JPH0720187A - 基板検査装置 - Google Patents

基板検査装置

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JPH0720187A
JPH0720187A JP5186786A JP18678693A JPH0720187A JP H0720187 A JPH0720187 A JP H0720187A JP 5186786 A JP5186786 A JP 5186786A JP 18678693 A JP18678693 A JP 18678693A JP H0720187 A JPH0720187 A JP H0720187A
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JP
Japan
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movable bracket
substrate
prober
movable
pattern
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Application number
JP5186786A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Kobayashi
茂信 小林
Satoshi Tsuzuki
敏 都築
Tsunehisa Shimizu
恒久 清水
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MATSUKUEITO KK
Original Assignee
MATSUKUEITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローバーは基板のパターンとの充分なる接
触圧が得られるにも係わらず、基板を破損したりするこ
とがなく、また、連続した検査においてスムーズな検査
が行えるものである。 【構成】 基礎枠1に固定された支持部材10と、該支
持部材に対して上下動自在に支持された第1可動ブラケ
ット8と、該第1可動ブラケットに対して上下動自在に
支持された第2可動ブラケット11と、前記第1可動ブ
ラケットに取付けられ、前記第2可動ブラケットを上下
動させるエアーシリンダ12等の駆動機構と、前記第2
可動ブラケットに取付けられたプローバー9aと、前記
第1可動ブラケットに加わる荷重と略同じ重さの重り1
0d,10eを前記第1可動ブラケットに作用させるバ
ランスステー10cとを具備しものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板、例えば、液晶基板
の導通検査等を行うための基板検査装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板(液晶基板)の検査
を行うためのプローバー(基板のパターンに接触する治
具)としては、細線を並列したものを使用していた。こ
のプローバーにあっては、パターンと接触する部分が点
接触であるため接触不良が発生し易く、そのために、パ
ターンに対して接触圧を大きくする必要があるが、接触
圧を大きくすると基板(ガラス)に傷を着ける恐れがあ
ると共にパターンを削り取る可能性がある。また、この
プローバーはコストが高いという問題もあった。
【0003】そこで、本出願人会社と系列会社による出
願人が前記した問題点を解決するプローバーを出願(平
成5年実用新案登録願第30153号)した。このもの
は、図9に示す如きものである。すなわち、アクリル樹
脂等の絶縁材料による基台aと、該基台の端部に固定さ
れたゴム等の弾性材料による枕部材bと、表面にエッチ
ング加工により多数本の導体帯cが形成されたポリイミ
ド樹脂フィルム等の絶縁フィルムdと、前記基台にセラ
ミック等の耐熱性基板eに前記導体帯と同幅で形成され
た導電性のリード部材fとを具備し、前記絶縁フィルム
の端部近くを前記枕部材に位置させた状態で絶縁フィル
ムを前記基台に固定し、かつ、前記絶縁フィルム上の前
記導体帯の端部を前記リード部材に接続したものであ
る。
【0004】このプローバーにあっては、適度な押圧力
をもって基板のパターンに押し付けることにより良好な
接触圧が得られると共に、基板のパターンと導体帯cと
は線接触であることから、相当な接触圧を加えてもガラ
ス面に傷を着けたりパターンを削り取ったりすることが
ないものである。
【0005】ところで、液晶基板は図10に示す如く、
上面にパターンg1 が形成されたガラス基板gと、裏面
にパターンh1 が形成されたガラス基板hの2枚を重ね
合わせたものであり、かつ、パターンg1 は両端縁に延
長され、パターンh1 は一端縁に延長されているもので
ある。
【0006】従って、検査時には一対のプローバー群を
パターンg1 に対して上面より接触させ、また、1つの
プローバー群をパターンh1 に対して裏面より接触させ
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、図9に示
したプローバーを使用して前記した液晶基板の検査を行
う場合には、上面側のパターンg1 に対しては検査台に
固定された液晶基板に対してエアーシリンダー等によっ
てプローバーを下降させて一定の圧力の下で接触させ、
また、裏面側のパターンh1 と接触させるための検査台
より突出している基板hのパターンh1 に対してエアー
シリンダー等によって押し付ける必要がある。
【0008】すなわち、相対向する2辺が上面側から押
さえられた基板に対して裏面側から押し上げるようにし
て基板hのパターンh1 にプローバーを押し付けるため
に、押し付け力が強すぎると基板hを破損する恐れが生
じる。しかし、前記したようなプローバーの場合には、
充分な押圧力を加えないとパターンとの完全なる接触が
得られないため、この点において問題が発生した。
【0009】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、プローバーは基板の
パターンとの充分なる接触圧が得られるにも係わらず、
基板を破損したりすることがなく、また、連続した検査
においてスムーズな検査が行える基板検査装置を提供せ
んとするにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板検査装置は
前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、液
晶基板等の両面にパターンが形成され、かつ、基板の端
面に前記パターンの端部が延長され、この延長された端
部にプローバーを接触させて導通検査等の検査を行うた
めの基板検査装置であって、前記基板における裏面のパ
ターン端部に前記プローバーを接触させるための機構に
おいて、基礎枠に固定された支持部材と、該支持部材に
対して上下動自在に支持された第1可動ブラケットと、
該第1可動ブラケットに対して上下動自在に支持された
第2可動ブラケットと、前記第1可動ブラケットに取付
けられ、前記第2可動ブラケットを上下動させるエアー
シリンダ等の駆動機構と、前記第2可動ブラケットに取
付けられたプローバーと、前記第1可動ブラケットに加
わる荷重と略同じ重さの重りを前記第1可動ブラケット
に作用させるバランスステーとを具備し、前記駆動機構
によって前記第2可動ブラケットを上昇させることによ
り、前記第1可動ブラケットを前記プローバーが前記基
板に当接した後に下降させて、該第1可動ブラケットの
一部と前記ブローバーとで基板の端部を挟持するように
したことを特徴とする基板検査装置である。
【0011】また、前記第1可動ブラケットと前記第2
可動ブラケットとを複数の可動リンクを介して、前記第
2可動ブラケットが下降する時に上昇するように連結す
ると共に、スプリング等の緩衝部材によって前記第1可
動ブラケットが基板に対して必要以上の押圧力で当接し
ないようにすることが望ましく、あるいは、前記第1可
動ブラケットに、該第1可動ブラケットが基板に当接し
ていることを検出するセンサを取付けると共に、前記支
持部材にエアーシリンダ等の駆動部材を取付けて前記セ
ンサよりの信号により前記駆動部材を駆動して第1可動
ブラケットを上昇させるようにしてもよい。
【0012】
【作用】前記した如く構成した本発明の基板検査装置
は、第1可動ブラケットに加わる荷重と略等しい重りを
前記荷重とは相反する方向に加えて、第1可動ブラケッ
トを無重量状態とし、第2可動ブラケットを第1可動ブ
ラケットに取付けられた駆動機構によって上昇させ、プ
ローバーを液晶基板の裏面パターンに当接させ、さら
に、前記駆動機構を駆動させることにより第1可動ブラ
ケットが下降して前記液晶基板の上面に当接して液晶基
板を挟持する。これにより、プローバーはパターンに確
実に接触するものである。
【0013】また、前記第1可動ブラケットは第2可動
ブラッケトとの間に接続された可動アームによって、第
2可動ブラケットの上下動と連動して反対方向に移動さ
せ、あるいは、第1可動ブラケットが基板に接触してい
るか否かを検出するセンサによってバルブを制御してエ
アーシリンダーによって第1可動ブラケットを第2可動
ブラケットと反対方向に移動させることにより、第1可
動ブラケットを確実に上下動させることができるもので
ある。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る基板検査装置の実施例を
図面と共に説明する。図1は全体の側面図、図2は同上
の要部の側面図、図3は要部の上面図、図4は要部の正
面図である。1は内部に電源、検査回路が装備され、か
つ、エアーホース1aが引き込まれた基礎枠にして、下
面にはキャスター1bおよび移動した後に固定するため
の上下可能な脚1cが、また、前面にはブレーカーや検
査スタートスイッチが設けられたスイッチボックス1d
が配置されている。
【0015】この基礎枠1の上面にX−Yテーブル(以
下、単にテーブルという)2が固定されると共に、この
テーブル2上に吸引状態で固定される液晶基板3におけ
る上側基板gのパターンg1 に上面から圧接されるプロ
ーバー機構4,5および下側基板hのパターンh1 に裏
面から可動ブラケット8と共に挟持するようにして圧接
されるプローバー機構9とが取付けられている。
【0016】さらに、詳細に説明するに、テーブル2は
図4に示す如く液晶基板3をセットする位置(2点鎖
線)と検査する位置(破線)との間をエアーシリンダ2
aによって左右動し、かつ、回転摘み2bを回転するこ
とによりX軸方向とY軸方向への微調整が行えるように
なっている。また、テーブル2の液晶基板3の上下縁が
載置される縁には吸引用孔2c(図3参照)が複数個形
成され、この吸引用孔2cを負圧にすることにより液晶
基板3は固定される。
【0017】なお、液晶基板3はテーブル2に対して前
記吸引用孔2cによって吸引固定される以前に、テーブ
ル2に形成された位置決め突起に、液晶基板3の上側基
板gおよび下側基板hによって形成されるコーナー部を
一致させることにより位置決めされる。
【0018】前記テーブル2によって移送されてくる液
晶基板3の上下に位置する前記ブローバー機構4,5
は、図2に示す如く基礎枠1の上面上下位置に固定され
た支持部材6,7に固定されたエアーシリンダ6a,7
aによって上下する取付部材6b,7bに取付けられて
いる。各ブローバー機構4,5は図5、図6に示す如き
構成となっている。
【0019】すなわち、ブローバー機構4,5(ブロー
バー機構4,5は同じ構成なので、ブローバー機構4に
ついてのみ説明する)は、前記取付部材6aに固定され
る取付ベース4aと、該取付ベース4aにX,Y方向に
微調整可能に取付けられる取付プレート4bと、該取付
プレート4bにネジ止めされるプローバー4c(図9に
示した)とより構成されている。
【0020】前記取付ベース4aは取付プレート4bの
複数本分の長さに形成され、取付プレート4bはプロー
バー4cと同じ幅に形成されている。そして、取付ベー
ス4aに複数本の取付プレート4bが直列状態で取付け
られる。また、取付ベース4aには全長に渡って三角形
状の溝4a1 が形成されると共に各取付プレート4bを
貫通する押しネジ4dが螺合されるネジ孔4a2 が穿設
されている。
【0021】さらに、取付ベース4aには3本の偏心カ
ラー4e〜4gが螺合されるネジ孔4a3 が穿設される
と共にスプリング収納孔4a4 が形成されている。 一
方、取付プレート4bの上面には前記溝4a1 に挿入さ
れる三角形状の突条4b1 が形成されると共に、この突
条の中央には押しネジ4dが挿入される孔4b2 が形成
されている。
【0022】また、取付プレート4bには前記偏心カラ
ー4e〜4gが挿入されるバカ孔4b2 が穿設されると
共にプローバー4cを取付けるためのネジ孔4b3 およ
びネジ挿通孔4b4 が穿設され、かつ、スプリング収納
孔4b5 が形成されている。なお、4h,4iは弾発ス
プリングである。
【0023】このように構成したプローバー機構4は、
取付ベース4aに対してスプリング4iをスプリング収
納孔4a4 に挿入し、かつ、溝4a1 に突条4b1 を挿
入した状態で、スプリング収納孔4b5 にスプリング4
hを挿入しながら押しネジ4dをネジ孔4a2 に螺合し
て取付プレート4bを取付ける。
【0024】この状態において、取付プレート4bは取
付ベース4aに対してスプリング4hによって突条4b
1 が溝4a1 に対して押し付けられ、かつ、スプリング
4iによって両者は反発し合う状態となり、取付プレー
ト4bは取付ベース4aに対して弾性をもって取付けら
れる。また、取付プレート4bに挿通される押しネジ4
dとの間にはクリアランスがあるので、若干の動きが許
容されている。
【0025】次いで、3本の偏心カラー4e〜4gを回
して図6において取付プレート4bを取付ベース4aに
対して左右方向(X軸方向)と上下方向(Y軸方向)に
移動させ、全ての取付プレート4bをX軸方向とY軸方
向に対して整列させる。そして、最後にプローバー4c
をネジによってネジ止めして取付けて組み立ては完了す
る。
【0026】以上が、テーブル2によって移送される液
晶基板3における基板gのパターンg1 と接触させて検
査を行うための手段についての説明であるが、次に、基
板hの検査を行うための手段について図7と共に説明す
る。この基板hに形成されるパターンh1 は裏面に形成
されているので、プローバー機構9は裏面から基板hに
圧接されるものである。
【0027】すなわち、基礎枠1の上面に固定された支
持部材10のガイドレール10aに対して上下動自在に
第1可動ブラケット8が案内され、また、該第1可動ブ
ラケット8のガイドレール8aに対して上下動自在に第
2可動ブラケット11が案内され、さらに、該第2可動
ブラケット11の水平部11aに取付けられた前記した
図5、図6に示したと同じ構成のプローバー機構9が取
付けられている。そして、該プローバー9aの先端と前
記第1可動ブラケット8の先端折曲部8bとは対向した
状態に配置されている。
【0028】また、前記第1可動ブラケット8にはエア
ーシリンダ12が取付けられ、該エアーシリンダの吐出
杆12aが前記第2可動ブラケット11の突出片11b
に取付けられている。さらに、支持部材10にはベアリ
ング10bによって軸支されたバランスステー10cが
取付けられ、一端に重り10dが他端にローラー10e
が取付けられ、該ローラー10eは前記第1可動ブラケ
ット8の折曲片8cに当接している。なお、10fは微
調整用の重りである。
【0029】ところで、前記した重り10d,10fの
重量は、前記第1可動ブラケット8、第2可動ブラケッ
ト11、プローバー機構9およびエアーシリンダ12の
重量とバランスがとれる重さとなっている。従って、第
1ブラケット8は無重量の状態となっている。
【0030】そして、テーブル2によって移送される液
晶基板3が所定の位置に達したことが検出されると、エ
アーシリンダ12にエアーが供給されて吐出杆12cが
伸長されると第2ブラケット11aがガイドレール8a
にガイドされながら上昇する。この上昇によってプロー
バー9aが液晶基板3における基板hの裏面パターンh
1 に当接する。
【0031】さらに、この状態においてエアーシリンダ
12にエアーが供給され続けるので、第2可動ブラケッ
ト11が前記した如く基板hに当接して移動できないこ
とから、第1可動ブラケット8はガイドレール10aに
ガイドされて下降を開始し、該第1可動ブラケット8の
先端折曲部8bが基板hの上面に当接する。この状態に
おいてエアーシリンダ12へのエアーの供給を停止する
と、基板hはプローバー9aと先端折曲部8bによって
挟持され、従って、プローバー9aは基板hのパターン
1 と圧接された状態となる。
【0032】そして、検査が終了した後は、エアーシリ
ンダ12内のエアーを抜くと前記した動作とは逆の動作
によって第1可動ブラケット8が上昇した後、第2可動
ブラケット11が下降して元の状態に戻るものである。
しかし、この戻りの動作において、重り10d,10f
によって無重量状態となっているため、第1可動ブラケ
ット8が充分に上昇しきれない場合が生じる。
【0033】そこで、図7の実施例にあっては、第2可
動ブラケット11の下降に伴って第1可動ブラケット8
を強制的に上昇させる機構を設けた。すなわち、第1可
動アーム13の一端を第2可動ブラケット11に軸支
し、他端を中央部が支持部材10に軸支された第2可動
アーム14の一端に軸支し、この第2可動アーム14の
他端を第1可動ブラケット8にスプリング15aを介し
て接続された第3可動アーム15に軸支した。
【0034】これにより、第2可動ブラケット11がエ
アーシリンダ12の収縮により下降を開始すると前記3
本の可動アーム13〜15を介して第1可動ブラケット
8が強制的に上昇させられ、従って、プローバー9aと
先端折曲部8bとの間は完全に離開され、液晶基板3の
移動時にこれらに当接したりすることがないものであ
る。
【0035】なお、前記スプリング15aは第1可動ブ
ラケット8の下降時にも前記3本の可動アーム13〜1
5による押し下げ力が可動ブラケット8に作用するの
で、余分な可動アーム13〜15による押し下げ力を吸
収するためのものである。また、ボルト16は位置決め
ようのものである。
【0036】前記した実施例においては、動作の確実性
を得るために3本の可動アーム13〜15を利用したも
のを示したが、他の実施例として図8に示すように電気
的に行うことも可能である。すなわち、第1可動ブラケ
ット8の先端折曲部8bに、該先端折曲部8bが液晶基
板3の上面に当接したことを検出するセンサ17を取付
ける。
【0037】一方、支持部材10の上端より延長した延
長片10hにエアーシリンダ18を取付け、このエアー
シリンダ18の吐出杆18aをスプリング18bを介し
て第1可動ブラケット8の上面に接続する。そして、エ
アーシリンダ18に対して前記先端折曲部8bが液晶基
板3に当接していることを検出し、かつ、検査の終了が
出力された時にエアーを吸引するようにバルブ19を制
御する。
【0038】従って、この実施例にあっても、第2可動
ブラケット11の下降(検査が終了した時に行われる)
を開始した時に、エアーシリンダ18の吐出杆18aが
収縮して強制的に第1可動ブラケット8を上昇させるも
のである。
【0039】このように構成した本発明の全体の動作を
説明するに、テーブル2を図3、図4において右方向に
移動させた状態において、該テーブル2の上面に液晶基
板3を位置決めした状態で吸引用孔2cを負圧にして、
該液晶基板3を固定する。この時、液晶基板3の所定位
置が基礎枠1の所定位置になるように、微調整摘み2b
を操作して調整する。
【0040】次いで、テーブル2をエアーシリンダ2a
にエアーを供給して図3、図4において左方向に移送す
る。そして、テーブル2が所定位置に固定された後に、
エアーシリンダ6a,7aおよび12にエアーを供給す
ると、プローバー機構4,5が下降してプローバー4
c,5cが液晶基板3における基板gの上面パターンに
圧接される。
【0041】また、エアーシリンダ12にもエアーが供
給されているので、前記した如き動作によって第1可動
ブラケット8の先端折曲部8bが液晶基板3における基
板hの上面に、プローバー9aが基板hの裏面パターン
1 に圧接、かつ、挟持される。そして、この状態にお
いて各プローバー4c,5c,9aに電流を流して液晶
基板3におけるパターンの断線や短絡等の電気的検査を
行う。
【0042】この検査が終了した後、前記エアーシリン
ダー7a,7a,12へのエアーを抜くことにより、各
プローバー4c,5c,9aは上昇または下降し、か
つ、第1可動ブラケット8は上昇する。また、この第1
可動ブラケット8の上昇時に3つの可動リンク13〜1
5あるいはセンサ17とエアーシリンダ18とによって
強制的に初期の位置まで戻らされる。
【0043】そして、前記動作が終了した後、エアーシ
リンダ2aによってテーブル2は右方向に移送されて初
期の位置に戻り、検査の終了した液晶基板3を取り外し
て新たな液晶基板3をセットし、前記した動作を繰り返
すものである。
【0044】
【発明の効果】本発明は前記した如く、液晶基板等の基
板の裏面に形成されたパターンの検査を行う場合に、該
パターンと接触するプローバーと上面から下降して基板
と当接する挟持部材とによって基板を挟持するようにし
たので、プローバーとパターンとの接触が確実に行わ
れ、しかも、基板を挟持する手段を重りによって無重量
状態としたので、前記挟持する動作がスムーズに行われ
液晶基板のようなガラス基板であっても破損したりする
ことがない。
【0045】また、無重量状態にある前記挟持手段を、
検査が終了した後に前記挟持状態を解除する際に、前記
プローバーと対応する挟持部材を補助機構によって強制
的にプローバーより離開するようにしたので、連続して
の検査において挟持部材が基板に当接して基板を破損し
たりすることがない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板検査装置の側面図である。
【図2】同上における検査部分の拡大図である。
【図3】図1における検査部分の平面図である。
【図4】図1における検査部分の正面図である。
【図5】プローバー機構の断面図である。
【図6】同上の底面図である。
【図7】基板を挟持する部分の第1実施例の一部断面側
面図である。
【図8】同上の第2実施例の一部断面側面図である。
【図9】本発明の検査装置に使用するプローバーの斜視
図である。
【図10】液晶基板の斜視図である。
【符号の説明】
1 基礎枠 2 X−Yテーブル 3 液晶基板 8 第1可動ブラケット 9 プローバー機構 9a プローバー 10 支持部材 10d 重り 11 第2可動部材 12 エアーシリンダ 13 第1可動リンク 14 第2可動リンク 15 第3可動リンク 17 センサ 18 エアーシリンダ 19 バルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶基板等の両面にパターンが形成さ
    れ、かつ、基板の端面に前記パターンの端部が延長さ
    れ、この延長された端部にプローバーを接触させて導通
    検査等の検査を行うための基板検査装置であって、前記
    基板における裏面のパターン端部に前記プローバーを接
    触させるための機構において、基礎枠に固定された支持
    部材と、該支持部材に対して上下動自在に支持された第
    1可動ブラケットと、該第1可動ブラケットに対して上
    下動自在に支持された第2可動ブラケットと、前記第1
    可動ブラケットに取付けられ、前記第2可動ブラケット
    を上下動させるエアーシリンダ等の駆動機構と、前記第
    2可動ブラケットに取付けられたプローバーと、前記第
    1可動ブラケットに加わる荷重と略同じ重さの重りを前
    記第1可動ブラケットに作用させるバランスステーとを
    具備し、前記駆動機構によって前記第2可動ブラケット
    を上昇させることにより、前記第1可動ブラケットを前
    記プローバーが前記基板に当接した後に下降させて、該
    第1可動ブラケットの一部と前記ブローバーとで基板の
    端部を挟持するようにしたことを特徴とする基板検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1可動ブラケットと前記第2可動
    ブラケットとを複数の可動リンクを介して、前記第2可
    動ブラケットが下降する時に上昇するように連結すると
    共に、スプリング等の緩衝部材によって前記第1可動ブ
    ラケットが基板に対して必要以上の押圧力で当接しない
    ようにしたことを特徴とする前記請求項1記載の基板検
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1可動ブラケットに、該第1可動
    ブラケットが基板に当接していることを検出するセンサ
    を取付けると共に、前記支持部材にエアーシリンダ等の
    駆動部材を取付けて前記センサよりの信号により前記駆
    動部材を駆動して第1可動ブラケットを上昇させるよう
    にしたことを特徴とする前記請求項1記載の基板検査装
    置。
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JP5186786A Pending JPH0720187A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 基板検査装置

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JP (1) JPH0720187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220590A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Nippon Mektron Ltd 可撓性プリント基板の電気検査装置

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