されるネジ挿通孔、このネジ挿
    通孔に連通してスプリングが収納されるスプリング収納
    孔が形成され、かつX軸方向とY軸方向に微調整するた
    めの偏心カラーが挿通される孔が形成された取付プレー
    トと、該取付プレートにネジ止めされたプローバーとよ
    り構成し、前記取付プレートのスプリング挿入孔にスプ
    リングを介して押しネジを挿通して前記取付ベースに取
    付プレートを取付け、かつ、前記偏心カラーを孔を介し
    て前記取付ベースに螺合して、取付プレートをX,Y方
    向に微調整移動できるようにしたことを特徴とする基板
    検査装置用プローバー機構。
JP4116493U 1993-06-30 1993-06-30 基板検査装置用プローバー機構 Pending JPH076772U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100687518B1 (ko) * 1998-12-04 2007-02-27 가부시키가이샤 엔프라스 전기부품 접촉유니트 및 전기부품 접촉유니트를 사용한전기부품 검사용 유니트
KR20170137251A (ko) * 2016-06-02 2017-12-13 주식회사 탑 엔지니어링 프로브 장치

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