JP2577140B2 - 基板の位置合わせ装置 - Google Patents

基板の位置合わせ装置

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JP2577140B2
JP2577140B2 JP3120632A JP12063291A JP2577140B2 JP 2577140 B2 JP2577140 B2 JP 2577140B2 JP 3120632 A JP3120632 A JP 3120632A JP 12063291 A JP12063291 A JP 12063291A JP 2577140 B2 JP2577140 B2 JP 2577140B2
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    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
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    • H01L21/67259Position monitoring, e.g. misposition detection or presence detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の位置合わせ装置
に係り、特に、プリント基板やセラミック基板などの基
板の両側に、検査用治具板や接続用端子板などの補助接
続板を正確に位置合わせするのに好適な基板の位置合わ
せ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線パターンが形成されたプリント基板
やセラミック基板などを検査するために、強く押された
部分の抵抗値が低下する異方性導電ゴムシートをこれら
の基板の両側に配置し、検査用治具板を介して加圧通電
することにより、基板における断線や配線パターンの短
絡の有無を簡易迅速に検査することが行われている。こ
のような技術は、例えば、特開昭59−206776号
公報に開示されている。また、例えば、特開昭53−8
1161号公報に開示されているように、基板上にゼブ
ラコネクタと称する低抵抗部と高抵抗部とを交互に並べ
た縞模様のゴムシートを配置し、端子板との接続を図る
ことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、基板上の配線パ
ターンは高精細化する傾向にあり、基板に対して検査用
治具板あるいはゼブラコネクタと端子板とを正確に位置
合わせしないと、所望の導通回路が形成できなくなり、
異方性導電ゴムシートあるいはゼブラコネクタの使用が
無意味になってしまう。基板上の空白部に配線パターン
の端子部分を導き、各端子部分間の間隔を拡げて位置合
わせに精度が要求されないように工夫すると、配線パタ
ーンの端子部分を導くために、配線パターンの冗長化に
伴う断線や配線パターン間の短絡の頻度が高くなるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、基板の両側に検査用治具板や
接続用端子板などの補助接続板を正確に位置合わせする
ことができる基板の位置合わせ装置を提供することを、
その目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る基板の位置合わせ装置の構成は、基台
と、この基台上に載置され少なくとも直交方向に移動可
能なテーブルと、このテーブル上に載置され基板を着脱
自在に支持する基板支持手段と、前記基台上に載置さ
れ、前記基板の配線パターンが形成された一方の主面に
対向するように、該配線パターンに対応した導電路を有
する第一の補助接続板を支持する第一の接続板支持手段
と、前記テーブル上に載置され、前記基板の配線パター
ンが形成された他方の主面に対向するように、該配線パ
ターンに対応した導電路を有する第二の補助接続板を着
脱自在に支持する第二の接続板支持手段と、前記基板と
前記第一の補助接続板とを着脱自在に支持する第一の板
間固定手段と、前記基板と前記第二の補助接続板とを着
脱自在に支持する第二の板間固定手段と、前記基板と前
記第一,第二の補助接続板とのそれぞれに設けられた位
置合わせマークを認識する画像認識手段と、前記画像認
識手段の出力に基づいて、前記のテーブル、基板支持手
段、第二の接続板支持手段、および第一,第二の板間固
定手段を操作して、前記基板および前記第一,第二の補
助接続板の位置合わせを行う制御手段とを備えたもので
ある。
【0006】
【作用】上記の技術的手段によれば、次のような働きが
ある。本発明においては、テーブルで基板を移動させ
て、基板と第一の補助接続板との位置合わせをしてか
ら、第一の板間固定手段で基板と第一の補助接続板とを
固定しておき、次に、テーブルで第二の補助接続板を移
動させて、基板と第二の補助接続板との位置合わせをし
てから、第二の板間固定手段で基板と第二の補助接続板
とを固定することにより、基板を挾んで第一,第二の両
補助接続板と基板との位置合わせを行うことができる。
【0007】位置合わせに用いるテーブルは1個でよ
く、構成が単純となり、基板と第二の補助接続板との位
置合わせを行うときに、基板と第一の補助接続板とは位
置合わせ後に固定されているから、基板と第一の補助接
続板との位置がずれることはなく、正確な位置合わせを
行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。まず、図1は、本発明の一実施例に
係るプリント基板検査装置の略示構成図である。図1に
示すプリント基板検査装置は、準備ステーションS1、
位置合わせステーションS2、および検査ステーション
S3の3部分から構成され、これら各ステーションS
1,S2,S3は、順次隣接して配設されている。2は
架台であり、この架台2上に各ステーションS1,S
2,S3にわたるレール3が設けられている。このレー
ル3上を、基台4がエアシリンダ(図示せず)等の駆動
手段により、図面上で左右、すなわち、各ステーション
S1,S2,S3間を移動できるようになっている。
【0009】基台4上には、XYΘテーブル5、プリン
ト基板6を着脱自在に支持する基板支持手段7が載置さ
れ、かつ、プリント基板6の下面における配線パターン
に対応した導電路が形成された第一の補助接続板に係る
下面検査用治具板8を、プリント基板6の下面に対向す
るように支持する第一の接続板支持手段9が載置されて
いる。さらに、プリント基板6の上面における配線パタ
ーンに対応した導電路が形成された、位置合わせステー
ションS2に配設されている第二の補助接続板に係る上
面検査用治具板11を、プリント基板6の上面に対向す
るように支持する第二の接続板支持手段10が載置され
ている。
【0010】XYΘテーブル5は、プリント基板6を、
レール3の伸びるX方向、図1の図面と直交するY方
向、およびテーブル5の面上で回転させるΘ方向に移動
させることができる。プリント基板6上および下面検査
用治具板8上には後述する異方性導電ゴムシートが装備
されるが、図1ではこれら異方性導電ゴムシートの図示
は省略されている。準備ステーションS1では、基台
4、XYΘテーブル5上に、プリント基板6、下面検査
用治具板8、異方性導電ゴムシートが順次積層して配置
される。
【0011】位置合わせステーションS2には、上面検
査用治具板11を吊り下げ昇降させる手段として下端に
懸架部12aを有するエアシリンダ12が設けられてい
る。また、プリント基板6、下面,上面検査用治具板
8,11の位置合わせマークを認識するための画像認識
手段に係るカメラ13a,13bが装備されている。こ
こでカメラ13a,13bは、電荷結合素子(CCD撮
像センサ)を用いたものである。
【0012】検査ステーションS3には、前記下面,上
面検査用治具板8,11に下,上から当接させて導通試
験等を行うための標準パターン板14,15を支持する
函体16,17、これら函体16,17を上下方向に移
動させるエアシリンダ18,19、函体16,17のガ
イドとなる支柱20が設けられている。上面検査用治具
板11上および下標準パターン板14上には異方性導電
ゴムシートが装備されるが、図1ではこれら異方性導電
ゴムシートの図示は省略されている。位置合わせステー
ションS2では、プリント基板と下面,上面検査用治具
板8,11との位置合わせが行われ、基台4を、さらに
レール3上を検査ステーションS3に運び、プリント基
板6に対する検査が行われる。
【0013】次に、位置合わせと検査について、図2を
参照して具体的に説明する。図2は、図1の装置におけ
る位置合わせステーションの要部断面図である。図2に
おいて、9aは、基台4の縦方向(Z方向)、すなわ
ち、図面上の上下方向に下面検査用治具板8の移動を可
能とする摺動部材、9bは、摺動部材9a上にあって下
面検査用治具板8を保持する下治具板ホルダで、これら
摺動部材9aと下治具板ホルダ9bとで前記第一の接続
板支持手段9が構成されている。
【0014】プリント基板6は、基板ホルダ30を介し
て基板支持手段7に支持されている。基板支持手段7
は、真空吸着部7aを有し、大気の吸引・解除を行うこ
とでプリント基板6を着脱自在に支持するようになって
いる。また、上面検査用治具板11は、上治具板ホルダ
31を介して第二の接続板支持手段10に支持されてい
る。第2の接続板支持手段10は、真空吸着部10aを
有し、大気の吸引・解除を行うことで上面検査用治具板
11を着脱自在に支持するようになっている。32,3
3は、プリント基板6と下面,上面検査用治具板8,1
1とを着脱自在に支持する第一,第二の板間固定手段に
係る真空吸着部材である。これら真空吸着部材32,3
3は、基板ホルダ30と下治具板ホルダ9b,上治具板
ホルダ31間の真空吸着・解除を行うようになってい
る。
【0015】エアシリンダ12の懸架部12aは、図面
に向かって左右に移動する係合片12bを備え、上治具
板ホルダ31の周辺切欠き部31aに係合することで上
治具板ホルダ31を介して上面検査用治具板11を昇降
させ、また、係合を解除し、懸架12aを上昇させてお
くことによって、基台4により、プリント基板6等とと
もに上面検査用治具板11も検査ステーションS3に移
動できるようになっている。
【0016】プリント基板6の下面,上面には位置合わ
せマーク6a,6bが設けられている。また、34,3
5,36は、異方性導電ゴムシートである。これら異方
性導電ゴムシート34,35,36および下面,上面検
査用治具板8,11には、前記プリント基板6の前記位
置合わせマーク6a,6bに対応する個所に開口部8a
および11aがあり、カメラ13a,13bで前記位置
合わせマーク6a,6bを画像認識できるようになって
いる。
【0017】XYΘテーブル5は、基台4側からΘ方向
の移動を行うΘ軸テーブル、Y方向の移動を行うY軸テ
ーブル、およびX軸方向の移動を行うX軸テーブルが3
層に積層された構成のものである。準備ステーションS
1で、プリント基板6上に異方性導電ゴムシート35が
置かれると、基台4は位置合わせステーションS2へ移
送される。このとき、懸架部12aは上方の位置にあっ
て、基台4の移動に支障を生じないようになっている。
懸架部12aの係合片12b間に上面検査用治具板11
とその上に異方性導電ゴムシート36が上治具板ホルダ
31を介して用意されている。
【0018】基台4が位置合わせステーションS2に移
送されてくると、懸架部12aが下降して、真空吸着部
10aに上治具板ホルダ31が当接すると、係合片12
bが引き抜かれ、懸架部12aは上方に戻される。図2
では、図の左側の懸架部12aは下降された状態、図の
右側の懸架部12aは上昇された状態をそれぞれ示して
いる。
【0019】下面検査用治具板8は、下治具板ホルダ9
bにより基台4に固定されている。そこで、まず、真空
吸着部7aで基板ホルダ30を吸着し、プリント基板6
をXYΘテーブル5に固定する。このとき、他の真空吸
着部10a、真空吸着部材32,33の吸着は解除され
ている。カメラ13aを用いて、下面検査用治具板8の
開口部8aを通してプリント基板6の位置合わせマーク
6aを前記開口部8aとともに撮像し、位置合わせマー
ク6a,開口部8aの形状の中心を合致させてプリント
基板6と下面検査用治具板8との位置合わせを行う。そ
して、真空吸着部材32を駆動して、この位置合わせ後
に、プリント基板6と下面検査用治具板8とがずれない
ように固定しておく。その後、真空吸着部7aによる吸
着を解除する。
【0020】次に、真空吸着部10aを働かせて、上治
具ホルダ31を吸着し、上面検査用治具板11をXYΘ
テーブル5に固定する。そして、カメラ13bを用い
て、前記と同様に、位置合わせマーク6b,開口部11
aを用いて、プリント基板6と上面検査用治具板11と
の位置合わせを行う。その後、真空吸着部材33でプリ
ント基板6と上面検査用治具板11とが動かないように
固定してから、真空吸着部10aによる吸着を解除す
る。
【0021】このような位置合わせにおける、異方性導
電ゴムシート34,35を介してのプリント基板6,下
面検査用治具板8,上面検査用治具板11の各板間の摩
擦を除き、また、真空吸着部7a,10a、真空吸着部
材32,33の働きを良くするために、図示しないが、
基板支持手段7,第二の接続板支持手段10に、Z方
向、すなわち懸架部12aの昇降方向に基板ホルダ3
0,上治具ホルダ31を上下させるエアシリンダ等の昇
降手段を内蔵させて、位置合わせや吸着固定時に該昇降
手段を作動させて、基板ホルダ30,上治具ホルダ31
を微動させるようにすれば良い。本実施例の装置によれ
ば、プリント基板6の両側に下面,上面検査用治具板
8,11が1個のXYΘテーブル5を用いて正確に位置
合わせできる。
【0022】位置合わせステーション2で位置合わせ作
業が終わると、基台4は、レール3上を検査ステーショ
ンS3に送られる。次に、検査ステーションS3の具体
的な構成と作用について図3および図4を参照して説明
する。図3は、図1の装置における検査ステーションの
要部断面図、図4は、プリント基板周りの検査時の通電
状態を示す拡大断面図である。図3では、支柱20に沿
って函体16,17をエアシリンダ18,19で昇降さ
せ、検査を行う状態を示している。レール3の右端部分
には、図示していないがストッパがあり、基台4が移送
されてきてこのストッパに押圧接触することによって位
置決めが行われる。
【0023】次に、函体16がエアシリンダ18により
上昇する。下標準パターン14上には、異方性導電ゴム
シート37が載置されている。この異方性導電ゴムシー
ト37が下面検査用治具板8の下面に接触し、さらに函
体16が上昇することにより摺動部材9aが基台4に対
し摺動しつつ上昇する。このとき、基板支持手段7,第
2の接続板支持手段10が昇降手段を備えているなら、
昇降手段を動作させてプリント基板6,上面検査用治具
板11が水平状態を保ったまま上昇するようにするとよ
い。異方性導電ゴムシート36が上標準パターン15に
当接し、各異方性導電ゴムシート34,35,36,3
7が十分加圧されたら、函体16の上昇を止める。な
お、函体16の上昇に合わせて、函体17をエアシリン
ダ19で下降させても良い。
【0024】下,上標準パターン板14,15間にプリ
ント基板6等が挾圧された状態を図4に示す。図4にお
いて、下,上標準パターン14,15は、いかなる配線
パターンが上下面に形成されたプリント基板6を検査す
る場合でも、共通に用いられるものであり、下,上検査
用治具板8,11は各種のプリント基板6毎に交換さ
れ、検査項目に合わせた通電が可能なように、通電経路
の変換を行うものである。その変換を行う内部配線を8
b,11bで示している。
【0025】各異方性導電ゴムシート34,35,3
6,37は、強く押圧された個所で抵抗が急激に低下す
る性質を有しているため、函体16,17で挾圧するだ
けで通電回路が形成され、各種検査を行うことができ
る。位置合わせステーションS2で正確な位置合わせが
行われており、その位置関係が、検査ステーションS3
にそのまま持ち込まれるので、プリント基板6上の配線
パターンが微細であっても、プリント基板6に対し、所
望の検査を行うことができる。
【0026】函体16,17内に、後述する検査回路ボ
ード40,41が内蔵され、配線本数の低減を図ってい
る。次に、基台4が準備ステーションS1〜検査ステー
ションS3間を動くための電気制御系について、図5を
参照して説明する。図5は、図1に示す装置における電
気制御系を示すブロック図である。
【0027】図5において、50は中央演算処理部(C
PU)であり、このCPU50は、ROM51に格納さ
れた処理プログラムに基づいて、基台4を移動させるエ
アシリンダの駆動部(基台駆動部)52、テーブル5の
駆動部(テーブル駆動部)53、カメラ13a,13b
の出力を画像認識する画像処理部54、各真空吸着部7
a,10a,真空吸着部材32,33の操作部55、函
体16,17の昇降部(函体昇降部)56、検査回路ボ
ード40,41、各部が所定の位置に着いたことを検出
する各種センサ58の出力取込部57とデータのやり取
りを行う。この間のデータはメモリ59に格納され、必
要に応じて表示部60に表示したり、キーボード61で
操作の指示を出したり、プリンタ62に記録を出力させ
ることもできる。ROM51に格納されたプログラム
は、前述の各部の動作を行うシーケンス制御に関するも
ので、高度な論理判断を行うものではないので、フロー
図による説明は省略する。
【0028】検査が終わると、函体16は下降し、下治
具板ホルダ9b上に下面検査用治具板8が接触した後
で、函体16が架台2下の図1に示す位置になったと
き、基台4が位置合わせステーションS2にていったん
停止する。上面検査用治具板11が上治具板ホルダ31
とともに懸架部12aの係合片12bにより持ち上げら
れてから、基台4は準備ステーションS1に戻され、次
の検査に備える。
【0029】なお、上記の実施例では、上面検査用治具
板11を下降させてから、プリント基板6と下面検査用
治具板8との位置合わせを行なっているが、プリント基
板6と下面検査用治具板8との位置合わせを行なっての
ち、上面検査用治具板11を下降させ、プリント基板6
との位置合わせをカメラ13bを用いて行っても良い。
また、懸架部12aの上下移動量を大きくとれる場合に
は、準備ステーションS1を省略し、位置合わせステー
ションS2で、位置合わせのためにプリント基板6,異
方性導電ゴムシート34〜36の挿入・取り出しを行う
ようにしても良い。
【0030】さらに、下面,上面検査用治具板8,11
と下,上標準パターン板14,15との間の異方性導電
ゴムシート36,37の代わりに、下,上標準パターン
板14,15の所定個所に複数のプローブを設け、各プ
ローブが下面,上面検査用治具板8,11の所定配線パ
ターン部に当接するようになっていても良い。
【0031】次に、本発明の他の実施例について、図6
を参照して説明する。図6は、本発明の他の実施例に係
るハイブリッド・モジュールの封止前を示す斜視図であ
る。図6の実施例は、面実装形のLSI素子101等を
搭載したセラミック基板102の上下に接続端子板10
3,104を異方性導電ゴムシート105,106を介
して配設し、板間固定金具107,108で挾圧固定
し、そのまま封止し、ハイブリッド・モジュールを製作
するとき、これら部材の位置合わせに適用するものであ
る。
【0032】図6の装置を、先の図2に示した装置(プ
リント基板検査装置の位置合わせステーション)に対比
して説明すれば、セラミック基板102はプリント基板
6に相当し、下接続端子板103は下面検査用治具板8
に、上接続端子板104は上面検査用治具板11に、板
間固定金具107,108は真空吸着部材32,33に
それぞれ相当している。板間固定金具107,108は
側方から見たとき、コの字状をしたばね作用を持つ部材
であり、開放端部を拡げておいて、セラミック基板10
2,下,上接続端子板103,104に設けた固定用切
欠き部102a,103a,104aに挿入して、前記
開放端部を離すことによりばね力でこれら積層体100
を固定する。
【0033】図6に示す板間固定金具108は、下,上
接続端子板103,104間にはめられているが、セラ
ミック基板102と上接続端子板104との間にはめて
固定しても良い。検査装置での位置合わせに際して、セ
ラミック基板102,上接続端子板104に、その切欠
き部(図示せず)に図2に示した基板ホルダ30,上治
具ホルダ31に相当するホルダを係合させて位置合わせ
を行う。そして、板間固定金具107は、前述のよう
に、図2の真空吸着部材32の役割を果たすだけでな
く、封止体における固定具、ゴムシート105に対する
加圧具にもなっている。
【0034】図6の実施例では、図3に示したゴムシー
ト36,37は示されていないが、位置合わせステーシ
ョンS2で位置合わせが行われ、封止用の積層体100
が形成されたら、検査ステーションS3で一通りの検査
をしてのち、板間固定金具107,108が埋め込まれ
るように、周囲を樹脂で封止し、板間固定金具107,
108による固定を不動のものとする。この実施例にと
っては、検査ステーションS3は、セラミック基板10
2の検査部署であるというよりも、下,上接続端子板1
03,104が、セラミック基板102に対する正確な
位置合わせができていることを確認する手段となってい
る。
【0035】以上、2種類の適用例を示したが、本発明
の位置合わせ装置は、3枚の板を正確に重ねたい各種の
ものに適用可能である。本発明は、以下の態様で実施可
能である。 (1)ホルダ類が、Θ方向の誤差をほとんど伴わないも
のである場合、XYΘテーブル5が、X,Y両方向の移
動を行うものである位置合わせ装置。 (2)検査ステーションS3における、下側の函体16
の上昇移動量を小さくしたい場合、基台4上のものを図
2の図面で直角に配置し、函体16を架台2の上面上に
突出させた状態で、基台4が函体16を跨いだ形で移動
できるようにした位置合わせ装置。
【0036】(3)異方性導電ゴムシートを用いない
で、プリント基板6,第一,第二の補助接続板(下,上
面検査用治具板)8,11の半田バンフ同志が直接接触
されるものに対する位置合わせ装置。 (4)異方性導電ゴムシートの代わりに、いわゆるゼブ
ラコネクタでプリント基板6,第一,第二の補助接続板
(下,上面検査用治具板)8,11間が接続されるもの
に対する位置合わせ装置。 (5)撮像カメラ13a,13bは、水平方向に移動可
能で、プリント基板6,第一,第二の補助接続板(下,
上面検査用治具板)8,11上の横方向に並んで設けら
れた各々の位置合わせマークを読み取って、画像処理部
で横方向の間隔から位置合わせの偏差を演算して位置合
わせを行う装置。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、基板の両側に検査用治具板や接続用端子板など
の補助接続板を正確に位置合わせすることができる基板
の位置合わせ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプリント基板検査装置
の略示構成図である。
【図2】図1の装置における位置合わせステーションの
要部断面図である。
【図3】図1の装置における検査ステーションの要部断
面図である。
【図4】プリント基板周りの検査時の通電状態を示す拡
大断面図である。
【図5】図1の装置における電気制御系を示すブロック
図である。
【図6】本発明の他の実施例に係るハイブリッド・モジ
ュールの封止前を示す斜視図である。
【符号の説明】
S1 準備ステーション S2 位置合わせステーション S3 検査ステーション 4 基台 5 XYΘテーブル 6 プリント基板 6a,6b 位置合わせマーク 7 基板支持手段 7a 真空吸着部 8 下面検査用治具板 8a 開口部 9 第一の接続板支持手段 10 第二の接続板支持手段 10a 真空吸着部 11 上面検査用治具板 11a 開口部 13a,13b カメラ 32,33 真空吸着部材 34,35,36,37 異方性導電ゴムシート 40,41 検査回路ボード 50 CPU 102 セラミック基板 103,104 接続端子板 105,106 異方性導電ゴムシート 107,108 板間固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高垣 正 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社開発研 究所内 (72)発明者 豊島 広宣 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社開発研 究所内 (56)参考文献 特開 平3−117524(JP,A) 特開 昭63−202099(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台上に載置され少なくと
    も直交方向に移動可能なテーブルと、このテーブル上に
    載置され基板を着脱自在に支持する基板支持手段と、前
    記基台上に載置され、前記基板の配線パターンが形成さ
    れた一方の主面に対向するように、該配線パターンに対
    応した導電路を有する第一の補助接続板を支持する第一
    の接続板支持手段と、前記テーブル上に載置され、前記
    基板の配線パターンが形成された他方の主面に対向する
    ように、該配線パターンに対応した導電路を有する第二
    の補助接続板を着脱自在に支持する第二の接続板支持手
    段と、前記基板と前記第一の補助接続板とを着脱自在に
    支持する第一の板間固定手段と、前記基板と前記第二の
    補助接続板とを着脱自在に支持する第二の板間固定手段
    と、前記基板と前記第一,第二の補助接続板とのそれぞ
    れに設けられた位置合わせマークを認識する画像認識手
    段と、前記画像認識手段の出力に基づいて、前記のテー
    ブル、基板支持手段、第二の接続板支持手段、および第
    一,第二の板間固定手段を操作して、前記基板および前
    記第一,第二の補助接続板の位置合わせを行う制御手段
    とを備えたことを特徴とする基板の位置合わせ装置。
  2. 【請求項2】 基台と、この基台上に載置され少なくと
    も直交方向に移動可能なテーブルと、このテーブル上に
    載置され基板を着脱自在に支持する基板支持手段と、前
    記基板の配線パターンが形成された一方の主面に対向す
    るように前記基台上に載置され、前記配線パターンに対
    応した導電路を有する第一の補助接続板と、前記テーブ
    ル上に載置され、前記基板の配線パターンが形成された
    他方の主面に対向するように該配線パターンに対応した
    導電路を有する第二の補助接続板を着脱自在に支持する
    接続板支持手段と、前記基板と前記第一の補助接続板と
    を着脱自在に支持する板間固定手段と、前記基板と前記
    第一,第二の補助接続板とのそれぞれに設けられた位置
    合わせマークを認識する画像認識手段と、前記画像認識
    手段の出力に基づいて、前記のテーブル、基板支持手
    段、接続板支持手段、および板間固定手段を操作して、
    前記基板および前記第一,第二の補助接続板の位置合わ
    せを行う制御手段とを備えたことを特徴とする基板の位
    置合わせ装置。
  3. 【請求項3】 基台上に載置されたテーブルは、回転方
    向にも移動可能なテーブルであることを特徴とする請求
    項1または2記載のいずれかの基板の位置合わせ装置。
  4. 【請求項4】 基板の両面に配置される第一,第二の補
    助接続板上の位置合わせマークを画像認識して、前記各
    補助接続板を相対移動させて当該各補助接続板と基板と
    の位置合わせを行うものであって、 基台と、この基台上にて少なくとも直交方向に移動可能
    なテーブルとを備え、 前記基台上に第一の接続板支持手段で前記第一の補助接
    続板を支持し、 前記テーブル上に基板支持手段で基板を着脱自在に支持
    し、さらに前記テーブル上に載置された第二の接続板支
    持手段で前記基板上に位置するように第二の補助接続板
    を着脱自在に支持し、 前記基板と前記第一の補助接続板、また前記基板と前記
    第二の補助接続板のそれぞれを個別に固定する第一,第
    二の板間固定手段を備え、前記テーブルに対して前記基板支持手段で前記基板を、
    また前記テーブルに対して第二の接続板支持手段で第二
    の補助接続板をそれぞれ着脱させ、 前記テーブルを移動
    させることによって、前記基板および前記第一,第二の
    補助接続板の位置合わせを行うようにしたことを特徴と
    する基板の位置合わせ装置。
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